JPS6353513B2 - - Google Patents
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- JPS6353513B2 JPS6353513B2 JP802081A JP802081A JPS6353513B2 JP S6353513 B2 JPS6353513 B2 JP S6353513B2 JP 802081 A JP802081 A JP 802081A JP 802081 A JP802081 A JP 802081A JP S6353513 B2 JPS6353513 B2 JP S6353513B2
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- JP
- Japan
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- detection electrode
- charged object
- vibrating
- capacitance
- vibrating piece
- Prior art date
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 33
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R15/00—Details of measuring arrangements of the types provided for in groups G01R17/00 - G01R29/00, G01R33/00 - G01R33/26 or G01R35/00
- G01R15/14—Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks
- G01R15/16—Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using capacitive devices
- G01R15/165—Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using capacitive devices measuring electrostatic potential, e.g. with electrostatic voltmeters or electrometers, when the design of the sensor is essential
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、帯電物体の表面電位を容量分割に
より検出する場合に、振動電極の代りに振動子を
用いる表面電位計に関するものである。
より検出する場合に、振動電極の代りに振動子を
用いる表面電位計に関するものである。
表面電位計は、帯電物体の前に検出電極をお
き、その検出電極に誘起する電位を読み取り、帯
電物体の表面電位を測定するものである。検出電
極に誘起する電位は、検出電極付近の電界に比例
する。この電界が帯電物体の表面電位に比例する
ので、電界の測定から表面電位を求めることがで
きる。
き、その検出電極に誘起する電位を読み取り、帯
電物体の表面電位を測定するものである。検出電
極に誘起する電位は、検出電極付近の電界に比例
する。この電界が帯電物体の表面電位に比例する
ので、電界の測定から表面電位を求めることがで
きる。
従来の表面電位計の構成例を第1図に示す。1
は帯電物体、2は検出電極、3は指示計、Caは
帯電物体1と検出電極2の間の静電容量、Cbは
検出電極2と大地間の静電容量である。帯電物体
1の表面電位をVS、検出電極2の電位をVdとす
れば、次式が成り立つ。
は帯電物体、2は検出電極、3は指示計、Caは
帯電物体1と検出電極2の間の静電容量、Cbは
検出電極2と大地間の静電容量である。帯電物体
1の表面電位をVS、検出電極2の電位をVdとす
れば、次式が成り立つ。
Vd=Ca/Ca+CbVS ……(1)
第1図の従来例は、式(1)から明らかなように容
量分割で表面電位VSを測定するものである。こ
の容量分割による測定の一つに振動電極を用いる
ものがある。これは、検出電極2を帯電物体1に
近づけたり遠ざけたりするように振動させ、検出
電極2に誘導する電荷量を振動と同期して増減
し、交流信号として取り出すものである。
量分割で表面電位VSを測定するものである。こ
の容量分割による測定の一つに振動電極を用いる
ものがある。これは、検出電極2を帯電物体1に
近づけたり遠ざけたりするように振動させ、検出
電極2に誘導する電荷量を振動と同期して増減
し、交流信号として取り出すものである。
振動電極による測定は高分解能の測定値が得ら
れる利点はあるが、検出電極2を振動させるため
の機構が必要なので、構造が複雑で、かつ高価と
なる問題がある。
れる利点はあるが、検出電極2を振動させるため
の機構が必要なので、構造が複雑で、かつ高価と
なる問題がある。
この発明は、この問題を解決するためのもの
で、検出電極2は固定しておき、検出電極2の近
くに設けた振動子を振動させることにより、構造
が簡単で安価な表面電位計を提供するものであ
る。以下、図面により、この発明を詳細に説明す
