JPS63503004A - 太陽集熱器に接続した園芸用潅水器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 太陽集熱器に接続した園芸用潅水冊 本発明は太陽集熱器に接続した園芸用潅水器、それも組合せコックを有しており 、このコックが太陽集熱器回路からの渇水の押出しと同時に、所定の割合での冷 ・温水の混合が可能な潅水器に関するものである。

太陽集熱器を備えた公知の園芸用潅水器の場合、集熱器内部で温められた温水は 、冷水によって配管網から押出されると同時に、集熱器回路からの温水の温度を 所望の温度に降下させるようになっている。だが、この公知潅水器の場合は、少 なくとも、２つの管閉止コックおよび（または）弁を備えていなければならない 。

この種の形式の解決策はドイツ特許第２７７２４７０３号明細書に記載されてい る。

前記特許による形式の場合は、しかしながら、コックや弁の開放によって、潅水 器の始動のさい最大量の冷水混入が直ちには可能でない点が大きな欠点となって いる。

これは、閉止コックや弁のみでなく、混合器具にも管の水圧がかかつているから である。

ＨＵ−ＰＳ第１２４１１５号も、同じように複数のコックないし弁が組付けられ ており、太陽集熱器からの渇水の押出しと冷・温水混合を行なうことができる。

この公知潅水器の欠点は、閉止コックないし弁や混合器具が従来形式の普通の混 合コックのように配置されていないため、使用上不便であり、更にまた、複数コ ックを取違えやすくもあり、最後に、複数器具の組付けにより、漏れなどの故障 の可能性も多くなることである。

本発明の目的は、太陽集熱器に接続可能の、自由に流出する潅水器であって、唯 １つのコックにより温水を押出すことができ、同時にその温水と水道の冷水との 混合も可能な形式のものを提供することにある。

この課題は、本発明の１変化形によれば、次のようにすることにより解決された 。すなわち、園芸用潅水器が、太陽集熱器回路からの温水の押出しと同時に、冷 ・温水混合も同じように行なうことのできるコックを有するようにし、このコッ クが、出入管に付加適合させた回動可能の、袋孔付きコック・タップ−挿入体と 、この袋孔の平面と直角にこの袋孔と連通している２つの互いに鈍角をなす孔と を備えるようにしたのである。

本発明の他の変化形によれば、園芸用潅水器は太陽集熱器回路からの温水の押出 しと同時に、温水と冷水とを混合する組合せコックを有しており、このコックが 出入管に付加接続するねじ山付きコック円錐体と、この円錐体と同軸的で逆円錐 形の、ねじを回して適宜に調節可能の絞り部材とを備えている。

単な構成となっている。

本発明のこのほかの詳細は図示の実施例について説明する。

図面は、第１図が本発明による１実施例、第２図がコックの部分断面図、第３図 が、第２図のコックの、第１の位置での断面図、第４図が、第２の位置での断面 図、第５図が第３の位置での断面図、第６図が本発明の別の実施例の図、第７図 がコックの別の実施例を、それぞれ示したものである。

第１図と第６図において、黒い実線の矢印は水道の冷水の、可能な流れ方向を示 し、白抜きの矢印は集熱器回路からの温水の流れ方向を示したものである。

第２図と第３図から第５図までは、組合せコックの１変化形を示したもの、第７ 図は、コックの別の変化形を示したものである。

第１図に見える潅水器は、太陽集熱器１１に接続され、シャワー・ロゼツトをも った支柱管５を備えている。また、温・冷水の出入管１，３．４と組合せコック ２とを備えている。

組合せコックの断面図から分かるのは（第２図、第３図から第５図）、コック２ に袋孔を有する回動可能なコック・タップ挿入体６が備えられていて、このタッ プ挿入体６内には互いに鈍角をなす２つの冷・温水混合孔７゜８が設けられてい る点である。これらの混合孔は袋孔と連通している。

第３図はタップ挿入体６を閉止位置で示した図であり、第４図は開放兼混合位置 で示した図である。この図では、図面平面と直角方向に流れる冷水路が゛Ｘ”印 で示しである。

第５図にも同じ印で冷水路が示されている。

この図で示された位置では、水道の冷水は集熱器回路の温水に混入されない。こ の位置では、供給された冷水は、集熱器回路から温水を押出すだけである。その さい押出されるのは、利用可能の最も高温の温水である。

