JPS63503198A - アセチル化されていないおよび/またはピルビル化されていないガムおよびアセチル化されたまたはアセチル化されていないポリテトラマーガムを含むキサンタンに基づくポリサッカライドポリマー群 - Google Patents
アセチル化されていないおよび/またはピルビル化されていないガムおよびアセチル化されたまたはアセチル化されていないポリテトラマーガムを含むキサンタンに基づくポリサッカライドポリマー群Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
アセチル化されていないおよび/またはビルビル化されていないガムおよびアセ
チル化されたまたはアセチル化されていないポリテトラマーガムを含むキサンタ
ンに基づくポリサッカライドポリマー群企里少宵景
この出願は、1986年3月26日に提出された米国特許出砂筒844、435
号の一部継続出願である。
本発明は、ポリサンカライドポリマーに関する。と(に、本発明は、キサンタン
に基づくポリサッカライドポリマーであり、このポリマーは、ここでキサンタン
ガムに構造的に類似するポリマーとして定義され、そしてアセチル化されていな
い、ピルビル化されていない、アシル化されておらず且つピルビル化されていな
い、低度にピルビル化されている、およヒ完全にピルビル化されているキサンタ
ン(ペンタマー)ガム、およびポリテトラマーガム、アセチル化されている、お
よびアセチル化されていないの両者、を含み、キサンタン生物合成通路の成分に
よって生成される。
キサンタンガムは、キサントモナス(Xanthomonas)属(以後キサン
トモナスと呼ぶ)のバクテリア、とくにX、カンペストリス種の微生物によって
生成される。キサンタンガムは、通常の物理的性質、すなわち、きわめて高い比
粘度および擬塑性をもつため、広く使用されている生成物である。
それは、普通、食物において増粘剤として、そして第2または第3油回収におい
て移動性調節剤またはプロフィル変更剤として、ならびに石油掘削流体において
使用されている。
化学的には、キサンタンガムは陰イオン性へテロポリサッカライドである。この
ポリマーの反復単位は、5つの糖部分、詳しくは2つのグルコース部分、1つの
グルクロン酸部分および2つのマンノース部分から構成されたペンタマーである
。
これらの糖残基は、グルコース部分がポリマー鎖の主鎖を形成し、マンノース−
グルクロン酸−マンノース残基が一般に交互するグルコース部分から延びている
ように配置されている。通常、この基本構造は、特別のアセチル化およびピルビ
ル化されている。これは、例えば、次の文献に記載されている: Janson
、 P、E、 、 Kenne、 L、およびLindberg、 B、 +
CarbohydrateReseach、45 : 275−282(197
5)およびMel ton、 L、D、 、 Minot、 L、 。
Rees、D、八、および5anderson、G、R,、Carbohydr
ate Re5each、46:245−257 (1976)。これらの各々
を特別にここに引用によって加える。アシル化およびピルビル化の程度は変化す
ることが知られている。キサンタンガムの構造を下に描く:天然キサンタンガム
の広い利用にかかわらず、その物理的性質が制限されるようになる場合が存在す
る。とくに、第2または第3の油の回収において、油含有容器の温度および容器
内の塩濃度がキサンタン溶液にとって最適より高くなることはまれなことではな
い。これらの状態が起こると、キサンタンは沈澱し、凝集しそして/またはその
粘度を失うことがある。したがって、油の回収の間に直面する種々の条件、例え
ば、高温および高い塩濃度において良好に作用する新しい増粘性生成物が望まし
いであろう。
本発明は、自然キサンタンガムに関して改良された性質を有するキサンタンの基
づく多糖の1つの族を開示する。キサンタンガムの変更は従来記載されてきてい
る。例えば、Bradshawら(Carbohydrate Polymer
s、3 :23−38(1983)) は、脱アセチル化または脱ビルビル化さ
れている、化学的に変更したキサンタンガムの製造法を記載している。また、キ
サントモナス・カンペストリス(Xanthomonas 印肚競tris)種
(以後X、カンペストリスと呼ぶ)によって生成されるキサンタンガムを化学的
に脱アセチル化する種々の手段は、米国特許第3.000,790号および米国
特許第3,054,689号に記載されている。今日まで、これらの脱アセチル
化法に利用された唯一の方法は、通常アセチル化されたキサンタンガムからアセ
テート部分を化学的に除去することによった。キサンタンガムを脱アセチル化す
る化学的方法は、多くの望ましくない副作用を生じ、そしてグリコシドの主鎖を
加水分解させて、分子の立体配座を不可逆的に変化させそして分子量を低下させ
ることがあることが見出された。
水性媒質中で脱アセチル化したキサンタンのレオロジー的性質のあるものは知ら
れている。参照、例えば、TakoおよびNakamura、Agric、Bi
ol、Chem、 48 : 2987−2933(1984)および米国特許
第3,000,790号および米国特許第3,054,689号。また、脱アセ
チル化ポリサンカライドを使用して水溶液の粘度を増加する方法は米国特許第3
.096,293号に記載されている。こうして、不適当な副作用を起こさない
、アセチル化されていないキサンタンを得る方法は探究されてきている。
キサンタンガムは同様によく化学的に脱ピルビル化することができる。これは次
の文献に記載されている: Holzwarthおよび0g1etree、Ca
obo、Res、 76 : 277−280((1979)。この脱ピルビル
化の方法は、また、キサンタンポリマーの単位を変更しそして/またはグリコシ
ド主鎖の加水分解を起こすことがある。ピルビル化されていないキサンタンガム
を生成するX、カンペストリスの菌株は米国特許第4,296.203号に記載
されているが、このビルビル化されていないガムは化学的手段により完全にアセ
チル化されるか、あるいは脱アシル化された。本発明者らが信するところいよる
と、アセチル化されておらずかつピルビル化されていないキサンタンポリサッカ
ライドは、改良されたレオロジー的および粘性化の性質を有し、したがってこの
ようなガムおよびそれを製造する微生物学的方法が探究された。
さらに、キサンタンの側鎖上の内部のマンノースのアセチル化の程度および末端
マンノースのピルビル化の程度は変化しうる。本発明者らは、完全にアセチル化
および/または完全にピルビル化されたキサンタンは、ある油の回収の目的に対
して改良されたレオロジー的性質を有すると信する。
その上、本発明者らは、通常のキサンタンペンタマー構成ブロックの変更に基づ
(、ポリサンカライドを同定した。これらのポリマーは、剪断速度、塩度に耐え
る能力、および粘性化性質に影響を及ぼす温度に対する応答に関して、通常のキ
サンタンガムよりも改良されたレオロジー的性質を示す。
この変更された多糖は、下に描くポリテトラマーおよびアセチル化されていない
ポリテトラマーを包含する。
H
これらの多糖は、また、1985年8月6日に提出された「キサントモナスによ
り作られたポリサンカライドポリマー」と題する同時係属米国特許出砂筒762
,878号(これをここに特別に引用によって加える)におにおいて、Vand
ersliceらの記載するアセチル化されたおよびアセチル化されていないポ
リテトラマーを包含する。
発里■翌對
本発明の目的は、天然キサンタンガムよりもすぐれた水の粘性化剤である、ポリ
サンカライドポリマーの族を提供することである。本発明の他の目的は、高温お
よび/または塩類の存在下に、天然キサンタンガムよりも改良されたレオロジー
的性質を有し、そして他の所望の性質を有するポリサンカライドポリマーの族を
提供することである。
また、本発明の目的は、これらの生成物をあるものを得る生体外法および生体内
でポリサンカライドポリマーのこの族の構成員を生成する能力を有する微生物を
提供することである。本発明の他の目的は、種々のポリサンカライドポリマーを
生成する能力を有する微生物を好気的に発酵することによって、ポリサッカライ
ドのこの族の構成員を調製する方法を提供することである。
本発明の追加の目的および利点は、一部分の説明において記載されており、そし
