JPS6350615Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350615Y2 JPS6350615Y2 JP18849582U JP18849582U JPS6350615Y2 JP S6350615 Y2 JPS6350615 Y2 JP S6350615Y2 JP 18849582 U JP18849582 U JP 18849582U JP 18849582 U JP18849582 U JP 18849582U JP S6350615 Y2 JPS6350615 Y2 JP S6350615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- water
- water pipes
- central
- long diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 8
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
この考案は、冷却効率の向上を図つた水冷エン
ジン用のラジエターに関する。
ジン用のラジエターに関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題)
一般にオートバイで水冷エンジンを搭載する場
合は、車体の前部にラジエターを前向きにして取
付ける。そして、走行によつてできる風をラジエ
ターに当てて、冷却水を冷却するようにしてい
る。
合は、車体の前部にラジエターを前向きにして取
付ける。そして、走行によつてできる風をラジエ
ターに当てて、冷却水を冷却するようにしてい
る。
ところで、冷却が十分できるように大きい容積
のラジエターを取付けると、ラジエターが左右に
突出し、転倒したような場合にすぐに損傷する等
の問題がある。これをさけるため、ラジエターの
両側を前方に曲げて凹字状にしたり、中央ラジエ
ターの左右にサイドラジエターを前方に突出する
ように連結して凹字状に形成したりして、ラジエ
ターが側方に突出するのを防いでいる。ところ
が、両側のサイドラジエター部分では、コアにお
ける水管の長径側が横向きになつているため走行
風が当り難く、容積が大きい割には、冷却効率が
よくない等の問題がある。
のラジエターを取付けると、ラジエターが左右に
突出し、転倒したような場合にすぐに損傷する等
の問題がある。これをさけるため、ラジエターの
両側を前方に曲げて凹字状にしたり、中央ラジエ
ターの左右にサイドラジエターを前方に突出する
ように連結して凹字状に形成したりして、ラジエ
ターが側方に突出するのを防いでいる。ところ
が、両側のサイドラジエター部分では、コアにお
ける水管の長径側が横向きになつているため走行
風が当り難く、容積が大きい割には、冷却効率が
よくない等の問題がある。
(課題を解決するための手段〕
横長の中央ラジエターの左右に、縦長のサイド
ラジエターを前方に突出するように連結して凹字
状になるようにした水冷エンジン用ラジエターに
おいて、サイドラジエターのコアにおける走行風
流入側の前半部では、水管をその長径側が前後方
向に向くように配設し、中央ラジエター寄りの後
半部では水管をその長径側が横向きになるように
配設したことを特徴とする。
ラジエターを前方に突出するように連結して凹字
状になるようにした水冷エンジン用ラジエターに
おいて、サイドラジエターのコアにおける走行風
流入側の前半部では、水管をその長径側が前後方
向に向くように配設し、中央ラジエター寄りの後
半部では水管をその長径側が横向きになるように
配設したことを特徴とする。
(作用)
オートバイの走行中、サイドラジエターに流入
する走行風は、サイドラジエターの前半部におけ
る水管が、その長径側が前後方向に向くように配
設されているため、スムーズに流入し、後半部に
おいては長径側が横向きに配設された水管に沿つ
て外側方に流出する。したがつてサイドラジエタ
ーにおいては走行風の流入が悪く、かつ流れもス
ムーズになり、冷却効率が向上する。
する走行風は、サイドラジエターの前半部におけ
る水管が、その長径側が前後方向に向くように配
設されているため、スムーズに流入し、後半部に
おいては長径側が横向きに配設された水管に沿つ
て外側方に流出する。したがつてサイドラジエタ
ーにおいては走行風の流入が悪く、かつ流れもス
ムーズになり、冷却効率が向上する。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本考案の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
図中符号1は横長の中央ラジエターであつて、
その中央ラジエター1の左右には、上方から見て
凹字状になるように縦長のサイドラジエター2が
前方に突出するように配設されている。
その中央ラジエター1の左右には、上方から見て
凹字状になるように縦長のサイドラジエター2が
前方に突出するように配設されている。
上記中央ラジエター1および左右のサイドラジ
エター2は、ともに上下方向に延びかつ前後左右
に配列された一群の水管3,4の上下両端部を、
それぞれアツパータンク1a,2aおよびロアー
タンク1b,2bに連結したものであつて、上記
水管3,4は偏平状に形成されている。
エター2は、ともに上下方向に延びかつ前後左右
に配列された一群の水管3,4の上下両端部を、
それぞれアツパータンク1a,2aおよびロアー
タンク1b,2bに連結したものであつて、上記
水管3,4は偏平状に形成されている。
ところで、上記左右のサイドラジエター2のア
ツパータンク2aには冷却水入口5が設けられ、
サイドラジエター2のロアータンク2bは図示し
ない配管を介して中央ラジエター1のアツパータ
ンク1aに連通され、中央ラジエター1のロアー
タンク1bの下部中央に冷却水出口6が設けられ
ている。
ツパータンク2aには冷却水入口5が設けられ、
サイドラジエター2のロアータンク2bは図示し
ない配管を介して中央ラジエター1のアツパータ
ンク1aに連通され、中央ラジエター1のロアー
タンク1bの下部中央に冷却水出口6が設けられ
ている。
ところで、中央ラジエター1のコアにおける水
管3は、第2図で示すように、その長径側が前後
方向になるように配設されている。一方、左右の
サイドラジエター2においては、走行風流入側の
前半部では水管4がその長径側が前後方向を向く
ように配設され、中央ラジエター寄りの後半部で
は水管4がその長径側が横向きになるように配設
されている。
管3は、第2図で示すように、その長径側が前後
方向になるように配設されている。一方、左右の
サイドラジエター2においては、走行風流入側の
前半部では水管4がその長径側が前後方向を向く
ように配設され、中央ラジエター寄りの後半部で
