JPS635495Y2 - - Google Patents

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JPS635495Y2
JPS635495Y2 JP1983008883U JP888383U JPS635495Y2 JP S635495 Y2 JPS635495 Y2 JP S635495Y2 JP 1983008883 U JP1983008883 U JP 1983008883U JP 888383 U JP888383 U JP 888383U JP S635495 Y2 JPS635495 Y2 JP S635495Y2
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JP
Japan
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sheet
tied
food
utility
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JP1983008883U
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JPS59117386U (ja
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  • Fish Paste Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、乾燥昆布、魚肉蛋白などのシート状
食品材料を折りたたみ、かんぴようなどで結んで
得られる結び食品の構造に関するものである。
昆布巻は、魚肉類、野菜類、あるいはこれらの
加工食品などから選ばれる具を昆布で巻きこみ、
かんぴようなどの結材で結んで得られる食品であ
る。また、具として昆布を用いたもの、あるいは
具を全く用いずに単に昆布のみを巻いて結材で結
んだものも昆布巻として市販されている。
しかしながらこれらの昆布巻は、調理前(乾燥
または半乾燥状態)と調理後(可食状態)におい
て全体の大きさが異なるだけで形状はほとんど変
化しない。本考案者は調理前後に形状が大きく変
化し、調理前はコンパクトに収納保存ができ、調
理後は美しい形状となつて食感をそそるような食
品について研究を行い、昆布や魚肉蛋白シートの
ような縦方向と横方向の調理前後の膨張率が異な
るシート材料を使用することにより上記目的が達
成されることを見出し本考案を完成した。
本考案は、縦方向と横方向の膨張率が異なる、
ほぼ長方形または正方形のシート状食品材料をシ
ートの膨張率の小さい方向に対して平行に一定の
巾で交互に折りたたみ、結材で少なくとも1ケ所
結んで得られる結び食品の構造である。本願明細
書中、「膨張率」とは乾燥または半乾燥状態にあ
るシートの長さに対する可食状態すなわち調理後
のシートの長さの比率を意味するものである。本
考案には、縦方向と横方向の膨張率が異なるシー
ト状食品材料であればいずれも使用が可能であ
る。その典型的な例としては、乾燥昆布、味付乾
燥昆布、魚肉蛋白シートが挙げられる。魚肉蛋白
シートとしては、魚肉のすり身をロール圧延して
薄いシート状に成型したもの、あるいはこれを細
断して繊維状にした後、適当な結合剤を用い、ま
たは用いずに再びシート状に成型したものなど、
縦方向と横方向の膨張率が異なるものであればい
ずれも本考案に使用できる。これらの魚肉蛋白シ
ートの製法はたとえば特公昭59−46571号、特公
昭58−46314号、特開昭59−203476号、特開昭60
−2142号、特開昭61−52264号等の各公報に記載
されている。
本考案では、長方形または正方形のシートを使
用するが、膨張率の小さい方向に対して平行な直
線に沿つて、一定の巾で交互に折りたたむことが
肝要である。シートの寸法は3〜10cm×3〜10cm
程度が適当であり、0.5〜2cmの巾で、3〜9回
程度折りたためばよい。これを結材で結ぶが、結
材としては一般にかんぴようが好ましい。またシ
ート材料と同じ材料でつくられた結材を用いても
よい。
中央部で結んだものを調理すると、両端が膨張
して広がり、蝶形の食品が得られる。また端部で
結んだものを調理すると、扇形、あるいはいちよ
うの葉形の食品が得られる。結び目は1ケ所に限
ることなく、2ケ所以上とすることができ、この
場合適宜切断してから調理するか、あるいは調理
してから切断すればよい。
以下、図面により説明する。
まずシート材料イを用意する。第1図におい
て、方向aの膨張率が方向bの膨張率より大きく
なるように配置し、点線に沿つて交互に折りたた
む。これを端部または中央部で結材ロにより結ぶ
とそれぞれ第2図、第3図で示される結び食品が
得られる。これを調理すればa方向に広がつて、
扇形(第4図)または蝶形(第5図)食品が得ら
れる。2ケ所以上で結んだ場合(図面には示され
ていない)には適宜切断してから調理するか、調
理してから切断すればよい。
このように本考案によれば、従来使用されてい
る昆布巻材料などをそのまま用いて、極めて容易
にコンパクトにして収納保存に便利で、しかも調
理後は膨張して美しい、食感をそそる形状となる
栄養食品が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はシート状食品材料の平面図、第2図お
よび第3図は本考案の結び食品の具体例の斜視
図、第4図および第5図は、それぞれ第2図およ
び第3図に示す結び食品の調理後の状態を示す斜
視図である。 イ……シート材料、ロ……結材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 縦方向と横方向の膨張率が異なる、ほぼ長方
    形または正方形のシート状食品材料を、シート
    の膨張率の小さい方向に対して平行に一定の巾
    で交互に折りたたみ、結材で少なくとも1ケ所
    結んで得られる結び食品の構造。 (2) シート状食品材料が、乾燥昆布、味付乾燥昆
    布または魚肉蛋白シートである実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の構造。 (3) 折りたたんだシートの中央部が結ばれている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の構造。 (4) 折りたたんだシートの端部が結ばれている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の構造。
JP1983008883U 1983-01-24 1983-01-24 結び食品の構造 Granted JPS59117386U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS59117386U JPS59117386U (ja) 1984-08-08
JPS635495Y2 true JPS635495Y2 (ja) 1988-02-15

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JPS59117386U (ja) 1984-08-08

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