JPS63220911A - 圧延機 - Google Patents
圧延機Info
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- JPS63220911A JPS63220911A JP5005287A JP5005287A JPS63220911A JP S63220911 A JPS63220911 A JP S63220911A JP 5005287 A JP5005287 A JP 5005287A JP 5005287 A JP5005287 A JP 5005287A JP S63220911 A JPS63220911 A JP S63220911A
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- rolling mill
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/03—Sleeved rolls
- B21B27/05—Sleeved rolls with deflectable sleeves
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Geometry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、板材の圧延機に係り、特に品質の良い製品を
能率よく圧延しうる構成のロールを僅えた圧延機に関す
る。
能率よく圧延しうる構成のロールを僅えた圧延機に関す
る。
従来の4段圧延機の、板クラウン又は形状制御に対する
能力の欠如は、作業ロールが板巾より広い補強ロールに
よって支持されているのが原因でありこれを解決するも
のとして代表して例示すると特公昭50−19510号
公報他に記載の如くロールシフトとロールベンダを有す
る圧延機が通線HCミルとして発表されている。このH
Cミルの中には軸方向にシフトするロールが特公昭51
−7635号公報に記載の如く作業ロールであるもの、
特公昭50−19510号公報に記載の如く中間ロール
であるもの及び特公昭52−26506号公報に記載の
如く補強ロールであるものがある。又、特公昭51−7
635号公報に記載された如く、シフトし得る作業ロー
ルをスケジュールフリー圧延の目的でロールの摩耗分散
を行うため例えばサイクリックシフトを行う場合は、圧
延材の板クラウンや形状制御が出来ないため、作業ロー
ルの他にシフトするロールが必要になる。これに対する
手段として6段ミルで中間ロール、作業ロールの両者を
シフトするか、4段ミルで補強ロールと作業ロールの両
者をシフトするかの2通りがある。ところで前者は、ミ
ルが大型高価になり、特に4段ミルが主流の低設備を改
造するのに圧延設備に長期の停止期間を必要とする。後
者の補強ロールシフト方式は補強ロールのチョックの移
動を伴うために補強ロール軸受中心が圧下スクリウ又は
油圧ジヤツキ中心とずれるため巨大なビームを必要とし
、ミルの大型化を避けられず、また補強ロールのシフト
機構も大がかりとなるという問題がある。これらを改善
するため、補強ロールにスリーブ構造を採用したものと
して各種の考えが提案されている。例えば、特開昭54
−106064号公報に記載のミルは、ロール全長に亘
ってスリーブとテーバ−との間に円環状の多数のピスト
ンを移動可能に設置し、これを移動ねじと、隣接したピ
ストン間に介装されたバネによるバネ効果により前記ピ
ストンの配置ピッチを可変としてロール剛性を変えるも
のであるが、その移動ねじの回転駆動が簡単には行なえ
ないという問題がある。また特開昭59−104205
号公報に記載のミルに用いられるロールは、ロール芯体
の軸端とスリーブ内周との間隙に配置されたテーパ形状
の環状ピストンを作動油の油圧力によりロール軸方向に
移動させ、このスリーブを膨張させてスリーブ外周のプ
ロフォルを変えるものであるが。
能力の欠如は、作業ロールが板巾より広い補強ロールに
よって支持されているのが原因でありこれを解決するも
のとして代表して例示すると特公昭50−19510号
公報他に記載の如くロールシフトとロールベンダを有す
る圧延機が通線HCミルとして発表されている。このH
Cミルの中には軸方向にシフトするロールが特公昭51
−7635号公報に記載の如く作業ロールであるもの、
特公昭50−19510号公報に記載の如く中間ロール
であるもの及び特公昭52−26506号公報に記載の
如く補強ロールであるものがある。又、特公昭51−7
635号公報に記載された如く、シフトし得る作業ロー
ルをスケジュールフリー圧延の目的でロールの摩耗分散
を行うため例えばサイクリックシフトを行う場合は、圧
延材の板クラウンや形状制御が出来ないため、作業ロー
ルの他にシフトするロールが必要になる。これに対する
手段として6段ミルで中間ロール、作業ロールの両者を
シフトするか、4段ミルで補強ロールと作業ロールの両
者をシフトするかの2通りがある。ところで前者は、ミ
