JPS6352135A - 光記録方法 - Google Patents

光記録方法

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Publication number
JPS6352135A
JPS6352135A JP61195547A JP19554786A JPS6352135A JP S6352135 A JPS6352135 A JP S6352135A JP 61195547 A JP61195547 A JP 61195547A JP 19554786 A JP19554786 A JP 19554786A JP S6352135 A JPS6352135 A JP S6352135A
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JP
Japan
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optical recording
group
latent image
compound
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP61195547A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Miyazaki
俊彦 宮崎
Kenji Saito
謙治 斉藤
Harunori Kawada
河田 春紀
Kunihiro Sakai
酒井 邦裕
Takashi Nakagiri
孝志 中桐
Toshiaki Kimura
木村 稔章
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP61195547A priority Critical patent/JPS6352135A/ja
Publication of JPS6352135A publication Critical patent/JPS6352135A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/241Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material
    • G11B7/242Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers
    • G11B7/244Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only
    • G11B7/246Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes
    • G11B7/247Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes methine or polymethine dyes
    • G11B7/2472Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes methine or polymethine dyes cyanine

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ジアセチレン誘導体化合物を含有する光記録
媒体への光記録方法に関し、特に光書き込み手段として
800〜900nmの赤外線レーザーを用いた光記録方
法に関する。
(従来の技術) 最近、オフィスオートメーションの中心的な存在として
光ディスクが注目を集めている。光ディスクは一枚のテ
ィスフ中に大量の文書、文献等を記録保存できるため、
オフィスにおける文書等の整理、管理が効率よ〈実施で
きる。この光デイスク用の記録媒体としては、各種のも
のが検討されているが、価格、製造の容易さから有機材
料を用いたものが注目されている。
このような記録媒体用の有機材料として、ジアセチレン
誘導体化合物が知られており、該化合物の熱変色性に着
目し、レーザー記録媒体として用いる記録技術が特開昭
56−147807号公報に開示されている。しかし、
この明細書中には、どのようなレーザーを用いたか、あ
るいは用いるべきかの記載がなく、単にレーザーを用い
て記録を実施したとの記載に留まっている。
本発明者らは、種々のレーザーを用いてこのジアセチレ
ン誘導体化合物のレーザー記録につき検討した結果、ア
ルゴンレーザー等の大型かつ高出力のレーザーを用いれ
ば熱変色記録が可能なものの、小型で比較的低出力の半
導体レーザー(波長800〜900nm)を使用した場
合にはレーザー記録が実施できないことを確認した。し
かし、光ディスク等の実用的な記録媒体としては、小型
で低出力の半導体レーザーにより光書き込みが可能なこ
とが要請される。
一方、特開昭58−118650号および特開昭58−
