JPS635456Y2 - - Google Patents

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JPS635456Y2
JPS635456Y2 JP1978162912U JP16291278U JPS635456Y2 JP S635456 Y2 JPS635456 Y2 JP S635456Y2 JP 1978162912 U JP1978162912 U JP 1978162912U JP 16291278 U JP16291278 U JP 16291278U JP S635456 Y2 JPS635456 Y2 JP S635456Y2
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JP
Japan
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cutting blade
fulcrum
oil
chain
conveyance
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JP1978162912U
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JPS5577919U (ja
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  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、刈取装置の上方に、刈取穀稈の機体
側方に配置されている結束機へ刈取穀稈を移送す
るための横搬送装置が設けられている刈取結束機
において、刈取装置および横搬送装置に対する注
油動作を確実にすることを目的とするものであ
る。
本考案は、刈取結束機の注油装置において、横
搬送装置20における搬送チエン24の非作用側
経路を、刈取装置10の刈刃駆動アーム6の支点
部6b近傍の前方で且つ上方に位置させ、非作用
側搬送チエン24の前方で且つ上方近傍に位置し
て、搬送チエン24の非作用側および支点部6b
方向に注油ノズルの基部に対し先端側を機体後方
かつ下方に向けて、単一の注油ノズル32を設置
し、支点部6bから刈刃駆動アーム6を介して刈
刃駆動部への注油を行なうことを特徴とするもの
である。
以下図面に示す実施例にもとづいて説明する。
刈取装置10は、受刃1と押え金2との間で刈
刃3を摺動自在とし、刈刃3に固定した駆動板4
より上方に突出させた駆動軸5に刈刃駆動アーム
6の先端のフオーク部6aを係合させ、刈刃駆動
アーム6をその支点部6bを支点として回動させ
ることにより、刈刃3を左右に往復運動させるよ
う構成することは従来の装置と同様である。
7は、駆動軸5とフオーク部6aとの係合を円
滑するための筒体、8は支持板、9は刈取フレー
ム11に刈取装置1を固定するための取付具であ
る。
実施例においては、刈刃駆動アーム6の支点部
6bにキー止め17した支軸12の内下端を結束
伝動ケース13内へ突出させ支点軸12の下端に
固定した駆動板14のフオーク部14aを、カ
ム、または円板15の偏心位置に固定したピン1
6に係合させ、円板15を適宜の伝動機構を介し
て作業機駆動軸18と伝動させているが、第4図
に示す如く支点軸12と刈刃駆動アーム6の支点
部6bとを遊合状態とし支点6bより延長させて
形成したフオーク部6cをカムまたは円板上の偏
心位置のピン16′と係合させてもよい。
横搬送装置20は、結束伝動ケース13内の常
時回転軸である中間軸19の端部を結束伝動ケー
ス13より突出させて駆動スプロケツト20を固
定し、遊転のスプロケツトまたは転車21,22
と前記駆動スプロケツト20に搬送突起23を等
間隔に多数取付けた搬送チエン24を巻回しチエ
ン受け(チエンガイド)25を搬送チエン24の
非搬送作用側に取付けて、搬送チエン24を緊張
させ作業機駆動軸18の回転中は搬送突起23を
刈刃装置10の上方で結束装置26の方向へ常時
横移動するよう構成されている。
チエン受け25は、搬送チエン24の搬送非作
用側を刈刃駆動アーム6の支点部6bの近傍にお
いて、支軸12の近傍上方に位置させるように、
位置設定されて結束ケース27にボルト止め28
されている。
刈刃駆動アーム6は、その支点部6bがフオー
ク部6aよりも高位置となるように傾斜してお
り、底面または上面にリブ6dが形成されてい
る。
刈取結束機の機体の適宜個所(例えば結束ケー
ス13の上面と刈刃取付具9)にその両端が固定
された支持板29に分配器30を固定金具41を
介して固定するが、分配器30の噴射用の注油ノ
ズル32の注口33を、搬送チエン24および刈
刃駆動アーム6の支点部6bにのぞむように、分
配器30の取付位置および取付角度を設定する。
第2図および第3図を参照して、分配器30は
コツク31・注油ポンプ42を経てオイルタンク
43に通じており、注油ポンプ42は注油クラツ
チ34を介して作業機駆動軸18と伝動してお
り、コツク31の“開”と油圧クラツチ34の
“接”は、クラツチレバー35の操作により、連
動して動作するようになつている。分配器30に
は、注油ノズル32の他にノズル36,36,3
6が設けられておりビニールパイプ・銅パイプ等
の配管37によつて、右引起装置の引起チエンの
下部38・左引起装置の引起チエンの下部39・
掻込装置のスターホイル40等に注油口をのぞま
せた注油ノズルに通じている。
注油にあたり注油ノズル32の注口33より噴
出したオイルは、搬送チエン24および刈刃駆動
アーム6の支点部6bに注油される。搬送チエン
24に注油されたオイルは、搬送チエン24の回
行により駆動スプロケツト20・遊転スプロケツ