第６図に示した潅水器は第７図に示したコック変化形を備えた潅水器である。第 ７図のコック変化形２′は、コック内に出入管に付加適合させたねじ山付コック 円錐体と、この円錐体と同軸的で、ねじを回して適宜に調節可能の逆円錐形の絞 り部材１０とを有している。この図では黒い矢印は水道の冷水の流れ方向を示し 、白抜きの矢印は温水の流れ方向を示している。

本発明により太陽集熱器１１に接続され、シャワー・ロゼツト５を有し、適宜に プラスチックで造られ、支柱と冷・温水出入管１，３．４を備え、自由に放水さ れる園芸用潅水器は、したがって、一方では、太陽集熱器からの温水の押出しを 行なうと同時に冷・温水の混合が可能な組合せコック２を有し、このコックが、 出入管に付加接続された回動可能の、袋孔９を有するコック・タップ挿入体６と 、この袋孔と直角の平面内に、袋孔と連通する２つの互いに鈍角をなす孔７，８ とを備えていることを特徴とし、他方では、太陽集熱器回路からの温水の押出し と、同時にまた冷・温水の混合をも行なう組合せフック２′を有していて、この コック内には、ねじ山付きコック円錐体６′と、この円錐体と同軸的で適宜にね じを回して調節可能の逆円錐形の絞り部材１０とがｌ！［！置されていることを 特徴としている。

本発明による潅水器の作業形式は次の通りである。

実施例１ 第１図に示した潅水器では、自由に流出することで潅により一部は管３の方向へ 流れ、太陽集熱器へ導かれる。

この冷水が集熱器から温水を押出す。温水は管４を通り潅水器に入り、組合せ閉 止コック兼混合コック２に達する。ここで必要に応じて供給される冷水量の他の 部分が混入され、この冷水を混入された微温水が、ロゼツトを備えたシャワー管 ５に達する。閉止兼混合コック２が第３図の閉止位置にもたらされると、コック ・タップ挿入体６は冷水の道を遮断する。

コック・タップ挿入体６が第４図の、回動された位置に達すると、冷水の一部は 、孔９を通り太陽集熱器内へ流入し、冷水の他の部分は、孔７．８を通って、太 陽集熱器から押出された温水に加わる。コック・タップを更に回動させて第５図 の位置にすると、冷水は孔８への道が閉じられ、冷水は混入されなくなる。

第６図の潅水器の場合は、水道管網が配管１に接続してあり、供給される冷水は 、組合せ閉止兼混合コック２′を通って一部が管３へ入り、太陽集熱器へ達する 。

太陽集熱器から冷水流は、実施例１で説明したのと同じように、温水を押出す。

温水は管４を通り潅水器へ入り、組合せコック２′に達する。

ここから温水は、そのつど必要とされる冷水の他の部分と一緒に混合水として、 シャワー・ロゼツトを備えた、ブラチツク製支柱管５′に達する。

絞り部材１０が完全に開いた状態になると、太陽集熱器回路からの温水に冷水は 混入されない。しかし、ねじ供給される。

国際調査報告

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．組合せコツクと自由放出口とをもち、太陽集熱器に接続された園芸用灌水器 であつて、支柱管、シヤワー用ロゼツト、冷・温水出入管を備えた形式のものに おいて、灌水器が、太陽集熱器回路からの温水の押出すと同時に、冷・温水混合 をも行なう組合せコツク（２）を有しており、このコツク（２）が、出入管に付 加接続された、回動可能の袋孔（９）付コツク・タツブ挿入体（６）と、袋孔平 面と直角に袋孔と連通していて互いに鈍角をなす２つの孔（７，８）とを有して いることを特徴とする太陽集熱器に接続した園芸用灌水器。
2. ２．組合せコツクと自由放出口とをもち、太陽集熱器に接続された園芸用灌水器 であつて、支柱管、シヤワー用ロゼツト、冷・温水出入管を備えた形式のものに おいて、灌水器が、太陽集熱器回路からの温水を押出すと同時に、冷・温水の混 合をも行なう組合せコツク（２′）を有しており、このコツク（２′）が、出入 管に付加接続されたねじ山付きコツク（６′）と、この円錐体と同軸的で、ねじ を回して適宜に調節可能の逆円錐形絞り部材（１０）とを備えていることを特徴 とする太陽集熱器に接続された園芸用灌水器。