JPS63502487A - 外科用カテ−テル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 外科用力テーブル 本発明は外科処置を施す場合に使用する外科用カテーテルに関する。

本発明によるカテーテルは、核磁気共鳴検査（Ｎ　Ｍ　Ｒｅｘａｍｉｎａｔｉｏ ｎ　）の下で不透明（ｏｐａｑｑｕｅ　）あるいは半透明Ｄｒａｎｓｌυｃｅｎ ｔ　）の非磁性材料で形成される。この材料としてはハイトロン（ｈｙｄｒｏｎ ）あるいはガドリニウム（ｇａｄｏｌ　ｉｎｉｕｍ）等の強度の常磁性材料が適 している。カテーテルは軸線方向に分割された構造を有し、不透明性の高い材料 で形成されたセグメントと、不透明性の低い材料で形成されたセグメントとが交 互に配列され、カテーテルの正確な位置がＮＭＲ検査時に簡単に判明し、先端部 を視認できることが好ましい。

いずれの場合も、カテーテルは例えばレーザ治療用の光ファイバ、器官または癌 細胞中に拡散する薬剤、あるいは、その先端に装着された処置具を操作する制御 部材を挿通ずる主中央通孔が形成されている。

更に、カテーテルの全長に亙って壁部に小径の通孔が形成されており、ガイドワ イヤ、ガスあるいは薬剤を通すことができる。

カテーテルは内側と外側をシリコンゴムの薄い層で被覆することが好ましい。

いずれの場合も、これらのカテーテルはＸ線照射の元で行われると同様の多くの 手術及び処置を行なうことができる。

手術が長時間に亙る場合あるいは繰返し行なう必要がある場合は、患者は非常の 多くのＸ線を照射される。本発明によるカテーテルは、体に害がなく放射線にさ らされる危険のないＮＭＲ検査において種々の処置を可能とする。

以下、添付図面を参照して本発明の実施例によるカテーテル及びこのカテーテル と共に使用する付属装置について説明する。

第１図は癌治療に用いるカテーテルの図式的な横断面図であり、 第２図は第１図のカテーテルの拡大した軸線方向断面図であり、 第３図はレーザ治療用の第２実施例によるカテーテルの斜視図であり、 第４図は縫合装置を取付けたカテーテルの斜視図であり、第５図は縫合装置を取 付けたカテーテルの前端面図であり、第６図及び第７図は第５図のそれぞれＡ’ 　、Ａ’線及びＡ。

Ｂ線に沿う軸線方向断面図であり、 第８図は所定位置の縫合針を示す前端面図である。

第１図及び第２図に示すカテーテル１は交互に配設された環状セグメントＩＡ、 ＩＢを備えており、これらのセグメントはそれぞれＮＭＲ検査の下で高度の不透 明性材料及びそれよりも低い不透明性材料で形成されている。このカテーテルは 外周面と主中央通孔２の内周面とを薄いシリコンゴムで被覆されている。癌治療 のため、通孔には多量の塞栓剤（ｅａ＋ｂｏｌｌｓｌｎｇ　ｍａｔｅｒｉａｌ　 ）が充填されており、これらの塞栓剤はカテーテルの近位端部から操作可能なＮ ＭＲ不透明性材料製のプランジャ（図示しない）により、先端部から選択的に排 出することができる。

カテーテルの壁部に形成された開通孔３には硬化剤（ｓｃｌｅｒｏｓｉｎｇ　Ｉ ａｔｅｒｌａｌＳ）が充填されている。３本の等間隔に配設された細い通孔４が 更にカテーテルの壁部を長手方向に延設されており、高張力のガイドワイヤを挿 通することができる。これらのワイヤは先端部でカテーテルの壁部に固着されて おり、基端部ではこれらのワイヤを個々に引張りあるいは緩めて先端部を案内す るジョイスチックあるいはローラボールコントローラに結合されている。

