JPS6350488Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6350488Y2 JPS6350488Y2 JP1984199201U JP19920184U JPS6350488Y2 JP S6350488 Y2 JPS6350488 Y2 JP S6350488Y2 JP 1984199201 U JP1984199201 U JP 1984199201U JP 19920184 U JP19920184 U JP 19920184U JP S6350488 Y2 JPS6350488 Y2 JP S6350488Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine fibers
- present
- cylinder
- fabric
- fluorine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、弗素繊維と非弗素繊維とからなる織
物を繊維強化樹脂(FRP)で作られた補強筒体
と一体成形した滑り軸受に関する。
物を繊維強化樹脂(FRP)で作られた補強筒体
と一体成形した滑り軸受に関する。
近年、従来の金属製滑り軸受に代えて、回転軸
との摺接面に弗素樹脂製の筒体又は被膜を配した
滑り軸受が多く用いられるようになつている。こ
れは、弗素化合物が抜群の滑性を有すること、潤
滑油が不要であるため塞冷地での使用に適するこ
と、軽量であること、騒音や発熱が少ないこと等
の長所があるからである。
との摺接面に弗素樹脂製の筒体又は被膜を配した
滑り軸受が多く用いられるようになつている。こ
れは、弗素化合物が抜群の滑性を有すること、潤
滑油が不要であるため塞冷地での使用に適するこ
と、軽量であること、騒音や発熱が少ないこと等
の長所があるからである。
ところが、従来の弗素樹脂製滑り軸受すなわち
回転軸との摺接面に弗素樹脂製の筒体を用い、該
筒体を繊維強化樹脂製の補強筒体で補強した形式
の滑り軸受の最大の欠点は、弗素樹脂製の筒体と
繊維強化樹脂製の補強筒体とを強固に一体化する
ことが不可能なため、使用中に両者が分離して軸
受の損壊を招くことがしばしば発生することであ
つた。これは、弗素樹脂の最大の長所である優れ
た滑性が、逆に繊維強化樹脂との親和性が無いと
いう欠点につながり、弗素樹脂製筒体と繊維強化
樹脂製補強筒体とを強固に一体化させることが不
可能であつたことに基くものである。
回転軸との摺接面に弗素樹脂製の筒体を用い、該
筒体を繊維強化樹脂製の補強筒体で補強した形式
の滑り軸受の最大の欠点は、弗素樹脂製の筒体と
繊維強化樹脂製の補強筒体とを強固に一体化する
ことが不可能なため、使用中に両者が分離して軸
受の損壊を招くことがしばしば発生することであ
つた。これは、弗素樹脂の最大の長所である優れ
た滑性が、逆に繊維強化樹脂との親和性が無いと
いう欠点につながり、弗素樹脂製筒体と繊維強化
樹脂製補強筒体とを強固に一体化させることが不
可能であつたことに基くものである。
従つて本考案の目的は、従来の滑り軸受のもつ
かような欠点を無くすることのできる耐久性に優
れた滑り軸受を提供することである。
かような欠点を無くすることのできる耐久性に優
れた滑り軸受を提供することである。
本考案の他の目的は、弗素樹脂製筒体を使用し
た従来の滑り軸受よりも更に摩擦抵抗を小さくす
ることのできる滑り軸受を提供することである。
た従来の滑り軸受よりも更に摩擦抵抗を小さくす
ることのできる滑り軸受を提供することである。
本考案のこれらの目的は、従来の滑り軸受に使
用された弗素樹脂製筒体(樹脂成形体)の代り
に、弗素繊維と非弗素繊維とからなる織物を使用
することによつて達成される。すなわち、織物の
一方の面には非弗素繊維が存在するけれども他方
の面には非弗素繊維が存在しないように編組し、
非弗素繊維が存在する面が繊維強化樹脂製の補強
筒体に接する側に、非弗素繊維が存在しない面が
反対側(回転軸と接する側)に面するように配置
することによつて、織物は繊維強化樹脂製の補強
筒体との親和性に優れた非弗素繊維を介して補強
筒体と強固に一体化されるのである。また、回転
軸に接する側には非弗素繊維が存在せず弗素繊維
のみが存在するので、弗素化合物の本質的特徴で
ある優れた滑性を何ら損なうことがないばかり
か、織物特有の微小凹凸表面により回転軸が点接
触状態で支持されることになるので、従来の弗素
樹脂製筒体のように面接触状態で支持されるもの
に比べ摩擦低抗をはるかに小さくすることができ
るのである。
用された弗素樹脂製筒体(樹脂成形体)の代り
に、弗素繊維と非弗素繊維とからなる織物を使用
することによつて達成される。すなわち、織物の
一方の面には非弗素繊維が存在するけれども他方
の面には非弗素繊維が存在しないように編組し、
非弗素繊維が存在する面が繊維強化樹脂製の補強
筒体に接する側に、非弗素繊維が存在しない面が
反対側(回転軸と接する側)に面するように配置
することによつて、織物は繊維強化樹脂製の補強
筒体との親和性に優れた非弗素繊維を介して補強
筒体と強固に一体化されるのである。また、回転
軸に接する側には非弗素繊維が存在せず弗素繊維
のみが存在するので、弗素化合物の本質的特徴で
ある優れた滑性を何ら損なうことがないばかり
か、織物特有の微小凹凸表面により回転軸が点接
触状態で支持されることになるので、従来の弗素
樹脂製筒体のように面接触状態で支持されるもの
に比べ摩擦低抗をはるかに小さくすることができ
るのである。