て一部分この説明から明らかであり、あるいは本発明の実施により学ぶことがで
きるであろう。これらの目的および利点は、添付した請求の範囲において指摘さ
れたいる手段および組み合わせによって実現および達成できるであろう。
これらの目的を達成するために、かつ、ここに具体化されかつ広く記載されてい
るように、本発明の目的に従い、2:1:1のD−グルコース=D−マンノース
:D−グルクロン酸の比を有する多糖ポリマーを含んでなり、D−グルコース部
分がベーター(1、4)立体配置において結合しており、D−マンノース部分が
アルファー(1、3)立体配置において、一般に交互するグルコース部分に結合
しており、そしてD−グルクロン酸部分がベーター(1、2)立体配置において
マンノース部分に結合している組成物が提供される。この多糖ポリマーは、反復
テトラマー:グルコース−グルコース−マンノース−グルクロン酸から成るので
、「ポリテトラマー」と呼ぶ。また、マンノース部分の少なくとも90%、好ま
しくは95%および最も好ましくは100%が6−0位置においてアセチル化さ
れている、前述の、ポリテトラマー組成物ならびにアセチル化されていないポリ
テトラマーが提供される。
さらに、これらの目的を達成するために、かつ、本発明の目的に従い、マンノー
ス部分がアセチル化されていないキサンタンガムを含んでなる組成物が提供され
る。このガムは、以後、「アセチル化されていないキサンタン」と呼ふ。キサン
タンガムの末端マンノース部分がビルビル化されていない、第2構造体をここで
言及する。このガムを「ピルビル化されていないキサンタン」と呼ぶ。その上、
アセチル化されておらずかつピルビル化されていないガムを開示する。このポリ
マーを、以後、「非アアセル化、非ビルビル化キサンタンガム」と呼ぶ。また、
本発明は、「完全にアセチル化されたキサンタンガム」と呼ぶキサンタンガムに
関し、ここで内部のマンノース部分の少なくとも90%はアシル化されており、
好ましくは95%、より好ましくは100%アシル化されている。また、本発明
は、末端マンノース部分の少なくとも90%、好ましくは95%、より好ましく
は100%がピルビル化されているキサンタンガムに関し、ここでこれを「完全
にピルビル化されてキサンタンガム」と呼ぶ。
本発明は、また、前述のポリサンカライドポリマーの製造法を包含する。本発明
のポリサンカライドポリマーは、一般にポリサンカライドの生成を導(、微生物
の生物合成通路の遺伝子操作によって一般につくることができる。とくに、キサ
ンタンガムを生成する微生物の通路は、変更されたポリマー単位の生成のために
生体内または生体外の系をつくるように操作することができる。こうして、この
系は、とくに調節可能なアセチラーゼ遺伝子およびケタラーゼ遺伝子を使用して
、種々の程度にアシル化またはピルビル化されたポリサッカライドをつくること
ができる。例えば、10%、20%、30%、40%または50%であるキサン
タンガムを合成することができ、あるいは10%、20%、30%、40%また
は50%がピルビル化されているキサンタンを合成できることが考えられる。本
発明のポリサンカライドポリマーを生体内で生成する微生物およびこれらのポリ
サッカライドポリマーを使用する方法も記載する。
下により完全に説明するキサントモナス・カンペストリス種の種々の菌株は、ア
メリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(American Type
Cu1ture Co11ection、12301Parklawn Dri
ve、Rockville、Maryland)に1986年3月21日に受託
されあ。これらの菌株はχ921、X1006、x934およびX1231であ
り、そして、それぞれ、受託番号53472.53473.53474および6
7344で受託された。
上の一般的説明および下の詳細な説明の両者は、例示および説明のみであり、そ
して請求の範囲に記載されている本発明を限定しない。この明細書の一部に組込
まれかつそれを構成する添付図面は、本発明の種々の実施態様を例示し、そして
、この説明と一緒に、本発明の詳細な説明役目をする。
図面の簡単な説明
第1図は、キサンタンガムの生物合成の推定した通路を示す。略号は次の通りで
ある:G1u−グルコース; GluA−グルクロン酸;Nan=マンノース;
Glu−Glu −セルビオース;P=ホスフェ−);PP=ピリホスフェー
ト;C55−イソプレノイド脂質キャリヤー、PEP=ホスホエノールピルベー
) ; AcCoA−アセチル補酵素A;r−V=グルコシルトランスフェラー
ゼ、UDP−ウリジン5゛ −ジホスフェート;およびGDP=グアノシン5°
−ジホスフェート。
第2図は、野生型ガムおよびピルビル化されていないガムの間の粘度の比較を示
す。
第3図は、アシル化されていないガムおよび化学的に脱アシル化したガムの粘度
の比較を示す。
第4図は、U換えプラスミドpRK290− H336のクロー化遺伝子クラス
ターDNA内の37J12挿入突然変異体のおよその物理的位置を示す。この図
面は、また、pRK290− H336中のmI制限エンドヌクレアーゼ切断部
位のおよその位置を示す。
衾更皇距旦笠脱肌
本発明の現在好ましい実施態様について説明する。これは、下の実施例と一緒に
、本発明の詳細な説明する。
本発明のポリサッカライドポリマーは上に詳細に説明した。
これらのポリサッカライドポリマーは細胞不合酵素系を使用して生体外で製造す
ることができるが、あるいは適当な突然変異体菌株の細胞を増殖することによっ
て生体内で製造することができる。ポリサンカライドポリマーを調製する他の手
段もまた、下に記載する。
の 声の人
変種でないキサンタンガムをつくるための無細胞系の使用に関する基本法は、次
の文献に記載されている: L、、C0LISO+R20,およびDanker
t、 M、八、、FBBS Letters 130 : 253−256(1
981)(ここに特別に引用によって加える)。この方法の変法を使用して本発
明の変種の多糖をつくことが可能であることがわかった。
この新規な変法のために、生体外無細胞系は、一般に、好ましくはEDTAを含
む、適当な緩衝液の存在下に、キサントモナス属、好ましくはキサントモナス・
カンペストリスの微生物の細胞を溶解し、そして適当な生合成酵素を得ることに
よって調製され、前記酵素は外的に添加した基質を引続いて処理することができ
る。細胞の溶解の別の手段は、超音波処理、フレンチ・プレス処理、洗浄剤処理
、酵素処理およびそれらの組合わせを包含するが、それらに限定されない。
−mに、本発明の形体ポリサンカライドポリマーを製造するために、所望のポリ
サンカライドを組み立てるために要求される酵素を有する微生物の細胞溶解物を
、適当な基質とともにインキュベーションし、前記基質は、所望のガムに依存し
て、UDP−グルコース、GDP−マンノース、UDP−グルクロン酸、アセチ
ル−CoAおよびホスホエノールピルベートを包含できる。基質の選択は、生成
しようとする多糖に依存する。例えば、アセチル化されていない多糖は基質とし
てアセチル−CoAを排除することによって得られる。同様に、ビルビル化され
ていないガムは基質としてホスホエノールピルベートを排除することによって得
られる。内因性基質を消耗するための細胞溶解物の化学的および/または酵素的
処理は、この分野において明らかであろう。
さらに、無細胞系は、第1図に記載するキサンタン生合成通路の酵素の1または
2以上を欠乏する突然変異体からつくることができる。このような突然変異体由
来の細胞溶解物は、突然変異体のみにより、あるいは差し控えた基質との組み合
わせにおける突然変異体により、ここに記載する変形体ガムを生成するであろう
。例えば、トランスフェラーゼVを欠(突然変異体培養物からつくられる無細胞
系はポリサッカライドポリマーを生成するであろうが、同一の細胞不含系が、ア
セチル−CoAが存在しないとき、アセチル化されていないポリテトラマーを生
成するであろう。
生物合成法は、1つの実施態様において、放射標識した基質をポリマー単位中に
組込むことによって監視することができる。他の方法は、また、この分野におい
て知られている生物合成中間体を同定するために使用できる。とくに、クロマト
グラフィー法がオリゴサツカリド中間体を分離しかつ同定するために開発された
