JPS6354823B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6354823B2 JPS6354823B2 JP16741484A JP16741484A JPS6354823B2 JP S6354823 B2 JPS6354823 B2 JP S6354823B2 JP 16741484 A JP16741484 A JP 16741484A JP 16741484 A JP16741484 A JP 16741484A JP S6354823 B2 JPS6354823 B2 JP S6354823B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- ground
- base fabric
- forming
- needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 32
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 22
- 238000009940 knitting Methods 0.000 claims description 20
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 5
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 244000089486 Phragmites australis subsp australis Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009986 fabric formation Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、新規なパイル組成を有するパイル経
編地の製造方法に関する。
編地の製造方法に関する。
[従来の技術とその問題点]
従来、パイル組成を有する経編地の製造方法と
しては、シングルニードル列を有する経編機によ
るもの、ダブルニードル列を有する経編機による
もの或いはシングルニードル列に対しピンニード
ル列を有する経編機によるものなどが一般的に知
られており、パイル組成としては、いわゆる輪状
のパイルが基布より突出しているループパイル、
パイル糸が切断されているカツトパイルがある
が、いずれにおいてもパイルは各々独立して基布
より突出しており、弾力性に乏しく、特に経編に
よるパイル時においてはパイルの植成が一定方向
の性状を呈しており、又ある面においてはパイル
の外観があまりも整然としており趣に欠けるきら
いがあつた。
しては、シングルニードル列を有する経編機によ
るもの、ダブルニードル列を有する経編機による
もの或いはシングルニードル列に対しピンニード
ル列を有する経編機によるものなどが一般的に知
られており、パイル組成としては、いわゆる輪状
のパイルが基布より突出しているループパイル、
パイル糸が切断されているカツトパイルがある
が、いずれにおいてもパイルは各々独立して基布
より突出しており、弾力性に乏しく、特に経編に
よるパイル時においてはパイルの植成が一定方向
の性状を呈しており、又ある面においてはパイル
の外観があまりも整然としており趣に欠けるきら
いがあつた。
[発明の解決課題]
本発明は上記従来のパイル構造とは全く異な
り、各パイル糸がループ連結されてかつ方向性が
なく、しかも均一なパイル面を有する新規なパイ
ル経編地の製造方法を提供せんとするものであ
る。
り、各パイル糸がループ連結されてかつ方向性が
なく、しかも均一なパイル面を有する新規なパイ
ル経編地の製造方法を提供せんとするものであ
る。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、パイル経編地の製造方法として、基
布形成用の地筬及びパイル形成用地筬を備えた前
後ニードル列を有する経編機を使用し、基布形成
用の地筬に通糸してなる地糸により一方のニード
ル列にて基布を形成しながら、パイル形成用の地
筬に通糸してなるパイル糸を前後基布に挿入する
かあるいは地糸と一体に編目形成しつつ他方のニ
ードル列に移行して、パイル糸のみで編目形成
し、更にもとのニードル列に折り返して挿入する
かあるいは地糸と一体に編目を形成し、これを繰
り返して、パイル糸自体による編目を編方向で連
続して形成し、一方のニードル列にて編成した基
布に対しループの連結状態を呈するパイル面を形
成することとしたものである。
布形成用の地筬及びパイル形成用地筬を備えた前
後ニードル列を有する経編機を使用し、基布形成
用の地筬に通糸してなる地糸により一方のニード
ル列にて基布を形成しながら、パイル形成用の地
筬に通糸してなるパイル糸を前後基布に挿入する
かあるいは地糸と一体に編目形成しつつ他方のニ
ードル列に移行して、パイル糸のみで編目形成
し、更にもとのニードル列に折り返して挿入する
かあるいは地糸と一体に編目を形成し、これを繰
り返して、パイル糸自体による編目を編方向で連
続して形成し、一方のニードル列にて編成した基
布に対しループの連結状態を呈するパイル面を形
成することとしたものである。
[作 用]
上記した本発明の方法によれば、パイル糸は一
方のニードル列で基布に対し挿入あるいは編目形
成しつつ編み込まれ止定されるとともに、他方の
ニードル列でのパイル糸のみの編目形成により、
パイル面ではパイル糸のループが連続しかつ互に
弛緩した状態でループパイル状をなししかも方向
が特定されることなく重なり、方向性のないパイ
ルが形成されることになる。
方のニードル列で基布に対し挿入あるいは編目形
成しつつ編み込まれ止定されるとともに、他方の
ニードル列でのパイル糸のみの編目形成により、
パイル面ではパイル糸のループが連続しかつ互に
弛緩した状態でループパイル状をなししかも方向
が特定されることなく重なり、方向性のないパイ
ルが形成されることになる。
[実施例]
第1図は本発明の製造方法を実施するための前
後ニードル列を有する経編機の編成要部の概略側
