JPS63501158A - 広巾ニッププレス用支持ブランケット - Google Patents

広巾ニッププレス用支持ブランケット

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JPS63501158A
JPS63501158A JP60504406A JP50440685A JPS63501158A JP S63501158 A JPS63501158 A JP S63501158A JP 60504406 A JP60504406 A JP 60504406A JP 50440685 A JP50440685 A JP 50440685A JP S63501158 A JPS63501158 A JP S63501158A
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クローニン デニス シー
ランジェ デービッド ブィー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 広巾ニッププレス用支持ブランケット 発明の背景 発明の分野 本発明は広巾ニッププレス用支持ブランケットに係る。更に詳しくいえば、本発 明は、支持ブランケット、フェルトそして成形ウェブが回転プレスロールとそれ と協働する液圧をかけたシューとが境を接する広巾ニップを通すようにした広巾 ニッププレスのための支持ブランケットに係るものである。
情報の開示 伝統的に、製糸機械のプレス部は一対の逆回転するプレスロールを含んでおり、 これらのロールの間のニップにフェルトに隣接して配置した又は一対のフェルト 間に配置した成形ウェブを通すようにしている。このような先行技術のプレスニ ップではニップ内のウェブの滞留時間が非常に短いばかりでなく、成形ウェブへ かけられる圧力が極端に高い。
広巾ニッププレスが出現するに及んで、ニップ内のウェブの滞留時間は著しく増 大し、そして動いているウェブに働く圧力をかなり減少できる。広巾ニッププレ スは従来のプレスでつくられるウェブよりも5−10パーセントポイント乾いて いる加圧ウェブをつくるばかりでなく、そのような広巾ニッププレスはその成形 ウェブ内の個々の繊維を密接させて最終製品の質を改善せしめるという結果もも たらすのである。
広巾ニップブレスは、支持ブランケット、フェルト及び成形ウェブを含み、これ らを回転プレスロールとそれと協働する液圧をかけたシューとが境を接する広巾 ニップに通すようにしている。液圧をかけられたシューはその広巾ニップの通過 中フェルトにブランケットを押しつけて水をフェルトとウェブとから搾り出し、 そのようにして脱水作用を改善している。
このような広巾ニッププレスによりつくられた加圧ウェブは、従来のプレス部で つくられた同じようなウェブと比較してトン当り20パーセント含水量の少ない 低ウェブとなる。それ故、製紙機械の乾燥部で消費されるエネルギーはそれだけ 少なくなる。更に、生産は25パーセント増大する。更に、広巾ニップ内の成形 ウェブの滞留時間が増大したため成形ウェブからフェルト内へそれまでよりも多 くの水が移っていけるようになる。
実際には、普通のプレス部内で動いているウェブから取除かれる水のガロン(3 ,8リツトル)当り広巾ニップブレスでは0.95リツトルの水を余分に取除け る。
しかし、初期の非排水式広巾ニップブレスでは連続ループ状の非排水構造の支持 ブランケットを使用していた。このソリッド型式のブランケットでは、広巾ニッ プをフェルトとブランケットとが通過している間にフェルトから滲出する水は広 巾ニップから迅速に流出することができず、広巾ニップをウェブが通過している 間フェルトと隣接ブランケットとの間に水が捕捉されてしまうことは避けられな い。このように捕捉された水は広巾ニップ内の流体圧力を高めるばかりでなく、 又その成形ウェブに戻っていくことになる。
この問題を解決しようとして、溝付きブランケットが提案されており、このブラ ンケットでは複数の平行溝がブランケットの機械の方向に平行に形成されており 、フェルトとブランケットとの相互作用によりフェルトから滲出してきた水は止 められずにその溝チャンネルに流れ、それにより広巾ニップ内の水圧を問題とな る程に高めることはない。 フェルトから流出する水を受け入れる複数の凹みを 存するこれらの溝付きブランケットは一部成功していることが明らかとなってい る。一部成功というのはそのような溝付ブランケットは最初は非常に良好に作動 するけれども、ブランケットを長く使用すると溝がつぶれるという傾向が見られ るからである。
本発明は織ったベースと第1と第2のラミネートとを含む支持ブランケットを提 供するものである。第2のラミネートは複数の平行溝を形成しており、そして溝 をつぶさないだけの硬さを有するウレタンからつくられており、第1のラミネー トは広巾ニップを通過中東2のラミネートを撓ませるよう硬度の小さいものとな っている。