。これは薄層クロマトグラフィーおよび高性能液体クロマトグラフィーを包含す
る。
キサンタンの無細胞生合成は、すべての3つの特異的糖ヌクレオチドの添加に依
存する、時間依存性の逐次過程であることがわかった。標識した基質の非特異的
組込みのバンクグラウンドは、最小であり、そしてガム分画中のキサンタン特異
的ポリマーの検出を妨害しない。
脂質キャリヤ、とくにイソブレノイドビロホフェートの関与は、いくつかのポリ
サッカライド生合成通路において示された。さらに、キサンタンの生合成におい
てピロホスホリル結合脂質キャリヤーの関与が立証された。こうして、キサンタ
ン生合成中間体は、これらのキャリヤー脂質を使用して有機可溶性分画において
回収可能であることがわかった。これらの回収されたオリドサッカリドは、引続
いて、キャリヤー脂質から、例えば、pH2および90℃における20分の、穏
和な加水分解によって分離し、そして分析のためアルカリ性ホスファターゼで脱
ホスホリル化することができる。
中間生成物を回収するこれらの方法を使用すると、生体外の条件下に、X、カン
ペストリス突然変異体のある種の細胞溶解物は、非変形体ガムの合成に要求され
るすべての基質の存在下でさえ、アセチル化されていないキサンタンガムまたは
ピルビル化されていないキサンタンガムを生成するであろうことが見出された。
ここの教示に照して、これらの方法により、当業者は、他の変形されポリサッカ
ライドを生成する細胞溶解物、例えば、ポリテトラマーガムを生成する突然変異
体細胞溶解物を同定することができるであろう。
・でのポlす・カーイドの人
前述のポリサンカライドのための無細胞合成法の開発は、種々のキサントモナス
・カンペストリス細胞が、アセチル化されたまたはアセチル化されていないポリ
テトラマー、アセチル化されていないおよび/またはピルビル化されていないキ
サンタンガム、および完全にアセチル化されたキサンタンガムを生成するために
必要な酵素のすべてを有することを立証した。しかしながら、ポリテトラマーを
生体内で合成するために全細胞を使用するために、反応■(第1図)においてキ
サンタンガムの合成をブロッキングする手段が要求されるであろう。その上、全
細胞がアセチル化されていないポリテトラマーを合成するようにするために、ア
セチル化反応(第1図参照)ならびに反応Vをブロッキングする手段が要求され
るであろう。
さらに、全細胞がアセチル化されていないキサンクンガムを合成するようにする
ために、キサンタンガムの合成の間アセチル化工程をブロッキングする手段が要
求されるであろう。
さらに、全細胞が非アセチル化、非ビルビル化キサンタンガンム合成するように
するために、アセチル化およびピルビル化の両者の工程においてキサンタンガム
の合成をブロッキングする手段が要求されるであろう。本発明の1つの実施態様
において、突然変異誘発を使用してこれらの反応の原因となる遺伝子のあるもの
を変更した。
トランスポゾン類(これはTnlOおよびTn903を包含するが、これらに限
定されない)を使用してキサントモナス・カンペストリスを突然変異誘発するこ
とができる。これらのトランスポゾン類は、1つの実施態様において、それぞれ
、テトラサイクリンおよびカナマイシンに対する耐性を付与する。I・ランスポ
ゾン類、遺伝子中に自らを挿入する能力を有し、その遺伝子中でコード配列を中
断することによって突然変異を生じさせる。トランスポゾン類は、種々のベクタ
ー、例えば、いわゆる自殺ベクター、例えば、pRK2013上でキサントモナ
ス・カンペストリスに導入され得る。pRK2013は、Ditta、G。
Corbin、D、およびHe1inski、 D、R,、Proc、Natl
、Acad、Sci、U、S、A、 +77、7347−73501981)
(ここに特別に引用によって加える)に記載されているように、それ自体を、非
腸内バクテリア、例えば、キサントモナス・カンペストリスの中に移送する能力
を有するが、その宿主内で複製することはできない。こうして、自殺ベクターが
キサントモナス・カンペストリス細胞の集団中に導入され、そしてその集団が次
にテトラサイクリンまたはカナマイシンによりチャレンジされればトランスポゾ
ン類の1つがキサントモナス・カンペストリスのゲノム中に挿入された個体が生
存する。このようなチャレンジに対して生存した個体を、キサンタンガムをつく
る能力の喪失についてスクリーニングすることができる−0このような突然変異
体は、野生型キサントモナス・カンペストリスよりもムコイドが少ないように思
わるであろう。
本発明の他の実施態様においては、突然変異誘発の他の手段を使用して、キサン
タンガムをつくる能力を失った突然変異体、またはそれらが生成するガムをアセ
チル化および/またはビルビル化しない突然変異体を発生させる。このような手
段はこの分野において知られており、そして、次のものを包含するが、これらに
限定されない:照射、組換えDNA技術〔と(に、「キサンタンガムの組換えD
N A仲介生成」と題するCapageらの1986年3月26日に提出され
た米国特許出砂筒842.944号(これをここに特別に引用によって加える)
、および下の実施例1に記載されている〕および化学的突然変異誘発処理。この
ような突然変異誘発手順の例は、次の文献に記載されている: Miller、
J、H,、Ex eriment in Mo1ecularGenetics
(1972) ; Davisu、R,W、、Bostein、D、およびRo
ht、J、R,。
Advanced Bacterial Benetics(1980) ;お
よびManiatiS+T、+Fei tsch、 E、F、およびSambr
ock、T、、Mo1ecular C1onin (1982)+Co1d
Spring Harbors野生型生物体よりもムコイドが少ないように思わ
れる突然変異体をまず選択することができるが、−iに多少のポリサンカライド
をつくる能力を保持しているものが望まれる。キサンタン突然変異体の各々の無
細胞抽出物を調製し、そして前述のように、基質の異なる組み合わせの添加およ
び得られる生成物の分析により試験することができる。
あるいは、適当な突然変異体は、各突然変異体の培養ブロスを所望の多糖、例え
ば、アセチル化されているかあるいはアセチル化されていないポリテトラマーガ
ムまたはアセチル化されていない、アセチル化されておらず且つピルビル化され
ていない、低度にピルビル化された、または完全にアセチル化されたキサンタン
ガムの存在についてアッセイすることによって検出できる。キサントモナス・カ
ンペストリスのアセチル化されていないキサンタンガムを生成する突然変異体(
X1006) 、ピルビル化されていなガスを生成する突然変異体(X921)
、低いレベルのピルビル化を含有するキサンタンガムを生成する突然変異体く5
%より少ない未満マンノース、X934) 、およびアシル化されておらず且つ
ピルビル化されていないキサンタンガムを生成する突然変異体(1231) (
p41Ks22)の各々は、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(
American Type Cu1ture Co11ection、123
01 Parklawn Drive。
Rockvi lie、 Maryland)に、それぞれ、受託番号5347
2.53473.53474および67344として受託されている。
野生型トランスフェラーゼV、アセチラーゼおよびケタラーゼの酵素阻害剤を使
用して同一の生成物をつ(ることは、この発明の範囲を逸脱するものではない。
多糖のこの族を生成する、その他の変法が考えられ、これには天然のキサンタン
ガムの酵素的および化学的分解が包含がされる。
突然変異体は、野生型キサントモナス・カンペストリスの増殖について、この分
野において一般に知られている条件下に増殖させることができる。例えば、それ
らは適当な同化可能な炭素源、例えば、グルコース、スクロース、マルトース、
澱粉、転化糖、複合炭水化物、例えば、糖蜜またはコーンシロップ、種々の有機
酸類などで増殖させることができる。炭素源の混合物を使用することもできる。
炭素源の供給濃度は、しばしば、10〜60g/lである。また、有機または無
機の同化可能な窒素源、一般に約0.1〜10.0g/l、および無機類が、増
