JP2002370334A - ガラスの結露防止方法およびそれに用いる結露防止シート - Google Patents

ガラスの結露防止方法およびそれに用いる結露防止シート

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JP2002370334A JP2001180731A JP2001180731A JP2002370334A JP 2002370334 A JP2002370334 A JP 2002370334A JP 2001180731 A JP2001180731 A JP 2001180731A JP 2001180731 A JP2001180731 A JP 2001180731A JP 2002370334 A JP2002370334 A JP 2002370334A
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高断熱性能による窓ガラスの結露防止効果と共
に、採光性に富み通年使用することができる結露防止方
法およびこれに用いる結露防止シートに関する。 【解決手段】結露防止シート1は、自己粘着性のあるウ
レタンエラストマー組成物を基材2とし、ポリエチレン
テフタレート等の表面加工可能なプラスチックフィルム
3を上記基材2の一方の広面2aに密着し貼り合わせる
だけの簡素な構造からなっており、窓ガラス10の表面
に基材2の他方の広面2bを隙間無く貼り付けるだけ
で、採光性を有しながら結露を有効に防止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板状のポリウレタン系
の軟質エラストマー組成物にプラスチックフィルムを接
着した結露防止シートをガラスの表面に貼着してガラス
表面の結露を防止する方法およびこれに用いる結露防止
シートに関する。
【0002】
【従来の技術】一般家屋において冬場に多く発生する窓
ガラスの表面結露や、夏の強い日差しにより窓ガラスか
ら進入する輻射熱による室温上昇等、窓ガラスが熱伝導
体として室温変化に与える影響への対策は、家屋の高気
密、高断熱化に伴い快適な室内環境を維持するための重
要な要素として注目されるところである。
【0003】窓ガラスの表面結露の場合、その発生メカ
ニズムの解明より、外気と室内温度との差、及び室温と
室内水蒸気の影響を受ける事から、外気と接する部分で
ある窓ガラスの断熱性能を上げる二重サッシやペアガラ
スと言った建材の利用が効果的であると言われている。
【0004】一般に熱の流失を表す熱損失量で比較して
みた場合、ペアガラスは単層ガラスの1.5倍から2倍
の断熱性能があると言われ、家屋において外気と接する
外壁部の15%以上を占める窓ガラスの断熱性が室内環
境に与える影響は大きいと言える。
【0005】しかしながら一般家屋の居住者(特に関東
以西に居住する者)にとっては、年間を通し発生する期
間も限られる窓ガラスの表面結露や、夏場の輻射熱の室
内温度へ与える影響への関心は薄い。仮に、居住後に窓
ガラスの結露に悩まされ、二重サッシやペアガラスヘの
変更を検討してみても、後付け施工による技術的な問題
や、それら建材が高価であると言ったコスト面における
問題があり、普及しずらい現状にある。
【0006】他方、断熱性も有り結露防止に効果的とさ
れる方法として、特開平11−58565号や特開20
00−154600のように、空気封入シート又はエア
セルラークッションシートを利用し、それらの素材を微
着性合成樹脂フィルムと貼り合わせ窓ガラス面に密着さ
せるといった、主に外気と接触し温度変化の受け易いガ
ラス面の室内側に空気層を設ける事による断熱効果によ
り結露防止を図る結露防止シートの利用方法が知られて
おり、これらは居住者にとって取り扱いが容易で、取付
作業も手軽に行うことができる。
【0007】しかしながら、これらシートを利用した結
露防止方法には次の様な問題点が指摘される。低密度ポ
リエチレンフィルム製の断熱効果の高いエアセルラーク
ッションシートなどの空気層を含むシート素材の特性に
おいて、耐熱や耐寒に対する熱貫流率、オゾン劣化性等
室内外の環境、温度変化から受ける影響が明確では無