先行技術において、幾つかの特許が複数の凹みを有する支持ブランケットを教示 している。
タンペラ−エイ・ビー(Tampella A B)へ付与された米国特許第4 ,482,430号は、特に第6図を参照し、第4欄、第27行ないし第33行 に、フェルトに隣接して配置した溝付の又は盲孔をあけた表面を有するバンド2 を説明している。第4欄によれば、そのバンドはナイロン繊維で補強したウレタ ンでつくられ、広巾ニッププレスの潤滑剤として水を使用している。第4欄、第 20ないし21行は、回復能力の高いものとしてウレタン弾性材料を説明してい る。第4欄、第30行はバンドの両面の硬度を相互に違うものとして説明してい る。
ウレタンバンドの硬度が特にどれだけでなければならないかということについて の直接的な説明はない。しかし、バンドの表面に特許権を請求しており、この表 面は加圧シューの滑動面に面しており、そして「潤滑媒体を受いれる別個の凹み をつけられており、これらの凹みはそれらが加圧域内にあるとき加圧シューの滑 動面により完全に塞がれている」と記載されている。
請求の範囲の他の項は、凹みの種々の形態、カップ状、矩形、長さ方向の溝又は 凹み、横方向の溝又は凹みそして斜めの溝又は凹みを限定している。
ジャスタス(Justus)へ付与された米国特許第4,287゜021号は広 巾ニップブレスを教示しており、請求の範囲第9項はベルトに沿って潤滑剤を内 方に動かすためベルトの中心に向かってらせん状になっている溝をベルトの内側 に形成する手段を記載している。更に、第3欄、第19ないし24行は、フェル ト23による水の吸収を助けるため外面に溝を有するロール10を記載している 。更に具体的にいえば、ベルト25の外面にもウェブからの水をフェルト24に 通すのを助けるため同じように溝をつけている。第2欄、第23ないし24行は 重いゴム又は補強ゴムからベルトを形成することを記載している。
第2欄、第64ないし69行は、第3図にベルトの表面43の溝42により示さ れるように内面に溝を形成したベルトを記載している。この明細書によれば、こ れはベルトの中心に向かって潤滑剤を働かせようとするものであって、溝は比較 的浅くてベルトを弱めることはなく、ベルトの内面の進み方向に対して中心に向 かって伸びるらせん模様に溝を配置するのが好ましいとしている。
このようならせん形状を上に述べたように説明しているけれども、その形状は第 3図にも、他の図面にも明示されてはいない。
・ジョセフソン(Josephson)に付与された米国特許第4.431,0 45号の第3欄、第50ないし58行には十分に撓むことができるけれども過剰 に変形することなく荷重を支え、そして分散していくだけの硬度を有する広巾ニ ッププレスのベルトを記述している。ジュロメータ硬度が80−85であり、厚 みが約4分の1インチ(0,’6464センチトル)のポリウレタンが目的によ っては有用であると説明されている。
第2欄、第52ないし55行は、加圧されたウェブから液体を排出するためロー ル表面に面するベルトの外側に凹みをつけることを教示している。又は、ベルト に排液用の多数の孔をあけてもよいとしている。更に、ベルト10はゴム又は可 撓性プラスチックからつくるのがよいとしている。ポリウレタンを第2,3図の 実施例では使用している。
第2欄、第20ないし28行は、第2.3図の実施例では複数の連続した平行溝 92が排液のためベルトの外側に長さ方向にのびていると述べている。又は、第 8図は排液のための複数の孔90または96を有するベルト10゜2を示してい る。第9図に示すように、孔94はベルトを貫通している。又は、第10図に見 られるように、盲孔96を使用してもよい。
マイナンダー(Meinandor)に付与された米国特許第4.492,61 1号の第2欄、第16行は広巾ニッププレスに使用する無端の水密ベルト4.5 を教示している。
サルミネン(Salminen)へ付与され、タンペラ−(Tampel 1a )に譲渡された米国特許第4.496,429号は、広巾ニッププレスの2つの バンドロールの周りに走る無端バンドを教示している。第2欄、第51ないし5 3行は、■バンドまたはVベルトの加圧面にフェルトからの水を受入れる孔又は 溝10を、第5図に示すように、あけることを教示し才いる。
ヴオイス(voith)へ付与された米国特許第4.503,765号の第3欄 、第34ないし40行は加圧ベルト21を液体を通さないものとして説明し、そ して「図示しない装置によりそれの内面を油で潤滑するようにしている」と述べ ている。
