JPS6355369B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6355369B2 JPS6355369B2 JP10526483A JP10526483A JPS6355369B2 JP S6355369 B2 JPS6355369 B2 JP S6355369B2 JP 10526483 A JP10526483 A JP 10526483A JP 10526483 A JP10526483 A JP 10526483A JP S6355369 B2 JPS6355369 B2 JP S6355369B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- bearing
- bending
- rolls
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 38
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 33
- 238000013000 roll bending Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/14—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories having counter-pressure devices acting on rolls to inhibit deflection of same under load; Back-up rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はロールシフトおよびロールベンデイン
グの両機能を有する圧延機に係わり、特にロール
ベンデイング装置を改良した圧延機に関する。
グの両機能を有する圧延機に係わり、特にロール
ベンデイング装置を改良した圧延機に関する。
従来、圧延ロールをロール軸方向に移動させる
ロールシフト機能と、ロールの軸受部に軸直角方
向の加圧力を作用させるロールベンデイング機能
とを併有し、ロール移動とベンデイング力との関
連作用によつて圧延材の形状制御を行うようにし
た圧延機が知られている。
ロールシフト機能と、ロールの軸受部に軸直角方
向の加圧力を作用させるロールベンデイング機能
とを併有し、ロール移動とベンデイング力との関
連作用によつて圧延材の形状制御を行うようにし
た圧延機が知られている。
ところで、圧延用ロールは一般に軸受とともに
一体移動するようになつており、この軸受は各移
動位置でベンデイング力の作用を受け得るように
ロール軸方向に複数配列されたベンデイング用シ
リンダに対して相対移動するように構成されてい
る。即ち、圧延用ロールの軸受に作用するベンデ
イング力は、各シフト位置によりロール軸方向に
作用位置を異ならせることになる。例えば、軸受
が総てのベンデイング用シリンダと同列にある場
合は軸受全体に略均等なベンデイング力が作用
し、シフト時にはベンデイング用シリンダと接す
る部分と離間する部分とが生じることにより、軸
受に偏荷重が作用する。
一体移動するようになつており、この軸受は各移
動位置でベンデイング力の作用を受け得るように
ロール軸方向に複数配列されたベンデイング用シ
リンダに対して相対移動するように構成されてい
る。即ち、圧延用ロールの軸受に作用するベンデ
イング力は、各シフト位置によりロール軸方向に
作用位置を異ならせることになる。例えば、軸受
が総てのベンデイング用シリンダと同列にある場
合は軸受全体に略均等なベンデイング力が作用
し、シフト時にはベンデイング用シリンダと接す
る部分と離間する部分とが生じることにより、軸
受に偏荷重が作用する。
しかして、軸受は通常、ロール軸方向に複数の
軸受ロールを配置した構成とされており、偏荷重
が作用した場合は一部の軸受ロールのみが摩耗す
る場合がある。このような部分的な軸受ロールの
摩耗が嵩じると、正常な圧延作業を阻害すること
になるので、ロール自体が継続使用可能な状態に
あるにも拘わらずロール交換を行う必要が生じ
る。
軸受ロールを配置した構成とされており、偏荷重
が作用した場合は一部の軸受ロールのみが摩耗す
る場合がある。このような部分的な軸受ロールの
摩耗が嵩じると、正常な圧延作業を阻害すること
になるので、ロール自体が継続使用可能な状態に
