JPS635047Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS635047Y2
JPS635047Y2 JP16024382U JP16024382U JPS635047Y2 JP S635047 Y2 JPS635047 Y2 JP S635047Y2 JP 16024382 U JP16024382 U JP 16024382U JP 16024382 U JP16024382 U JP 16024382U JP S635047 Y2 JPS635047 Y2 JP S635047Y2
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JP
Japan
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slide
controller base
lever
base
pin
Prior art date
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JP16024382U
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English (en)
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JPS5970223U (ja
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Publication of JPS5970223U publication Critical patent/JPS5970223U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、コントロールケーブルを介して被制
御体の操作を行なうコントロールレバー装置、特
に自動車用空気調和装置のモードあるいは温度等
を切換えるコントロールレバー装置の改良に関す
る。
(従来の技術) 従来の自動車用空気調和装置のコントロールレ
バー装置としては、第1図に示すように、一本の
レバー1を使用したものがある。このコントロー
ルレバー装置は、第2図及び第3図に示すように
コントローラベース2の前面パネル部2aのスリ
ツト3内に摺動可能に嵌め込まれたスライド4と
ベース2上にピン止めされて揺動するレバー1と
を回転自在に連結することにより、スライド4の
横直線移動をレバー1の揺動に変換してレバー1
に取付けられたコントロールケーブル5を操作す
るものである。
(考案が解決しようとする問題点) この従来のコントロールレバー装置にあつて
は、前面パネル部2aを挾持させるようにしてス
ライド4をスリツト3内に嵌め込んで上下、前後
にがたつきなく取付けスライド4、ノブ6の直線
移動を確保しているため、スライド摺動時の摩擦
抵抗が高く操作力が大となる欠点を有している。
尚、第1図において、符号7はモード等の表示が
施されているフイツシヤである。
本考案は、従来のものと比較して操作力が軽減
できるコントロールレバー装置を提供することを
目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、一端部に長孔を穿設した複数本のレ
バーを前記長孔を貫通する一本のピンにてコント
ローラベース上に摺動かつ揺動自在に取付けると
共に該レバーの他端をコントローラベース前方の
ノブ支持用スライドに軸を異にして揺動自在に
各々軸止して前記スライドをコントローラベース
に取付け、前記スライドとベースとの間に、レバ
ー操作に節度感を与えるクリツク機構を設ける一
方、前記レバー又はスライドにスライドピンをコ
ントローラベースに向けて各々突出させると共に
このスライドピンが前記スライドを直線移動させ
たときに描く軌跡と同一形状のカム溝を前記コン
トローラベース上に形成して前記スライドピンと
嵌合させることにより、コントローラベースのカ
ム溝と線接触のスライドピンを案内としてスライ
ドが直線移動するように構成することによつて上
記目的を達成したものである。
(作用) このようにすれば、スライドを移動させる場合
に、スライドはスライドピンにより移動方向に対
して垂直方向へのガタつきを発生させずに移動す
る一方、コントローラベースのカム溝と線接触の
スライドピンを案内としてスライドが直線移動す
る。
(実施例) 以下本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て詳細に説明する。
第4図の平面図及び第5図の断面図にて本考案
のコントロールレバー装置の一実施例を示す。こ
のコントロールレバー装置は、フイニシヤ7前方
に突出するノブ6を支えるスライド10とこのス
ライド10を支持する複数本のレバー11と該レ
バー11を揺動させる際にその長手方向に移動さ
せてレバー11の回転半径を変化させるカム機構
を構成するスライドピン12とみぞカム13及び
これらを支持するコントローラベース(以下ベー
スと略称する)14とから成り、ベース14に前
面パネル部14aと遊離したスライド10を前面
パネル部14aに沿つて平行・直線移動させるも
のである。
前記複数本のレバー11は、一端部に穿孔され
ている長孔15に一本の取付ピン16を貫通させ
てベース14上に取付けられ、一本の取付ピン1
6を中心に夫々揺動し得るように設けられてい
る。この複数本のレバー11は、その他端が各々
異なる取付ピン17,18を以てスライド10に
取付けられており、共同してスライド10を支持
している。本実施例の場合、2本のレバー11で
スライド10を支持しているが、それ以上のレバ
ー11を使用することも可能である。更に、レバ
ー11にはベース14側へ突出するスライドピン
12が設けられている。このスライドピン12
は、ベース14側に形成されたカム溝13に嵌ま
り込み、カム溝13に倣つてレバー11を長手方
向即ち揺動半径を変える方向に移動させるもので
ある。したがつて、スライドピン12には、カム
溝13との間の摩擦係数を更に軽減するため、ボ
