JPS635273Y2 - - Google Patents
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- JPS635273Y2 JPS635273Y2 JP15164383U JP15164383U JPS635273Y2 JP S635273 Y2 JPS635273 Y2 JP S635273Y2 JP 15164383 U JP15164383 U JP 15164383U JP 15164383 U JP15164383 U JP 15164383U JP S635273 Y2 JPS635273 Y2 JP S635273Y2
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- Japan
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- installation base
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Links
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
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Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、カーステレオ、カーラジオなどの車
載用機器、特にインダツシユタイプの機器の取付
装置に関する。
載用機器、特にインダツシユタイプの機器の取付
装置に関する。
第1図、第2図は、従来のインダツシユタイプ
の車載用機器の取付装置を示すものである。図中
の符号1は車載用機器の本体であり、2はこの本
体1に取付けられているノーズ部である。符号3
は自動車のダツシユボードであり、これには本体
1などを取付けるための角穴状の取付穴3aが穿
設されている。
の車載用機器の取付装置を示すものである。図中
の符号1は車載用機器の本体であり、2はこの本
体1に取付けられているノーズ部である。符号3
は自動車のダツシユボードであり、これには本体
1などを取付けるための角穴状の取付穴3aが穿
設されている。
取付作業としては、まず取付穴3a内にインナ
ーケース4を取付ける。このインナーケース4は
板金材によつて角筒状に成形されている。インナ
ーケース4を取付ける際には、第2図で示すよう
に、前端開口部のフランジ4aをダツシユボード
3の前面に係止させ、且つインナーケース4の上
下に一体に設けられている弾性片4bをダツシユ
ボード3の後面に係止させる。次に、本体1のノ
ーズ部2が一体になつたものをインナーケース4
の開口部に挿入する。このとき、ノーズ部2の左
右両端部から露出しているレバー5を回動して、
レバー5の後部にて外側へ折曲げ成形されている
フツク5aを、インナーケース4の側板から内側
へ突出している突部4cに掛けて、本体1ならび
にノーズ部2を固定する。さらに、ノーズ部2の
側部に突出しているレバー5を覆うために、ノー
ズ部2の前部周囲にガスケツト6を装着してい
る。
ーケース4を取付ける。このインナーケース4は
板金材によつて角筒状に成形されている。インナ
ーケース4を取付ける際には、第2図で示すよう
に、前端開口部のフランジ4aをダツシユボード
3の前面に係止させ、且つインナーケース4の上
下に一体に設けられている弾性片4bをダツシユ
ボード3の後面に係止させる。次に、本体1のノ
ーズ部2が一体になつたものをインナーケース4
の開口部に挿入する。このとき、ノーズ部2の左
右両端部から露出しているレバー5を回動して、
レバー5の後部にて外側へ折曲げ成形されている
フツク5aを、インナーケース4の側板から内側
へ突出している突部4cに掛けて、本体1ならび
にノーズ部2を固定する。さらに、ノーズ部2の
側部に突出しているレバー5を覆うために、ノー
ズ部2の前部周囲にガスケツト6を装着してい
る。
ところが、上記従来の車載用機器の取付装置で
は、ノーズ部2を覆うガスケツト6を別体に必要
としているので、筐体を構成する部品数を多くな
つて機器本体が大型化するばかりでなく、取付け
あるいは取外し作業においても、ガスケツト6の
着脱操作が余分になり作業時間も長くなる欠点が
あつた。また、機器本体のインナーケース4に対
する固定も不安定であつた。
