JPS6354419B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6354419B2 JPS6354419B2 JP55022285A JP2228580A JPS6354419B2 JP S6354419 B2 JPS6354419 B2 JP S6354419B2 JP 55022285 A JP55022285 A JP 55022285A JP 2228580 A JP2228580 A JP 2228580A JP S6354419 B2 JPS6354419 B2 JP S6354419B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- adsorbent
- present
- float shell
- oil adsorbent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油類拡散防止および油類吸着処理に有
効な油類吸着材に関する。
効な油類吸着材に関する。
従来、油類の拡散防止を目的としてオイルフエ
ンスが提供され、また油類の吸着を目的として
種々の形状の油類吸着材が開発されている。しか
しながらこれらのものはいずれも油類の拡散防止
あるいは油類の吸着のいずれかの用途にしか使用
できなかつた。
ンスが提供され、また油類の吸着を目的として
種々の形状の油類吸着材が開発されている。しか
しながらこれらのものはいずれも油類の拡散防止
あるいは油類の吸着のいずれかの用途にしか使用
できなかつた。
本発明者等は油類の拡散防止および吸着の多目
的用途に使用できる構造物について鋭意研究を重
ねた結果本発明を完成するに至つた。すなわち、
本発明の油類吸着材はフロート殻の表面にフイン
を具設し且つ該フロート殻内に油類吸着物質を充
填してなるものである。
的用途に使用できる構造物について鋭意研究を重
ねた結果本発明を完成するに至つた。すなわち、
本発明の油類吸着材はフロート殻の表面にフイン
を具設し且つ該フロート殻内に油類吸着物質を充
填してなるものである。
次に本発明に係る油類吸着材について図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
本発明の油類吸着材は袋体1にロープ等の挿通
袋部2を有するフロート殻に油類吸着物質3を充
填してなるものである。またこのフロート殻はそ
の表面にフイン4を少なくとも1個具設すること
によつて油類の附着・吸収量を増大させることが
できる。そして該フインはフロート殻の全面に複
数個具設することが好ましい。フロート殻に具設
されるロープ等の挿通袋部2およびフイン4は例
えばフロート殻をネツト状物、不織布、金網等を
素材として形成する場合には第4図に示すように
円筒袋に挿通袋部2および所望するフイン4の数
だけのひだを付け、該ひだの立上り部を縫い合わ
せる等して接合させることによつて形成すること
ができる。
袋部2を有するフロート殻に油類吸着物質3を充
填してなるものである。またこのフロート殻はそ
の表面にフイン4を少なくとも1個具設すること
によつて油類の附着・吸収量を増大させることが
できる。そして該フインはフロート殻の全面に複
数個具設することが好ましい。フロート殻に具設
されるロープ等の挿通袋部2およびフイン4は例
えばフロート殻をネツト状物、不織布、金網等を
素材として形成する場合には第4図に示すように
円筒袋に挿通袋部2および所望するフイン4の数
だけのひだを付け、該ひだの立上り部を縫い合わ
せる等して接合させることによつて形成すること
ができる。
またフロート殻として第2図に示すような形状
を有し、且つ一方が開放された円筒を成型し、該
フロート殻成型体に油類吸着物質を充填した後フ
ロート殻成型体の開口部を蓋体で閉口したもので
もよい。蓋体の開口手段としては例えばねじ込み
等によつて行えばよい。もち論この場合成型され
た円筒形のフロート殻は内部にある油類吸着物質
に油類を吸収させるためメツシユ状であることが
必要である。さらに他の態様として第5図に示す
ようなロープ挿通口5を有する多孔状フロート殻
6を成型し、その中に油類吸着物質を充填した後
蓋体7を嵌合あるいはねじ込み等の手段によつて
一体化し、油類吸着材を調整することもできる。
さらに第7図および第8図に示すように偏平体の
フロート殻を有していてもよく、その他種々の形
状のものが使用できることは勿論である。
を有し、且つ一方が開放された円筒を成型し、該
フロート殻成型体に油類吸着物質を充填した後フ
ロート殻成型体の開口部を蓋体で閉口したもので
もよい。蓋体の開口手段としては例えばねじ込み
等によつて行えばよい。もち論この場合成型され
た円筒形のフロート殻は内部にある油類吸着物質
に油類を吸収させるためメツシユ状であることが
必要である。さらに他の態様として第5図に示す
ようなロープ挿通口5を有する多孔状フロート殻
6を成型し、その中に油類吸着物質を充填した後
蓋体7を嵌合あるいはねじ込み等の手段によつて
一体化し、油類吸着材を調整することもできる。
