JPS6353539B2 - - Google Patents

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JPS6353539B2
JPS6353539B2 JP52028183A JP2818377A JPS6353539B2 JP S6353539 B2 JPS6353539 B2 JP S6353539B2 JP 52028183 A JP52028183 A JP 52028183A JP 2818377 A JP2818377 A JP 2818377A JP S6353539 B2 JPS6353539 B2 JP S6353539B2
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JP
Japan
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terminal
signal
circuit
time
aperture value
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JP52028183A
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JPS53112733A (en
Inventor
Hiroshi Iwata
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West Electric Co Ltd
Original Assignee
West Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by West Electric Co Ltd filed Critical West Electric Co Ltd
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Publication of JPS53112733A publication Critical patent/JPS53112733A/ja
Publication of JPS6353539B2 publication Critical patent/JPS6353539B2/ja
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は写真用引伸機における露光制御装置に
関する。 従来より写真用引伸機における印画紙の露光調
整は原画を印画紙に結像させる光学レンズと一体
化された絞り装置によつて概ねの絞り調整を行つ
て、しかる後に写真用引伸機に内蔵された光源の
点灯時間を適宜に調整して印画紙への露光を行つ
ている。 即ち、上述した露光調整における絞り設定操作
等は夫々別個の場所で行われており、その作業性
は極めて良いとは言えなかつた。 また絞り値の設定後に行なわれる光源の点灯時
間は絞り値に対応して適宜調整されて行なわれる
が、その光源にはタングステンフイラメントを有
した電球が一般に使われており、この種の電球は
電源を供給しても瞬時に所定の明るさには達せず
若干の遅れ時間を経て所定の明るさに到達し、ま
た逆に消灯においても完全に消灯するのに若干の
時間を有している。 したがつて露光の為に光源の点灯時間を設定し
て光源の電源を開閉しても所定の明るさに達する
迄の遅れ時間と完全消灯迄の遅れ時間を有してい
る関係から実際の露光には誤差を生じてしまい、
特にカラー焼付けの如き露光時間を1/10秒の精度
まで正確に制御しなければならない場合には光源
の点灯、消灯時の遅れ時間による露光誤差は仕上
がりに大きく影響する。 本発明は係る問題点を解決せんが為に成したも
ので以下に本発明の一実施例について説明する。 第1図は、本発明の一実施例を示す露光制御装
置を写真用引伸機に取り付けて成る構成断面図を
示しており、筐体1にはランプ2と、このランプ
2の光を集光するコンデンサレンズ3と、透光板
4が配設され、さらに原画5を印画紙8に結像さ
せるレンズ7と露出機構6とが配設されておりこ
の露出機構6を電気的に制御する制御装置10と
前記露出機構6をコード9により接続してある。
露出機構6と制御装置10とで主に構成される露
光制御装置により絞り値の設定、露出時間の設定
を行なう。以下にこの露出機構6、制御装置10
の詳細を説明する。 第2図は、露出機構6の機構構成図を示し、特
に第2図イはその上面図、第2図ロ,ハは動作状
態を示す正面図である。 この第2図イ,ロ,ハにおいて露出機構6は入
力されるパルス信号に応答して間欠的に回転する
ステツピングモータ13と、このステツピングモ
