JPS6350581B2 - - Google Patents

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JPS6350581B2
JPS6350581B2 JP59098071A JP9807184A JPS6350581B2 JP S6350581 B2 JPS6350581 B2 JP S6350581B2 JP 59098071 A JP59098071 A JP 59098071A JP 9807184 A JP9807184 A JP 9807184A JP S6350581 B2 JPS6350581 B2 JP S6350581B2
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JP
Japan
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vehicle speed
speed
valve
oil pressure
port
Prior art date
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Application number
JP59098071A
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English (en)
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JPS60101344A (ja
Inventor
Masanori Kubo
Yukio Terakura
Shinya Nakamura
Ken Asami
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP59098071A priority Critical patent/JPS60101344A/ja
Publication of JPS60101344A publication Critical patent/JPS60101344A/ja
Publication of JPS6350581B2 publication Critical patent/JPS6350581B2/ja
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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、車輌用自動変速機を変速制御装置に
より変速制御することに係り、特にこの種の制御
装置として従来一般に用いられている油圧制御装
置に於ける作動特性の限界を電気的に補うことに
係る。 流体式トルクコンバータといくつかの変速段を
得るための複数個の摩擦係合装置を備えた歯車変
速機構とを含む車輌用自動変速機に於ては、車輌
の運転状態に応じて前記摩擦係合装置の作動を
種々に切換え、前記歯車変速機構をその時の車輌
の運転状態に対し最も適した変速状態に制御する
ことが自動的に行われるようになつている。かか
る摩擦係合装置の切換制御は通常油圧制御装置に
よつて行われており、かかる油圧制御装置にはア
クセルペダルの踏込量即ち吸気スロツトル開度に
応じて変化するスロツトル油圧と車速に応じて変
化するガバナ油圧の平衡関係に応じて切換作動さ
れる変速弁が組込まれており、スロツトル油圧と
ガバナ油圧、即ちアクセルペダル踏込量と車速の
対比関係に基いて歯車変速機構の変速段を選定す
るようになつている。しかしかかる油圧制御装置
による変速弁の切換制御に於ては、スロツトル油
圧及びガバナ油圧を発生するスロツトル油圧制御
弁及びガバナ油圧制御弁には不可避的にある程度
の油漏れが発生し、またこれらスロツトル油圧及
びガバナ油圧のもととなるライン油圧の値には油
圧制御装置の構造上当然ある制限が課せられてお
り、更にまた通常自動変速機の出力軸に取付けら
れ回転による遠心力を利用してガバナ油圧を発生
するガバナ油圧制御弁についても構造上の制約か
らそれが検出できる車速に限界があり、これら
種々の制約によつて特に高車速域に於て油圧制御
装置の作動誤差が大きくなり或いは適正な制御作
動が得られなくなるという問題がある。 本発明は、上述の如き問題に対処し、車輌用自
動変速機の油圧制御装置に電気制御装置を組込
み、特に車輌高速域に於ける油圧制御装置の機能
の一部を電気制御装置によつて補うことにより、
車輌の低速運転状態より高速運転状態に至る広い
運転領域に於て自動変速機を最適の運転状態に設
定することのできると同時に、特に前記電気制御
装置に車速に関する情報を電気的に入力する車速
センサに故障が生じ該車速センサが出力する車速