る。
で、検出電極2は固定しておき、検出電極2の近
くに設けた振動子を振動させることにより、構造
が簡単で安価な表面電位計を提供するものであ
る。以下、図面により、この発明を詳細に説明す
る。
まず、この発明による実施例の構成図を第2図
に示す。4は振動子で、振動子4を導体で構成
し、接地する。図では、振動子4として音さを使
用している。4aと4bは振動子4の振動片であ
り、帯電物体1に対面する検出電極2の側面をは
さむように振動片4a,4bを配置する。
に示す。4は振動子で、振動子4を導体で構成
し、接地する。図では、振動子4として音さを使
用している。4aと4bは振動子4の振動片であ
り、帯電物体1に対面する検出電極2の側面をは
さむように振動片4a,4bを配置する。
つぎに、第2図の上面図を第3図に示す。振動
片4a,4bの幅をTとすると、帯電物体1側で
幅Tのほぼ半分までは検出電極2はなく、幅Tの
残り半分のところに検出電極2を入れている。い
いかえると、振動片4a,4bの幅Tのうち、帯
電物体1に近い部分では振動片4a,4bを直接
対面させ、帯電物体1から遠い部分にだけ検出電
極2の側面があるようにする。
片4a,4bの幅をTとすると、帯電物体1側で
幅Tのほぼ半分までは検出電極2はなく、幅Tの
残り半分のところに検出電極2を入れている。い
いかえると、振動片4a,4bの幅Tのうち、帯
電物体1に近い部分では振動片4a,4bを直接
対面させ、帯電物体1から遠い部分にだけ検出電
極2の側面があるようにする。
第2図と第3図では、検出電極2を振動させず
に、振動子4の振動片4a,4bを検出電極2に
近づけたり遠ざけたりして振動させる。振動片4
a,4bを振動させると、帯電物体1と検出電極
2の間の静電容量C1が増減し、同時に検出電極
2と振動片4a,4bの間の静電容量C2,C3も
増減する。そして、検出電極2には帯電物体1の
表面電位VSに比例した交流信号が得られる。
に、振動子4の振動片4a,4bを検出電極2に
近づけたり遠ざけたりして振動させる。振動片4
a,4bを振動させると、帯電物体1と検出電極
2の間の静電容量C1が増減し、同時に検出電極
2と振動片4a,4bの間の静電容量C2,C3も
増減する。そして、検出電極2には帯電物体1の
表面電位VSに比例した交流信号が得られる。
いま、容量C1の最大値をC1maxとすれば、容
量C1maxは振動片4a,4bが検出電極2から
もつとも離れたときに得られる。これは、振動片
4a,4bが検出電極2に近づけば、帯電物体1
から検出電極2への電気力線は接地電位の振動片
4a,4bに達し、検出電極2に達する電気力線
が減るからである。
量C1maxは振動片4a,4bが検出電極2から
もつとも離れたときに得られる。これは、振動片
4a,4bが検出電極2に近づけば、帯電物体1
から検出電極2への電気力線は接地電位の振動片
4a,4bに達し、検出電極2に達する電気力線
が減るからである。
振動片4a,4bが検出電極2からもつとも離
れたときの容量C2,C3をそれぞれC2nin、C3min
とし、振動片4a,4bが検出電極2にもつとも
近づいたときの静電容量C2,C3の変化分を△C
とすれば、次式が得られる。
れたときの容量C2,C3をそれぞれC2nin、C3min
とし、振動片4a,4bが検出電極2にもつとも
近づいたときの静電容量C2,C3の変化分を△C
とすれば、次式が得られる。
C2=C2min+△C ……(2)
C3=C3min+△C ……(3)
また、振動片4a,4bが検出電極2にもつと
も近づいたときの静電容量C1の変化分を△C1と
すれば、次の式(4)が得られる。
も近づいたときの静電容量C1の変化分を△C1と
すれば、次の式(4)が得られる。
C1=C1max−△C1 ……(4)
第2図と第3図も容量分割による表面電位計な
ので、式(1)と同じように次の式(5)の関係が成り立
つ。
ので、式(1)と同じように次の式(5)の関係が成り立
つ。
Vd=C1/C1+C2+C3VS ……(5)
式(5)に式(2)、(3)を代入すれば、
Vd=C1・VS/C1+2△C+C2min+C3min ……(6)
ここで、△C≫C2min+C3min、すなわち振動
片4a,4bが検出電極2にもつとも近づいたと
きの容量変化分△Cが、振動片4a,4bが検出
電極からもつとも離れたときの容量C2min・
C3minより十分大きいときは、 Vd=C1/C1+2△CVS ……(7) となる。
片4a,4bが検出電極2にもつとも近づいたと
きの容量変化分△Cが、振動片4a,4bが検出
電極からもつとも離れたときの容量C2min・
C3minより十分大きいときは、 Vd=C1/C1+2△CVS ……(7) となる。
式(7)は、振動片4a,4bの振動で検出電極2
に誘起する電位Vdと帯電物体1の表面電位VSと
の関係を示し、振動片4a,4bの振動によつて
生ずる周期的な変化成分△Vdは、次の式(8)のと
おりになる。
に誘起する電位Vdと帯電物体1の表面電位VSと
の関係を示し、振動片4a,4bの振動によつて
生ずる周期的な変化成分△Vdは、次の式(8)のと
おりになる。
△Vd=VS−C1/C1+2△CVS=2△C/C1+2△CVS
……(8)
変化成分△Vdは交流信号であり、帯電物体1
の表面電位VSに比例する。したがつて、変化成