ルが大型高価になり、特に4段ミルが主流の低設備を改
造するのに圧延設備に長期の停止期間を必要とする。後
者の補強ロールシフト方式は補強ロールのチョックの移
動を伴うために補強ロール軸受中心が圧下スクリウ又は
油圧ジヤツキ中心とずれるため巨大なビームを必要とし
、ミルの大型化を避けられず、また補強ロールのシフト
機構も大がかりとなるという問題がある。これらを改善
するため、補強ロールにスリーブ構造を採用したものと
して各種の考えが提案されている。例えば、特開昭54
−106064号公報に記載のミルは、ロール全長に亘
ってスリーブとテーバ−との間に円環状の多数のピスト
ンを移動可能に設置し、これを移動ねじと、隣接したピ
ストン間に介装されたバネによるバネ効果により前記ピ
ストンの配置ピッチを可変としてロール剛性を変えるも
のであるが、その移動ねじの回転駆動が簡単には行なえ
ないという問題がある。また特開昭59−104205
号公報に記載のミルに用いられるロールは、ロール芯体
の軸端とスリーブ内周との間隙に配置されたテーパ形状
の環状ピストンを作動油の油圧力によりロール軸方向に
移動させ、このスリーブを膨張させてスリーブ外周のプ
ロフォルを変えるものであるが。
前記テーバ形状の環状ピストンを油圧力により移動する
際に、テーパー形状によるくさび効果を用いるためにス
リーブとの摩擦係数のばらつきによる外乱が不可避であ
るという問題がある。
際に、テーパー形状によるくさび効果を用いるためにス
リーブとの摩擦係数のばらつきによる外乱が不可避であ
るという問題がある。
これら上述したロールの構造上の問題点を回避しつつ形
状制御能力を向上するために比較的少径で且つロール軸
方向に3分割された分割中間ロールを導入し中央側中間
ロールに対して端部中間ロールを相対移動させることよ
り形状制御能力を向上させる技術が特開昭55−103
66号公報に記載のミルで提案されているが、作業ロー
ルの調部が分割中間ロールと接触している所と接触して
いない所とではロール表面の光沢が変ってしまうのみな
らず、端部中間ロールの摺動部にはロールクーラントの
ゴミが混入し易く動作不良を起す可能性が高いという問
題がある。
状制御能力を向上するために比較的少径で且つロール軸
方向に3分割された分割中間ロールを導入し中央側中間
ロールに対して端部中間ロールを相対移動させることよ
り形状制御能力を向上させる技術が特開昭55−103
66号公報に記載のミルで提案されているが、作業ロー
ルの調部が分割中間ロールと接触している所と接触して
いない所とではロール表面の光沢が変ってしまうのみな
らず、端部中間ロールの摺動部にはロールクーラントの
ゴミが混入し易く動作不良を起す可能性が高いという問
題がある。
以上述べた如く、ロール本体を軸方向シフトさせること
なくロールシフトと同等の効果を得られれば理想的に云
える。
なくロールシフトと同等の効果を得られれば理想的に云
える。
そこで本発明の目的は、ロール本体をロール軸方向にシ
フトさせること無く、しかも簡単な構造で支持ロールの
ロール軸方向の剛性分布を容易に可変にし得る圧延機を
提供することにある。
フトさせること無く、しかも簡単な構造で支持ロールの
ロール軸方向の剛性分布を容易に可変にし得る圧延機を
提供することにある。
上記目的は、作業ロールを支持する支持ロールを構成し
ているロール本体と該ロール本体の外周に装着したスリ
ーブとの間にロール軸方向に沿つた間隙部を設けると共
に、この間隙部を前記支持ロールのロール端部の領域に
配設し、前記間隙部の内部に環状部材を摺動自在に設置
し、更に前記環状部材を該間隙内で移動させる移動手段
を設けた構成の圧延機により達成される。
ているロール本体と該ロール本体の外周に装着したスリ
ーブとの間にロール軸方向に沿つた間隙部を設けると共
に、この間隙部を前記支持ロールのロール端部の領域に
配設し、前記間隙部の内部に環状部材を摺動自在に設置
し、更に前記環状部材を該間隙内で移動させる移動手段
を設けた構成の圧延機により達成される。
本発明では、支持ロールのロール端部領域にあるロール
本体とスリーブとの間に形成した間隙部の内部に配設さ
れた環状部材をロール軸方向に適宜移動させることによ
って、支持ロールの圧延荷重に対するロール剛性を変化
させることが可能となり、よって支持ロールを直接ロー
ル軸方向にシフトさせること無しに前記支持ロールの有
効胴長をあたかも可変にした如くの機能を奏するので。
本体とスリーブとの間に形成した間隙部の内部に配設さ
れた環状部材をロール軸方向に適宜移動させることによ
って、支持ロールの圧延荷重に対するロール剛性を変化
させることが可能となり、よって支持ロールを直接ロー
ル軸方向にシフトさせること無しに前記支持ロールの有
効胴長をあたかも可変にした如くの機能を奏するので。
圧延材の板クラウン並びに形状制御を有効に行ない得る
という効果を達成するものである。
という効果を達成するものである。
(実施例〕
次に本発明の一実施例である圧延機を図面を参照にして
説明する。