あるにも拘わらずロール交換を行う必要が生じ
る。
このような不経済性を克服するためには、軸受
荷重が常時ロール軸方向に均一に作用する構成と
すればよいが、従来の圧延機では各ベンデイング
用シリンダに一定の圧下力を与えており、このよ
うな構成では偏荷重の発生を防止することは容易
ではない。従つて、従来では軸受ロールの偏荷重
を防止する手段として圧延用ロールのシフト量を
制限することしかなく、このため圧延材の形状制
御可能な範囲も縮少されるという付随的な欠点も
生じている。
荷重が常時ロール軸方向に均一に作用する構成と
すればよいが、従来の圧延機では各ベンデイング
用シリンダに一定の圧下力を与えており、このよ
うな構成では偏荷重の発生を防止することは容易
ではない。従つて、従来では軸受ロールの偏荷重
を防止する手段として圧延用ロールのシフト量を
制限することしかなく、このため圧延材の形状制
御可能な範囲も縮少されるという付随的な欠点も
生じている。
なお、上記の問題はロールシフトにより形状制
御を行う圧延機に限らず、作業ロールの摩耗を均
一化するために圧延位置を変更するべく、作業ロ
ールを軸方向に移動可能とした圧延機の場合も同
様に生じる。例えば同一幅の圧延材の通過を繰り
返す等、圧延材のエツジ部がロール表面の同じ位
置を通過していると、作業ロールの偏摩耗が早
く、圧延材の形状悪化につながるので、ロール交
換が早まり、生産能率の低下あるいはロールコス
トの高騰を招く問題がある。そこで、この解決手
段として、板幅の異なる何種類かの圧延材を交換
圧延すること、または作業ロールを軸方向に移動
させることが考えられている。この後者の手段を
採用する場合に、作業ロールをロール軸受ととも
に軸方向に移動させることから、前記軸受に対す
るベンデイング力の偏荷重の問題が生じ得るもの
である。
御を行う圧延機に限らず、作業ロールの摩耗を均
一化するために圧延位置を変更するべく、作業ロ
ールを軸方向に移動可能とした圧延機の場合も同
様に生じる。例えば同一幅の圧延材の通過を繰り
返す等、圧延材のエツジ部がロール表面の同じ位
置を通過していると、作業ロールの偏摩耗が早
く、圧延材の形状悪化につながるので、ロール交
換が早まり、生産能率の低下あるいはロールコス
トの高騰を招く問題がある。そこで、この解決手
段として、板幅の異なる何種類かの圧延材を交換
圧延すること、または作業ロールを軸方向に移動
させることが考えられている。この後者の手段を
採用する場合に、作業ロールをロール軸受ととも
に軸方向に移動させることから、前記軸受に対す
るベンデイング力の偏荷重の問題が生じ得るもの
である。
本発明の目的は、軸受に対する極端な偏荷重の
発生を防止することができ、圧延用ロールの耐用
寿命の長期化およびロールシフト量の拡大、ひい
ては圧延材の形状修正能力の向上が図れる圧延機
を提供することにある。
発生を防止することができ、圧延用ロールの耐用
寿命の長期化およびロールシフト量の拡大、ひい
ては圧延材の形状修正能力の向上が図れる圧延機
を提供することにある。
本発明に係る圧延機では圧延用ロールの軸受に
作用するベンデイング力の合力がその軸受の長手
方向中心位置に常時作用するべく、ロール軸方向
に沿つて配置される複数のベンデイング用シリン
ダの各圧力を調整可能としている。即ち、例えば
軸受の長手方向中心側に近接するシリンダの液圧
を大きく、軸受端部側にベンデイング力を作用さ
せるシリンダの液圧を小さく設定し、これにより
ベンデイング力の作用位置が異なつても、軸受全
体に対しては長手方向に均一な合力を作用させる
ようにしている。
作用するベンデイング力の合力がその軸受の長手
方向中心位置に常時作用するべく、ロール軸方向
に沿つて配置される複数のベンデイング用シリン
ダの各圧力を調整可能としている。即ち、例えば
軸受の長手方向中心側に近接するシリンダの液圧
を大きく、軸受端部側にベンデイング力を作用さ
せるシリンダの液圧を小さく設定し、これにより
ベンデイング力の作用位置が異なつても、軸受全
体に対しては長手方向に均一な合力を作用させる
ようにしている。
以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図を参
照して説明する。
照して説明する。
本実施例では４段圧延機の作業ロールへのベン
デイング力の制御に適用したものである。
デイング力の制御に適用したものである。
まず、圧延機の全体構成を概略的に説明する。