分△Vdを増幅器5で増幅すれば、高分解能の測
定値を得ることができる。
の表面電位VSに比例する。したがつて、変化成
分△Vdを増幅器5で増幅すれば、高分解能の測
定値を得ることができる。
さらに、式(8)の静電容量C1に式(4)を代入すれ
ば、 △Vd=2△C・VS/C1max−△C1+2△C ……(9) となり、静電容量C1の変化分△C1が変化成分△
Vdの出力を大きくするように働くことが分る。
検出電極2を振動片4a,4bの幅Tのうち、そ
の一部分の長さにするのは、この変化分の容量△
C1を大きくするためである。これにより、変化
成分△Vdへの変換効率が改善される。
ば、 △Vd=2△C・VS/C1max−△C1+2△C ……(9) となり、静電容量C1の変化分△C1が変化成分△
Vdの出力を大きくするように働くことが分る。
検出電極2を振動片4a,4bの幅Tのうち、そ
の一部分の長さにするのは、この変化分の容量△
C1を大きくするためである。これにより、変化
成分△Vdへの変換効率が改善される。
以上、詳細に説明したとおり、この発明によれ
ば検出電極2を振動させる代りに、音さなどの振
動子を用いて表面電位VSに比例した交流信号を
求めることができる。このため、振動電極に比べ
て構造が簡単になり、小形で安価な表面電位計を
提供することができる。
ば検出電極2を振動させる代りに、音さなどの振
動子を用いて表面電位VSに比例した交流信号を
求めることができる。このため、振動電極に比べ
て構造が簡単になり、小形で安価な表面電位計を
提供することができる。
第1図は従来の表面電位計の構成例、第2図は
この発明による実施例の構成図、第3図は第2図
の上面図である。 1……帯電物体、2……検出電極、3……指示
計、4……振動子、4a,4b……振動片、5…
…増幅器、C1……帯電物体1と検出電極2の間
の静電容量、C2……検出電極2と振動片4aの
間の静電容量、C3……検出電極2と振動片4b
の間の静電容量。
この発明による実施例の構成図、第3図は第2図
の上面図である。 1……帯電物体、2……検出電極、3……指示
計、4……振動子、4a,4b……振動片、5…
…増幅器、C1……帯電物体1と検出電極2の間
の静電容量、C2……検出電極2と振動片4aの
間の静電容量、C3……検出電極2と振動片4b
の間の静電容量。
Claims (1)
- 1 帯電物体の表面電位を容量分割により検出す
る表面電位計において、前記帯電物体に面する検
出電極の側面をはさむように振動子の第1の振動
片と第2の振動片を対面させ、この第1の振動片
と第2の振動片の幅Tのうち、前記帯電物体に近
い部分では前記第1の振動片と第2の振動片を直
接対面させ、前記帯電物体から遠い部分にだけ前
記検出電極の側面があるようにし、前記第1の振
動片と第2の振動片を前記検出電極に近づけたり
遠ざけたりするように振動させ、前記帯電物体の
表面電位を測定することを特徴とする表面電位
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP802081A JPS56107166A (en) | 1981-01-23 | 1981-01-23 | Surfacial electrometer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP802081A JPS56107166A (en) | 1981-01-23 | 1981-01-23 | Surfacial electrometer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56107166A JPS56107166A (en) | 1981-08-25 |
JPS6353513B2 true JPS6353513B2 (ja) | 1988-10-24 |
Family
ID=11681647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP802081A Granted JPS56107166A (en) | 1981-01-23 | 1981-01-23 | Surfacial electrometer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56107166A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58213258A (ja) * | 1982-06-04 | 1983-12-12 | Murata Mfg Co Ltd | 表面電位検出装置 |
JP4616180B2 (ja) * | 2006-01-20 | 2011-01-19 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 走査電子顕微鏡 |
-
1981
- 1981-01-23 JP JP802081A patent/JPS56107166A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56107166A (en) | 1981-08-25 |
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