JPS6350632Y2 - - Google Patents
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- JPS6350632Y2 JPS6350632Y2 JP7168084U JP7168084U JPS6350632Y2 JP S6350632 Y2 JPS6350632 Y2 JP S6350632Y2 JP 7168084 U JP7168084 U JP 7168084U JP 7168084 U JP7168084 U JP 7168084U JP S6350632 Y2 JPS6350632 Y2 JP S6350632Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- firing
- gunpowder
- gun
- hammer
- rotating body
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 38
- 239000003721 gunpowder Substances 0.000 claims description 27
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(1) 産業上の利用分野
本考案は発射時に銃口から弾丸を発射させると
同時に火薬による発射音を発することができるよ
うにした新規な構造の発射音発生装置を具備した
銃玩具に関する。
同時に火薬による発射音を発することができるよ
うにした新規な構造の発射音発生装置を具備した
銃玩具に関する。
(2) 従来の技術
最近の銃玩具は外観が実物の銃と区別し難い程
に酷似したものが出回つている。しかし、これを
機能面から見るときは、射撃時における弾丸の発
射音が玩具なりの発射音として聞かれる程度のも
ので実物の銃のごとく迫力のあるものではなかつ
た。かと云つて弾丸に火薬を装填することは最早
玩具の域を逸脱するものとなり、何れにしても安
全で、かつ迫力ある発射音を望むことは至難であ
つた。
に酷似したものが出回つている。しかし、これを
機能面から見るときは、射撃時における弾丸の発
射音が玩具なりの発射音として聞かれる程度のも
ので実物の銃のごとく迫力のあるものではなかつ
た。かと云つて弾丸に火薬を装填することは最早
玩具の域を逸脱するものとなり、何れにしても安
全で、かつ迫力ある発射音を望むことは至難であ
つた。
(3) 考案が解決しようとする問題点
上記従来の問題点に鑑み、本考案は銃玩具の本
体内部において、容器に収納した火薬を炸裂さ
せ、迫力ある発射音を発生させるとともに、暴発
などの危険性がない発射音発生装置を具備した銃
玩具を提供することにある。
体内部において、容器に収納した火薬を炸裂さ
せ、迫力ある発射音を発生させるとともに、暴発
などの危険性がない発射音発生装置を具備した銃
玩具を提供することにある。
(4) 問題点を解決するための手段
このため本考案の銃玩具にあつては、銃本体の
内部に火薬装着用回転体を設け、この回転体は銃
身方向に個々に隔絶した複数の貫通孔に夫々係止
部材を嵌合し、該係止部材の端部には火薬容器が
装着される一方、回転体の一側面に設けた送り突
起が撃鉄子をロツクしたときこれと連動する爪部
材によつて間欠的に送られ、ロツク解除による撃
鉄子の打撃動作で火薬容器を打撃する手段からな
るものである。
内部に火薬装着用回転体を設け、この回転体は銃
身方向に個々に隔絶した複数の貫通孔に夫々係止
部材を嵌合し、該係止部材の端部には火薬容器が
装着される一方、回転体の一側面に設けた送り突
起が撃鉄子をロツクしたときこれと連動する爪部
材によつて間欠的に送られ、ロツク解除による撃
鉄子の打撃動作で火薬容器を打撃する手段からな
るものである。
(5) 作用
前記手段によれば、撃鉄子を後方へ回動しロツ
クされたとき、これと一緒に回動する爪部材が回
転体の送り突起を1ピツチ進める。ついで、引金
を引き撃鉄子のロツクを解除すると撃鉄子が前方
に回動するとともに、送り突起を送つた爪部材が
逆行して次に送るべき送り突起と係合する。前方