クローニン(Cronin)へ付与された米国特許第4,425゜190号は「 しなやかな搬送システム」と総称されているベルトを含む広巾ニッププレスを説 明している。この明細書はベルトに溝をつけているかどうかについては詳述して いないが、明細書の要旨は下方フェルト3oと接触し、それから広巾ニップを通 る前に潤滑剤貯槽4゜にベルト32を入れるという思想にある。
クローニンへ付与された米国特許第4.427,492号はしなやかなベルト3 2を有する広巾ニップを開示している。この明細書はそのベルト32が溝をつけ られているとはいってはいないし、ウレタンからベルトがつくられているともい ってはいない。第4欄、第6エないし69行は、しなやかなベルト32は非圧縮 状態で0.3インチ(0,76センチメードル)であり、ベルト32は0.29 インチ(0,74センチメートル)まで圧縮すると述べている。
第5欄、第25ないし30行は、ニップシューに沿って動く間にベルト32は横 にねじれ、このねじれがしなやかなベルト32をニップシュー24の側縁58へ ずらしていくことをのべている。
クローニンに与えられた米国特許第4,428,797号の第4欄、第63行は ベルト32が0.29インチ (0,74センチメートル)まで圧縮されるもの と記述している。
マツフカ−リック(Mccarrick)へ付与された米国特許第3,775, 243号の第2欄、第12ないし13行は、プレスロール13は第2図に示すよ うに溝付表面16を有すると記述している。
サンドマン(SundIIlan)へ付与された米国特許第4,459゜907 号はビートの可動層から水を取るベルトを教示している。このベルトは第2図に 示す頭を切除したピラミッドの形状の凹み又は圧縮室9を多数含んでいる。
ボイッカ−(Beucker)へ付与された米国特許第4,353゜296号は エラストマーカバーの周辺に溝をっけ、そしてカバーの弾性係数は周辺方向にお けるよりも横断方向において大きくなっていてニップ区域を通過中溝を閉じない ようにするか、又は閉じるのを少なくするようにしたゴムカバーをしたニップロ ールを開示している。
クローニンに付与した米国特許第4,330,023号は、ベルトの横縁が圧力 シュー区域の外側に配置される広巾ニッププレスのベルト216を教示している 。
アーバニーインターナショナルコーポレーション(Albany Intern ationl Corporation)へ付与された英国特許第2,106, 555A号は、第3図に示すようにベース繊維20をベルトが含んでいる広巾ニ ッププレスのベルトを説明している。この繊維20にはポリウレタン22を含浸 している。この明細書は溝付ベルト又はポリウレタン被膜の硬度については記述 していない。
アーバニーインターナショナルコーポレーションへ付与された英国特許第2.. 106,557A号は広巾ニッププレス用ベルト16を開示しており、第124 ないし129行は、ベルト16が2層の織られた単繊維のベース布20から成り この布20はポリウレタンのような重合体材料22で一面を含浸している多繊維 又はスパンスタッファヤーン21を有している。この明細書は溝付きベルト又は ポリウレタンの差をつけた硬度を開示しているものではない。
山内ゴム産業へ付与された欧州特許第138,797号は、ベルト走行方向に直 交する方向のヤーンが強い強度を必要としない広巾ニッププレス用の無端ベルト を教示している。この明細書は前述の英国アーバニー特許を参照している。ポリ ウレタン被膜の硬度や溝付きベルトについては言及していない。
マーチン(Mart in)へ付与された米国特許第4,364゜421号は、 連続ループを形成するためフェルトの端を一緒に結合する手段を含むドライヤー の織物を記述している。
ミューラ−(Muller) ヘ付与された米国特許第4,221゜373号は 本質的には適切ではないが、その明細書は第3図の無端ベルトにそれの長さに沿 ってV字形の溝17を設けであると述べている。
オサカイヒト(Osakeyhito)の名において付与されている英国特許第 2,142,946A号は負荷された、固い無端の可撓性ベルトを含む広巾ニッ ププレスを記述している。
ベルゲストローム(Bergstrom)に付与された英国特許第2.127, 449A号の第2頁、第66ないし68行には広巾ニッププレスに使用される強 化ゴムのような強い材料の走行ベルト25を教示している。溝付ベルトや硬度に ついてはこの明細書は教示していない。
シュミット(Schmitt)とランベル(Rempel)に付与されたカナダ 特許第1,068,525号は本質的に適切ではないが、第1図に広巾ニッププ レスに使用されるベルト16aと26aを示している。第2図に記載の通りの実 施例はベルト116aと121aとを教示している。これらのベルトの構造につ いての詳細は示されてはおらず、ベルトに溝が付いているとは述べていない。
スカール(Scaal)に付与されたフランス特許第2,153゜218号の第 2頁第7ないし12行はベルト2aはウレタン材料から成ると記載している。