ータ13の回転軸に連結された2個の駆動ピン1
4,15と、駆動ピン14,15が嵌挿され摺動
する溝と開孔16,17とを夫々有した絞りをも
兼用し得る二枚のシヤツタ羽根11,12とで成
る。 今ステツピングモータ13が第2図ロの状態か
ら矢印α方向に回転すると二枚のシヤツタ羽根1
1,12はそれぞれ矢印α1,α2方向に移動し第2
図ハに示す如く開孔16,17が一致して最大の
開口18を得、しかる後にステツピングモータ1
3が矢印β方向に回転すると第2図ロの如くに開
孔16,17は一致せず閉鎖状態になる。 以上のようにステツピングモータ13の時計方
向(矢印α方向)、反時計方向(矢印β方向)へ
の回転により開閉動作する露出機構6は第1図に
示した位置に配設され制御装置10により適正露
光で印画紙へ原画を結像させるように制御され
る。 次に制御装置10について説明する。 第3図はその制御装置10である電気回路図を
示しており、まず各部分の回路について説明す
る。 Aはステツピングモータ13の回転駆動を制御
するステツピングモータ制御回路であり、入力パ
ルス信号に対応して間欠的に回転させるための入
力端子19、回転方向を指示する信号が入力され
る回転方向指示端子20、ステツピングモータ1
3の回転開始位置を所定の位置にセツトするリセ
ツト端子21とを有している。 例えば第4図に示される如き、バイフアイラー
に巻線されたコイル22,23,24,25から
成る駆動コイルを二相励磁する駆動部を有したス
テツピングモータを用いた場合には、スイツチ2
7,28を順次に切換えてコイル22,23,2
4,25を励磁制御するとロータ29は回転す
る。 このコイル22,23,24,25の通電状態
とロータ29のステツプとの関係を第1表に示
す。
【表】 このコイル22〜25の励磁状態をパルス波形
で示すと第5図の如きとなり、第1表の第1ステ
ツプより第4ステツプの方向へコイル22〜25
を励磁したときには第5図の左側の波形となり、
コイル22〜25を第4ステツプから第1ステツ
プの方向へ励磁したときには第5図の右側の波形
となる。なおこのパルス波形はクロツクパルスa
と同期して発生される。 したがつて第5図の右側に示したパルス波形で
コイル22〜25を励磁した場合をステツピング
モータ13が矢印α方向に回転すると設定する
と、この場合にはロータ29の回転により開孔1
6,17の一致する開口18は閉鎖状態から最大
開口状態にまで変化する。 他方第5図の左側に示したパルス波形でコイル
22〜25を励磁した場合にはロータ29は反時
計方向(矢印β方向)に回転し開孔16,17の
一致する開口18は最大開口状態から閉鎖状態に
まで変化する。 以上の如きにステツピングモータは基本的に回
転動作するが、ここでステツピングモータ制御回
路Aをさらに詳細に説明する。 このモータ制御回路Aにおいて二つのイクスク
ルーシブOR回路32,33並びに二つのDフリ
ツプフロツプ回路34,35から成る論理回路に
より、バツフア回路36,37,38,39を介
して接続されたコイル22,23,24,25を
励磁する。すなわち第5図に示したクロツクパル
ス信号を入力端子19に、第5図に示す各コイル
22〜25への励磁方向を指示するパルス信号を
回転方向指示端子20に印加することでステツピ
ングモータ13を回転せしめる。 そして、ステツピングモータ13が矢印α方向
に回転される場合には端子20に印加されるパル
ス信号はHレベル、矢印β方向の場合にはLレベ
ルの信号が印加される。なお信号レベルのH、L
は前記論理回路の出力状態を示し、出力があると
きはH、ないときはLとする。 Bはパルス発振回路であり、発振の可否の信号
が入力される発振起動端子40を有しNANDゲ
ート42、インバータ43、抵抗44、並びにコ
ンデンサ45より成り発振起動端子40にHレベ
ルの信号が入力されると抵抗44、コンデンサ4
5の時定数で決定される周期で第6図に示すパル
ス信号bを発振する。 Cは開口値設定回路であり計数端子41に印加
されるパルス発振回路Bのパルス信号を計数し10
進数のコードを出力する2進化10進カウンタ46
(以後単にカウンタと呼称)と、端子41に印加
されるパルス信号に対応してLレベルの出力信号
を出力端子a,…,iに発生させるデコーダ47
とを有し、スイツチ48の切換えにより開口値制
御端子49に出力される信号を動作モード選択回
路Eに供給する。 Dは露出時間設定回路であり、後述する動作モ
ード選択回路Eのスイツチ50をハ側に切換える
ことにより入力端子59が短絡され、つまり、ト
ランジスタ51のベース電極が短絡されてトラン
ジスタ51は非導通になり、可変抵抗53の抵抗
値と積分コンデンサ52の容量値とによつて決定
付けられる時間を経て積分コンデンサ52の充電
