JPS63502666A - ジアリ−ルメタンから誘導される新規スルホンアミド、その製造方法、並びに該スルホンアミドを含有する医薬組成物 - Google Patents

ジアリ−ルメタンから誘導される新規スルホンアミド、その製造方法、並びに該スルホンアミドを含有する医薬組成物

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JPS63502666A JP62501872A JP50187287A JPS63502666A JP S63502666 A JPS63502666 A JP S63502666A JP 62501872 A JP62501872 A JP 62501872A JP 50187287 A JP50187287 A JP 50187287A JP S63502666 A JPS63502666 A JP S63502666A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ジアリールメタンから; される スルホンアミド 石の 告 ゛ 並びにサス ルホンアミドを る ・4割 本発明は、ジアリールメタン、特にベンゾフェノン及びその等量大から誘導され た新規化合物であるスルホンアミド及びその対応する塩に係る。
本発明はまた、これらの化合物の製造方法にも係る。
本発明はまた、これらの新規化合物、及び生理学的に許容可能な有機又は無機酸 又は塩基とこれらの化合物との塩を有効物質として含有する新規医薬にも係る。
ここで医薬とは、医薬上許容可能な賦形剤と共に、下記に定義する化学的化合物 の少なくとも1種を含有する全医薬組成物を意味する。
現在知られており且つ使用されている抗炎症剤には次のようなものがある。まず ホスホリパーゼ^2のレベルでアラキドン酸の生合成を阻害することにより作用 するものとして抗食症性コルチコイド(コルチゾン及び誘導体)があるが、その 使用は副作用により制限されている。また、シクロオキシゲナーゼのレベルでプ ロスタグランジンの生合成(トロンボキサンシンテターゼ経路及びプロスタサイ クリンシンテターゼ経路の両方)を阻害することにより作用するものとして、非 ステロイド抗炎症剤がある。
非ステロイド抗炎症剤としては、アスピリンのようなサリチル誘導体、フェニル ブタシンのようなピラゾール誘導体、プロフェンのようなアリールアルカン酸、 及びインドメタシンのようなインドール誘導体を挙げることができる。
非ステロイド抗炎症剤は、シクロオキシゲナーゼを阻害することによりプロスタ グランジンの生合成に作用し、その結果トロンボキサン及びプロスタサイクリン の形成を阻害し、特に抗凝血処置と併用すると出血を生じることがある。
非ステロイド抗炎症剤は、望ましくない他の副作用、特に胃痛、吐き気又は嘔吐 を伴うことがあり、従って胃潰瘍又は十二指脹潰瘍の場合には使用できない。
また、別種のメディエータとして、アラキドン酸の代謝物であるロイコトリエン も炎症現象に介入する。
ロイコトリエンは、炎症、心臓血管疾病、アレルギー、皮膚病又は喘息といった 多くの病理状態に介入する強力なメディエータである。
本発明の目的は、特に抗炎症特性を有する医薬組成物に含まれ得る新規化合物を 提案することにある。
本発明の有利な一態様は、シクロオキシゲナーゼを阻害せず且つプロスタグラン ジンの生合成には後期段階にしか介入せず、より特異的な作用をプロスタグラン ジンに与えるような新規化合物を提案することである。
本発明のB様の一つは、あらゆるプロスタグランジンの生合成に作用することな く特に炎症現象を処置し得る医薬調製物に含まれる新規化合物を提案することで ある。
実際に、該化合物はプロスタサイクリンシンテターゼに対してほとんど又は全く 作用せず、特に血管拡張及び血小板抗凝集性であるプロスタサイクリン(PC: I2)の生合成を阻害しない。
一方、有利にも該化合物は、トロンボキサンの生合成に介入する酵素であるトロ ンボキサンシンテターゼの阻害剤である。トロンボキサンB2は特に血管収縮及 び血小板凝集現象に介入することが知られている。
従って、本発明の生成物は血小板のレベルでより特異的な活性を有しており、胃 に副作用がない。
本発明の有利な一態様は、特に5−リボオキシゲナーゼを阻害することによりロ イコトリエンの生合成に対して作用する新規化合物を提案することである。
本発明の態様の一つは、ロイコトリエン、より具体的には炎症過程に関与し且つ 多形核白血球により産生されるロイコトリエンB、(LTB4)、並びにアレル ギー反応特に喘息、及びある種のアレルギー疾患に関与するロイコトリエンC4 (LTC4)の生合成を阻害する新規化合物を提案することである。
本発明の他の態様は、ロイコトリエン特にLTB、及びLTC。
が関与する病理、例えば特に皮膚及び喘息のアレルギー疾患、又は炎症状態を処 置し得る医薬調製物に含まれる新規化合物を提案することである。該化合物はP C:E、及びPGFzαのような腎血管収縮プロスタグランジンに阻害作用をも たないので、腎不全にも投与できる。
該新規化合物は、トロンボキサンシンテターゼが介入する心臓血管障害を処置し 得る医薬調製物、例えば血栓症発作予防剤にも含まれ得る。
特に、本発明は有効な抗炎症性を有し且つ改良された治療指数を有する医薬組成 に含まれる新規化合物を提案するものである。
本発明の態様の一つは、ロイコトリエンの生合成を阻害し得、且つトロンボキサ ンシンテターゼに選択的作用を有する新規抗炎症医薬群を提供することである。
本発明の目的は、次式I: 〔式中、JiC=0、CL又G、tC)101(を表し、zはを表し、R3はC 1,F、 Br−NO2、NO2、CF、、1〜4個の炭素原子を有するアルキ ル基、特にメチル又はエチル、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アセ トアミド又はベンズアミドを表し、R2はC1、F、Br、NO2,812、C F、、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、特にメチル又はエチル、1〜4 個の炭素原子数を有するアルコキシ基、アセトアミド又はベンズアミドを表し、 RはH51〜6個の炭素原子数を有するアルキル基又はベンジル基を表し、Ro 及びR″はH又は1〜4個の炭素原子数を有するアルキル基を表し、Xは(C) 12)r(rは0又は1)、−CH=CH2 を表し、YはC0OR,(R,は水素又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル 基を表す)、 (R4及びR5はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す)、 (ここで は5又は6員環非芳香族環を表し、環に含まれる2又は3個の原子は炭素及び/ 又は酸素及び/又は窒素原子である)、車NH,、NOR,、sR,Rt(Rs 及び・R2は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒素原子と共にモルホ リン、ピペリジン、ピロリジンのような非芳香族環式アミンを形成し得る)を表 し、但しYがNO2を表すとき、Xは以外のものであり、UはO〜2の整数、V はθ〜2の整数、pは0又は1、qは0又は1(但しp+Q≧1)、nは0〜1 oの整数、mは〇〜10の整数、tは0又は1であり、鎖:中の合計炭素原子数 は2〜20である〕で表されるジアリールメタン及びその等量大がち誘導された 新規スルボンアミド、並びに有機又は無機酸又は塩基とから得られる生理学的に 許容可能なその塩を提供することにある。
本発明は更に、XがCH=CHの場合はこれらの化合物のシス対応するラセミ体 及びジアステレオ異性体にも係る。
式■の化合物のうちで好適な化合物群は、−がc=oを表すような化合物により 構成される。
これらの化合物は次式Hに対応する。
ここで、R3、R,R’、Rs、X、Y、 Z、 ta、n、 p、 q、 を 及びUは式Iに関して記載した意味を有する。
本発明の別の有利な化合物群は、−がCH2を表すような式Iの化合物により構 成される。
これらの化合物は次式■に対応する。
ココテ、R,、R,R’、R”、X、Y、Z、 m、n、p、 q、を及びuは 式Iに間して記載した意味を有する。
本発明の別の有利な化合物群は、阿がCtlO)lを表すような式■の化合物に より構成される。
これらの化合物は次式■に対応する。
ここで、R1、R,R’、R”、X、 Y、 Z、Il、 n、p、q、 を及 びUは式Iに関して記載した意味を有する。
式Hの化合物のうちで有利な化合物群は、2がを表すような化合物により構成さ れる。
これらの化合物は次式■に対応する。
ここで、R,、R2、R,R’、R”、X、 Y、 va、n、p、 q、 t 、u及びVは式Iに関して記載した意味を有する。
式Vの化合物のうちで本発明の有利な化合物群は、Yが−COORs(RsはH 又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す)を表すような化合物により 構成される。
式■の化合物のうち、本発明の特に有利な化合物群は、YがNH,、N)IR, 、NR6R7(R6及びR7は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒素 原子と共にモルホリン、ピペリジン、ピロリジンのような非芳香族環式アミンを 形成し得る)を表し、但しYが−NH2を表すとき、Xは以外のものであるよう な化合物により構成される。
式Vの化合物のうち、本発明の有利な化合物群はp+q=1であるような化合物 、即ち鎖を1つしが含まないような化合物により構成され、p==lの場合、こ れらの化合物は次式Vbisに対応する。
ここで、R,、R2、R,R’、R”、X、 Y、 n、 ra、u、を及びV は式Iに関して記載した意味を有する。
式Vbisの化合物のうちで本発明の有利な化合物群は、U+V≧1であり、頒 中の合計炭素数が5以上であるような化合物により構成される。
式Vの化合物のうちで本発明の有利な化合物群は、p=l、q=l、u+v≧1 であり、鎖: の合計炭素数が5以上であるような化合物により構成される。
これらの化合物は次式V terに対応する。
ここで、R1,R2、R,R’、R”、X、 Y、 u、 v、 n、m及びt は式Iに関して記載した意味を有する。
式Iの化合物のうちで本発明の有利な化合物群は、I)+Q:=1の化合物、即 ち鎖を1つしか含まない化合物により構成され、p=1の場合、これらの化合物 は次式■に対応する。
ここで、R1、R,R’、R″、x、 y、z、 t<、鴫、n、 を及びUは 式Iに関して記載した意味を有する。
式■の化合物のうちで本発明の有利な化合物群は、側鎖が−に対してメタ位にあ るような化合物により構成される。
これらの化合物は次式■に対応する。
ここで、R3、R,R’、R”、X、 Y、Z、 W、m、 n、 を及びUは 式Iに関して記載した意味を有する。
式■の化合物のうちで本発明の有利な化合物群は、Yが式■〔式中、YはC00 Rs (RaはH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す)を表す〕 の化合物のうちで有利な化合物群は、翼がC・0を表すような化合物により構成 される。
これらの化合物は次式■に対応する。
ここで、R,、R3、R,R’、R″、X、 Z、 m、n、 を及びUは式I に関して記載した意味を有する。
式■〔式中、YはC00Rs(R*はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキ ル基を表す)を表す〕の化合物のうちで有利な化合物群は、−がCH2を表すよ うな化合物により構成される。
これらの化合物は次式■に対応する。
ここで、R1、R5、R,R’、R”、x、Z、論、n、 を及びUは式■に関 して記載した意味を有する。
式■〔式中、YはC00Rs(RiはH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキ ル基を表す)を表す〕の化合物のうちで有利な化合物群は、−がCHOHを表す ような化合物により構成される。
これらの化合物は次式Xに対応する。
ここで、R,、R,、R,R’、R”、X、Z、 m、n、 を及びUは式Iに 関して記載した意味を有する。
式■の化合物のうちで有利な化合物群は、鎖:の合計炭素原子数が5以上である ような化合物により構成される。
、式■の化合物のうちで有利な化合物群は、鎖:の合計炭素原子数が5以上であ るような化合物により構成される。
式Xの化合物のうちで有利な化合物群は、鎖:の合計炭素原子数が5以上である ような化合物により構成される。
式■〔式中、YはC00Rs (RsはH又は1〜4個の炭素原子を有するアル キル基を表す)を表す〕の化合物のうちで別の有利な化合物群は、Zが を表し、#I: の合計炭素数が5以上であるような化合物により構成されこれらの化合物は次式 ℃に対応する。
