JPS63502964A - 動作自在の身体部を有する人形玩具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 動作自在の身体部を有する人形玩具 本発明は動作自在の身体部を有する人形玩具に関し、更に、相互に動作自在に連 結された２つの身体部が一方の身体部から突出しているビンの端部にあるボール と、他方の身体部が該ビンを受けるためのソケットのあるくぼみを有し、該ボー ルがソケットに係合するようになっている人形玩具に関する。

このタイプの人形玩具は例えば米国特許第１．８６８，０４９号以来、知られて いる。この従来技術は、人形玩具上に動作自在のジヨイントを設けるものとして 後年になって知られた試みのように、動作能力に「緩く接続された」とみえるよ うな欠点がある。特に、可能な動作についての制限が無いため、手足が全ての可 能な位置をたやす（とり、また身体に関して特定の位置に身体部（身体要素）を そのまま残しておくような摩擦力が、摩耗により早期に消滅してしまう、それゆ え、人形玩具は目的を果たすことがすぐにできな（なり、すなわち、動作自在部 間のある相互の摩擦で所定位置に留めることができなくなる。

本発明の目的は上述の欠点を排除した本明細書のタイプの人形玩具を提供するこ とである。

上記目的は請求の範囲第１項の特徴部分に記載されたように人形玩具が構成され ることにより達成される。つまり、対向する側壁が身体部の動きのための案内面 として働き、更に該保合面を弾力的に圧迫することにより、一定の摩擦力を維持 する。ことにより達成される。その結果、本発明による人形玩具は身体部が良（ 限定されてはいるものの、いろいろな動きをする人形玩具となり、その人形玩具 は固定姿勢を維持することができ、また長時間続けることができる。ここに記載 された技術的効果は股関節構造に特別に関係があり、以下に記載された実施例が 股関節構造の実施例と実際に関係している。

請求の範囲第２項は実施例の好ましい詳細を規定しており、その実施例において 、膨大部の直径が好ましくはボールの直径より大きくなっており、構成要素のよ り容易な組立体を提供している。

請求の範囲第３項で規定されている。人形玩具は、身体自身に近接して身体部を 動かすことができるようになっている。請求の範囲第４項はソケット内にボール を位置させ続ける好ましい方法について規定する。

本発明を、図面を参照しながら実施例を以下に記載することにより更に詳細に説 明する。

第１図は本発明による人形玩具の実施例の斜視図である。

第２図は、第１図と同じではあるが、左脚を除去して股関節のボールが見えるよ うにした斜視図である。

第３図は、腿の内側部の斜視図である。

第４図は、第３図の腿を内側部の方に見た図である。

第５図は、本発明の股関節構成の実施例の断面図である。

第１図において示されている人形玩具はボディ１から成っていて、ボディ１上に 頭部２、腕部３及び脚部４が取付られている。

これらの身体部はボディ１上に回転自在に取付られていて、図示の実施例におい ては、股関節が本発明により構成されている。第２図は股関節の構造が、ボディ から突出しかつ一端にボール６を有するピン５から成っていることを示している 図である。ピン５は更に、保合面として働きかつボール６の寸法より大きい直径 を有する円筒部７から成っている。減少した直径の領域８が円筒部７の係合面と ボール６との間に設けられている。

第３図は腿９を斜視的に示しており、本発明による腿９はカーブを描いた外縁（ 第４図参照）を有する、一対の突出している対向した壁１０、ｌ】から成ってい る。第３図の腿の反対端は膝関節構造１２が形成されているが、詳細に記述はし ない、第４図は内側から第３図の腿を示した図であり、更にボール６と円弧状ビ ード１４を受ける孔１３が示されている。これについては第５図に関連して更に 詳細に説明する。

第５図は、第３図と第４図に示された腿９の断面図である。壁１１とそのカーブ を描いた外縁は第５図ではっきり判り、更に破線にて第２図の股関節ポールの位 置を示している。か（して、股関節ボールがいかにして孔１３に受けられるか明 確にわかり、動作自在部分に対する付加係合がいかにして設けられ、すなわち壁 １１の内側（壁１０と対向する側）が所与の弾性力で円筒部の係合面７と係合し 、従って、脚部はボディに対して適切に取付けられた位置をとりうろことが判る 。更に、第４図に関連して説明のなされたビード１４は第５図においてもはっき りと見え、該ビードは直径を減少するピン８の部分と対向して設けられている。

そのため、ボール６は孔１３から外れることがない、か（して脚部は前方及び後 方へ枢動可能となり、更に横に持ち上げることができ、該動きは第４図において も見ることのできる傾斜壁１５により制限されることになる。

国際調査報告

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．動作自在の身体部を有する人形玩具であり、相互に動作自在に連結された２ つの身体部（１、９）間のジョイントが、一方の身体部（１）から突出している ピン／の一端にあるポールから成っていて、他方の身体部（９）がピン（５）を 受けるためのソケット（１３）のあるくぼみを有しており、該ポール（６）が該 ソケット（１３）に係合するようになっている人形玩具において、 該くぼみが一対の対向壁（１０、１１）によって画成し、該ポール（６）と、該 ポール（６）を設けた身体部（１）との間にあるピン（５）の周囲に位置せしめ られたカープを描いた係合面（７）と付加的な弾力的係合を提供するようにした ことを特徴とする人形玩具。
2. ２．上記対向する壁（１０、１１）に対する上記係合面（７）が、上記ピン（５ ）の円筒状の膨大部であることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の人形玩具 。
3. ３．上記一方の身体部（１）に相対する対向する壁の縁部が、ソケット（１３） の付近に曲率中心があるようなカープを描いていることを特徴とする請求の範囲 第１項もしくは第２項に記載の人形玩具。
4. ４．上記ポール（６）と上記係合面（７）との間に配置されているピン部と対向 するようにして、上記ソケット（１３）と上記対向する壁（１０、１１）との間 に、円弧状ビード（１４）が設けてあることを特徴とする請求の範囲第１項から 第３項までのいずれか１項に記載の人形玩具。