ウィック (Wicks)等に付与された米国特許第4,483゜745号は1 0−200P & J の範囲の硬度を有する不浸透性の無端走行ベルト15を 備える広巾ニッププレスを教示している。この明細書は種々の実施例によるベル ト15、40又は60が溝を有しているとは述べてはいない。
ウエイホイザー(Weyerhaeuser)に付与された米国特許第4,35 3,828号は織物とシリンダーとの組み合わせを含む製紙機械のための乾燥機 を教示している。
ウエイホイザーに付与された米国特許第4,359.827号の第13欄、第6 0ないし67行に乾燥機の織物は周辺に溝を有していてもよく、そしてその織物 はそれを通して真空と連絡してウェブまたはシートをそれへ保持するため通気性 でなければならないと述べている。
アランアンゴクナ(Allan Angogna)に付与された欧州特許第11 7,212号は第5図を参照して、第8頁、第25ないし27行に溝22.23 .24を有するロールを示している。
ジャスタス(Justus)に付与された欧州特許第107゜607号はベルト Bを有している広巾ニッププレスを教示している。しかし、そのベルトの構造や それの硬度については詳細を述べてはいない。ベルトに溝がついているかどうか については何も述べてはいない。
アラブ(Arav)に付与された欧州特許第109 、220号は広巾ニッププ レス用の液圧制御装置に係るものである。
ブランケットについての詳細もなければ、ブランケットに溝がつけられているか どうかについても述べていない。
ジャスタスに付与された欧州特許第64,933号はフェルトとウェブとの間に 挟まれた不浸透性のベルト16と17を有する広巾ニッププレスを教示している 。これらのベルトには溝をつけられてはいないが、牽引ロール20、22には溝 をつけである。
排気溝または排液溝を潰さないようにするため硬度が相互に異なる第1と第2の ラミネートを有するブランケットは何れの先行技術にも開示されてはいない。
本発明の主目的は先行技術の欠点を解消し、そして製紙技術にかなりの貢献をす る改良した広巾ニッププレス用支持ブランケットを提供することである。
本発明の別の目的はシューと協働する第1のラミネートと複数の溝を形成してい る第2のラミネートとを含み、これらの第1と第2のラミネートの硬度は相互し 、そして広巾ニップをブランケットが通過するとき溝を潰さないようにしている 、広巾ニッププレス用支持ブランケットを提供することである。
本発明の別の目的は硬度が80−93シヨア“A”の範囲にあって、広巾ニップ を通過中第1ラミネートが撓えるようにしている支持ブランケットを提供するこ とである。
本発明の別の目的は第2ラミネートの硬度が少なくとも94シヨア“A”であっ て、それにより広巾ニップをブランケットが通過するとき溝を潰さないようにし て、フェルトからの液流が阻止されないようにした支持ブランケットを提供する ことである。
本発明の別の目的は第2ラミネートの厚みが第1ラミネ、−トの厚みより大きく 、それにより複数の平行溝をつくれるようにした支持ブランケットを提供するこ とである。
本発明の別の目的は第2ラミネートの硬度が少なくとも99シヨア“A″であっ て、溝を潰さないようにした支持ブランケットを提供することである。
本発明の他の目的は添付図を参照しての以下の説明から当業者には明らかであり 、2つのフェルトを使用し、そして平らな、排気排液の溝つきロールをしようし ている広巾ニッププレスにも等しく適用できるということも当業者には明らかで あろう。
発明の要旨 本発明は、回転プレスとこれと協働する液圧のかかったシューとが境を接する広 巾ニップにブランケット、フェルト及び成形ウェブが通過するようにした広巾ニ ッププレスの支持ブランケットに係るものである。ブランケットはそれに固有の 剛性を与えるためのベースを含んでおり、このベースは第1と第2の側面を有し ている。このベースの、第1の側面に沿って第1のラミネー訃が伸びており、こ の第1のラミネートはベースの第1の側面と連続している界面と、広巾ニッププ レスの液圧シューと協働する面とを有している。ベースの第2の側面に沿って第 2のラミネートが伸びており、この第2のラミネートはベースの第2の側面と連 続している面を有している。第2のラミネートが決めている境界は広巾ニッププ レスのフェルトと協働する。第2のラミネートはその境界からベースに向かって 伸びる複数の凹所を有しており、広巾ニップにブランケット、フェルトモしてウ ェブを通している間フェルトからの流体に路をつけるようにしている。これらの ラミネートは相互に差をつけた硬度を有し、それにより広巾ニップを通過中東1 のラミネートは撓うことができる。広巾ニップを通過中凹所が潰れて流れが阻止 されることがないような硬度を第2のラミネートは有している。