224354号公報には、各種のシアニン染料が開示さ
れ、これら染料を含有する有機被膜が半導体レーザーの
輻射波長領域の輻射線を吸収し発熱するので、レーザー
エネルギーによりビットを形成するいわゆるヒートモー
ド記録が実施できることを開示している。しかし、記録
媒体の表面に物理的なビットを形成して記録を実施する
場合には、初期の記録媒体表面が十分に平滑であると同
時に記録後においても記録媒体の表面に傷を付けないよ
う十分な注意が必要となるとともに、特に、高密度、高
感度で高速の記録を実施することは比較的困難てあった
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はかかる従来技術の問題点を解決するためになさ
れたものであり、本発明の目的は小型軽量な半導体レー
ザーにより光書き込みが可能であり、まず記録情報を記
録媒体に潜像として記33し、その後必要に応じて任意
に記録情報を顕像化して読み取ることのできる光記録方
法を提供することにある。
本発明の他の目的は、高密度、高感度で高速記録の可能
な光記録方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、安定性に優れ、高品質な光記
録画像を得ることのできる光記録方法を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段〕 すなわち、本発明の光記録方法は、ジアセチレン誘導体
化合物と、下記一般式[II、[’ II ]または[
III]で表わされる化合物の一種以上とを含有する記
録層を有する光記録媒体に、 800〜900nmの赤
外線を記録情報に応じて照射して潜像を形成する工程と
;該潜像が形成された光記録媒体に紫外線を照射して、
該潜像を顕像化させる工程とを有することを特徴とする
特 一般式[Iコ OeM■ 一般式[II1 一般式[I11] ゛−八へ                e    
  R’上記式中、R1およびR2は、水素原子又は置
換もしくは未置換のアルキル基、環式アルキル基、アリ
ル基、置換もしくは未置換のアラルキル基または置換も
しくは未置換のアリール基を示し、R3およびR4は、
水素原子またはハロゲン原子を示す。
zlおよびz2は置換又は未置換の含窒素複素環を完成
するに必要な原子群を示し、 A、およびA2は置換ま
たは未置換の5員若しくは6員環を■ 形成する2価の炭化水素基を示し、■は、陽イオθ ンを示し、Xは陰イオンを示す。
本発明の方法に用いる光記録媒体に含有されるジアセチ
レン誘導体化合物(以下、DA化合物と略称する)とは
、下記一般式 %式% (式中、RおよびR′は、極性基、極性基で置換されて
もよい、アルキル基、シクロヘキシル基のような飽和脂
肪族化水素基;極性基で置換されてもよい、ビニル基、
プロペニル基のようなオレフィン系炭化水素基:または
極性基で置換されてもよい、フェニル基、ナフチル基、
アルキルフェニル基のような芳香族炭化水素基であり、
ここでいう極性基としては、例えばカルボキシル基また
はその金属若しくはアミン塩、スルホン酸基またはその
金属若しくはアミン塩、スルホアミド基、アミド基、ア
ミノ基、イミノ基、ヒドロキシ基、オキシアミノ基、ジ
アゾニウム基、グアニジン基、ヒドラジン基、リン酸基
、ケイ酸基、アルミン酸基、ニトリル基、チオアルコー
ル基、ニトロ基およびハロゲン原子が挙げられる。) で表わされる化合物である。
一方、本発明で用いる前記一般式[I]、[II]また
は[1]で表わされる化合物(以下シアニン染料と略称
する)は、750 nm以上の波長域に吸収ピークを有
し、この波長の赤外光により発熱する化合物である。
このシアニン染料につきより具体的に説明すると、一般
式[I]  [II]および[IIlコ中、R1および
R2は、アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、1so−プロピル基、n−ブチル基、 
5ec−ブチル基、1so−ブチル基、t−ブチル基、
n−アミル基、t−アミル基、n−ヘキシル基、n−オ
クチル基、t−オクチル基など)、置換アルキル基(例
えば2−とドロキシエチル基、3−ヒドロキシプロピル
基、4−ヒドロキシブチル基、2−アセトキシエチル基
、カルボキシメチル基、2−カルホキジエチル基、3−
カルボキシプロピル基、2−スルホエチル基、3−スル
ホプロピル基、4−スルホブチル基、3−スルフェート
プロピル基A4−スルフェートブチル基、N−(メチル
スルホニル)−力ルバミルメチル基、3−(アセチルス
ルファミル)プロピル、4−(アセチルスルファミル)
ブチル基なと)、環式アルキル基(例えば、シクロヘキ
シル基など)、アリル基((1,1−12−C1l−C
112−) 、アラルキル基(例えば、ペンシル基、フ
ェネチル基、α−ナフチルメチル基、β−ナフチルメチ
ル基など)、置換アラルキル基(例えば、カルホキジエ
チル基、スルホヘンシル基、ヒドロキシヘンシル基など