く、またエアセルラークッション等の空気層を含む断熱
材と窓ガラスの間に密着性を目的として形成される粘着
層に使用する接着剤、粘着剤がシート素材とガラス面と
の密着時の平滑性を損なう等の不安定要素があり、また
窓ガラスからの採光性においては必要な限度の視界を確
保する程度と言った、シート素材による光透過の低下が
懸念される。
【0008】一方、二重サッシやペアガラスの利用にお
いては、前述のように、結露防止に効果はあるものの、
居住後に単層の窓ガラスから上記ガラス建材への変更を
図る場合、取付け作業に専門的な技術が要求され、手軽
に取り付けることができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情
に鑑み創案されたものであって、その主たる課題は、光
透過性を有しガラスの表面に貼り付けるだけで結露を防
止することができる信頼性の高いガラスの結露防止方法
およびそれに用いる結露防止シートを提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1のガラスの結露防止方法の発明では、両側
の広面が自己粘着性を有するポリウレタン樹脂から構成
された光透過性を有する板状の軟質エラストマー組成物
の一方の広面に耐候性を有し表面が印刷可能なポリエチ
レンテフタレート等のプラスチックフィルムを貼り合せ
てなる結露防止シートを、被取付面となるガラスの表面
とほぼ同じ広さに設定し、前記軟質エラストマー組成物
の他方の広面を上記ガラスの表面に貼着してガラス表面
の結露を防止する、という技術的手段を講じている。
【0011】請求項2の結露防止シートの発明では、両
側の広面が自己粘着性を有するポリウレタン樹脂から構
成されたシート状の軟質エラストマー組成物の一方の広
面に耐候性を有し表面が印刷可能なポリエチレンテフタ
レート等のプラスチックフィルムを貼り合せてなり、他
方の広面を被取付面となるガラスの表面にほぼ隙間無く
貼着してなる、という技術的手段を講じている。また、
請求項3の発明では、前記プラスチックフィルムが、色
彩や模様を印刷し、またはバリヤ層を積層してなる、と
いう技術的手段を講じている。更に、請求項4の発明で
は、前記エラストマー組成物が、官能基数2.3〜4.
0のポリオキシポリプロピレンポリオールとポリイソシ
アネート化合物との反応から得られる末端に活性イソシ
アネート基を有するプレポリマーに、β−メチル−δ−
バレロラクトンを開環重合して得られるポリオールオリ
ゴマーを架橋剤として反応させたポリウレタン樹脂から
構成されてなる、という技術的手段を講じている。な
お、前記エラストマー組成物は、6mm以上の厚みを有す
ることが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の結露防止シート
およびそれを用いたガラスの結露防止方法の好適な実施
の形態について説明する。この結露防止シート1は、図
1に断面図を示すように、両側の広面が自己粘着性を有
するポリウレタン樹脂から構成された軟質エラストマー
組成物からなる板状の基材2と、この基材2の一方の広
面に貼り合わせた耐候性を有し表面が印刷可能なポリエ
チレンテフタレートからなるプラスチックフィルム3と
から構成されている。
【0013】また、前記板状の基材2の他方の広面には
離型紙(図示せず)などを貼着しておき、使用時には上
記離型紙を剥離して、被取付面となる窓ガラス10の表
面に貼着する。ここで、結露防止シート1は、上記窓ガ
ラス10の表面にほぼ隙間無く貼着するよう、その広面
の大きさが設定される。
【0014】ここで、結露防止シート1の基材2は、例
えば特開平5−310878号で開示されている公知構
成を用いることができる。即ち、この軟質エラストマー
組成物は、官能基数2.3〜4.0のポリオキシポリプ
ロピレンポリオールとポリイソシアネート化合物との反
応から得られる末端に活性イソシアネート基を有するプ
レポリマーに、β−メチル−δ−バレロラクトンを開環
重合して得られるポリオールオリゴマーを架橋剤として
反応させたポリウレタン樹脂から構成されている。そし
て、その両面は自己粘着性を有している。