図において、１は圧延機ハウジング、２はベンデ
イングシリンダ保持用のブロツク、３，４はブロ
ツク２に嵌挿した上、下作業ロール軸受箱、５，
６は上、下作業ロールで、夫々上下補強ロール
７，８により中間ロール１３，１４を介して補強
されている。９，１０は上、下ベンデイング用シ
リンダで、第２図に示すように、ロール軸方向に
各々複数間隔的に配列してある。１１は軸受箱
３，４内の軸受で、第３図に示すように軸方向に
複数の軸受ロール１１Ａを有している。なお、１
２は軸受箱用ライナである。
図において、１は圧延機ハウジング、２はベンデ
イングシリンダ保持用のブロツク、３，４はブロ
ツク２に嵌挿した上、下作業ロール軸受箱、５，
６は上、下作業ロールで、夫々上下補強ロール
７，８により中間ロール１３，１４を介して補強
されている。９，１０は上、下ベンデイング用シ
リンダで、第２図に示すように、ロール軸方向に
各々複数間隔的に配列してある。１１は軸受箱
３，４内の軸受で、第３図に示すように軸方向に
複数の軸受ロール１１Ａを有している。なお、１
２は軸受箱用ライナである。
しかして、例えば下作業ロール６をシフトする
と、軸受１１に作用するベンデイング用シリンダ
１０ａ…１０ｄの荷重位置は長手方向に種々変動
することになる（第３図参照）。この荷重が軸受
１１の長手方向中央部分で全幅Ｂの1/2の範囲に
作用する場合は軸受ロール１１の偏摩耗は特に問
題とならないが、この範囲を外れた偏荷重が作用
すると摩耗が問題となる。従来の圧延機の如く、
全てのシリンダ１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ
の液圧が一定であると上記問題が解消できない。
本実施例では、第４図に示すように、各シリンダ
１０ａ〜１０ｄへの油圧回路をロールシフト量に
応じて各々個別に制御し得るようにしている。
と、軸受１１に作用するベンデイング用シリンダ
１０ａ…１０ｄの荷重位置は長手方向に種々変動
することになる（第３図参照）。この荷重が軸受
１１の長手方向中央部分で全幅Ｂの1/2の範囲に
作用する場合は軸受ロール１１の偏摩耗は特に問
題とならないが、この範囲を外れた偏荷重が作用
すると摩耗が問題となる。従来の圧延機の如く、
全てのシリンダ１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ
の液圧が一定であると上記問題が解消できない。
本実施例では、第４図に示すように、各シリンダ
１０ａ〜１０ｄへの油圧回路をロールシフト量に
応じて各々個別に制御し得るようにしている。
即ち、作業ロール６のシフト量が1/2Ｂの範囲
を越える場合、ロール軸方向に変化する軸受１１
の位置に対応させて、各ベンデイング用シリンダ
１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄの各油圧配管の
切替を各配管系の切替弁１７ａ，１７ｂ，１７
ｃ，１７ｄにより行い、軸受の位置（ロールのシ
フト量）に応じ、軸受１１に作用するベンデイン
グ力の合力が長手方向中央部分の1/2Ｂの範囲に
作用するべく制御するようになつている。
を越える場合、ロール軸方向に変化する軸受１１
の位置に対応させて、各ベンデイング用シリンダ
１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄの各油圧配管の
切替を各配管系の切替弁１７ａ，１７ｂ，１７
ｃ，１７ｄにより行い、軸受の位置（ロールのシ
フト量）に応じ、軸受１１に作用するベンデイン
グ力の合力が長手方向中央部分の1/2Ｂの範囲に
作用するべく制御するようになつている。
このような構成によれば、作業ロールのシフト
によつて軸受１１に対するベンデイング力の作用
位置が変化しても、軸受に望ましい負荷条件を与
えることができるので、極端な偏荷重の発生を防
止して、充分な軸受の寿命が得られる。また、ベ
ンデイング用シリンダの切替は、油圧配管系によ
つて容易に行えるので、従来のシフト量が小さい
作業ロールシフト形圧延機と同等の性能を発揮で
きるシフト量大なる作業ロールシフト形圧延機が
容易に得られるものである。
によつて軸受１１に対するベンデイング力の作用
位置が変化しても、軸受に望ましい負荷条件を与
えることができるので、極端な偏荷重の発生を防
止して、充分な軸受の寿命が得られる。また、ベ
ンデイング用シリンダの切替は、油圧配管系によ
