JPS6355248A - 金属板を使用した防水工法 - Google Patents

金属板を使用した防水工法

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JPS6355248A
JPS6355248A JP19933586A JP19933586A JPS6355248A JP S6355248 A JPS6355248 A JP S6355248A JP 19933586 A JP19933586 A JP 19933586A JP 19933586 A JP19933586 A JP 19933586A JP S6355248 A JPS6355248 A JP S6355248A
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茂 吉野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、屋根や室内に金属板を敷き詰めて防水する防
水工法に関する。但し、本明細書に於て金属板を使用し
た防水工法とは、単なる防水工法のみでなく、それ自体
が屋根に兼用される防水工法を含む広い意味に使用する
[従来の技術ならびにその問題点コ ステンレス板を使用した防水工法は開発されている。こ
の工法は強靭で優れた防水効果を有し、既に、大きな建
物の屋根、室内プールや風呂場の床下防水などに多くの
実績がある。しかしながら、優れた特長があるこの工法
は、施工コストが高く、しかも施工時の熱収縮歪みが大
きいことで普及が阻害されている。
即ち、従来の工法は、ステンレス板を境界部分で立ち上
げて面接触させ、立ち上げ部分をシーム溶接して連結し
ている。ステンレスのシーム溶接は、1δOO℃以上の
高温に加熱して溶着する。
ステンレス板に代わって銅板を使用するにしても、10
00℃以上の高温に加熱して溶着する。高温加熱のシー
ム溶接は、通常?0kVAもの電力を要し、更に、高温
加熱時発生する金属板の収縮歪みを解消できない。大電
力シーム溶接機は、太い電力線で電力を供給するが、太
い電力線はシーム溶接機の屋根の上での自由な移動を阻
害し、作業性を著しく低下させる。更に、太い電力線を
地上の発電機から高い屋根上のシーム溶接機まで引っ張
ると、電線の重さは想像を絶する程重くなり、このこと
も作業性を低下させる。
更に又、熱収縮した金属板は全面が波打ち状に歪み、他
の防水工法に比べると、美しい表面の金属板を美しく施
工出来ない。
更に、防水工法に使用される金属板は、予め加工工場で
表面に導電性の塗料が塗布されて表面処理されるが、表
面塗料は、1000℃を越える高温加熱のシーム溶接時
に殆ど消失し、また金属表面は酸化される。
この発明は従来のこれらの欠点を除去することを目的に
開発されたもので、この発明の重要な目的は、低温溶着
が可能で、溶着装置の消費電力が少なく、細くて軽い電
線で電力が供給でき、電線全体が軽くて曲げ易く、しか
も溶接装置自体も簡単で軽量化できるので、溶着作業の
能率を著しく向上できる金属板を使用した防水工法を提
供するにある。
又、この発明の他の重要な目的は、低温で接触部分が溶
着出来るので、溶着後の金属板の歪みが極減でき、美し
い金属板を歪みなく奇麗に施工できる金属板を使用した
防水工法を提供するにある。
更に又、この発明の他の重要な目的は、溶着温度が低く
、溶着時における金属板表面差ひに裏面の熱酸化を極減
出来る金属板を使用した防水工法を提供するにある。
[従来の問題点を解決する為の手段] 金属板を使用した防水工法は、金属板を境界縁に沿って
互いに面接触させ、面接触部分を両面から加圧加熱して
接触面を溶着して連結する。
金属板の接触面を、あらかじめ、金属板自体の融点より
も低温度で溶解する熱可塑性高分子材でコーティングす
る。その後、この熱可塑性高分子材でコーティングされ
た金属板を境界に沿って面接触させ、これを両面から加
圧加熱して熱可塑性高分子材のコーティング層を溶融し
て溶着する。
[作用効果] 接触面が熱可塑性高分子材でコーティングされた金属板
は、金属板自体を溶着するシーム溶接に比べて著しく低
い加熱温度で溶着出来る。この為、従来のシーム溶接に
比べて溶着装置の消費電力が著しく少なく、細い電線で
電力が供給できる。細い電線は電線全体が軽くて曲げ易
く、しかも溶接装置自体も簡単で軽量化できるので、溶
着作業の能率を著しく向上できる。
又、低温で溶着出来るので、電気によらずプロパン等の
燃料を使用しても加熱溶着が出来る。
更に又、低温で接触部分が溶着出来ろことは、溶着後の
金属板の歪みを極減して、美しい金属板を歪みなく奇麗
に施工でき、しかも、溶着時における金属板表面並びに
裏面の熱酸化を極減出来る特長も実現する。
[好ましい実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の金属板を使用する防水工法は、従来の工法と同
様に、第1図に示す如く、金属板1と2を墳界紗に沿っ
て互いに面接触させ、面接触部分を両面から加圧加熱し
て接触面を溶着して連結する。
加熱溶着される金属板は、それ自体が溶融されるのでは
なく、表面の熱可塑性高分子材層3が溶融されて溶着さ
れる。従って、金属板1.2は、加熱溶着する前に、接
触面を、金属板自体の融点よりも低い温度で溶解する熱
可塑性高分子材N3でコーティングし、その後、この熱
可塑性高分子材層3てコーティングされた金属板1.2
を境界に沿って面接触させ、これを両面から加圧加熱し
て熱可塑性高分子十才層3を溶融して溶着する。
熱可塑性高分子材層3は金属板1.2を溶着する為に表
面にコーティングされる。従って、通常は、金属板1.