信号が零ないしそれに近い低車速を示す状態が生
じてもエンジンのオーバランを防止することので
きる改良された変速制御方法を提供することを目
的としている。 かかる目的は、本発明によれば、スロツトル油
圧制御弁により吸気スロツトル開度に応じたスロ
ツトル油圧を生じせしめると共にガバナ油圧制御
弁により車速に応じたガバナ油圧を生じせしめ、
またスロツトルセンサにより吸気スロツトル開度
を電気的に検出すると共に車速センサにより車速
を電気的に検出し、最高速度段とこれより低速度
の変速段との間の変速制御を、吸気スロツトル開
度が所定値以下である時には前記スロツトル油圧
と前記ガバナ油圧との平衡関係に基いて行い、吸
気スロツトル開度が所定値以上である時には前記
車速センサにより検出される車速が比較的低い第
一の所定値以上であつて比較的大きい第二の所定
値以下であれば最高速度段への変速を禁止し前記
車速が前記第二の所定値以上であれば最高速度段
への変速を許し、また前記車速が前記第一の所定
値以下である時には吸気スロツトル開度の如何に
拘らず最高速度段を許すことを特徴とする変速制
御方法によつて達成される。 以下に添付の図を参照して本発明を実施例につ
いて詳細に説明する。 第1図はオーバドライブ装置付流体式自動変速
機の一例を示す概略図である。かかる自動変速機
のより具体的な構造は、本件出願人と同一の出願
人の出願に係る特願昭51−159179号(特公昭56−
35773号)に於て詳細に図示され且説明されてお
り、もし必要ならこれら出願の明細書及び図面を
参照されたい。この自動変速機はトルクコンバー
タ1、オーバドライブ機構2、前進3段後進1段
の歯車変速機構3を含んでおり、第2図に示す如
き変速制御装置によつて制御されるようになつて
いる。トルクコンバータ1はポンプ5、タービン
6及びステータ7を含む周知のものであり、ポン
プ5は機関クランク軸8と連結され、タービン6
はタービン軸9に連結されている。タービン軸9
はトルクコンバータ1の出力軸をなすものであ
り、これはまたオーバドライブ機構2の入力軸と
なつており、オーバドライブ機構2に於ける遊星
歯車装置のキヤリア10に連結されている。キヤ
リア10によつて回転可能に支持されたプラネタ
リピニオン14はサンギア11及びリングギア1
5と噛合つている。サンギア11とキヤリア10
の間には多板クラツチ12と一方向クラツチ13
が設けられており、更にサンギア11とオーバド
ライブ機構を包含するハウジング或いはオーバド
ライブケース16の間には多板ブレーキ19が設
けられている。 オーバドライブ機構2のリングギア15は歯車
変速機構3の入力軸23に連結されている。入力
軸23と中間軸29の間には多板クラツチ24が
設けられており、また入力軸23とサンギア軸3
0の間には多板クラツチ25が設けられている。
サンギア軸30とトランスミツシヨンケース18
の間には多板ブレーキ26が設けられている。サ
ンギア軸30に設けられたサンギア32はキヤリ
ア33、該キヤリアによつて担持されたプラネタ
リピニオン34、該ピニオンと噛合つてリングギ
ア35、他の一つのキヤリア36、該キヤリアに
より担持されたプラネタリピニオン37、該ピニ
オンと噛合うリングギア38と共に二列の遊星歯
車機構を構成している。一方の遊星歯車機構に於
けるリングギア35は中間軸29と連結されてい
る。またこの遊星歯車機構に於けるキヤリア33
は他方の遊星歯車機構に於けるリングギア38と
連結されており、これにキヤリア及びリングギア
は出力軸39と連結されている。また該他方の遊
星歯車機構に於けるキヤリア36とトランスミツ
シヨンケース18の間には多板ブレーキ27と一
方向クラツチ28が設けられている。 かかるオーバドライブ装置付流体式自動変速機
は以下に詳細に説明される油圧制御装置によりエ
ンジンの出力及び車輌の車速に応じて各クラツチ
及びブレーキの係合または解放が行われ、オーバ
ドライブ(O/D)を含む前進4段の変速または
手動切換による後進1段の変速を行うようになつ
ている。 変速ギア位置とクラツチ及びブレーキの作動状
態を表1に示す。
【表】 ここで〇印は各クラツチ・ブレーキの係合、△
印はエンジン側より車輌を駆動している時係合
(エンジンブレーキ時は解放)、×印は解放状態を
示し、(O/D)はオーバドライブ位置を示す。
前進に於てDレンジでは1速、2速、3速、4速
(O/D)の自動変速運転が可能であり、2レン
ジでは1速、2速の自動変速運転が可能であり、
Lレンジでは1速に固定されて運転される。 第2図は変速制御装置の一つの実施例を示す線
図である。オイルリザーバ40よりオイルポンプ
41にて汲上げられた油は、ライン油圧制御弁4