殖に必要であり、そしてそれらの選択は当業者にとって容易であろう。適当な窒
素源の例は、アンモニウム塩類、硝酸塩、尿素、酵母エキス、ペプトン、または
他の加水分解可能な蛋白質の物質またはそれらの混合物である。適当な無機類の
例は、リン、イオウ、カリウム、ナトリウム、鉄、マグネシウムであり、これら
はキレート化剤、例えば、EDTAまたはクエン酸と一緒に添加される。
キサントモナス・カンペストリスの増殖に最適な温度は、−iに、18℃〜35
℃、好ましくは約27℃〜30℃である。キサントモナス・カンペストリスの細
胞は、溶存酸素の適切なレベル、例えば約10%飽和が維持されるように空気ま
たは酸素を供給することによって好気的に増殖させる。好ましくは、このレベル
を約20%以上に保持する。pHは、しばしば、約6.0〜8.0、好ましくは
約6.5〜7.5に維持される。
本発明のポリサッカライドは発酵プロスから適当な手段によって回収できる。イ
ソプロパツール、エタノールまたは他の適当なアルコールによる沈澱により、本
発明ポリサンカライドが容易に得られる。一般にアルコールは、体積基準で約5
0〜75%の濃度に、塩化カリウム、塩化ナトリウムまたは他の塩の存在下に添
加する。あるいは、ポリマーはブロスから限外濾過によって回収できる。
ピルビル化されていないキサンタンガムは、特定の用途において水性媒質の粘性
付与剤としてキサンタンより優れる。
アセチル化されていないキサンタンおよびピルビル化されていないキサンタンの
溶液の粘度は、高い温度および/または高い塩濃度の条件下で保持される。こう
して、本発明の生成物は第2および第3の油回収における使用に理想的に適する
。
油回収の増強において使用するための移動度調節溶液はまた、ここに開示する種
々の変種形体ポリサッカライドポリマーから調製することができる。約500〜
約3000ppmの濃度のポリサンカライドポリマーの溶液がこのような移動度
調節溶液に適する。他の既知の添加剤をさらにこれらの溶液と組み合わせて使用
して、さらに油の回収を増大することができる。
このような添加剤は、例えば、界面活性剤、アルカリ剤または金属または有機架
橋剤を包含する。
ポリサンカライドポリマーはさらに、キサンタンガムのように、食品、化粧品、
医薬製剤、紙のサイジング、掘削泥しよう、印刷インキなどにおける増粘剤とし
て、およびゲル化剤として使用できる。さらに、それらはパイプ中の流体の流れ
の摩擦抵抗を減少するために使用できる。
実施例1
この実施例は、アセチラーゼまたはケタラーゼの活性を欠くX、カンペストリス
突然変異誘発を発生するために使用した突然変異誘発およびスクリーニングの方
法を示す。
キサンタンガムの生合成の酵素をコードする遺伝子は、X。
カンペストリスの染色体上に集まった遺伝子の組からなることが示された。この
「ガム遺伝子のクラスター(cluster) JはCapageらによって詳
細に記載された。ガム遺伝子DNAのセグメントは、Capageらが詳述して
いるように、プラスミドベクター、例えば、pMW79の上にクロー化されてい
る。
領域特異的突然変異誘発を、プラスミドpMW79中に担持されたガムDNAの
サブクローン化部分に対し実施した。これらのクロー化D N Aセグメントを
生体内でトランスポゾンを使用して、そして生体外で、組換えDNA技術により
突然変異誘発して、クロー化X、カンペストリスDNA内に、挿入、欠失および
置換突然変異を発生させた。これらの突然変異によって与えられる表現型を研究
するために、突然変異を担持するプラスミドをX、カンペストリスに移して戻し
、引続いて、プラスミドに担持された突然変異した遺伝子が相同組換えを経て染
色体中に挿入されている組換え体を同定した。
TnlOによってコードされるテトラサイクリン耐性は、プラスミドから染色体
中への突然変異の移動についての便利な選択的系を与える。
1つのこのような突然変異株(X1006)はTnlO挿入を有し、アセチラー
ゼ活性を不活性化することがわかった。この突然変異体株は、実施例2および3
において特徴づけられており、そしてアセチル化されていないポリサッカライド
を生成することがわかった。第2の突然変異株は、TnlOのテトラサイクリン
耐性遺伝子を含有するDNAの断片を、ガム遺伝子クラスター内の制限部位の中
に生体外挿入することによって構成した。この突然変異株(X921)はケタラ
ーゼ活性に欠けることがわかった。実施例2および3の方法によって見出された
ように、この突然変異体はビルビル化されていないキサンタンを生成した。
第3の突然変異体(X934)は、また、ケタラーゼ活性を大きく減少させてい
ることがわかった。この突然変異株は、ビルビル化が非常に低いキサンタンガム
を生成する二通常のキサンタン中に存在するビルビル化の1〜5%。
突然変異株X934は下に記載するようにして見出された。プラスミドに担持さ
れたX、カンペストリスDNAとX、キサントモナス染色体との間の組換えを研
究するように設計した予備実験において、プラスミドpTX655をモデル系と
して使用した。このプラスミドは、プラスミドRSFIOIO中にクロー化され
た2、 3 kbのX、カンペストリスPstl断片の中央にTnlO挿入部を
有する。このTnlOの挿入により、CapageらおよびVandersli
ceらが記載するように、突然変異体株pTX655においてGum−欠損が生
ずる。この実験は、pTX655をプラスミドpRK2013によって動員し、
そしてそれをE、コリからX、カンペストリス中に、TnlOによってコードさ
れたテトラサイクリン耐性の転移にについて選択することによって転移させるこ
とであった。この交配の初期の結果は例外的であり、そしてTnlOがプラスミ
ド上に担持されている場合にはX、カンペストリス中でテトラサイクリン耐性を
効率的に発現しないが、TnlOがX、カンペストリスの染色体中に担持されて
いる場合には前記薬物耐性はより効率よく発現されることを示唆した。
この現象は、また、E、コリでのTnlOについても記載されている。そこにお
いて示されているように、染色体中に挿入されているTnlOの1つのコピーを
有する菌株は、マルチコピーのプラスミド上にTnlOを有する菌株よりも、有
意に高いテトラサイクリン濃度に対して耐性である。上の交配からのTet’X
、カンペストリスの選択は、テトラサイクリン上での増殖が非常に劣る(すなわ
ち、小さい淡いコロニー)子孫を高い頻度(0,5/受容体)で生じさせた。延
長したインキュベーションの後、大きい割合(25%)のコロニーがより激しく
増殖する細胞のセクター(sector)を生成した。これらのセクターの50
%より多くは形態がGum−であるように見えた。
これらは、多分、TnlOの挿入を含有するプラスミドに担持されたDNAと染
色体の野生型DNAとの間の組換えから生ずる。TnlOが染色体中に組み込ま
れるとき、高いレベルのTer’が得られ、そして激しく増殖するセクターが観
察される。これらのGum−2Tet’セクターを取り上げ、そしてテトラサイ
クリン上に再びストリーキング(streak)すると、それらは良好に増殖し
、そして特徴的なGum−形態を表わす。
Gum”、Ter’単離体も特徴づけた。これらの株のあるもの(とくにX93
4)は、相同組換えを介してX、カンペストリスの染色体中に挿入された全体プ
ラスミドpTX655を含有することがわかった。X934株の染色体の構造を
、染色体DNAのサザン・プロットハイブリダイゼーションによって決定し、こ
れはプラスミド配列が染色体的に一体化された形態で存在することを示す。
実画l吐i
この実施例は、本発明の変形されたポリサッカライドを生体外で調製できる方法
を示す。例えば、これはアセチル化されていないおよび/またはビルビル化され
ていないキサンタンガムを生体外でどのようにして調製したかを示す。
■許搭五隻11u製
実施例1および5に記載するキサントモナス・カンペストリスB145954−
Lまたは54−L突然変異株を、Jeanes+A、ら、米国農務省、ARS−
NC−51,pp14(1976) (ここに特別に引用によって加える)に記
載されているように、2%(W/V)のグルコースを補充したYM(酵母−麦芽
培地)中で増殖せしめした。培養物を対数期後期まで30℃において増殖せしめ
た。
細胞を遠心分離によって収得し、そして冷トリス−HC1,70ミリモル(pH