は、ノーズ部2を覆うガスケツト6を別体に必要
としているので、筐体を構成する部品数を多くな
つて機器本体が大型化するばかりでなく、取付け
あるいは取外し作業においても、ガスケツト6の
着脱操作が余分になり作業時間も長くなる欠点が
あつた。また、機器本体のインナーケース4に対
する固定も不安定であつた。
本考案は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、筐体を構成する部品数が少なくて外
観が良好であり、しかもダツシユボードなどに対
する固定が確実にできる車載用機器に取付装置を
提供することを目的としている。
ものであり、筐体を構成する部品数が少なくて外
観が良好であり、しかもダツシユボードなどに対
する固定が確実にできる車載用機器に取付装置を
提供することを目的としている。
本考案による車載用機器の取付装置は、設置母
材の開口部に挿入される車載用機器本体の側板の
内部に、車載用機器本体の設置母材に対する挿入
方向に沿つて設けられた回転自在なスクリユー軸
と、このスクリユー軸に螺装されている移動部材
が装備されているとともに、この移動部材上には
側板から突出する方向へ移動する挟持部材が設け
られており、車載用機器本体を設置母材内へ挿入
した際に、この挟持部材がばねによつて側板から
突出し、この挟持部材と車載用機器本体の一部と
が設置母材を挟持する位置に対向されるようにな
つており、且つ、車載用機器本体の前部には前記
スクリユー軸ならびに挟持部材を操作する工具を
挿入するための操作穴が穿設されて、この工具の
操作により、挟持部材と機器本体とが設置母材を
挟持し確実な固定ができるようにしたものであ
る。
材の開口部に挿入される車載用機器本体の側板の
内部に、車載用機器本体の設置母材に対する挿入
方向に沿つて設けられた回転自在なスクリユー軸
と、このスクリユー軸に螺装されている移動部材
が装備されているとともに、この移動部材上には
側板から突出する方向へ移動する挟持部材が設け
られており、車載用機器本体を設置母材内へ挿入
した際に、この挟持部材がばねによつて側板から
突出し、この挟持部材と車載用機器本体の一部と
が設置母材を挟持する位置に対向されるようにな
つており、且つ、車載用機器本体の前部には前記
スクリユー軸ならびに挟持部材を操作する工具を
挿入するための操作穴が穿設されて、この工具の
操作により、挟持部材と機器本体とが設置母材を
挟持し確実な固定ができるようにしたものであ
る。
以下、本考案の実施例を第3図以下の図面によ
つて説明する。
つて説明する。
第3図は本考案による車載用機器の取付装置を
示す斜視図、第4図にこれを逆方向から見た分解
斜視図、第5A図以下は取付け、取外し操作を示
す説明図ある。
示す斜視図、第4図にこれを逆方向から見た分解
斜視図、第5A図以下は取付け、取外し操作を示
す説明図ある。
第3図は、カーラジオあるいはカーステレオな
どの車載用機器の本体10の一部を斜視図によつ
て示したものである。この本体10の筐体はフロ
ントシヤーシ11、側板12ならびにフロントシ
ヤーシ11の前部を覆うノーズ部13などから構
成されている。ノーズ部13は樹脂材料によつて
成形されているものである。なお、この車載用機
器本体10は第1図で符号3にて示したような設
置母材(例えば、自動車のダツシユボード)に取
付けられるものである。第5A図ならびに第5B
図に示すように、設置母材3には本体10を挿入
するための取付穴3aが形成されており、また、
この取付穴3aの両側端には、本体10を固定す
るためのリブ3bが一体に形成されている。
どの車載用機器の本体10の一部を斜視図によつ
て示したものである。この本体10の筐体はフロ
ントシヤーシ11、側板12ならびにフロントシ
ヤーシ11の前部を覆うノーズ部13などから構
成されている。ノーズ部13は樹脂材料によつて
成形されているものである。なお、この車載用機
器本体10は第1図で符号3にて示したような設
置母材(例えば、自動車のダツシユボード)に取
付けられるものである。第5A図ならびに第5B
図に示すように、設置母材3には本体10を挿入
するための取付穴3aが形成されており、また、
この取付穴3aの両側端には、本体10を固定す
るためのリブ3bが一体に形成されている。
本体10を構成するフロントシヤーシ11、側
板12ならびにノーズ部13は、互いにねじ止め
などの手段によつて組立てられ固定されているも