2へ送られ、油路43に所定の圧力に調圧された
ライン油圧Plを発生する。このライン油圧は同じ
く手動切換弁44、スロツトル油圧制御弁45及
びデテント油圧制御弁46へ供給されている。手
動切換弁44はパーキング(P)、リバース
(R)、ニユートラル(N)、Dレンジ(D)、2レン
ジ(2)、Lレンジ(L)の切換位置を有するものであ
り、その入力ポート43aに供給されたライン油
圧は弁の切換位置に応じてその出力ポート43
b,43c,43d及び43eに表2に示す如く
現われる。
【表】 スロツトル油圧制御弁45はアクセルペダルの
踏込量即ち吸気スロツトルバルブの開度に応じて
増大する油圧Pthをその出力ポート50に発生す
るものである。デテント油圧制御弁46はライン
油圧をこれより低い所定の油圧に調圧したデテン
ト油圧をその出力油路51に発生しかかるデテン
ト油圧はスロツトル油圧制御弁内に組込まれアク
セルペダルが所定値以上踏込まれたとき連通する
切換弁52及び油路53を経て以下に説明される
変速弁へ供給され、これらの弁を一方の切換位置
に保持する作用をなすものである。手動切換弁4
4のポート43bに接続された出力油路47はク
ラツチ24(フオワードクラツチ)に通じてお
り、またその途中より分岐された油路47aはガ
バナ油圧制御弁54に通じている。ガバナ油圧制
御弁は車速に応じてガバナ油圧Pgoをその出力ポ
ート55に発生する。 56及び57はそれぞれ1−2速切換弁及び2
−3速切換弁でありまた、58はオーバドライブ
制御弁である。1−2速切換弁56は圧縮コイル
ばね59を介して軸線方向に向い合つた二つの弁
要素60及び61を含んでいる。弁要素60は前
記ばね59により作用される図中下向きの押圧力
とそのポート62に油路50aを経て及ぼされる
スロツトル油圧Pthにより作用される図中下向き
の押圧力との合計と下端のポート63に油路55
aを経て及ぼされるガバナ油圧Pgoにより与えら
れる図中上向きの押圧力との釣合により、56A
に示す如く下方へ変位した位置と56Bで示す如
き上方へ変位した位置の間に変位されるようにな
つている。弁要素61はそのポート64及び65
に、手動切換弁44がLレンジへ切換えられたと
きその出力ポート43dに現われるライン油圧
を、油路49及びローモジユレータ弁66を経て
調圧されて供給されるようになつており、かかる
油圧が供給されると弁要素61は図にて下方へ変
位され、弁要素60を56Aの切換位置へ或る車
速以下に於て強制的に保持する作用をなす。 2−3速切換弁57も同様に圧縮コイルばね6
7を介して軸線方向に向い合つた弁要素68及び
69を有しており、弁要素68は同じくばね67
により作用される図中下向きの押圧力と油路50
bを経てポート70に及ぼされるスロツトル油圧
Pthによる下向きの押圧力の合計と油路55bを
経て下端のポート71へ及ぼされるガバナ油圧
Pgoにより作用される図中上向きの押圧力との平
衡関係により、57Aにて示す如き下方への切換
位置と57Bにて示す如き上方への切換位置の間
で切換えられるようになつている。また上方の弁
要素69の上面には、手動切換弁44が2レンジ
に切換えられたときその出力ポート43cに現わ
れたライン油圧が油路48及び48a、ポート7
2を経て作用されるようになつており、このとき
弁要素69は下方へ変位され、弁要素68を57
Aにて示す下方への切換位置に強制的に保持す
る。 オーバドライブ制御弁58は圧縮コイルばね7
3を介して軸線方向に向い合つた弁要素74及び
87を有している。更に弁要素87の上方には他
の一つの弁要素88が設けられている。弁要素7
4は圧縮コイルばね73によつて図中下向きの押
圧力を及ぼされており、一方弁要素87及び88
は圧縮コイルばね73により図中上向きの押圧力
を及ぼされている。弁要素74の下端には油路5
5cを経てポート75へ供給されたガバナ油圧
Pgoが作用されるようになつている。また弁要素
87の上端にはスロツトル油圧Pthが油路50c
及びポート77を経て作用されるようになつてお
り、このスロツトル油圧が圧縮コイルばね73の
反発力に打勝つある値以上になると、該圧縮コイ
ルばねを圧縮した状態にて弁要素87は弁要素7
4に直接係合し、弁要素74に図中下向きの押圧
力を及ぼすようになつている。従つて弁要素88
が図示のオーバドライブ制御弁の右半部に示す如
くその上端部に偏倚した状態にあり、ポート77
に作用するスロツトル油圧が圧縮コイルばね73
を圧縮させる圧力以下にあるときには、ピストン
要素74は圧縮コイルばね73により及ぼされる
図中下向きのばね力とポート75に作用するガバ
ナ油圧との平衡関係により58Aにて示す下方へ
の切換位置と58Bにて示す上方の切換位置の間