2の接触面部分にのみに付着すればよい。ただ、金属板
の全面を熱可塑性高分子材層3でコーティングしたもの
は、何処で切断しても、切断端縁て簡単に溶着出来る特
長が実現できる。従って、好ましい実施例に於ては、金
属板の全面を熱可塑性高分子材でコーティングする。
熱可塑性高分子材には、金属板よりも融点が低い全ての
高分子材、例えば、アスファルトや熱可塑性の合成樹脂
が、単体で、あるいは、多重に積層して使用される。
熱可塑性高分子材を金属表面に付着する方法は、熱可塑
性高分子材を加熱溶融して密着する、熱可塑性高分子材
を金属表面に密着出来る全ての方法が使用できる。
熱可塑性高分子材の密着方法は、熱可塑性高分子材と金
属板それぞれの材質に最適の方法で密着する。
金属板には、ステンレス板、銅板、アルミニウム板ある
いは鋼板等が使用できるが、ステンレス板や銅板やアル
ミニウム板等の耐腐食性の金属板が最適である。
金属板の表面に熱可塑性高分子を才を一定の厚さに付着
する最も簡単な方法は、容器に熱可塑性高分子材を入れ
て加熱して溶融し、この中に金属板を浸漬して熱可塑性
高分子材を付着し、冷却して乾燥する。
金属板は、通常の前処理、例えば、脱脂、酸洗い、中和
水洗、乾燥、機械研磨、再脱脂等の工程を経て確実に熱
可塑性高分子材を1寸着する。
ところで、鉛は硫酸等の特定の(ヒ学薬品に対して、極
めて強い耐腐食性を有する。従って化学工場等の特定の
建物の防水に、表面がアスファルトでコーティングされ
た鉛板が使用できろ。
又、金属板に鉛板を使用したものは、レントゲン室に使
用してX線の8蔽効果に併用できる。
熱可塑性高分子相の厚さは、これが溶融して金属板を溶
着するように、通常0. 1〜5mm、好ましくは0.
 2〜3mmの範囲に調整される。
本発明は、金属板を面接触する状態を特定せず、例えば
、第1図および第2図に示すように、隣接金属板1.2
を面接触状態に重ね合わせ、重ね合わせ部分を両側から
挟着状態で加熱して、接触部分の熱可塑性高分子材I?
