JPS6350358A - 石膏製品の製造法 - Google Patents

石膏製品の製造法

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Publication number
JPS6350358A
JPS6350358A JP19152886A JP19152886A JPS6350358A JP S6350358 A JPS6350358 A JP S6350358A JP 19152886 A JP19152886 A JP 19152886A JP 19152886 A JP19152886 A JP 19152886A JP S6350358 A JPS6350358 A JP S6350358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
gypsum
product
organic
mixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP19152886A
Other languages
English (en)
Inventor
浜口 哲夫
伊男 夏梅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Nippon Zeon Co Ltd
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Priority to DE19873716974 priority patent/DE3716974A1/de
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Publication of JPS6350358A publication Critical patent/JPS6350358A/ja
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Priority to US07/382,772 priority patent/US5185039A/en
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は石膏製品の製造法に関し、さらに詳しくは、石
膏と有機含水ゲル全混練した後、圧縮成型して硬化せし
める石膏製品の製造法に関する。
(従来の技術) 従来より石膏製品j−1fn々の分野で用いられており
、なかでも建築工業において内壁および天井用の被覆材
または・!ネル材として広く用いられている。このよう
な石膏製品の通常の製造法では、水と半水石膏とを好適
な軟度を有するスラリー又はペーストになるように混練
し、この混線物音、所定の型に流し込みまたはその他の
方法で成型し、硬化し、乾燥させる。また、この際に石
膏製品の強固性、熱絶縁性を改良する念めに好適な発泡
剤により発泡させて一定の気孔率を伺与し&j)、ガラ
ス繊維の如き繊維質物質まtは合成樹脂等の補強材全加
えて製品の機械的強さ全改良することなども行なわれて
いる。
しかしながら、かかる製造法においては以下のような問
題点かあっ念。まず、水と混合した石膏の硬化は速やか
に始まり、通常のスラリー〇場合、流し込み可能時間は
5〜10分間と短かく短時間に処理しなければならなか
った。ま几、石膏の水性スラリーの好適な軟度を得るた
めに、硬化て必要な化学量論量よりはるかに多量の水を
用いなければならなかった。例えば石膏のみを用いる場
合、石膏重量に基づいて約18%の水が理論的に必要で
あるが、実際には70%以上の水を必要とし、その為に
硬化物の強度が低下してしまい、さらには過剰の水を揮
発させるための乾燥工程が必要であった。t′fc、補
強材を配合する場合;ζスラリーが低粘度であるが故:
て均一分散が難しいという問題があった。
このような問題を解決するためより少ない水の量で混練
する方法が望まれているが、水量全石膏の硬化疋必要と
する量まで削減すると、石膏と水とが均一に混線できず
均一な硬化物が得られない。
そこで最近、石膏の硬化に必要な水量で均一に混合する
方法として、水の代φに破砕した氷または雪状の凍結状
の水を用い実質的に乾燥状態で行なう方法(特公昭53
−5694号公報)が提案された。しかし、この方法に
おいては混練する前だ各材料の冷却が必要であり、また
成型時に氷を融解させるための加熱に多量のエネルギが
必要であった。更に、混練時には氷が融解しないように
混線物の温度管理が必要であるなど工業的に問題があり
、実用的ではなかった。
(発明が解決し二うとする問題点) 本発明者らはこのような従来技術の問題点を解決すべく
鋭意研究の結果、使用水の供給源として有機含水ケ゛ル
を用いて石膏と混線すると混線物の可使時間が長くなり
、低水分世で硬化可能となり、その結果として強度の高
い硬化物が得られ、しかも乾燥工程が不要となることを