8,2)および10ミリモルのEDTAで洗浄し、そしてGarcia、 R,
C,ら、European Journal of Biochemistry
43 : 93−105(1974) (ここに特別に引用によって加える)に
類似する手順により、3回凍結−溶融した。この手順は、懸濁液の粘度増加によ
って示されるように、細胞を破裂させ、そして処理後細胞の生存能力を完全に損
失させた(、 1 /106の生存)。凍結−溶融による細胞溶解物を小分けし
て−80’Cにおいて凍結した。蛋白質濃度はBTORADのアッセイ (BI
ORAD Laboratories、Richmond、Ca1iforni
a)で決定し、そしてl m lの細胞溶解物につき5〜7mgの細胞蛋白質が
存在することがわがかった。
人 ア・・セイの 11
1elpi、L、、Couso、R,O,およびDanker+J、A、、FE
BS Letters130 : 253−256(1981) (ここに特別
に引用によって加える)に記載されているように、凍結−溶融による細胞溶解物
のアリコー) (300〜400I1gの蛋白質に等しい)、DNアーゼI(1
0crg/l)およびMgC1z(8ミリモル)を20℃において20分間予備
インキュベーションした。等しい体積の70ミリモルのトリス−HCl、pt+
8.2、および所望の放射線標識した糖ヌクレオチド(UDP−グルコース、G
DP−マンノースおよびUDP−グルクロン酸)を添加し、そして20℃でイン
キュベーションした。放射線標識したホスホエノールピルベートおよびアセチル
補酵素Aを、Ielpi等(前掲)及びIelpi、L、、Couso、R,O
,、及びDamkert、 M、八、Biochem。
Bio h s、Res、Comm、 102 : 1400 1408(19
81)、並びにIelpi、L、+Couso、 R,0,及びDankert
、M、A、、Biochem、Intern、6 :323−333(1983
) (両者を引用によりこの明細書に組み入れる。)に記載されているように、
必要に応じて添加する。種々の時間において、反応を4°Cにて緩衝液で停止し
た。試料を遠心分離し、そして沈澱物を緩衝液で2回洗浄した。上澄みを一緒に
し、キャリヤーキサンクン(100μg)を添加し、そしてキサンタン十合成し
たポリマーをエタノール(60%)−KCI(0,8%)で沈澱させた。沈澱し
たポリマーを水中に再懸濁し、そして2回以上細沈澱させて取り込まれていない
標識を除去した。沈澱物(ガム分画と呼ぶ)中に取り込まれた放射能を液体シン
チージョンカウンターで決定し、そしてデータを処理して取り込み放射線標識さ
れた成分のピコモルで表わす)を算出した。
X1006の細胞リゼイトは、炭素−14アセテートを(14c )アセチルC
oAから生体外合成系のガム分画中に取り込まなかった。54−Lの細胞溶解物
は、(+4c)アセテートで放射線標識されたガムを生体外で生成しなかった。
同様に、X921の細胞溶解物は(+4c)ピルベートをガム画分中に組入れず
、これに対して54−L細胞溶解物は放射線標識したピルベートをホスホエノー
ル〔I40〕ピルベートからガム画分中に生体外で取り込んだ。こうして、X1
006はアセチラーゼの遺伝子中に欠損をもつ突然変異株として同定され、そし
てX921はケタラーゼの遺伝子中に欠損をもつ突然変異株として同定された。
これらの株の細胞溶解物は、それぞれ、アセチル化されていないキサンタンおよ
びピルビル化されていないキサンクンを生体外で生成した。
また、基質を省略することにより、X、カンペストリスB145954−L細胞
溶解物は生体外で変形した多糖を生成した。
例えば、54−Lの細胞溶解物は、内因性アセチル−CoAおよびホスホエノー
ルピルベートが消耗されたとき、アセチル化されておらずビルビル化されていな
いキサンタンガムを生体外で生成した。
トランスフェラーゼ■についての遺伝子の突然変異は、ポリテトラマーを生成す
るであろう。この表現型は、前述の方法によって立証されるであろう。このガム
分画は2:1:1のモル比でグルコース、マンノースおよびグルクロン酸から構
成されたたとを明らかにするであろう。脂質キャリヤーから加水分解したテトラ
マーの中間体は、また、TLC上の移動度および糖類のモル比によって検出され
るであろう。
実拒尉主
この実施例は、アセチル化されていないガムを生体内で生成するために、アセチ
ラーゼ欠失株、X1006、を使用することを明らかにする。この実施例は、ま
た、ケタラーゼ−マイナス株×921、からピルビル化されていないガムを、お
よび株x934からピルビル化のレベルが低いキサンタンガムが、生体内で生成
することを明らかにする。
前述の3種類の突然変異株および54−Lを、2%のグルコースを含むブロス中
で30°Cにおいて一夜増殖させた。細胞を遠心により除去し、上澄みからガム
を2−プロパノ−またはエタノールおよび0.5〜1%の塩化カリウムの添加に
より沈澱させることによってガムを収得した。沈澱物の遠心によりガムを回収し
、そして再懸濁した。この手順を反復した。再懸濁したガムを水に対して透析し
た。各ポリサッカライドの試料を酸加水分解し、そしてBIORAD HPX−
87Hカラムを使用する+1 P L Cによって分析した。キサンタン成分を
、既知濃度の標準の注入によって定量した。
加水分解したガムのHP L C分析は、X921がピルビン酸を含まないキサ
ンタンガムを生成することを示した。株X1006はアセテートを含まないキサ
ンタンガムを生成した。株x934は、54−Lガムの1〜5%のレベルでビル
ビル酸を含有するガムを生成した。
実画1生(
この実施例は、アセチル化されておらず且つピルビル化されていないキサンタン
を生成する、X、カンペストリスの突然変異体を造成するために使用できる方法
を記載する。
ケタラーゼ(X921)またはアセチラーゼ(X1006)活性を欠くx、カン
ペストリスの突然変異株は記載されている。
VandersliceらおよびCapageらが記載する微生物遺伝学および
組換えDNA法を使用して、ケタラーゼ欠失および脂肪族欠失をX、カンペスト
リスの単一の株の中に導入することがきた。この二重突然変異の株は、アセチル
化されておらず且つピルビル化されていないキサンタンガムを生成するであろう
。
プラスミドベクター上に担持されたクローン化ガム遺伝子DNAの中への挿入突
然変異を生成する方法は、Capageらによって記載されている。生成内また
は生体外における突然変異誘発の第2ラウンドのための基材として突然変異株X
921を生ずる、挿入変異を有するプラスミドの使用を考えることができるであ
ろう。この突然変異誘発の第2ラウンドは、この分野において容易に思い浮かぶ
多くの転移可能な要素のいずれをも、あるいは容易に明らかな数の選択可能な遺
伝標識を含有するDNA制限断片のいずれをも使用できるであろう。
2つの挿入突然変異体を有するプラスミドの組は、Capageらの遺伝子置換
技術において使用して、プラスミドに担持された突然変異をX、カンペストリス
の染色体中に転移することができるであろう。得られる株の表現型は、実施例に
おいてVandersliceらおよびCapageらが記載する生体内および
生体外技術によって分析できる。これらの分析は、ケタラーゼおよびアセチラー
ゼ活性の両者においてブロッキングされている、二重突然変異株を明らかにする
であろう。これらの二重突然変異株は、同時にピルビル化されておらず且つアシ
ル化されていないキサンタンを生成するであろう。
実施■工
この実施例は、ポリテトラマーを生成するX、カンペストリス突然変異体を得る
手順を記載する。
上におよびVanders l iceら(前掲)に記載されているように、切
断された側鎖のポリテトラマーをもつキサンタンに関係するポリサンカライドは
すでに得られた。この突然変異体は、ここに記載する生体内および生体外の方法
によって特徴づけられた。この明細書及び参照した特許出願に記載される方法を
使用して、この分野に熟達している者は、前述のポリテトラマーをつくるX、カ
ンペストリスの突然変異株を生成できる。
これらの突然変異株の同定は、この明細書およびCapageら。
5upraに記載されているように、生体外法により、あるいは生体内で生成さ
れたポリサンカライドの分析により達成することができる。
いったんポリテトラマー生産性突然変異体が得られると、追加の突然変異工程、