に回動した撃鉄子は回転体の貫通孔に嵌合されて
いる係止部材に装着した火薬容器を打撃する。こ
のように引金と連動する撃鉄子は、引金を引くこ
とによりロツク状態を解除し回転体の火薬容器を
順次打撃するので、容器内の火薬が炸裂して正確
に発射音を発生させる。
クされたとき、これと一緒に回動する爪部材が回
転体の送り突起を1ピツチ進める。ついで、引金
を引き撃鉄子のロツクを解除すると撃鉄子が前方
に回動するとともに、送り突起を送つた爪部材が
逆行して次に送るべき送り突起と係合する。前方
に回動した撃鉄子は回転体の貫通孔に嵌合されて
いる係止部材に装着した火薬容器を打撃する。こ
のように引金と連動する撃鉄子は、引金を引くこ
とによりロツク状態を解除し回転体の火薬容器を
順次打撃するので、容器内の火薬が炸裂して正確
に発射音を発生させる。
(6) 実施例
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第6図はブローバツク型銃玩具の外観
を示したもので、1は銃本体、2は銃身、3は銃
身2の後部を後方に摺動自在の摺動子で、常時は
銃身2の後端縁に当接している。なお、銃身2に
は弾道4と、火薬の硝煙を排出するための煙道5
を上下に列設してある。さらに、6はグリツプ
で、この内部には第4図、第5図で示す薬きよう
を複数個収納するとともに、蓋部材6aを取除い
て示す内方には火薬装着用の回転体30が収納さ
れている。図の7は引金である。
説明する。第6図はブローバツク型銃玩具の外観
を示したもので、1は銃本体、2は銃身、3は銃
身2の後部を後方に摺動自在の摺動子で、常時は
銃身2の後端縁に当接している。なお、銃身2に
は弾道4と、火薬の硝煙を排出するための煙道5
を上下に列設してある。さらに、6はグリツプ
で、この内部には第4図、第5図で示す薬きよう
を複数個収納するとともに、蓋部材6aを取除い
て示す内方には火薬装着用の回転体30が収納さ
れている。図の7は引金である。
次に、薬きようの発射機構について説明する。
第4図に示したように、銃身2の後端部に接合さ
れた摺動子3は、先端を開放したほぼ中空状に形
成されていて、その内部には摺動子3を図示の如
くに後退させたとき、これと一体となつて後退す
る発射杆10が内接している。該発射杆10は前
部に設けたフランジ部11からストライカ12が
前方に突設されており、内部には後端を本体1の
起立片1aに係着したコイルバネ13の前端が当
接していることにより、前後方向に進退自在とし
ている。そして、前記のように摺動子とともに発
射杆10を後退させると、フランジ部11が後述
するストツパの爪片を押下げ、これを超えると爪
片が起立してフランジ部11の前端面と係合し、
コイルバネ13を圧縮した状態に発射杆10が蓄
勢される。従つて、摺動子3を前方に復帰させて
も発射杆10はストツパによつて係止されるの
で、打撃力を蓄勢した状態に保持することができ
る。
第4図に示したように、銃身2の後端部に接合さ
れた摺動子3は、先端を開放したほぼ中空状に形
成されていて、その内部には摺動子3を図示の如
くに後退させたとき、これと一体となつて後退す
る発射杆10が内接している。該発射杆10は前
部に設けたフランジ部11からストライカ12が
前方に突設されており、内部には後端を本体1の
起立片1aに係着したコイルバネ13の前端が当
接していることにより、前後方向に進退自在とし
ている。そして、前記のように摺動子とともに発
射杆10を後退させると、フランジ部11が後述
するストツパの爪片を押下げ、これを超えると爪
片が起立してフランジ部11の前端面と係合し、
コイルバネ13を圧縮した状態に発射杆10が蓄
勢される。従つて、摺動子3を前方に復帰させて
も発射杆10はストツパによつて係止されるの
で、打撃力を蓄勢した状態に保持することができ
る。
上記ストツパ14は本体1内の軸15により支
持されており、また、後部には舌片16を突設
し、さらに舌片16の下面には下端を本体1の凹
壁1bによつて支持した押しバネ17の上端が圧
接されている。さらに、ストツパ14には、軸1
5より回動片18が垂下しており、これの下端に
