JPH0111000Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0111000Y2
JPH0111000Y2 JP1979005174U JP517479U JPH0111000Y2 JP H0111000 Y2 JPH0111000 Y2 JP H0111000Y2 JP 1979005174 U JP1979005174 U JP 1979005174U JP 517479 U JP517479 U JP 517479U JP H0111000 Y2 JPH0111000 Y2 JP H0111000Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting blade
oil
injection nozzle
drive mechanism
injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979005174U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55106026U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1979005174U priority Critical patent/JPH0111000Y2/ja
Publication of JPS55106026U publication Critical patent/JPS55106026U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0111000Y2 publication Critical patent/JPH0111000Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、刈取作業機の注油装置に関するもの
である。
本考案は、刈取作業機の刈刃及び該刈刃を摺動
せしめるための駆動機構への注油を単一の噴射ノ
ズルで簡単に行うことを目的としたものであり、
注油ポンプを介して油タンクと連通接続された噴
射ノズルを、刈刃長手巾一端上位置であつてその
刈刃を駆動せしめるための駆動機構側位置に配置
し、前記噴射ノズルから噴射される油の噴出方向
が刈刃長手巾方向に略沿うように噴口を臨まし
め、注油ポンプ作動時には刈刃全体を注油すると
共に、駆動機構をも前記噴射ノズルの噴射注油経
路として注油せしめ、駆動機構の作動ピン15を
摺動刈刃2の上方に配置した刈取作業機の注油装
置を提供するものである。
以下、第1図乃至第4図に示す実施例に基づい
て本考案を説明する。
1は刈取作業機の一例である小型一条刈の刈取
結束機であつて(全体図は省略)、一般の刈取結
束機と同様に、機体最前部の穀稈引起し装置2、
バリカン型刈取装置3、穀稈横搬送装置(図示せ
ず)、パツカー4、ニードル5、ビル6、ホルダ
ー7、放出アーム8等を結束伝動ケース11に装
着してなる結束放出装置10、などが機体前部に
配置されており、機体を前進走行させながら立毛
穀稈を引き起こし、刈り取り、結束し、機外へ放
出するように構成されている。前記刈取装置3
は、機体巾方向に沿つた姿勢で前記結束伝動ケー
ス11の前端適当部位に適当長さの固定刃13を
固定し、その固定刃13上面に機体巾方向摺動自
在に刈刃12を接面させ、機体巾方向適当間隔を
おいて固定刃13の取付部13a,13aにその
基端部が固定支持された左右一対の押え金具1
4,14の先端押え部14a,14aでもつて、
前記刈刃12を固定刃13から離隔不能に適当な
る圧力で押え、刈刃12未刈地側一端部位付近に
上方突出状の作動ピン15を突設した伝動板16
を前記刈刃12に連結固定し、本実施例の駆動機
構17であるところの揺動駆動アーム18を前記
結束伝動ケース11前方未刈地側部位に突設した
揺動支軸19に装着させ、そして揺動駆動アーム
18の先端係合溝18aを前記作動ピン15に係
合させてなるもので、この駆動機構17の揺動作
用により刈刃12が左右摺動するように構成され
ている。
結束伝動ケース11は、機体の適当箇所に配置
されたエンジン(図示せず)からミツシヨンケー
ス20を介して動力が伝達されるように構成され
ている。
そして、本考案の要点であるところの注油装置
について説明すると、前記結束伝動ケース11の
適宜部位に小型の注油ポンプ21を着脱自在に固
着すると共に結束伝動ケース11の適宜の常時回
転軸22に簡易クラツチ23を介して断続可能に
連動連結し、注油ポンプ21の吸入口21aと機
体適宜箇所に配置した油タンク24とを油管25
でもつて連通接続し、注油ポンプ21の吐出口2
1bには分配器26を連通接続して該分配器26
にさらに複数本の油管27,28を連通接続し、
そして一つの油管27の先端噴射ノズル29を前