電圧が抵抗54,55から成る分割回路の抵抗5
5側に分割されて発生する基準電圧を越えると比
較器57の出力がLレベルに反転され、さらにイ
ンバータ61により反転されて時間信号出力端子
58にHレベルの信号を出力する。 Eは動作モード選択回路であり、スイツチ50
がイ側にある場合はトランジスタ62,63が導
通状態に置かれてNORゲート64の入力はいず
れもLレベルとなるのでその出力はHレベルとな
り、そのHレベルの出力は次段のイクスクルーシ
ブORゲート65の片側に入力され、開口値設定
回路Cの動作前のHレベルの信号が端子49を介
してイクスクルーシブORゲート65の他方の入
力端子に印加され発振制御端子26にLレベルの
信号を発する。 したがつてパルス発振回路Bは発振起動端子4
0がLレベルにおかれるので発振停止状態にな
り、一方リセツト回路Fの入力端子67もスイツ
チ50が、イ側接点に接続されているので、Lレ
ベル信号が与えられステツピングモータ制御回路
A、並びに開口値設定回路Cをリセツト状態に維
持して露出機構6のシヤツタ羽根11,12を閉
鎖状態に保持する。 次にスイツチ50を接点ロ側に切換えるとトラ
ンジスタ62が非導通に反転されることになり、
NORゲート64の出力をLレベルに反転させ、
イクスクルーシブORゲート65もそれに伴い出
力をHレベルに反転させてパルス発振回路Bの発
振起動端子40をHレベルにしてパルス発振回路
Bはクロツクパルス信号を発振する。 同時にこの時点における方向制御端子69の状
態はNORゲート64の出力をインバータ66に
より反転しているのでHレベルとなり、このHレ
ベルの信号が端子20に出力されてモータ制御回
路Aに開口方向への回転指示を与える。 またスイツチ50を接点ハ側に切換えた場合に
は、一担トランジスタ63が非導通となつた後に
露出時間設定回路Dから端子58を介したHレベ
ルの信号が印加されるとトランジスタ70が導通
して、それまでトランジスタ63の非導通によつ
てHレベルに保たれていたレベルをトランジスタ
70の導通にともなつてLレベルに反転し、この
結果NORゲート64の出力をHレベルに反転す
る。 Fはリセツト回路であり、前述した如くの各回
路を所定の状態にセツトする回路で、動作モード
選択回路Eよりの端子67への入力と、ステツピ
ングモータ13の駆動部に連結したスイツチ71
よりの端子72への入力とにより出力端子68へ
リセツト信号を送る回路である。 まず第1にスイツチ50が接点イにあるときは
入力端子67へLレベルの信号が印加されトラン
ジスタ73は非導通状態になりNANDゲート7
4の一方の入力をHレベルとし、一方シヤツタの
閉鎖時に閉じられるスイツチ71も端子72をL
レベルとしているので、トランジスタ75は非導
通状態にありNANDゲート74のもう一方の入
力もHレベルとする。この結果、NANDゲート
74の出力はLレベルとなつて端子68にLレベ
ルのリセツト信号を出力しモータ制御回路Aをリ
セツトし、また開口値設定回路Cもインバータ7
6を介したHレベルの信号でリセツト状態に置か
れる。 次にスイツチ50が接点ロ側もしくはハ側にあ
る場合には端子67がHレベルになる結果トラン
ジスタ73を導通状態としNANDゲート74の
一方の入力をスイツチ50が接点イ側にある場合
のHレベルからLレベルに反転させNANDゲー
ト74を経た端子68への出力をHレベルとし、
モータ制御回路A、開口値設定回路C、のリセツ
トを解除して動作可能な状態へと変化させる。 更にリセツト回路Fは露出時間設定回路Dとも
関連して動作が行なわれ露出時間設定回路Dの出
力端子58がHレベルに反転した場合には端子7
6を経てHレベルの信号がトランジスタ77に加
えられてトランジスタ77を導通状態にし、トラ
ンジスタ73のベース・エミツタ間を短絡するの
でトランジスタ73は非導通状態になりHレベル
の信号をNANDゲート74の一方の入力に与え
る。 そしてNANDゲート74のもう一方にはステ
ツピングモータ13の閉鎖方向の回転に伴つて閉
じるスイツチ71によるトランジスタ75の反転
動作に伴うHレベルの信号が入力されこの結果端
子68をLレベルに反転させモータ制御回路A、
開口値設定回路Cをリセツトする動作をも兼ねて
いる。 以上に述べた如くの機能を各回路が有している
が次に一連の動作を第6図のタイムチヤートに基
いて説明する。 まず電源スイツチ78をT1の時期にオンにす
ると各回路ブロツクに電源の供給が成され+B端
子は図示の如きに電源電圧を発生し、この時、第
3図には図示されていないランプも点灯せしめら
れる。最初の動作モータとしてスイツチ50を接
点イ側に設定している場合の各回路ブロツクがリ
セツト状態に置かれたT2迄の間の各部の動作状