設けた切欠き凹部18aが引金7と連動する連結
杆20の後端に突設したピン軸22に係合されて
いる。
持されており、また、後部には舌片16を突設
し、さらに舌片16の下面には下端を本体1の凹
壁1bによつて支持した押しバネ17の上端が圧
接されている。さらに、ストツパ14には、軸1
5より回動片18が垂下しており、これの下端に
設けた切欠き凹部18aが引金7と連動する連結
杆20の後端に突設したピン軸22に係合されて
いる。
従つて、後退保持した発射杆10は第5図示の
ように、引金7と連動するストツパ14が、軸1
5を支点として回動する舌片16により押しバネ
17を圧縮して押下げるので、ストツパ14の爪
片14aが発射杆10のフランジ部11との係合
を解除することとなり、発射杆10がバネ力で前
方に発射される。
ように、引金7と連動するストツパ14が、軸1
5を支点として回動する舌片16により押しバネ
17を圧縮して押下げるので、ストツパ14の爪
片14aが発射杆10のフランジ部11との係合
を解除することとなり、発射杆10がバネ力で前
方に発射される。
次に、後退させた発射杆10と引金7の連動機
構を説明すると、第4図に示すように、引金7は
その基端を本体1内に突出させ、かつ中間部を引
金環8の一部周縁に軸支9している。前記引金7
の基端には本体1の後部方向に伸びている連結杆
20の先端が軸21によつて連結されている。そ
して、連結杆20の後部端面は本体1の壁内面に
常時は当接されていて、引金7を引いたときだけ
前方に移動して壁面から一旦は離れて発射杆10
を打出すが、押しバネ17の反発力でストツパ1
4を介して直ちに壁面に復帰させる。
構を説明すると、第4図に示すように、引金7は
その基端を本体1内に突出させ、かつ中間部を引
金環8の一部周縁に軸支9している。前記引金7
の基端には本体1の後部方向に伸びている連結杆
20の先端が軸21によつて連結されている。そ
して、連結杆20の後部端面は本体1の壁内面に
常時は当接されていて、引金7を引いたときだけ
前方に移動して壁面から一旦は離れて発射杆10
を打出すが、押しバネ17の反発力でストツパ1
4を介して直ちに壁面に復帰させる。
前記のように前方に発射した発射杆10は、グ
リツプ6の弾倉24内に複数個収納した弾丸とし
ての薬きよう25を、ストライカ12の先端で後
方から打撃し、これにより薬きよう25が銃身2
の弾道4から発射される。弾倉24内の薬きよう
25は押しバネ26により下方から順次押上げら
れ、前後の開口部27,27に達した薬きよう2
5が弾道4に臨むようになり、開口部27,27
を貫通するストライカ12によつて1個づつ打出
されるものであるが、これらの各構成は既に公知
である。
リツプ6の弾倉24内に複数個収納した弾丸とし
ての薬きよう25を、ストライカ12の先端で後
方から打撃し、これにより薬きよう25が銃身2
の弾道4から発射される。弾倉24内の薬きよう
25は押しバネ26により下方から順次押上げら
れ、前後の開口部27,27に達した薬きよう2
5が弾道4に臨むようになり、開口部27,27
を貫通するストライカ12によつて1個づつ打出
されるものであるが、これらの各構成は既に公知
である。
次に本考案の要部である火薬の発射音発生装置
について説明する。第6図に示したようにグリツ
プ6の蓋部材6aを外した本体1内には、第1図
示の囲い枠1cを設け、この前後の支持板1d,
1dに軸31を支承した円柱状の回転体30がそ
の軸31を銃身2と平行に配置して収容されてい
る。該回転体30の後端面中心部には一方向に回
転可能な送り突起32が軸31を中心とする円周
上に8等分したピツチで放射状に設けてある。そ
して、この送り突起32には外側方に設けた回動
部材33から突出する腕部34の先端爪部34a
が係合している。
について説明する。第6図に示したようにグリツ
プ6の蓋部材6aを外した本体1内には、第1図
示の囲い枠1cを設け、この前後の支持板1d,
1dに軸31を支承した円柱状の回転体30がそ
の軸31を銃身2と平行に配置して収容されてい
る。該回転体30の後端面中心部には一方向に回