つて容易に行えるので、従来のシフト量が小さい
作業ロールシフト形圧延機と同等の性能を発揮で
きるシフト量大なる作業ロールシフト形圧延機が
容易に得られるものである。
なお、前記実施例では四重圧延機について適用
したが、第５図に示すように、ロールベンデイン
グ装置を有する中間ロール移動式の六重圧延機の
中間ロールに適用することも可能である。更に、
補強ロールを軸方向に移動する補強ロールベンデ
イングを有する圧延機にも適用可能である。
したが、第５図に示すように、ロールベンデイン
グ装置を有する中間ロール移動式の六重圧延機の
中間ロールに適用することも可能である。更に、
補強ロールを軸方向に移動する補強ロールベンデ
イングを有する圧延機にも適用可能である。
次に本発明の他の実施例を第６図〜第１１図を
参照して説明する。
参照して説明する。
この実施例では、ベンデイング用シリンダ４６
を装置した操作側、駆動側プロジエクトブロツク
２７，２８が操作、駆動側ハウジング２１，２２
に固定されている。上作業ロール２３にはロール
軸受３３を装着した操作側上作業ロールチヨツク
３０と、駆動側上作業ロールチヨツク３２が組込
まれ組立品を構成している。また駆動側上作業ロ
ールチヨツク３２には該ロール組立品のロール軸
方向の移動を阻止（上、下方向は動作可能）する
ためのストツパ３８を挿入する溝が設けてある。
ストツパ３８はロール組替時ロールを抜き出すた
め、駆動側上作業ロールチヨツク３２の溝から切
離すことができるようにクランプシリンダ４２と
連結しパス方向に動作できるようにしてある。ま
た、駆動側プロジエクトブロツク２８に取付けら
れたシフトシリンダ３４と、ロール軸方向に移動
できるようにガイドされた上シフトフレーム３６
とをピン３５で連結し、この上シフトフレーム３
６に固定されたクランプシリンダ４２およびスト
ツパ３８を介してシフトシリンダ３４を動作させ
ることにより、ロール組立品のロール軸方向移動
を行なうようにしてある。下作業ロール２４には
上ロールと同様に、ロール軸受３３を装着した操
作側下作業ロールチヨツク２９と駆動側下作業ロ
ールチヨツク３１が組込まれ、組立品を構成して
いる。ロール組立品のロール軸方向の動作阻止お
よびロール軸方向の移動は上ロールと同様に行わ
れる。なお、２５，２６は補強ロール、３７は下
シフトフレーム、３９はスピンドル、４０はレー
ル、４１は車輪、４２はクランプシリンダを夫々
示す。
を装置した操作側、駆動側プロジエクトブロツク
２７，２８が操作、駆動側ハウジング２１，２２
に固定されている。上作業ロール２３にはロール
軸受３３を装着した操作側上作業ロールチヨツク
３０と、駆動側上作業ロールチヨツク３２が組込
まれ組立品を構成している。また駆動側上作業ロ
ールチヨツク３２には該ロール組立品のロール軸
方向の移動を阻止（上、下方向は動作可能）する
ためのストツパ３８を挿入する溝が設けてある。
ストツパ３８はロール組替時ロールを抜き出すた
め、駆動側上作業ロールチヨツク３２の溝から切
離すことができるようにクランプシリンダ４２と
連結しパス方向に動作できるようにしてある。ま
た、駆動側プロジエクトブロツク２８に取付けら
れたシフトシリンダ３４と、ロール軸方向に移動
できるようにガイドされた上シフトフレーム３６
とをピン３５で連結し、この上シフトフレーム３
６に固定されたクランプシリンダ４２およびスト
ツパ３８を介してシフトシリンダ３４を動作させ
ることにより、ロール組立品のロール軸方向移動
を行なうようにしてある。下作業ロール２４には
上ロールと同様に、ロール軸受３３を装着した操
作側下作業ロールチヨツク２９と駆動側下作業ロ
ールチヨツク３１が組込まれ、組立品を構成して
いる。ロール組立品のロール軸方向の動作阻止お
よびロール軸方向の移動は上ロールと同様に行わ
れる。なお、２５，２６は補強ロール、３７は下
シフトフレーム、３９はスピンドル、４０はレー
ル、４１は車輪、４２はクランプシリンダを夫々
示す。
次に第１０図によつてベンデイング用シリンダ
４６と作業ロールチヨツク２９〜３２の構成を説
明する。１作業ロールチヨツクに４列のベンデイ
ング用シリンダ４６ａ〜４６ｄが作業ロール軸方
向の移動量範囲内で全て接触可能となるように、
ロールを軸方向移動させるときはベンデイング用
シリンダ４６と作業ロールチヨツク２９〜３２と
が干渉しないように全てのシリンダ４６ａ〜４６
ｄが均等面となるようにしている。ロール組立品