説明する。
まず1本発明の原理について説明すると、第2図は、従
来の4段圧延機に於ける作業ロール4の撓み状態を示す
。補強ロール6と作成ロール4との間に接触荷重による
ロールの篇平変形はW4mロールの場合1mm巾当りl
tfの荷重に対し、ロール径には殆んど関係なく0.3
3+amで接触部の剛性は約3ft/mm/+smであ
る。第2図に於てロール面長Ωに対し圧延材5の板巾B
の圧延を行うと圧延荷重分布qに対し作業ロール4は補
強ロール6との接触荷重分布pによって支えられる。圧
延材5の板巾Bは最大から最小に変化し最小巾は通常最
大巾の172以下となるので常にB<Qであり荷重分布
pの巾は圧延荷重分布qより長い6従って第2図に示す
圧延材板巾外方に位置する補強ロール6におけるのの部
分の荷重分布Pが作業ロールの端部を過度に曲げる大き
な要因となる。
来の4段圧延機に於ける作業ロール4の撓み状態を示す
。補強ロール6と作成ロール4との間に接触荷重による
ロールの篇平変形はW4mロールの場合1mm巾当りl
tfの荷重に対し、ロール径には殆んど関係なく0.3
3+amで接触部の剛性は約3ft/mm/+smであ
る。第2図に於てロール面長Ωに対し圧延材5の板巾B
の圧延を行うと圧延荷重分布qに対し作業ロール4は補
強ロール6との接触荷重分布pによって支えられる。圧
延材5の板巾Bは最大から最小に変化し最小巾は通常最
大巾の172以下となるので常にB<Qであり荷重分布
pの巾は圧延荷重分布qより長い6従って第2図に示す
圧延材板巾外方に位置する補強ロール6におけるのの部
分の荷重分布Pが作業ロールの端部を過度に曲げる大き
な要因となる。
そこで、本発明における一実施例の圧延機では、第1図
に示すように補強ロール7をロール本体であるテーバ1
と、その外周に装着された円筒状のスリーブ2とから構
成させ、更にこの補強ロール7のロール端部近傍にロー
ル軸方向の環状溝を設け、ロール中央部はソリッド構造
とし端部は厚肉円筒構造としてこのロール端部での接触
荷重に対する剛性を大巾に減少させ、そのロール端部領
域を環状溝内のリング3のロール軸方向シフトによって
変化させることにより補強ロールの剛性を調節可能に構
成されたものである。
に示すように補強ロール7をロール本体であるテーバ1
と、その外周に装着された円筒状のスリーブ2とから構
成させ、更にこの補強ロール7のロール端部近傍にロー
ル軸方向の環状溝を設け、ロール中央部はソリッド構造
とし端部は厚肉円筒構造としてこのロール端部での接触
荷重に対する剛性を大巾に減少させ、そのロール端部領
域を環状溝内のリング3のロール軸方向シフトによって
変化させることにより補強ロールの剛性を調節可能に構
成されたものである。
そして、この様な構成を作用することによって、第3図
に示す如く圧延材板幅外方に位置する 0部の補強ロー
ル7の剛性を大巾に小さくすることにより荷重分布Pを
小さく出来るため、作業ロール4のロール端を過度に曲
げる力が大きく低下して作業ロール4の曲げ撓みを減少
させるとともに、作業ロールベンディング装置14から
作用するペンディング力Fwの効果が補強ロール7の0
部の阻害を低減或は受けることなく有効に作用する。
に示す如く圧延材板幅外方に位置する 0部の補強ロー
ル7の剛性を大巾に小さくすることにより荷重分布Pを
小さく出来るため、作業ロール4のロール端を過度に曲
げる力が大きく低下して作業ロール4の曲げ撓みを減少
させるとともに、作業ロールベンディング装置14から
作用するペンディング力Fwの効果が補強ロール7の0
部の阻害を低減或は受けることなく有効に作用する。
因みに補強ロール7の外径を1500mm、ロール端部
のスリーブ2の肉厚を150■履としてもロール剛性は
約0.3tf/+am/IIImとソリッドの部分の1
/1oに低減出来、第3図に示す効果が期待出来る。
のスリーブ2の肉厚を150■履としてもロール剛性は
約0.3tf/+am/IIImとソリッドの部分の1
/1oに低減出来、第3図に示す効果が期待出来る。
但し第1図におけるリング3,3′のロール軸方向スト
ロークを大きくしすぎると作業ロール4の撓みが補強ロ
ール7中夫の中実部とリング3゜3′間の剛性の低い部
で発生する。このたわみの許容値は、例えば冷間圧延の
場合は圧延材の板形状の点から厳しく抑える必要がある
が、例えば熱間圧延では圧延材の形状への影響が少いの
で許容値は大きくなる。タンデム式熱間圧延設備につい
て云えば前段の仕上スタンドの圧延機で10μ以下、後
段スタンドの圧延機では2〜3μ以下にたわみの許容値
をおさえる必要があると推定される。
ロークを大きくしすぎると作業ロール4の撓みが補強ロ
ール7中夫の中実部とリング3゜3′間の剛性の低い部
で発生する。このたわみの許容値は、例えば冷間圧延の
場合は圧延材の板形状の点から厳しく抑える必要がある
が、例えば熱間圧延では圧延材の形状への影響が少いの
で許容値は大きくなる。タンデム式熱間圧延設備につい
て云えば前段の仕上スタンドの圧延機で10μ以下、後