さらに第7図および第8図に示すように偏平体の
フロート殻を有していてもよく、その他種々の形
状のものが使用できることは勿論である。
本発明のフロート殻中に充填する油類吸着物質
としては、ポリオレフイン繊維等の合成繊維、レ
ーヨン等の化学繊維、天然繊維、故紙パルプ、ぼ
ろパルプ、パルプ粕等の天然繊維で綿状を呈した
もの、不織布、吸油性鉱石〔オイルドライ(ユニ
オンカーバトド製)、パーライト(三井鉱山製)〕
プラスチツク海綿状発泡体等が単独又は配合して
使用できる。なお上記油類吸着物質で吸水性を有
するものは予め撥水処理を施すことが好ましい。
としては、ポリオレフイン繊維等の合成繊維、レ
ーヨン等の化学繊維、天然繊維、故紙パルプ、ぼ
ろパルプ、パルプ粕等の天然繊維で綿状を呈した
もの、不織布、吸油性鉱石〔オイルドライ(ユニ
オンカーバトド製)、パーライト(三井鉱山製)〕
プラスチツク海綿状発泡体等が単独又は配合して
使用できる。なお上記油類吸着物質で吸水性を有
するものは予め撥水処理を施すことが好ましい。
本発明に係る油類吸着材は従来のように個々に
油拡散面に投入して使用することもできるが、特
に本発明の油類吸着材はフロート殻に設けたロー
プ等の挿通袋部2にロープを連通して第9図およ
び第10図に示すように連設して使用することが
好ましい。第9図のように展張した場合、従来の
オイルフエンスと油類吸着材の役割をはたし、正
に一石二鳥の効果を奏する。さらにフロート殻に
フイン4を具設したものは、これを前記したと同
様にロープ等の挿通袋部2にロープを連通させて
油類吸着材を連設し、これを第11図に示すよう
に矢印方向に船で曳行するとフイン4の裏面部
(曳航方向と反対側)にカルマン渦流が生起し、
油類吸着材の外に漏流しようとする油類をフイン
4部に集めて油吸着物質に吸収させることができ
る。
油拡散面に投入して使用することもできるが、特
に本発明の油類吸着材はフロート殻に設けたロー
プ等の挿通袋部2にロープを連通して第9図およ
び第10図に示すように連設して使用することが
好ましい。第9図のように展張した場合、従来の
オイルフエンスと油類吸着材の役割をはたし、正
に一石二鳥の効果を奏する。さらにフロート殻に
フイン4を具設したものは、これを前記したと同
様にロープ等の挿通袋部2にロープを連通させて
油類吸着材を連設し、これを第11図に示すよう
に矢印方向に船で曳行するとフイン4の裏面部
(曳航方向と反対側)にカルマン渦流が生起し、
油類吸着材の外に漏流しようとする油類をフイン
4部に集めて油吸着物質に吸収させることができ
る。
また第10図に示したように本発明に係るフロ
ート型形状を有する油類吸着材は該油類吸着材に
間隙を有するように連設し第9図に示すように展
張することによつて該吸着材の前面から流れる油
は吸着材の抵抗体を回避して吸着材間に有する間
隙部に向つて迂流し、吸着材の前面部に油の淀み
面が形成される。一方吸着材間の間隙部を通過し
た油はカルマン渦流の生起し吸着材の後面で淀み
面を形成する。かかる吸着材の前後の淀み面(静
止域)で淀んだ油は吸着材にすみやかに吸収され
る。さらに各吸着材間の間隙部を圧流する際にも
油の一部が吸収される。本発明の油類吸着材はこ
れを連設したものを種々の形態において一条ある
いは複数条布設することによつて油類を効果的に
吸収することができる。
ート型形状を有する油類吸着材は該油類吸着材に
間隙を有するように連設し第9図に示すように展
張することによつて該吸着材の前面から流れる油
は吸着材の抵抗体を回避して吸着材間に有する間
隙部に向つて迂流し、吸着材の前面部に油の淀み
面が形成される。一方吸着材間の間隙部を通過し
た油はカルマン渦流の生起し吸着材の後面で淀み
面を形成する。かかる吸着材の前後の淀み面(静
止域)で淀んだ油は吸着材にすみやかに吸収され
る。さらに各吸着材間の間隙部を圧流する際にも
油の一部が吸収される。本発明の油類吸着材はこ
れを連設したものを種々の形態において一条ある
いは複数条布設することによつて油類を効果的に
吸収することができる。
本発明に係る油類吸着材によつて吸収した油は
該油類吸着材を押圧することによつて回収するこ
とができ、且つ油の回収後油類吸着材は焼却する
ことによつて処分することができる。また本発明
の油類吸着材は優れた油保持性を有し単位重量当
りの油保有量も極めて大である。
該油類吸着材を押圧することによつて回収するこ
とができ、且つ油の回収後油類吸着材は焼却する
ことによつて処分することができる。また本発明
の油類吸着材は優れた油保持性を有し単位重量当
りの油保有量も極めて大である。
第1図は本発明に係る油類吸着材の一態様を示
す正面図、第2図は第1図のA−A部断面図、第
3図は他の態様に係る油類吸着材の断面図、第4
図は第3図におけるフイン部の一部拡大断面図、
第5図はプラスチツクで成型したフロート殻の断
面図、第6図は第5図B−B部の断面図、第7図
は本発明に係る他の態様を示す油類吸着材の正面
図、第8図は第7図の油類吸着材の平面図、第9
図および第10図は本発明の油類吸着材を展張し