ここで、R3、R5、R,R’、Rs、χ、−1m、 3 を及びUは式Iに関 して記載した意味を有する。
式■の化合物のうちで本発明の有利な化合物群は、式■bisの化合物により構 成される。
ここで、R1及びR2はハロゲンを表し、U及びVは0〜2、−はC=O1C) 10H,CH,、nは3〜11である。
式■の化合物のうちで有利な化合物群は、式Vj、 terの化合物により構成 される。
(R1)u ココテ、R1はハロゲンを表し、uはo〜2、―はC=0.Cll0II、CL 、nは3〜11である。
本発明の特に有利な化合物は次式に対応する。
C=0 本 日のイ合 の調製 式■: (式中、−1Z、 R,、R,R’、R”、X、 Y、論、n、p、を及びqは 上記と同義である)に対応する本発明の化合物を調製するには、式: (式中、^はHzを除<R,と同義であり、即ち^はCI、 F、 Br、NO □、CF3.1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、特にメチル又はエチル、 1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アセトアミド又はベンズアミド、及 び好ましくはC1又はNO2を表し、2は B(ν) を表し、(BはNH,を除<R2と同義であり、即ちBはC1、F、Br、NO 2、CF、、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、特にメチル又はエチル、 1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アセトアミド又はベンズアミド、及 び好ましくはC1又はNO2を表し、u、 v、p及びqは上記と同義である) で表される化合物を特に塩化アルミニウム及び水素化アルミニウムリチウムで任 意に還元し、−C= O,をCH2に還元し、式:(式中、^、Z−u−p及び qは上記と同義である)で表される化合物を得、次に上記式のアミン化合物をサ ンドマイヤー反応(ジアゾニウム塩の形成及び二酸化硫黄の作用)させ、スルホ ハロゲン化物、特に式: (式中、^、Z、 u、 p及びqは上記と同義であり、−°はC・0又はCH 2を表す)で表されるスルホクロリドを得、次にこのスルホハロゲン化物、特に 上記式で表されるスルホクロリドはベンジル基、R′及びR”はH又は1〜4個 の炭素原子数を有するアルキル基、Xは(CH2)、(rは0又は1)、−CH =CI(−1YはC00Rz(RiはH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキ ル基)、 (R,及びR5はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す)、 (ここで は5又は6員環非芳香族環であり、環に含まれる2又は3@の原子は炭素及び/ 又は酸素及び/又は窒素原子である)、本NH,、NHR,、NR,R,(R6 及びR2は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒素原子と共にモルホリ ン、ピペリジン、ピロリジンのような非芳香族環式アミンを形成し得る)を表し 、但しYがNR2を表すとき、χは以外のものであり、nは0〜10の整数、m は0〜10の整数、tは0又は1であり、鎖: の合計炭素原子数は2〜20である〕で表される化合物と反応させ、式: で表される化合物を得、―°がC・0を表す場合には、上記化合物を特に水素化 ホウ素ナトリウムのような水素化ホウ素アルカリ金属で任意に還元し、C・0を CHOHに還元し、その後、Δ及び/又はBがNO2を表す場合には任意に還元 する。
式■: (式中、R1、R,R’、R”、X、Y、Z、 m、n、p、 q、を及びUは 上記と同義である)で表される化合物を調製するには、スルホハロゲン化物、特 に式: :0 (式中、^、2及びUは上記と同義である)で表されるスルホクロリド、又はジ スルホハロゲン化物、特に式:(式中、^、U及びZは上記と同義である)で表 されるジスルホクロリドを、式: (式中、R,R’、R”、n、 m、 t、 X及びYは上記と同義である)で 表される1又は2種の化合物と反応させ、その後、^及び/又はBがNO2を表 す場合には任意に還元する。
式■の本発明の化合物を調製するには、上記のようにして得られた化合物(Yは C0OHを表す)を式■〔式中、YはC00R3(R3は1〜4個の炭素原子を 有するアルキル基)を表す〕にエステル化するか、あるいは上記のようにして得 られた化合物(YはC00)lを表す)を、式■〔式中、Yは(R,、R1はH 又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す) を表す〕で表される化合物に変換するように適当な反応を実施する。
Yが (R,、R3はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、 は5又は6員環非芳香族環を表し、環に含まれる2又は3個の原子は炭素及び/ 又は酸素及び/又は窒素原子である)であるような本発明の化合物の調製は、Y がC0OHを表すような化合物を使用して従来方法に従って次のようにして行な 第一の方法は、 1)次の反応図式: に従って酸塩化物中間体を形成し、 2)次に塩酸受容体、例えば第三アミンの存在下で次の反応図式: に従ってアミンを酸塩化物と反応させる。
第一段階では5OC12の代わりにPCI、又はPct、を使用してもよい。
第二の方法は、 1)次の反応図式: (H”は有利にはIIcI又は)IBrに由来する)に従ってエステル中間体を 形成し、 2)次の反応図式: に従って好ましくは高圧高温でアミンを反応させる。
これらの2つの方法は、使用される出発アミンに従って第一、第二及び第三アミ ドの調製に適用し得る。
アミド基をニトリル基に変換するには2つの方法がある。
第一の方法は次の反応図式: %式% 五酸化リンP2O3、塩化チオニルSOC+□)と反応させる。
第二の方法は、例えば約200℃の高温でアミドを熱分解する。
この場合、Rは式■(式中、YはC0NH2を表す)のジアリールメタンから誘 導されたスルホンアミド、又はアミン鎖を表し、アミン鎖はその後分解を避ける ためにスルホクロリドと縮合させる。
ニトリル基をテトラゾール基に変換するには、次の反応図式: H に従ってニトリルをアジ化ナトリウムと共に環縮合させる。
アミドをジヒドロイミダゾール又はテトラヒドロピリミジンのような環式化合物 に変換するには第二の方法が使用され、該方法は次の反応図式: 〔この場合、Rは式I(式中、YはCONH2を表す)のジアリールメタンから 誘導されたスルホンアミド、又はアミン鎖を表し、アミン鎖はその後分解を避け るためにスルホクロリドと縮合される〕に従ってチオアミド中間体を形成し、次 いで次の反応図式: に従ってイソチオウロニウムを形成し、次いで次の反応図式: に従ってジアミンと共に環化することがら成る。
式: に従ってエチレンジアミンと酸を直接縮合する。
式■〔式中、YはNH2、NHR,又はNR,R,(R1、R2は1〜4個の炭 素原子を有するアルキル基又は窒素と共にモルホリン、ピペリジン又はピロリジ ンのような非芳香族環式アミンを形成する)を表す〕の本発明の化合物を調製す るには、スルホハロゲン化物、特に式: (式中、^は81(、を除<R+と同義であり、即ち^はC1、F、Br、N0 2、CF、、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有 するアルコキシ基、アセトアミド又はベンズアミド、Zは B(v) を表し、BはNH,を除<R2と同義であり、即ちBはCI、B「、F、NO2 、CF、、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又はアルコキシ基、アセトア ミド又はベンズアミド、及び好ましくはCI又はNO2を表し、Uは0〜2の整 数、■は0〜2の整数である)で表されるスルホクロリド、又はジスルホハロゲ ン化物、特に式: (式中、^、u−Zは上記と同義である)で表されるジスルホ(式中、RはH1 1〜6個の炭素原子数を有するアルキル基又はベンジル基を表し、Ro及びR” はH又は1〜4個の炭素原子数を有するアルキル基を表し、nは0〜10の整数 、鴎は0〜10の整数、tは0又は1、Yは上記に定義したNH2、NHR,又 はNR,R,を表し、Xは上記と同義である)で表されるアミノアルキルアミン と反応させる。
R,及び/又はR2がNH2を表すような上記化合物を得るには、^及び/又は BがNO,を表すような化合物を触媒水素化又は化学的還元により還元する。
スルホクロリドについて上述した反応を他のスルホハロゲン化物、特にスルホ臭 化物に適用してもよい。
Yが上記に定義したNl2、N)IR,又はNRsRtを表すような本発明の化 合物の調製方法の有利な一例は、一般例として以有機溶媒(例えばエチルエーテ ル、塩化メチレン、クロロホルム等)中に溶解した0、1モルの(アロイル)フ ェニルスルホニルクロリドの溶液を水浴で冷却し、撹拌下に0.1モルの第三ア ミン(例えばトリエチルアミン、ピリジン等)を加え、同一の有機溶媒中に溶解 した0、1モルのアミノアルキルアミンをゆっくりと加える。
反応媒体を撹拌下に約12時間接触させてから室温に戻し、濾過し、炉液を蒸発 乾個させ、次に水に回収する。
得られた生成物が結晶形態の場合は水洗し、脱水乾燥後、適当な溶媒中で再結晶 させ、生成物が油形態の場合には溶媒中で直接結晶させるか、又は有機溶媒(特 にエーテル、酢酸エチル、塩化メチレン、クロロホルム)で抽出し、乾燥及び蒸 発後、シリカクロマトグラフィカラムで精製し、その後適当な溶媒中で結晶させ る。
2つの側鎖: を含む化合物を調製するには、次のように操作する。
ジスルホクロリド1当量から出発し、少なくとも2当量の適当なアミノ酸又はア ミノアルキルアミンと共に縮合する。
式■に対応する本発明の化合物の調製で有利に使用されるスルホクロリド群は、 2−ベンゾイル−4−二トロベンゼンスルホニルクロリド、2−ベンゾイル−4 −クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−クロロ−2−(2−クロロベンゾイ ル)ベンゼンスルホニルクロリド、2−ベンゾイルベンゼンスルホニルクロリド 、2−(4−クロロベンゾイル)ベンゼンスルホニルクロリド、4−ベンゾイル ベンゼンスルホニルクロリド、3−ベンゾイルベンゼンスルホニルクロリド、3 −(2,4−ジクロロベンゾイル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、 3−ベンゾイル−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、3−(4−クロロベ ンゾイル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−ベンゾイル−3−ク ロロベンゼンスルホニルクロリド、4−クロロ−3−(2−テノイル)ベンゼン スルホニルクロリドにより構成される。
式■の本発明の化合物の調製で有利に使用されるアミノ酸群は、NHz−(CH z)l、−COOH(nは1〜11)により構成される。
本発明の式■の化合物の調製で有利に使用されるジアルキルアミノアルキルアミ ン群は、 (n−2又は3、R6及びR2は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒 素原子と共にモルホリン基を形成する)により構成される。
式■: (式中、R1、R,R’、R”、X、 Y−Z、 3 n、p、q、を及びUは 上記と同義である)で表される化合物を調製するには、式:又は式: C;0 で表される化合物を特に塩化アルミニウム及び水素化アルミニウムリチウムで還 元し、c=oをCH2に還元し、式:で表される化合物を得、これらの化合物を サンドマイヤー反応(ジアゾニウム塩の形成及び二酸化硫黄の作用)させ、で表 される化合物を得、上記式で表されるスルホハロゲン化物又はジスルホハロゲン 化物を、式:(式中、R,R’、R”、X、Y、 n、−及びtは上記と同義で ある)で表される化合物と縮合し、その後、^及び/又はBがNo。
を表す場合には任意に還元する。