段スタンドの圧延機では2〜3μ以下にたわみの許容値
をおさえる必要があると推定される。
金量も代表的な圧延材の板幅が1600mn+巾のホッ
トストリップミルの例をとれば、作業ロール径は700
〜800m111、圧延材の板巾は1600〜800m
mとなる。これ呻完全に対応するためには第4図におい
てリング3の軸方向ストロークQは(1600−800
)−=400w+m必要となり補強ロール7の中央のソ
リッド部とリング間スキマ長Qgは圧延材の板巾800
■でゼロ、最大の1600+am巾で400mmとなる
。Qs:400+amの時、作業ロール4の軸芯は直線
から図示の如くδだけ撓む。全作業ロール4のロール径
を700mmとしてこの撓み上下ロール合計値2δを圧
延荷重分布1tf/mmと仮定して概算すれば第5図に
示す如<ntの3乗に比例して増加する。Qw=400
+++n+で2δ=2μであり実用上充分と考えられる
。尚このロール撓みδは、作業ロールベンディング装置
14から働くペンディング力Fwによってリング3の位
置を支点としてロールに逆向げを与えられるので更に減
少させることが出来る。
トストリップミルの例をとれば、作業ロール径は700
〜800m111、圧延材の板巾は1600〜800m
mとなる。これ呻完全に対応するためには第4図におい
てリング3の軸方向ストロークQは(1600−800
)−=400w+m必要となり補強ロール7の中央のソ
リッド部とリング間スキマ長Qgは圧延材の板巾800
■でゼロ、最大の1600+am巾で400mmとなる
。Qs:400+amの時、作業ロール4の軸芯は直線
から図示の如くδだけ撓む。全作業ロール4のロール径
を700mmとしてこの撓み上下ロール合計値2δを圧
延荷重分布1tf/mmと仮定して概算すれば第5図に
示す如<ntの3乗に比例して増加する。Qw=400
+++n+で2δ=2μであり実用上充分と考えられる
。尚このロール撓みδは、作業ロールベンディング装置
14から働くペンディング力Fwによってリング3の位
置を支点としてロールに逆向げを与えられるので更に減
少させることが出来る。
次に第6図を用いて本発明の一実施例である圧延材に適
用される補強ロールの詳細構造を説明する。第6図にお
いて補強ロール7を構成しているロール本体部であるア
ーμ1は軸受21によって回転可能なようその軸端が軸
受箱1に収納されている。スリーブ2はロール軸方向に
左右対称としその中央部分においてアーμ1の外周に焼
嵌めされている。また、補強ロール7の両ロール端部に
位置するスリーブ2の内周側を薄肉に形成して、スリー
ブ2とアーμ1との間に円環状の間隙部15を配設する
。この間隙部15の配設範囲は圧延材の板幅が変化した
際にも圧延材板幅端に対応し得る領域に亘って形成して
おく。この間隙部15は第6図の如くスリーブ2側に形
成する以外にもアーμ1の外周側に設けても良い。そし
て前記間隙部15の内部に配設されたリング3,3′は
強固な金属製で形成されており、その外周はスリーブ2
に接し、内周はアーμ1に接して油圧力により軸方向に
移動可能なように設置される。尚リング3,3′は作動
油によって移動するためにその外周側及び内周側に適当
なシール部材を設けている。スリーブ2の端部には封止
金具8が当接し得るようにアーμ1の外周側に設けてあ
り作動油の洩れを防止している。この封止金具8の内周
側はシール部材を介してアーμ1の外周に装着され、ま
たスリーブ2に面した端面にもシール部材を設けてあり
、圧延圧力によるスリーブ2の半径方向変位を拘束しな
いようにするための注意が払われている。つまり、スリ
ーブ2の半径方向移動に対しては自由とするが作動油は
前述した0リング等のシール部材で洩れないようにされ
ている。
用される補強ロールの詳細構造を説明する。第6図にお
いて補強ロール7を構成しているロール本体部であるア
ーμ1は軸受21によって回転可能なようその軸端が軸
受箱1に収納されている。スリーブ2はロール軸方向に
左右対称としその中央部分においてアーμ1の外周に焼
嵌めされている。また、補強ロール7の両ロール端部に
位置するスリーブ2の内周側を薄肉に形成して、スリー
ブ2とアーμ1との間に円環状の間隙部15を配設する
。この間隙部15の配設範囲は圧延材の板幅が変化した
際にも圧延材板幅端に対応し得る領域に亘って形成して
おく。この間隙部15は第6図の如くスリーブ2側に形
成する以外にもアーμ1の外周側に設けても良い。そし
て前記間隙部15の内部に配設されたリング3,3′は
強固な金属製で形成されており、その外周はスリーブ2
に接し、内周はアーμ1に接して油圧力により軸方向に
移動可能なように設置される。尚リング3,3′は作動
油によって移動するためにその外周側及び内周側に適当
なシール部材を設けている。スリーブ2の端部には封止
金具8が当接し得るようにアーμ1の外周側に設けてあ
り作動油の洩れを防止している。この封止金具8の内周
側はシール部材を介してアーμ1の外周に装着され、ま
たスリーブ2に面した端面にもシール部材を設けてあり