例えば、実施例1および4に記載されている工程、およびこの分野に熟達してい
る者に一般に知られている工程を実施して、アセチル化されていないポリテトラ
マーを生成する突然変異株を発生させることができる。
尖拒尉旦
この実施例はアセチラーゼ遺伝子およびケタラーゼ遺伝子をベクター上にクロー
ン化して、ここに記載するポリサンカライドを完全にアシル化、完全にピルビル
化、または完全にアシル化および完全にピルビル化することを保証することを論
する。
X、カンペストリス株X1006およびX921は、実施例2および3に記載し
たように、それぞれ、アセチラーゼおよびケタラーゼの遺伝子において突然変異
を有する。これらの突然変異体は実施例1に記載する方法を使用してつ(られた
。当業者は、Betlachら、5upraに記載される方法を使用して、アセ
チラーゼまたはケタラーゼの遺伝子を含有する天然DNA制限断片を回収するこ
とができる。すなわち、薬物耐性遺伝標識によって中断されたアセチラーゼまた
はケタラーゼの遺伝子を含有するDNA制限断片をもつプラスミドを使用して、
ラムダゲノムのライブラリーをプロービングして、アセチラーゼまたはケタラー
ゼの遺伝子のための天然DNA配列を得ることができる。他の実施態様において
、アセチラーゼまたはケタラーゼ酵素の遺伝子は、すでに、プラスミドpRK
290−H336、ATCC受託k (Capageら、5upraに記載され
ている)、およびその中に記載されている他のプラスミドの上にクローン化され
ている。当業者にとって、これらのプラスミドからアセチラーゼおよびケタラー
ゼの遺伝子自体をサブクロー化することは簡単である。
次いで、いずれかの方法によって得られた天然DNA配列は、X、カンペストリ
ス中で複製できるプラスミド、例えばp聞79上に、BetlachらおよびC
apageらによって明らかにされた方法を用いて挿入することができる。アセ
チラーゼおよび/またはケタラーゼの遺伝子の発現は、存在するDNA配列を修
飾することにより、あるいはその遺伝子から上流に調節可能なプロモーターを挿
入することによって調節することができる。このような技術は分子生物学および
遺伝学において熟達しているものによく知られている。同様に、遺伝子をその上
に挿入するプラスミドは高いコピー数のプラスミドであることができる。Gap
agaらにおいて明らかにされているように、キサンタンの生合成酵素はX、カ
ンペストリス中に少量で存在する。前述のプラスミドをX、カンペストリス中に
挿入し、そしてプラスミドに担持された遺伝子の発現に適当な条件下で培養物を
増殖せしめることにより、他のキサンタンの生合成酵素よりも、非常に多量のア
セチラーゼおよび/またはケタラーゼ酵素が生ずるであろう。アセチラーゼの過
度の発現は、キサンクンのポリサンカライドを完全にアセチル化する、すなわち
、すべての内部マンノース残基をアセチル化する。同様に、ケタラーゼの過度の
発現は、キサンタンの多糖を末端マンノース上で完全にピルビル化すせる。
当業者にとって明らかなように、キサンタンの完全なアセチル化および完全なピ
ルビル化は前述の方法によって達成できる。さらに、ポリテトラマーの完全なア
セチル化、およびポリトリマーの完全なアセチル化(Vandersliceら
、 5upraに記載されている)は、ここに記載する方法を使用して達成する
ことができる。
直溝l」L
この実施例は、高温において水を粘性化するための、遺伝的にに修飾されたキサ
ントモナス・カンパスI・リスにより生成されるピルビル化されていない多糖の
経済的および技術的利点を明らかにする。
キサンタンガム、すなわちキサントモナス・アンペストリス天然生成物は、例え
ば、石油の回収を増大するために使用する水の有効な粘性化剤である。これらの
粘度の用途は、顧繁に、キサンタンガムを高い温度において、そして食塩水中で
適用することを必要とする。キサンタンガムは高温(例えば、75〜100℃)
においてさえ有効な粘性化剤であるが、それらの粘度はより低い温度(例えば、
25〜60℃において実質的に減少する。
本発明者らは、キサントモナス・アンペストリスの遺伝的に修飾された株(株9
21)によって生成される新しい新規なポリサンカライドが、54−L親株(株
X273)から生成される野生型キサンタンガムのそれに等しい、高温における
粘度を発生させることを発見した。このキサンタンガムは、正常のペンタマーの
キサンタンの構造を有するが、遺伝的に修飾されているために、末端マンノース
上にビルビル酸成分を含有しない。この新規な多糖は、30℃付近の発酵温度に
おいて低い粘度を有し、その結果実質的にコストが節約されかつ処理が便利にな
る。ピルビル化されたキサンタンガムを製造するコストは、主として、このポリ
マーの高い粘度が攪拌、通気および冷却のためのエネルギーの入力を大きくする
ために高い。
第2図は、新規なビルビル化されていないキサンタンガムと修飾されない親によ
って生成された野生型キサンタンガムとの粘度の比較を示す。野生型ガムは低温
において高い粘度を示すが、温度上昇とともに粘度は急速に減少する。ピルビル
化されていないガムは、他方において、低温において低い粘度を有するが、野生
型キサンタンガムに本質的に等しい高温における粘度を保持する。第2図に報告
する粘度は、3 s −1の剪断速度で同心シリンダー粘度計で5000ppm
のNaC1ブライン中の11000ppの活性ポリマー固体の溶液について記録
した。
去詣■主
この実施例は、水溶液のための粘性化剤として使用するための、遺伝的に修飾さ
れたキサントモナス・カンペストリスにより生成されるアセチル化されていない
キサンタンの利点を明らかにする。
第3図は、化学的に脱アセチル化された市販のキサンタンおよびその親化合物の
粘度を、遺伝的に修飾されたキサントモナス・カンペストリス(株X1006)
により生成されるアシル化されていないキサンタンおよび野生型X、カンペスト
リス親(株X237)からつ(られるキサンタンの粘度と比較する。
粘度は8s−1の剪断速度で5000ppmのNaClブライン中の11000
ppのポリマーについて得た。粘度は25℃〜約80℃の温度範囲にわたって測
定した。
第3図から明らかなように、キサンタンの化学的脱アセチル化は、この温度範囲
全体にわって粘性化力を損失させる。
しかしながら、遺伝的手段によるアセチル化の排除は野生型キサンタンガムに比
較して粘度を実質的に増大させる。こうして、X、カンペストリスの突然変異株
により生成されるアセチル化されていないキサンタンガムは、キサンタンそれ自
体に比較して、および化学的方法によって製造された脱アセチル化キサンタンガ
ムに比較して、改良されたポリサッカライドである。
実画l」1
この実施例は、アセチル化されておらず且つピルビル化されていないキサンタン
を生産するX、カンペストリスの二重突然変異体を構成するため北使用する方法
を明らかにする。
Capageらは、キサンタンの生合成を指令する遺伝子を含有するX、カンペ
ストリスからの遺伝子クラスターのクローン化を記載している。彼らは、また、
この遺伝子クラスターのすべてまたは種々の部分を除去する、X5カンペストリ
スにおける染色体欠失突然変異の分離を記載している。1つのこのような欠失突
然変異体X1231株は、組換えプラスミドpRK290−H336上に担持さ
れるX、カンペストリスのDNAのすべてを欠く。従って、株X1231はキサ
ンタンを合成しない。
pRK 290−H336をX1231株中に転移すると、キサンタンを合成す
る能力が回復する。Capageらは、また、pRK290−H336上に担持
されたクローン化ガム遺伝子DNA内のトランスポゾンTnKI2の挿入突然変
異を分離しかつ特徴づける方法を記載している。2つのこような突然変異体プラ
スミドは、pRK290−H336,22およびpRK290−1336.41
である。これらのプラスミドの各々上のTnK12nK12挿入まかな位置は第
4図に示されている。pRK290−H336,22がX1231中に移行する
と、得られる株アセチル化されていないキサンタンを生成する。pRK290−
H336,41がX1231中に移行すると、ピルビル化されていないキサンタ
ンが生成する。これらの2つのプラスミドの突然変異体を使用して、生体外組換
えによって、欠失X1231株に担持された場合に、アシル化されておらず且つ