転可能な送り突起32が軸31を中心とする円周
上に8等分したピツチで放射状に設けてある。そ
して、この送り突起32には外側方に設けた回動
部材33から突出する腕部34の先端爪部34a
が係合している。
該回動部材33は三角形状を呈しており、前記
腕部34はその一頂点に設けた軸35に基端を嵌
合している。そして、他の頂点には長孔36を開
設し、この上方には回動部材33の側方に設けた
支軸37から伸びている撃鉄子38のレバー39
が配置され、レバー39に取り付けられているピ
ン軸40を、移動自在に長孔36に遊嵌してい
る。そして、回動部材33は残る頂点に設けた軸
41を支点としてピン軸40により回動し、他の
各頂点が回動するものである。そして、支軸37
と軸35には両端が可動的としたバネ部材42,
43が巻付けてあり、一方のバネ部材42は撃鉄
子38を回転体30の方向に回動するよう一端を
外方の軸ピン44に係止し、他端をレバー39の
後部側面に係止している。また軸35に設けた他
方のバネ部材43は腕部34を回転体30の送り
突起32に密着させるよう両端部を回動部材33
と腕部34の対向する各側面に圧縮した状態で係
止してある。
腕部34はその一頂点に設けた軸35に基端を嵌
合している。そして、他の頂点には長孔36を開
設し、この上方には回動部材33の側方に設けた
支軸37から伸びている撃鉄子38のレバー39
が配置され、レバー39に取り付けられているピ
ン軸40を、移動自在に長孔36に遊嵌してい
る。そして、回動部材33は残る頂点に設けた軸
41を支点としてピン軸40により回動し、他の
各頂点が回動するものである。そして、支軸37
と軸35には両端が可動的としたバネ部材42,
43が巻付けてあり、一方のバネ部材42は撃鉄
子38を回転体30の方向に回動するよう一端を
外方の軸ピン44に係止し、他端をレバー39の
後部側面に係止している。また軸35に設けた他
方のバネ部材43は腕部34を回転体30の送り
突起32に密着させるよう両端部を回動部材33
と腕部34の対向する各側面に圧縮した状態で係
止してある。
しかして、上記撃鉄子38の先端には、レバー
39より側方に突出した突起45が設けてあり、
前記摺動子3を後退させたとき、その下側部の移
動突起3aによつて突起45を円弧孔1e(第6
図)に沿つて後方に回動させる。それにより、レ
バー39が支軸37を支点として回動し、このと
き本体1のロツク片46を通過しその側面に落込
んでロツクされる。このようにロツク状態となつ
た撃鉄子38は、その下面において連結杆20の
後端部を上り勾配とした斜面(図示省略)に当接
しており、引金7を引くことによつて連結杆20
が前方に移動すると、撃鉄子38の下面が持上り
ロツク片46から抜け出すので、ロツクを解除さ
れた撃鉄子38は回転体30に向けて回動するこ
とになる。
39より側方に突出した突起45が設けてあり、
前記摺動子3を後退させたとき、その下側部の移
動突起3aによつて突起45を円弧孔1e(第6
図)に沿つて後方に回動させる。それにより、レ
バー39が支軸37を支点として回動し、このと
き本体1のロツク片46を通過しその側面に落込
んでロツクされる。このようにロツク状態となつ
た撃鉄子38は、その下面において連結杆20の
後端部を上り勾配とした斜面(図示省略)に当接
しており、引金7を引くことによつて連結杆20
が前方に移動すると、撃鉄子38の下面が持上り
ロツク片46から抜け出すので、ロツクを解除さ
れた撃鉄子38は回転体30に向けて回動するこ
とになる。
ところで、前記回転体30には第3図に示した
ように、前後側面の軸31,31を中心とする円
周上に8等分したピツチで8個の貫通孔50…が
軸心と平行に貫通している。従つて、各貫通孔5
0は隣接する貫通孔50,50とは完全に隔絶さ
れたものとなつている。各貫通孔50内の中間部
には段部があつて、後端側から嵌合した十字形断
面の係止部材51が前記段部に係止されている。
該係止部材51の一端は先細りとなつていて、そ
の先端は貫通孔50の内径より僅かに小径であ
る。これには図示の如く内底面に火薬52を密着
せしめてあるカツプ状の火薬容器53が嵌合さ