i!3を加熱溶融して溶着する。
第1図に示すように、金属板1.2を、境界連結部分で
上方に折曲して隣接金属板1.2の裏面を互いに面接触
させて溶着する場合、第2図の拡大図に示すように、金
属板1.2の下面の熱可塑性高分子材N3が面接触して
溶融密着する。
第1図に示すように、金属板1.2の間に一定の間隔で
固定片4を挟着する場合、第3図に示すように、固定片
4の両面に熱可塑性高分子材層5を密着するのが良い。
固定片4は止材12で基台に固定されろ。
又、第4区と第S図とに示すように、金属板6、7の境
界連結部分で、金属板6と7.8と9を上下にラップさ
せて溶着する場合も、熱可塑性高分子材N10.11が
互いに接触して溶融密着できる。
第5図に示すように、金属板8.9の両面に熱可塑性高
分子材層11を溶着する場合、金属板8.9を裏表なく
使用でき、また、いかなる状態で折曲して面接触させて
も、熱可塑性高分子材[11が面接触する。
熱可塑性高分子材層は第1図に示すように、広い面積で
溶着することて、接着強度を高く出来る。
金属板は、第1図、第4図および第5図に示すように、
熱可塑性高分子材N3.10.11を互いに接触させて
溶着するのがよい。ただ、熱可塑性高分子材層がアスフ
ァルトの場合、熱可塑性高分子材が金属板に直接加熱溶
着出来るので、互いに面接触する金属板の片面に熱可塑
性高分子材を密着することも可能である。
更に、第5図の鎖線で示すように、ラップ部分の上面に
沿って、アスファルト等の熱可塑性高分子材を塗布して
、ラップ部分の防水性を向上することも可能である。
更に又、金属板の表面を直接屋外に露出させる場合、日
光を反射して熱可塑性合成樹脂層の温度が上昇しないよ
うに、表面にアルミニウム箔を張り、あるいは銀色や白
色の塗料を塗布するのがよい。特に、熱可塑性合成樹脂
層にアスファルトのごとく、暗色で太陽熱を吸収し易く
、又その吸収熱で軟化し易い材料を使用するときに、日
光反射層は温度上昇を防止する効果がある。ただ、防水
用の金属板をコンクリート内に埋設する場合、日光反射
層を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第4図および第5図は本発明の施工状態の一例
を示す断面図、第2図は金属板の面接触部分の拡大断面
図、第3図は固定片を挟着して金属板が溶着された部分
の拡大断面図である。 1・・金属板、        2・・金属板、3・・
熱可塑性高分子材層、 4・・固定片、5・・熱可塑性
高分子材層、  6・・金属板、7・、金属板、   
     8・・金属板、9・・金属板、 10・・熱可塑性高分子材層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属板を境界縁に沿って互いに面接触させ、面接
    触部分を両面から加圧加熱して接触面を溶着して連結す
    る金属板を使用した防水工法に於て、金属板の接触面を
    、金属板自体の融点よりも低い温度で溶解する熱可塑性
    高分子材でコーティングし、その後、この熱可塑性高分
    子材でコーティングされた金属板を境界に沿って面接触
    させ、これを両面から加圧加熱して熱可塑性高分子材の
    コーティング層を溶融溶着して金属板を水密に連結する
    ことを特徴とする金属板を使用した防水工法。
  2. (2)熱可塑性高分子材にアスファルトを使用する特許
    請求の範囲第1項記載の金属板を使用した防水工法。
  3. (3)熱可塑性高分子材を0.1〜5mmの厚さに付着
    する特許請求の範囲第1項記載の金属板を使用した防水
    工法。
  4. (4)熱可塑性高分子材を加熱溶融して金属表面に付着
    する特許請求の範囲第1項記載の金属板を使用する防水
    工法。
  5. (5)境界で面接触する金属板の両面を熱可塑性高分子
    材でコーティングする特許請求の範囲第1項記載の金属
    板を使用した防水工法。
  6. (6)金属板の境界連結部分を上方に折曲して隣接金属
    板の裏面を互いに面接触させて熱可塑性高分子材でもっ
    て金属板を溶着する特許請求の範囲第1項記載の金属板
    を使用した防水工法。
  7. (7)金属板の境界連結部分で金属板を上下にラップさ
    せて熱可塑性高分子材を溶着する特許請求の範囲第1項
    記載の金属板を使用した防水工法。
  8. (8)金属板にステンレス板、銅板、鉄板、アルミニウ
    ム板のいずれかを使用する特許請求の範囲第1項記載の
    金属板を使用した防水工法。
JP19933586A 1986-08-25 1986-08-25 金属板を使用した防水工法 Granted JPS6355248A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291603A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Sanko Metal Ind Co Ltd シート状外囲体及びシート状外囲体の施工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008291603A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Sanko Metal Ind Co Ltd シート状外囲体及びシート状外囲体の施工法

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