)、アリール基(例えば、フェニル基なと)または置換
アリール基(例えば、カルボキシフェニル基、スルホフ
ェニル基、ヒドロキシフェニル基など)を示す。特に、
本発明においては、これらの打機残基のうち、疎水性の
ものが好ましい。
R3およびR4は、水素原子またはハロゲン原子(例え
ば塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子など)を示す。
zlおよびz2は、置換または未置換の複素環、例えば
、チアゾール系列の核(例えばチアゾール、4−メチル
チアゾール、4−フェニルチアゾール、5−メチルチア
ゾール、5−フェニルチアゾール、4.5−ジメチルチ
アゾール、4,5−ジフェニルチアゾール、4−(2−
チェニル)−チアゾールなど)、ベンゾチアゾール系列
の核(例えばベンゾチアゾール、5−クロロベンゾチア
ゾール、5−メチルベンゾチアゾール、6−メチルベン
ゾチアゾール、5,6−シメチルベンゾチアゾール、5
−プロモベンゾチアゾール、5−フェニルベンゾチアゾ
ール、5−メトキシベンゾチアゾール、6−メトキシベ
ンゾチアゾール、5゜6−シメトキシベンゾチアゾール
、5.6−シオキシメチレンベンゾチアゾール、5−ヒ
ドロキシベンゾチアゾール、6−ヒドロキシベンゾチア
ゾール、4.5.6.7−テトラヒドロキシベンゾチア
ゾールなど)、ナフトチアゾール系列の核(例えばナフ
ト(2,1−d)チアゾール、ナフト(1,2−d〕チ
アゾール、5−メトキシナフト(1,2−d〕チアゾー
ル、5−エトキシナフト(1,2−d〕チアゾール、8
−メトキシナフト(2,1−d〕チアゾール、7−メト
キシナフト(2,1−d)チアゾールなど)、チオナフ
テン(7,6−d〕チアゾール系列の核(例えば7−メ
ドキシチオナフテン(7,6−d )チアゾール)、オ
キサゾール系列の核(例えば4−メチルオキサゾール、
5−メチルオキサゾール、4−フェニルオキサゾール、
4.5−ジフェニルオキサゾール、4−エチルオキサゾ
ール、4.5−ジメチルオキサゾール、5−フェニルオ
キサゾール)、ベンゾオキサゾール系列の核(例えばベ
ンゾオキサゾール、5−クロロベンゾオキサゾール、5
−メチルベンゾオキサゾール、5−フェニルベンゾオキ
サゾール、6−メチルベンゾオキサゾール、5,6−シ
メチルベンゾオキサゾール、5−メトキシベンゾオキサ
ゾール、6−メトキシベンゾオキサゾール、5−ヒドロ
キシ−ベンゾオキサゾール、6−ヒドロキシベンゾチア
ゾールなど)、ナフトオキサソール系列の核(例えばナ
フト(2,1−d)オキサゾール、ナフト(1,2−d
)オキサゾールなと)、セレナゾール系列の核(例えば
4−メチルセレナゾール、4−フェニルセレナゾールな
ど)、ペンゾセレナール系列の核(例えばベンゾセレナ
ゾール、5−クロロベンゾセレナゾール、5−メチルベ
ンゾチアゾール、5.6−シメチルベンゾセレナソール
、5−メトキシベンゾセレナゾール、5−メチル−6−
メトキシベンゾセレナゾール、5.6−シオキシメチレ
ンベンゾセレナゾール、5−ヒドロキシベンゾセレナゾ
ール、4゜5.6.7−テトラヒトロキシベンゾセレナ
ゾールなと)、ナフトセレナゾール系列の核(例えばナ
フト(2,1,d)セレナゾール、ナフト(1,2−d
)セレナゾール)、チアゾリン系列の核(例えばチアゾ
リン、4−メチルチアゾリン、4−ヒドロキシメチル−
4−メチルチアゾリン、4.4−ビスーヒト゛ロキシメ
チルチアゾリンなど)、オキサゾリン系列の核(例えば
オキサゾリン)、セレナゾリン系列の核(例えばセレナ
ゾリン)、2−キノリン系列の核(例えばキノリン、6
−メチルキノリン、6−クロロキノリン、6−メドキシ
キノリン、6−ニトキシキノリン、6−ヒドロキシキノ
リン)、4−キノリン系列の核(例えばキノリン、6−
メドキシキノリン、7−メチルキノリン、8−メチルキ
ノリン)、1−イソキノリン系列の核(例えばインキノ
リン、3.4−ジヒドロキシイソキノリン)、3−イン
キノリン系列の核(例えば3−イソキノリン)、3.3
−ジアルキルインドレニン系列の核(例えば3,3−ジ
メチルインドレニン、3,3−ジメチル−5−クロロイ
ンドレニン、3.3.5− トリメチルインドレニン、
3,3゜7−トリメチルインドレニン)、ピリジン系列
の核(例えばピリジン、5−メチルピリジン)、べンゾ
イミダゾール系列の核(例えば1−エチル−5,6−ジ
クロロベンゾイミダゾール、1−とドロキシエチル−5
,6−ジクロロベンゾイミダゾール、1−エチル−5−
クロロベンゾイミダゾール、1−エチル−5,6−ジブ
ロモベンゾイミダゾール、1−エチル−5−フェニルベ
ンゾイミダゾール、1−エチル−5−フルオロベンゾイ
ミダゾール、1−エチル−5−シアノベンゾイミダゾー
ル、1−(β−アセトキシエチル)−5−シアノベンゾ
イミダゾール、1−エチル−5−クロロ−6−シアノベ
ンゾイミダゾール、1−エチル−5−フルオロ−6−シ
アノベンゾイミダゾール、1−エチル−5−アセチルベ
ンゾイミダゾール、1−エチル−5−カルボキシベンゾ