【0015】以下に、前記基材2となる軟質エラストマ
ー組成物の物理特性を、表1、表2、表3に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】そして、窓ガラス10に、板状の基材2の
他方の広面2bとなる低粘着面側(LS面)を貼り合わ
せる。この基材2のLS面は、表1の180度ピール引
っ張り試験で示されたように、結露防止シート1の持つ
特徴の一つである自己粘着性能により、窓ガラス10と
密着状態となる。
【0020】上記基材2の一方の広面2aである高粘着
面側(HS面)へはポリエチレンテフタレートからなる
プラスチックフィルム3が貼り合わされる。前記基材2
のHS面は、表1の180度ピール引っ張り試験で示さ
れたように、自己粘着性能により前記プラスチックフィ
ルム3と密着状態となり、ここに結露防止シート1が完
成する。
【0021】ここで、基材2となる軟質エラストマー組
成物のLS面、HS面は、表1の様に粘着性に差が有
る。これらは結露防止シート1を窓ガラス10に用い貼
り付けた後に、取り外す際の剥離作業が容易に行なえる
ようにしたもので、窓ガラス10へは自己粘着性能が低
いLS面を用いている。また、結露防止シール1の基材
2となる軟質エラストマー組成物の自己粘着性能は、L
S面、HS面の接着面の汚れを水洗い等で落とせば何度
でも粘着性が復元するものであり、繰り返し使用するこ
とが可能であり、粘着性の経時劣化は無い。また、この
結露防止シート1を窓ガラス10から剥離した際には、
粘着面が完全に分離するので、粘着部分による窓ガラス
ヘの汚損や残りカスの付着が無い。
【0022】また、この結露防止シート1は前記基材2
自体が帯有する粘着性を利用するので、従来の結露防止
シートに見られるようなシートを構成する素材と素材を
貼り合わせる接着層を個別に設ける必要が無い。同様
に、窓ガラスとシート素材を密着させるための接着層も
同様に必要無く、シート素材の接着層を含めた多層構造
の簡素化を可能とした。
【0023】併せて接着層に使用する粘着素材のオゾン
劣化や激しい温度変化が本発明の結露防止シート1で
は、その基材2の持つ本来の性能に与える影響が無く、
一年を通して継続した使用に耐え得る信頼性を持つに至
っており、従来の結露防止シートが冬場のみの利用を目
的とした物であるのに対して、季節を問わない広範な利
用を可能としている。
【0024】また、ポリエチレンテフタレート等の表面
加工可能なプラスチックフィルム3は、扱いが手軽であ
ると共に自由な加工が可能である。即ち、着色や、金属
被膜の蒸着によるハーフミラー効果や、フィルム面への
模様印刷などによる多彩な意匠効果を奏することができ
る。
【0025】このように、結露防止シート1は、基材2
である軟質エラストマー組成物の持つ自己粘着性により
プラスチックフィルム3を貼り合わせるだけの構成から
なるので、一般家屋の居住者に取って従来に無い取り扱
い易さと低コストを実現することができる。
【0026】
【実施例】図2に結露防止シート1の実施例を示す。こ
の結露防止シート1は、両面に自己粘着性を持つポリウ
レタン樹脂から構成された板状の軟質エラストマー組成
物(株式会社ポリシス社製、商品名:ハプラタックゲル
#25−ADシリーズ)からなる厚さ6mmの板状の基
材2の一方の広面2aにポリエチレンテフタレート等の
合成樹脂プラスチックフィルム3を密着して構成されて
いる。この結露防止シート1の他方の広面2bを、厚さ
6mmのガラス面10にその表面に沿って隙間無く貼り
付け密着させる。
【0027】これにより上記結露防止シート1と厚さ6
mmのガラスにより得られる断熱効果は、板厚約20m
mの単層板ガラス相当の断熱効果(熱貫流率4.4Kc
al/m.h.℃)に相当することが、次の数式1に
より求められる。 熱貫流率Kn=1/((1/ao)+(l1/λ1)+(l2/λ2)・・・(ln/λn)+(1/ai)) =1/(γ0+γ1+γ2・・・γn+γi) =1/R Kn:熱貫流率(Kcal/m.h.℃) ao:室外側熱伝導率(Kcal/m.h.℃) ai:室内側熱伝導率(Kcal/m.h.℃) l1.l2・・ln:建築材料層の厚さ(m) λ1.λ2・・λn:建築材料の熱伝導率(Kcal/