本発明の更に具体的な実施例においては、ベースは織物であり、そして第1のラ ミネートは織物の第1の側面へ付着したウレタン被膜である。第1のラミネート の硬度は80−93シヨア“A”の範囲にある。
第2のラミネートは織物の第2の側面へ付着したウレタン被膜であり、第2のラ ミネートの硬度は少なくとも94シヨア“A”である。第2のラミネートの厚み は第1のラミネートの厚みよりも厚くなっている。
複数の凹所は相互に平行に、そして間隔を置いた複数の溝である。これらの溝は ブランケットの機械方向と平行である。
本発明の別の実施例では溝はブランケットの機械方向に対して斜めに伸びている 。上に述べた本発明のどちらの実施例でも溝の深さは溝の巾よりも大きく、そし て溝の深さは第2のラミネートの厚みよりも小さい。
両実施例において、溝は溝の深さよりも大きい距離だけ離れている。
本発明の別の実施例においては溝は溝の深さよりも小さい距離だけ離れている。
本発明の好ましい実施例では第1のラミネートの硬度は80ないし93シヨア“ A”の範囲にあり、そして第2のラミネートの硬度は少なくとも99シヨア“A ”であって、複数の凹所を潰さないようにしながら第1のラミネートを撓ませる ことができる。
本発明は以下に添付図面を参照して説明する実施例の詳細な説明に限定されるも のではない。本発明の思想に従う種々の実施例は添付の請求の範囲に含まれるも のであり、そしてその変形と変態とは添付の請求の範囲に記載の本発明の思想と その範囲に含まれるものである。
図面の簡単な説明 第1図は単一フェルトと支持ブランケットとを有する広巾ニッププレスの斜視図 である。
第2図は第1図の線2−2に沿う断面図であり、長さ方向の溝を含む従来のブラ ンケットの一部を示す。
第3図は第1図の線3−3に沿う断面図であり、第2図に示すブランケットの一 部分を示しているが、ブランケットは回転プレスロールと加圧シューとの間で圧 縮されている。
第4図は第2図と同様の断面図であるが、本発明に従って構成した支持ブランケ ットを示している。
第5図は第3図と同様の図であるが、ロールとシューとの間で圧縮されている第 4図のブランケットを示しており、その溝は流体を通す機能を維持している。
第6図は本発明の一実施例のブランケットの一部分の上面図であり、ブランケッ トの機械方向に平行に配置された溝を示している。
第7図は、ブランケットの機械方向に対して斜めに溝が配置されている本発明の 別の実施例の平面図である。
第8図は溝の深さよりも小さい距離だけ溝を相互に離した別のブランケットの断 面図である。
第9図は繊維に対するフェルトの水の比に対してのENPソリッド除去のグラフ であり、そのグラフは溝のついていないブランケットと溝のついているブランケ ットとを比較している。
本発明の種々の実施例を通して同じ参照文字を同じ部分に使用している。
詳細な説明 第1図は全体を12で示す広巾ニッププレス用の支持ブランケット10の斜視図 である。この広巾ニッププレスではブランケットlOとフェルト14と成形ウェ ブ16とは回転プレスロール20とこれと協働する液圧がか\つているシュー2 2とに境界を接し、全体を18で示している広巾ニップを通る。
第1図に示すように、ブランケット10は複数の溝24゜25、26.27.2 8.29.30.31.32を含み、溝24−32は第1図の矢MDが示すブラ ンケット10の機械方向にそして相互に平行に且つ相互に離れている。第1図は 9本の溝24−32を示しているけれども、本発明に従う典型的なブランケット は数百本の溝を有しており、9本の溝を示しているのは、図面を明瞭にするため である。
ブランケットlO、フェルト14そして成形ウェブ16が広巾ニップ18を通る とき、水34が成形ウェブ16から取除かれ、そしてフェルト14により吸収さ れる。この水34は、(第1図に示すように)ロール20とシュー22との相互 作用により、複数の溝24−32に滲出する。
第2図は第1図の線2−2に沿う断面図であり、そして圧縮されていない従来の 支持ブランケット10の一部分を示す。第2図のブランケット10は、フェルト 14から取除かれた水を受けて流す2本の溝24.25を示している。
第3図は第1図の線3−3に沿う断面図であり、プレスロール20とシュー22 との間で圧縮されている従来のブランケット10を示す。典型的な広巾ニッププ レスにおいて、プレスロール20にシュー22が働かす圧力は平方インチ当たり 約800ポンドである。支持プランケツトが第3図に示すように圧縮されると、 溝24.25は潰れて、溝24の第1の壁36と第2の壁38と、溝25の第1 の壁40と第2の壁42とが相互に向かってせり出していき、壁36.38と壁 40.42とは相互に接触して、溝24゜25がフェルト14から水34を運ぶ 能力を著しく小さくする。このように除水ができなくなると、広巾ニップ18か ら出てくるウェブ16は水を含むことになり、その水34はフェルト14と成形 ウェブ16内に大きな圧力をつくり、それは製品としてのウェブに存寄な影響を 与える。