記穀稈引起し装置2の作動部に臨ませ、他の一つ
の油管28の先端噴射ノズル30を刈取装置3に
臨ませるのであるが、本考案に従い上記刈取装置
3に臨ませた噴射ノズル30は次のように配置・
構成されている。
前記結束伝動ケース11の未刈地側一端に固定
され機体進行方向に沿つて前方に延設されその先
端でもつて前記穀稈引起し装置2の下端部を支持
する支持ビーム31の、刈刃12長手巾未刈地側
一端付近であつて前記揺動駆動アーム18未刈地
側近傍位置に立上り固定板32を固着し、前記噴
射ノズル30をその油噴射方向が刈刃12長手方
向に略沿うように臨ませると共に、その位置高さ
を揺動駆動アーム18の係合溝18a側の高さよ
りも若干高位置として、その油噴射経路が前記駆
動アーム18先端部を通過しさらに噴射方向が若
干下方傾斜状となるように立上り固定板32にボ
ルト33及び締付片34によつて固定してなるも
のである。
なお、23aは前記クラツチ23を入切操作す
る操作レバーであり、本実施例においては機体前
処理部に配置してあるが、運転操作部(本実施例
においては機体後部)に配置するも任意である。
上記の如き実施例において、第3図乃至第4図
を参照してその作用を説明すると、適宜なるエン
ジン回転状態において操作レバー23aを操作し
てクラツチ23を「入」とすると、注油ポンプ2
1が作動して噴射ノズル30から油を噴射するの
であるが、噴射された油は先ずその一部が噴射経
路中に位置する揺動駆動アーム18先端部にぶつ
かつて係合溝18aと作動ピン15との係合箇所
に注がれると共に、揺動駆動アーム18の揺動に
より滴下せられるかもしくは直接揺動駆動アーム
18からはね反り落下してその略直下に位置する
押え金具14の刈刃12との接触部分にも注が
れ、また揺動駆動アーム18にぶつからずに通過
した油は、その噴射経路が刈刃長手巾方向に沿い
そして僅かに下方向に傾斜しているので、噴射経
路途中において刈刃12と固定受刃13の摺動面
の長手方向略全巾に注がれつつ既刈地側一端に位
置する押え金具14にまで致達し該押え金具14
にも注がれるのである。
すなわち、単一の噴射ノズル30で刈取装置3
の可動注油箇所全部に注油できることになり、特
に本実施例の一条刈り刈取作業機の如く刈刃12
の刈巾が狭いものにおいては油管の配管の簡素化
ができると共に複数個の噴射ノズルを使用して各
箇所へ注油するときとほぼ同様の適切な注油が行
えるものである。
また本実施例においては、結束伝動ケース11
内の既存の回転軸22によつて注油ポンプ21を
作動しているので、エンジンのアクセルレバー等
既存のエンジン回転操作レバーによりエンジン回
転を調節することによつて噴射距離を簡単に調節
できるという利点もある。
なお、噴射ノズル30の噴口30aの形状を縦
長線状として、噴射された油が適当なる上下巾を
有する帯状となるようにすれば、刈取装置3の各
注油箇所への注油量の均一化が良好になり好都合
である。
上述したように、本考案は、注油ポンプを介し
て油タンクと連通接続された噴射ノズルを、刈刃
長手巾一端上位置であつてその刈刃を駆動せしめ
るための駆動機構側位置に配置し、前記噴射ノズ
ルから噴射される油の噴出方向が刈刃長手巾方向
に略沿うように噴口を臨ましめ、注油ポンプ作動
時には刈刃全体を注油すると共に、前記駆動機構
をも前記噴射ノズルの噴射注油経路として注油せ
しめるように構成したので、注油装置の油管の配
管が簡素化できると共に、単一の噴射ノズルによ
つて刈取装置の要注油箇所であるところの刈刃の
駆動機構及び刈刃の摺動面に同時にかつ簡単に注
油が行えるという効果を有するのである。
また、本考案は、駆動機構の作動ピンが摺動刈
刃の上方に配置されているので、駆動機構にあた
り飛散し伝動板および押え金具等の先端側に流れ
先端より裏面側へ伝つて押え金具等の先端より刈
刃上に油が落下し刈刃全体により効果的に注油で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案を実施した刈取作業機の注油装置を
示したもので、第1図は一部切欠して示した平面
図、第2図は側面図、第3図は要部を拡大して示
した作用説明平面図、第4図は同じく作用説明正
面図である。 1……刈取結束機(刈取作業機)、17……駆
動機構、24……油タンク、12……刈刃、13
……固定受刃、21……注油ポンプ、30……噴
射ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 注油ポンプ21を介して油タンクと連通接続さ
    れた噴射ノズル30を、刈取長手巾一端上位置で
    あつてその刈刃12を駆動せしめるための駆動機
    構側位置に配置し、前記噴射ノズル30から噴射
    される油の噴出方向が刈刃長手巾方向に略沿うよ
    うに噴口を臨ましめ、注油ポンプ作動時には刈刃