ピルビル化されていないキサンタンの合成を指令する二重突然変異プラスミドを
造成した。
アシル化されず且つピルビル化されない二重突然変異のプラスミドを発生させる
生体外法は次の通りである。pRK290−H336,4]のカナマイシン怒受
性(Kan″″)誘導体を、このプラスミドの部分的t(ind III消化を
実施し、非常に低D N A 濃度において消化生成物を結合しく分子内結合を
促進するために)、次いでテトラサイタリン耐性(Ter’)形質転換体をカナ
マイシン惑受性についてスクリーニングすることによって造成した。次いで、プ
ラスミドのDNAをTst’、 Kan”単離体から調製し、そして制限エンド
ヌクレアーゼ消化およびアガロースゲルの電気泳動によって分析した。わずかに
3つの1(indIII部位がpRK290−H336,41中に存在し、そし
てこれらのうぢ2つはTnK12内に存在し、そしてKan遺伝子の限界を確定
する。部分的消化において発生する欠失の多くはKan遺伝子について欠失され
、これに対してプラスミドの残部は無傷に保持された。Kansプラスミドは、
なお、ケタラーゼ遺伝子中に挿入部(1kb)を維持し、こうしてピルビル化さ
れていないガムを生成することが期待される。このプラスミドはp41Ksと呼
ばれる。次の工程は、非アセチル化突然変異体プラスミドpRK290−H33
6,22の大きい揖徂■断片をp41Ks中にクローン化することであった。第
4図に示すように、各プラスミドはCapageらのDNA配列内の位置758
,771、および11.716に力咀■部位を含有する。10.9kbO力副■
断片は、pRK290−11336.22のTnK12挿入を担持する。小さい
(13bp) 52g I断片は、X、カンペストリスの増殖およびキサンタン
の生成物に必須ではないtRNA遺伝子内に完全に横たわる。従って、二重突然
変異体の造成の過程におけるこの小さいS狙Iセグメント欠失は、キサンタン生
合成に影郷を与えないに違ない。
プラスミドp41KS22およびpRK290−H336,22を精製し、そし
て力狙1で完全に消化し、そして連結を実施した。この連結において、p41K
S22・力受Iを10×モル過剰でH336,22/力狙■と連結した。こうし
て、H336,22のKar’ジ徂I断片を含有する組換え体を選択すると、そ
れらは最も頻繁にp41Ks22のηxelベクター断片と関連するであろう。
本発明者等はこれらの連結物を用いて形質転換を行い、そしてKan’形質転換
体を得た。これらの形質転換体により担持されるプラスミドを分析して、問題の
組換え体を同定した。所望の組換え体プラスミドは、Kan’組換えの中から容
易に同定された。組換え体プラスミド、p41Ks22と呼ぶ、はケタラーゼ遺
伝子中にp41Ks由来の挿入を含有し、そしてアセチラーゼ遺伝子内に++3
36.22由来のTnK12挿入を含有する。適当な制限消化分折は両者の挿入
突然変異体の存在を確証し、そして、さらに、TnK12突然変異を含有する力
受I断片が正しい向きで挿入されていることを示した。
プラスミドp41Ks22を引続いて1連のX、カンペストリス株中に接合を介
して転移した。大きいGum−欠失株X1231が受容体の中に存在した。この
欠失はp41Ks22上に担持されるガム遺伝子DNAのすべてを欠き、それゆ
え、p41Ks22を担持するX1231はアセチル化されておらず且つビルビ
ル化されていないキサンタンを生成するであろう。プラスミドは効率よ< X1
231中に転移し、そして得られる表現型は明瞭にムコイドであるが、野生型の
対照よりも有意にムコイドが低い。
p41Ks22を担持するX1231により生産されたポリサンカライドを調製
しそして分析した。このポリマーはグルコース、マンノースおよびグルクロン酸
を含有するが、検出可能なアセテートまたはピルベートを有せず、こうしてX1
231 (p41Ks22)は期待通りのアシル化されておらずビルビル化され
ていないガムを生成することが示される。
ス耐l殊10−
この実施例は、アセチラーゼ突然変異およびトランスフェラーゼ■突然変異を兼
備する二重突然変異体プラスミドの構成および性質を記載する。
Capageらは、プラスミドpRK290−H336によりI旦持されるクロ
ーン化ガム遺伝子DNA内のトランスポゾンTnK12挿入を分離しかつ特徴づ
ける方法を記載している。このような挿入を担持する1つの突然変異体プラスミ
ドは、pRK290−H336,6である。このプラスミド中のTnK12挿入
のおおまかな位置は第4図に示されている。このプラスミドは、欠失株X123
1中に存在するとき、トランスフェラーゼIVの挿入失活の結果として、ポリテ
トラマーガムの合成を指令する。実施例9に記載するものに類似する手順を用い
て、二重突然変異体プラスミドを構成だ。これはトランスフェラーゼIV欠失と
pRK290−H336,22中に担持されるアセチラーゼ突然変異とを兼備す
る。pRK290−H336,6のカナマイシン感受性誘導体を、TnK12の
Hind III断片の欠失によって誘導した。このプラスミド、p6Ks、は
Kan’p41KSに類似し、そしてなおトランスフェラーゼIV遺伝子内に挿
入されたlkbのTr+に12を保持する。引続いて、pRK290−H336
,22の大TnK12含有力徂I断片を、実施例9に記載するように力受I消化
した96Ksプラスミド中に結合し、そして二重突然変異体プラスミドp6KS
22を得た。このプラスミドはトランスフェラーゼIVおよびアセチラーゼ中に
挿入突然変異を担持する。欠失株X1231中に転移すると、それはアセチル化
されていない蛋白質の合成を指令するに違ない。しかしながら、いくかつの独立
のプラスミド転移実験において、株X1231中へのp6KS22の転移は検出
されなかたが、プラスミドはGum−およびGum”株を含む他の受容体中に高
い頻度で首尾よく転移された。この結果が示唆するように、株1231中のp6
KS22の存在は、多分アセチル化されていないポリトリマーガムの生成の直接
の結果として、致死的である。
Capageらは、ガム遺伝子クラスター内の3つの他の致死突然変異体を記載
し、そしてこれらの致死的突然変異はキサンタンの生合成において毒性の中間体
を蓄積させると結論した。
アセチル化されていないポリトリマーの蓄積は、このポリサンカライドが通常キ
サンタンを分泌する転移系によって分泌されえない場合、潜在的に毒性となりう
るであろう。
本発明の技術の特定の微生物への応用は、その中に含有される教示に照して当業
者の能力の範囲内であることを理解すべきである。
種々の変更および変化は本発明の方法および生成物において可能であることは当
業者にとって明らかであろう。こうして、本発明は、本発明の変更および変化が
添付する請求の範囲および同等物の範囲内に入るかぎり、それらを包含する。
≧
手続補正書(方式)
昭和63年2月 り日
特許庁長官 吉 1)文 毅 殿
1、事件の表示
PCT/US87100606
2、発明の名称
アセチル化されていないおよび/またはピルビル化されていないガムおよびアセ
チル化されたまたはアセチル化されていないポリテトラマーガムを含むキサンタ
ンに基づくポリサッカライドポリマー群
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
名称 ゲティ サイエンティフィック
デベロップメント カンパニー
4、代理人
住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番10号5、補正命令の日付
6、補正の対象
(1)特許法第184条の5第1項の規定による書面の「特許出願人の代表者」
の欄
(2)委任状
(3) 図面の翻訳文(Fig、1.2,3λ明+t4グ鱈■こ^細−細阪7、
補正の内容
8、添付書類の目録
(1)訂正した特許法第184条の
5第1項の規定による書面 1通
(2)委任状及びその翻訳文 各1通
(3)浄書した図面の翻訳文
国際調査報告
Claims (28)
- 1.約2:1:1のD−グルコース:D−マンノース:D−グルクロン酸の比を 有する水溶性ポリサツカライドポリマーを含んでなり、(1)D−グルコース部 分はβ−〔1,4〕配置で結合しており、(2)D−マンノース部分はα−〔1 ,3〕配置で一般に交互のグルコース部分に結合しており、そして(3)D−グ ルクロン酸部分はβ−〔1,2〕配置でマンノース部分に結合していることを特 徴とする組成物。