第4図は前述の問題を解消している本発明による、全体を44で示した支持ブラ ンケットを示している。このブランケット44はブランケットへ固有の剛性を与 えるため織物のベース46を含んでいる。このベース46は第1の側面48と第 2の側面50とを含んでいる。第1のラミネート52はベース46の第1の側面 48に沿って伸びている。第1のラミネート52はベース46の第1の側面48 と連続して配置された界面54を有し、第1のラミネート52の面56は第5図 に示す広巾ニッププレス12の液圧のか\ったシュー22と協働する。第2のラ ミネート58はベース46の第2の側面50に沿って伸び、第2のラミネート5 8はベース46の第2の側面50と連続して配置されている面60を有する。第 2のラミネート58が形成する境界62は広巾ニッププレス12のフェルト14 と協働する。第2のラミネート58の複数の凹所64.66はベース46に向か って境界62から伸びていて、ブランケット44、フェルト14そしてウェブ1 6が広巾ニップを通るときフェルト14から第5図に示すような流体の流れ68 を流すようにしている。
ラミネート52.58は相互に差のある硬度を有し、第1のラミネート52の硬 度は広巾ニップ18の周りを通ってそして付属ロール等(図示せず)の周りを通 っていく間第1のラミネート52を撓ませるような硬度である。
第2のラミネート58は、広巾ニップ18を通過中凹所64゜66が潰れないよ うにして流体の流れ68が阻止されないようにするだけの硬度を有している。
更に具体的にいえば、織物ベース46は織物であり、第1のラミネート52はそ の織物ベース46の第1の側面48へ付着したウレタン被膜である。
本発明の好ましい実施例において、第1のラミネートの硬度は80ないし93シ ヨア“A”の範囲にある。
第2のラミネート58は織物ベース46の第2の側面50へ付着したウレタン被 膜である。本発明の好ましい実施例ではこの第2のラミネート58の硬度は少な くとも94シヨア“A”であり、そして好ましくは99もしくはそれ以上のショ ア“A”である。第4.5図に示される第2のラミネート58の厚みTIは第1 のラミネート52の圧みT2よりも厚い。
しかし、ラミネート52.58は相互に同じ圧みか、又は第1のラミネート52 が第2のラミネート58よりも厚くてもよい。
第4.5図に示す、本発明の好ましい実施例において、複数の凹所64.66は 第6図に示されるように複数の溝であって、谷溝は相互に平行で且つ相互に離れ ている。第6図はブランケット44の機械方向MDに平行にのびる溝64.66 を示している。第4図の溝64は第1の壁65と第2の壁67とを含み、そして 溝66は第1の壁69と第2の壁71とを含んでいる。 第7図に示す本発明の 別の実施例において、溝64A、 66Aは相互に平行に伸びており、ブランケ ット44Aの機械方向MDに対して斜めになっている。
溝64A、 66Aは、第7図に示すように第1と第2の壁65A、67A、  69A、 71Aを有している。
第6.7図の両実施例において、溝64.66、64A。
66Aの各々の深さは溝の巾Wよりも大きい。複数の溝の各々の深さDは第2の ラミネート58の厚みよりも小さい。溝は、第5図に示すように溝の深さDより も大きい距離Sだけ離されている。
本発明のある実施例では距離Sは巾Wの3−6倍の間である。
第8図に示すように、本発明の別の実施例は断面で示すようなブランケットを含 んでいる。このブランケットは溝64Bと66Bとを含んでいる。溝64Bと6 6Bとはこれらの溝の深さDBよりも小さい距離SBだけ離されている。
第9図のグラフは、広巾ニッププレスの流出ソリッドパーセント、すなわち広巾 ニッププレスを通った後成形ウェブから取除かれた水のパーセントを示す。この 流出ソリッドはプレスのフェルトの湿潤比に対して示されている。破線のグラフ 70は排水式広巾ニッププレスについて得た数字を示し、グラフの実線72はブ ランケットに溝がない広巾ニッププレスから得た結果を示している。グラフ70 の下の部分74とグラフ72の下の部分76とは影をつけてあり、そして市販の フェルト湿潤比領域を示している。第8図のグラフから当業者に容易に理解され るように、排水式ブランケットは非排水式のものに比してかなり改善されており 、そしてそれ故にブランケットの荷重又は長期使用でブランケットの溝が潰れな いようにしておくことが重要となる。