イミダゾール、1−エチル−5−エトキシカルボニルベ
ンゾイミダゾール、1−エチル−5−スルファミルベン
ゾイミタゾール、1−エチル−5−N−エチルスルファ
ミルベンゾイミダゾール、1−エチル−5,6−シフル
オロベンゾイミダゾール、1−エチル−5,6−ジクロ
ロベンゾイミダゾール、lエチル−5−エチルスルホニ
ルヘンソイミタゾール、1−エチル−5−メチルスルホ
ニルヘンシイミダゾール、1−エチル−5−トリフルオ
ロメチルベンゾイミダゾール、1−エチル−5−トリフ
ルオロメチルスルホニルベンゾイミダゾール、1−エチ
ル−5−トリフルオロメチルスルフィニルベンゾイミダ
ゾールなど)を完成するに必要な非金属原子群を表わす
八1およびA2は、置換または未置換の5員または6員
環を形成する2(1iの炭化水素基(例えば−CH2・
CH2−など)を示し、これらの5員または6員環は、
ベンゼン環、ナフタレン環などと縮合したものでもよい
Xは、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、
過塩素酸塩イオン、ペンセンスルホン酸塩イオン、p−
1ルエンスルホン酸塩イオン、メチル硫酸塩イオン、エ
チル硫酸塩イオン、プロピル硫酸塩イオンなどの陰イオ
ンを表わし、eはR・および/またはR2自体が陰イオ
ン基、例えば−5li、 osg、−clA、59NH
−、−5o2!t−co−1−so、Q−so、−を含
むときには存在しない。枦は、例えば水素陽イオン、ナ
トリウム陽イオン、アンモニウム陽イオン、カリウム陽
イオン、ピリジウム陽イオンなとの陽イオンを表わす。
次に、本発明で用いるシアニン染料の代表例を下記に列
挙するが、便宜上、一般式[I]あるいは[III]の
ベタイン構造の形で表わす。しかし、これらの染料の調
製においては、ベタイン形や塩の形にある染料の混合物
が得られるので、混合物として使用される。
一般式[工]、[II]の具体例として(1)〜(33
)が、一般式[II!]の具体例として(34)〜(4
7)か列挙さ肌ている。
(3)              0e(8)0゜ (9)               0e(10) 
              QC)(11)oo Cj!               cz(17) 
           Oe(20)oe (23)            。e(24)oe (25)            。evn3    
  u    u       LJl13CH31C
2H5 l                     elC
2H5I    C2H5 じ2 H5i      L72 M5上記(1)〜(
47)のシアニン染料は、その1種または2種以上を組
合せて用いることかできる。
本発明に用いる光記録媒体は前記DA化合物と前記シア
ニン染料とを含有してなり、−層混合系、二層分離系ま
たは多層積層系のいずれの構成でも良い。
ここで、−層混合系とは、DA化合物とシアニン染料と
の混合層からなるものを、二層分離系とは、Dへ化合物
を含む層とシアニン染料を含む層とが分離積層されてい
るものを、更に多層積層系とは、例えばDA化合物を含
む層の1以上と、シアニン染料を含む層の1以上が所定
の層数及び順序で基板上に積層された上記二層分離系を
含まない構成のものをそわそれいう。
本発明に用いる光記録媒体の代表的な構成を第1図(A
)及び第1図(B)に示す。第1図(A)は、−層混合
系の記録層2が基板1上に設けられているものてあり、
第1図(B)は、二層分離系の、すなわちDA化合物を
含む層2aとシアニン染料を含む層2bとからなる記録
層2が基板1上に設けられているものである。
記録層2を形成するには、代表的には、−層混合系の場
合には、DA化合物の結晶微粉末およびシアニン染料を
適当な揮発性溶媒に混合して、塗布液を作成し、この塗
布液を基板1上に塗布して、また二層分離系若しくは多
層積層系の場合には、DA化合物の結晶微粉末を含む塗
布液と、シアニン染料を含む塗布液とを別々に調製し、
これらを基板1に所定の順序で塗布すれば良い。
本発明に用いる光記録媒体の基板1としては、ガラス、
アクリル樹脂等のプラスチック板、ポリエステル等のプ
ラスチックフィルム、紙、金属等の各種の支持材料が使
用できるが、基板側から輻射線を照射して記録を実施す
る場合には、特定波長の記録用輻射線を透過するものを
用いる。
−層混合系の記録層の形成に用いる塗布液の溶媒は、使
用するバインダーの種類や、DA化合物およびシアニン
染料の種類によって適宜退択されるが、一般に、メタノ
ール、エタノール、イソプロパツール等のアルコール類
:アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等
のケトン類:N。
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド等のケトン類;ジメチルスルホキシド等のスルホキ
