JPS6140152Y2 - - Google Patents

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JPS6140152Y2
JPS6140152Y2 JP1982110096U JP11009682U JPS6140152Y2 JP S6140152 Y2 JPS6140152 Y2 JP S6140152Y2 JP 1982110096 U JP1982110096 U JP 1982110096U JP 11009682 U JP11009682 U JP 11009682U JP S6140152 Y2 JPS6140152 Y2 JP S6140152Y2
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JP
Japan
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kelp
utility
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tofu
konbu
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JP1982110096U
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JPS5914584U (ja
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  • Edible Seaweed (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、昆布巻の構造に関するものである。
昆布巻は、にしん、はぜなどの魚類、ごぼう、
にんじんなどの野菜類、高野豆腐、かまぼこなど
の加工食品類などを芯にして昆布で巻き、その周
囲をかんぴようなどの結材で結んで得られる食品
である。本考案者は先に、水洗、味付、乾燥して
得られる昆布に、味付していない高野豆腐を巻き
込み、かんぴようで結んだ後、熱風乾燥すること
により、短時間煮るだけで食べることができる高
野豆腐入り昆布巻を製造した(特公昭50−19613
号公報参照)。この昆布巻においては、味出しの
ため味付昆布の細片が芯材として高野豆腐ととも
に包み込まれている。しかしながら、このように
しても、高野豆腐の厚みのために、短時間煮るだ
けでは昆布の味が高野豆腐に十分に浸み込まない
という欠点があつた。
本考案者は、高野豆腐(以下、「具」という)
を少なくとも2個に分割して厚みを薄くするとと
もに、この具を昆布により少なくとも2個の区分
に隔離することにより、短時間煮るだけで昆布の
味が高野豆腐に十分に浸み込むことを見出した。
本考案に使用される昆布は、原料昆布を水洗し
たもの、あるいは更にこれを所定時間水に浸した
後、砂糖、しようゆなどの調味料を加えて煮沸、
味付し、水分20〜30%程度まで自然乾燥または熱
風乾燥したものである。これを所定形状に裁断し
て使用する。
本考案の昆布巻に使用される具は、高野豆腐で
ある。具の形状は、四角柱、円柱、楕円柱などい
ずれの形状であつてもよい。巻き易く、形くずれ
が少ないという点から、長方形断面を有する四角
柱状の具を、2〜3個使用するのが好ましい。具
と具の間の隔壁として使用される昆布は、外周に
使用される昆布と一体であつてもよいし、分離さ
れたものであつてもよい。本考案では、具の一部
(すなわち2個以上の具のうちの1個以上の具の
全体、または1個の具の一部)が着色されている
か、あるいは具の形状が異なつているので、極め
て外観の美しい昆布巻となる。
本考案の昆布巻は、かんぴようなどの結材で1
個所以上結ばれている。特に2個所結ぶ場合に
は、一方の結び目を他方の結び目に対して、巻心
の回りにほぼ180゜回転した位置にしておくと、
後述の如く、煮上がつてから切断する際に多様性
をもたせることができる。
本考案の昆布巻は上記のとおり、2個以上の具
を、昆布で隔離したことを特徴とするものであ
り、味付昆布を使用する場合はもちろん、味付さ
れていない昆布を使用する場合にも、昆布と具の
接触面積が大きいので両者の味が相互に浸み込
み、美味なものとなる。また視覚的にも美しい昆
布巻である。
次に図面に示された実施例について本考案を更
に詳細に説明する。
第1図に示すように、断面がほぼ長方形の高野
豆腐1を2個と、所定形状の昆布2を用意する。
まず高野豆腐の1個を昆布で巻いた後、更に残り
の1個を巻き込んで3で示される形とした後、外
周をかんぴようで2ケ所結んで昆布巻4とする。
これを必要により更に乾燥して袋詰し、製品とす
る。
代りに、昆布2より長さが短い昆布2′と、高
野豆腐1の巾lよりやや長い昆布2″を用い、昆
布2″を高野豆腐の間にはさみ、全体を昆布2′で
巻いて3′で示される形とした後、外周をかんぴ
ようで2ケ所結んで昆布巻4とする。この際、か
んぴようの結び目は、高野豆腐の間にはさまれた
昆布に対して平行な向かい合つた2つの面上に来
るようにする。あるいは、4′で示されているよ
うに、間にはさまれた昆布が形成する平面上で、
かつ向かい合つた2つの面上に結び目が来るよう
にしてもよい。
このようにしてつくられた昆布巻4,4′は、
たとえば第2図に示すように、切断位置を変える
ことにより、種々の、同一または対称形状の2個
の昆布巻とすることができる。
結び個所数は、1個でもあるいは3個以上でも
よい。具を3個以上用いた昆布巻の例を第3図に
示す。
本考案の昆布巻を製造する際に留意すべきこと
は、煮上がつた昆布巻において、具が昆布より外
側に露出することがないように、具の長さ、昆布
の巾を適切に調節することである。高野豆腐を使
用する場合、高野豆腐の長さL1より昆布の巾L2
を、4〜10mm程度長くするとよい。
本考案は昆布巻の構造に関するものであるが、
昆布に代えて魚肉蛋白その他のシート状の材料を
使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の昆布巻の製造例を示す概略
図である。第2図は、本考案の昆布巻の切断例を
示す概略図である。第3図は、本考案の昆布巻の
実施態様の断面図である。 1……高野豆腐、2,2′,2″……昆布、3,
3′……昆布巻(結ぶ前の状態)、4,4′……昆
布巻、5……かんぴよう。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも2個の具を昆布で巻きこんでなる
    昆布巻において、前記具が高野豆腐であり、昆
    布により少なくとも2個の区分に隔離されてい
    ることおよび、前記具が、一部が着色されたも
    のであるかあるいは異なる形状のものであるこ
    とを特徴とする昆布巻の構造。 (2) 具が四角柱または円柱である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の構造。 (3) 昆布巻の巻方向外側が、少なくとも2個所ひ
    もで結ばれている実用新案登録請求の範囲第1
    項または第2項記載の構造。 (4) ひもの結び目の少なくとも1個が、他のひも
    の結び目に対して昆布巻の巻心の回りにほぼ
    180゜回転した位置にある実用新案登録請求の
    範囲第3項記載の構造。
JP1982110096U 1982-07-20 1982-07-20 昆布巻の構造 Granted JPS5914584U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982110096U JPS5914584U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 昆布巻の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982110096U JPS5914584U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 昆布巻の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5914584U JPS5914584U (ja) 1984-01-28
JPS6140152Y2 true JPS6140152Y2 (ja) 1986-11-17

Family

ID=30256201

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JP1982110096U Granted JPS5914584U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 昆布巻の構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019613A (ja) * 1973-06-25 1975-03-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019613A (ja) * 1973-06-25 1975-03-01

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Publication number Publication date
JPS5914584U (ja) 1984-01-28

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