、圧延圧力によるスリーブ2の半径方向変位を拘束しな
いようにするための注意が払われている。つまり、スリ
ーブ2の半径方向移動に対しては自由とするが作動油は
前述した0リング等のシール部材で洩れないようにされ
ている。
la、lb、lcはテーパ1の軸内に加工された作動油
の通路であり、テーパ1の端部に設けた回転接手9を介
して同調シリンダ10のそれぞれの油路10a、10b
、10cと接続されている。
の通路であり、テーパ1の端部に設けた回転接手9を介
して同調シリンダ10のそれぞれの油路10a、10b
、10cと接続されている。
同調シリンダ10では作動油の容量が一定となるように
保たれているので両間隙部15内に夫々配設されている
各リング3,3′のロール軸方向の移動量が等しくなる
ようにすることが可能である。
保たれているので両間隙部15内に夫々配設されている
各リング3,3′のロール軸方向の移動量が等しくなる
ようにすることが可能である。
リング3,3′の移動はPによって示す油圧源のポンプ
ポートとTによって示すタンクポートとを切換弁17の
切換操作で適宜接続することにより行なわれる。同調シ
リンダ1oにはセルシン11が設けられており、その回
転量からリング3゜3′の位置が検出できる。2個のリ
ングをそれぞれ単独に移動させるようにしたい場合には
同調シリンダ10は必要とはしないが、その際にはリン
グ3,3′のそれぞれの位置を単独に検出し個々に制御
することが必要となる。そしてこの検出信号が制御装置
20に入力され、共に入力される圧延材板幅信号B、圧
延荷重値り他に基づいて圧延条件に対応した前記リング
3,3′の最適位置の設定信号を演算し、この設定信号
に応じて切換弁17を駆動して同調シリンダ′10を介
して間隙部15内のリング3,3′のシフト位置を制御
するものである。第6図には省略しであるがこのような
同調シリンダ1oを用いた場合には左右のリング3,3
′の同調を行うために余分な作動油を系統から除いたり
、追加するための昇順が必要である。
ポートとTによって示すタンクポートとを切換弁17の
切換操作で適宜接続することにより行なわれる。同調シ
リンダ1oにはセルシン11が設けられており、その回
転量からリング3゜3′の位置が検出できる。2個のリ
ングをそれぞれ単独に移動させるようにしたい場合には
同調シリンダ10は必要とはしないが、その際にはリン
グ3,3′のそれぞれの位置を単独に検出し個々に制御
することが必要となる。そしてこの検出信号が制御装置
20に入力され、共に入力される圧延材板幅信号B、圧
延荷重値り他に基づいて圧延条件に対応した前記リング
3,3′の最適位置の設定信号を演算し、この設定信号
に応じて切換弁17を駆動して同調シリンダ′10を介
して間隙部15内のリング3,3′のシフト位置を制御
するものである。第6図には省略しであるがこのような
同調シリンダ1oを用いた場合には左右のリング3,3
′の同調を行うために余分な作動油を系統から除いたり
、追加するための昇順が必要である。
本図ではリング3,3′の位置の検出を油の移動から見
るためシリンダセルシン式としているが、作動油の出入
が検出されればどのような形式でもよく1例えばギヤポ
ンプをその回転角から検出する方法などがある。
るためシリンダセルシン式としているが、作動油の出入
が検出されればどのような形式でもよく1例えばギヤポ
ンプをその回転角から検出する方法などがある。
リング3,3′の位置は同調シリンダ10のストローク
からセルシン11等の検出器を用いずに直接的に測るこ
とも可能である。この場合にはリング3,3′を例えば
磁性体とし1位置検出器12によりケーブル電気用回転
接手13を介して外部の表示器又は制御装置20により
表示又は制御することが出来る。
からセルシン11等の検出器を用いずに直接的に測るこ
とも可能である。この場合にはリング3,3′を例えば
磁性体とし1位置検出器12によりケーブル電気用回転
接手13を介して外部の表示器又は制御装置20により
表示又は制御することが出来る。
第6図ではリング3,3′を1本の支持ロール7につき
各ロール端に2ヶ設けているがこれは一方のロール端だ
けの1ケでも良く、その場合には上支持ロールではリン
グ3を圧延機の操作側に設けた場合には下支持ロールで
はリング3を圧延機の駆動側に設ける構成におれば良い
。
各ロール端に2ヶ設けているがこれは一方のロール端だ
けの1ケでも良く、その場合には上支持ロールではリン
グ3を圧延機の操作側に設けた場合には下支持ロールで
はリング3を圧延機の駆動側に設ける構成におれば良い
。
更には別の実施例である圧延機の支持ロールの構造であ
る第9図に示すように、1つの環状間隙部15の内部に
リング3a、3bを2個以上設けることも可能であり、
配管供給口や制御もやや複雑になるが、更に複雑な支持
ロールの圧延荷重分布の調節が出来、圧延材の高度な制
御が実現し得るものである。
る第9図に示すように、1つの環状間隙部15の内部に
リング3a、3bを2個以上設けることも可能であり、