シド類;テトラビトロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールモノメチルエーテル等のエーテル類;酢酸メチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;クロロホ
ルム、塩化メチレン、ジクロルエチレン、四塩化炭素、
トリクロルエチレン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類:
ベンゼン、トルエン、キシレン、モノクロルベンゼン、
ジクロルベンゼン等の芳香族炭化水素類等が挙げられる
また、二層分離系若しくは多層積層系の形成に用いる塗
布溶液の溶媒として、シアニン染料の好適な溶媒として
は、上記−層混合系の形成に用いられるのと同様の溶媒
を挙げることかできる。
また、DA化合物の好適な分散媒としては、n−ヘキサ
ン、n−へブタン、n−オクタン、シクロヘキサン等の
脂肪族炭化水素類が挙げられる。しかし、DA化合物は
、結晶性が強い化合物なのて、−旦溶媒に溶解し、この
溶液を基板上に塗布しても乾燥過程て再結晶化が進行し
、ダレインが得られる。
したがって、分散液だけでなく、Dへ化合物の溶液を使
用しても良い。この場合の溶媒としては、シアニン染料
の溶媒として先に挙げたものと同様なものが使用できる
なお、各塗布液には、基板1との、あるいは他の層との
密着性を向上させるために、適宜天然若しくは合成高分
子からなるバインダーを添加してもよい。また、記録層
2の安定性、品質向上を計るために各種の添加剤を加え
てもよい。
このような塗布液の基板1への塗工は、スピナー回転塗
布法、浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、
ビードコーティング法、ワイヤーバーコーティング法、
ブレードコーティング法、ローラーコーティング法、カ
ーテンコーティング法等の手法か用いられる。
記録層2が一層混合系の場合は、その膜厚は、300人
〜2−程度が通しており、特に400〜5000人の範
囲が好ましい。また二層分離系の場合の各層の膜厚は、
 100人〜1μs程度が適しており、特に200〜5
000人の範囲が好ましい。更に、多層積層系の場合に
は、個々のDA化合物を含む層の膜厚の総和及び個々の
シアニン染料を含む層の膜厚の総和がともに、 100
人〜1−程度か適しており、特に200〜5000人の
範囲か好ましい。
記録層2内でのDA化合物とシアニン染料との配合割合
は、1715〜15/l程度が好ましく、最適にはl/
10〜1071である。
なお、必要に応じてこのように構成される記録層2の上
に各種の保護層を設けてもよい。また、二層分離系や多
層積層系の場合の各層の積層;頃序には関係なく本発明
は実施可能である。
このようにして構成される光記録媒体を用いて本発明の
光記録方法を実施することができる。
この光記録媒体においては、DA化合物に光を加えるこ
とにより、記録層の吸収波長が変化して見掛けの色が変
化する。すなわち、D^化合物は、初期にはほぼ無色透
明であるか、紫外線を照射すると重合し、ポリジアセチ
レン話導体化合物・\と変化する。この重合は紫外線の
照射によってのみ起り、熱等の他の物理的エネルギーの
印加によっては生じない。この重合の結果、 620〜
660nmに最大吸収波長を有するようになり、青色な
いし暗色へと変化する。この重合に基づく色相の変化は
不可逆変化であり、−度青色ないし暗色へ変化した記録
層は無色透明膜へとは戻らない。
また、この青色ないし暗色へ変化したポリジアセチレン
誘導体化合物を約50℃以上に加熱すると今度は約54
0nmに最大吸収波長を有するようになり、赤色膜へと
変化する。この変化も不可逆変化である。
一方、本発明者らは、上記のような構成の記録層につい
て種々検討したところ、破壊若しくはその形状を変形さ
せないような適当な温度で加熱して、これを−度溶融状
悪とする過程を経過させた記録層に、上記のような紫外
線照射を行なっても記録層の青色ないし暗色への変化が
起きないことを見い出した。
すなわち、これは、この紫外線照射によるDA化合物の
重合の結果としての青色ないし暗色膜への変化が、主に
記録層2中に含まれたDA化合物結晶体中でのDA化合
物分子の高秩庁分子配向性により得られるものであり、
上記のように記録層を加熱してDA化合物を含む層を溶
融させるなどして、その部分に含まれていたDA化合物
結晶体を溶融させ、これを非晶質状態として、その部分
のOA化合物分子の配向の秩序を乱してやると、分子配
列レベルでの反応できる位置関係にあるDA化合物分子
の数が大幅に減少するためであると考えられる。
本発明の光記録方法は、このようなりA化合物結晶体の
特性と、これとシアニン染料との組合せによって得られ
る機能を利用して記録を実施するものである。
以下、本発明の光記録方法の一例について述へる。
まず、記録情報は、適当な一制御回路を経て半導体レー
ザーにより光信号に変換される。この光信号は光学系を