をロール軸方向に移動させるときにはベンデイン
グ用シリンダ４６ａ〜４６ｄの全てのロール組立
品の自重に見合う液圧を作用させる。ベンデイン
グ用シリンダ４６ａ〜４６ｄのヘツド側には各々
独立した電磁切替弁４３と圧力制御弁４４を設
け、また、ロツド側にはシリンダ４６ａ〜４６ｄ
を一緒にした１個の電磁切替弁４７と減圧弁４５
とが設けてある。したがつてベンデイング用シリ
ンダ４６ａ〜４６ｄは個々に出力を変えることが
できる。
４６と作業ロールチヨツク２９〜３２の構成を説
明する。１作業ロールチヨツクに４列のベンデイ
ング用シリンダ４６ａ〜４６ｄが作業ロール軸方
向の移動量範囲内で全て接触可能となるように、
ロールを軸方向移動させるときはベンデイング用
シリンダ４６と作業ロールチヨツク２９〜３２と
が干渉しないように全てのシリンダ４６ａ〜４６
ｄが均等面となるようにしている。ロール組立品
をロール軸方向に移動させるときにはベンデイン
グ用シリンダ４６ａ〜４６ｄの全てのロール組立
品の自重に見合う液圧を作用させる。ベンデイン
グ用シリンダ４６ａ〜４６ｄのヘツド側には各々
独立した電磁切替弁４３と圧力制御弁４４を設
け、また、ロツド側にはシリンダ４６ａ〜４６ｄ
を一緒にした１個の電磁切替弁４７と減圧弁４５
とが設けてある。したがつてベンデイング用シリ
ンダ４６ａ〜４６ｄは個々に出力を変えることが
できる。
第１１図は圧延中にロール軸受３３の中心に作
用するベンデイング用シリンダ４６ａ，４６ｂの
出力についての説明図である。ロール軸受３３の
中心がベンデイング用シリンダ４６ａ中心から任
意の位置Ｘにあつたときのベンデイング用シリン
ダ４６ａと４６ｂとに作用させる力Fa，Fbは、
各々必要ベンデイング力Ｒとした場合、Fa＝
Ｌ−Ｘ／Ｌ×Ｒ、Fb＝Ｘ／Ｌ×Ｒとなる。この力に相 当する液圧を圧力制御弁４４で設定することによ
り、必要ベンデイング力Ｒが得られ、しかもこの
位置をベアリング中心とすることにより、偏荷重
を防止し、ベアリングの寿命を長くすることがで
きる。
用するベンデイング用シリンダ４６ａ，４６ｂの
出力についての説明図である。ロール軸受３３の
中心がベンデイング用シリンダ４６ａ中心から任
意の位置Ｘにあつたときのベンデイング用シリン
ダ４６ａと４６ｂとに作用させる力Fa，Fbは、
各々必要ベンデイング力Ｒとした場合、Fa＝
Ｌ−Ｘ／Ｌ×Ｒ、Fb＝Ｘ／Ｌ×Ｒとなる。この力に相 当する液圧を圧力制御弁４４で設定することによ
り、必要ベンデイング力Ｒが得られ、しかもこの
位置をベアリング中心とすることにより、偏荷重
を防止し、ベアリングの寿命を長くすることがで
きる。
以上のように、本発明に係る圧延機によれば、
作業ロールの軸方向の移動による偏荷重がロール
軸受に作用するのを防止するのを防止でき、適正
ベンデイング力を作業ロールに作用させることが
できるので、軸受寿命の長期化が図れる。
作業ロールの軸方向の移動による偏荷重がロール
軸受に作用するのを防止するのを防止でき、適正
ベンデイング力を作業ロールに作用させることが
できるので、軸受寿命の長期化が図れる。
また、作業ロールの移動量を大きくすることが
可能となり、ロール組替頻度が少なくなると共
に、ロール寿命も長期化することができる。
可能となり、ロール組替頻度が少なくなると共
に、ロール寿命も長期化することができる。
第１図〜第４図は本発明の一実施例を示すもの
で、第１図は一部を断面にして示す圧延機側面
図、第２図は第１図の―線断面図、第３図は
第２図の要部を拡大して作用と共に示す拡大断面
図、第４図は液圧系統図、第５図は第１の実施例
の変形例を示すもので、六段圧延機への適用例を
一部断面にして示す側面図、第６図〜第１１図は
本発明の他の実施例を示すもので、第６図は第２
図に対応する断面図、第７図はロール構成を示す
正面図、第８図はベンデイング用シリンダ部を一
部断面にして示す側面図、第９図はロール移動機
構部を一部断面にして示す側面図、第１０図は油
圧系統図、第１１図は作用説明図である。 ５，６…圧延用ロール、９，１０，４６…ベン
デイング用シリンダ、１１…軸受。
で、第１図は一部を断面にして示す圧延機側面
図、第２図は第１図の―線断面図、第３図は
第２図の要部を拡大して作用と共に示す拡大断面
図、第４図は液圧系統図、第５図は第１の実施例
の変形例を示すもので、六段圧延機への適用例を
一部断面にして示す側面図、第６図〜第１１図は
本発明の他の実施例を示すもので、第６図は第２
