JPS6351738B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6351738B2
JPS6351738B2 JP6759180A JP6759180A JPS6351738B2 JP S6351738 B2 JPS6351738 B2 JP S6351738B2 JP 6759180 A JP6759180 A JP 6759180A JP 6759180 A JP6759180 A JP 6759180A JP S6351738 B2 JPS6351738 B2 JP S6351738B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bird
paste
bone
chopper
grinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP6759180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56163760A (en
Inventor
Masatoshi Shimozaka
Katsumi Yokota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Kasei Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
Priority to JP6759180A priority Critical patent/JPS56163760A/ja
Publication of JPS56163760A publication Critical patent/JPS56163760A/ja
Publication of JPS6351738B2 publication Critical patent/JPS6351738B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は鳥獣骨の微細化方法にかんする。 従来、牛、豚、鶏等の鳥獣骨は、これを煮沸す
ることにより得られる脂肪、ゼラチン等の原料、
磨砕して得られるハム、ハンバーグ、シユーマイ
等の原料、あるいはスープ等の原料として使用さ
れている。 上記ハム、ハンバーグ、シユーマイ等に使用さ
れる磨砕鳥獣骨の製造方法としては、鳥獣骨をク
ラツシヤーで破砕して細片にする第1工程と得ら
れた細片を加水しながら磨砕する第2工程とから
なる方法、特定の刃先角度を有する廻転切削機に
より食獣骨を薄片状とする第1工程と得られた細
片を加水しながら磨砕する第2工程とからなる方
法、特定の刃先角度を有する廻転切削機により食
獣骨を薄片状とする第1工程と、得られた薄片を
細断機により細断する第2工程と、得られた細断
片をさらに有溝ローラーで圧砕して粘質性微粒骨
片状とする第3工程とからなる粘質性微粒骨片を
得る方法等が知られている。 しかし乍ら上記従来の方法で食獣骨を磨砕する
と、特に牛骨等の硬骨の場合は、滑らかな微粒状
(ペースト状)とすることは困難であつた。 本発明者らは、骨髄蛋白、カルシウム分等多量
に栄養成分を含有する牛骨を滑らかな微粒状とし
て利用する方法にかんし、発明を完成し、さきに
特許出願を行つた。 すなわち、上記発明は、牛骨を、5〜10mmの出
口孔径を有するチヨツパーを通過させる第1工程
と、1〜5mmの出口孔径を有するチヨツパーを通
過させる第2工程と、次いで第2工程で得られた
牛骨細片を摺動磨砕機によりペーストとする第3
工程とよりなることを特徴とする牛骨ペーストの
製造法、をその要旨とするものである。 本発明者等は、上記方法を牛骨ばかりでなく、
鳥獣骨に適用しさらに検討を行つたところ、上記
方法によりペーストとされた鳥獣骨は、骨片粒径
分布を調査すると中心値が210ミクロン(篩目と
して65メツシユ)程度にあることが判明した。 一般に、食品においては、食用時ざらつきが問
題とならない粒径としては、105ミクロン(篩目
として150メツシユ)以下であることが知られて
いる。上記鳥獣骨ペーストを上記の摺動磨砕機に
より繰返し磨砕すれば若干細粒化されるが、未だ
充分とは言えない。しかも効率的な細粒化が行な
われないばかりか、磨砕時に生ずる発熱のため、
鳥獣骨ペースト中に含まれる蛋白質変性の原因と
なる。 本発明者等は、さらに検討した結果、上記方法
で得られた鳥獣骨ペーストを、さらに2本以上で
構成されるロールの間隙を通過させることによ
り、骨片粒径分布において105ミクロン(150メツ
シユ)以下に中心値を有する鳥獣骨ペーストが得
られることを発見し本発明を完成した。 すなわち本発明は、鳥獣骨を、5〜10mmの出口
孔径を有するチヨツパーを通過させる第1工程
と、1〜5mmの出口孔径を有するチヨツパーを通
過させる第2工程と、摺動磨砕機によりペースト
とする第3工程と、第3工程で得られたペースト
を、さらに、2本以上で構成されるロールの間隙
を通過させる第4工程とにより微細化することを
特徴とする鳥獣骨の微細化方法をその要旨とする
ものである。 本発明に使用するチヨツパーとしては第1図に
示すような装置を挙げることができる。 すなわち第1図は、本発明に使用するチヨツパ
ーの部分断面図であり、鳥獣骨を導入するホツパ
ー5、導入された鳥獣骨をプーリー6から与えら
れる動力により回転しながら出口方向へ移送する
ラセン4、ラセン4と共に回転するナイフ3及び
出口孔1を有するプレート板2からなり、回転す
るラセン4で移送圧縮された鳥獣骨をナイフ3と
プレート板2との摺動により粉砕し細片とする装
置であり、本発明のチヨツパーとしては第1工程
として出口孔1の直径が5より大きく10mm以下で
あり第2工程のチヨツパーとしては該出口孔1の
直径が1〜5mmのものを2段で使用することが必
要である。この際出口孔径1〜5mmのチヨツパー
を1段で使用する場合には、鳥獣骨の細片化が円
