JPS6353903A

JPS6353903A - 電力形抵抗器

Info

Publication number: JPS6353903A
Application number: JP19672986A
Authority: JP
Inventors: 晴美古谷
Original assignee: MEISHO KK
Current assignee: MEISHO KK
Priority date: 1986-08-22
Filing date: 1986-08-22
Publication date: 1988-03-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、主として電動器具の駆動回路の例えば回生
電流回路や変速回路等に使用される電力形抵抗器に関す
るものである。

（従来の技術）従来におけるこの種電力形抵抗器は、抵抗器のケースの
外部にヒユーズ又はサーモスタット等を露出させた形態
で取付けられている。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、ヒユーズ又はサーモスタットを抵抗器の外部に
露出した形態で取付けた場合には、ヒュ−ズ又はサーモ
スタットは抵抗器内部の温度を直接検知せずに環境温度
に左右されて作用し易いために取付案件、外部条件によ
ってネｎ度は極めて不安定である。

そして、抵抗器の温度が異常に上昇しても動作に時間差
がありヒユーズは速時に溶断されにくい。

そのために抵抗器自体を破損させ、過熱による事故をお
こしている。

そこで、この発明は、抵抗器内に密閉型温度ヒユーズを
埋没固定させて抵抗器内の温度を直接的に近い状態で検
出する電力形抵抗器を提供することを目的としている。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するため、この発明は、一対の出力端子
２を導出させたケース体１と、該ケース体１内に、前記
一対の出力端子２間に挿入接続された形態で配置された
抵抗体３と密閉型温度ヒユーズ４との直列回路と、該抵抗体３と密閉型温度ヒユーズ４との直列回路を前記
ケース体１内に埋没固定する絶縁充填剤８どからなり、
前記密閉型温度ヒユーズ４の前記抵抗体３に対する配置
距離を前記絶縁充填剤８の断熱特性又は電気的絶縁性に
従って設定した構成にされている。

また、密閉型温度ヒユーズ４を耐熱性を有するケース５
と、温度ヒユーズ４のリード線６を導出させた前記ケー
ス５の両端部を密封する側板５ａと、ケース５と側板５
ａ及び側板５ａのリード線６導出部分周辺をシールする
耐熱性、電気的絶縁性、耐溶剤性の例えばシリコンゴム
若しくはソルダーレジスト等のシール材５ａとからなる
完全密閉型に構成されている。

さらに、密閉型温度ヒユーズ４の配置個所に該密閉型温
度ヒユーズ４が外部から視認できる窓枠を設けた構成に
されている。

また、密閉型温度ヒユーズ４のケース５内には不活性ガ
スを充填した構成にされている。

（実施例）以下、この発明の一実施態様を現した図面に基づいて説
明する。

Ｃはこの発明に係る抵抗器であって、この抵抗器Ｃは、
ケース体１と、このケース体１内に配置される抵抗体３
と密閉型温度ヒユーズ４との直列回路と、前記直列回路
をケース体１内に埋設固定する絶縁充填剤８とから構成
されている。

前記ケース体１は、金属、セラミックス、磁器等で製作
されていて、このケース体１には一対の出力端子２が導
出させである。

抵抗体３は、使用機器に対応して所定の抵抗値にされ、
帯状、線状形材材をもって加工されたもの。

金属被５ｉ抵抗体、酸化金冗被覆抵抗体等が使用されて
いる。

密閉型温度ヒユーズ４は、耐熱性の材料例えば、テフロ
ン、ガラス、合成樹脂製の管状、チューブ状のケース５
内に、両端にリード線６を配線した温度ヒユーズ７を配
置し、前記リード線６を導出させた形態でケース５の両
端を側板５ａで密封してあり、ケース５と側板５ａとの
結合部分及び側板５ａのリード線６導出部分の周辺を耐
熱性、電気的絶縁性、耐溶剤性を有する材料例えばシリ
コンゴムや、ソルダーレジスト等のシール材５ｂで密封
した構造にされている。

なお、温度ヒユーズ７は、設定温度で溶断されるように
され、この温度ヒユーズ７には色彩を施しておくのがよ
い。

また、ケース体１内には、一対の出力端子間に抵抗体３
と密閉型温度ヒユーズ４との直列回路を挿入した複数の
抵抗部を設けてもよいものである。

また、密閉型温度ヒユーズ４の温度ヒユーズ７が外部か
ら目で点検確認できるようにケース３５を透明体にしセ
ラミックス裂の窓枠４ａを設けてもよいものである。

さらに、ケース５内には熱伝導を良くするためと、温度
ヒユーズ７が溶断したとき火花がとばないようにするた
めに、不活性ガス、例えばフレオンガス、窒素ガス等を
充填してもよいものである。