面図であり、1,2は基布形成用の地筬、3はパ
イル形成用の地筬であつて、地筬1には地糸4
を、地筬2には地糸5を各々通糸しており、更に
地筬3にはパイル形成用糸6を通糸してなる。
後ニードル列を有する経編機の編成要部の概略側
面図であり、1,2は基布形成用の地筬、3はパ
イル形成用の地筬であつて、地筬1には地糸4
を、地筬2には地糸5を各々通糸しており、更に
地筬3にはパイル形成用糸6を通糸してなる。
7は前部ニードル列Fのニードル、8は後部ニ
ードル列Bのニードルを示し、9は前部のトリツ
クプレート、10は後部のトリツクプレート、1
1は編成後のパイル経編地である。
ードル列Bのニードルを示し、9は前部のトリツ
クプレート、10は後部のトリツクプレート、1
1は編成後のパイル経編地である。
次に本発明の製造方法について第2図の一実施
例編組織に基づいて詳しく説明すると、地糸4を
通糸した地筬1は前部ニードル列Fニードル7に
対し1針間を往復してループ形成するとともに、
地糸5を通糸した地筬2は同じく前部ニードル7
に対して針間を往復してループ形成し、地糸4及
び地糸5によりいわゆるハーフ組織を構成してな
る。
例編組織に基づいて詳しく説明すると、地糸4を
通糸した地筬1は前部ニードル列Fニードル7に
対し1針間を往復してループ形成するとともに、
地糸5を通糸した地筬2は同じく前部ニードル7
に対して針間を往復してループ形成し、地糸4及
び地糸5によりいわゆるハーフ組織を構成してな
る。
パイル糸6を通糸した地筬3は、前部ニードル
列Fのニードル7において地糸1,2と同時にオ
ーバーラツピングしてパイル形成用糸6にて基布
形成の地糸と同時にループ形成し、次に後部ニー
ドル列Bのニードル8へ移行してオーバーラツピ
ングの後、再び前部ニードル7へ戻つて基布形成
の地糸と同時にオーバーラツピングしてループ形
成し基布にパイルを止定する。なお、基布地組織
としてはこの他に、第3図に示す如く鎖編+挿入
編としてもよいが、この場合地筬1には挿入編を
行なう地糸を、地筬2には鎖編形成を行なう地糸
を各々通糸し、地筬3には前列同様パイル用糸を
通糸して行なうが、地筬3は前部ニードル7にオ
ーバーラツピングの後、対向後部ニードル8の左
隣りにオーバーラツピングし更にもとの前部ニー
ドル7に戻つてオーバーラツピングしこれを繰り
返して編成するもので、この場合パイル糸6は隣
接糸同士も相互に関連して形成される。
列Fのニードル7において地糸1,2と同時にオ
ーバーラツピングしてパイル形成用糸6にて基布
形成の地糸と同時にループ形成し、次に後部ニー
ドル列Bのニードル8へ移行してオーバーラツピ
ングの後、再び前部ニードル7へ戻つて基布形成
の地糸と同時にオーバーラツピングしてループ形
成し基布にパイルを止定する。なお、基布地組織
としてはこの他に、第3図に示す如く鎖編+挿入
編としてもよいが、この場合地筬1には挿入編を
行なう地糸を、地筬2には鎖編形成を行なう地糸
を各々通糸し、地筬3には前列同様パイル用糸を
通糸して行なうが、地筬3は前部ニードル7にオ
ーバーラツピングの後、対向後部ニードル8の左
隣りにオーバーラツピングし更にもとの前部ニー
ドル7に戻つてオーバーラツピングしこれを繰り
返して編成するもので、この場合パイル糸6は隣
接糸同士も相互に関連して形成される。
以上のとおり編成すると、第4図のように基布
12に対してパイル糸はその脚部6′においては
基布12に編み込まれるとともに、他方頭部6″
においては隣接のパイル同士がループの連続した
状態を呈しており、各パイルループPは他に止定
されるべき編糸が存在しないので互いに弛緩した
状態で、しかもループPはループパイル状を呈す
るとともに基布12の単一ループ13の長さより
長いものとなつているので、各ループPは特定さ
れない方向で重なり合つた状態を呈し全体として
第5図のように方向性のないパイルが基布11よ
り突出して、折り重なつた状態で形成されること
になる。
12に対してパイル糸はその脚部6′においては
基布12に編み込まれるとともに、他方頭部6″
においては隣接のパイル同士がループの連続した
状態を呈しており、各パイルループPは他に止定
されるべき編糸が存在しないので互いに弛緩した
状態で、しかもループPはループパイル状を呈す
るとともに基布12の単一ループ13の長さより
長いものとなつているので、各ループPは特定さ
れない方向で重なり合つた状態を呈し全体として
第5図のように方向性のないパイルが基布11よ
り突出して、折り重なつた状態で形成されること
になる。
[発明の効果]
本発明は以上のとおり、パイル経編地の製造に
おいて、基布に対しパイル糸を挿入あるいは編目
形成により止定するとともに、他方ニードルによ
つてループ形成してパイル自体ループの連結状態
を呈するように編成するため、このようにして得
られるパイル経編地は、パイル自体方向性がな
く、かつループの連結状態としてパイル形成をな
すようにしたため、パイル面自体に弾力性があ
り、しかもループ長自体定められたニードル間の
寸法により全長が規制されるので、均一なパイル
外観が得られる。
おいて、基布に対しパイル糸を挿入あるいは編目
形成により止定するとともに、他方ニードルによ
つてループ形成してパイル自体ループの連結状態
を呈するように編成するため、このようにして得
られるパイル経編地は、パイル自体方向性がな
く、かつループの連結状態としてパイル形成をな
すようにしたため、パイル面自体に弾力性があ
り、しかもループ長自体定められたニードル間の
寸法により全長が規制されるので、均一なパイル
外観が得られる。
第1図は、本発明の製造方法を実施するための
前後ニードル列を有する経編機の編成要部の概略
断面図、第2図は、本発明製造方法に基づく一実
施例の編組織図、第3図は、本発明製造方法に基
づく他の実施例の編組織図、第4図は、本発明製
造方法によつて編成されたパイル経編地の拡大断
面図、第5図は、同じくパイル経編地の平面図で
ある。 符号の説明、1,2……基布形成用の地筬、3
……パイル形成用の地筬、4,5……地糸、6…
…パイル形成用糸、7……前部ニードル、8……
