JPS6353024A - ガラス貼着用断熱シ−ト - Google Patents
ガラス貼着用断熱シ−トInfo
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- JPS6353024A JPS6353024A JP19708086A JP19708086A JPS6353024A JP S6353024 A JPS6353024 A JP S6353024A JP 19708086 A JP19708086 A JP 19708086A JP 19708086 A JP19708086 A JP 19708086A JP S6353024 A JPS6353024 A JP S6353024A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は板ガラスに貼着、剥離が自在な断熱用シートに
関し、より詳しくは建物、住宅の窓ガラスに貼着し、外
気との温度差による室内温度の上昇、降下を防止するガ
ラス貼着用断熱シートに関する。
関し、より詳しくは建物、住宅の窓ガラスに貼着し、外
気との温度差による室内温度の上昇、降下を防止するガ
ラス貼着用断熱シートに関する。
ガラスは熱伝導率が高いため、建物や住宅における窓ガ
ラスは、夏期の冷房、冬期の暖房の双方の効率を低下さ
せる原因となっている。
ラスは、夏期の冷房、冬期の暖房の双方の効率を低下さ
せる原因となっている。
従来、窓の採光機能を阻害せずに、窓ガラスの断熱を図
る手段としては二重窓があるが、高価であるため利用度
は低い。
る手段としては二重窓があるが、高価であるため利用度
は低い。
建築物において壁面に関しては、断熱性をもたせること
は容易であるが、ガラス面からの熱の伝導に関しては遮
断が困難である。一方において建築物における窓ガラス
は採光及び外部の景色を透視するだめの役割も果たして
いるので、採光性及び透視性の阻害が一時的である必要
があり、そのため、窓ガラス用の断熱材としては少なく
とも1日−回の貼着、取りはずしに耐えることを必要と
する。接着剤や粘着剤を使用すれば、取りはずした後に
接着剤や粘着剤がガラス面に残留しその清掃に手間どる
他、断熱材の未使用時に貼着面にほこりが付着し、接着
力を低下し耐久性に問題がある。また、ガラス面は採光
の必要があるので昼間も使用する場合は不透明な断熱材
の使用は好ましくない。したがって、簡易な手段で貼着
、取りはずしを何回も繰返すことができ、できうれば透
光性を有する透明な断熱用シートが求められていた。
は容易であるが、ガラス面からの熱の伝導に関しては遮
断が困難である。一方において建築物における窓ガラス
は採光及び外部の景色を透視するだめの役割も果たして
いるので、採光性及び透視性の阻害が一時的である必要
があり、そのため、窓ガラス用の断熱材としては少なく
とも1日−回の貼着、取りはずしに耐えることを必要と
する。接着剤や粘着剤を使用すれば、取りはずした後に
接着剤や粘着剤がガラス面に残留しその清掃に手間どる
他、断熱材の未使用時に貼着面にほこりが付着し、接着
力を低下し耐久性に問題がある。また、ガラス面は採光
の必要があるので昼間も使用する場合は不透明な断熱材
の使用は好ましくない。したがって、簡易な手段で貼着
、取りはずしを何回も繰返すことができ、できうれば透
光性を有する透明な断熱用シートが求められていた。
本発明は上記問題を解決するものであって、その構成は
、多空隙性素材からなる断熱体層の少な(とも−面に自
己粘着性を有するプラスチックフィルム層が積層されて
いることを特徴とする。
、多空隙性素材からなる断熱体層の少な(とも−面に自
己粘着性を有するプラスチックフィルム層が積層されて
いることを特徴とする。
本発明に係る自己粘着性プラスチックフィルムとはフィ
ルム同士、或いはフィルムと仮ガラス面のような高度の
平滑性を有する面とのみ密着し、手で触れた感触として
は粘着性を全く惑じさせないフィルムである。例えば、
プラスチックとじてポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリブタジェン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
が挙げられ、これらのプラスチックに脂肪族炭化水素樹
脂、ロジン、ポリテルペン等の粘着付与剤、或いはフタ
ル酸エステル系、アジピン酸エステル系、エポキシ化植
物油系等の可塑剤を大量に添加して得られたフィルムで
ある。特に、比較的低重合度のポリ塩化ビニルは、多量
の可塑剤の混入が可能であり、長く貼着しても位置ずれ
することなく、取はずし後の可塑剤の残留が少なく、板
ガラス清掃は乾いた布で拭くだけで充分である。
ルム同士、或いはフィルムと仮ガラス面のような高度の
平滑性を有する面とのみ密着し、手で触れた感触として
は粘着性を全く惑じさせないフィルムである。例えば、
プラスチックとじてポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリブタジェン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
が挙げられ、これらのプラスチックに脂肪族炭化水素樹
脂、ロジン、ポリテルペン等の粘着付与剤、或いはフタ
ル酸エステル系、アジピン酸エステル系、エポキシ化植
物油系等の可塑剤を大量に添加して得られたフィルムで
ある。特に、比較的低重合度のポリ塩化ビニルは、多量
の可塑剤の混入が可能であり、長く貼着しても位置ずれ
することなく、取はずし後の可塑剤の残留が少なく、板
ガラス清掃は乾いた布で拭くだけで充分である。
自己粘着性プラスチックフィルムの板ガラス面との剥離
強度は、下記に示す方法で測定して20℃でIg/3c
m幅以上、好ましくは3g/3cm幅以上、0℃で2g
/3cm幅以上、好ましくは6g/3cm幅以上である
。
強度は、下記に示す方法で測定して20℃でIg/3c
m幅以上、好ましくは3g/3cm幅以上、0℃で2g
/3cm幅以上、好ましくは6g/3cm幅以上である
。
すなわち、2×30×12511111のヰ反ガラスに
150×30mmのサンプルを長さ方向の一端を揃えて
貼着し、ガラス面からはみ出したサンプルを上にしてサ
ンプル貼着ガラス板を立て、はみ出した一端をつまんで
引張り試験機を用いて、300 nv/minの引張り
速度で剥離したときの剥離強度を測定し、873cm幅
で表現した。
150×30mmのサンプルを長さ方向の一端を揃えて
貼着し、ガラス面からはみ出したサンプルを上にしてサ
ンプル貼着ガラス板を立て、はみ出した一端をつまんで
引張り試験機を用いて、300 nv/minの引張り
速度で剥離したときの剥離強度を測定し、873cm幅
で表現した。
本発明におけるガラス貼着用断熱シートは例えば、プラ
スチックフィルムを加熱下に型押しし、窪みを有する面
に平滑なフィルムを積層して多数の独立した小室を形成
したいわゆるエアーキャンプと呼ばれる市販の緩衝材の
小室の突出表面に上記自己粘着性プラスチックフィルム
を貼着したシートを用いる。
スチックフィルムを加熱下に型押しし、窪みを有する面
に平滑なフィルムを積層して多数の独立した小室を形成
したいわゆるエアーキャンプと呼ばれる市販の緩衝材の
小室の突出表面に上記自己粘着性プラスチックフィルム
を貼着したシートを用いる。
このガラス貼着用断熱シートは、その自己粘着性プラス
チックフィルム面を窓ガラスに押圧貼着して使用する。
チックフィルム面を窓ガラスに押圧貼着して使用する。
上記断熱体層は元来平滑面に多数の独立した小室を有し
、断熱性を有する他、凹凸面に更に自己粘着性シートを
貼着したため、小室と小室との間隔もまた断熱層を形成
し、伝導、対流による熱の伝達が抑制される。
、断熱性を有する他、凹凸面に更に自己粘着性シートを
貼着したため、小室と小室との間隔もまた断熱層を形成
し、伝導、対流による熱の伝達が抑制される。
また、上記多数の小室を有する断熱材及び自己粘着性プ
ラスチックフィルムは透明体若しくは半透明体を用いる
ことができるのでガラスに貼着しても採光を確保するこ
とができるので、昼間も使用できる長所を有する。