本発明の支持ブランケット44の動作において、ブランケット44、フェルト1 4そして成形ウェブ16が第1図に示すプレスロール20とシュー22との間を 通るとき、シュー22がかける液圧により成形ウェブ16から水を搾り出す。ブ ランケット44、フェルト14、ウェブ16が広巾ニップ18を通るとき、フェ ルトが飽和するまでフェルトに水は保持され、モしてシュー22により継続的に 加圧して、ブランケット44をフェルト14に押しつけて、それによりフェルト 14とブランケット44との界面62でフェル1ト14から水を滲出させる。そ の滲出した水34は複数の凹所64.66又は64A、 66Aに流れ込み、そ して本発明に従って、ブランケットの機械方向に全体として流れていって、こぼ れ受け(図示せず)により回収され本発明によれば、第1のラミネート52は比 較的小さいショア“A”硬度を有し、それによりブランケット44はシュー22 と種々のローラー(図示せず)の周りを通るとき撓むことができる。しかしなが ら、第2のラミネート58の硬度は第1のラミネート52よりも大きく、そして それだから第2のラミネート58はシュー22とロール20との間で働く圧力に より壁65.67、69.71、または65A、 67A、 69A、 71A の潰しに対し抵抗できる。第2のラミネート58の硬度によりフェルト14から 滲出した水は広巾ニップ18から自由に流れでることができる。
実例 1 本発明の特定の溝付ブランケットにおいては谷溝の巾は0.61ミリメートル、 溝の深さは1.9ミリメートル、そして溝の中心は2.54ミリメートルであっ た。第2のラミネートのウレタンの硬度は99シヨア“A”であった。
使用した広巾ニッププレスは横断方向においてブランケット 762ミリメート ルに、そして機械方向に7,620ミリメートルにセットした。
このサンプルブランケットの溝は加圧時に柔らかいサンプルの溝はどには潰れな かった。このサンプルは平方インチ当たり 800ボンドで24時間圧縮され、 それから再びテストされた。流れのデータによると溝は少し潰れたが、流量をl Oペパーント減少したに過ぎなかった。織物ベースの両側に固いウレタンと、柔 らかいウレタンとを配置して、その巾を1;600ミリメートルとし、そしてそ のブランケットを縦に2つに分けた。
実例1のサンプルは非常に成功しており、現在も問題なく使用されており、総使 用時間は少なくとも3000時間である。
上記の実施ではサンプルのウレタンの硬度はショア“A”ジュロメータとブーシ ーアンドジョウンズ(P&J)ブラストメーターを使用して計測した。試験装置 を使用してZ方向に圧縮してサンプルの溝を通しての水はけを試験した。この試 験装置は平方インチ当たり5ボンドの水を入れるオリフィスブロックを使用して おり、ブロック(2,5” x 2.5” 、又は6.35 x 6.35c次 )の中心に直径1インチ(2,54Cg)の孔がある。液圧プレスを使用してブ ランケットサンプルにオリフィスブロックを押しつける。そして直径1インチ( 2,54,ci)の孔を通り、そして溝を通る水の流れを測定した。
第5図に示すように本発明に従って改良されたブランケット44.44Aは広巾 ニップの通過中フェルトから効率よく水を抜き、フェルトと成形ウェブの再湿潤 を少なくしている。第2に本発明のブランケットは広巾ニップから水を抜きだせ ずにシューとプレスロールとの間に液圧を生じさせることのないようにしている 。
本発明の他の効果と特徴とは当業者には容易に理解されようし、これらの特徴は 添付の請求の範囲に含まれるものである。
FIG、:5 ρ cDE−TVJP人出ソIJ、、、ド So(%)国際調査報告 ANN二X To TKE INTERNATIONAL 5EARCHRE: ’O:(T ONeport

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.回転プレスロール20とこれと協働する液圧をかげたシュー22とが境界を 接している広巾ニップ18をブランケット44とフェルト14と成形ウェブ16 とを通すようにした、広巾ニッププレス12のための支持ブランケット44にお いて、 第1と、第2の側面48,50を有し、ブランケット44へ固有の剛性を与える ベース46; 前記のベース46の第1の側面48と連続して配置された界面54と、広巾ニツ ププレス12の液圧をかけたシュー22と協働する面56とを有し、前記のベー ス46の第1の側面48に沿って伸びる第1のラミネート52;前記のベース4 6の第2の側面50と連続して配置された面60を有し、前記のベース46の第 2の側面50に沿って伸びる第2のラミネート58; を備え、第2のラミネート58は、広巾ニッププレス12のフェルト14と協働 するような境界62を限定し、この第2のラミネート58は広巾ニップ18をブ ランケット44とフェルト14と成形ウェブ16とが通る際フェルト14から流 体を流出させるため前記の境界62から前記のベース46に向かって伸びる複数 の凹所64,66を形成しており、そして前記の第1と第2のラミネート52, 58は相互に差のある硬度を有し、第1のラミネート52の硬度は広巾ニップ1 8の通過中第1のラミネート52を撓ませるような硬度であり、第2のラミネー ト58の硬度は広巾ニップ18の通過中凹所64,66を潰さないようにする硬 度であって、流体の流れ68が阻止されないようにした広巾ニッププレス12の ための支持ブランケット44。
