JPS6351949A - 金属製モノリス基材のウオツシユコ−ト方法 - Google Patents

金属製モノリス基材のウオツシユコ−ト方法

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JPS6351949A
JPS6351949A JP61195275A JP19527586A JPS6351949A JP S6351949 A JPS6351949 A JP S6351949A JP 61195275 A JP61195275 A JP 61195275A JP 19527586 A JP19527586 A JP 19527586A JP S6351949 A JPS6351949 A JP S6351949A
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JP
Japan
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base material
slurry
honeycomb part
outer cylinder
metal monolith
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Pending
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JP61195275A
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English (en)
Inventor
Shinichi Matsumoto
伸一 松本
Yutaka Ishikawa
豊 石川
Masayasu Sato
真康 佐藤
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Cataler Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Cataler Industrial Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、金属製モノリス基材の表面にアルミナ皮膜を
形成するウォッシュコート方法に関する。
[従来の技術] セラミックス製モノリス基材にウォッシュコートを施す
技術は、たとえば米国特許第4,208゜454@、特
開昭54−112389号公報、特公昭56−4478
0@公報により公知である。
また、金属製モノリス基材にウォッシュコートする方法
は、上述のセラミック製=モノリス基材につAツシュコ
ートする方法と同様の方法が適用されていた。
第3図ないし第5図は、金属製モノリス基材の一例を示
している。図中、1は金属製モノリス基材を示しており
、金属製モノリス基材1は、通常外筒2とハニカム部3
から構成されている。ハニカム部3は、耐熱全屈からな
る薄板4と同種の金属からなる波板5とを重ね合わけ、
らせん状に巻いたもので、外筒2内へ装着されている。
外筒2の両端には排気系へ接続するためのコーン9か取
り付けれられており、コーン9は外筒2に直接溶接され
ている。そのため、外筒2の両端はハニカム部3の端面
よりも溶接する分だけ突出している。
、 [発明が解決しようとする問題点]しかしながら、
従来のスラリーを金属製モノリス基材に流入させて塗布
する方法では、スラリーを流入させる際にスラリーが外
筒の両端内周面および外周面に付着し、この部分がウォ
ッシュコートされることになる。すなわち、外筒の両端
内周面および外周面に触媒が担持されることになるが、
外筒の両端内周面および外周面に担持される触媒は、排
気ガス浄化反応にはほとんど有効性はなく、結果的に触
媒担持量の割には性能(浄化率)が劣るという問題があ
る。
本発明は、上記の問題点を解決するために、金属製モノ
リス基材のつtツシュコート方法において、スラリーを
流入させる際に金属製モノリス基材の外筒の両端内周面
にスラリーが付着することを確実に防止することのでき
るウォッシュコート方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決づ゛るための手段] この目的に沿う本発明の金属製モノリス基材のウォッシ
ュコート方法は、外筒の両端が該外商内に装着されるハ
ニカム部の端面より突出している金属製モノリス基材の