れ、十字形の各端縁と貫通孔50の内周面との間
で挟持されるものである。
ように、前後側面の軸31,31を中心とする円
周上に8等分したピツチで8個の貫通孔50…が
軸心と平行に貫通している。従つて、各貫通孔5
0は隣接する貫通孔50,50とは完全に隔絶さ
れたものとなつている。各貫通孔50内の中間部
には段部があつて、後端側から嵌合した十字形断
面の係止部材51が前記段部に係止されている。
該係止部材51の一端は先細りとなつていて、そ
の先端は貫通孔50の内径より僅かに小径であ
る。これには図示の如く内底面に火薬52を密着
せしめてあるカツプ状の火薬容器53が嵌合さ
れ、十字形の各端縁と貫通孔50の内周面との間
で挟持されるものである。
そして回転体30が回動する腕部34の先端爪
部34aにより送り突起32を介して一方向に間
欠的に回転した位置において、前方に移動した撃
鉄子38のレバー側面に突設した撃針47により
火薬容器53の底面が強打される。従つて、容器
内部の火薬52は、撃鉄子38の撃針47と係止
部材51の十字形端面との強圧により、容器53
内で炸裂し発射音を生ぜしめる。なお、第1図,
第3図の54は逆転防止片で、先端が常時回転体
30の外周面と摺接し、外周面の軸心と平行に各
貫通孔50の中心に合致させて設けた8個の溝5
5…の内、1個の溝55と係合して回転体30の
逆転を阻止する。
部34aにより送り突起32を介して一方向に間
欠的に回転した位置において、前方に移動した撃
鉄子38のレバー側面に突設した撃針47により
火薬容器53の底面が強打される。従つて、容器
内部の火薬52は、撃鉄子38の撃針47と係止
部材51の十字形端面との強圧により、容器53
内で炸裂し発射音を生ぜしめる。なお、第1図,
第3図の54は逆転防止片で、先端が常時回転体
30の外周面と摺接し、外周面の軸心と平行に各
貫通孔50の中心に合致させて設けた8個の溝5
5…の内、1個の溝55と係合して回転体30の
逆転を阻止する。
上記のように、本体1の内部で炸裂した火薬5
2は発射音とともに硝煙が発生する。この硝煙の
排出経路について説明すると、第6図に示すよう
に本体内には、一対の平行板61,61により両
端を開放したガス誘導路60が設けてあり、後部
側が火薬52を内部炸裂させる貫通孔50に臨ま
せ、前部側を煙道5に臨ませている。従つて、貫
通孔50内で発生した硝煙は、第2図で示した矢
印の方向に直進して銃身2の煙道5から瞬時に排
出される。
2は発射音とともに硝煙が発生する。この硝煙の
排出経路について説明すると、第6図に示すよう
に本体内には、一対の平行板61,61により両
端を開放したガス誘導路60が設けてあり、後部
側が火薬52を内部炸裂させる貫通孔50に臨ま
せ、前部側を煙道5に臨ませている。従つて、貫
通孔50内で発生した硝煙は、第2図で示した矢
印の方向に直進して銃身2の煙道5から瞬時に排
出される。
なお、回転体30の一部外周は本体1のケース
に開口部を設けて突出させ、これを外部から指先
で間欠的に回転させるように構成してもよい。
に開口部を設けて突出させ、これを外部から指先
で間欠的に回転させるように構成してもよい。
(7) 考案の効果
以上説明したように、本考案の銃玩具の発射音
発生装置によれば、本体内に設けた回転体に1個
ごとに隔絶した貫通孔を設け、その内の1個が銃
身の煙道と直線状に連通しているので、火薬の発
射音が弾丸の打出しと同時に、直接吐出す音響効
果により、迫力のある発射音を放出するものとな
つている。しかも、火薬の硝煙が内部に残留する
ことなく円滑に排出されるから、弾丸と発射音と
硝煙とが同時に発生し、より実際的な射撃感を奏
しうるとともに、火薬の炸裂が隔絶された貫通孔
内で行なわれるので、火薬の飛散や暴発などの危
険が皆無であるという安全度の高い銃玩具を構成
している。
発生装置によれば、本体内に設けた回転体に1個
ごとに隔絶した貫通孔を設け、その内の1個が銃
身の煙道と直線状に連通しているので、火薬の発
射音が弾丸の打出しと同時に、直接吐出す音響効
果により、迫力のある発射音を放出するものとな
つている。しかも、火薬の硝煙が内部に残留する