滑に行なわれないばかりでなく、得られる鳥獣骨
ペーストも滑らかなペーストとすることができな
い。 チヨツパーを2段で使用する際第1工程のチヨ
ツパーの出口孔1の直径が10mmより大きい場合に
は、該チヨツパーを通過させた鳥獣骨は、第2工
程としての出口孔1の直径が1〜5mmのチヨツパ
ーを通過させることが円滑に行なわれない。 本発明の鳥獣骨ペースト製造法としては上記の
ような特定の出口孔径を有するチヨツパーを2工
程で使用した後、さらに摺動磨砕機により磨砕す
る第3工程が採用されるが、この摺動磨砕機とし
ては、第2図に示すような磨砕機を挙げることが
できる。 すなわち第2図は本発明に使用する摺動磨砕機
の一例を示す装置の断面図であり、装置本体に固
定された砥石101及び別に設置されているモー
ター(図示せず)からプーリー105に与えられ
た回転を、垂直軸103と共に回転する摺動砥石
102とから主として構成されている。 本発明の第1工程及び第2工程で得られた鳥獣
骨細片は、ホツパー106から回転摺動する砥石
101及び102の間を通つて出口107から外
部へ排出される。 この際摺動磨砕機の垂直軸103には、バネあ
るいは油圧等により外部から該軸の一部に与えら
れた適当な押上手段104により押上げられ、砥
石101及び102の間に適当な磨砕圧が加えら
れていることが必要である。また摺動砥石101
及び102としては、エポキシ樹脂等の熱硬化性
樹脂を結合剤としてカーボランダム、アランダム
等を成型した砥石を挙げることができる。 本発明の第1工程、第2工程及び第3工程によ
り磨砕された鳥獣骨は、次いで2本以上で構成さ
れるロールからなる磨砕機を通過させる第4工程
が施される。 2本以上のロールからなる磨砕機としては、ロ
ールが2〜7程度の磨砕機を挙げることができ
る。 本発明のロールで構成される磨砕機をたとえば
3本のロールからなる磨砕機で説明すれば、第3
図乃至第7図に示す磨砕機を挙げることができ
る。 即ち、第3図は本発明に使用する3本のロール
からなる磨砕機の正面図、第4図は該磨砕機のA
視側面図、第5図はB―B断面図、第6図はC―
C断面図、そして第7図はD視側面図である。該
磨砕機は、回転するロール201,202,20
3及びスクレツパー204とから主として構成さ
れている。 本発明の第1工程、第2工程及び第3工程によ
り磨砕された鳥獣骨は、該磨砕機に供給されるに
適当な大きさとなり、ホツパー206の間に供給
され、回転する(駆動装置については図省略、矢
印は回転方向を示す。)第1ロール201,第2
ロール202,第3ロール203の間を通つてス
クレツパー204によつて掻き取られシユート2
05により集められた後外部に排出される。この
際ロールの軸214はそれぞれバネあるいは油圧
等により相互に押付けられており、ロールの間隙
が固定される装置では、適当な間隔を置いてロー
ル接触面方向に適当な磨砕圧が加えられているこ
とが必要である。該ロールの間隙としては、300
ミクロン程度以下、好ましくは200ミクロン以下、
さらに好ましくは100ミクロン以下であることが
望まれる。 第3図乃至第7図に示される磨砕機では、各ロ
ールは軸受215により支えられており、油圧式
ダイアフラム207に適当な油圧(油圧装置、油
圧用配管について図省略)をかけることにより、
第1ロール201,第3ロール203が、固定さ
れている(図中「:」印は固定されていることを
表わし架台213に固定されている。)第2ロー
ルに自由な支点(図中「・」印)を介し押付けら
れている。 また、この磨砕機では、鳥獣骨の昇温をふせぐ
為各ロールは冷却水入口配管208より各々のフ
レキシブルチユーブ209、ロータリージヨイン
ト210、各ロールの中空部211を通り冷却水
出口配管212に冷媒(例えば冷却水)を通すこ
とにより冷却されている。 次に実施例により本発明を説明するが本発明は
次の実施例に限定されるものではない。 実施例 1 食肉処理場において抜骨した原料牛骨を−20℃
に冷却し、出口孔径6.5mmのチヨツパーにより、
牛骨細片として、これ100部に対し55部の氷水を
加えたものを、出口孔径2.5mmのチヨツパーによ
り更に細片とし、次いでこれ155部に氷水45部を
加え摺動磨砕機(スーパーマスコロイダー
MKZB15―40、増幸産業株式会社製造)通過さ
せ、さらに第3図乃至第7図に示す磨砕機(ブー
ラー社製造)に、ロール圧力5バールにて通過さ
せた。ロールにはそれぞれ12℃の冷却水が通して
あり、得られた牛骨ペーストは20℃あつた。 得られた牛骨ペースは、肉色であり骨粒径は第
1表に示す分布を有するものであつた。 実施例 2 実施例1と同様な工程を経て、摺動磨砕機を出
たペースト状牛骨を、さらに同様の磨砕機にロー
ル圧2バールにて通過させて、5本ロールに相当
する処理を行なつた。それぞれのロールには12℃
の冷却水が通してあり、得られた牛骨ペーストの
温度は18℃であつた。 得られた牛骨ペーストは肉色であり、骨粒径は
第1表に示す分布を有した。 比較例 1 原料牛骨を−20℃に冷却し出口孔径6.5mmのチ
ヨツパーにより牛骨細片として、これ100部と氷
水55部を加えた後、出口孔径2.5mmのチヨツパー
により更に細片とし次いでこれ155部と氷水45部
を加え摺動磨砕機を通過させ牛骨ペーストを得
た。 得られた牛骨ペーストは肉色であり、骨粒径は
第1表に示す分布を有するものであつた。 本発明により得られた微細化された骨片は、第
1表に示したように粒径分布の中心値が63ミクロ
ン以下(実施例1)及び105〜63ミクロン(実施
例2)にあるのに対し、比較例では該中心値が
420〜250ミクロンにあることが判明し、本発明に
より得られた牛骨ペーストは、非常に滑らかなも
のであつた。
【表】
【表】 て記載した。
実施例 3 出口孔径8mmのチヨツパーに−20℃に冷却した
牛骨を通し牛骨細片として、これ100部に対し55
部の氷水を加えたものを、出口孔径4mmのチヨツ
パーにより細片とし、次いでこれ155部に氷水45
部を加え摺動磨砕機を通過させて、さらにロール
で処理を行つた。ロールには12℃の冷却水が通し
てあり、得られた牛骨ペーストの温度は18℃であ
つた。得られた牛骨ペーストは肉色であり、骨粒
径は第2表に示す分布を示した。 比較例 2 実施例3とチヨツパーの出口孔径以外は条件的
には同じであるが、出口孔径12mmのチヨツパーと
出口孔径5mmのチヨツパーに変えると、第2段チ
ヨツパーの処理に時間が掛かつた。しかも得られ
た牛骨ペーストの骨粒径は別表に示す分布で、食
品原料としては異物が感じられ滑らかなペースト
が得られなかつた。結果を第2表に示した。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図はチヨツパーの部分断面図、第2図は摺
動磨砕機の断面図、第3図は、ローラ磨砕機の正
面図、第4図は第3図のA視側面図、第5図は第
4図のB―B断面図、第6図は第4図のC―C断
面図、そして第7図は第4図のD視側面図であ
る。 1…出口孔、2…プレート板、3…ナイフ、4
…ラセン、5…ホツパー、6…プーリー、101
…固定砥石、102…摺動砥石、103…垂直
軸、104…押上装置、105…プーリー、10
6…ホツパー、107…排出口、201…第一ロ
ール、202…第二ロール、203…第三ロー
ル、204…スクレツパー、205…シユート、
206…ホツパー、207…油圧式ダイアフラ
ム、208…冷却水入口配管、209…フレキシ
ブルチユーブ、210…ロータリージヨイント、
211…ロール中空部、212…冷却水出口配
管、213…架台、214…ロールの軸、215
…軸受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鳥獣骨を、5mmより大きく10mm以下の出口孔
    径を有するチヨツパーを通過させる第1工程と、
    1〜5mmの出口孔径を有するチヨツパーを通過さ
    せる第2工程と、摺動磨砕機によりペーストとす
    る第3工程と、第3工程で得られたペーストを、
    さらに、2本以上で構成されるロールの間隙を通
    過させる第4工程とにより微細化することを特徴
    とする鳥獣骨の微細化方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の鳥獣骨の微細化
    方法において第4工程に使用するロールの間隙が
    300ミクロン以下である方法。 3 特許請求の範囲第1項記載の鳥獣骨の微細化
    方法において、第1、第2、第3または第4の工
    程を細氷、氷水又は水の添加下におこなう方法。
JP6759180A 1980-05-21 1980-05-21 Method of minutely crushing bone of bird and beast Granted JPS56163760A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6759180A JPS56163760A (en) 1980-05-21 1980-05-21 Method of minutely crushing bone of bird and beast

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6759180A JPS56163760A (en) 1980-05-21 1980-05-21 Method of minutely crushing bone of bird and beast

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56163760A JPS56163760A (en) 1981-12-16
JPS6351738B2 true JPS6351738B2 (ja) 1988-10-14

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ID=13349303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6759180A Granted JPS56163760A (en) 1980-05-21 1980-05-21 Method of minutely crushing bone of bird and beast

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JP (1) JPS56163760A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230553A (ja) * 1988-07-21 1990-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厚膜サーマルヘッド
CN105363540A (zh) * 2015-11-20 2016-03-02 左招霞 骨头粉碎机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0230553A (ja) * 1988-07-21 1990-01-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厚膜サーマルヘッド
CN105363540A (zh) * 2015-11-20 2016-03-02 左招霞 骨头粉碎机

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JPS56163760A (en) 1981-12-16

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