配管供給口や制御もやや複雑になるが、更に複雑な支持
ロールの圧延荷重分布の調節が出来、圧延材の高度な制
御が実現し得るものである。
第6図に示した支持ロールは圧延材5を圧延する上下作
業ロール4の上側及び下側に少なくとも一段配設された
ロール構成であれば効果を奏するものであるが、各種ロ
ール構成のうちいずれの型式のロール構成を選定するか
は、要求される効果との勘案で決定される。
業ロール4の上側及び下側に少なくとも一段配設された
ロール構成であれば効果を奏するものであるが、各種ロ
ール構成のうちいずれの型式のロール構成を選定するか
は、要求される効果との勘案で決定される。
第7図は本発明の実施例である上記支持ロールの採用例
の各種を示すものである。
の各種を示すものである。
(a)は4段圧延機の補強ロールに本発明の支持ロール
を用いたもので、リング3の位置と作業ロールペンディ
ングカFwとの組合せにより板クラウンの効果的な制御
が行なわれる。
を用いたもので、リング3の位置と作業ロールペンディ
ングカFwとの組合せにより板クラウンの効果的な制御
が行なわれる。
(b)は移動リング3を上下補強ロールの相反するロー
ル端側の片側にのみ配した4段圧延機の例で、形状制御
能力は(a)よりやや劣るが圧延の蛇行に対する安定性
は向上する。
ル端側の片側にのみ配した4段圧延機の例で、形状制御
能力は(a)よりやや劣るが圧延の蛇行に対する安定性
は向上する。
(c)は上作業ロール4のみ小径化し上側にのみ中間ロ
ール24を導入した上下補強ロールに適用した構成の5
段圧延機であり、作業ロールの小径化により圧延荷重の
低減が行なわている。
ール24を導入した上下補強ロールに適用した構成の5
段圧延機であり、作業ロールの小径化により圧延荷重の
低減が行なわている。
(d)は6段圧延機の補強ロールに本発明の支持ロール
を採用した例である。
を採用した例である。
(e)は(b)に対して更にロール端の片側にテーパー
を持ってシフトする上、下中間ロール24を持つた例で
中間ロール24のテーパーの切り側の上下補強ロールの
片側ロール端に移動リング3を備えたものであり、中間
ロール24のベンディング効果F!がそのテーパー側だ
けでなくリング3を移動することにより可変的に反テー
パ側においても増大し圧延材のクラウン制御能力が増大
する。
を持ってシフトする上、下中間ロール24を持つた例で
中間ロール24のテーパーの切り側の上下補強ロールの
片側ロール端に移動リング3を備えたものであり、中間
ロール24のベンディング効果F!がそのテーパー側だ
けでなくリング3を移動することにより可変的に反テー
パ側においても増大し圧延材のクラウン制御能力が増大
する。
また第7図の(c)、 (d)、 (e)において、中
間ロール24を作業ロール4よりも大径とすると特に中
間ロールのベンディング効果F!がよく発揮され、作業
及び中間ロールベンディングFw 、 FTリング位置
調節との組合わせによって自由自在の形状制御が行なわ
れる。
間ロール24を作業ロール4よりも大径とすると特に中
間ロールのベンディング効果F!がよく発揮され、作業
及び中間ロールベンディングFw 、 FTリング位置
調節との組合わせによって自由自在の形状制御が行なわ
れる。
尚、第7図の(e)、 (d)では本発明の支持ロール
を補強ロールに採用した例を示しているが、中間ロール
に採用しても良いことは云うまでもない。
を補強ロールに採用した例を示しているが、中間ロール
に採用しても良いことは云うまでもない。
上述した本発明の実施例によれば、支持ロールの実質的
な有効面長がロール自体をシフトさせずに可変に制御で
きるので圧延材のクラウン制御能力が向上する効果があ
る。
な有効面長がロール自体をシフトさせずに可変に制御で
きるので圧延材のクラウン制御能力が向上する効果があ
る。
また別の効果は、いわゆるクォータバックルと呼ばれる
圧延機板幅端から1部4部分において板厚が薄くなって
しまう現象の防止効果である。クォータバックルという
現象は狭幅機では発生せず広幅材圧延の際発生するが、
これに対しては第8図及び第8B図に示すような圧延法
が効果を発揮する。
圧延機板幅端から1部4部分において板厚が薄くなって
しまう現象の防止効果である。クォータバックルという
現象は狭幅機では発生せず広幅材圧延の際発生するが、
これに対しては第8図及び第8B図に示すような圧延法
が効果を発揮する。
すなわち、支持ロール7の間隙部15の内部に配設され
た移動リング3の位置を、圧延材5のほぼ板幅端近くに
移動して圧延すると、yで示す部分でそのロール剛性が
落ち、その圧延材5のプロフィルは二点鎖線で示すよう
なものとなり正にこのプロフィルはクォータバックルの
反対のプロフィルとなる。そしてこの断面プロフィルは
作業ロールベンダFwを増大させるに従い、一点鎖線、
実線と変化するが、ここにおいてFwの効果はその曲げ
力がリング3を支点として、y及び2部のいわゆる低剛
性座ブトン効果により従来の4段ミルに比べて著しく大