経て、例えば光記録媒体載置手段上に載置され、同期回
転している一層混合系の記録層を有する円盤状の光記録
媒体の所定の位置に第2図(^)に示すように結像され
、半導体レーザーによる記録↑吉報の光書き込みか実施
される。
このとき用いる半導体レーザーとしては、出力波長80
0〜850nmのGa八へ接合レーザーを使用するのか
特に好適である。
このとき、結像点(光照射部位)3には、変色等のみか
けの変化は生じないが、この部分にあるシアニン染料か
光を吸収して発熱し、この発熱によって、光照射部位3
に含まれた微粉末状のDA化合物結晶体が溶融し、この
部分は非晶質状態となり、DA化合物分子の高秩序配向
性が乱される。その結果、光照射部位3は、後に行なう
顕像化処理において変色しない部分となる。
なお、この書き込み時のレーザービームの照射条件は、
用いる光記録媒体の構成に応じて適宜選択すれば良いが
、少なくとも光照射部位3の温度が、DA化合物結晶微
粉末を溶融させてDA化合物分子の配向の秩序を乱すの
に十分であり、かつ記録層を破壊若しくはその形状を変
形させないような温度となるようにする必要がある。
このようにして、記録層に分子配向性のレベルでの状態
の差による、すなわち微粉末状のDへ化合物結晶体中で
DA化合物分子の高秩序配向性が維持されている(光照
射されなかった)部分5b中に形成された、DA化合物
分子の高秩序配向性が乱されたく光照射された)部分5
aからなる潜像が第2図(B)に示したように形成され
て記録情報の書き込みが行なわれる。
なお、DA化合物は上記の半導体レーザーに対して感能
性を有さず、従来のDA化合物のみからなる光記録媒体
ではこのような光書き込みは不可能である。
ここで、上述したように、記録層2には光学的に検知可
能な像として記録情報が記録されていないので、この段
階では、書き込んだ記録情報を読み取ることはできない
そこで、記録情報の読み取りを行ないたい場合には、記
録層2に形成された潜像を顕像化する必要がある。
この潜像の顕像化は、光記録媒体に一様に紫外線を照射
することによって実施される。
この紫外線の照射により、記録層2の先の書き込み時に
おいて光照射されなかった部分5bにあるDA化合物結
晶体中のその高秩序配向性が維持されているDA化合物
が重合してポリジアセチレン誘導体化合物へ変化し、記
録層のこの部分は第2図(C)に示すように620〜6
60止に最大吸収波長を有する青色ないし暗色の1li
6bへと変色する。−方、先の光書き込み時において赤
外線照射された部分5aでは、前述したように、DA化
合物の高秩序配向性が乱されているので、DA化合物の
重合反応が起きにくく、この部分では、非照射部5bに
おけるような青色ないし暗色膜への変色は起こらない。
従って、先の書き込み時に形成された潜像部分5aはほ
ぼ無色透明な当初の記録層の色のままでこの紫外線照射
処理によって青色ないし暗色化した膜6b中に残され、
青色ないし暗色膜6bと光学的に識別可能な白ぬき部6
aとして顕像化される。
なお、この紫外線の照射による処理が終了した後に、必
要に応じて記録層2を約50℃以上に加熱してやれば、
青色ないし暗色膜6b中のポリジアセチレン誘導体化合
物が先に述べたように赤色へ変色するので、潜像として
記録層2に書込まれた記録情報を赤色膜中の白ぬき部6
aとして顕像化することができる。
この記録層の加熱処理には、ヒーター等の加熱手段を用
いて、あるいは記録層には輻射線を吸収して発熱するシ
アニン染料が含有されているので赤外線等の輻射線を記
録層に照射するなどして実施することができる。
以上、−層混合系の記録層を有する記録媒体を用いた場
合の本発明の光記録方法について説明したが、第1図(
B)に示したような二層分離系の記録層を有した記録媒
体を用いる場合には、レーザービームの結像点3は、第
3図(A)に示すようにシアニン染料を含む層2bとさ
れる。このようにレーザービーム4が照射されると、層
2bに含まれたシアニン染料がレーザービーム4を吸収
して発熱し、この発熱によってOA化合物を含む層2a
の結像点3の上の部分が溶融し、上述した過程に従って
第3図(B)に示すように潜像5aか形成される。
この潜像は一ト述した紫外線の照射処理によって、また
更に必要に応じた加熱処理によって、第3図(C)に示
すような青色ないし暗色、若しくは赤色の@6bと光学
的に識別可能な白ぬき部6aとして顕像化することがで
きる。
なお、光記録媒体としては、上述の例では円盤状のディ
スク(光ディスク)が用いられたか、もちろん、DA化
合物およびシアニン染料を含有する記録層を支持する基
板の種類により、光テープ、光カード等も使用できる。
(発明の効果〕 本発明の光記録方法の効果を以下に列挙する。
(1)記録層にシアニン染料とジアセチレン誘導体化合
物とが組合わされて用いられているのて、小型軽量の半
導体レーザーを用いて光書き込みか可能であり、高密度
、高感度での高速記録が可能である。しかも記録情報は
記録媒体に潜像として記録され、その後必要に応じて任