後部ニードル。
前後ニードル列を有する経編機の編成要部の概略
断面図、第2図は、本発明製造方法に基づく一実
施例の編組織図、第3図は、本発明製造方法に基
づく他の実施例の編組織図、第4図は、本発明製
造方法によつて編成されたパイル経編地の拡大断
面図、第5図は、同じくパイル経編地の平面図で
ある。 符号の説明、1,2……基布形成用の地筬、3
……パイル形成用の地筬、4,5……地糸、6…
…パイル形成用糸、7……前部ニードル、8……
後部ニードル。
Claims (1)
- 1 基布形成用の地筬及びパイル形成用地筬を備
えた前後ニードル列を有する経編機を使用し、基
布形成用の地筬に通糸してなる地糸により一方の
ニードル列にて基布を形成しながら、パイル形成
用地筬に通糸してなるパイル糸を前記基布に挿入
するかあるいは地糸と一体に編目形成しつつ他方
のニードル列に移行して、パイル糸のみで編目形
成し、更にもとのニードル列に折り返して挿入す
るかあるいは地糸と一体に編目を形成し、これを
繰り返して、パイル糸自体による編目を編方向で
連続して形成し、一方のニードル列にて編成した
基布に対しループの連結状態を呈するパイル面を
形成することを特徴とするパイル経編地の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16741484A JPS6147858A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | パイル経編地の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16741484A JPS6147858A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | パイル経編地の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6147858A JPS6147858A (ja) | 1986-03-08 |
JPS6354823B2 true JPS6354823B2 (ja) | 1988-10-31 |
Family
ID=15849253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16741484A Granted JPS6147858A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | パイル経編地の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6147858A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108826U (ja) * | 1990-02-23 | 1991-11-08 |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP16741484A patent/JPS6147858A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03108826U (ja) * | 1990-02-23 | 1991-11-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6147858A (ja) | 1986-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6354823B2 (ja) | ||
US3381502A (en) | Fabric constructions | |
US4490995A (en) | Right-left knitted pile fabric | |
US1887166A (en) | Manufacture of knit goods | |
JPS6020496B2 (ja) | 両面パイル編地の編成法 | |
JPH0913253A (ja) | 両方向に伸縮性を有する経編生地と該生地を製造する方法 | |
JPS6311196Y2 (ja) | ||
US1618763A (en) | Textile fabric and method of making the same | |
US2114021A (en) | Knitted fabric and method of making the same | |
GB1584324A (en) | Knitted pile fabric | |
JPS584106B2 (ja) | 二面式パイル地の編成方法 | |
JPS6059336B2 (ja) | 二面式両面パイル編地の編成方法および装置 | |
JPS6146579B2 (ja) | ||
SU907098A1 (ru) | Одинарный основов заный трикотаж | |
JP3394743B2 (ja) | 紐状のレース地 | |
JPS59100749A (ja) | 経編機による毛布生地の製造法及びその毛布 | |
US1468963A (en) | Harry groppee | |
US3495423A (en) | Method for making improved fabric constructions | |
JPS5846145Y2 (ja) | 伸縮性ハイパイル地 | |
JPH0121989Y2 (ja) | ||
JPS6157427B2 (ja) | ||
US2968171A (en) | Warp knitting with pile contributing to lay-in weft bind | |
JPS5928067Y2 (ja) | 幅出し可能な角目編地 | |
JPS62238852A (ja) | 伸縮性経編地 | |
SU441368A1 (ru) | Двойной основов заный трикотаж |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |