JPS6351343A - イソプロピルアルコ−ル及び炭素原子数が4〜5個の第3アルコ−ルの製造方法 - Google Patents

イソプロピルアルコ−ル及び炭素原子数が4〜5個の第3アルコ−ルの製造方法

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JPS6351343A
JPS6351343A JP62203584A JP20358487A JPS6351343A JP S6351343 A JPS6351343 A JP S6351343A JP 62203584 A JP62203584 A JP 62203584A JP 20358487 A JP20358487 A JP 20358487A JP S6351343 A JPS6351343 A JP S6351343A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/03Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by addition of hydroxy groups to unsaturated carbon-to-carbon bonds, e.g. with the aid of H2O2
    • C07C29/04Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by addition of hydroxy groups to unsaturated carbon-to-carbon bonds, e.g. with the aid of H2O2 by hydration of carbon-to-carbon double bonds

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、プロペンとイソオレフィン類含有炭化水素流
とを強酸性の固体触媒の存在下で高温−高圧の下に水と
反応させ、残留ガス及び生成アルコール水溶液を除去し
、アルコールを精製処理することによって、イソプロピ
ルアルコール及び炭素原子数が4〜5個の第3アルコー
ルを製造する方法に関するものである。
[従来の技術] プロペンの接触的な水和によって、イソプロピルアルコ
ールとジ・イソプロピルエーテルとを連続的に製造する
製造方法は、ドイツ公告特許公報m 1210788号
に既に開示されている。この製造方法においは、約5〜
20重−%のジ・ビニルベンゼンと架橋結合されたスチ
レンポリマーから成っていて、芳香環1個当り約1個の
スルポン酸基を含有する強酸性カチオン交換樹脂が、触
媒として使用される。この既知の方法においては、約1
7〜105気圧の圧力及び約135〜157℃の温度に
おいて、アルコールを主生成物として生成させるために
、水/プロペンのモル比4〜10:1が用いられる。
また1時間当り湿触媒樹脂1容量部当り液体プロペン0
.5〜10容量部の給送速度が例示されている。
0.51934g/ m+であるから、この給送速度は
、1時間に触媒1Ω当り約6.7〜123.4モルに対
応している。
この既知の方法において、1パス当りプロペン供給流の
20〜90モル%が変換されると報告されており、好ま
しい転化率は約35%である。この条件の下に、イソプ
ロピルアルコール(以下IPAと略称する)の最良の選
択率は、135℃において達せられたが、これは、僅か
に22モル%において転化されたプロペンの僅か69モ
ル%であった。
副生成物の選択率は、夫々ジ・イソプロピルエーテル及
びプロペン重合体(ポリマー)について、約28モル%
及び3モル%であった。
前記ドイツ公告特許公報に記載されているように、オレ
フィンの比較的低い転化率は、操作温度が高くなるると
、僅かに増大する。またポリマーの生成量は増大し、I
PAの選択率は更に減少する。更に、約149℃よりも
高い温度は、触媒の使用寿命にとって不具合となること
も明らかにされた。この公知の方法において、約11”
Cの範囲好ましくは5.5℃の範囲の触媒層中の温度の
変動を保持することは、特に高転化率においては、必要
であったが、水/オレフィンのモル比を比較的高く、約
4〜10:工することによって、触媒物質の局所的な過
熱によって生じたこの困難を克服する試みがなされてい
たとしても困難であった。
ドイツ公告特許公報箱1105403号に記載された同
様の製造方法によれば、スチレン約88〜94%とp−
ジ・ビニルベンゼン12〜6%とのスルホン化混合ポリ
マーが、スルホン酸基の形の硫黄12〜16重量%を含
有する触媒として使用され、これらの酸基のプロトンの
25〜75%は、周期律表第■族又は第■族の金属によ
って置換されている。この方法において、反応温度12
0〜220℃特に155〜220℃、1時間に触媒1容
量部当り液体オレフィン0.5〜1.5容量部の給送速
度と、水/オレフィンのモル比0.3〜1.5とが例示
されている。このドイツ公告特許公報の実施例には、I
PAの受けいれられ得る選択率が比較的低い温度(12
0℃)及び低い転化率(約3.9モル%)におていのみ
達成されることも示されている。比較的高温(170℃
)では、プロペンの転化は、約35モル%において、確
かに増大したが、IPAの選択率は、55%に減少し、
IPAには、約45%のジ・イソプロピルエーテルが含
有されていた。この既知の方法は、エーテルの高含有量
が承認される場合、即ちエーテル部分が更に利用されう
る場合にのみ、経済的な観点から正当化される。特に、
ドイツ公告特許公報箱1291729号に示されている
ように、従来の製造方法における別の欠点は、触媒とし
て使用される強酸性イオン交換樹脂の使用寿命が比較的
短かいことである。
ドイツ特許第2233967号明細書には、プロピレン
と水とを並流として供給し、点滴基ないしは滴下塔とし
て設計された反応器においてIPAを製造する改良され
た製造方法が記載されている。
この製造方法の欠点は、プロペンの転化率が僅か75%
のため、残留ガス流からプロペンを回収する必要がある
ことと、選択率が僅か95%であることである。。
ドイツ特許第2429770号明細書には、プロペンと
反応水とをサンプに供給し、並行流として反応器を通過
させることによってイソプロピルアルコールを該反応器
中において生成させる方法が記載されている。1バス当
りのプロペン転化率が約10%と低いのに、この方法に
よって、99%という高い選択率が達成される。しかし
ながら、この選択率は、超臨界気相が約20%IPAに
よって負荷された場合には、95%よりも低い値に低下
する。
この方法の欠点は、やはり全転化率が低いため、約85
%の残留ガスの再濃縮が必要となることである。
生成エーテルを供給流に再循環させることによって平衝
の成立を抑制することから成る選択率改善方法は、例え
ば[ケミカル−エンジニアリングJ 、1972年9月
4日号の50〜51頁及びドイツ公開特許公報筒275
9237号に記載されている。
生成エーテルを最初のオレフィン及びアルコールに、又
は過剰な水の存在下にエーテル1モル当りアルコール2
モルに別々に分割することによって、連続工程の全選択
率を高くするための、別の可能性も知られている(夫々
米国特許第4352945号及びドイツ公開特許公報筒
3336644号参照)。
この最後に述べた2つの方法は、余分な1基の反応器を
必要とする点が不具合である。第1の方法即ち供給流に
エーテルを再循環させる方法においては、反応効率が相
当に低下する。
ドイツ公告特許公報箱3419392号に記載された方
法によれば、エーテルは、反応域の全長に対して5〜3
0%反応域端の前方のところで、反応物質と別の流れと
して反応器に供給される。しかしこの方法の場合には、
再循環されるべきエーテルは蒸留又は抽出によって、粗
アルコール混合物から最初に取得することが必要とされ
る。
そのほかに、スルホン酸型のカチオン交換樹脂の存在下
に対応のオレフィン不飽和化合物の水和によって特に第
3アルコールを製造するための多くの異なった製造方法
もこれまでに知られている。
十分な収率は、この場合、溶剤又は溶解化剤を添加し、
水と第2オレフイン(5ee−olefin)とによっ
て物質相を形成したり、比較的高濃度のオレフィンを工
程水中に存在させたりすることによってのみ達成される
例えば、イソブチン又はイソブチン含有炭化水素流を触
媒としての酸性カチオン交換樹脂の存在下に有機酸の水
溶液と反応させる方法(ドイツ公開特許公報筒2430
470号)、並びに、1価アルコールを反応系に添加し
、前記の触媒を使用する方法(特願昭50−13790
6号)がある。
米国特許第4096194号明細書によれば、グリコー
ル、グリコール・エーテル又はグリコール・ジ・エーテ
ルが添加される。
また特開昭51−59802号(ケミカル・アブストラ
クト、第86巻、1977年、8[i : 19392
b)には、極性溶剤特にジ・オキサンの存在下で反応を
行なうことが開示されている。
ドイツ公開特許公報第3029739号には、ネオペン
チル型の多価アルコールが、またドイツ公開特許公報第
2721206号及び第3031702号には、スルホ
ン例えば「スルホラン」が溶解化剤として挙げられてい
る。
第2オレフイン類特にイソブチンの水和によって第3ア
ルコール特に第3ブチルアルコール(tert−but
yl alcohol)を製造するためのこれらの既知
の方法は、添加生成物例えばイソブチン及び添加有機酸
又は有機溶剤などの副生成物が生成する点が不具合であ
る(但し、これらの副生成物は、成る程度までは、反応
速度を改善する)。これらの副生成物及び添加された触
媒の沸点は、第3ブチルアルコールの沸点に近いか又は
それよりも低いため、これらを分離し、またこれらの副
生成物及び溶剤から第3ブタノール(tert−but
anol)を分離することは、非常に困難であり、それ
には高価な操作コストが必要となる。ブテン−1及びブ
テン−2を100〜220℃の温度で反応させることに
よって第2ブタノールを製造するための、ドイツ公開特
許公報第2721206号による製造方法は、使用した
溶剤の良好な安定性を示すが、共に存在するm−オレフ
ィンが水とも反応して多量の第2ブチアルコール及びイ
ソブテンニ量体が第3ブチルアルコールのほかに生成さ
れるため、イソブチンの選択的な水和によって第3ブタ
ノールを高い収率で得ることは不可能となる。有機酸例
えば酢酸を使用する場合は、腐食防止のための対策が必
要となる。
ドイツ公告特許公報筒1178114号には、溶解化剤
は使用しないが転化率又は選択率は低い製造方法が示さ
れている。またドイツ公開特許公報第3031702号
の表2及び14頁には、溶解化剤を使用しない場合には
イソブチンの経済的な転化は殆ど達成できないことが示
されている。
[発明が解決しようとする問題点コ 従って、本発明の目的は、オレフィン類の直接水和によ
って良好な収率及゛び選択率において前記アルコールを
製造する方法、特に、エーテルを再循環してこれを別に
転化することなくプロペンからイソプロピルアルコール
を製造し、また溶解化剤を添加してそれによる不具合を
招くことな(イソオレフィン類から第3アルコールを製
造する方法を提供することにある。
c問題点を解決するための手段] 本発明によれば、この目的は、特許請求の範囲第1項の
特徴を有する製造方法によって達成される。
炭化水素流と工程水とを夫々の反応器のサンプに供給す
るサンプ操作も、2つの工程流を夫々の反応器の頂部に
給送する点滴操作ないしは滴下操作も可能である。
本発明による製造方法は、好ましくは、2〜10の反応
域、特に3〜5の反応域から成る反応系において実施さ
れる。
本発明の製造方法は、同一の操作モードに従って別々の
反応域としてのいくつかの反応床を備えた単一の反応器
において実施し、一つの工程流は頂部から底部に導き、
他の工程流は底部から頂部に導き、サンプ相の方法にお
いては、2つの工程流は、夫々の領域のサンプに給送し
、点滴方法においては、2つの工程流は、夫々の領域の
頂部に供給し、夫々の反応域には並行流(共流)が貫流
するようにしてもよい。アルコールを除去するには、反
応器系を去る炭化水素流(以下残留ガスと称する)を水
で洗浄して、アルコールを除去し、この水を後に工程水
又はその一部分として装入すると有利になる。
本発明の製造方法は、既知の工程条件の下に行なう。
プロペンからイソプロピルアルコールを製造するための
温度は、120〜200℃、好ましくは130〜170
℃である。反応圧力は、60〜200バール(61〜2
04 kg/cJ)好ましくは、80〜120バール(
82〜122 kg / cJ )である。水/プロペ
ンモル比は、1〜50:1、好ましくは、lO〜30:
1である。
LH5Vは、0.2〜3h  、好ましくは、0.5〜
1h−1である。
炭素原子数4〜5個の第3アルコールを夫々のイソオレ
フィン類から生成させるには、30〜150℃、好まし
くは、60〜110℃の温度を使用する。
反応圧力は、10.2〜51.0kg/ cd (10
〜50バール)好ましくは、10.2〜20.4kg/
c♂(10〜20バール)とする。全LHSVは、0.