のである。なお、本体10の構造は左右対称であ
り、本体10の右側板側にも、第3図と同様の機
構が設けられている。第3図に示すように、側板
12には切欠き12aが形成されている。この切
欠き12aの後部には内方へほぼ直角に折曲げら
れた支持板12bが設けられており、この支持板
12bには支持穴12cと小切欠き12dが形成
されている。また、切欠き12aの中央部上下に
は内側へほぼハの字形状に折曲げられたガイド板
12eが設けられている。また、側板12の前端
には一対の挟持片12fが外側へ折曲げられて設
けられている。また、第4図にも示すように、フ
ロントシヤーシ11の側端部にはクランク状に折
曲げられた支持片11aが設けられており、この
支持片11aに切欠き11bが形成されている。
また、側板の内側にはスクリユー軸14が設けら
れている。第4図に示すように、このスクリユー
軸14は中央部分がスクリユー14aになつてお
り、後端と前端が小径の支持部14b,14cに
なつている。また、前端の支持部14cのさらに
前部には大径の操作部14dが一体に形成されて
おり、この操作部14dの前端面に六角穴14e
が形成されている。このスクリユー軸14は前端
の支持部14cがフロントシヤーシ11の側部の
切欠き11bに支持され、また、後端の支持部1
4bが側板12の支持板12bに形成された支持
穴12cに挿入され、且つ支持部14bにリング
15が嵌着されて回転自在に支持されている。ま
た、スクリユー軸14には移動部材16が螺装さ
れている。この移動部材16はアルミなどの金属
によつてブロツク状に形成されているものであ
る。移動部材16の中央には雌ねじ穴16aが形
成されて、この雌ねじ穴16aが前記スクリユー
軸14のスクリユー軸14aに螺装されている。
また、移動部材16の側部上下にはリブ16bが
一体に形成されている。第3図に示すように、こ
のリブ16bが前記側板12のガイド板12eに
係止され、移動部材16が側板12に沿つて前後
方向へスライドできるようになつている。また、
移動部材16の上下面には一対のピン16cが固
設されている。さらに、この移動部材16には挟
持部材17が取付けられている。この挟持部材1
7は板金によつて断面がコの字形状で且つ平面が
ほぼ扇形状に折曲げ成形されているものである。
このコの字形状の折曲部の基部には支持穴17a
が穿設されており、前記ピン16cはこの支持穴
17aに挿入され、且つリング18が嵌着されて
抜け止めされている。これにより、挟持部材17
はピン16cを中心として、先端部17bが側板
12の切欠き12aを通して外方へ突出する方向
へ回動できるようになつている。また、挟持部材
17の先部の上側にはばね支持穴17cが穿設さ
れており、その側部の上下には一対の操作穴17
dが穿設されている。さらに、移動部材16上の
ピン16cにばね19が装着されている。このば
ね19の一方の腕19aの先端は挟持部材17の
ばね支持穴17cに掛けられ、且つ他方の腕19
bは前記側板12の支持板12bに形成された小
切欠き12dに掛けられている。このばね19の
力により、挟持部材17の先端部17bが側板1
2の外側へ突出するように付勢されている。な
お、この付勢力により挟持部材17の段差部Bが
移動部材16のリブ16bの端部Aに当接して、
挟持部材17の回転止めがなされ、先端17bの
側板12からの突出量が規制されている。
板12ならびにノーズ部13は、互いにねじ止め
などの手段によつて組立てられ固定されているも
のである。なお、本体10の構造は左右対称であ
り、本体10の右側板側にも、第3図と同様の機
構が設けられている。第3図に示すように、側板
12には切欠き12aが形成されている。この切
欠き12aの後部には内方へほぼ直角に折曲げら
れた支持板12bが設けられており、この支持板
12bには支持穴12cと小切欠き12dが形成
されている。また、切欠き12aの中央部上下に
は内側へほぼハの字形状に折曲げられたガイド板
12eが設けられている。また、側板12の前端
には一対の挟持片12fが外側へ折曲げられて設
けられている。また、第4図にも示すように、フ
ロントシヤーシ11の側端部にはクランク状に折
曲げられた支持片11aが設けられており、この
支持片11aに切欠き11bが形成されている。
また、側板の内側にはスクリユー軸14が設けら
れている。第4図に示すように、このスクリユー
軸14は中央部分がスクリユー14aになつてお