    全体を注油すると共に、前記駆動機構17をも前
    記噴射ノズル30の噴射注油経路として注油せし
    め、駆動機構の作動ピン15を摺動刈刃2の上方
    に配置したことを特徴とする刈取作業機の注油装
    置。
JP1979005174U 1979-01-18 1979-01-18 Expired JPH0111000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979005174U JPH0111000Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979005174U JPH0111000Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55106026U JPS55106026U (ja) 1980-07-24
JPH0111000Y2 true JPH0111000Y2 (ja) 1989-03-30

Family

ID=28810793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979005174U Expired JPH0111000Y2 (ja) 1979-01-18 1979-01-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0111000Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244978B2 (ja) * 1974-04-03 1977-11-11
JPS5345231B2 (ja) * 1975-01-17 1978-12-05

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4983236U (ja) * 1972-11-13 1974-07-18
JPS5521541Y2 (ja) * 1974-11-01 1980-05-23
JPS5244978U (ja) * 1975-09-23 1977-03-30
JPS52136027U (ja) * 1976-04-10 1977-10-15
JPS5841432Y2 (ja) * 1976-09-21 1983-09-19 株式会社クボタ 移動農機の潤滑油供給装置
JPS599568Y2 (ja) * 1977-06-02 1984-03-26 株式会社クボタ 刈取機の給油装置
JPS613313Y2 (ja) * 1977-10-05 1986-02-01

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5244978B2 (ja) * 1974-04-03 1977-11-11
JPS5345231B2 (ja) * 1975-01-17 1978-12-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55106026U (ja) 1980-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2477068A (en) Harvester with intermittently
JPH0111000Y2 (ja)
US2348634A (en) Ensilage harvester
US2797717A (en) Chain saw for cutting brush and small trees
JPH0238594Y2 (ja)
SU1005647A3 (ru) Устройство дл скашивани стеблей
JP3775897B2 (ja) 施肥機
JPS635456Y2 (ja)
JPS5841432Y2 (ja) 移動農機の潤滑油供給装置
JPS6224421Y2 (ja)
JPS5811968B2 (ja) 農用茎稈搬送装置用自動テンシヨン機構
JPS6212155Y2 (ja)
JPS5832563B2 (ja) 田植機
JP2933817B2 (ja) 移植機の苗ガイド装置
JPS59203423A (ja) 乗用型施肥機
JPH0120824Y2 (ja)
JPS5850833Y2 (ja) 刈取機の給油装置
JPS5830422Y2 (ja) 桑刈機
JPS605804Y2 (ja) コンバインの注油構造
JPS6331542Y2 (ja)
JPH0111002Y2 (ja)
JPS5832620Y2 (ja) 刈取脱穀機における薬剤散布装置
SU1007565A1 (ru) Устройство дл освоени склонов
JPS6024104Y2 (ja) コンバインの穀稈搬送装置
JPH0441793Y2 (ja)