見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するて到っ
た。
(問題点?::解決するための手段) かくして本発明によれば、石膏及び有機含水ダルを混練
した後、所定の形状に圧縮成型して硬化させることを特
徴とする石−ffm品の製造法が提供される。
本発明において用いられる石膏は、水和反応により硬化
する水硬性石膏で、天然石膏原石または化学石膏全燃焼
して作られるものである。
一方、本発明で用いられる有機含水ゲルは、多量の水、
例えば自重の5〜1000倍、好ましく1ilo〜80
0倍の水を含有しているダル状の有機物であればいずれ
でもよく、その具体例として、例えば、デンプン−アク
リロニトリルグラフト共重合体系、カルボキシメチルセ
ルロース系、ポリアクリロニトリル系、ポリエチレンオ
キサイド系、酢酸ビニル−アクリル酸塩共重合体系、ビ
ニルアルコール−アクリル酸塩共重合体系、ポリアクリ
ル酸塩系、オレフィン−無水マレイン酸共重合体系など
のごとき高吸水性ポリマーに水を吸収させて得られる含
水ゲル、プリアクリル酸塩やオレフィン−無水マレイン
酸共重合体塩などのごとき」ぞリカルゴ/酸塩を水の存
在下に架橋剤と反応させて得られる含水ゲルなどが例示
される。上記の高吸収性ポリマーの種類は格別制限され
るものではなく、一般に市販されているものであればい
ずれも使用できる。
本発明において有機含水r/I/の混合量は、通常、使
用水世金供給しうる竜となるが、その量は目的物の要求
性能や用途などによって適宜選択される。
しかし、含水ダルを構成する有機分の世は石膏100重
量部肖り5重世部以下に保つのが好ましい、また、かか
る有機よ水グルの形状は粒伏、仮状、棒状などがあり、
使用方法などによジ→に限定されないが、混合の仕易さ
の点で粒状ケ°ルとして用いるのが好ましい。
用いられる水は、特((制限さ′nないが、通常、水道
水、地下水などが用いら創i 有機含水ゲルより供給される水の量は石膏に対して10
〜50重量%、好ましくは15〜40重量うである。水
分量が過度に少ないと石膏が硬化しにくくなる場合があ
り、また過度に多いと強度が低下してくる。
本発明では、所望により石膏と有機含水ゲルの他に通常
用いられている補強材を適宜混練することができる。補
強材の具体例としては、おが屑。
パル7″繊維、ガラス繊維、ロックウール、樹脂繊維、
カーメン繊維、アラミド繊維、金属繊維、/り一うイト
、バーミキュライトなどが例示される。
さらに必要だ応じて混和剤も配合することができる。混
和剤の具体例としては、硫酸カリウムの如き凝結促進剤
、にかわの如き凝結遅延剤等が例示さnる。かかる混和
剤は予め高吸水性樹脂に含有させることができる場合は
、含有させて用いB方がl子ましい。
本発明における混合1以序は、目的物の使用目的に応じ
て適宜選択することがでさる。その具体的な方法として
に、例えば石#と有機含水ケ゛ルを混合した後に、必要
に応じて補強材などを混合する方法、予め有機含水デル
と補強材などを混合した後、石gを混合する方法、全て
の材料を同時に混合する方法などが挙げられる。混合す
る際には、通常、ビンミキサー、ホバートミキサー、傾
胴形ミキサー、強制練りミキサーなどが用いられるが、
特に限定されるものではない。
かくして得られる混線物は、水で流動化した通常のスラ
リー状物と異なり、固体粒子同士の混線物であるため、
スラリーに比べ混練してから型に充填するまでの可使時
間が長いという利点を有する。次にこの混練物を所定の
形状に圧縮成型する。
圧縮成型の方法は混練物の組成や硬化物の形状等により
適宜選択されるものであり、例えば石膏コードを製造す
る場合は混練物を石膏ボード用原紙の間に均一に充填し
、この層全所定の厚さになるように成形ロールを通して
圧縮成型する。
圧縮の方法は、ロール、プレス、ローラーなどを用いて
行われ、圧力は混練物の組成によって必ずしも一様では
ないが、通常、5 kg/cm”以上である。圧縮に要
する時間は圧力、組成などに二って必ずしも一定ではな
いが、通常は1分以上圧縮を継続することが好ましい。
本発明の場合、圧縮時に含水ゲル中の水分が徐余に滲み
出し、石膏と反応して硬化が進行する。
水和反応に要する時間は圧力、組成などによって必らず
しも一定ではないが、通常1’t30分間以内で水和反
応が終結し、石膏製品が得られる。
かくして得られる石背製品は種々の用途に使用しうるが
、ゲート、タイル1、ブロック等の建築用材料、陶磁器
、美術工芸品などに使用することができる。
(発明の効果) かくして本発明によれば、水の供給源として有機含水グ
ルを用いることによって、混線物の可使時間が長くなり
、低水分量で硬化可能となシ、その結果として強度の高
い硬化物が得られ、しかも乾燥工程を省略することがで
きる。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例及び参考例中の部及び5はとくに断シの
ないかぎり重量基準である。