態を説明する。(尚、以後のリセツト状態の説明
に述べる各端子の信号の状態は特に時期を指定し
ない限りT1とT2の間の状態を指す。) 動作モード選択回路Eの端子26は前述した如
くLレベルにあるからパルス発振回路Bは非発振
状態におかれモータ制御回路Aの端子19にはク
ロツクパルス信号を印加しないので、ステツピン
グモータ13は駆動されずにスイツチ71を閉成
状態に維持してリセツト回路Fの端子72をLレ
ベルにする。 同時にリセツト回路Fはスイツチ50が接点イ
側に接続されることにより端子67のLレベルの
入力とによつて端子68をLレベルにしてモータ
制御回路Aの端子21をLレベルに開口値設定回
路Cの端子79をHレベルとして各々の回路をリ
セツト状態に維持する。 このようにスイツチ50がイ側の接点にある場
合には露出機構6は閉鎖状態にあり、またリセツ
トを要する回路を強制的にリセツト状態にして回
路動作を所定の状態に維持している。 次にスイツチ50がロ側の接点に切換わると動
作モードは所定の開口値を設定し、焦点調節・ト
リミング等の作業を行う開口値設定モードとな
り、その動作は第6図のT2〜T3の間のタイムチ
ヤートで示され、即ちスイツチ50のロ側の接続
により動作モード選択回路Eの端子26はHレベ
ルに変化し、同時に端子69をHレベルにして露
出機構6を開口方向に駆動すべく指示を与える。 そして端子26がHレベルに変化するとパルス
発振回路Bは発振しクロツクパルス信号bを発生
しモータ制御回路Aの端子19にクロツクパルス
信号bを印加する。 また、同時期T2におけるリセツト回路Fは端
子67がスイツチ50のロ側への切換えによつて
Hレベルに反転して端子68をHレベルに反転さ
せるのでモータ制御回路A、並びに開口値設定回
路Cのリセツト状態を解除する。 したがつて、モータ制御回路Aはクロツクパル
ス信号によつて動作を開始してステツピングモー
タ13を開口方向に駆動するが、今露出機構6内
のステツピングモータ13の各ステツプにおける
駆動とシヤツタ羽根11,12の開孔16,17
によつて形成される絞り値の関係を例えば第1の
パルス信号b1による第1ステツプ目の駆動で絞り
値F22を、以後0.5EVの間隔で開孔16,17に
よる絞り値を設定できるようにしておくと、第2
のパルス信号b2ではF19、第3のパルス信号b3
はF16という如くに順次に開口を大きくしてい
く。 今仮りにF11に絞り値を設定したい場合にはb1
…b5までの5個のパルス信号を端子19に印加す
ればよく、この絞り値の設定は開口値設定回路C
で設定され切換スイツチ48の切換動作により成
される。 この切換スイツチ48のS5の接点を絞り値F11
に対応させておき、S5に切換えるとパルス発振回
路Bより出力され端子41に印加されるパルス信
号はカウンタ46でカウントされ第5のパルス信
号により出力されるデコーダ47の出力端子eの
Lレベルの信号を接点S5を介して端子49に出力
し(T3の時期)、この信号が端子80を介し動作
モード選択回路Eに入力される結果、前述した如
く端子26の出力状態をT3の時期に反転させて
パルス発振回路Bの発振動作を停止する。 このようにしてモータ制御回路Aの端子19に
印加されるパルス信号は5個の数だけに制限され
ステツピングモータ13の開口方向への動作を停
止し露出機構6は絞り値F11を選択する。 次に設定された絞り値において印画紙8への焦
点調節、トリミング作業等を終了してスイツチ5
0を接点イ側にT4の時期に切換えると動作モー
ド選択回路Eの端子26はLよりHレベルに、端
子69はHよりLレベルに変化しパルス発振回路
Bの発振を再開させる。 このとき端子69がLレベルなので、ステツピ
ングモータ13は前述の開口方向とは逆の方向即
ち閉鎖方向とに駆動され、T4〜T5の時期におけ
る端子19に印加されるクロツクパルス信号と相
埃つて露出機構6は閉鎖される。 そしてスイツチ71が露出機構6の閉鎖により
閉成されると端子72はLレベルになり、端子6
8はT5の時期にLレベルに変化しモータ制御回
路Aの端子21、開口値設定回路Cの端子79へ
リセツト信号を与えて前述の如く各回路をリセツ
ト状態にする。 次に、上記のようにして設定された絞り値にお
ける開口時間の制御による印画紙に対する露光量
の決定動作について第7図を参照して述べる。か
かる露光量の決定動作は、スイツチ50をハ側の
接点に切換えることで開始され、今、このスイツ
チ50がハ側に切換えられると、NORゲート6
4は入力端子が夫々H、LレベルとなりLレベル
の信号を出力し、よつて前述したスイツチ50を
ロ側に切換えた場合同様、端子26,69は両者
共Hレベルに変化し、この結果、シヤツタ羽根は
前述した設定絞り値まで開口動作を行うことにな