ことなく円滑に排出されるから、弾丸と発射音と
硝煙とが同時に発生し、より実際的な射撃感を奏
しうるとともに、火薬の炸裂が隔絶された貫通孔
内で行なわれるので、火薬の飛散や暴発などの危
険が皆無であるという安全度の高い銃玩具を構成
している。
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は発
射音発生装置の要部を示す斜視図、第2図は同底
断面図、第3図Aは回転体の正面図、第3図Bは
前図−線の断面図、第4図はロツク時の発射
連動機構を示す説明図、第5図は同発射時の説明
図、第6図は全体斜視図である。 1……銃玩具本体、7……引金、10……発射
杆、24……弾倉、25……薬きよう(弾丸)、
30……回転体、38……撃鉄子、47……撃
針、50……貫通孔、51……係止部材、52…
…火薬、53……火薬容器。
射音発生装置の要部を示す斜視図、第2図は同底
断面図、第3図Aは回転体の正面図、第3図Bは
前図−線の断面図、第4図はロツク時の発射
連動機構を示す説明図、第5図は同発射時の説明
図、第6図は全体斜視図である。 1……銃玩具本体、7……引金、10……発射
杆、24……弾倉、25……薬きよう(弾丸)、
30……回転体、38……撃鉄子、47……撃
針、50……貫通孔、51……係止部材、52…
…火薬、53……火薬容器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 弾丸の発射とともに火薬の発射音を発生するよ
うにした発射音発生装置を備えている銃玩具にお
いて、 前記弾丸の発射に対応して回転し、軸を中心と
する円周上に個々に隔絶し銃身の煙道と連通して
いる貫通孔が穿設されている火薬装着用回転部材
と、前記貫通孔内に設けた係止部材に装着した火
薬容器を強打する撃鉄子とを有することを特徴と
する銃玩具の発射音発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168084U JPS60185894U (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 銃玩具の発射音発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168084U JPS60185894U (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 銃玩具の発射音発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60185894U JPS60185894U (ja) | 1985-12-09 |
JPS6350632Y2 true JPS6350632Y2 (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=30609391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7168084U Granted JPS60185894U (ja) | 1984-05-16 | 1984-05-16 | 銃玩具の発射音発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60185894U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63282497A (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-18 | 株式会社アスカ | 玩具用ビーム発射ガン |
-
1984
- 1984-05-16 JP JP7168084U patent/JPS60185894U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60185894U (ja) | 1985-12-09 |
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