弐■の化合物の調製に有利に使用されるアミノ酸又はジアルキルアミノアルキル アミン群は、MHz−(Cut)、、−COOH(nは1〜11)、 (n;2又は3、R6及びR2は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒 素原子と共にモルホリン基を形成する)から選の化合物は、3−(2,4−ジク ロロベンジル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、3−(4−クロロベ ンジル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、2−ベンジル−4−クロロ ベンゼンスルホニルクロリド、2−(2,4−ジクロロベンジル)−4−クロロ ベンゼンスルホニルクロリド、2−(4−クロロベンジル)−4−クロロベンゼ ンスルホニルクロリド、4−ベンジル−3−クロロベンゼンスルホニルクロリド 、4−(2,4−ジクロロベンジル)−3−クロロベンゼンスルホニルクロリド 、4−(4−クロロベンジル)−3−り四ロベンゼンスルホニルクロリド、3− ベンジル−4−クロロベンゼンスルホニルクロリドから選択される。
式■: (式中、R1、R,R’、R”、X、Y、Z、 m−n、 p、 q、 を及び Uは上記と同義である)で表される本発明の化合物を調製するには、式■: (式中、^、X、Y、Z−R−R’、R”、鴎、n、 p、 q、 を及びUは 上記と同義である)で表され且つ上記に従って得られるような化合物を、^及び /又はBがNo2を表す場合には任意に該N02を還元する前に水素化ホウ素ア ルカリ金属、特に水素化ホウ素ナトリウムで還元してC・0をCHOHに変換す る。
式■の化合物の調製に有利に使用されるアミノ酸又はジアルキルアミノアルキル アミン群は、MHz−(Cl(2)、−COOH(nは1〜11)、 (n=2又は3、R5及びR2は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒 素原子と共にモルホリン基を形成する)から選択される。
弐■の化合物の調製に有利に使用されるスルホクロリドハ、2−ベンゾイル−4 −二トロベンゼンスルホニルクロリド、2−ベンゾイル−4−クロロベンゼンス ルホニルクロリド、4−クロロ−2−(2−クロロベンゾイル)ベンゼンスルホ ニルクロリド、2−ベンゾイルベンゼンスルホニルクロリド、2−(4−クロロ ベンゾイル)ベンゼンスルホニルクロリド、4−ベンゾイルベンゼンスルホニル クロリド、3−ベンゾイルベンゼンスルホニルクロリド、3−(2,4−ジクロ ロベンゾイル)−4−ロロベンゼンスルホニルクロリド、3−(4−クロロベン ゾイル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−ベンゾイル−3−クロ ロベンゼンスルホニルクロリド、4−クロロ−3−<2−テノイル〉ベンゼンス ルホニルクロリドから選択される。
式■: (式中、R1、R2、R,R’、R”、X、 Y、 m、n、 p、 q、 t 、 u及びVは上記と同義である)で表される化合物を調製するには、スルホハ ロゲン化物、特に式: (式中、^、B、 p、 q、u及びVは上記と同義である)で表されるスルホ クロリド、又はジスルホハロゲン化物、特に式:(式中、^、B、 p、 q、  u及びVは上記と同義である)で表されるジスルホクロリドを式: (式中、R,R’、R′、−1n、t、X及びYは上記と同義である〉の化合物 と反応させ、その後^及び/又はBがNO□を表す場合には任意に還元する。′ 式V(YはC0OHを表す)の化合物を調製するには、式Vquaterのスル ホクロリドを式: (式中、R−R″、R”、n、−5を及びXは上記と同義である)のアミノ酸と 反応させる。
YがC0OR,(R,はH以外のものである〉、特にCOOC2H5を表す化合 物を調製するには、Yが−COOI(を表すような本発明の化合物をエステル化 すればよい。
式■〔式中、YはC00R1(R3はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキ ル基を表す)を表し、R,はNH2及び/又はR2はNH,を表ず〕の本発明の 化合物を調製するには、^がN02及び/又はBがNO2を表すような化合物を 触媒水素化又は化学的還元により還元する。
上記の反応はスルホクロリドに関するものであるが、この反応を他のスルホハロ ゲン化物、特にスルホ臭化物に適用してもよい。
特に式■〔式中、YはCOOR3(RsはH又は1〜4個の炭素原子を有するア ルキル基を表す)を表す〕の本発明の化合物を調製するには、一般例として次の ように操作すると有利である。
水に難溶性の有機溶媒(例えばエチルエーテル、塩化メチレン、クロロホルム) 中に溶解した0、1モルの(アロイル)フェニルスルホニルクロリドの溶液に、 4倍当量の塩基性水溶液(例えば苛性ソーダ、カリウムあるいはアンモニア)中 に溶解した0、2モルのアミノ酸の溶液を加える。
スルホクロリドが消失するまで(薄層クロマトグラフィ又は気相クロマトグラフ ィで試験する)反応媒体を激しく撹拌する。
有機相を除去後、IN〜ION、好ましくは5Nの酸性水溶液(例えば塩酸又は 硫酸)を加えることにより、水相のpHを約1〜3にする。
生成物が結晶形態で得られる場合には脱水後乾燥し、その後、適当な溶媒中で再 結晶させ、油形態で得られる場合には溶媒中で直接結晶化させるか又は有機溶媒 (特にエーテル、酢酸エチル、塩化メチレン、クロロホルム)で抽出し、乾燥及 び蒸発後、シリカクロマトグラフィカラムで精製し、その後適当な溶媒中で結晶 化させる。
式■: (式中、R1,R,Ro、Ro、X−Y−Z、 t+、(rl、を及びUは上記 と同義である〉で表される化合物を調製するには、式:(式中、^、Z及びUは 上記と同義である)で表される化合物を特に塩化アルミニウム及び水素化アルミ ニウムリチウムで任意に還元してC・0をCH,に還元し、式:(式中、八、Z 、 uは上記と同義である)で表される化合物を得、上記式のアミノ化合物をサ ンドマイヤー反応(ジアゾニウム塩の形成及び二酸化硫黄の作用)させ、式:( 式中、^、2及びUは上記と同義であり、糾′はC・0又はCH2を表す)で表 されるスルホハロゲン化物を得、上記式のスルホハロゲン化物、特にスルホクロ リドを式:(式中、R,R’、R”、鴎、n、t−X及びYは上記と同義である )で表される化合物と反応させ、式: を得、koがC=Oを表す場合には上記化合物を特に水素化ホウ素ナトリウムの ような水素化ホウ素アルカリ金属で任意に還元してC・0をCHO)lに還元し 、その後、^及び/又はBがNO□を表す場合には任意に還元する。
式■: (式中、R1、R,R’、R”、x、y、 z、 t+、―、n−を及びUは上 記(式中、^、2及びUは上記と同義である)で表される化合物を特に塩化アル ミニウム及び水素化アルミニウムリチウムで任意に還元してC・0をCI(2に 還元し、式:(式中、^、2及びUは上記と同義である)で表される化合物を得 、次に上記式のアミン化合物をサンドマイヤー反応(ジアゾニウム塩の形成及び 二酸化硫黄の作用)させ、式:(式中、^、2及びUは上記と同義であり、誓゛ はC・0又はCH,を表す)で表されるスルホハロゲン化物を得、上記式のスル ホハロゲン化物、特にスルホクロリドを式:(式中、R,R’、R”、X、Y− m、n及びtは上記と同義である)で表される1種または2種の化合物と反応さ せ、式;で表される化合物を得、−′がC・0を表す場合には、上記化合物を特 に水素化ホウ素ナトリウムのような水素化ホウ素アルカリ金属で任意に還元して C:0をCHOHに還元し、次いで^及び/又はBがNO2を表す場合には任意 に還元する。
式■〔式中、YはC0OR,(R,はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキ ル基を表す)を表す〕の本発明の化合物を調製するには、式: (式中、^、2及びUは上記と同義である)で表される化合物を特に塩化アルミ ニウム及び水素化アルミニウムリチウムで任意に還元してC・0をCH,に還元 し、式:(式中、^、2及びUは上記と同義である)で表される化合物を得、上 記式のアミン化合物をサンドマイヤー反応(ジアゾニウム塩の形成及び二酸化硫 黄の作用)させ、式:(式中、^、Z及びUは上記と同義であり、−°はC・0 又はC112を表す)で表されるスルホハロゲン化物を得、上記式のスルホハロ ゲン化物、特にスルホクロリドを式:(式中、R,R’、R”、X、R,、鴫、 n及びtは上記と同義である)で表される化合物と反応させ、式: で表される化合物を得、−′がC・0を表す場合には、上記化合物を特に水素化 ホウ素ナトリウムのような水素化ホウ素アルカリ金属で任意に還元し、C・0を CHOI(に還元し、その後、^及び/又はBがN02を表す場合には任意に還 元する。
式■の化合物に対応する式■、■、Xの化合物〔式中、YはC00Rz(R*は H又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す)を表し、−は夫々C・0 (式■の化合物)、CH2(式■の化合物)、CHOH(式Xの化合物)表す〕 を調製するには、適当な中間化合物を使用して、式■(式中、YはCOOR3を 表す)の化合物について上述したように操作する。
式℃: (式中、鎖: の合計炭素数は4以上であり、R1、R3、R−R’、R”、X、W、蹟、n、 を及びUは上記と同義である)で表される化合物を調製するには、式: :0 (式中、^及びUは上記と同義である)で表される化合物を特に塩化アルミニウ ム及び水素化アルミニウムリチウムで任意に還元してC:0をCI(2に還元し 、式:(式中、^及びUは上記と同義である)で表される化合物を得、上記式の アミノ化合物をサンドマイヤー反応(ジアゾニウム塩の形成及び二酸化硫黄の作 用〉させ、式:w′ (式中、^及びUは上記と同義であり、−′はC=0又はcH7を表す)で表さ れるスルホハロゲン化物を得、次に上記式のスルホハロゲン化物、特にスルホク ロリドを式:(式中、R,R’、R”、J a、n、 を及びRoは上記と同義 である)で表される化合物と反応させ、式: で表される化合物を得、−′がC・0を表す場合には、上記化合物を特に水素化 ホウ素ナトリウムのような水素化ホウ素アルカリ金属で任意に還元してC・0を CHOHに還元し、その後、^及び/又はBがNO,を表す場合には任意に還元 する。
(以下余白) 本発明の化合物の調製に使用されるスルホン酸塩化物は従来の方法で製造し得る 。
@鎖がC=Oに対してオルト位置であるような本発明の化合物乞形成せしめるス ルホン酸塩化物を製造するためには、任意に[teした2−二トロベンゾフエノ ンを公知の方法で任意に置換した2−アミノベンゾフェノンに還元し、これをサ ンドマイ’r −(Sandmeyer )反応によってスルホン酸ハロゲン化 物、特に塩化2−ベンゾイルベンゼンスルホニルに変換する方法を使用し得る。
側釦がC−Oに対してメタ又はパラであるような本発明の化合物ビ形成せしめる スルホン酸塩化物11t製造するためには、適当な出発虫取物乞用いて前述の如 く操作する。
ジスルホン酸塩化物は対応−fるジアミノ化合物乞出発材料として、サンドマイ ヤー反応により製造する。この反応は、1)発生期の亜硝酸(NaNO2、HC l又はN a No 2−ギ酸又はNaNO2,酢酸)によるジアゾ化と。
2)塩化$2銅の存在下での酢酸中の二酸化硫黄の飽和溶液へのジアゾニウム塩 の添加 とかうなる。
以下のジアミンは指示文献に記載の操作法によって製造される。
(2−アミノフェニル)(3−アミノフェニル)ケトンCA6ユ 7186eに 記載 (2−アミノフェニル)(4−アミノフェニル)ケトンCA44 2960gに 記載、CA6土 7186eに記載の化学的に還元した対応ジニトロ化合物乞出 発材料とする・ (3−アミノフェニル)(3−アミノフェニル)ケトンCA33 3136e、 8061e、CA6ユ7186eに記載。
テノイルベンゼンスルホニルクロリドを製造するためには。
J、Chem、So(!、1960.2508に記載のG、Ho1t及びB、  Padginの方法に従い、フリーデルクラフッ灰石により。
−塩化アルミニウムの存在下でチオフェン7作用させることによって直接クロロ スルホニル化ベンゾ1゛ルクロリドから出発−塩化二トロベンゾイルを出発材料 として、これにチオフエンン塩化アルミニウムの存在下で反応させ、得られたニ トロジアリールケトンン化学的に又は触奴作用にエリアミノジアリールケトンに 還元し、これ乞サンドマイヤー反応にかげて所望のスルホン酸塩化物を得る。
以下、幾つかのスルホン酸塩化物及び本発明の新規化合物の製造に関する非限定 的実施例を挙げて1本発明をより詳細に脱塩酸溶液(a−1,1g)2zsau と純酢酸751との混合合物に2−アミノ−5−ニトロベンゾフェノン72.6 9 (0,3モル)Y少量ずつ加える。この反り媒質を攪拌し1次いで約−5℃ に冷却し、この温度馨維持しながら水751中の亜硝酸ナトリウム< 21.7  s g)に溶液乞−滴ずつ加える。
前記添加操作が終了したら、該反し媒質ン−5℃で45分攪拌し1次いで濾過処 理する。
PW’を幾つかに分けて、塩化第2銅16.5g’g含むO”Cに冷却した酢酸 (750d)中の二酸化硫黄飽和溶液に添加する。
この混合物73時間強(攪拌した後粉砕した氷の上に注ぐ。
スルホクロリド沈殿物ン乾燥し、水で数回洗浄し1次いで真空下で乾燥させる。