る。尚、第7図には、先の説明との対応を考え
F11の絞り値が設定される。即ち、端子19に5
個のクロツクパルス信号が供給されたT7の時期
において端子26がLレベルに反転される場合に
ついて示していることはいうまでもない。 一方、スイツチ50がハ側に切換えられると同
時に端子59が短絡されトランジスタ51が非導
通状態になされることから積分コンデンサ52が
可変抵抗53を介して第7図dで示したような波
形で積分されて行く。 そして、その積分電圧値が△Tの時間を経た
T8の時期に比較器57の基準レベルに到達する
と、端子58はT8の時期にLレベルよりHレベ
ルに反転されて動作モード切換回路Eのトランジ
スタ70を導通させる結果、端子26をHレベル
に端子69をLレベルに反転させてパルス発振回
路Bを再発振させてステツピングモータ13を駆
動するが、T8の時期における端子69はLレベ
ルにあるので閉鎖方向への駆動指示を与えて露出
機構は閉鎖方向に駆動される。 そしてステツピングモータ13が閉鎖位置まで
駆動されてスイツチ71をT9の時期に再び短絡
されるとモータ制御回路A、開口値設定回路Cの
端子21、端子79にリセツト信号が与えられ露
光動作を終了する。 しかるに露光量を決める設定される絞り値での
開口時間は積分コンデンサ52への所定量の積分
量に達するまでの時間ΔTで決まり、これは可変
抵抗53の調整により簡単に行うことができる。 尚、次の露光動作を行うにはスイツチ50を一
度イあるいはロ側の接点に切換え、積分コンデン
サ52の積分電圧を零になす必要があり、また露
光動作を行わない場合には、電源スイツチ78を
オフになし第3図には現れていないランプを消灯
せしめておくことが好ましい。 以上述べたように本発明による露光制御装置は
ステツピングモータに連結された絞り兼用の複数
のシヤツタ羽根を有する露光機構の絞り値の設定
を絞り値設定回路の切換スイツチにより、また設
定された絞り値における開口時間の設定を開口時
間設定回路の時定数回路による時間調整により行
い、さらに上記露出機構の動作モードを動作モー
ド選択回路の切換スイツチにより切換えており、
即ち印画紙の露光に必要な各作業を全て電気的に
制御でき、換言すれば操作部材の単なる操作だけ
で上記各作業を制御できることになり、この結果
適宜の箇所に上記各回路やスイツチ等の操作部材
を集中し、制御装置として配置でき印画紙の露光
作業の作業性を向上せしめることができ、また、
上記露光作業はランプが点灯している状態におい
て行われることからランプの点灯あるいは消灯特
性に全く依存せず、よつて露光量を誤差なく高精
度に設定できる特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す露光制御装置
を写真用引伸機に取りつけてなる構成断面図であ
る。第2図イ,ロ,ハは同露光制御装置の露出機
構の構成図である。第3図は同露光制御装置の制
御装置である電気回路図である。第4図イ,ロは
同露光制御装置に用いられるステツピングモータ
の平面図である。第5図は第4図におけるステツ
ピングモータの各コイルへの励磁状態を示すパル
ス波形図である。第6図および第7図は同露光制
御装置の動作状態を示すタイムチヤートである。 1……筐体、2……ランプ、3……コンデンサ
レンズ、4……透光板、5……原画、6……露出
機構、7……レンズ、8……印画紙、9……コー
ド、10……制御装置、11,12……シヤツタ
羽根、13……ステツピングモータ、14,15
……駆動ピン、18……開口、19……回転入力
端子、20……回転方向指示端子、21……リセ
ツト端子、22〜25……コイル、26……発振
制御端子、40……発振起動端子、41……計数
端子、48……切換スイツチ、49……開口値制
御端子、50……動作切換スイツチ、51……ト
ランジスタ(第2のスイツチ回路)、52……コ
ンデンサ、53……可変抵抗、58……時間信号
出力端子、62,63,70……トランジスタ、
64……NORゲート、65……イクスクルーシ
ブORゲート、66……インバータ、67,7
2,76……入力端子、69……方向制御端子、
71……スイツチ部材、80……開口値入力端
子、A……モータ制御回路、B……パルス発振回
路、C……開口値設定回路、D……露出時間設定
回路、E……動作モード選択回路、F……リセツ
ト回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筐体内に配置した光源よりの光を原画を介し
    て印画紙に照射し前記原画を印画紙に結像させて
    露光する写真用引伸機の露光制御装置であつて、
    印加されるパルス信号に応答して可逆回転するス
    テツピングモータとこのステツピングモータに連