り、後端と前端が小径の支持部14b,14cに
なつている。また、前端の支持部14cのさらに
前部には大径の操作部14dが一体に形成されて
おり、この操作部14dの前端面に六角穴14e
が形成されている。このスクリユー軸14は前端
の支持部14cがフロントシヤーシ11の側部の
切欠き11bに支持され、また、後端の支持部1
4bが側板12の支持板12bに形成された支持
穴12cに挿入され、且つ支持部14bにリング
15が嵌着されて回転自在に支持されている。ま
た、スクリユー軸14には移動部材16が螺装さ
れている。この移動部材16はアルミなどの金属
によつてブロツク状に形成されているものであ
る。移動部材16の中央には雌ねじ穴16aが形
成されて、この雌ねじ穴16aが前記スクリユー
軸14のスクリユー軸14aに螺装されている。
また、移動部材16の側部上下にはリブ16bが
一体に形成されている。第3図に示すように、こ
のリブ16bが前記側板12のガイド板12eに
係止され、移動部材16が側板12に沿つて前後
方向へスライドできるようになつている。また、
移動部材16の上下面には一対のピン16cが固
設されている。さらに、この移動部材16には挟
持部材17が取付けられている。この挟持部材1
7は板金によつて断面がコの字形状で且つ平面が
ほぼ扇形状に折曲げ成形されているものである。
このコの字形状の折曲部の基部には支持穴17a
が穿設されており、前記ピン16cはこの支持穴
17aに挿入され、且つリング18が嵌着されて
抜け止めされている。これにより、挟持部材17
はピン16cを中心として、先端部17bが側板
12の切欠き12aを通して外方へ突出する方向
へ回動できるようになつている。また、挟持部材
17の先部の上側にはばね支持穴17cが穿設さ
れており、その側部の上下には一対の操作穴17
dが穿設されている。さらに、移動部材16上の
ピン16cにばね19が装着されている。このば
ね19の一方の腕19aの先端は挟持部材17の
ばね支持穴17cに掛けられ、且つ他方の腕19
bは前記側板12の支持板12bに形成された小
切欠き12dに掛けられている。このばね19の
力により、挟持部材17の先端部17bが側板1
2の外側へ突出するように付勢されている。な
お、この付勢力により挟持部材17の段差部Bが
移動部材16のリブ16bの端部Aに当接して、
挟持部材17の回転止めがなされ、先端17bの
側板12からの突出量が規制されている。
なお、第3図に示すように、ノーズ部13の左
右両部には操作穴13aが穿設されている。
右両部には操作穴13aが穿設されている。
次に、設置母材3に対する車載用機器本体10
の取付けならびに取外し操作を説明する。
の取付けならびに取外し操作を説明する。
この車載用機器本体10の取付け、取外し作業
には2つの工具を使用する。その1つはリムーブ
ピン21であり(第6図参照)、他の1つは六角
レバー22である。(第4図参照)。リムーブピン
21は線材によつてフツク21aと保持部21b
とが一体に成形されたものである。また、六角レ
バー22はL字形状に成形されており、その先端
には六角突起22aが設けられている。
には2つの工具を使用する。その1つはリムーブ
ピン21であり(第6図参照)、他の1つは六角
レバー22である。(第4図参照)。リムーブピン
21は線材によつてフツク21aと保持部21b
とが一体に成形されたものである。また、六角レ
バー22はL字形状に成形されており、その先端
には六角突起22aが設けられている。
第5A図に示すように、通常は挟持部材17が
ばね19の弾性力によつて付勢され、その先端部
17bは側板12の外方へ突出している。車載用
機器本体10を取付けるときには、本体10を設
置母材3の取付穴3a内へ挿入し、側板12の挟
持片12fが設置母材3のリブ3bに当接させる
まで押し込む。このとき、挟持部材17はリブ3
bに対して摺動し、一旦ばね19の力に抗して側
板12の内方へ回動し、リブ3bの位置を通過し
た後に、ばね19の力によつて挟持部材17が側
板12から突出し、挟持部材17の先端部17b
がリブ3bに対向する(第5A図の状態)。この
状態にて、ノーズ部13の操作穴13aから六角
レバー22を挿入し、先端の六角突起22aをス
クリユー軸14の操作部14dに形成された六角
穴14eに嵌合させる。そして、六角レバー22
によつてスクリユー軸14を回転させる。これに
よりスクリユー軸14に螺装されている移動部材