生成物(62,5p)Yベンゼン−シクロヘキサン混合物中で結晶化する。この 生成物の実験式はC13HsClNOs S (325,71)。
収率65%、融点:161℃。
この化合物は新規の生成物である。
(2−7ミ15−/ロロフェニル)(2−/ロロフェニル)ケトンを出発生反物 として実施例1と同様の操作を行なう。
得られる生J物の特注は下記の通りである。
C,3H7C1303S (349,61) 、収率58%、融点:100℃。
この化合物は新規の生成物である。
実施例3:2−ペンゾイルベンゼンスルホニルクロリトノ゛2−アミノベンゾフ ェノンを出発材料として、実施例1と同様の操作を行なう。
得られる生成物の特性は下記の通りである。
C,3H,Cl03S (28(L 72 ’) 、収率30%。
融点=99℃。
(2−アミノフェニル)(4−クロロフェニル)ケトンを出発材料として実施例 1と同様に操作する。
得られろ生成物は下記の特注を有する。
C13H8C1□03S(315,17) 、収率53%。
融点ニア0℃。
秀亘■互: 4−ベンゾイルベンゼンスルホニルクロリドの製造4−アミノベン ゾフェノンを用いて実施例1と同様に操作する。
得られる生成物の特性は次の通りである。
C13H8C1403S(2s o、y z ) 、収率70%。
融点=90℃。
塩化メチレン250tnl中f)2−ベンゾイル−4−クロロベンゼンスルホニ ルクロリド37.9 fi (0,12モル)に攪拌下0℃で、普通の苛性ソー ダ25Qml中のLl−アミノウンデカン酸24.16 fi (0,12モル )を加える。
室温で6時間攪拌した後、1j機相乞除去する。2N塩酸溶液を加えて水相をp H2にする。
酢酸エチルによろ抽出処理の後、有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウム乞用いて 乾燥させ、減圧下で蒸発処理して、残留物7石油エーテル中で結晶化させると、 融点70℃の8色結晶が44.5.9得られる。
反応の収率は77.2%である。
実施例7:酸側鉄を2つ有する本発明の化合物の製造スルホン酸塩化物1分子に 対し2分子のアミノ酸を使用して実施例6の操作を行なう。
実施例8:側鎖がアミノ化されている本発明の化合物の製造(化合物腐1344  ): 2−ベンゾイル4−クロロ−N−(3−モルホリノプロピル)ベンゼン スルホンアミド。
無水塩化メチレン45ν中の2−ベンゾイル−4−クロロベンゼンスルホニルク ロリド4.72.!1l(o、oxsモル)に再蒸留処理したトリエチルアミン 7.5aを加え、次いで0℃で無水塩化メチレン10aJ中の3−モルホリノプ ロピルアミン2.169(0,015モル)を加える。
室温で3時間攪拌した後、沈殿物(トリエチルアミン塩酸塩)P液を真空下で蒸 発乾固し、水20xrL中に回収する。
得られた結晶を脱水処理し、塩化物イオンがなくなる1で水で洗浄し、乾燥させ た後シクロヘキサン−ベンゼン(1,1)混合物中で再結晶させる。
融点116℃の8色結晶が4.93g得られる。この反応の収率は80%である 。
!置皿9 : 4−([4−(2−テノイル)フェニル〕スルホンアミド〕酪酸 の製造 a)(4−ニトロフェニル)(2−チェニル)ケトンノ製造塩化メチレン15Q m中の4−ニトロベンゾイルクロリド11.149 (0,06モル)に15. illの塩化7/l/ミニウムト10紅のチオフェン(0,18モル)とを順次 注意深(加える。
室温で4時間攪拌した後この反応混合物l氷の上に注ぐ。ジクロロメタンで抽出 処理した後有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、真空下で蒸発処理し、残留物を シリカカラムクロマトグラフィにかけろ。溶離剤はジクロロメタンである。
融点172℃のニトロ化誘導体(黄色生成物)が6.25g得パラジウム(10 %)担持木炭を触媒として使用し且つ酢酸エチルを溶媒として用いて、前記ニト ロ化化合物を常圧で触媒還元することにより(4−アミノフェニル)(2−チェ ニル)ケトン乞得ろ。
理論的貸の水素が吸収された後、触媒を濾過によって除去し。
有機相を蒸発乾固させ、残留物を2N塩酸溶液中に回収する、エーテルで洗浄し た酸性水相をアルカリ注pHにする。所期の生成物に相当する取得結晶の融点は 120℃である。
C)4−(2−テノイル)ベンゼンスルホニルクロリドの製造ここではサンドマ イヤー反応(実施例1)に関して説明した操作法乞使用する。
その結果、609■(3X10 モル)の(4−アミノフェニル)(2−チェニ ル)ケトンから融点118℃の結晶として4−(2−テノイル)ベンゼンスルホ ニルクロリドカ4o □ttbyエチルエーテル5IL7!中の4−(2−テノ イル)ベンゼンスルホニルクロリ)−287m9(IXI O−3モ#)K、0 .5N苛gソーダ溶液4a中に溶解した4−アミノ酪酸103ダ(I X 10 −3モル)を−滴ずつ加える。
室温で2時間攪拌した後、有機相をデカンテーションによって除去する。4N塩 酸溶液を加えて水相ンpH2にする。
結晶を脱水処理し、C1−イオンがなくなる壕で最小限の水で洗浄する。
真空下で乾燥させた後得られる結晶(200■)は128〜130℃の融点を有 する。
添付の表Iに記載の化合物を実施例6の方法に従って製造した。
ジクロロメタン601Ll中77)2−クロロ−5−二トロベンゾイルクロリド 5gに6gの塩化アルミニウムを加え、次いで30ゴの1.3−ジクロロベンゼ ンを一滴ずつ加える。この反応媒質を2時間80℃に加熱した後冷却して粉砕氷 上に注ぐ。ジクロロメタンで抽出処理し、水で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥させ た後、有機相ン真空下で蒸発乾固させ、結晶性残留物ンシクロヘキサン中で再結 晶させる(3.sg)。
C13H6C13NO3(330,55)、収率48%。
融点:117℃。
1001Ltの酢酸エチル中の7.5gの2.2’、4’−)リクロロー5−ニ トロベンゾフェノンをパラジウムチャコールの存在下。
大気圧及び室温で水素化した、 触媒を除去した後1反応媒質tX空下に蒸発乾固し、6.6gの結晶状の残留物 ン得た。
013H8C13No (300,57) 、収率88%。
融点103℃。
実施例1と同様に反応を行なった。
C13H6C1403S(384,06)、収率60%。
融点118℃。
塩化アルミニウムの存在下ベンゼン乞2−クロロー5−ニトロベンゾイルクロリ ドを反応させて実施例10a)と同様に反応2行なった@ C33H8CINO3(261,66)、収率55%。
融点85℃。
2−りoo−5−二トロペンゾフエノンを出発材料として実施例10b)と同様 に反応2行なう。
実施例1と同様に反応2行なう。
C13HsC1203S (315,14) 、収率40%。
融点:92℃。
塩化アルミニウムの存在下で2−クロロ−5−ニトロベンゾイルクロリドとクロ ロベンゼンを反応させて、実施例10a)のように反応?行なう。
C13H7C1□No3(296,11)、収率76%、融点92℃。
b)5−アミノ−2,42−ジクロロベンゾフェノンの製造2.4′−ジクロロ −5−ニトロベンゾフェノンχ出発材料として、実施例10b)と同様に反心χ 行なう。
実施例1と同様に反3乞行なう。
c13H7c1303S (349,62) 、収率65%。
融点:110℃。
塩化アルミニウムの存在下で2−クロロ−4−二トロベンゾイルクロリドとベン ゼンを反応させて、実施例10a)と同様の操作乞行なう。
CHClN03(261,66)、収率75%。
融点:90℃。
実施例10b)と同様に操作する。
実施例10c)と同様に操作する。
2−クロロ−5−ニトロベンゾイルクロリド?出発材料として実施例9a)と同 様に操作する。
C11H6CINO3S (2s 7.69 ) 、収率85%、融点:105 〜106℃。
実施例9b)と同様に操作する。
C11H8CINO3,HCI (274,17) 、収率95%。
融点:115°〜120℃。
実施例1と同様に操作する。
C1、H16C1203S2(321,20)、収率72%、融点二84℃。
無水エタノール200a中の12−((3−ベンゾイル−4−クロロフェニル) スルホンアミド〕ドデカン酸4.8gに1.1 gの水素化ホウ素す) IJウ ムを少しずつ加えろ。その間温度は0〜5℃に維持する。室己で2時間攪拌した 後、エタノール性塩酸を加えて該反応媒質を中和し1次いで真空下で蒸発固化す る。残留物乞酢酸エチルに回収し、有機相を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥 させ1次いで真空下で蒸発乾固させる。所望生底物が結晶の状態で得られる(4 g)、C25H34CINO35S (490−02) 、収率63%、融点: 122℃。
この方法で化合物IC−1796及びIC−1807χ製造したO 実施例16:11−[(3−ベンジル−4−クロロフエニ/I/)スルホンアミ ド〕ウンデカン酸IC−1808a)3−ベンジル−4−クロロアニリンノ製造 0℃に冷却した無水エーテル10001中に室累雰囲気下で6.8gの水素化ア ルミニウムリチウム、4+、4gの塩化アルミニウム、次いで無水エーテル中に 溶解し1こ229の5−アミノ−2−クロロベンゾフェノンW順次少量ずつ加え る。還流下で2時間攪拌した後、15%苛江ソーダ7aと水21stlと?順次 極めてゆつ(9加えろことにより過剰試薬を分解する。濾過にかけ且つ沈殿物Y 2X200IL!、のエーテルで洗浄した後、有機相を洗浄し、 Na2so4 ケ用いて乾燥させ1次いで真空下で蒸発乾固させろ。
溶離剤ヘキサン:CH1COOC2H5(3: 2’)によりシリカカラムで精 製処理すると17gの生成物が無色ラッカーの状態で分離される。
Cl5H1ICIN(217,68) 、収率82%。
実施例1と同様に操作する。
C13H1oC120□5(301,19)、収率52%。
実施例6と同様に操作する。
C24H3□ClN04S (4s 7.04 ) 、収率30%。
融点=88〜90℃。
同様の方法で化合物IC−17972製造した。
−jp!iニノベ((」)り]]t−工乙−:6−(2−ベンゾイル−4−クロ ロフェニル)スルホンアミド〕カプロニトリルの製造無水ジクロロメタン100 ILt中の4−クロロ−2−ベンゾイルベンゼンスルホニルクロリド15.7g に再蒸留処理したトリエチルアミン15ゴン加え1次いでジクロロメタン20m 中の6−アミノカプロニトリル5.69fO℃で一滴ずつ加える。
−晩20℃で攪拌した後、該反応媒質を真空下で蒸発乾固させろ。残留物乞水1 00m中に回収し、2X200mの酢酸エチルで抽出処理する。
乾燥させ、真空下で蒸発乾固させ且つシリカカラム(CH2C12)で精製処理 すると、シロップ状の生成物が19g得られる。
C1,H,、CINム5(390J9)、収率95%。
無水塩化メチレン301中の11−アミツウyデカン酸エチル塩酸塩5.3gに 、無水トリエチルアミン7a乞加え1次いで室温で1時間攪拌した後6.3gの 2−ベンゾイル−4−クロロベンゼンスルホニルクロリドを一滴ずつ加える。1 2時間攪拌した後、該反応媒質を真空下で蒸発乾固させ、水中に回収し、酢酸エ チルで抽出処理する。C1−、−%イオンがなくなる1で水で洗浄した有機相を 硫酸す) IJウムを用いて乾燥させ、且つ真空下で蒸発乾固させる。
溶離剤ヘキサン:酢酸エチ/L/(5:1)7使用してシリカカラムで精製処理 すると所望の生成物が結晶状態で得られる。
C26H34CIN05S(508,08)、収率80%。
融点:33〜34℃。
同様の方法で化合物IC−1741及び1742Y製造した。
実施例19:11−[:[2−(2−クロロベy′ ル −4−クロロフェニル 〕スルホンアミド〕ウンデカンアミドの製造a) 1x−[[:2−(2−クロ ロベンゾイル)−4−クロロフェニル〕スルホンアミド〕ウンデカノイルクロリ ドの製造無水ヘンゼンLIOal中の1t−(2−(2−クロロペンソイル)− 4−クロロフェニルスルホンアミド〕ウンデカン酸10.3gに、再蒸留処理し た塩化チオニル19g?加える。2時間還流下に?いた後、該反応媒質を真空下 で蒸発乾固させると、無色の油が得られろ。これftff製せずに使用する。
C24H28C13No4S (532,91) 、収率98%。
b)11− 2−(2−クロロベンゾイル)−4−クロロフェニル〕スルホンア ミド〕ウンデカンアミドの製造無水ベンゼンtsy中の11−[2−(2−クロ ロベンゾイル) −4−/ロロフェニルスルホンアミト〕ウンデカン酸塩化物2 gの溶液を10℃でアンモニアにより飽和する。2時間攪拌した後、該反応媒j tYX空下で蒸発乾固させ、残留物を水中に回収し、次いで酢酸エチルにより抽 出処理する。有機相を蒸発処理して結晶を得、これχベンゼン中で再結晶させる (x、22,11゜ C24H3oC12N20.S (s 13.48 ) 、収率70%。
融点=95°〜97℃。
下記表Iに記載の化合物乞実施例6の方法に従って製造した。