このカテーテルを使用する場合、硬化剤は腫瘍に流入する動脈あるいは静脈又は その双方に自由に注入することができる。開通孔３は塞栓形成を行なう前に、動 脈システム中に硬化剤を注入するために使用することができる。

ＮＭＲ検査においてカテーテルを使用することは、血流のＮＭＲ検査中に塞栓形 成の効力をモニタできる利点がある。

カテーテルの変形例では主通孔を備えただけの簡単な構造にすることができ、組 織的に管理する必要のある非常に危険な制癌剤の注入に用いることができる。

第３図は、特に冠状動脈のレーザ治療に用いるカテーテルを示す。このカテーテ ルは第１図及び第２図の実施例とほぼ同様な構造を備えるが、その主通孔はレー ザ光を伝達する被覆光ファイバ束を挿通する。この被覆７は細い通孔８を延設し 、プロスタサイクリン（ｐｒｏｓｔａｃｙｃｌ　ｉｎ）あるいは他の血小板制御 剤、及びレーザ光に感じ易い色に粥状性物質を染色する（ｓｔａｉｎｉｎｇ　ａ ｔｈｅｒｏａ＋ｏｕｓ　ｍａｔｅｒｉａｌ）染料を注入することができる。これ らの通孔はカテーテルの壁部に設けることも可能である。

更に、第１図の通孔４に相当する細い通孔が制御ワイヤを挿通するために設けら れており、カテーテルの先端部の近郊に装着された１又は複数の小さな膨張可能 なサックに加圧されたガスを供給する。これらのサックはカテーテルの周部に分 散して配置するのが好ましい。これらの各サックは膨張（あるいは収縮）可能で あり、動脈壁に押圧されてカテーテルの先端部したがってこの先端部から放射さ れるレーザ光の位置及び方向を正確に定めることができる。更に、これらのサッ クは同時に急激に膨張させて閉塞部を分断することができる。

更に他の変形例においては、カテーテルは縫合、穴あけ、生体組織検査用のサン プリング１．ベースメーカ用ワイヤを所定位置に案内する場合等の外科処置に用 いることができる。

このカテーテルは基本的には同様の構造を有するが、薬剤等の物質を所要箇所に 導く通孔は設けてない。このカテーテルには制御ワイヤを挿通ずる通孔と、先端 部に装着された処置具を操作する機械的制御部材を挿通する中央通孔とが設けで ある。

第４図は縫合装置を取付けた上記カテーテルを示す。この中央通孔には、管状の 縫合装置ドライバに取付けられた可撓性のトルク伝達制御ケーブルが収容されて いる。この縫合装置ドライバは先端にスロット１２を有し、このスロットにワイ ヤで螺旋構造に形成された縫合装置のクロスタング１３を収容する。この螺旋構 造は尖った先端部から離隔する方向に次第に密になるように形成されている。こ のタングは先端部のスロットの内端間に係合する。この縫合装置は縫合する部分 に押し当てた後に制御ケーブルを操作して回転し、尖端を隔膜（あるいは筋肉そ の他の縫合部）に貫通させ、縫合装置を引続き回転させて筋肉内に次第にねじ込 み、これにより尖端スロットから抜出される。

上記図示し説明した縫合装置の他にも、穴あけ、生体組織検査用サンプルの取出 しあるいはベースメーカのワイヤ用案内等に適した処置具を同じカテーテルに取 付けることができる。

第５図乃至第８図に示すカテーテルは線糸縫合を行なうカテーテルを示す。この 場合には、カテーテルには縫合糸１２を挿通する小径の中央通孔と、コントロー ルケーブル１３を挿通する２本の開通孔とが設けられている。カテーテルの先端 にはほぼカップ状のハウジング１４が結合されており、このハウジングの前壁は それぞれグリッパ１６を装着する２本の通孔を有する。この通孔は互いに角度を 有して離隔し、前方に向けてテーバ状に形成されている。グリッパ１６は靭性の ある材料で形成され、各グリッパはテーパ状の通孔内に押し進められた時に押圧 される一対のジョーを有する。一部引込められたときは、ジョーはその靭性によ り元に戻る。これらグリッパはほぼ円形の断面を有し、通孔内で回転しないよう にキー止めされている。後端部においては、それぞれコントロールケーブル１３ にボール−ソケットジヨイント１７等により取外し可能に結合されている。