で車速に応じて適宜切換えられる。また弁要素8
8が図にて上端位置に偏倚した状態でポート77
に作用するスロツトル油圧が増大し、圧縮コイル
ばね73を圧縮して弁要素87が弁要素74に直
接当接した状態になると、弁要素74はポート7
7を経て弁要素87に作用するスロツトル油圧に
よる図中下向きの押圧力とポート75に作用する
ガバナ油圧による図中上向きの押圧力の平衡関係
により切換位置58Aと58Bの間で適宜切換え
られる。 1−2速切換弁56のポート78には油路47
bを経て、手動切換弁44がDレンジへ切換えら
れているとき、ライン油圧が供給される。このラ
イン油圧は、1−2速切換弁が56Bにて示す上
方への切換位置にあるときには、ポート79より
油路47cを経て2−3速切換弁57のポート8
0へ導かれる。このポート80へ導かれたライン
油圧は、2−3速切換弁が57Aにて示す下方へ
の切換位置にあるときには、ポート81より油路
47dを経てブレーキ26(セカンドブレーキ)
へ導かれる。また2−3速切換弁が57Bにて示
す如き上方への切換位置にあるときには、ポート
80へ供給された油圧はポート82へ導かれ、こ
れより油路47e及びシヤトル弁47fを経てク
ラツチ25(リバースクラツチ)へ供給される。
尚、手動切換弁44がLレンジへ切換えられてい
るときには、その出力ポート43dに現われる油
圧はローモジユレータ弁66、1−2速切換弁5
6のポート64、そのポート83及び油路49a
を経てブレーキ27(フアーストブレーキ)のイ
ンサイド側へ供給される。尚、ブレーキ27のア
ウトサイド側には手動切換弁44がR位置へ切換
えられたときその出力ポート43eに現われる油
圧が供給されるようになつている。 オーバドライブ制御弁58のポート84には油
路43より油路43f及び43iを経てライン油
圧が供給されている。このポート84へ供給され
たライン油圧は、オーバドライブ制御弁が58A
にて示す如き下方への切換位置にあるときには、
ポート85及び油路43gを経てオーバドライブ
機構のクラツチ12へ供給され、またオーバドラ
イブ制御弁が58Bにて示す如き上方へ切換えら
れた位置にあるときには、ポート86及び油路4
3hを経てオーバドライブ機構のブレーキ19へ
供給される。 オーバドライブ制御弁58の弁要素88の図に
て上方にあたる端面には、手動切換弁が2または
L位置に切換えられたときそのポート43cに現
われるライン油圧が、油路48,48b、シヤト
ル弁89及びポート90を経て供給されるように
なつている。またこのポート90にはソレノイド
弁91及びシヤトル弁89を通る他の一つの経路
を経てもライン油圧が選択的に供給されるように
なつている。 ソレノイド弁91はソレノイド92、アーマチ
ユア93、圧縮コイルばね94、アーマチユア9
3の先端部に形成された弁要素部によつて開閉さ
れる弁ポート95、入口ポート96、出口ポート
97、弁ポート95に通じるドレンポート98を
有している。ソレノイド92が励磁されていない
ときにはアーマチユア93は圧縮コイルばね94
の作用により図にて下方へ変位し、その先端部は
弁ポート95を閉じた状態にある。この状態に於
ては油路43j及びオリフイス99を経て入口ポ
ート96へ供給されたライン油圧はそのまま出口
ポート97より油路43kを経てシヤトル弁89
へ至り、これより油路43lを経てオーバドライ
ブ制御弁58のポート90へ供給される。これに
対しソレノイド92が励磁されると、アーマチユ
ア93は圧縮コイルばね94の作用に抗して図に
て上方へ変位され、弁ポート95が開かれる。か
かる状態に於ては油路43j及びオリフイス99
を経て入口ポート96へ供給されたライン油圧は
弁ポート95よりドレンポート98へ逃がされ、
出口ポート97及びそれに続く油路43kにはラ
イン油圧は有効に伝達されない。 ソレノイド弁91のソレノイド92には手動ス
イツチ100を経て電気式演算作動装置101よ
り励磁電流が選択的に供給されるようになつてい
る。電気式演算装置101は車速に応じて電気信
号を発生する車速センサ102と吸気スロツトル
開度に応じて電気信号を発生するスロツトルセン
サ103とが発する電気信号に基いて作動するよ
うに構成されている。 尚、吸気スロツトル開度に応じて電気信号を発
生するスロツトルセンサ103は、エンジンの気
化器に設けられた吸気スロツトル弁の開度を直接
検出して電気信号を発生するものであつてもよい
が、或いはまた第2図に示す如くアクセルペダル
が所定の踏込度を越えて踏込まれたときスロツト
ル油圧制御弁のポート53に現われるデテント油
圧を検出する油圧スイツチ104の如き装置であ
つてもよい。 第2図に示す変速制御装置の作動要領は、特に
本発明を組込んだ最高段変速弁であるオーバドラ