(以下余白) [6の出発材料(本発明の化合物の製法に関して上述したスルホン酸塩化物及び アミノ酸)?:使用すると下記の生成物が得られる。
12−[[4−クロロ−2−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミ ド〕ドデカン酸。
11−[[4−クロロ−2−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミ ド〕ウンデカン酸、 8−[[+−/ロロー2−(4−クロロベンソイル)フェニル〕スルホンアミド 〕カプリル酸。
6−[:[:4−クロロ−2−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンア ミド〕カプロン酸。
12−[(4−クロロ−2−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホ ンアミドドデカン酸。
11−[[4−クロロ−2−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホ ンアミドウンデカン酸。
8−[(+−クロロ−2−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホン アミド〕カフ’ +フル酸。
6−[C4−クロロ−2−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホン アミド〕カフ”oン酸。
12−〔〔2−(4−クロロベンソイル)フェニル〕スルホンアミド〕ドデカン 酸。
11−[[2−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕ウンデカ ン酸。
s−[(z−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕カプリル酸 、 6−((2−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕カプロン酸 。
12−((2−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル)スルホンアミド〕ド デカン酸、 11−〔〔2−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕ウ ンデカン酸。
8−(:[2−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕カ プリル酸、 6−[[2−(2、4−ジクロロベンソイル)フェニル〕スルホンアミド〕カプ ロン酸。
下記表■の化合物乞実施例6の方法に従って形成した。
(以下余白) 種々の出発材料(本発明の化合物の製法に関して上述したスルホクロリド及びア ミノ酸)ン使用すると下記の生成物が得られる。
12−((3−ベンシイ/I/−4−/ロロフェニル)スルホンアミド〕ドデカ ン酸。
11−[(3−ベンゾイル−4−クロロフェニル)スルホンアミド〕ウンデカン 酸、 8−((3−ベンゾイル−4−クロロフェニル)スルホンアミドフカプリル酸。
6−[(3−ベンゾイル−4−クロロフェニル)スルホンアミドフカプロン酸。
12−(3−(2、4−’)クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕ド デカン酸、 11−[3−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕ウン デカン酸。
8−(3−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕カプリ ル酸、 6−[3−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕カプロ ン酸。
12−r:[3−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕ドデカ ン酸。
11−([3−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕ウンデカ ン酸。
8−([3−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕カプリル酸 。
6−[[3−(4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕カプロン酸 。
12−([4−クロロ−3−(2,4−ジクロロベンシイ/L/)フェニル〕ス ルホンアミド〕トチカン酸。
11−[[4−クロロ−3−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル]スルホ ンアミド〕ウンデカン酸。
8−[[4−クロロ−3−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホン アミド〕カプリル酸。
6−[[4−クロロ−3−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホン アミド〕カプロン酸。
下記表■の化合物χ実施例6の方法で製造した。
(以下余日) 種々の出発材料(本発明の化合物の製法に関して上述したスルホクロリド及びア ミノ酸)′ft使用すると下記の生成物が得られる。
12−((4−ベンゾイル−3−クロロフェニル)スルホンアミド〕ドデカン酸 。
12−(4−ベンゾイル−3−クロロフェニルベンゼンスルホンアミド)ドデカ ン酸。
1l−C(4−ベンゾイル−3−クロロフェニル)スルホンアミド〕ウンデカン 酸、 1l−(4−ヘン/イル−3−クロロフェニルベンゼンスルホンアミド)ウンデ カン酸。
8−〔(4−ベンゾイル−3−クロロフェニル)スルホンアミドフカプリル酸。
8−(4−ペンソイル−3−クロロフェニルベンゼンスルホンアミド)オクタン 酸。
6−((4−ベンゾイル−3−クロロフェニル)スルホンアミドフカプロン酸。
6− (4−ペンソイル−3−クロロフェニルベンゼンスルホンアミド)ヘキサ ン酸、 12−CC4−<4−クロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕ドデカン 酸。
11−[(4−(4−クロロベンゾイル)フェニル]スルホンアミド〕ウンデカ ン酸。
8−[[4−(4−クロロベンゾイル)フェニル]スルホ/アミド〕カプリル酸 。
6−[[:4−(4−10ロベンゾイル)フェニル]スルホンアミド〕カプロン 酸。
12−[1:4−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕 ドデカン酸。
xl−[[4−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕ウ ンデカン酸。
a−[[4−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕カプ リル酸。
6−[[4−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホンアミド〕カプ ロン酸。
12−[[+−クロロ−4−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホ ンアミド〕ドデカン酸。
11−[(4−クロロ−4−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホ ンアミド〕ウンデカン散。
8−[[4−クロロ−4−(2,4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホン アミド〕カフリル酸。
6−CC4−クロロ−,4−(2、4−ジクロロベンゾイル)フェニル〕スルホ ンアミド〕カプロン酸。
下記表■の化合物ン実施例7の方法で製造した。
種々の出発生成物(本発明の化合物の製法で上述したスルホン酸塩化物及びアミ ノ酸)?使用すると下記の種々の生成物が得られる。
8−[[3−[3−[7−カルボキシへブチルスルファモイル]ベンゾイル〕− 4−クロロフェニル]スルホンアミド]カプリル酸。
s−[[3−(3−[s−カルボキシペンチルスルファモイル〕ペンソイル〕− 4−クロロフェニル]スルホンアミド〕カプロン酸。
12−[[z−[3−((tt−カルボキシウンデシル)スルファモイル〕ベン ゾイル]−3−クロロフェニル〕スルホンアミド〕ドデカン酸。
11−[[z−(:3−C1o−カルボキシデシル)スルファモイル〕ベンゾイ ル〕−3−クロロフェニル〕スルホンアミド〕ウンデカン酸。
8−[[:z−[3−((7−カルボキシヘプチル)スルファそイル〕ベンゾイ ル]−3−クロロフェニル〕スルホンアミド〕カプリル酸。
6−([2−1:3((5−カルボキシペンチル)スルファモイル〕ベンゾイル )−3−クロロフェニル〕スルホンアミド〕カプロン酸。
12−[[4−[3−[(il−カルボキシウンデシル)スル77モイル〕ヘン ゾイル〕−2−クロロフェニル〕スルホンアミド〕ドデカン酸、 11−[(4−[3−((10−カルボキシデシル)スルファモイル〕ベンゾイ ル〕−2−クロロフェニル〕スルホンアミド〕ウンデカン酸。
8−[(4−(3−[:(7−カルボキシペンチル)スルファモイル〕ベンゾイ ル]−2−クロロフェニル〕スルホンアミド〕カプリル酸、 6−[[4−[3−[(s−カルボキシペンチル)スルファモイル〕ヘンゾイル :]−2−10ロフエニル〕スルホンアミド〕カプロン酸。
下記表Vの化合物を実施例8の方法で製造した。
(以下余白) 下記表■及び■aの化合物乞実施例9の方法で製造した。
下記表■の化合物を実施例15の方法で製造した。
次表■aの化合物を実施例9及び15の方法で製造した。
実施例16に従い、下記表■の化合物”rm造した。
本発明の新規な化合物及び該化合物の生理学的に許容される有機又は無機の塩は 顕著な薬理学的特性をもつ。
本発明化合物の生理学的に許容される塩として特に以下のちのがある。
酸から形成される塩として、アルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩又は有機塩 基塩、例えばメグルメート及びアセゲルメート。
アミンから形成される塩として、ヒドロクロリド、スルフェート、ホスフェート 、メタンスルホネート、タルトレート、アセテート、フマレート、スクシネート 、ピルベート、フェノキシアセテート、ラクテート、シトレート、マレエート。
本発明の薬剤の塩を以下に示す。
1、式 の化合物のカルボキシル基−COOHを塩化することによって形成される塩: 2、式 の化合物の−N)I基及び−Coo)l基を強塩基(NaOH,KOH)で塩化 することによって形成される塩: 3、式 の化合物の芳香核の置換アミノ基を塩化することによって形成される化合物の塩 :又は 4、式中のYがNR2、NHR,又はNR,R,を示すときにYを塩化すること によって得られる化合物の塩。
第一の場合、塩を形成していない化合物は、等モル量の塩基と本発明生成物とを 公知方法で反応させることによって塩に変換される。
第二の場合、塩を形成していない化合物は、2モルの塩基と1モルの本発明生成 物とを公知方法で反応させることによって塩に変換される。
第三及び第四の場合、塩を形成していない化合物は、等モル量の酸と本発明生成 物とを公知方法で反応させることによって塩に変換される。
本発明化合物は抗炎症効果及び鎮痛効果をもつ6本発明化合物のあるものは、炎 症過程に関与するロイコトリエンB4の(多形核白血球のレベルでの)生合成並 びに喘、蓼、及びある種のアレルギー性疾患のごときアレルギー反応に関与する ロイコトリエンC4の生合成を強力に且つ選択的に阻害する。
本発明化合物はまた、有効投与量で毒性をもたないという特徴を示す。
これらの化合物は薬剤としての使用に適合する治療指数をもつ。
本発明化合物の薬理学的特性及び十分な耐性を明らかにするために以下の如き種 々の試験を実施した。
I −L灸i支1 (1)カオリンによる関節炎試験 1.1第1試験 ラットの後肢の中肢屈筋鞘に10%カオリン無菌懸濁液0.05zi’を注射す ると第1期に浮腫反応が生じる1次に炎症性関節炎が生じる。
1時間後から早期浮腫反応が現われ、4時間〜6時間後に最大に達する。この症 状に注目した。肢の体積を測定することによって浮腫反応に対する物質の作用を 検査し得る。
測定にはGiono及びChevilardのプレチスモメータを用いる。
カオリン注射の1時間前に被検物質を経口投与する(胃カテーテル)。
結果をコントロール動物群に対する処置動物群での炎症の減少%で示す。
処置動物及びコントロール動物とも10匹ずつのロットで用いる。
また、参照物質−ケトプロフェン(にetoprofen)で処理した動物群で 得られた結果と比較する。
本発明化合物に関する結果を以下の表■にまとめる。
与えられた数値は動物10匹の平均値を示す。