絶縁充填剤８は、絶縁性をよくするため有機溶剤例えば
キジロール、イソプレピレン等を溶剤として混練したシ
リコンセメントが使用されている。

次に、この発明で特に重要なことは、密閉型温度ヒユー
ズ４の配置個所であり、抵抗体３に対する配置距離は絶
縁充虜剤８の断熱特性又は電気的絶縁性に従って設定さ
れている。

例えば、密閉型ヒユーズ４の設定位置は温度ヒユーズを
構成する外側部の熱による破損又は絶縁の許す範囲で極
力抵抗体に接近させ設置されている。

また、密閉型温度ヒユーズ４は、第４図、第５図に示す
ように、２ケの熱に強い金属製スプリング７ａを半田ろ
う７ｂで接着ろう付け７Ｃを行なう構造にしてもよいも
のである。

この場合のスプリング７ａ材は半田ろう付けの可能な金
兄又は銅等の半田ろう付けの可能な全屈を半田ろう付は
部に部分メッキの可能な材料を用いる。

また、半田はそのヒユーズとして設定される温度で溶融
するものを適用する。

又、収容ケース５ｃはセラミック又は磁器等の絶縁材料
を用いるのがよい。

この場合は、半田ろう付は部が周囲の温度で（設定され
た温度）７８融した時矢印の方向にスプリング７ａがた
わみ又は縮む方向に動作し、電気的回路を遮断される。

（発明の効果） °以上のように構成したこの発明によれば、（１）密閉
型温度ヒユーズの抵抗体に対する配置距離を絶縁充填材
の断熱特性に従って設定しであるため、温度ヒユーズは
抵抗器自体の加熱温度を直接的に近い状態で検出し、こ
の温度ヒユーズは設定温度に達すると速やかに溶断され
るから、取付条件、外的環境条件等に左右されることの
ない精密な温度検出が可能となった。また、温度ヒユー
ズの溶断は精密に行なわれるので抵抗器自体が異常に加
熱して発熱することはなく周辺機器の加熱による燃焼１
破損も防止することができる。

（２）また、温度ヒユーズは、完全密閉に構成されてい
るので、絶縁充屓剤が有機溶剤であっても何ら影響を与
えることがない。

（３）さらに、不活性ガスを管内に充填した場合は、熱
伝導率が比較的よいため、ケースが設定温度に加熱され
ただけで早期に温度を検出し、抵抗器の温度をより＄Ｎ
密に温度ヒユーズに伝導することができるものである。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明に係るものであって、第１図は抵抗器の回
路図、第２図は第１図のＡ−Ａ断面図。第３図は密閉型温度ヒユーズの断面図、第４図。第５図は温度ヒユーズの別実施例の断面図である。出願人　　　　　　名商株式会社Ｆｔ−一、−二ｊノ′ 、２色４鍔

Claims

【特許請求の範囲】

（１）一対の出力端子２を導出させたケース体１と、該
ケース体１内に、前記一対の出力端子２間に挿入接続さ
れた形態で配置された抵抗体３と密閉型温度ヒューズ４
との直列回路と、該抵抗体３と密閉型温度ヒューズ４との直列回路を前記
ケース体１内に埋没固定する絶縁充填剤８とからなり、
前記密閉型温度ヒューズ４の前記抵抗体３に対する配置
距離を前記絶縁充填剤８の断熱特性又は電気的絶縁性に
従って設定してなる電力形抵抗器。
（２）密閉型温度ヒューズ４を耐熱性を有するケース５
と、温度ヒューズ４のリード線６を導出させた前記ケー
ス５の両端部を密封する側板５ａと、ケース５と側板５
ａ及び側板５ａのリード線６導出部分周辺をシールする
耐熱性、電気的絶縁性、耐溶剤性のシール材５ｂとから
なる特許請求の範囲第１項記載の電力形抵抗器。
（３）密閉型温度ヒューズ４の配置個所に該密閉型温度
ヒューズ４が外部から視認できる窓枠４ａを設けてなる
特許請求の範囲第１項記載の電力形抵抗器。
（４）密閉型温度ヒューズのケース内に不活性ガスを充
填してなる特許請求の範囲第１項記載の電力形抵抗器。