つAツシュコート方法であって、前記金属製−Eノリス
基材の外筒の上下両端内側に空気圧により半径方向外方
に拡径可能な弾性筒体をそれぞれ挿入し、前記弾性筒体
に空気を圧送して弾性筒体を前記外筒の両端内周面に密
着させ、つぎに、上方の弾性筒体側からスラリーを流入
させて前記ハニカム部内を塗布し、塗イbしたハニカム
部内に前記上方の弾f’を筒体側から空気を圧送して前
記スラリーによるハニカム部内の[1詰まりを開口し、
その後、該金属製モノリス基材を乾燥させて焼成する方
法から成る。
[作  用] このような金属製モノリス基材のウォッシュコート方法
においては、スラリーでハニカム部内をm イ5’fる
前に、弾性筒体に空気を圧送して弾性筒体を金属製モノ
リス基材の外筒の両端内周面に密着させるので、スラリ
ーの塗布時にスラリーが、外筒の両端内周面に付着する
ことは防止される。
つまり、外筒の両端内周面はつtツシュコートされない
。したがって、外筒の両端内周面には触媒は担持されず
、その分ハニカム部への触媒の担持量が多くなり触媒性
能は最大限有効に発揮される。
[実施例] 以下に、本発明の金属製モノリス基材のウォッシュコー
ト方法の望ましい実施例を、図面を参照して説明する。
第1図の(イ)ないしく二)は、本発明の一実施例に係
る金属製モノリス基材のつAツシュコート方法における
各工程を示している。そして、上述した第3図および第
4図の金属製−モノリス基材が、本発明に適用される。
第3図および第4図に示づように、金属製モノリス基材
1は外筒2とハニカム部3から構成されている。ハニカ
ム部3は、耐熱性金属からなる厚さ0.05mの平板状
の薄板4と同種の材料からなる波板5とを重ね合わけ、
らせ/υ状に巻いてハニカム状に形成したもので、直径
60m、長さ80mの大きさとなっている。外筒2は内
径60簡、長さ100頭に形成されており、この外筒2
内にハニカム部3が装着されている。ハニカム部3が装
着された状態で外筒2の両端はハニカム部3の端面がら
それぞれ10IruI4ずつ突出している。
このように形成された金属製モノリス基441は、まず
、電気炉(図示略)により900℃で1114間熱処理
され、その後冷却される。つぎに、金属製モノリス基材
]は、水に浸漬しされ、その後、高圧空気流によってハ
ニカム部3の目詰り部分が吹き払われる。
つぎに、金属製モノリス11は、第1図の(イ)に示す
ように、ハニカム部3の一側の端面を上方に向けて固定
され、外筒2の上下両端内側に、空気圧により半径方向
に拡径可能な弾性筒体6がそれぞれ挿入される。この場
合、弾じ1筒体6の先端がハニカム部3の端面3a、3
bに当接するように挿入する。弾性筒体6は、たとえば
断面形状が略長方形のゴム袋から構成されており、空気
圧により半径方向に膨張、収縮が可能な構造(こなって
いる。
弾性筒体6は、第2図に示すように、内周側が円筒支持
体10によって保持され、外周側の上部が円筒支持体1
0と一体に構成される環状支持体11により保持されて
いる。弾性筒体6には、]ンプレッ1ノなどの圧縮空気
供給源8が接続されており、空気が所定圧(たとえば1
.5〜2に9f/cti)で圧送されるようになってい
る。
弾性筒体6の先端6aがハニカム部3の端面3a、3b
に確実に当接されると、第1図の(ロ)および第2図に
示すように、弾性筒体6内に空気が圧送され、弾性筒体
6が半径方向外方に拡径し、弾十71筒体6の外周面6
bが外筒2の上下両端の内周面2a、2bにそれぞれ密
着される。
つぎに、アルミナ粉末、水、硝酸アルミニウム、バイン
ダからなる混合物を十分に撹拌して生成したスラリー7
を、第1図の(ハ)に示すように上方の弾性筒体6側か
らハニカム部3に向けて流入さける。これにより、スラ
リー7が自然落下しハニカム部3内がスラリー7によっ
てサイロされる。
その後、第1図の(ニ)に示すように、上方の弾性筒体
6側からハニカム部3内に、たとえば2〜3Kgf/c
iの圧縮空気△が送り込まれ、スラリー7によって目詰
りしたハニカム部3内が、この圧縮空気Aによって開口
される。
このように、スラリー7によって1介された金属製−モ
ノリス基材1は、200℃の空気流中に30分間さらさ
れ乾燥される。モの後、乾燥された金属製モノリス基材
1は、650℃で1時間にわたり焼成される。これによ
り、金属製モノリス基材1の表面には、アルミノコート
層が形成される。つまり、金属製モノリス基材1のウォ
ッシュコートが(jなわれる。