イブ制御弁58及びそれに関連するソレノイド弁
91等を含む電気式制御装置の特殊な作動を除
き、一般に周知であるが、ここでは本発明の説明
をより明瞭にするため、その基礎となる油圧制御
回路の作動について以下に概略の説明を行う。 Dレンジ 手動切換弁44がDレンジへ切換えられている
時には油路47にライン油圧が供給されており、
このライン油圧はクラツチ24へそのまま供給さ
れている。このとき車輌が停止乃至低速走行状態
にあるときには、ガバナ油圧制御弁54が発生す
るガバナ油圧Pgoは低く、1−2速切換弁56、
2−3速切換弁57及びオーバドライブ制御弁5
8はそれぞれ56A,57A及び58Aにて示す
如き下方への切換位置にあり、油路47bを経て
供給される油圧はポート78にて遮断されてお
り、従つてそれ以後の油路につながるリバースク
ラツチ25及びセカンドブレーキ26には油圧は
供給されていない。一方油路43fよりオーバド
ライブ制御弁58へ導かれた油圧はオーバドライ
ブ機構のクラツチ12へ供給されている。従つて
この状態では、オーバドライブ機構はロツクされ
た状態にあり、歯車変速機構は第1速の状態にあ
る。 この状態から車速が次第に増大すると、ガバナ
油圧Pgoが次第に増大し、ある車速にて1−2速
切換弁56が56Bの位置に切換えられ、そのポ
ート79へライン油圧が導かれ、この油圧は2−
3速切換弁57のポート80より81へ伝わり、
油路47dを経てセカンドブレーキ26へ供給さ
れ、該ブレーキ26を係合させる。この状態では
歯車変速機構は第2速状態へ切換えられる。 更に車速が増大すると、2−3速切換弁57も
57Bの位置に切換えられ、これよりそのポート
80に供給された油圧は今度はポート82へ伝わ
り、これより油路47e、シヤトル弁47fを経
てリバースクラツチ25へ供給され、該クラツチ
25を係合させ、一方ブレーキ26に作用してい
た油圧は油路47d、ポート81よりドレンポー
ト81aを経て排出される。この状態では歯車変
速機構は第3速(直結)状態に切換えられる。 更に車速が増大すると、オーバドライブ制御弁
58もまた、そのポート90に油圧が供給されて
いないとすると、58Bの位置へ切換えられ、こ
れによつてそのポート84へ供給された油圧はポ
ート85に代つてポート86より油路43hを経
てブレーキ19へ供給され、一方、クラツチ12
に作用していた油圧は油路43g、ポート85よ
りドレンポート85aへ排出される。この状態で
はオーバドライブ機構2が作動し、オーバドライ
ブ状態が達成される。 以上は車速の増大によるガバナ油圧の増大につ
れて生ずる切換変化を説明したが、勿論かかる切
換変化は前述の如く各切換弁の弁要素に対向して
作用するガバナ油圧とスロツトル油圧の平衡に基
いて行われるものであり、その切換点は車速のみ
でなくアクセルペダルの踏込量によつて変化する
ものである。また逆に車速が低下してきたときに
は、オーバドライブ制御弁58、2−3速切換弁
57、1−2速切換弁56の順にそれぞれ58B
より58Aへ、57Bより57Aへ、56Bより
56Aへ切換えられ、それに応じた変速段の変化
が生ずることは明らかであろう。 2レンジ 手動切換弁44が2レンジへ切換えられると、
その出力ポート43bに加えて出力ポート43c
にも油圧が発生し、該油圧は油路48a及び48
bを経てそれぞれ2−3速切換弁57のポート7
2及びオーバドライブ制御弁58のポート90へ
供給され、これらの弁要素69及び74を図にて
下方へ強制的に押圧し、2−3速切換弁及びオー
バドライブ制御弁をそれぞれ57A及び58Aの
切換位置に強制的に保持する。従つてかかる状態
に於てはオーバドライブ機構はロツクされた状態
に保持され、また歯車変速機構は第2速以下で即
ち第1速または第2速の状態でのみ作動する。 Lレンジ 手動切換弁44がLレンジへ切換えられると、
更にその出力ポート43dにも油圧が発生し、該
油圧はローモジユレータ弁66を経て1−2速切
換弁56のポート64及び65に作用し、その弁
要素61を図にて下方へ駆動し、1−2速切換弁
を56Aの状態に強制的に保持する。この状態で
は自動変速機構は第1速状態に保持される。 次にオーバドライブ制御弁58、即ち変速弁の
うちの最高速度段を達成する最高段変速弁に対し
電気的制御を行うための電気式制御装置について
説明する。第3図は第2図に於ける電気式演算作
動装置101に於ける論理回路の一例を示す線図
である。この実施例に於ては、スロツトルセンサ
103はスロツトル開度が所定値、例えば、85%
を越えたか否かを電気的に検出するスイツチとし
て構成されており、かかるスイツチはアクセルペ
ダルのキツクダウンを検出するものであり、キツ