16が前方(ノーズ部13の方向)へ移動する。
その結果、移動部材16と共に移動する挟持部材
17の先端部17bと側板12の挟持片12fと
でリブ3bが挟持される。この挟持力によつて車
載用機器本体10は設置母材3に対して固定され
る。設置完了後六角レバー22を六角穴14eか
ら離脱させる。
ばね19の弾性力によつて付勢され、その先端部
17bは側板12の外方へ突出している。車載用
機器本体10を取付けるときには、本体10を設
置母材3の取付穴3a内へ挿入し、側板12の挟
持片12fが設置母材3のリブ3bに当接させる
まで押し込む。このとき、挟持部材17はリブ3
bに対して摺動し、一旦ばね19の力に抗して側
板12の内方へ回動し、リブ3bの位置を通過し
た後に、ばね19の力によつて挟持部材17が側
板12から突出し、挟持部材17の先端部17b
がリブ3bに対向する(第5A図の状態)。この
状態にて、ノーズ部13の操作穴13aから六角
レバー22を挿入し、先端の六角突起22aをス
クリユー軸14の操作部14dに形成された六角
穴14eに嵌合させる。そして、六角レバー22
によつてスクリユー軸14を回転させる。これに
よりスクリユー軸14に螺装されている移動部材
16が前方(ノーズ部13の方向)へ移動する。
その結果、移動部材16と共に移動する挟持部材
17の先端部17bと側板12の挟持片12fと
でリブ3bが挟持される。この挟持力によつて車
載用機器本体10は設置母材3に対して固定され
る。設置完了後六角レバー22を六角穴14eか
ら離脱させる。
逆に、車載用機器本体10を設置母材3から取
外す際には、まず、第5B図に示すように、操作
穴13aから六角レバー22を挿入して、先端の
六角突起22aを六角穴14eへ嵌合させてスク
リユー軸14を回転させ、移動部材16と挟持部
材17を後退させてリブ3bに対する挟持力を解
除する。次に、リムーブピン21の先端を操作穴
13aから挿入して、第6図に示すように、先端
のリブ21aを挟持部材17に形成された一対の
操作穴17dのいずれかに係合させる。そして、
リムーブピン21のてこ作用によつて、挟持部材
17を側板12の内方へ移動させる(第5B図の
状態)。この状態にてリムーブピン21のリング
21bを持つて前方へ引き、本体10を設置母材
3内から抜き出す。
外す際には、まず、第5B図に示すように、操作
穴13aから六角レバー22を挿入して、先端の
六角突起22aを六角穴14eへ嵌合させてスク
リユー軸14を回転させ、移動部材16と挟持部
材17を後退させてリブ3bに対する挟持力を解
除する。次に、リムーブピン21の先端を操作穴
13aから挿入して、第6図に示すように、先端
のリブ21aを挟持部材17に形成された一対の
操作穴17dのいずれかに係合させる。そして、
リムーブピン21のてこ作用によつて、挟持部材
17を側板12の内方へ移動させる(第5B図の
状態)。この状態にてリムーブピン21のリング
21bを持つて前方へ引き、本体10を設置母材
3内から抜き出す。
以上のように本考案によれば以下に列記する効
果を奏するようになる。
果を奏するようになる。
(1) スクリユー軸の回転によつて移動部材と挟持
部材を移動させ、この挟持部材と本体の一部と
で設置母材を挟持するようにしたので、車載用
機器本体が設置母材に対して確実に固定され、
本体の設置状態が安定する。
部材を移動させ、この挟持部材と本体の一部と
で設置母材を挟持するようにしたので、車載用
機器本体が設置母材に対して確実に固定され、
本体の設置状態が安定する。
(2) 挟持部材はばねの力により側板の外側へ突出
して設置母材を挟持できる位置へ移動するの
で、車載用機器本体を設置母材内へ挿入するだ
けで、自動的に挟持固定可能な状態となり、固
定が確実に行なえるようになる。
して設置母材を挟持できる位置へ移動するの
で、車載用機器本体を設置母材内へ挿入するだ
けで、自動的に挟持固定可能な状態となり、固
定が確実に行なえるようになる。
(3) 操作穴から工具を挿入して移動部材あるいは
挟持部材を操作し、本体の固定ならびに固定解
除を行なつているので、第1図の従来例のよう
に、レバーなどがノーズ部から突出しない。よ
つて、ガスケツト6などを設ける必要がなく、
筐体を構成する部品数が最少限になる。
挟持部材を操作し、本体の固定ならびに固定解
除を行なつているので、第1図の従来例のよう
に、レバーなどがノーズ部から突出しない。よ