ム」L この結果によれば、大部分の被検化合物は投与量100j100jIで極めて顕 著な抗炎症活性を示し、しかもケトプロフェンに比較するとプロスタグランジン の生合成に対して作用しないので好ましくない副作用を生じないという利点をも つ。
1.2第2実験 第2実験では、急性期炎症反応(8時間目の肢の体積によって測定)及び慢性期 炎症反応(12時間目の肢の型皿によって測定される活性)に対する被検物質の 作用を知るために更に精密な検査を行なう。
先の実験同様に比較物質としてケトプロフェンを使用した。
一象ILのif 結果を、コントロールに対する処置した肢の体積の有意な減少%で示す、この結 果を以下の表lX−2にまとめる。
人j≧ス 一11町@11( 結果を、コントロールと比較して処置した肢の体積の有意な減少%で示す、この 結果を以下の表rX−3にまとめる。
(2)カラゲニンによる浮腫試験 この試験では、本発明の各被検化合胸当たり10匹のラットを使用する。また、 10匹のラットから成るコントロールロットには比較化合物(ケトプロフェン) 又は単なるNaC1溶液を投与する。
ラットの後肢の基部にカラゲニンを注射して浮腫を生じさせ、浮腫の体積をLe nceのプレチスモメータで測定する(C,^、 Winter、 E、^、  R15ley及びG、 L Nuss、Proe、 Soc。
Exp、 Biol、 Hed、 1962.111.544及びP、 Len ce、八reh 。
Inv、 Phar++aeodyn、 1962.136.237と同様の技 術)。
カラゲニン注射の1時間前に本発明化合物を経口投与する(胃カテーテル)。
カラゲニンを0.9%塩化ナトリウムの等張液中の1%懸濁液として使用する。
ラットの後肢に注射する量は0.20m1である。
注射以前及び注射3時間後の肢の体積を測定する。カラゲニンに対する被検物質 の拮抗作用は、コントロールラットに比較した浮腫体積の抑制によって示される 。コントロールラットには同じ条件下でNaCZの等張液だけを注射する。
結果をコントロールラットに比較した炎症の抑制%で示す(10匹の平均値)。
2.1第1実験 結果を以下の表Xにまとめる。
衣■− 2,2第2実験 結果を以下の表X−2にまとめる。
(3)異物によって誘発された実験的肉芽腫試験3.1第1実験 以下の化合物を試験した:1573,1570,1572,1341,1361 ゜1410゜ この試験では、異物、即ち非吸収性プラスチック材料スポンジをラットの背中皮 下結合組織に移植後8日間で増殖する亜急性細胞相を検査する。
形成された肉芽腫を移植8日後に採取する0組織を固定しヘマティン−エオシン で切片を染色後に組織検査を行なう、特に肉芽組繊形成初期の細胞集団、即ち、 組織球性細網細胞、リンパ球特にマクロファージについて観察する。
同腹の体重120g〜140gのWistarラットを処置動物として使用し、 処置全期間(8日間)を通じて同じ安静条件下に維持する。
朝空腹時に本発明化合物のゴム懸濁液を食道カテーテルで経口投与する。
投与8日後にラットを断言によって殺し、肉芽腫を採取し、組織検査用プレパラ ートを作成する。
以下の実験条件を用いる。
一動物を10匹ずつのロットに分ける。
−10匹1組の2つのロットに夫々50++g及びloomgの2種類の投与量 で各被検物質を投与する。
一参照物質としてケトプロフェンを同じ条件下で同じ2種類の投与量で与える。
一コントロールロットの10匹には全く処置を与えない。
結果を以下の表℃に示す。
結論として、全部の被検物質が非処置コントロール動物に比較して組織の組織学 的変質として現われる抗炎症活性を示した。
3.2第2実験 以下の化合物を試験した:1574,1736,1755,1761,1763 ゜1フロ4,1796,1797゜ この実験では、一方で8日目に採取した肉芽腫の組織検査を行ない(結果を表X l−2に示す)、他方では移植10日後の肉芽腫の重量を計量したく結果を表河 −3に示す)。
表XI −3− ■−バ茄」u[ Randal l及び5eiiLto(^rch、 Int、 Pharmac odyn、 1957、CXI、409−419)の試験。
炎症は疼痛に対する感受性、特に圧力に対する感受性を増加し、鎮痛剤はこの感 受性の閾値を上げる。
20%ビール酵母の水性懸濁液0.1xllを後肢の1つの足底鍵膜下方に注射 して炎症を生じさせる。肢裏に圧力を加えて疼痛を生じさせ圧力を161F/秒 ずつ次第に増加する。肢を引っ込める特性反応の開始に必要十分な力を疼痛閾値 とする。
炎症を生じた肢の疼痛感受性はビール酵母注射の4時間後にプラトーに達し、以 後6時間後まで安定である。炎症を生じた肢の疼痛閾値は体重140gのコント ロールラットで圧力的50.〜60gであり、無傷の肢では約1601Fである 。
10匹ずつのグループのラットに経口投与した物質の作用は、平均疼痛閾値を、 本発明化合物を投与しない10匹のコントロールラット群で測定した疼痛閾値と 比較した増加%によって示す。
ビール酵母注射の1時間前に被検物質を経口投与する(胃カテーテル)。
比較化合物としてケトプロフェンを使用した。
1、第1実験 結果を以下の表■にまとめる。
宍XI[ 2,第2実験 結果を以下の表XI[−2にまとめる。
■−生化学作用のメカニズム 膜リン脂質はホスホリパーゼ^2の作用によってアラキドン酸に代謝される。ア ラキドン酸はシクロオキシゲナーゼ経路でプロスタグランジン及びトロンボキサ ンを生合成しりボオキシゲナーゼ経路でロイコトリエンを生合成する。
凝固物質(トロンビン又は亜凝固濃度のアラキドン酸)を使用しヒト血小板のシ クロオキシゲナーゼ経路に対する本発明物質の影響を試験した0本発明物質によ って変化(−odidf 1cation)(抗シクロオキシゲナーゼ作用)は 全く検出されなかった。
付加的試験では、プロスタグランジン生合成の後半段階に相当するトロンボキサ ン合成酵素及びプロスタサイクリン合成酵素に対する本発明物質の活性の有無を 試験した。
また、ヒト多形核白血球を使用し5−リボオキシゲナーゼ経路に対する本発明物 質の影響を試験した。この試験では、本発明物質のあるものが5−リボオキシゲ ナーゼのインヒビターであることが判明した。
(1)トロンボ ンム 、に :1u−吟貰」ト欠肌ヌー1.1ヒト血小板懸濁 液系 漸増投与量の被検物質(10−’M〜5X 10−’M)の存在下に血小板をア ラキドン酸(5py/z12)と共にインキュベートする。
アラキドン酸(^^)で刺激された血小板は多量のトロンボキサン^2(TX^ 2)を製造する。 TXA2はラジオイムノアッセイによって安定な代謝産物T XB2の形態で測定できる。
37℃で10〜15分間インキュベーション後に媒体中のTXB2の定量を行な う、被検物質とインキュベートしなかったコントロール懸濁液に比較した測定値 を得る。
罷」:結果をIC50、即ちTXB2の産生を50%阻害し得る被検物質の濃度 で示す。
得られたIC50は、被検物質がTXB2産生の強力なインヒビターであること を示す。
更に、被検投与量(10”M〜5X 10−5M)で、TXB2の産生阻害に関 して被検物質の投与量一応答関係が観察される。
1.2腎臓調製物モデル ヒト糸球は、トロンボキサン合成酵素を介してトロンボキサンを合成しプロスタ サイクリン合成酵素を介してプロスタグランジンを合成する。試験では糸球細胞 をアラキドン酸(5uy/z1)によって刺激し、漸増濃度の被検物質(10− ’M〜5x 10−’H)の存在下でトロンボキサンB2(TXB2)とプロス タサイクリン(PGI2)との産生量を放射免疫学的に定量する。
前記モデル同様に、結果をコントロール懸濁液に比較したIC50で示す。
罷1 結果は、被検物質がTXB2産生の強力なインヒビターであるが(IC50<  1011M>、PGI2産生には弱いインヒビターでしがない(IC50≧50 118)ことを示す。従ってTXB2に対する特異的活性を得ることが可能であ る。
更に、使用投与量(io−’M 〜5 X 10− ’MaテTXB2阻害ニ対 する投与量一応答関係が観察される。
(2)ロイコトリエンの生ム に・ る2.1第1実験 多形核白血球をヒト血液から単離し、採取6時間以内に使用する0m胞の生存度 をトリパンブルー排除によって確認する。
DMSOに溶解した被検物質の存在下に5XIO’の細胞を37℃で10分間イ ンキュベートし、pH7,4(Ca”°及びMg2°= 1.M)のPBSバッ ファ中のイオノフオア^23187(Galbiochem、10.H)で刺激 する。
メタノールに溶解した100nyのプロスタグランジンB2(Pfl:B2)を 内部標準として反応終期に添加する。
遠心分離によって培養上清を採取する。上清をアルゴン下に回収し、FIPLC 分析まで一80℃で保存する。
この分析は、p117.4の水中のアセトニトリル勾配(20〜80%)を51 1m0DS超微細ビーズ(ultrasphere)カラム(Becka+an n)に25o111を注入して行なう。
269n−で吸収する種々の物質;ロイコトリエンB4(LiO2)、LTB4 異性体及びLiO2の酸化代謝産物の量を内部標準との比較によって算定する。
被検物質は濃度401で使用される。
次表の結果は、 1、LiO2 2、LiO2の異性体 3、LiO2の酸化代謝産物 に対する化合物の活性を示す。
これらは阻害%で示されるか、又は、LiO2、LiO2の異性体及びLiO2 の酸化代謝産物の増加%(+で表す〉で示される。
2.2第2実験 実験モデルは前項2.1と同じである0本発明組成物1574を内部標準として 使用し、その他の生成物を試験する。
この結果は、401IMの濃度で被検物質の大部分がLTB4の生合成を極めて 強力に阻害することを示す。
2.3第3実験 ヒト多形核白血球を被検物質の存在下又は非存在下でカルシウムイオノフオア^ 23187(Calbiochem、5.M)によって刺激する。
37℃で15分間インキュベート後に、放射免疫学的にロイコトリエンC4(L TC4)を定量する。
結果をIC50で示す、 IC50は被検物質の存在下でインキュベートしなか ったコントロール懸濁液と比較したときのLTC4産生を50%阻害する濃度で ある。
結」し 得られたIC50の値は、被検物質がLTC4産生を強力に阻害することを示す 。
また10−6〜5X10−’の被検生成物の投与量とLTC4の生合成の阻害と の間に投与量一応答関係が観察される。
2.4第4実験 ヒト多形核白血球をアラキドン酸で懸濁させ、カルシウムイオノフオアで刺激す るとロイコトリエンB4(LTB4)が産生される。
試験では、新鮮ヒト白血球を追跡量のトリチウム標識アラキドン酸を加えた10 pg/xlのアラキドン酸とインキュベートする。カルシウムイオノフオア^2 3187(Calbioches、5pH)で白血球を刺激し、次にHPLCで 5−ヒドロキシエイコサテトラエン酸(5−HETE)とLTB4との産生量を 測定する。
5−HETEは5−リボオキシゲナーゼによってアラキドン酸から産生される代 謝産物であり、この物質からイソメラーゼの作用によってLTB4が産生される 。
結果を被検物質とインキュベートしなかった対照白血球で得られた結果と比較し たIIPLcのピーク表面の積分として髭」 この結果より、被検物質が5−METE及びLTB4の双方の産生を強力に阻害 し、この阻害は5−リボオキシゲナーゼのレベルで生じたことが判明する。
IV−ILL乳 経口投与によって以下の化合物のLD50の概数を測定した:ラット及びマウス で1361.1489.1572、マウスで1341.1573゜1574.1 3B1.1495,1579,1489,1572゜化合物を3%アラビアゴム 溶液に懸濁させ、ラットでは211で50 、100.200.400及び80 ozg7kgと等価の投与量、マウスではflで100,200,400,80 0及び1600り/kgと等価の投与量、1573及び1579では32001 1FI/1gと等価の投与量で使用した。
各群5匹の動物のロットに金属カテーテルで強制栄養を与えた。
動物を14日間毎日観察した。
LD50の概略値を以下の表に示す。
表xm 経口投与された被検物質に対する耐性はラットでもマウスでも十分であることが 判、明した。これらのLD50は既知のケトプロフェンのLD50よりもはるか に高い値である。
化合物は、炎症状態、アレルギー状態、特に皮膚アレルギーもしくは喘息、又は ある種の心欠陥障害もしくは腎不全の治療のための薬剤の活性成分として有利に 使用できる。
このために本発明化合物は、従来の賦形剤及びアジュバント、特に錠剤、粉末剤 、ゼラチンカプセル剤、アンプル入りドリンク剤、注射液剤の調製に使用される 賦形剤及びアジュバントと共に調製される。
本発明の薬剤は経口投与、特に錠剤、ゼラチンカプセル剤、粉剤、溶液剤、懸濁 液剤、シロップの形態で経口投与されるのが有利である。
本発明の薬剤はまた、クリーム、ローション、軟膏又はゲルの形態で局所投与さ れてもよい。
本発明の薬剤はまた、例えば活性物質が塩の形態のときは非経口投与されてもよ い。