以下、本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。
する。
第1図は、本考案の滑り軸受10の概略形状を
示すものであり、滑り軸受10は繊維強化樹脂
(FRP)製の補強筒体12と、弗素繊維と非弗素
繊維とからなる織物14とで構成されている。
示すものであり、滑り軸受10は繊維強化樹脂
(FRP)製の補強筒体12と、弗素繊維と非弗素
繊維とからなる織物14とで構成されている。
第2図は、第1図の滑り軸受10の縦断面形状
を示すものであり、回転軸(図示せず)は番号1
6で示す孔内に支持され、補強筒体12は機械の
支持部材(図示せず)により固定されるようにな
つている。織物14の詳細な構造は後述するが、
織物14は弗素繊維と非弗素繊維とからなり、補
強筒体12に面する側14aには非弗素繊維が存
在するが、補強筒体12に面する側とは反対の側
(すなわち回転軸等の摺動部品に接する側)14
bには非弗素繊維が存在しないようにしかも両方
の側が分離することのないように一体的に編組さ
れている。
を示すものであり、回転軸(図示せず)は番号1
6で示す孔内に支持され、補強筒体12は機械の
支持部材(図示せず)により固定されるようにな
つている。織物14の詳細な構造は後述するが、
織物14は弗素繊維と非弗素繊維とからなり、補
強筒体12に面する側14aには非弗素繊維が存
在するが、補強筒体12に面する側とは反対の側
(すなわち回転軸等の摺動部品に接する側)14
bには非弗素繊維が存在しないようにしかも両方
の側が分離することのないように一体的に編組さ
れている。
第1図および第2図に示した滑り軸受10は、
補強筒体12の内周面のみに織物14が配置され
ているものであるが、織物14は第3図aに示す
ように補強筒体12の外周面のみ、あるいは第3
図bに示すように補強筒体12の内周面および外
周面の双方に配置することもできる。いずれの滑
り軸受においても、弗素繊維と非弗素繊維とから
なる織物14は、補強筒体12に面する側14a
には非弗素繊維が存在するが補強筒体に面する側
とは反対の側14bには非弗素繊維が存在しない
ように編組されている。
補強筒体12の内周面のみに織物14が配置され
ているものであるが、織物14は第3図aに示す
ように補強筒体12の外周面のみ、あるいは第3
図bに示すように補強筒体12の内周面および外
周面の双方に配置することもできる。いずれの滑
り軸受においても、弗素繊維と非弗素繊維とから
なる織物14は、補強筒体12に面する側14a
には非弗素繊維が存在するが補強筒体に面する側
とは反対の側14bには非弗素繊維が存在しない
ように編組されている。
第4図は本考案の滑り軸受10に用いることの
できる織物14の各種織組織を示すものである。
もちろん、ここに例示する織組織以外のものであ
つても、織物の一方の側に非弗素繊維が存在し、
他方の側に非弗素繊維が存在しないように織られ
たものであれば、本考案の滑り軸受に使用するこ
とができる。また、本考案の滑り軸受10に使用
する織物14としては、摺接面に継ぎ目が生じな
いように第4図に示すようないわゆる「袋織り」
と称する織り方によつて織られたものが望ましい
が「袋織り」以外のものも使用できる。
できる織物14の各種織組織を示すものである。
もちろん、ここに例示する織組織以外のものであ
つても、織物の一方の側に非弗素繊維が存在し、
他方の側に非弗素繊維が存在しないように織られ
たものであれば、本考案の滑り軸受に使用するこ
とができる。また、本考案の滑り軸受10に使用
する織物14としては、摺接面に継ぎ目が生じな
いように第4図に示すようないわゆる「袋織り」
と称する織り方によつて織られたものが望ましい
が「袋織り」以外のものも使用できる。
第4図a,bは一重構造の織組織による織物1
4の縦断面構造を示し、更に詳細には第4図aは
変則平織り、第4図bは変則綾織りのものであ
る。
4の縦断面構造を示し、更に詳細には第4図aは
変則平織り、第4図bは変則綾織りのものであ
る。
第4図c,dは多重構造の織組織による織物1
4の縦断面構造を示し、更に詳細には第4図cは
平二重織り、第4図dは緯二重織りのものであ
る。
4の縦断面構造を示し、更に詳細には第4図cは
平二重織り、第4図dは緯二重織りのものであ
る。
第4図a′〜d′は夫々、第4図a〜dに示した織
物14の横断面構造を示す。
物14の横断面構造を示す。
第4図において、符号イ,イ′は共に弗素繊維
であつて、イは縦糸として使用されているもの、
イ′は緯糸として使用されているものを示す。符
号ロ,ロ′は共に非弗素繊維であつて、ロは縦糸
として使用されているもの、ロ′は緯糸として使
用されているものを示す。符号ハ(第4図c)は
結節糸を示すが、結節糸も弗素繊維とするのがよ
い。弗素繊維としては、例えば「トヨフロン」
(登録商標)の名称で販売されているものを使用
することができる。非弗素繊維としては、綿、ポ
リエステル等を使用することができる。
であつて、イは縦糸として使用されているもの、
イ′は緯糸として使用されているものを示す。符
号ロ,ロ′は共に非弗素繊維であつて、ロは縦糸
として使用されているもの、ロ′は緯糸として使
用されているものを示す。符号ハ(第4図c)は
結節糸を示すが、結節糸も弗素繊維とするのがよ
い。弗素繊維としては、例えば「トヨフロン」
(登録商標)の名称で販売されているものを使用
することができる。非弗素繊維としては、綿、ポ
リエステル等を使用することができる。
尚、補強筒体12は、高い機械的強度を得るた