その後、アルミナコート層には、白金(Pt) −アン
ミン溶液、塩化ロジウム溶液を用いて、白金(pBとロ
ジウム(nh)が担持され、モノリス触媒が1qられる
。また、必要によっては、希土類酸化物などを助触媒と
して加えてもよい。
なお本実施例では、触媒1p当り、Pt1.5 g、R
h0.39が担持されている。
比較例 比較例における金属製モノリス基材は、上述の金属製−
Eノリス基材1と同一のもので、ウォッシュコート方法
が異なるのみである。すなわら、本比較例では、従来の
つΔツシュコート方法と同様に筒体の両端内周面にスラ
リーが塗イ11され、金属製モノリス基材に、上述の実
施例と同量の触媒を担持させたーしのである。
実験例 つぎに、実施例により得られた−モノリス触媒と比較例
で1qられたモノリス触媒における浄化率の実験結束に
ついて説明する。
この実験結束は、各−モノリス触媒を排気道2.0ゑの
エンジンの排気系に装着し、市街地走行と高速走行を模
擬したパターンで300時間運転したものであり、ガス
温度400℃における浄化率である。
表−1は、実施例および比較例における各成分について
の浄化率を示している。
表−1 上述の表からもわかるように、実施例のほうが比較例よ
りも各成分の浄化率が高くなっている。
これは、比較例では外筒の両端内周面に、全体の10%
程度のPtXRhが担持されるので、この部分に担持さ
れた触媒が有効に作用せず、浄化率の差になって表われ
たものである。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の金属製tノリス基材のウ
ォッシュコート方法によるとぎは、金属製−モノリス基
Hの外商の上下両端内側に空気LLにより半径方向外方
に拡径可能な弾性筒体をそれぞれ挿入し、弾性筒体に空
気を1−[送して弾性筒体を簡の両端内周面に密着させ
、その後、スラリーによってハニカム部内をlイii′
tlるようにしたので、スラリーの塗イfiQ5に金属
製モノリス基材の外筒の両端内周面にスラリーが11着
することは確実に防止される。すなわち、排ガス浄化反
応にはほとIνど有効性のない外筒の両端内周面には、
つAツシュコートが施されず触媒も担持されない。
したがって、外筒の両端内周面につAツシュコートが施
された従来の金属製モノリス基材よりも、触媒性能が向
上し、排気ガスの浄化率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図の(イ)ないしく二)は本発明の金属製モノリス
基材のつAツシュコート方法における■程図、 第2図は第1図の(ロ)の部分拡大断面図、第3図は本
発明に適用される金属製モノリス基材の斜視図、 第4図は第3図の平面図、 第5図は第3図における金属製−Lノリス基材の外筒の
両端にコーンを取り付けた状態を示す断面図、 である。 1・・・・・・・・・・・・金属製モノリス基材2・・
・・・・・・・・・・外筒 2a、2b・・・外筒の両端内周面 3・・・・・・・・・・・・ハニカム部6・・・・・・
・・・・・・弾性筒体 7・・・・・・・・・・・・スラリー 8・・・・・・・・・・・・圧縮空気源A・・・・・・
・・・・・・圧縮空気 時 許 出 願 人  トヨタ白勤車株式会社(他1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外筒の両端が該外筒内に装着されるハニカム部の
    端面より突出している金属製モノリス基材のウォッシュ
    コート方法において、前記金属製モノリス基材の外筒の
    上下両端内側に空気圧により半径方向外方に拡径可能な
    弾性筒体をそれぞれ挿入し、前記弾性筒体に空気を圧送
    して弾性筒体を前記外筒の両端内周面に密着させ、つぎ
    に、上方の弾性筒体側からスラリーを流入させて前記ハ
    ニカム部内を塗布し、塗布したハニカム部内に前記上方
    の弾性筒体側から空気を圧送して前記スラリーによるハ
    ニカム部内の目詰まりを開口し、その後、該金属製モノ
    リス基材を乾燥させて焼成したことを特徴とする金属製
    モノリス基材のウォッシュコート方法。
JP61195275A 1986-08-22 1986-08-22 金属製モノリス基材のウオツシユコ−ト方法 Pending JPS6351949A (ja)

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