このために本発明化合物は、注射に適した又は局方注射薬の調製に適した無菌又 は殺菌可能溶液の形態も有し得る。
これらの溶液は生理学的水溶液、特にこれら化合物の1つの等張液、例えばグル コース又は生理食塩水の等張液でもよい。当然これらの例は注射可能等張液を形 成するために使用される得る生理学的に許容される物質の定義を限定するもので はない。
本発明の薬剤はまた、坐薬剤の形態で投与されてもよい。
適当な投与量は活性物質約10〜500zy/日である。
経口投与薬剤の形態のとき、−回投与量は約10〜約50012、好ましくは約 25〜2501gの活性成分を含む。
非経口投与薬剤の形態のとき、注射可能製剤は一回投与量当たり約10〜110 0zの活性成分を含む。
国際tM杏鱗失 ANNEX To THE INTERNATIONAL 5EARCHREP ORτ0NThe European Patent 0ffice is i n no way 1iable for theseparticulars  which are merely giv@n for the purp osa ofinformation。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)〔式中、WはC=O、CH2又はCH OHを表し、Zは▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等 があります▼を表し、R1はCl、F、Br、NO2、NH2、CF3、1〜4 個の炭素原子を有するアルキル基、特にメチル又はエチル、1〜4個の炭素原子 を有するアルコキシ基、アセトアミド又はベンズアミドを表し、R2はCl、F 、Br、NO2、NH2、CF3、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1 〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、アセトアミド又はベンズアミドを表し 、RはH、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基を表し、R′ 及びR′′はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、Xは(CH 2)r(rは0又は1)、−CH=CH、▲数式、化学式、表等があります▼又 は▲数式、化学式、表等があります▼を表し、YはCOOR3(R3は水素又は 1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す)、 *▲数式、化学式、表等があります▼ (R4及びR5はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す)、 *▲数式、化学式、表等があります▼,*−C≡N,*▲数式、化学式、表等が あります▼(ここで は5又は6員環非芳香族環を表し、環に含まれる2又は3個の原子は炭素及び/ 又は酸素及び/又は窒素原子である)、*NH2、NHR6、NR6R7(R6 及びR7は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒素原子と共に非芳香族 環式アミンを形成し得る)を表し、但しYがNH2を表すとき、Xは▲数式、化 学式、表等があります▼ 以外のものであり、uは0〜2の整数、vは0〜2の整数、pは0又は1、qは 0又は1(但しp+q≧1)、nは0〜10の整数、mは0〜10の整数、tは 0又は1であり、鎖:▲数式、化学式、表等があります▼ の合計炭素原子数は2〜20である〕で表される化合物、及び生理学的に許容可 能なその塩。
  2. 2.下記式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、R1、R、R′、R′′、 X、Y、Z、m、n、t、p、q及びuは請求の範囲1に記載した意味を有する )で表される請求の範囲1に記載の化合物。
  3. 3.下記式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、R1、R、R′、R′′ 、X、Y、Z、m、n、t、p、q及びuは請求の範囲1に記載した意味を有す る)で表される請求の範囲1に記載の化合物。
  4. 4.下記式1V: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)(式中、R1、R、R′、R′′、 X、Y、Z、m、n、t、p、q及びuは請求の範囲1に記載した意味を有する )で表される請求の範囲1に記載の化合物。
  5. 5.下記式V: ▲数式、化学式、表等があります▼(V)(式中、R1、R2、R、R′、R′ ′、X、Y、Z、m、n、p、q、t、u及びvは請求の範囲1に記載した意味 を有する)で表される請求の範囲2に記載の化合物。
  6. 6.式V〔式中、YはCOOR3(R3はH又は1〜4個の炭素原子を有するア ルキル基を表す)を表す〕で表される請求の範囲5に記載の化合物。
  7. 7.式V〔式中、YはNH2、NHR6又はNR6R7(R6及びR7は請求の 範囲1に記載した意味を有する)を表す〕で表される請求の範囲5に記載の化合 物。
  8. 8.式V(式中、p又はqは0である)で表される請求の範囲5に記載の化合物 。
  9. 9.u+v≧1であり、鎖: ▲数式、化学式、表等があります▼ の合計炭素数が5以上であることを特徴とする請求の範囲8に記載の化合物。
  10. 10.式V(式中、p=1、q=1、u+v≧1であり、鎖:▲数式、化学式、 表等があります▼ の合計炭素数は5以上である)で表される請求の範囲5に記載の化合物。
  11. 11.下記式VI: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)(式中、R1、R、R′、R′′、 X、Y、Z、W、m、n、u及びtは請求の範囲1に記載した意味を有する)で 表される請求の範囲1に記載の化合物。
  12. 12.下記式VII: ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)(式中、R1、R、R′、R′′ 、X、Y、Z、W、m、n、u及びtは請求の範囲1に記載した意味を有する) で表される請求の範囲11に記載の化合物。
  13. 13.式VII〔式中、YはCOOR3(R3はH又は1〜4個の炭素原子を有 するアルキル基を表す)を表す〕で表される請求の範囲12に記載の化合物。
  14. 14.下記式VIII: ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)(式中、R1、R3、R、R′ 、R′′、X、Z、m、n、u及びtは請求の範囲1に記載した意味を有する) で表される請求の範囲13に記載の化合物。
  15. 15.下記式IX: ▲数式、化学式、表等があります▼(IX)(式中、R1、R3、R、R′、R ′′、X、Z、m、n、u及びtは請求の範囲1に記載した意味を有する)で表 される請求の範囲13に記載の化合物。
  16. 16.下記式X: ▲数式、化学式、表等があります▼(X)(式中、R1、R3、R、R′、R′ ′、X、Z、m、n、u及びtは請求の範囲1に記載した意味を有する)で表さ れる請求の範囲13に記載の化合物。
  17. 17.式VIII(式中、鎖: ▲数式、化学式、表等があります▼ の合計炭素原子数は5以上である)で表される請求の範囲14に記載の化合物。
  18. 18.式IX(式中、鎖: ▲数式、化学式、表等があります▼ の合計炭素原子数は5以上である)で表される請求の範囲15に記載の化合物。
  19. 19.式X(式中、鎖: ▲数式、化学式、表等があります▼ の合計炭素原子数は5以上である)で表される請求の範囲16に記載の化合物。
  20. 20.下記式XI: ▲数式、化学式、表等があります▼(XI)(式中、鎖: ▲数式、化学式、表等があります▼ の合計炭素数は5以上であり、R1、R3、R、R′、R′′、X、W、m、n 、t及びuは請求の範囲1に記載した意味を有する)で表される請求の範囲13 に記載の化合物。
  21. 21.下記式Vlbis: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1及びR2はハロゲンを表し、uは0〜2、vは0〜2であり、Wは C=O、CHOH、CH2を表し、nは3〜11である)で表される請求の範囲 11に記載の化合物。
  22. 22.下記式VIter: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R1はハロゲンを表し、uは0〜2、WはC=O、CHOH、CH2を 表し、nは3〜11である)で表される請求の範囲11に記載の化合物。
  23. 23.下記式: ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される請求の範囲1に記載の化合物。
  24. 24.請求の範囲1に記載の式Iで表される化合物の製造方法であって、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、AはNH2を除くR1と同義であり、即ちAはCl、F、Br、NO2 、CF3、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有す るアルコキシ基、アセトアミド又はベンズアミドを表し、Zは ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼を表 し、BはNH2を除くR2と同義であり、即ちBはCl、NO2、CF3、1〜 4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基 、アセトアミド又はベンズアミドを表し、uは0〜2の整数を表し、vは0〜2 の整数を表し、p=0又は1、q=0又は1(但しp+q≧1)である〕で表さ れる化合物を特に塩化アルミニウム及び水素化アルミニウムリチウムで任意に還 元して−C=OをCH2に還元し、式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、Z、u、p及びqは上記と同義である)で表される化合物を得、上 記式のアミノ化合物の1つをサンドマイヤー反応にかけ、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、Z、u、p及びqは上記と同義であり、W′はC=O又はCH2を 表す)で表されるスルホハロゲン化物を得、上記式で表されるスルホハロゲン化 物、特にスルホクロリドを式:▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、RはH、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基又はベンジル基を表し 、R′及びR′′はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、Xは (CH2)r(rは0又は1)、又は−CH=CH、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼を表 し、YはCOOR3(R3はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表 す)、 *▲数式、化学式、表等があります▼ (R4及びR5はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す)、 *▲数式、化学式、表等があります▼−C≡N,*▲数式、化学式、表等があり ます▼(ここで ▲数式、化学式、表等があります▼ は5又は6員環非芳香族環であり、環に含まれる2又は3個の原子は炭素及び/ 又は酸素及び/又は窒素である)、*NH2、NHR6、NR6R7(R6及び R7は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒素原子と共に非芳香族環式 アミンを形成し得る)を表し、但しYがNH2を表すとき、Xは▲数式、化学式 、表等があります▼ 以外のものであり、nは0〜10の整数、mは0〜10の整数、tは0又は1で あり、鎖: ▲数式、化学式、表等があります▼ の合計炭素原子数は2〜20である〕で表される1種又は2種の化合物と反応さ せ、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、Z、W′R、R′、R′′、X、Y、m、n、t、q及びuは上記 と同義である)の化合物を得、W′がC=Oを表す場合には、上記化合物を特に 水素化ホウ素ナトリウムのような水素化ホウ素アルカリ金属で任意に還元してC =OをCHOHに還元し、その後、A及び/又はBがNO2を表す場合には任意 に還元することを特徴とする方法。