最初は、第８図に示すようにグリッパは閉じており、縫合糸に取付けられた縫合 針１８を挟持している。このカテーテルを処置すべき箇所まで血管内に挿入し、 ヘッド部を回転し、グリッパを交互に操作して針を縫合する筋肉あるいは皮膚に 挿通し引出すことにより縫合を行なう。ヘッド部はコントロールケーブルにより 回転可能であり、あるいは、カテーテルの全長に沿って延在する周部を囲む被覆 内で回転することができる。

国際調査報告 ｌｓｌ＊ｍｍ１．ｅ＋＋＋ｌ　Ａｅ＊＋、ｃａ＋、ｅ＊＋ｉｓ、ＰＣＴ／ＧＢ　 ８７１０００１４ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｌｋｉ　ＺＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ ＥＡＲＣＨＲＥＰＯＲτ０ＮＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　ＡＰＰＬＺＣＡＴＩ ＯＮ　Ｎｏ、　ＰＣＴ／ＧＢ　８７１０００１４　（ＳＡ　１５８１７）ＩＪ− Ａ−０１６５７４２２７／１２／８５　ＪＰ−Ａ−６１０１３９７４２２１０１ ／１１１６ＵＳ−Ａ−４Ｓ７２１９Ｅ］　２５１０２／８６υ５−Ａ−３８４７ １５７１２／１１／７４　ＮｏｒｓｅＵＳ−Ａ−３４７０８７６０７／１０／６ ９ＮｏｎｅＤＥ−Ａ−２８２０２３９１６／１１／７８　Ｊ：’−Ａ−５３１３ ９３９００Ｓ／１２／７８

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．核磁気共鳴（ＮＭＲ）検査の元で不透明性あるいは半透明性の非磁性材料（ あるいは複数の材料）からなる外科用カテーテル。
2. ２．軸線方向に分割された構造を備え、不透明性の低い材料で形成されたセグメ ント（１Ｂ）と交互に配列された不透明性の高い材料で形成されたセグメント（ １Ａ）を有する請求の範囲第１項記載のカテーテル。
3. ３．中央通孔を有し、壁部の長さ方向に更に複数の通孔（４）が延設されている 請求の範囲第１項又は第２項記載のカテーテル。
4. ４．前記複数の通孔（４）は壁部の周方向に間隔を置いて配置され、ガイドワイ ヤ（６）がこれらの複数の通孔（４）内に収容され、先端部で壁部に固着され、 基端部がワイヤに選択的に張りを与える制御機構に結合され、カテーテル先端部 の半径方向案内を容易とした請求の範囲第３項記載のカテーテル。
5. ５．前記複数の通孔（４）は、先端部の外周に間隔を置いて配置されたサック（ ９）に選択的に圧力流体を供給する通路を形成する請求の範囲第３項記載のカテ ーテル。
6. ６．前記中央通孔（２）はレーザ光を先端まで伝達する光ファイバ束を収容する 請求の範囲第１項乃至第５項いずれか１に記載のカテーテル。
7. ７．先端部に回転可能な縫合装置（１１；１４，１６）が装着される請求の範囲 第１項乃至第５項いずれか１に記載のカテーテル。
8. ８．前記縫合装置はカップ状のハウジング（１４）と、このハウジングの前壁を 介して突出しかつ後部の内端を制御部材に結合された一対のジョーを有する一対 のグリッパ（１６）とを備え、この制御部材により前記グリッパのジョーが交互 に開閉して湾曲した縫合針の操作を行なう請求の範囲第７項記載のカテーテル。