クダウンスイツチと称されてよいものである。従
つて以下の説明に於てはこれをキツクダウンスイ
ツチと称する。 キツクダウンスイツチ103の出力aは、スロ
ツトル開度(T)が85%に達しないとき(T<85
%)、H(ハイ)となり、スロツトル開度が85%以
上であるとき(T≧85%)、L(ロウ)となるもの
とする。 車速センサ102の出力bはコンパレータ10
5及び106へ入力されている。コンパレータ1
05及び106にはそれぞれ高速基準電圧X及び
低速基準電圧Yが入力されている。コンパレータ
105の出力cは車速を表示する出力bの電圧V
が高速基準電圧Xに等しいかそれより小さいとき
(V≦X)Lとなり電圧Vが高速基準電圧Xより
大きいとき(V>X)Hとなるように設定されて
いる。高速基準電圧Xはスロツトル開度と車速の
変化によりV1とV1−ΔV1の二つの値のいずれか
をとるようになつている。この場合、例えばV1
は165Km/hであり、ΔV1は10Km/hであつてよ
い。 コンパレータ106に於ては電圧Vと低速基準
電圧Yの比較が行われ、その出力dはV≧Yのと
きLとなり、V<YのときHとなるように設定さ
れている。低速基準電圧Yもまたスロツトル開度
と車速の変化によりV2とV2−ΔV2の二つの値い
ずれかをとるようになつている。この場合、例え
ばV2は65Km/hであり、ΔV2は20Km/hであつ
てよい。 キツクダウンスイツチ103の出力a及びコン
パレータ105及び106の出力c及びdはOR
回路107に供給されている。OR回路107の
出力eは、その入力a,c,dの全てがLのとき
Lとなり、その他の条件のときにはHとなる。1
08はソレノイド92を駆動するためのソレノイ
ド駆動回路であり、その入力eがHのときソレノ
イド92に通電し、これを励磁する(ONにす
る)。これに対しその入力eがLのときには、ソ
レノイド駆動回路108はソレノイド92に電流
を供給せず、これを非励磁とする(OFFとす
る)。これより明らかな如く、スロツトル開度が
85%に達しないとき(即ちキツクダウンが行われ
ていないとき)には、ソレノイド92は車速に関
係なくON状態にある。 第4図はスロツトル開度が85%またはそれ以上
の状態にあるときの車速に対する高速基準電圧X
の変化の設計値と、それに基くコンパレータ10
5の出力cの車速に対する変化を示すグラフであ
る。また第5図はスロツトル開度が85%以下の状
態或いはその状態から車速一定でキツクダウンが
行われたときの高速基準電圧X及び出力cの車速
に対する変化を示すグラフである。 同様に第6図はスロツトル開度が85%またはそ
れ以上の状態に於ける車速に対する低速基準電圧
Yの設計値及びそれに基くコンパレータ106の
出力dの車速に対する変化を示すグラフである。
また第7図はスロツトル開度が85%以下のとき或
いはその状態で車速一定の下にキツクダウンが行
われた場合の低速基準電圧Y及び出力dの車速に
対する変化を示すグラフである。 これらのグラフを合成することにより、車速一
定にてキツクダウンが行われた場合、ソレノイド
92はキツクダウン時の車速に応じて第8図に示
す如き状態となる。即ちキツクダウン前の車速が
V1−ΔV1より大きいかまたはV2より小さい場合
には、それまでON状態にあつたソレノイドはキ
ツクダウン後もON状態に留まるが、車速がV2
V1−ΔV1の間にあるときには、それまでON状態
にあつたソレノイドはキツクダウンによつて
OFF状態となる。 またスロツトル開度が85%またはそれ以上の運
転状態に於て車速が変化すると、ソレノイド92
は第9図に示す如きヒステリシスを伴つてONと
OFFの間で切換えられる。 ソレノイド92が車速に応じて上述の如く切換
えられることにより、オーバドライブ制御弁58
の高速域に於ける変速特性は、第10図に示す如
く、油圧制御装置のみによる場合に比して修正さ
れる。即ち第10図に於ける変速線部h−i−j
が電気式制御装置による第3速よりオーバドライ
ブへのアツプシフト特性の修正であり、また変速
線部k−l−mが電気式制御装置によるオーバド
ライブより第3速へのダウンシフト特性の修正で
ある。かかる修正によつて車輌用の高速域に於け
る変速特性が理想的に修正されることが理解され
よう。尚このように高速域に於てソレノイドを
ON−OFFさせることに関し、ヒステリシスを与
えることによつて、例えば登坂路等に於て車速の
変化により第3速とオーバドライブの間で頻繁な
切換が生ずることが防止される。また低速からシ
フトダウンして車速を増加していつた場合に比し
て高速でキツクダウンした場合のダウンシフト禁
止車速限界が低く設定されていることによつて、
高速時のシフトダウンにより大きな変速シヨツク