きい効果を発揮し、クォータバックルを防止し得る良好
な圧延製品を提供できるものである。
た移動リング3の位置を、圧延材5のほぼ板幅端近くに
移動して圧延すると、yで示す部分でそのロール剛性が
落ち、その圧延材5のプロフィルは二点鎖線で示すよう
なものとなり正にこのプロフィルはクォータバックルの
反対のプロフィルとなる。そしてこの断面プロフィルは
作業ロールベンダFwを増大させるに従い、一点鎖線、
実線と変化するが、ここにおいてFwの効果はその曲げ
力がリング3を支点として、y及び2部のいわゆる低剛
性座ブトン効果により従来の4段ミルに比べて著しく大
きい効果を発揮し、クォータバックルを防止し得る良好
な圧延製品を提供できるものである。
本発明によれば、ロール本体を軸方向にシフトさせるこ
と無く、しかも簡単な構成によって支持ロールのロール
軸方向の剛性分布を調節し得るので、圧延材の複雑な板
クラウン或は板形状制御が可能になるという効果を奏す
る。
と無く、しかも簡単な構成によって支持ロールのロール
軸方向の剛性分布を調節し得るので、圧延材の複雑な板
クラウン或は板形状制御が可能になるという効果を奏す
る。
第1図は本発明の一実施例である圧延機の概念構成図、
第2図は従来の4段圧延機におけるロールの圧延圧力分
布説明図、第3図は第1図に示した本発明の一実施例に
おけるロールの圧延圧力分布説明図、第4図は第1図に
示した圧延機における移動リングの位置とロールの圧延
圧力分布との関係を示す状況説明図、第5図は第4図に
示した圧延機における移動リングの位置とロール剛性と
の関係を示す説明図、第6図は第4図に示す本発明の実
施例の更に具体的な支持ロールを表わす構造図、第7図
の(a)〜(e)は本発明が適用可能な各種ロール型式
の圧延機を示す概念図、第8図は第1図に示した本発明
の一実施例である圧延機の作用説明図、第8B図は第8
図に示した圧延材による圧延材の板クラウン制御効果を
示す説明図、第9図は本発明の他の実施例を示す支持ロ
ール構造図である。 1・・・テーパ、2・・・スリーブ、3.3′・・・リ
ング、4・・・作業ロール、5・・・圧延材、7・・・
補強ロール。
第2図は従来の4段圧延機におけるロールの圧延圧力分
布説明図、第3図は第1図に示した本発明の一実施例に
おけるロールの圧延圧力分布説明図、第4図は第1図に
示した圧延機における移動リングの位置とロールの圧延
圧力分布との関係を示す状況説明図、第5図は第4図に
示した圧延機における移動リングの位置とロール剛性と
の関係を示す説明図、第6図は第4図に示す本発明の実
施例の更に具体的な支持ロールを表わす構造図、第7図
の(a)〜(e)は本発明が適用可能な各種ロール型式
の圧延機を示す概念図、第8図は第1図に示した本発明
の一実施例である圧延機の作用説明図、第8B図は第8
図に示した圧延材による圧延材の板クラウン制御効果を
示す説明図、第9図は本発明の他の実施例を示す支持ロ
ール構造図である。 1・・・テーパ、2・・・スリーブ、3.3′・・・リ
ング、4・・・作業ロール、5・・・圧延材、7・・・
補強ロール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ロール本体と、このロール本体の外周に装着される
円筒状のスリーブとを備えた支持ロールと、前記支持ロ
ールによつて支持される作業ロールとを有する圧延機に
おいて、 前記支持ロールを構成する該ロール本体の端部近傍領域
に面した該スリーブの内面に凹部を設けて、これらロー
ル本体とスリーブとの間に前記領域に亘つてロール軸方
向に沿つた間隙部を形成し、前記間隙内にロール軸方向
に摺動可能なリング部材を配設し、更に前記リング部材
で区画された該間隙部を該リング部材移動操作用の液圧
シリンダ室としたことを特徴とする圧延機。 2、ロール本体と、このロール本体の外周に装着される
円筒状のスリーブとを備えた支持ロールと、前記支持ロ
ールによつて支持される作業ロールとを有する圧延機に
おいて、 前記支持ロールの該ロール本体とスリーブとの間にロー
ル軸方向に沿つた間隙部を設けると共に、この間隙部を
前記支持ロールのロール端部の領域に配設し、前記間隙
部の内部に環状部材を摺動自在に設置し、更に前記環状
部を該間隙内で移動させる移動手段を設けたことを特徴
とする圧延機。 3、上下作業ロールと、これら作業ロールを夫々支持す
る上下支持ロールとを備え、前記各支持ロールはロール
本体部と該ロール本体部の外周に装着された円筒状のス
リーブから構成された圧延機において、 前記支持ロールのロール端部側領域に位置したロール本
体部とスリーブとの少なくとも一方に円筒状の間隙部を
形成し、この円環状の間隙部内にロール軸方向に移動可
能なリング部材を配設し、このリング部材を移動操作す
る液圧操作装置を該円環状の間隙部と液密的に連接した
ことを特徴とする圧延機。 4、作業ロールと、この作業ロールを支持する支持ロー
ルとを備え、前記支持ロールをロール本体と該ロール本
体の外周に装着された円筒状のスリーブとから構成した