めに、ガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド
繊維等を、エポキン樹脂、メラミン樹脂、ユリア
樹脂等の熱硬化性樹脂で含浸したものとするのが
よい。
めに、ガラス繊維、炭素繊維、芳香族ポリアミド
繊維等を、エポキン樹脂、メラミン樹脂、ユリア
樹脂等の熱硬化性樹脂で含浸したものとするのが
よい。
本考案の滑り軸受10は以上のように構成され
ているので、繊維14の非弗素繊維と補強筒体1
2の熱硬化性樹脂とを強固に一体化させることが
でき、これにより耐久性に優れた滑り軸受が得ら
れる。また、摺動部品との摺節面には滑性に優れ
た弗素繊維のみが存在することに加え、織物独得
の凹凸表面により摺動部品が点接触により支持さ
れるので、摩擦低抗の小さな滑り軸受を得ること
ができる。
ているので、繊維14の非弗素繊維と補強筒体1
2の熱硬化性樹脂とを強固に一体化させることが
でき、これにより耐久性に優れた滑り軸受が得ら
れる。また、摺動部品との摺節面には滑性に優れ
た弗素繊維のみが存在することに加え、織物独得
の凹凸表面により摺動部品が点接触により支持さ
れるので、摩擦低抗の小さな滑り軸受を得ること
ができる。
第1図は、本考案の滑り軸受の1つの実施例を
示す斜視図である。第2図は、第1図の−線
に沿う縦断面図である。第3図は、本考案の滑り
軸受の他の実施例を示す縦断面図である。第4図
は、本考案の滑り軸受に使用する織物の各種織組
織を示すものである。 10……滑り軸受、12……補強筒体、14…
…織物。
示す斜視図である。第2図は、第1図の−線
に沿う縦断面図である。第3図は、本考案の滑り
軸受の他の実施例を示す縦断面図である。第4図
は、本考案の滑り軸受に使用する織物の各種織組
織を示すものである。 10……滑り軸受、12……補強筒体、14…
…織物。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 繊維強化樹脂で作られた補強筒体の内周面およ
び/又は外周面に、織物が一体成形されてなる滑
り軸受において、 前記織物は、弗素繊維と非弗素繊維とからな
り、前記筒体に面する側には非弗素繊維が存在す
るが、筒体に面する側とは反対の側には非弗素繊
維が存在しないように一体的に編組されているこ
とを特徴とする滑り軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984199201U JPS6350488Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984199201U JPS6350488Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61114123U JPS61114123U (ja) | 1986-07-18 |
| JPS6350488Y2 true JPS6350488Y2 (ja) | 1988-12-26 |
Family
ID=30758903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984199201U Expired JPS6350488Y2 (ja) | 1984-12-28 | 1984-12-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6350488Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5056938A (en) * | 1990-10-04 | 1991-10-15 | The Torrington Company | Track roller bearing floating sleeve system |
| US10358750B2 (en) * | 2013-07-25 | 2019-07-23 | Toray Industries, Inc. | Wear-resistant multilayer fabrics |
| CN106062048B (zh) * | 2014-03-07 | 2019-03-12 | 东丽株式会社 | 复合滑动件及办公自动化设备用耐热性复合滑动件 |
| WO2018074207A1 (ja) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | 東レ株式会社 | 摺動布帛 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2654644A1 (de) * | 1976-12-02 | 1978-06-08 | Glyco Metall Werke | Schichtwerkstoff zur herstellung von gleitlagerelementen und verfahren zu seiner herstellung |
| JPS568045A (en) * | 1979-06-29 | 1981-01-27 | Concept | Electric surgical instrument |
-
1984
- 1984-12-28 JP JP1984199201U patent/JPS6350488Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61114123U (ja) | 1986-07-18 |
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