ト21,22に注油されるとともに、チエン受け
25と搬送チエン24との間に注油される。
また、刈刃駆動アームの支点部6bに注油され
たオイルは、先端のフオーク部6aに向け流下
し、フオーク部6aと筒体7、筒体7フオーク部
6aの下面と駆動板4の上面との間および筒体7
と軸5との間に注油されるとともに、一部は、駆
動板4をつたつて流下して刈刃と受刃との間に注
油される。また、伝動ケース13の上面と刈刃駆
動アーム支点部6bの下面との間にも注油され、
その一部は伝動ケース13内に流下してフオーク
部14aとピン16との間にも注油され、円板1
5をつたつて伝動ケース13内のギヤ・回転軸に
も注油される。
なお、第4図に示す実施例においては、支点軸
12と支点部6aとの間に注油されるとともにフ
オーク部6cに流下してフオーク部6cとピン1
6′との間に注油される。
本考案の効果を列挙すると次の通りである。
(1) 搬送チエン24の非作用側後方の位置で注油
するので、わらくずの付着がない。
(2) 注油ノズル32を、搬送チエン20の非作用
方向および支点部6b方向のその基部に対し先
端側を機体後方に向けたので、ちり、ほこりの
付着がなくて注油口の詰まりが生じない。
(3) 注油ノズル32より下方に向け放油され注油
方向が下方であるので、放出する時の圧力は微
力でよい。
(4) 搬送チエン24の下方に刈刃駆動アーム6の
支点部6bがあり、上方から下方への2段階注
油であり、油の無駄がない。
(5) 注油ノズルをその基部に対し先端側を機体後
方に向けて注油しているので油の放出方向は後
方になり穀稈搬送通路から遠くなり、油のはね
返りによる穀稈の汚れがない。
(6) 特に注油が必要である刈刃駆動部へは、装置
の作動により移動(揺動)しない支点部6bの
上方に油を落下させ、落下した油を周囲へちら
すことなく支点部の注油が行なわれ、かつ、支
点部から下方の刈刃駆動部へと刈刃駆動アーム
6を介在させて注油され、更に、下方部への注
油は支点部6bより刈刃駆動アーム6により導
かれた油が刈刃駆動部の揺動作用により、僅か
な油でもとどこおりなく刈刃駆動部に注がれる
ことにより、少しの油も無駄にすることがな
く、多段階の複合注油が非常に経済的に可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の注油装置を装備した刈取作
業機の大略を示す一部断面した部分側面図。第2
図は同じく部分平面図である。第3図は注油機構
の大要を示す略図である。第4図は刈刃駆動アー
ムの他の実施例を示す側面図である。 6……刈刃駆動アーム、6a……フオーク部、
6b……支点部、10……刈取装置、20……横
搬送装置、24……搬送チエン、32……注油ノ
ズル、33……注口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈取穀稈を機体側方へ移送するための横搬送装
    置20を設け、横搬送装置20における搬送チエ
    ン24の非作用側経路を、刈取装置10の刈刃駆
    動アーム6の支点部6b近傍の前方で且つ上方に
    位置させ、非作用側搬送チエン24の前方で且つ
    上方近傍に位置して搬送チエン24の非作用側お
    よび支点部6b方向に注油ノズルの基部に対し先
    端側を機体後方かつ下方に向けて、単一の注油ノ
    ズル32を設置し、支点部6bから刈刃駆動アー
    ム6を介して刈刃駆動部への注油を行なうことを
    特徴とする刈取結束機の多段階複合注油装置。
JP1978162912U 1978-11-27 1978-11-27 Expired JPS635456Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978162912U JPS635456Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978162912U JPS635456Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5577919U JPS5577919U (ja) 1980-05-29
JPS635456Y2 true JPS635456Y2 (ja) 1988-02-15

Family

ID=29159085

Family Applications (1)

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JP1978162912U Expired JPS635456Y2 (ja) 1978-11-27 1978-11-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244978B2 (ja) * 1974-04-03 1977-11-11

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244978U (ja) * 1975-09-23 1977-03-30
JPS52135784U (ja) * 1976-04-10 1977-10-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244978B2 (ja) * 1974-04-03 1977-11-11

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Publication number Publication date
JPS5577919U (ja) 1980-05-29

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