  25. 25.式II: ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、R1、R、R′、R′′、 X、Y、Z、m、n、p、q、u及びtは請求の範囲2に記載した意味を有する )で表される化合物の製造方法であって、スルホハロゲン化物、特に式:▲数式 、化学式、表等があります▼(式中、A、Z及びuは請求の範囲24に記載した 意味を有する)で表されるスルホクロリド、又はジスルホハロゲン化物、特に式 : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、u及びZは上記と同義である)で表されるジスルホクロリドを、式 : ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R、R′、R′′、n、m、t、X及びYは請求の範囲24に記載した 意味を有する)で表される1又は2種の化合物と反応させ、その後、A及び/又 はBがNO2を表す場合には任意に還元することを特徴とする請求の範囲24に 記載の方法。
  26. 26.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、u、Zは請求の範囲25に記載した意味を有する)で表されるスル ホクロリド、又は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、u、Zは請求の範囲25に記載した意味を有する)で表されるジス ルホクロリドを、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R、R′、R′′、n、m、t及びXは請求の範囲25に記載した意味 を有する)で表される1又は2種のアミノ酸と反応させることを特徴とする請求 の範囲25に記載の方法。
  27. 27.請求の範囲26により得られた化合物(YはCOOHを表す)を式II〔 式中、YはCOOR3(R3は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す) を表す〕の化合物にエステル化するか、又は請求の範囲26により得られた化合 物を、式II〔式中、Yは▲数式、化学式、表等があります▼ (R4、R5はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表す) ▲数式、化学式、表等があります▼,−C≡N,▲数式、化学式、表等がありま す▼を表す〕で表される化合物に変換することを特徴とする請求の範囲25に記 載の方法。
  28. 28.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、AはNH2を除くR1と同義であり、即ちAはCl、F、Br、NO2 、CF3、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有す るアルコキシ基、アセトアミド又はベンズアミドを表し、Zは ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼を表 し、BはNH2を除くR2と同義であり、即ちBはCl、F、Br、NO2、C F3、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するア ルコキシ基、アセトアミド又はベンズアミドを表し、uは0〜2の整数、vは0 〜2の整数である)で表されるスルホクロリド、又はジスルホハロゲン化物、特 に式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、A、u、Zは上記と同義である)で表されるジスルホクロリドを、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、RはH、1〜6個の炭素原子数を有するアルキル基又はベンジル基を表 し、R′及びR′′はH又は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基を表し、n は0〜10の整数、mは0〜10の整数、tは0又は1であり、YはNH2、N HR6、NR6R7(R6及びR7は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又 は窒素と共に非芳香族環式アミンを形成する)を表し、Xは式Iに記載した意味 を有する〕で表されるアミノアルキルアミンと反応させることを特徴とする請求 の範囲25に記載の方法。
  29. 29.使用されるアミノ酸又は使用されるジアルキルアミノアルキルアミンが夫 々、NH2−(CH2)n−COOH(nは1〜11)、▲数式、化学式、表等 があります▼ (n=2又は3、R6及びR7は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒 素原子と共にモルホリン環を表わす)から選択され、使用されるスルホクロリド が夫々、2−ベンゾイル−4−ニトロベンゼンスルホニルクロリド、2−ベンゾ イル−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−クロロ−2−(2−クロロ ベンゾイル)ベンゼンスルホニルクロリド、2−ベンゾイルベンゼンスルホニル クロリド、2−(4−クロロベンゾイル)ベンゼンスルホニルクロリド、4−ベ ンゾイルベンゼンスルホニルクロリド、3−ベンゾイルベンゼンスルホニルクロ リド、3−(2,4−ジクロロベンゾイル)−4−クロロベンゼンスルホニルク ロリド、3−ベンゾイル−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、3−(4− クロロベンゾイル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−ベンゾイル −3−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−クロロ−3−(2−テノイル) ベンゼンスルホニルクロリドから選択されることを特徴とする請求の範囲25に 記載の製造方法。
  30. 30.式III: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、R1、R、R′、R′′ 、X、Y、Z、m、n、t、p、q及びuは請求の範囲3に記載した意味を有す る)で表される化合物の製造方法であって、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは請求の範囲24に記載した意味を有する)で表される化合物を還元 し、C=OをCH2に還元し、式:▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数 式、化学式、表等があります▼で表される化合物を得、これらの化合物の1種を サンドマイヤー反応にかけ、式: ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式、表等があります▼で表 される化合物を得、上記式で表されるスルホハロゲン化物又はジスルホハロゲン 化物を、式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R、R′、R′′、X、Y、n、m及びtは請求の範囲24に記載した 意味を有する)で表される化合物と縮合し、その後、A及び/又はBがNO2を 表す場合には任意に還元することを特徴とする請求の範囲24に記載の方法。
  31. 31.使用されるアミノ酸又は使用されるジアルキルアミノアルキルアミンが、 NH2−(CH2)n−COOH(nは1〜11)、▲数式、化学式、表等があ ります▼ (n=2又は3、R6及びR7は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒 素原子と共にモルホリン環を表わす)から選択され、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で表される化合物が、3−(2,4−ジクロロベンジル)−4−クロロベンゼン スルホニルクロリド、3−(4−クロロベンジル)−4−クロロベンゼンスルホ ニルクロリド、2−ベンジル−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、2−( 2,4−ジクロロベンジル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、2−( 4−クロロベンジル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−ベンジル −3−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−(2,4−ジクロロベンジル) −3−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−(4−クロロベンジル)−3− クロロベンゼンスルホニルクロリド、3−ベンジル−4−クロロベンゼンスルホ ニルクロリドから選択されることを特徴とする請求の範囲30に記載の製造方法 。
  32. 32.式IV: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)(式中、R1、R、R′、R′′、 X、Y、Z、m、n、t、p、q及びuは請求の範囲4に記載した意味を有する )で表される化合物の製造方法であって、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 A、X、Y、Z、R、R′、R′′、m、n、p、q、t及びuは請求の範囲2 4に記載した意味を有する)で表され且つ請求の範囲25により得られるような 化合物を、A及び/又はBがNO2を表す場合の任意工程である該NO2の還元 に先立って水素化ホウ素アルカリ金属で還元し、C=OをCHOHに変換するこ とを特徴とする請求の範囲24に記載の方法。
  33. 33.使用されるアミノ酸又は使用されるジアルキルアミノアルキルアミンが、 NH2−(CH2)n−COOH(nは1〜11)、▲数式、化学式、表等があ ります▼ (n=2又は3、R6及びR7は1〜4個の炭素原子を有するアルキル基又は窒 素原子と共にモルホリン環を形成する)から選択され、使用されるスルホクロリ ドが、2−ベンゾイル−4−ニトロベンゼンスルホニルクロリド、2−ベンゾイ ル−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−クロロ−2−(2−クロロベ ンゾイル)ベンゼンスルホニルクロリド、2−ベンゾイルベンゼンスルホニルク ロリド、2−(4−クロロベンゾイル)ベンゼンスルホニルクロリド、4−ベン ゾイルベンゼンスルホニルクロリド、3−ベンゾイルベンゼンスルホニルクロリ ド、3−(2,4−ジクロロベンゾイル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロ リド、3−ベンゾイル−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、3−(4−ク ロロベンゾイル)−4−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−ベンゾイル− 3−クロロベンゼンスルホニルクロリド、4−クロロ−3−(2−テノイル)ベ ンゼンスルホニルクロリドから選択されることを特徴とする請求の範囲32に記 載の製造方法。
  34. 34.治療用物質として使用される請求の範囲1から23のいずれかに記載の化 合物。
  35. 35.医薬上許容可能な賦形剤と共に、請求の範囲1から23にいずれかに記載 の化合物の1種を有効物質として含有することを特徴とする医薬組成物。
  36. 36.請求の範囲1から23のいずれかに記載の化合物の1種を有効物質として 含有することを特徴とする炎症、アレルギー又は喘息状態の治療用医薬組成物。
  37. 37.請求の範囲1から23のいずれかに記載の化合物の1種を有効物質として 含有することを特徴とする腎不全又は心臓血管障害の治療用医薬組成物。
  38. 38.医薬上許容可能な賦形剤と共に請求の範囲1から23のいずれかに記載の 化合物の少なくとも1種を有効物質として含有しており、単位投与量当たり10 〜100mgの有効物質を含有する注射可能な製剤の形態である医薬組成物。
  39. 39.医薬上許容可能な賦形剤と共に請求の範囲1から23のいずれかに記載の 少なくとも1種の化合物を有効物質として含有しており、単位投与量当たり10 〜500mgを含有する経口投与用製剤の形態である医薬組成物。
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