ラスチックフィルムは透明体若しくは半透明体を用いる
ことができるのでガラスに貼着しても採光を確保するこ
とができるので、昼間も使用できる長所を有する。
断熱シートを夜間のみに使用する場合には採光を確保す
る必要がないので、上記断熱体層及び自己粘着性プラス
チックフィルムは非透明体であっても差支えなく、また
、断熱体層としてコルク粉末をシート状に成型したコル
クシートを用いることもできる。
る必要がないので、上記断熱体層及び自己粘着性プラス
チックフィルムは非透明体であっても差支えなく、また
、断熱体層としてコルク粉末をシート状に成型したコル
クシートを用いることもできる。
本発明に係る断熱シートを使用するにあたっては、ガラ
ス面の大きさ若しくはガラス面を多数に分割した大きさ
に前もって切断した本発明のガラス貼着用断熱シートの
自己粘着性プラスチックフィルムをガラス面にあてて手
で押圧すれば簡単に貼着でき、このシートを取りはずす
ときには、単に端をつまんで引張るだけでよく、しかも
貼着位置がずれることもない。ガラス面が汚れた場合は
乾いた布で拭けばよく、また、粘着面が汚れた場合は中
性洗剤で洗浄すれば、容易に初期の粘着力を回復できる
。
ス面の大きさ若しくはガラス面を多数に分割した大きさ
に前もって切断した本発明のガラス貼着用断熱シートの
自己粘着性プラスチックフィルムをガラス面にあてて手
で押圧すれば簡単に貼着でき、このシートを取りはずす
ときには、単に端をつまんで引張るだけでよく、しかも
貼着位置がずれることもない。ガラス面が汚れた場合は
乾いた布で拭けばよく、また、粘着面が汚れた場合は中
性洗剤で洗浄すれば、容易に初期の粘着力を回復できる
。
本発明に係る断熱用シートは貼着、剥離を繰返すもので
あるため、貼着に便利な大きさ、すなわち長辺が60c
m以下、好ましくは50〜30cmのシートとし、必ず
しもガラス面全体に貼着する必要はなく隙間が残っても
、貼着した面積に相当する効果が得られるためシートを
何枚も貼着していくことが便利である。又大きすぎた場
合は鋏を用いて切断すればよい。
あるため、貼着に便利な大きさ、すなわち長辺が60c
m以下、好ましくは50〜30cmのシートとし、必ず
しもガラス面全体に貼着する必要はなく隙間が残っても
、貼着した面積に相当する効果が得られるためシートを
何枚も貼着していくことが便利である。又大きすぎた場
合は鋏を用いて切断すればよい。
本発明は、自己粘着性プラスチックフィルムを使用して
いるため、接着剤がガラス面に残らず、貼着中は充分な
接着強度が得られ、かつ繰返し使用により接着力が低下
することもない。しかも高空隙性の断熱体を積層したシ
ートであるため、対流、伝導による熱を遮断することが
できる。
いるため、接着剤がガラス面に残らず、貼着中は充分な
接着強度が得られ、かつ繰返し使用により接着力が低下
することもない。しかも高空隙性の断熱体を積層したシ
ートであるため、対流、伝導による熱を遮断することが
できる。
第1図は本発明のガラス貼着用断熱シートの部分斜視図
、第2図は第1図のガラス貼着用断熱シートの分解斜視
図、第3図はガラス貼着用断熱シートを建物の窓ガラス
に貼着した状態を示した斜視図である。
、第2図は第1図のガラス貼着用断熱シートの分解斜視
図、第3図はガラス貼着用断熱シートを建物の窓ガラス
に貼着した状態を示した斜視図である。
1は型押しフィルムで型押し用フィルム2を加熱軟化さ
せた状態で円柱状突起が独立して多数突出した型で押圧
することにより得られたものである。3はかくして得ら
れた円柱状窪みであり、この窪みの開口部に平滑フィル
ム4を直ちに接着した。その結果、独立した窪み3は独
立した小室を形成し、それ自体断熱性及び緩衝性を併有
し、本発明の断熱体層として使用した。本発明はこの緩
衝材の凹凸面に更に自己粘着性のフィルム5を貼着した
ものである。本実施例においては自己粘着性フィルム5
として厚さ70μのフタル酸エステル系可塑剤40重量
%を含む透明な軟質塩化ビニル樹脂を前記断熱体層に接
着した。
せた状態で円柱状突起が独立して多数突出した型で押圧