    結される絞りを兼用した複数のシヤツタ羽根とか
    らなり前記原画を印画紙に露光する光路内に配設
    される露光機構と、前記露出機構と電気的に接続
    され前記露出機構を制御する制御装置とからな
    り、前記制御装置は、発振起動端子に発振開始信
    号が入力されることにより発振動作しパルス出力
    端子にクロツクパルス信号を出力するパルス発振
    回路と、開口方向信号または閉鎖方向信号が印加
    される回転方向指示端子と前記パルス出力端子と
    接続され前記クロツクパルス信号が印加される回
    転入力端子とリセツト端子とを有し前記開口方向
    信号と前記クロツクパルス信号とが印加されてい
    る時には前記ステツピングモータを前記シヤツタ
    羽根の開口方向に回転させ、前記閉鎖方向信号と
    前記クロツクパルス信号とが印加されている時に
    は前記ステツピングモータを前記シヤツタ羽根の
    閉鎖方向に回転させるモータ制御回路と、前記シ
    ヤツタ羽根による開口値の大きさを設定する切換
    スイツチおよび前記パルス出力端子と接続される
    計数端子を有し前記クロツクパルス信号をカウン
    トしカウント数が前記設定の開口値に対応した
    時、開口値設定信号を開口値制御端子より出力す
    る開口値設定回路と、前記シヤツタ羽根が設定し
    た開口値で開口動作する時間を設定する時定数回
    路を有し、前記時定数回路の動作により前記時間
    が経過した時、時間信号出力端子より露出時間経
    過信号を出力する露出時間設定回路と、前記シヤ
    ツタ羽根の動作状態を、前記シヤツタ羽根が開口
    している時閉鎖せしめ閉鎖している時そのまま維
    持せしめる第1状態と前記設定の開口値に開口さ
    せる第2状態と前記設定の開口値に開口させると
    共に所定時間後に閉鎖させる第3状態とに切換え
    る動作切換スイツチを含むと共に、前記発振起動
    端子、回転方向指示端子、開口値制御端子および
    時間信号出力端子と夫々接続される発振制御端
    子、方向制御端子、開口値入力端子および時間信
    号入力端子を有し前記動作切換スイツチが前記第
    2状態または第3状態に切換えられた時前記発振
    制御端子より前記発振開始信号を出力して前記パ
    ルス発振回路に印加し、同時に前記方向制御端子
    より前記開口方向信号を出力して前記モータ制御
    回路に印加し、前記開口値入力端子に前記開口値
    設定信号が入力されることにより前記発振開始信
    号の出力を停止しさらにこの発振開始信号の出力
    停止状態において前記動作切換スイツチが前記第
    1状態に切換えられた時あるいは前記第3状態に
    切換えられた場合において前記時間信号入力端子
    に前記露出時間経過信号が入力された時、前記発
    振制御端子と方向制御端子に夫々前記発振開始信
    号、閉鎖方向信号を出力する第1のスイツチ回路
    を有した動作モード選択回路と、前記露出時間設
    定回路に設けられると共に前記動作切換スイツチ
    と接続される制御端子を有し、前記制御端子が前
    記第1、第2状態に切換えられた前記動作切換ス
    イツチと接続されることにより動作状態となり前
    記時定数回路の動作を阻止し、前記制御端子が前
    記第3状態に切換えられた前記動作切換スイツチ
    と接続された時のみ非動作状態となり前記時定数
    回路を動作せしめる第2のスイツチ回路と、前記
    動作切換スイツチと接続され前記第1状態に切換
    えられた時にのみ検知信号が入力される第1入力
    端子、前記時間信号出力端子と接続される第2入
    力端子および前記シヤツタ羽根の閉鎖によりスイ
    ツチ動作するスイツチ部材と接続される第3入力
    端子とを備え、前記動作切換スイツチの前記第1
    あるいは第3状態における前記シヤツタ羽根の閉
    鎖動作後に前記スイツチ部材の動作に連動して前
    記開口値設定回路とモータ制御回路とをリセツト
    するリセツト回路とを有してなる露光制御装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835835A (ja) * 1971-09-08 1973-05-26
JPS5146939A (en) * 1974-10-18 1976-04-22 West Electric Co Roshutsuseigyosochi

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