図に対応する断面図、第７図はロール構成を示す
正面図、第８図はベンデイング用シリンダ部を一
部断面にして示す側面図、第９図はロール移動機
構部を一部断面にして示す側面図、第１０図は油
圧系統図、第１１図は作用説明図である。 ５，６…圧延用ロール、９，１０，４６…ベン
デイング用シリンダ、１１…軸受。
Claims (1)
- １ 圧延用ロールを軸受と共にロール軸方向に複
数配列されたベンデイング用シリンダに対してロ
ール軸方向に移動させることにより、圧延材の形
状制御を行うようにした圧延機において、前記軸
受に作用するベンデイング力の合力がその軸受の
ロール軸方向の中央部分に作用するべく各シリン
ダ圧を調整可能としたことを特徴とする圧延機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10526483A JPS59229207A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10526483A JPS59229207A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 圧延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59229207A JPS59229207A (ja) | 1984-12-22 |
| JPS6355369B2 true JPS6355369B2 (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=14402795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10526483A Granted JPS59229207A (ja) | 1983-06-13 | 1983-06-13 | 圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59229207A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3812057A1 (en) | 2019-10-25 | 2021-04-28 | Primetals Technologies Japan, Ltd. | Rolling mill and rolling method |
| JPWO2021079498A1 (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-29 | ||
| JP2021065920A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | Ｐｒｉｍｅｔａｌｓ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｊａｐａｎ株式会社 | 圧延機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2693972B2 (ja) * | 1988-09-02 | 1997-12-24 | 株式会社日立製作所 | 圧延機のロールシフト装置 |
-
1983
- 1983-06-13 JP JP10526483A patent/JPS59229207A/ja active Granted
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2021079498A1 (ja) | 2019-10-25 | 2021-04-29 | Ｐｒｉｍｅｔａｌｓ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｊａｐａｎ 株式会社 | 圧延機 |
| JP2021065920A (ja) * | 2019-10-25 | 2021-04-30 | Ｐｒｉｍｅｔａｌｓ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｉｅｓ Ｊａｐａｎ株式会社 | 圧延機 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59229207A (ja) | 1984-12-22 |
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