することにより得られたものである。3はかくして得ら
れた円柱状窪みであり、この窪みの開口部に平滑フィル
ム4を直ちに接着した。その結果、独立した窪み3は独
立した小室を形成し、それ自体断熱性及び緩衝性を併有
し、本発明の断熱体層として使用した。本発明はこの緩
衝材の凹凸面に更に自己粘着性のフィルム5を貼着した
ものである。本実施例においては自己粘着性フィルム5
として厚さ70μのフタル酸エステル系可塑剤40重量
%を含む透明な軟質塩化ビニル樹脂を前記断熱体層に接
着した。
このようにして得られたガラス貼着用断熱シートAを第
3図に示すように建物の夜間の戸締り後の窓ガラスに並
べて貼着した。その結果、暖房効率がよく、少量の燃料
で充分な暖房効果が得られ、暖房中止後の冷え込みも少
なかった。朝になるとこのシートを取りはずし、重ねて
片隅に置き、再び夜間に使用した。窓ガラスの汚れは一
回の使用では認められなかったが、数日後にややくもり
を感じたので乾いた布で拭いたら容易に透明になった。
3図に示すように建物の夜間の戸締り後の窓ガラスに並
べて貼着した。その結果、暖房効率がよく、少量の燃料
で充分な暖房効果が得られ、暖房中止後の冷え込みも少
なかった。朝になるとこのシートを取りはずし、重ねて
片隅に置き、再び夜間に使用した。窓ガラスの汚れは一
回の使用では認められなかったが、数日後にややくもり
を感じたので乾いた布で拭いたら容易に透明になった。
本発明ガラス貼着用断熱シートはガラス面6に1枚のシ
ートを貼着するものでな(、取扱い易い一辺の長さ30
〜40cmの方形のものを組合わせて貼着し、貼着され
ないガラス部分が残ってもよく或いは隅なく貼着できる
ようにシートを鋏などを用いて切断してもよい。
ートを貼着するものでな(、取扱い易い一辺の長さ30
〜40cmの方形のものを組合わせて貼着し、貼着され
ないガラス部分が残ってもよく或いは隅なく貼着できる
ようにシートを鋏などを用いて切断してもよい。
本実施例は透視性は失われるが、透光性は確保されるの
で、雪の日、室内に光が入りすぎる日等に昼間も使用す
ることができる。
で、雪の日、室内に光が入りすぎる日等に昼間も使用す
ることができる。
また、他の実施例として自己粘着性フィルム5として厚
さ40μのフタル酸エステル系可塑剤12重量%を含む
透明なポリ塩化ビニリデンを使用した。このシートの粘
着力は上記方法で測定して、20℃で4 g / 3
am、0℃で6 g / 3 cmであった。
さ40μのフタル酸エステル系可塑剤12重量%を含む
透明なポリ塩化ビニリデンを使用した。このシートの粘
着力は上記方法で測定して、20℃で4 g / 3
am、0℃で6 g / 3 cmであった。
更に他の実施例として、断熱体層としてコルク粉末をシ
ート状に成型したコルクシートを用い、これに前記の自
己粘着性プラスチックフィルムをそれぞれ接着して製造
した。
ート状に成型したコルクシートを用い、これに前記の自
己粘着性プラスチックフィルムをそれぞれ接着して製造
した。
このガラス貼着用断熱シートは熱の遮断効果があり、夜
間の使用はもちろんのこと、採光の必要のない場合は昼
間でも使用できる。
間の使用はもちろんのこと、採光の必要のない場合は昼
間でも使用できる。
本発明は、窓ガラス面に断熱シートを繰り返し貼着、取
りはずしても接着剤がガラス面に残らず、貼着中は充分
な接着強度が得られ、かつ繰返し使用により接着力が低
下することもない。また、断熱シートは小片に切断して
使用することができるため取外し後嵩張らない。断熱体
層としていわゆるエアーキャップを使用した場合には採
光を阻害せずに断熱効果を発揮することができる。
りはずしても接着剤がガラス面に残らず、貼着中は充分
な接着強度が得られ、かつ繰返し使用により接着力が低
下することもない。また、断熱シートは小片に切断して
使用することができるため取外し後嵩張らない。断熱体
層としていわゆるエアーキャップを使用した場合には採
光を阻害せずに断熱効果を発揮することができる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はガラス貼着用断