.h.℃) γ0:室外伝達表面の熱通過抵抗 γi:室内伝達表面の熱通過抵抗 γn:建築材料の熱伝導抵抗 R:熱通過抵抗
【0028】熱貫流率 Kn=1/0.234 =4.27(Kcal/m.h.℃) 尚、ポリエチレンテフタレート等のプラスチックフィル
ムを含んだ場合の熱貫流率値は概ね3.8(kcal/
.h.℃)である。
【0029】次に、6mm厚の窓ガラスに本実施例の結
露防止シート1を密着して貼り合わせ、その時の外的環
境条件として、室外温度0℃、室内湿度50%、室温2
0℃の場合を例にとり、(イ)6mm厚の単層ガラス、
(ロ)3mm厚+空気層6mmのペアガラスと比較し、そ
れぞれにおける表面結露発生状況を調べ、結果を比較す
る。
【0030】ガラス表面温度は次の数式2、数式3、数
式4により求められる。
【数1】 θgi:室内側窓ガラス表面温度 θi :室内温度(℃) θ0 :外気温度(℃) K :各建材における熱貫流率(Kcal/m
h.℃) αi :室内側窓ガラス表面の熱伝達係数(Kcal/
.h.℃)(冬季一般値として7.4Kca1/m
.h.℃とする)
【0031】(イ)6mm厚の1枚ガラス
【数2】
【0032】(ロ)3mm厚+空気層6mmのペアガラ
【数3】
【0033】(ハ)本実施例の結露防止シート
【数4】
【0034】本外的環境条件において窓ガラスに表面結
露が発生する温度は9.3℃である。従って、前記
(ロ)3mm厚+空気層6mmのペアガラスと(ハ)本
実施例の結露防止シートとが上記温度を下回ることがな
いので、室内側の窓ガラス表面に結露が生じない事が分
かる。このように本実施例の結露防止シートでは基材が
約6mm以上あれば前記外的環境条件において十分な結
露防止効果を奏しうる。
【0035】表3には、その他の建材の熱伝導率を表し
ている。表3から、本実施例の結露防止シート1の基材
2を成すウレタンエラストマー組成物は、合板や石膏ボ
ードと同等、又はそれ以上の耐熱性(熱伝導率)があ
り、窓ガラスの表面結露防止に効果的であることが裏付
けられる。
【0036】
【発明の効果】以上、この発明によれば、自己粘着性を
持つポリウレタン樹脂から構成された板状の軟質エラス
トマー組成物を基材とした一方の広面にポリエチレンテ
フタレート等合成樹脂プラスチックフィルムを貼り合わ
せて結露防止シートとし、従来は衝撃吸収材や緩衝用材
料として利用されていた軟質エラストマー組成物の粘着
性、遮音性、耐候性、及び耐熱性に着目して結露防止効
果、断熱効果及び良好な採光性を発揮することができ
る。また、プラスチックフィルムには印刷などで装飾効
果を奏することができるので、通年での継続した使用を
可能としている。これにより、従来の結露防止シートが
冬場の利用を目的としたものであるのに対して季節を問
わない広範な利用が見込まれ、一般家屋の居住者にとっ
て低コストで取り扱いが容易な結露防止シートおよび結
露防止方法を得ることができ、極めて有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】結露防止シートの断面図である。
【図2】実施例の結露防止シートを窓ガラスへ密着させ
貼り付けた状態を表した斜視図である。
【符号の説明】
1 結露防止シート 2 基材 2a 一方の広面 2b 他方の広面 3 プラスチックフィルム 10 窓ガラス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月15日(2001.6.1
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】ここで、基材2となる軟質エラストマー組
成物のLS面、HS面は、表1の様に粘着性に差が有
る。これらは結露防止シート1を窓ガラス10に用い貼
り付けた後に、取り外す際の剥離作業が容易に行なえる
ようにしたもので、窓ガラス10へは自己粘着性能が低
いLS面を用いている。また、結露防止シー1の基材
2となる軟質エラストマー組成物の自己粘着性能は、L
S面、HS面の接着面の汚れを水洗い等で落とせば何度