圧延機において、 前記支持ロールのロール中央部からロール端部に至る領
域に位置する該ロール本体外面とスリーブ内面との少な
くとも一方に円環状の間隙部を形成し、この円環状の間
隙部内にロール軸方向に沿つて移動可能な少なくとも一
個のリング部材を配設すると共に、前記リング部材の位
置を制御する圧延材の圧延条件に基づいて移動操作する
液圧操作装置。 5、作業ロールと、この作業ロールを支持する支持ロー
ルとを備え、前記支持ロールをロール本体と該ロール本
体の外周に装着された円筒状のスリーブとから構成した
圧延機において、 前記支持ロールのロール端部寄りに位置する該ロール本
体外周とスリーブ内周との間に円環状の間隙部を形成す
ると共に、この間隙部が圧延材の板幅が変化した際の圧
延材板幅端部位置をカバーする領域に亘つてロール軸方
向に配設され、更に前記円環状間隙内に位置し、圧延材
から作用する圧延反力の支持支点となる支持部材をロー
ル軸方向に移動可能に設置したことを特徴とする圧延機
。 6、ロール端部にベンディング装置を備えた上、下作業
ロールと、これら作業ロールを夫々支持する上、下支持
ロールとを備え、前記各支持ロールをロール本体部と該
ロール本体部の外周に装着された円筒状のスリーブとか
ら構成した圧延機において、 前記支持ロールのロール中央部からロール端部に至ると
共に圧延材の板幅が変化した際の圧延材板幅端位置をカ
バーする領域に亘つて、前記支持ロールの該ロール本体
部とスリーブとの間に円環状の間隙部を形成し、前記間
隙部の内部に、圧延材から作用する圧延反力の支持支点
となる支持部材をロール軸方向に移動可能に配設し、更
に圧延材の圧延条件に基づいて前記支持部材を該間隙部
内で移動させる移動操作装置をこの間隙部と液密的に連
接させたことを特徴とする圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5005287A JPS63220911A (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5005287A JPS63220911A (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | 圧延機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63220911A true JPS63220911A (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=12848222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5005287A Pending JPS63220911A (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 | 圧延機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63220911A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02303602A (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-17 | Nkk Corp | 金属帯の圧延方法 |
FR2660885A1 (fr) * | 1990-04-12 | 1991-10-18 | United Engineering Inc | Cylindre composite de laminoir. |
WO2000006315A1 (de) * | 1998-07-24 | 2000-02-10 | Sms Demag Ag | Stütz- oder zwischenwalze in walzwerken zum walzen von flachem walzgut |
-
1987
- 1987-03-06 JP JP5005287A patent/JPS63220911A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02303602A (ja) * | 1989-05-17 | 1990-12-17 | Nkk Corp | 金属帯の圧延方法 |
FR2660885A1 (fr) * | 1990-04-12 | 1991-10-18 | United Engineering Inc | Cylindre composite de laminoir. |
WO2000006315A1 (de) * | 1998-07-24 | 2000-02-10 | Sms Demag Ag | Stütz- oder zwischenwalze in walzwerken zum walzen von flachem walzgut |
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