参考例1 第1表に示す各種高吸水性樹脂に所定量の水を吸収させ
て含水グル(I)〜(ItDを得た。得られた各含水ゲ
ルは粒径約1瓢の粒子状であった。
第  1  表 *1:日本触媒化学社表、アクアリンク*2:三洋化成
社製、サンウェット *3:クラレインプレン社製、KIグル参参考2 イソブチレン−無水マレイン酸共重合体(クラレイング
レンケミカル@製、イソパン10)ナトリウム塩(中和
度0.78)の8%水溶液144部にポリエチレングリ
コールゾグリシノルエーテル(共栄社油脂化学工業■製
、エボライト400E)8%水溶液73部を加え、均一
に混合した後、ステンレス製容器に流し込み水分が蒸発
しないよう密封し、60℃のオープン中で2時間加熱し
架橋反応を行った。得られた含水デ/v(■)は50X
50XIO簡の直方体であった。
実施例 焼石f(吉野石膏社製)1500!;!に含水グル(1
)〜(Iv)(i−第2表に示す所定量の水を含む相当
量を添加し、ホバート型モルタルミキサーで2分間混練
した。次に第2表に示す所定の時間静置した後、4X4
X16mの型枠に充填し、15 kg/cm”の圧力を
5分間かけて成型、硬化させた。硬化物を直ちに脱型し
、JIS R5201に準じて曲げ強度及び圧縮強度?
測定した。結果を第2表に示す。
また、比較のため含水グルの代わりに水を用いた場合に
ついても上記と同様に操作音し石X1スラ17  f型
枠に流し込んだ。加圧操作は省略し、60℃のオーブン
にて10分間加熱し硬化物を得、硬化物の曲げ強度及び
圧縮強度を測定した。結果全第2表に示す。
第 2 表 本石前100@に対する水分量 第2表より、本発明の場合には、混練物の可使時間が大
巾に伸び作業性に)れることがわかるゆまた、石膏を低
水分量で混合することができ得られる硬化物の強度も著
しく高くなシ、高品質の石f製品が得られることがわか
る。さらに従来法では必要とされる乾燥工程を省略する
ことができ、工程上、エネルギー上の利点を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 石膏及び有機含水ゲルを混練した後、所定の形状に圧縮
    成型して硬化させることを特徴とする石膏製品の製造法
JP19152886A 1986-05-20 1986-08-15 石膏製品の製造法 Pending JPS6350358A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19152886A JPS6350358A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 石膏製品の製造法
DE19873716974 DE3716974A1 (de) 1986-05-20 1987-05-20 Hydraulische masse
KR870005013A KR870011059A (ko) 1986-05-20 1987-05-20 신규의 수경성 조성물
US07/249,248 US4883535A (en) 1986-05-20 1988-09-26 Novel hydraulic composition
US07/382,772 US5185039A (en) 1986-05-20 1989-07-20 Hydraulic composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19152886A JPS6350358A (ja) 1986-08-15 1986-08-15 石膏製品の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6350358A true JPS6350358A (ja) 1988-03-03

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ID=16276165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19152886A Pending JPS6350358A (ja) 1986-05-20 1986-08-15 石膏製品の製造法

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JP (1) JPS6350358A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61215240A (ja) * 1985-03-17 1986-09-25 エスケ−化研株式会社 軽量骨材の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61215240A (ja) * 1985-03-17 1986-09-25 エスケ−化研株式会社 軽量骨材の製造方法

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