でも粘着性が復元するものであり、繰り返し使用するこ
とが可能であり、粘着性の経時劣化は無い。また、この
結露防止シート1を窓ガラス10から剥離した際には、
粘着面が完全に分離するので、粘着部分による窓ガラス
ヘの汚損や残りカスの付着が無い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】これにより上記結露防止シート1と厚さ6
mmのガラスにより得られる断熱効果は、板厚約20m
mの単層板ガラス相当の断熱効果(熱貫流率4.27
cal/m.h.℃)に相当することが、次の数式1
により求められる。 熱貫流率Kn=1/((1/ao)+(l1/λ1)+(l2/λ2)・・・(ln/λn)+(1/ai)) =1/(γ0+γ1+γ2・・・γn+γi) =1/R Kn:熱貫流率(Kcal/m.h.℃) ao:室外側熱伝導率(Kcal/m.h.℃) ai:室内側熱伝導率(Kcal/m.h.℃) l1.l2・・ln:建築材料層の厚さ(m) λ1.λ2・・λn:建築材料の熱伝導率(Kcal/
.h.℃) γ0:室外伝達表面の熱通過抵抗 γi:室内伝達表面の熱通過抵抗 γn:建築材料の熱伝導抵抗 R:熱通過抵抗
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E06B 7/12 E06B 7/12 Fターム(参考) 2E036 SA02 4F100 AK42B AK51A AK51K AL09A BA02 BA07 CA02A EJ17 GB90 HB00B HB31B JL07 JL09B JL13A JN01A YY00A 4J034 BA07 DA01 DB03 DC50 DF12 DG04 HA06 JA42 QC08 RA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側の広面が自己粘着性を有するポリウ
    レタン樹脂から構成された光透過性を有する板状の軟質
    エラストマー組成物の一方の広面に耐候性を有し表面が
    印刷可能なポリエチレンテフタレート等のプラスチック
    フィルムを貼り合せてなる結露防止シートを、被取付面
    となるガラスの表面とほぼ同じ広さに設定し、前記軟質
    エラストマー組成物の他方の広面を上記ガラスの表面に
    貼着してガラス表面の結露を防止することを特徴とする
    ガラスの結露防止方法。
  2. 【請求項2】 両側の広面が自己粘着性を有するポリウ
    レタン樹脂から構成された板状の軟質エラストマー組成
    物の一方の広面に耐候性を有し表面が印刷可能なポリエ
    チレンテフタレート等のプラスチックフィルムを貼り合
    せてなり、他方の広面を被取付面となるガラスの表面に
    ほぼ隙間無く貼着してなることを特徴とする結露防止シ
    ート。
  3. 【請求項3】 前記プラスチックフィルムが、色彩や模
    様を印刷し、またはバリヤ層を積層してなることを特徴
    とする請求項2に記載の結露防止シート。
  4. 【請求項4】 エラストマー組成物が、官能基数2.3
    〜4.0のポリオキシポリプロピレンポリオールとポリ
    イソシアネート化合物との反応から得られる末端に活性
    イソシアネート基を有するプレポリマーに、β−メチル
    −δ−バレロラクトンを開環重合して得られるポリオー
    ルオリゴマーを架橋剤として反応させたポリウレタン樹
    脂から構成されてなることを特徴とする請求項2に記載
    の結露防止シート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012220157A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Shinichi Nakayama 霜付き防止シート及び同シートの施工方法
KR101206414B1 (ko) * 2010-06-11 2012-11-29 영보화학 주식회사 창문형 단열 시트 패드

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