が生ずることが回避される。 更にまた上述の電気式制御装置に於ては、低速
時であつて油圧制御装置のみによつて変速切換が
行われる速度領域に於てソレノイドをONに保持
することが行われている。これはかかる低速領域
に於てキツクダウンが生ずる度にソレノイドが不
必要にON−OFFされることを防止するためであ
る。これによつてソレノイド弁91の耐久性が大
幅に増大される。またかかる低速域に於けるソレ
ノイドのON−OFFについては車速に関しヒステ
リシスが与えられているので、ソレノイドのON
−OFFの境界付近にてソレノイドがハンチング
を起こす虞れはない。更にまた低速時にソレノイ
ドをONに保持する制御が行われていることによ
つて、高速(V1以上)にて走行中にキツクダウ
ンが行われた場合に、スピードメータケーブルが
切れたり或いは車速センサが故障することによつ
て車速信号が得られなくなつた場合にもシフトダ
ウンを禁止することができ、高速時に不用意にシ
フトダウンによる変速シヨツクが生ずることが防
止される。 第11図及び第12図は電気式演算作動装置1
01のより具体的な一つの実施例を示す線図であ
る。尚第12図は第11図に示す回路に組込まれ
るICを取出して示すものであり、このICはその
端子A〜Iを第11図に於ける端子A〜Iに一致
させて第11図に示す回路に組込まれているもの
である。 車輌走行時に車速センサ102のリードスイツ
チが断続して車速パルス信号を発生する。この車
速パルス信号はIC109の端子Aに入力され、
これよりIC内に組込まれたF−V変換回路11
0により車速に比例した電圧信号Vに変換され、
端子Cに出力される。端子Cに接続された抵抗
R3及びR4は電圧Vのための調整抵抗である。端
子CはIC内部でコンパレータ111に接続され
ており、抵抗R5,R6,R7により分圧された端子
Dに於ける高速基準電圧Xと比較され、V>Xの
とき端子Fに於ける出力はLとなる。IC109
内には更にコンパレータ112が組込まれてお
り、その入力端子Gはキツクダウンスイツチ10
3に接続されている。キツクダウン時にはスイツ
チ103はONとなるので、このときコンパレー
タ112の出力はHとなる。コンパレータ111
及び112の出力段はともにオープンコレクタタ
イプとなつており、端子F及びGは互いに接続さ
れているので、両方の出力がH以外は全てLとな
る。 端子IはIC109のための供給電源端子であ
り、端子Eはアース端子である。 トランジスタTr1及びTr2により低速側のコン
パレータが構成されている。端子Cに於ける車速
信号Vが低速基準電圧Y以下のとき、トランジス
タTr1のコレクタ及びトランジスタTr2のベース
はHとなり、トランジスタTr3のベースはLとな
る。V>Yのときには、端子Hに於ける出力がH
ならばトランジスタTr3のベースはHに、また端
子Hに於ける出力がLならばLとなる。トランジ
スタTr3のベースがLのときトランジスタTr4
ベースはHとなり、トランジスタTr5のベースは
Lとなる。トランジスタTr5のベースがLのとき
オーバドライブメインスイツチ113がONであ
れば、ソレノイド92は通電(ON)状態とな
る。尚ダイオードD1及びD2は逆電圧サージ吸収
用ダイオードである。 キツクダウンスイツチがOFFのとき、即ちキ
ツクダウン状態でないとき、コンパレータ112
の出力はLとなり、コンパレータ111、トラン
ジスタTr1及びTr2の作動に関係なくトランジス
タTr3のベースはLとなり、ソレノイド92は
ONに保持される。このとき高速基準電圧XはV1
−ΔV1、低速基準電圧YはV2となつている。 車速一定でキツクダウンスイツトをOFFから
ONにした場合には、次の如くなる。 まずV<V2では端子HはHとなるが、トラン
ジスタTr2のベースがHのためトランジスタTr3
のベースはLとなり、ソレノイド92はONのま
まである。このとき高速基準電圧Xは端子HがH
のため抵抗R7を経てX=V1まで上昇する。 V2<V<V1−ΔV1では端子HはH、トランジ
スタTr2のベースはLであるため、トランジスタ
Tr3のベースがHとなり、ソレノイドはOFFに反
転する。このとき低速基準電圧Yは、トランジス
タTr3のコレクタがLとなり、トランジスタTr1
のエミツタの電位が下がるため、Y=V2−ΔV2
となる。 V>V1−ΔV1では端子HがLのためトランジ
スタTr3のベースはLとなり、ソレノイドはON
のままである。 キツクダウン状態で車速を増減させた場合には
次の如くなる。 まずV<V2でキツクダウンしたときにはソレ
ノイドはONのままでX=V1となる。車速が増加
してV2<V<V1となると、トランジスタTr2
ベースがLとなり、トランジスタTr3のベースが
Hとなつて、ソレノイド92はOFFに反転する。