た状態を示す使用態様図、第11図はフイン部に
おけるカルマン渦巻現象を示す説明図である。
す正面図、第2図は第1図のA−A部断面図、第
3図は他の態様に係る油類吸着材の断面図、第4
図は第3図におけるフイン部の一部拡大断面図、
第5図はプラスチツクで成型したフロート殻の断
面図、第6図は第5図B−B部の断面図、第7図
は本発明に係る他の態様を示す油類吸着材の正面
図、第8図は第7図の油類吸着材の平面図、第9
図および第10図は本発明の油類吸着材を展張し
た状態を示す使用態様図、第11図はフイン部に
おけるカルマン渦巻現象を示す説明図である。
Claims (1)
- 1 フロート殻の表面にフインを具設し、且つ該
フロート殻内に油類吸着物質を充填してなる油類
吸着材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2228580A JPS56118735A (en) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | Oil adsorbing material having float-shaped form |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2228580A JPS56118735A (en) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | Oil adsorbing material having float-shaped form |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56118735A JPS56118735A (en) | 1981-09-17 |
JPS6354419B2 true JPS6354419B2 (ja) | 1988-10-27 |
Family
ID=12078470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2228580A Granted JPS56118735A (en) | 1980-02-26 | 1980-02-26 | Oil adsorbing material having float-shaped form |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56118735A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0545376Y2 (ja) * | 1987-09-30 | 1993-11-19 | ||
JP2000170142A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Sanwa Bosai Setsubi Kk | 流出油回収処理装置 |
JP2000170143A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Sanwa Bosai Setsubi Kk | 流出油回収用フェンス材 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1303828C (en) * | 1987-02-09 | 1992-06-23 | Thomas Irvin Bair | Article for absorbing liquids |
CN105817194B (zh) * | 2015-12-15 | 2020-11-13 | 浙江海洋学院 | 一种可回收的海面油污吸附球的制备方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56107848U (ja) * | 1980-01-14 | 1981-08-21 |
-
1980
- 1980-02-26 JP JP2228580A patent/JPS56118735A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0545376Y2 (ja) * | 1987-09-30 | 1993-11-19 | ||
JP2000170142A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Sanwa Bosai Setsubi Kk | 流出油回収処理装置 |
JP2000170143A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Sanwa Bosai Setsubi Kk | 流出油回収用フェンス材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56118735A (en) | 1981-09-17 |
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