意に記録情報を顕像化して読み取ることができる。
(2)記録層が均質かつ表面性良く形成されているので
、安定性に優わた高品質な光記録が実施できる。
(3)高度に均質な大面積の記録層を有する安価な記録
媒体を用いた光記録が可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例に基づきより詳細に説明する。
実施例1 一般式Cl2H2S”−Cミc−c=c−c8H,、−
co叶で表わされるジアセチレン誘導体化合物結晶微粉
末1重量部と前記の染料/a 25で表わされるシアニ
ン染料15重量部とを塩化メチレン30重量部中に添加
し、十分撹拌したものを塗布液として準備した。
次にガラス製のディスク基板(厚さ 1.5a+コ、直
径200 mm)をスピナー塗布機に装着し、前記塗布
液をディスク基板の中央部に少購滴下した後、所定の回
転数で所定の時間スピナーを回転させ塗布し、常温で乾
燥して、基板上の乾燥後の塗膜の厚みが500人、10
00人および2000人である光記録媒体をそれぞれ作
成した。
このようにして得た光記録媒体を用いて、以下のように
して本発明の光記録方法を実施した。
まず、上記の光記録媒体のそれぞれに、830nmの波
長の半導体レーザー(レーザービーム径;1井1、照射
時間; 200 ns/ 1ドツト、出力5mW)を入
力情報にしたかい照射し、潜像を形成した。その際、各
光記録媒体の光照射部には見掛は上の変化は認められな
かった。
次に、この半導体レーザーによる書き込みが終了した後
、各光記録媒体に254nmの波長の紫外線を均一かつ
1分に照射した。すると、各光記録媒体の記録層の先の
書き込み時に半導体レーザーか照射された部分以外の部
分が青色に変色し、先に形成した潜像、すなわち半導体
レーザーの照射部か白ぬきとなったネガ像が顕像化され
た。
この記録結果の評価を、第1表に示した。評価は、感度
、画像解像度及び白ぬき部と周辺とのコントラストの良
否の総合評価により判定し、特に良好なものを◎、良好
なものを○、記録ができないまたは不良なものを×とし
た。
実施例2 ジアセチレン誘導体化合物の量を1重量部、シアニン染
料の量を10重量部、塩化メチレンの量を20重量部と
した混合溶液を塗布液として使用し、実施例1と同様の
方法により光記録媒体を作成した。
このようにして得た光記録媒体のそれぞれに、実施例1
と同様にして、光記録を実施した後、各光記録媒体に2
54nmの紫外線を均一かつ十分に照射してネガ像を顕
像化し、これを評価した。その結果を第1表に示す。
実施例3 ジアセチレン誘導体化合物の量を1重量部、シアニン染
料の量を5重量部、塩化メチレンの量を12重量部とし
た混合溶液を塗布液として使用し、実施例1と同様の方
法により光記録媒体を作成した。
このようにして得た光記録媒体のそれぞれに、実施例1
と同様にして、光記録を実施した後、各光記録媒体に2
54r+mの紫外線を均一かつ十分に照射してネガ像を
顕像化し、これを評価した。その結果を第1表に示す。
実施例4 ジアセチレン誘導体化合物の量を1重量部、シアニン染
料の量を1重量部、塩化メチレンの量を4重量部とした
混合溶液を塗布液として使用し、実施例1と同様の方法
により光記録媒体を作成した。
このようにして得た光記録媒体のそれぞれに、実施例1
と同様にして、光記録を実施した後、各光記録媒体に2
54nmの紫外線を均一かつ十分に照射してネガ像を顕
像化し、これを評価した。その結果を第1表に示す。
実施例5 ジアセチレン誘導体化合物の量を5重量部、シアニン染
料の量を1重量部、塩化メチレンの量を12重量部とし
た混合溶液を塗布液として使用し、実施例1と同様の方
法により光記録媒体を作成した。
このようにして得た光記録媒体のそれぞれに、実施例1
と同様にして、光記録を実施した後、各光記録媒体に2
54nmの紫外線を均一かつ十分に照射してネガ像を顕
像化し、これを評価した。その結果を第1表に示す。
実施例6 ジアセチレン誘導体化合物の量を10重量部、シアニン
染料の量を1重量部、塩化メチレンの量を20重量部と
した混合溶液を塗布液として使用し、実施例1と同様の
方法により光記録媒体を作成した。
このようにして得た光記録媒体のそれぞれに、実施例1
と同様にして、光記録を実施した後、各光記録媒体に2
54nmの紫外線を均一かつ十分に照射してネガ像を顕
像化し、これを評価した。その結果を第1表に示す。
実施例7 ジアセチレン誘導体化合物の雫を15重;11部、シア
ニン染料の量を1重量部、塩化メチレンの量を30重量
部とした混合溶液を塗布液として使用し、実施例1と同
様の方法により光記録媒体を作成した。
このようにして得た光記録媒体のそれぞれに、実施例1
と同様にして、光記録を実施した後、各光記録媒体に2
54nmの紫外線を均一かつ十分に照射してネガ像を顕
像化し、こわを評価した。その結果を第1表に示す。
第   1   表 実施例8〜14 光記録及びネガ像の顕像化までは、実施例1〜7までと
同様に行なった後、光記録媒体のそれぞれを約80℃に