このときY=V2−ΔV2となる。 更に車速が増加してV>V1となると、端子H
はLとなり、トランジスタTr3のベースがHとな
るため、ソレノイドは再びONに戻りX=V1
ΔV1となる。 次に登坂路等に於てキツクダウン状態のままで
車速がV>V1から減少していく場合を考える。
X=V1−ΔV1であるためV>V1−ΔV1ではソレ
ノイドはONのままである。V2−ΔV2<V<V1
ΔV1ではソレノイドがOFFに反転し、X=V1
なる。更に車速が減少してV<V2−ΔV2となる
と、ソレノイド92は再びONに戻り、Y=V2
なる。 かかる構成によつて第8図及び第9図に示す如
きソレノイドのON−OFF作動が得られることが
理解されよう。 以上に於ては本発明を特定の実施例について詳
細に説明したが、本発明はかかる実施例にのみ限
られるものではなく、本発明の範囲内にて種々の
実施例が可能であることは当業者にとつて明らか
であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はオーバドライブ装置付流体式自動変速
機の一例を示す概略図である。第2図は第1図に
示す自動変速機のための本発明による変速制御装
置の一例を示す概略図である。第3図は第1図に
示す変速制御装置に組込まれている電気式演算作
動装置の論理構成を示す線図である。第4図〜第
9図は第3図に示す電気式演算作動装置の作動を
説明するグラフである。第10図は本発明による
変速制御装置によつて変速線図が修正される要領
を示す変速線図である。第11図は電気式演算作
動装置のより具体的な一つの実施例を示す電気回
路図である。第12図は第11図に示す電気回路
中に組込まれているIC要素を示す図である。 1……トルクコンバータ、2……オーバドライ
ブ機構、3……歯車変速機構、5……ポンプ、6
……タービン、7……ステータ、8……機関クラ
ンク軸、9……タービン軸、10……キヤリア、
11……サンギア、12……多板クラツチ、13
……ワンウエイクラツチ、14……プラネタリピ
ニオン、15……リングギア、16……オーバド
ライブケース、18……トランスミツシヨンケー
ス、19……多板ブレーキ、23……歯車変速機
構の入力軸、24,25……多板クラツチ、2
6,27……多板ブレーキ、28……ワンウエイ
クラツチ、29……中間軸、30……サンギア
軸、31……サポート、32……サンギア、33
……キヤリア、34……プラネタリピニオン、3
5……リングギア、36……キヤリア、37……
プラネタリピニオン、38……リングギア、39
……出力軸、40……オイルリザーバ、41……
オイルポンプ、42……ライン油圧制御弁、44
……手動切換弁、45……スロツトル油圧制御
弁、46……デテント油圧制御弁、47……Dレ
ンジ出力油路、48……2レンジ出力油路、49
……Lレンジ出力油路、52……切換弁、54…
…ガバナ油圧制御弁、56……1−2速切換弁、
57……2−3速切換弁、58……オーバドライ
ブ制御弁、66……ローモジユレータ弁、91…
…ソレノイド弁、100……手動スイツチ、10
1……電気式演算作動装置、102……車速セン
サ、103……スロツトルセンサ、104……油
圧スイツチ、105,106……コンパレータ、
107……OR回路、108……ソレノイド駆動
回路、109……IC要素、110……F−V変
換回路、111,112……コンパレータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スロツトル油圧制御弁により吸気スロツトル
    開度に応じたスロツトル油圧を生じせしめると共
    にガバナ油圧制御弁により車速に応じたガバナ油
    圧を生じせしめ、またスロツトルセンサにより吸
    気スロツトル開度を電気的に検出すると共に車速
    センサにより車速を電気的に検出し、最高速度段
    とこれより低速度の変速段との間の変速制御を、
    吸気スロツトル開度が所定値以下である時には前
    記スロツトル油圧と前記ガバナ油圧との平衡関係
    に基いて行い、吸気スロツトル開度が所定値以上
    である時には前記車速センサにより検出される車
    速が比較的低い第一の所定値以上であつて比較的
    大きい第二の所定値以下であれば最高速度段への
    変速を禁止し前記車速が前記第二の所定値以上で
    あれば最高速度段への変速を許し、また前記車速
    が前記第一の所定値以下である時には吸気スロツ
    トル開度の如何に拘らず最高速度段を許すことを
    特徴とする変速制御方法。
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