は水管4がその長径側が横向きになるように配設
されている。
また、左右のサイドラジエター2の上記各前半
部の左右両側には、第3図に示すようにサイドラ
ジエター2の全高にわたつて延びる補強プレート
7が装着されており、左右のサイドラジエター2
と中央ラジエター1との連結端部にはL字状に形
成された補強プレート8が装着されている。
部の左右両側には、第3図に示すようにサイドラ
ジエター2の全高にわたつて延びる補強プレート
7が装着されており、左右のサイドラジエター2
と中央ラジエター1との連結端部にはL字状に形
成された補強プレート8が装着されている。
しかして、車両を走行させると、中央ラジエタ
ー1には、直接走行風が当り、コアの水管3の間
を通るときに熱交換してコアの水管3内を流下す
る冷却水を冷却する。サイドラジエター2にも、
前面には走行風が直接当り、各サイドラジエター
2の前半部両側に設けられた補強プレート7間に
流入し、コアの前半部の水管4の間を通り後方に
流れる。又、サイドラジエター2の後半部におい
ては、サイドラジエター2の外側を流れる走行風
による吸引作用でサイドラジエター2の内側を流
入してくる走行風が、流れ方向を変えて外側方に
流出する。こうして、サイドラジエター2の前半
部には直接走行風が流入して水管4に当つて冷却
し、後半部の水管4には、外側を流れる走行風の
吸出し効果によつて、サイドラジエター2の前面
から入つた走行風とサイドラジエター2の内側か
ら入つた走行風が当つて冷却する。こうして、サ
イドラジエター2に入る走行風量を多くでき、冷
却効率の向上を図ることができる。
ー1には、直接走行風が当り、コアの水管3の間
を通るときに熱交換してコアの水管3内を流下す
る冷却水を冷却する。サイドラジエター2にも、
前面には走行風が直接当り、各サイドラジエター
2の前半部両側に設けられた補強プレート7間に
流入し、コアの前半部の水管4の間を通り後方に
流れる。又、サイドラジエター2の後半部におい
ては、サイドラジエター2の外側を流れる走行風
による吸引作用でサイドラジエター2の内側を流
入してくる走行風が、流れ方向を変えて外側方に
流出する。こうして、サイドラジエター2の前半
部には直接走行風が流入して水管4に当つて冷却
し、後半部の水管4には、外側を流れる走行風の
吸出し効果によつて、サイドラジエター2の前面
から入つた走行風とサイドラジエター2の内側か
ら入つた走行風が当つて冷却する。こうして、サ
イドラジエター2に入る走行風量を多くでき、冷
却効率の向上を図ることができる。
以上説明したように、この考案は、サイドラジ
エターの前半部の水管の長径側を前後方向に向く
ように配置し、後半部の水管をその長径側が横向
きになるように配置したので、サイドラジエター
に、前面から直接走行風が流入し、後部に於て
は、外側を流れる走行風に冷却を終つた風が吸出
されるようになり、走行風の流入が多く、かつ流
れもスムーズにできて乱流が防げ、冷却効率を向
上できる。そして、ラジエターの全体の巾が狭
く、左右外側に大きく突出することもなくて都合
がよい。
エターの前半部の水管の長径側を前後方向に向く
ように配置し、後半部の水管をその長径側が横向
きになるように配置したので、サイドラジエター
に、前面から直接走行風が流入し、後部に於て
は、外側を流れる走行風に冷却を終つた風が吸出
されるようになり、走行風の流入が多く、かつ流
れもスムーズにできて乱流が防げ、冷却効率を向
上できる。そして、ラジエターの全体の巾が狭
く、左右外側に大きく突出することもなくて都合
がよい。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は横断平面図、第3図は第2図のA−
A線に沿う断面図である。 1……中央ラジエター、2……サイドラジエタ
ー、4……コア。
図、第2図は横断平面図、第3図は第2図のA−
A線に沿う断面図である。 1……中央ラジエター、2……サイドラジエタ
ー、4……コア。
Claims (1)
- 横長の中央ラジエターの左右に、縦長のサイド
ラジエターを前方に突出するように連結して凹字
状になるようにした水冷エンジン用ラジエターに
於て、サイドラジエターのコアにおける走行風流
入側の前半部では、水管をその長径側が前後方向
に向くように配設し、中央ラジエター寄りの後半
部では水管をその長径側が横向きになるように配
設したことを特徴とする水冷エンジン用ラジエタ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18849582U JPS5992370U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 水冷エンジン用ラジエタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18849582U JPS5992370U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 水冷エンジン用ラジエタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5992370U JPS5992370U (ja) | 1984-06-22 |
JPS6350615Y2 true JPS6350615Y2 (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=30406624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18849582U Granted JPS5992370U (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | 水冷エンジン用ラジエタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5992370U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6106503B2 (ja) * | 2013-04-16 | 2017-04-05 | 株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー | エバポレータおよびこれを用いた車両用空調装置 |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP18849582U patent/JPS5992370U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5992370U (ja) | 1984-06-22 |
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