加熱して背旦の青色を赤色に変化させたネガ像を得た。
このネガ像について実施例1と同様の基準により評価し
た結果を第2表に示す。
第  2  表 実施例15 一般式CI2 Hzs−CEC−CEC−C3H,&−
cooHで表わされるジアセチレン誘導体化合物に代え
、一般式C8H,,−CミC−Cミ(ニーC2H4−G
o叶で表わされた化合物を用いたことを除いては実1施
例4と同様の方法により光記録媒体を作成した。
このようにして得た光記録媒体のそれぞれに、実施例1
と同様にして、光記録を実施した後、各光記録媒体に2
54nmの紫外線を均一かつ十分に照射してネガ像を顕
像化し、これを評価した。その結果を第3表に示す。
実施例16〜19 染料遂25で表わされるシアニン染料に代え、染料述3
.12.29.35て表わされるシアニン染料を個々に
用いたことを除いては実施例15と同様の方法により光
記録媒体を作成した。
このようにして得た光記録媒体のそれぞれに、実施例1
と同様にして、光記録を実施した後、各光記録媒体に2
54nmの紫外線を均一かつ十分に照射してネガ像を顕
像化し、こわを評価した。その結果を第3表に示す。
第   3  表 実施例20 染料A17で表ねされるシアニン染料1重量部をジクロ
ロメタン10重量部に溶解し、塗布液Aとした。
これとは別にに12 H2S (jC−CEC−C6H
13−COOIIで表わされるジアセチレン誘導体化合
物結晶微粉末1重量部をベンゼン10重量部に添加し十
分攪拌して塗布液Bとした。
次にガラス製のディスク基板(厚さ 1.5mm、直径
200 mm)をスピナー塗布機に装着し、最初に前記
塗布液Aをディスク基板の中央部に少量滴下した後、所
定の回転数で所定の時間スピナーを回転させて塗布し、
常温で乾燥し、基板上にシアニン染料を含む層を形成し
た。次に、シアニン染料を含む層を形成した基板を再び
スピナー塗布機に装着し、先に形成したティスフ基板上
のシアニン染料を含む層の表面の中央部に前記塗布液B
を少量滴下した後、所定の回転数で所定の時間スピナー
を回転させて塗布し、常温で蛇5頌し、シアニン染料を
含む層−ヒにDへ化合物を含む層を積層し記録7層とし
た。
なお、シアニン染料を含む層と、DA化合物を含む層と
の膜厚を、第4A表に示すように種々変化させ、試料4
20−1〜20−25の25種の光記録媒体を得た。
このようにして得た光記録媒体のそれぞれに、実施例1
と同°様にして、光記録を実施した後、各光記録媒体に
254nmの紫外線を均一かつ十分に照射してネガ像を
顕像化し、これを評価した。その結果を第4B表に示す
【図面の簡単な説明】
第1図(八)及び第1図(B)は本発明の方法に用いる
光記録媒体の構成の一態様を例示する模式断面図、第2
図(A)〜′:JJ2図(C)@びに第3 tJ (へ
)〜第3図(C)は本発明の光記録の過程を示す光記録
媒体の模式断面図である。 1一基板      2:記21層 2a : DA化合物を含む層 2bニジアニン染料を含む層 3:光照射部位 4:レーザービーム 5a:潜像 5b=非照射部 6a:白ぬき部 6b:変色部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ジアセチレン誘導体化合物と、下記一般式[ I ]
    、[II]または[III]で表わされる化合物の一種以上
    とを含有する記録層を有する光記録媒体に、800〜9
    00nmの赤外線を記録情報に応じて照射して潜像を形
    成する工程と;該潜像が形成された光記録媒体に紫外線
    を照射して、該潜像を顕像化させる工程とを有すること
    を特徴とする光記録方法。 一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[II] ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式[III] ▲数式、化学式、表等があります▼ (上記式中、R^1およびR^2は、水素原子又は置換
    もしくは未置換のアルキル基、環式アルキル基、アリル
    基、置換もしくは未置換のアラルキル基または置換もし
    くは未置換のアリール基を示し、R^3およびR^4は
    、水素原子またはハロゲン原子を示す。 Z_1およびZ_2は置換又は未置換の含窒素複素環を
    完成するに必要な原子群を示し、A_1およびA_2は
    置換または未置換の5員若しくは6員環を形成する2価
    の炭化水素基を示し、M^■は、陽イオンを示し、X^
    ■は陰イオンを示す。) 2)前記光記録媒体の紫外線照射処理工程後に、光記録
    媒体の加熱処理工程を有する特許請求の範囲第1項記載
    の光記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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