熱シートの部分斜視図、第2図は第1図のの分解斜視図
、第3図はガラス貼着用断熱シートを建物の窓ガラスに
貼着していく状態を示した斜視図である。 図面中、符号 1は型押しプラスチックフィルム、2は型押し用フィル
ム、3は円柱状窪み、4は平滑フィルム、5は自己粘着
性フィルム、6はガラス面、Aは断熱シートである。 特許出願人 旭化成工業株式会社 氾1図
熱シートの部分斜視図、第2図は第1図のの分解斜視図
、第3図はガラス貼着用断熱シートを建物の窓ガラスに
貼着していく状態を示した斜視図である。 図面中、符号 1は型押しプラスチックフィルム、2は型押し用フィル
ム、3は円柱状窪み、4は平滑フィルム、5は自己粘着
性フィルム、6はガラス面、Aは断熱シートである。 特許出願人 旭化成工業株式会社 氾1図
Claims (4)
- (1)多空隙性素材からなる断熱体層の少なくとも一面
に自己粘着性を有するプラスチックフィルム層が積層さ
れていることを特徴とするガラス貼着用断熱シート。 - (2)断熱体層が家庭用の鋏で容易に切断できる厚み及
び硬さである特許請求の範囲第1項記載のガラス貼着用
断熱シート。 - (3)断熱体層がプラスチックフィルムを加熱下に型押
しし、平滑なフィルムと積層してなる多数の独立した小
室を形成した緩衝性素材である特許請求の範囲第1項記
載のガラス貼着用断熱シート。 - (4)断熱体層がコルク粉末を接着剤を用いてシート状
に成形してなるコルクシートである特許請求の範囲第1
項記載のガラス貼着用断熱シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19708086A JPS6353024A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | ガラス貼着用断熱シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19708086A JPS6353024A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | ガラス貼着用断熱シ−ト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353024A true JPS6353024A (ja) | 1988-03-07 |
Family
ID=16368385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19708086A Pending JPS6353024A (ja) | 1986-08-25 | 1986-08-25 | ガラス貼着用断熱シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6353024A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004316319A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Nitomuzu:Kk | 窓ガラス用断熱シート |
JP2009019668A (ja) * | 2007-07-11 | 2009-01-29 | Akebono Brake Ind Co Ltd | サーボディスクブレーキ装置 |
JP2009264478A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Hitachi Ltd | ディスクブレーキ |
JP2012246072A (ja) * | 2011-05-25 | 2012-12-13 | Hitachi Ltd | 乗客コンベア |
-
1986
- 1986-08-25 JP JP19708086A patent/JPS6353024A/ja active Pending
Cited By (5)
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