つて、ガスケツト6などを設ける必要がなく、
筐体を構成する部品数が最少限になる。
(4) 挟持部材と本体の一部とで設置母材を挟持し
ているので、第1図に示すインナーケースも不
要になる。
ているので、第1図に示すインナーケースも不
要になる。
第1図は従来の車載用機器の取付装置を示す分
解斜視図、第2図はその側面図、第3図以下は本
考案の実施例を示すものであり、第3図は車載用
機器の取付装置の斜視図、第4図は第3図と逆の
方向から見た分解斜視図、第5A図、第5B図
は、取付け、取外し操作を示す平面図、第6図は
挟持部材と工具の関係を示す斜視図である。 3……設置母材、3a……取付穴、3b……挟
持用リブ、10……車載用機器本体、11……フ
ロントシヤーシ、12……側板、12f……挟持
片、13……ノーズ部、13a……操作穴、14
……スクリユー軸、16……移動部材、17……
挟持部材、19……ばね、21,22……工具。
解斜視図、第2図はその側面図、第3図以下は本
考案の実施例を示すものであり、第3図は車載用
機器の取付装置の斜視図、第4図は第3図と逆の
方向から見た分解斜視図、第5A図、第5B図
は、取付け、取外し操作を示す平面図、第6図は
挟持部材と工具の関係を示す斜視図である。 3……設置母材、3a……取付穴、3b……挟
持用リブ、10……車載用機器本体、11……フ
ロントシヤーシ、12……側板、12f……挟持
片、13……ノーズ部、13a……操作穴、14
……スクリユー軸、16……移動部材、17……
挟持部材、19……ばね、21,22……工具。
Claims (1)
- 設置母材の開口部に挿入される車載用機器本体
の側板の内側に、車載用機器本体の設置母材に対
する挿入方向に沿つて設けられた回転自在なスク
リユー軸と、このスクリユー軸に螺装されている
移動部材が装備されているとともに、この移動部
材上には側板から突出する方向へ移動する挟持部
材と、この挟持部材を側板から突出する方向へ付
勢するばねが設けられて、この突出位置にある挟
持部材と車載用機器本体の一部とが設置母材を挟
持する位置に対向されており、且つ、車載用機器
本体の前部には前記スクリユー軸ならびに挟持部
材を操作する工具を挿入するための操作穴が穿設
されて成る車載用機器の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15164383U JPS6059589U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 車載用機器の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15164383U JPS6059589U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 車載用機器の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6059589U JPS6059589U (ja) | 1985-04-25 |
JPS635273Y2 true JPS635273Y2 (ja) | 1988-02-12 |
Family
ID=30335983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15164383U Granted JPS6059589U (ja) | 1983-09-30 | 1983-09-30 | 車載用機器の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059589U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0541956Y2 (ja) * | 1986-09-29 | 1993-10-22 | ||
JP4669757B2 (ja) * | 2005-08-02 | 2011-04-13 | 株式会社ニフコ | 容器ホルダー |
-
1983
- 1983-09-30 JP JP15164383U patent/JPS6059589U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6059589U (ja) | 1985-04-25 |
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