2〜5h 、好ましくは、0.2〜2h−1である。ま
た水/イソブチン比は、20〜150:1、好ましくは
、40〜90:1である。
プロペンを用いた本発明の製造によれば、残留ガスを濃
縮することなく、1パス当り99.5%までのプロペン
の転化率が達成される。また選択率は、99.0〜99
.5%である。
従って、本発明は、プロペン又はプロペン含有炭化水素
ガスを強酸性カチオン交換樹脂特にスルホン酸型の樹脂
の存在下に水と反応させるイソプロピルアルコールの製
造方法を提供する。
本発明による製造方法は、プロペン含有炭化水素流を第
1の反応器のサンプに、また工程水は最後の反応器のサ
ンプに夫々装入することによって特徴付けられる。
各別の反応器において、工程水流と炭化水素流とは、並
行流を形成するが、反応器系全体につ(Xでは、炭化水
素流は、第1反応器から最後の反応器までカスケードに
流れ、工程水は、それに対する向流として、最後の反応
器から第1反応器までカスケードに流れる。
第1の反応器の頂部からはイソプロピルアルコールの水
溶液が引出され、これは、蒸留によって既知のように精
製処理される。
取得されたアルコールの純度は、反応条件に従って、9
9〜99.9%である。
このアルコールは、100%アルコールに対してごく少
量のジ・イソプロピルエーテル(DIPE)(0,1〜
0.2%)を含有している。生成したアルコールの量に
対して比較的多量(04〜0.6%)のエーテル(D 
I P E)相は、残留ガス・流と共に反応器から除去
される。
残留ガスに含まれるプロペンの量は非常に少ないため、
その回収は、もはや不要となる。
本発明による製造方法は、本発明の操作形態に従って水
滴下工程としても実施しうる。その場合、プロペン含有
炭化水素流は、第1反応器の頂部に供給される。工程水
は、最後の反応器の頂部に供給され、相分割を受けた後
、反応器のサンプから引出され、炭化水素流と反対の方
向に、次の反応器の頂部に供給される。粗アルコール水
溶液は、第1反応器のサンプにおいて取得され、蒸発に
よって精製処理される。プロペンを殆ど含有しない残留
ガスは、最後の反応器のサンプから引出される。
本発明の製造方法によれば、溶解化剤を使用せずに、イ
ソオレフィンの高転化率と高選択率とが実現される。即
ち、イソオレフィンの転化率は98%よりも高くなり、
選択率は99〜9969%となる。
水洗後に最後の反応器を去るラフィネートは、殆どアル
コールを含有していない。
本発明による製造方法は、C−05イソオレフィンを用
いた場合にも、その作動形態のため、炭化水素混合物が
第2オレフインを殆ど含有しないとしても、第2オレフ
インがほぼ完全に転化される点で、既知の方法に比べて
優れている。
従って、本発明は、オレフィン含有炭化水素流、好まし
くはプロペン、イソプロペン又はこれらのオレフィン類
を含有する炭化水素流を、強酸性カチオン交換樹脂特に
スルホン酸型の樹脂の存7.下で、水と反応させて、ア
ルコール特にイソプロピルアルコール(IPA)及び第
3ブチルアルコール(T B A)を製造する方法を提
供する。
オレフィン含有炭化水素流は、第1反応器のサンプに、
また工程水は、最後の反応器のサンプに、夫々装入する
ことが出来る。各別の反応器において、工程水流と炭化
水素流とは、並行流を形成するが、工程水は、最後の反
応器から最初の反応器に、即ち、最初の反応器から最後
の反応器に反応系を通って流れる炭化水素流に対して反
対方向に、カスケードに流れる。第1の反応器の頂部か
らは、アルコール水溶液が取出され、アルコールはこれ
から蒸留によって取得される。取得されたアルコールの
純度は、反応条件に従って、99〜99.9%である。
取得されたTBAは、少量の第2ブチルアルコール(S
BA)のほかに、少量の二量体の化合物を含有している
これらのジ・イソブチンは、C4残留ガスには含有され
ているが、水相から取得されたT B A I:は含有
されていない。
第3アルコールを共沸とする場合には、副生成物として
生成された第2アルコールは、アルコール水溶液を供給
するトレーの数トレー分好ましくは1〜7トレー分上方
において取出される側流として、予脱水塔から取出すこ
とが出来る。
本発明の製造方法は、本発明の操作モードに従って、滴
下工程としても実施しうる。その場合、第2オレフイン
含有炭化水素流は、第1の反応器の頂部に供給される。
工程水は、最後の反応器の頂部に供給され、この反応器
のサンプの所から取出され、炭化水素流と反対の方向に
、次の反応器のサンプに再給送される。
各別の反応器内の相分離によって、取得された水相は、
取出し、次の反応器に装入することが出来る。
粗アルコール水溶液は、第1の反応器のサンプにおいて
、最終的に取得され、蒸発によって精製処理される。極
く住かのイソブチンを含有する残留ガスは、最後の反応
器のサンプから取出される。
イソオレフィンを用いる本発明による製造方法は、その
向流操作のため、1以上の反応域から成る反応系を経て
並行流として工程流を導〈従来の方法に比べて、オレフ
ィン転化率及び選択率の高いことのほかに、もう一つの
利点を備えている。
水相と炭化水素相との間のTEA分布平衡は、選定され
た反応条件の下では、約1 : 3.5であるから残留
ガスは、従来の技術による並行流操作を行った場合、T
EA含量が12〜30%であり、高い値となっている。
そのため、TBAを残留ガスから除去するためには、多
段の抽出又は蒸留が必要となろう。
本発明の製造方法において、最後の反応器を去る残留ガ
スのTBA含有全は、仁か0.2〜2.5%である。後
に(例えば向流反応器において)工程水又はその一部分
によって洗浄することにより、TBAを殆ど含有しない
残留ガス(TBA、0.1%より少ない)が得られる。
TBAは工程水から蒸留塔内において分離され、水12
%を含有する共4TBAは、蒸留塔の頂部から取得され
、過剰な工程水は、蒸留塔のサンプから引出され、最後
の反応器に再循環される。
本発明の製造方法において、オレフィンと水とは向流と
して、夫々の反応域を経てカスケードに流れる。この製
造方法によると、並行流操作の不具合な点、即ち、供給
ガス中のオレフィン濃度を高くする必要性と、オレフィ
ン転化率及び選択率が低いことは、十分に克服され、後
処理は不要となる。
本発明の製造方法による向流操作の利点は、新しいプラ
ントを建設したり、既存の並行流工程を完全に再設計す
る場合だけでなく、既存の並行流反応器を向流反応器に
変換したり、並行流反応器から排出されて尚多量のオレ
フィン類及び副生成物を含有している残留ガスを転化す
るために2基以上の余分の向流反応器を配設したりする
場合にも、同様に得られ、オレフィン転化率98〜99
%、選択率99%及び反応器の満足な効率が後処理を要
せずに達成される。
これにより、別に向流を用いた場合と同一の目的が、よ
り少ない資本によって達成される。
並行流−同流組合わせ工程には、オレフィン類の直接水
和に適した任意の固体触媒系を使用することが出来る。
向流反応器について、この場合に好ましい酸性カチオン
交換樹脂に、並行流工程において用いられる他の触媒系
を組合わせてもよい。
次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて一層詳細
に説明する。
[実施例] 第1図は、本発明によるサンプ工程のフローンートを示
す。
4個の反応器A、B、C,Dから成る反応系による第1
図に示したサンプ法においては、オレフィン含有炭化水
素混合物(C3留分、並びに04、C5留分)は、配管
1を経て、反応器Aのサンプに供給される。工程水は、
塔M(配管3)のサンプからの過剰な水と、配管2を経
て合流し、配管4を経て反応器りのサンプに供給される
C4−、t−レフイン及びC5−オレフィンの反応の間
に工程水の全部又は一部を反応器りのサンプに抽出器E
を経て導くことができる。
反応器りの頂部域の配管5を経て引出された水相は、反
応器Cのサンプに供給され、配管6.7を経て、先行す
る反応器B、Aに夫々供給され、最後に配管8を経て塔
Mに導かれる。
反応器Aの頂部の配管9を経て引出された炭化水素流は
、反応器Bのサンプに供給され、次に配管10.11を
経て、反応器C,Dにそれぞれ供給され、(プロペンの
反応に際しては)最終的に配管12を経て残留ガスとし
て取出される。
C−オレフィン及びC5−オレフィンについては、残留
ガスは、除去前に、それに含まれるTBAを除去するた
めに、好ましくは抽出器Eにおいて予め洗浄する。この
目的のために、配管4からの工程水又は配管4からの工
程水流の一部を使用し、これを残留工程水と共に前記の
ように反応器りのサンプに給送する。
このように、工程水とオレフィン含有炭化水素とは、各
々の反応器に並行流として導かれるが、反応器ラインを
通って向流としてカスケードに流れる。
本発明による製造方法は、向流滴下法としても実施する
ことができる。
その場合の実施例は、4基の反応器を備えた同一の反応
器系を用いるもので、第2図に示されている。
この方法において、オレフィン含有炭化水素混合物は、
配管21を経て、反応器Aの頂部に給送され、工程水は
、配管24を経て反応器りの頂部に供給され、工程流は
、やはり向流として、反応系を通ってカスケードに流れ
る。
反応器りに装入された工程水は、配管25を経て水相と
して引出され、反応器Cの頂部に装入され、次に配管2
6.27を経て、反応器B、Aにそれぞれ給送される。
従って、炭化水素流は、反応器Aのサンプ域に反対方向
に取出され、配管29.30.31を経て反応器B、C
,Dに夫々装入され、配管32から残留ガスとして最終
的に除去される。この残留ガスは、それに含まれたTB
Aを除去するために、抽出器Eにおいて、C及びC5−
オレフィンと共に洗浄される。
生成したアルコール水溶液は、反応器Aの頂部域(サン
プ法)又はサンプ(滴下法)において、夫々配管8.2
8を経て取出され、塔Mに給送される。共沸アルコール
は、塔Mの頂部から、配管13.33を経て取得され、
TEAを生成する場合、水12%のほかに、5BA0.
05〜1%及び極く少量の二量体化合物を含有していて
もよい。共沸アルコールは、必要ならば、既知のように
乾燥させてもよい。
本発明の製造方法の好ましい実施態様によれば、縦続さ
れた4基の反応器の内部の反応温度は、水の負荷が低く
ても、はぼ完全なオレフィン転化及び約99%の選択率
が1)られるように増大させる。
C4−イソブチンの場合、SBAの生成によって劣化し
た生成TBAの純度は、TBA含量にって濃縮したSB
Aを共沸物生成基の適当な個所で、粗アルコール水溶液
の蒸留による精製処理に用いる処理条件の下に、水含有
側流として配管14.34を経て取出することによって
、99.9%まで高めることができる。
本発明による製造方法の利点は、50%混合物又は80
%混合物のようなどんなプロパン/プロペン混合物につ
いても、そのほぼ定量的な転化か、残留ガスの濃縮を全
く行なわずに可能となることである。
本発明による製造方法は、向流操作の結果として、極限
的な反応条件の下にも、例えばプロペンの温度か150
°Cよりも高い場合にも、工程の選択率は、非常に高い
値となる。プロペンを用いた既知の並行流滴下法と反対
に、イソプロピルアルコ−ル相及びジ・イソプロピルエ
ーテル相が残留ガスと共に反応系から取出されることは
殆どない。
次に本発明の具体的な実施例について説明する。
実施例1〜5 第1図に示した方法において、市販の強酸性カチオン交
換樹脂5320g (湿量)を、4基の反応器上に分配
した。プロパン/プロペン混合物を配管工により最初の
第1反応器Aに供給した。工程水を流れ4によって最後
の反応器りに装入した。
工程水は、最後の反応器りから最初の第1反応器を経て
カスケードに導いた。材料の流量、作動条件及び結果は
表1に示す通りであった。
実施例6〜8 本発明による製造方法は、滴下法としても実施しうる。
その一実施例を第2図に示す。
この方法においては、プロパン/プロペン炭化水素流は
、配管21を経て、第1反応器Aの頂部に供給し、工程
水は配管24を経て最後の反応器りの頂部に供給した。
最初の反応器Aのサンプから引出されたアルコール水溶
液は、配管28を経て除去し、既知のように粘製処理し
た。
4基の反応器には、強酸性カチオン交換樹脂5320 
gを配布した。材料の流量、作動条件及び結果について
は、表Hに示す通りであった。
表■ ! 実施例9〜11(比較例) 第3図に示した反応器を、実施例6〜8に示した作動条
件の下に、並行流滴下反応器として稼動させた。
材料の流量、作動条件及び結果については、表■に示す
通りであった。
表■ 実施例12〜14(比較例) 4基の反応器を、実施例6〜8に示した作動条件の下に
、並行流サンプル反応器として稼動させた。
材料の流量、作動条件及び結果につ0てCよ、表■に示
す通りであった。
表■ 実施例15〜20 合計2750gの市販の強酸性カチオン交換樹脂を4基
の反応器に分配した第1図の工程において、イソブチン
含有C4炭化水素混合物を、配管1によって1共給した
流れ4によって装入した工程水は、最後の反応器から最
初の反応器に、各反応器を経てカスケードに流した。
材料の流量、作動条件及び結果については、表Vに示す
通りであった。
表V 実施例21〜26 強酸性カチオン交換樹脂の全量を3基の反応器上に分散
したことを除いては実施例15〜20と同トlの操作を
行った。
材料の流量、作動条件及び結果については、表■に示す
通りてあった。
表■ 実施例27〜2つ 第2図に示すように4基の反応器に、強酸性カチオン交
換樹脂の全m2750gを満たす滴下法に従って、実施
例27〜2つの操作を行った。
材料の流量、作動条件及び結果については、表■に示す
表■ 実施例30 全量で2750gの市販の強酸性カチオン交換樹脂を反
応器に満たす第1図の工程において、45モル%イソブ
チン含有C4炭化水素混合物500g/hと工程水80
00g/hとを夫々配管工、4を経て装入し、実施例1
に従って各々の反応器を経て向流操作によってカスケー
ドに導いた。
操作lH度70℃及び操作圧力16.3kg / ci
 (16バール)において、イソブチン転化率86%を
得た。従って、T B A 3.72重量%、極く少量
のSBA及び二量体の生成物を含有する反応器の排出水
溶液8232g/hが、配管8を経て取出された。
TBAを連続的に蒸留するために、この反応水性生成物
を、全部で50個のトレーを01えた塔の12番目のト
レーに供給した。この水性生成物3950g/hの1共
給量を用いて、水12%を含有していて無水TBAに対
する純度が、99.9重量%の共沸TBA348 g 
/ hを塔頂から取出した。蒸留塔のサンプから、還流
/蒸留分還流比2て、アルコールを含まない工程水を回
収した。
実施例31 全量で2750gの市販の強酸性カチオン交換樹脂を全
部の反応器に満たして行う第1図の工程において、45
モル%イソブチン含有C4炭化水素混合物600g/h
及び工程水4000g/hを夫々配管1.4を経て装入
し、実施例6に従って全部の反応器を経て向流操作によ
ってカスケードに導いた。
操作温度98℃及び操作圧力16.3kg/cシ(16
バール)において、イソブチン転化率98%を得た。従
って、T B A 8.16重2%、5BA0.1重−
%、及び二量体0.01重量%よりも少ない量を含有す
る反応器の水性排出流4270g/hが、配管8を経て
取出された。
TBAを連続蒸留するために、この水性反応生成物を、
全部で70個のトレーを備えた12番目のトレーに給送
した。水性生成物4270g/hの供給量を用いて、S
 B A 29.2重量%、T B A 49.5重量
%及び水21,3重量%を含有する生成物流14.7g
/hを、生成物供給トレーよりも5トレー分上方の位置
の177番目トレーから配管14を経て取出した。それ
と同時に、水11.96重量%を含有する蒸留分387
9g/h  を塔頂から取得した。無水TBAに対する
純度は99,9重量%であった。
アルコールを含まない工程水を塔のサンプを還流/蒸溜
分の還流比2において得た。
実施例32〜34(比較例) 比較例として、4基の反応器を並行流滴下法(第3図)
に使用した。全量で2750gの強酸性カチオン交換樹
脂を触媒として使用した。これらの実験において、イソ
ブチン含有C4炭化水素混合物と工程水とを夫々配管4
1.44によって反応器Aの塔頂に装入し、水性TBA
及びラフィネートは、反応器りのサンプから夫々配管4
8.49を経て引出した。反応条件、材料の流量及び結
果については、表■に示す通りであった。
表 ■ (比較例) [発明の効果コ 本発明のの製造方法によれば、オレフィン類特にプロペ
ンから溶解化剤を使用せずに、直接水和によって良好な
収率及び選択率において、イソプロピルアルコール及び
炭素原子数が4〜5個の第3アルコールを製造し得るも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるサンプ工程のフローシート、第
2図は、本発明による滴下工程のフローシート、第3図
は、従来の技術による並行流滴下工程のフローシートで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)プロペンとイソオレフィン類含有炭化水素流とを強
    酸性の固体触媒の存在下に高温−高圧の下で水と反応さ
    せ、残留ガス及び生成アルコール水溶液を除去し、アル
    コールを精製処理することによって、イソプロピルアル
    コール及び炭素原子数が4〜5個の第3アルコールを製
    造する方法において、 縦続的に接続されたいくつかの反応域から成る反応器ラ
    インの一端に前記炭化水素流を、その他端に水流を、夫
    々供給し、前記2つの工程流を該反応器ラインを経て夫
    々反対方向に流し、各別の該反応器中においては共流と
    して流れるようにすることを特徴とする製造方法。 2)縦続的に接続された2〜10の反応域好ましくは3
    〜5の反応域において反応を実施することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3)炭化水素流は、第1反応器のサンプに給送し、工程
    水流は、最後の反応器のサンプに給送し、各々の反応器
    の上部域において取出した水相は、先行する反応器に給
    送し、各々の反応器の頂部から取出した炭化水素流を、
    後続の反応器のサンプに給送することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の製造方法。 4)炭化水素を、第1の反応器の頂部に給送し、工程水
    流は、最後の反応器の頂部に給送し、各々の反応器のサ
    ンプにおいて取出した水相を先行する反応器の頂部に給
    送し、各々の反応器下部域において取出した炭化水素流
    を後続する反応器の頂部に給送することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項又は第2項記載の製造方法。 5)残留ガスを第3アルコールから洗浄によって遊離さ
    せるために工程水の全部又は一部を使用し、第3アルコ
    ールを製造することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    〜第4項のいずれか1項記載の製造方法。 6)副生成物として生成した第2アルコールを第3アル
    コールの共沸蒸留の間に側流として蒸発塔から除去し第
    3アルコールを製造することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項〜第5項のいずれか1項記載の製造方法。 7)生成したアルコール水溶液を供給するためのトレー
    の上方数トレー分好ましくは1〜7トレー分上方に側部
    タップを配することを特許請求の範囲第6項記載の製造
    方法。 8)互に上下に配置した数個の反応域を備えた反応塔間
    において工程を実施することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項〜第7項のいずれか1項記載の製造方法。 9)最初に既知のように共流操作によって1以上の反応
    域において、次にその後方で向流操作によって2以上の
    反応域において炭化水素流と水を反応させることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項記
    載の製造方法。 10)固体触媒としての強酸性カチオン交換樹脂の存在
    下で反応を実施することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第9項のいずれか1項記載の製造方法。
JP62203584A 1986-08-19 1987-08-18 イソプロピルアルコ−ル及び炭素原子数が4〜5個の第3アルコ−ルの製造方法 Granted JPS6351343A (ja)

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