ールベアリングが嵌着されることもある。
前記スライドピン12とカム機構を構成するカ
ム溝13は、スライダ10をベース14の前面パ
ネル部14aに沿つて直線移動させた際にレバー
11のスライドピン12が描く軌跡と同一形状を
成す。即ち、カム溝13は、スライド10と取付
ピン16の間隔Lを一定に保つため、スライドピ
ン12の位置をずらしてレバー11の揺動半径を
漸次変化させるべく、揺動半径が固定されている
場合に描くレバー11の軌跡と対称的な緩やかな
円弧状溝とされている。
ノブ6を支持する前記スライド10とベース1
4との間には、レバー操作に節度感を与えるため
のクリツク機構19が構成されている。クリツク
機構19は、ボール20とこのボール20をベー
ス14へ押しつけるスプリング21及びベース1
4に形成された凹凸22とから成り、一定の操作
力を加えなければノブ6が移動しないようにした
ものである。スライド10は、2本のレバー11
によつて支持されているもののクリツク機構19
の反力を受けてベース14から押し上げられるた
め、前面パネル部14aの上縁に取付ピン17,
18の頭部を当てて浮上を抑えるように設けられ
ている。このことから、取付ピン17,18の頭
部は接触抵抗の小さな丸形とすることが好まし
い。尚、被操作体と繋がるコントロールケーブル
5はレバー11に取付けられている。
以上のように構成した本考案のコントロールレ
バー装置によれば、ベース14の前面パネル部1
4aに沿つてスライド10を横移動させる場合、
スライド10は、取付ピン17,18により共同
して支持されているため、移動方向に対する垂直
方向へのガタつきを発生せずに移動する一方、カ
ム溝13に沿つたスライドピン12の移動がレバ
ー11をその長手方向に摺動させてその揺動半径
を漸次変化させるので、スライド10と取付ピン
16との間隔Lが常に一定に保たれる。即ち、ス
ライド10は常に前面パネル14aに沿つて直線
移動する。
[考案の効果] 以上の説明より明らかなように、本考案は、線
接触するカム機構によつて回転半径を漸次変化さ
せながら揺動する複数本のレバーでスライドの移
動方向に対する垂直方向へのガタつきを発生しな
いように、スライドを支持して直線移動させるよ
うにしたので、面接触によりスライド自体をベー
スの一部で拘束案内する従来のものと比較して摩
擦抵抗が著しく低下し操作力が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は自動車用空気調和装置の利用され
ている従来のコントロールレバー装置を示すもの
で、第1図は同装置の分解斜視図、第2図は同平
面図、第3図はレバーとスライド部分の後方斜視
図である。第4図及び第5図は本考案に係るコン
トロールレバー装置の一例を示す平面及びV−V
断面図である。 10……ノブ支持用スライド、11……レバ
ー、12……スライドピン、13……カム溝、1
4……コントローラベース、14a……前面パネ
ル部、15……長孔、16……取付ピン、19…
…クリツク機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端部に長孔15を穿設した複数本のレバー1
    1を前記長孔15を貫通する一本のピン16にて
    コントローラベース14上に摺動かつ揺動自在に
    取付けると共に該レバー11の他端をコントロー
    ラベース14前方のノブ支持用スライド10に軸
    を異にして揺動自在に各々軸止して前記ノブ支持
    用スライド10をコントローラベース14に取付
    け、前記ノブ支持用スライド10とコントローラ
    ベース14との間に、レバー操作に節度感を与え
    るクリツク機構19を設けるとともに、このコン
    トローラベース14の前面パネル部14aの上端
    に前記ノブ支持用スライド10の頭部を当てて取
    付ける一方、前記レバー11又は前記ノブ支持用
    スライド10にスライドピン12をコントローラ
    ベース14に向けて各々突出させると共にこのス
    ライドピン12が前記ノブ支持用スライド10を
    直線移動させたときに描く軌跡と同一形状のカム
    溝13を前記コントローラベース14上に形成し
    て前記スライドピン12と 嵌合させて成ることを特徴とするコントロールレ
    バー装置。
JP16024382U 1982-10-25 1982-10-25 コントロ−ルレバ−装置 Granted JPS5970223U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16024382U JPS5970223U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 コントロ−ルレバ−装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16024382U JPS5970223U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 コントロ−ルレバ−装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5970223U JPS5970223U (ja) 1984-05-12
JPS635047Y2 true JPS635047Y2 (ja) 1988-02-10

Family

ID=30352503

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16024382U Granted JPS5970223U (ja) 1982-10-25 1982-10-25 コントロ−ルレバ−装置

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JPS5970223U (ja) 1984-05-12

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