- 2.ポリサッカライドポリマーのマンノース部分が6−0位置においてアセチル 化されている請求の範囲第1項記載の組成物。
- 3.ポリサッカライドポリマーのマンノース部分が6−0位置においてアセチル 化されていない請求の範囲第1項記載の組成物。
- 4.マンノース部分の少なくとも90%が6−0位置においてアセチル化されて いる請求の範囲第1項記載の組成物。
- 5.約2:2:1のD−グルコース:D−マンノース:D−グルクロン酸の比を 有する水溶性ポリサッカライドポリマーを含んでなり、(1)D−グルコース部 分はβ−〔1,4〕配置で結合しており、(2)D−マンノース部分は、6−0 位置においてアセチル化されておらず、α−〔1.3〕配置で、一般に交互のグ ルコース部分に結合しており、(3)D−グルクロン酸部分はβ−〔1,2〕配 置で前記アセチル化されていないマンノース部分に結合おり、そして(4)第2 マンノース部分は、ケタール結合したピルビン酸を4,6位置に含有し、前記グ ルクロン酸部分にβ−〔1,4〕配置で結合していることを特徴とする組成物。
- 6.前記第2マンノース部分がピルピル化されていない請求の範囲第5項記載の 組成物。
- 7.前記ポリサッカライドポリマーがアセチル化されていおらずかつピルビル化 されていない請求の範囲第6項記載の組成物。
- 8.約2:2:1のD−グルコース:D−マンノース:D−グルクロン酸の比を 有する水溶性ポリサツカライドポリマーを含んでなり、(1)D−グルコース部 分はβ−〔1,4〕配置で結合しており、(2)D−マンノース部分は、6−0 位置においてアセチル化されており、α−〔1,3〕配置で、一般に交互のグル コース部分に結合しており、(3)D−グルクロン酸部分はβ〔1,2〕配置で 前記アセチル化されているマンノース部分に結合おり、そして(4)第2マンノ ース部分は、ピルベート部分を4,6位置に含有せず、前記グルクロン酸部分に β−〔1,4〕配置で結合していることを特徴とする組成物。
- 9.約2:2:1のD−グルコース:D−マンノース:D−グルクロン酸の比を 有する水溶性ポリサツカライドポリマーを含んでなり、(1)D−グルコース部 分はβ−〔1,4〕配置で結合しており、(2)D−マンノース部分は、6−0 位置においてアセチル化されており、α−〔1,3〕配置で、一般に交互のグル コース部分に結合しており、(3)D−グルクロン酸部分はβ−〔1,2〕配置 で前記アセチル化されているマンノース部分に結合おり、そして(4)第2マン ノース部分は、ケチル結合したピルビン酸を4,6位置に含有し、前記グルクロ ン酸部分にβ−〔1,4〕配置で結合おり、そして前記ポリマーは90%より多 くアセチル化されていることを特徴とする組成物。
- 10.第2マンノース部分の少なくとも90%がピルピン化されている請求の範 囲第9項記載の組成物。
- 11.約2:2:1のD−グルコース:D−マンノース:D−グルクロン酸の比 を有する水溶性ポリサッカライドポリマーを含んでなり、(1)D−グルコース 部分がβ−〔1,4〕配置で結合しており、(2)マンノース部分が、6−0位 置においてアセチル化されており、α−〔1,3〕配置で、一般に交互のグルコ ース部分に結合しており、(3)D−グルクロン酸部分がβ−〔1,2〕配置で 前記アセチル化されているマンノース部分に結合おり、そして(4)第2マンノ ース部分が前記グルクロン酸部分にβ−〔1,4〕配置で結合おり、そして前記 第2マンノース部分の少なくとも90%は4,6位置にケチル結合したピルピル 酸を含有することを特徴とする組成物。
- 12.約2:1のD−グルコース:D−マンノースの比を有する水溶性ポリサツ カライドポリマーを含有し、(1)D−グルコース部分はβ−〔1,4〕配置で 結合しており、(2)D−マンノース部分はα−〔1,3〕配置で一般に交互の グルコース部分に結合しており、そしてD−マンノース部分の少なくとも90% は6−0位置においてアセチル化されていることを特徴とする組成物。
- 13.請求の範囲第1項記載のポリサッカライドポリマーを製造する方法であっ て、 適当な増殖培地に請求の範囲第1項記載のポリテ・トラマーガムを合成できるキ サントモナス(Xanthomonas)属の微生物を接種し、そして 接種された培地を適当な温度、pHおよび溶存酸素レベルでインキュベーション して、約2:1:1のD−グルコース:D−マンノース:D−グルクロン酸の比 を有するポリサッカライドポリマーを生成せしめる、 ことを含んでなる方法。
- 14.ポリサッカライドポリマーを、増殖培地から沈澱または限外濾過によって 回収する請求の範囲第13項記載の方法。
- 15.前記微生物がキサントモナス・カンペストリス(Xanthomonas campestris)種である請求の範囲第13項記載の方法。
- 16.前記微生物がキサントモナス・カンベストリスのトランスフェラーゼV欠 損突然変異体である請求の範囲第13項記載の方法。
- 17.前記微生物がキサントモナス・カンベストリスのトランスフェラーゼVお よびアセチラーゼ欠損突然変異株である請求の範囲第13項記載の方法。
- 18.前記微生物がキサントモナス・カンベストリスのトランスフェラーゼVお よびアゼル補酵素A欠損突然変異体である請求の範囲第13項記載の方法。
- 19.前記微生物がキサントモナス・カンベストリスのホスホエノールピルベー ト欠損突然変異株である請求の範囲第13項記載の方法。
- 20.請求の範囲第4項記載のポリサッカライドポリマーを製造する方法であっ て、 適当な増殖培地に請求の範囲第4項記載のアセチル化されていないキサンタンガ ムを合成できるキサントモナス属の微生物を接種し、そして 接種された増殖培地を適当な温度、pHおよび溶存酸素レベルでインキュベーシ ョンして、約2:2:1のD−グルコース:D−マンノース:D−グルクロン酸 の比を有するポリサフカライドポリマーを生成せしめ、前記ポリマーはアセチル 化されていない、 ことを含んでなる方法。
- 21.請求の範囲第6項記載のポリサツカライドポリマーを製造する方法であっ て、 適当な増殖培地に請求の範囲第6項記載のアセチル化されておらず且つピルビル 化されていないポリテトラマーガムを合成できるキサントモナス属の微生物を接 種し、そして接種された増殖培地を適当な温度、pHおよび溶存酸素レベルでイ ンキュベーションして、約2:2:1のD−グルコース:D:マンノース:D− グルクロン酸の比を有するポリサフカライドポリマーを生成せしめ、前記ポリマ ーはアセチル化されておらず且つピルビル化されていない、ことを含んでなる方 法。
- 22.請求の範囲第8項記載のポリサッカライドポリマーを製造する方法であっ て、 適当な増殖培地に請求の範囲第8項記載のアセチル化されているがピルビル化さ れていないポリテトラマーガムを合成できるキサントモナス属の微生物を接種し 、そして接種された増殖培地を適当な温度、pHおよび溶有酸素レベルでインキ ュベーションして、約2:2:1のD−グルコース:D−マンノース:D−グル クロン酸の比を有するポリサフカライドポリマーを生成せしめ、前記ポリマーは アシル化されているがピルビル化されていない、ことを含んでなる方法。
- 23.前記微生物がキサントモナス・カンベストリスのケトラーゼおよびアセチ ラーゼ欠損突然変異株である請求の範囲第21項記載の方法。
- 24.前記微生物がキサントモナス・カンベストリス(X1231)ATCCN a、ケトラーゼおよびアセチラーゼ欠損突然変異株である請求の範囲第21記載 の方法。
- 25.前記微生物がキサントモナス・カンベストリスのケトラーゼ欠損突然変異 株である請求の範囲第22項記載の方法。
- 26.前記微生物がキサントモナス・カンペストリス(X921)ATCCNa 53472、ケトラーゼ欠損突然変異株である請求の範囲第22項記載の方法。
- 27.前記微生物がキサントモナス・カンペストリスのアセチラーゼ欠損突然変 異株である請求の範囲第20項記載の方法。
- 28.前記微生物がキサントモナス・カンペストリス(X1006)ATCCN a53473、アセチラーゼ欠損突然変異株である請求の範囲第20項記載の方 法。
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