  2. 2.前記ベース46が織物である請求の範囲1に記載の支持ブランケット44。
  3. 3.前記の第1のラミネート52が前記のベース46の前記の第1の側面48へ 付着したウレタン被膜である請求の範囲1に記載の支持ブランケット44。
  4. 4.前記の第1のラミネート52の硬度が80−93ショア“A”の範囲にある 請求の範囲1に記載の支持ブランケット44。
  5. 5.前記の第2のラミネート58が前記のベース46の前記の第2の側面50へ 付着したウレタン被膜である請求の範囲1に記載の支持ブランケット44。
  6. 6.前記の第2のラミネート58の硬度が少なくとも94ショア“A”である請 求の範囲5に記載の支持ブランケット44。
  7. 7.前記の第2のラミネート58の厚みが前記の第1のラミネート52の厚みよ り厚い請求の範囲6に記載の支持ブランケット44。
  8. 8.前記の複数の凹所64,66が複数の溝であり、溝は相互に平行であり、か つ離れている請求の範囲1に記載の支持ブランケット44。
  9. 9.前記の溝64,66が前記のブランケット44の機械方向(MD)に平行に 伸びている請求の範囲8に記載の支持ブランケット44。
  10. 10.前記の溝64A,66Aが前記のブランケット44Aの機械方向(MD) に斜めに伸びている請求の範囲8に記載の支持ブランケット44A。
  11. 11.前記の複数の溝64,66の各溝の深さ(D)が溝の巾Wより大きい請求 の範囲8に記載の支持ブランケット44A。
  12. 12.前記の複数の溝64,66の各溝の深さ(D)が前記の第2のラミネート 58の厚みT1よりも小さい請求の範囲11に記載の支持ブランケット44。
  13. 13.前記の複数の溝64,66の各溝が溝の深さDより大きい距離Sだけ離れ ている請求の範囲12に記載の支持ブランケット44。
  14. 14.前記の複数の溝64B,66Bの各溝が溝の深さDBより小さい距離SB だけ離れている請求の範囲11に記載の支持ブランケット44。
  15. 15.回転プレスロール20とこれと協働する液圧をかけたシュー22とが境を 接している広巾ニップ18にブランケット44とフェルト14と成形ウェブ16 とを通すようにした、広巾ニッププレス12のための支持ブランケットにおいて 、 第1と、第2の側面48,50を有し、ブランケット44へ固有の剛性を与える ベース46; 前記のベース46の第1の側面48と連続して配置された界面54と、広巾ニッ ププレス12の液圧をかけたシュー22と協働する面56とを有し、前記のベー ス46の第1の側面48に沿って伸びる第1のラミネート52:前記のベース4 6の第2の側面50と連続して配置された面60を有し、前記のベース46の第 2の側面50に沿って伸びる第2のラミネート58; を備え、第2のラミネート58は、広巾ニッププレス12のフェルト14と協働 するような境界62を限定し、この第2のラミネート58は、広巾ニップ18を ブランケット44とフェルト14と成形ウェブ16とが通る際フェルト14から 流体を流出させるため前記の境界62から前記のベース46に向かって伸びる複 数の凹所64,66を形成しており、そして前記の第1と第2のラミネート52 ,58は相互に差のある硬度を有し、第1のラミネート52の硬度は広巾ニップ 18の通過中第1のラミネート52を撓ませるため80−93ショア“A”の範 囲にあり、第2のラミネート58の硬度は広巾ニップ18の通過中凹所64,6 6を潰さないようにするため少なくとも94ショア“A”であって、流体の流れ 68が阻止されないようにした、広巾ニッププレス12のための支持ブランケッ ト44。
  16. 16.回転プレスロール20とこれと協働する液圧をかけたシュー22とが形成 する広巾ニップ18にブランケット44とフェルト14と成形ウェブ16とを通 すようにした、広巾ニッププレス12のための支持ブランケット44において、 第1と、第2の側面48,50を有し、ブランケット44へ固有の剛性を与える ベース46; 前記のベース46の第1の側面48と連続して配置された界面54と、広巾ニッ ププレス12の液圧をかけたシュー22と協働する面56とを有し、前記のベー ス46の第1の側面48に沿って伸びる第1のラミネート52;前記のベース4 6の第2の側面50と連続して配置された面60を有し、前記のベース46の第 2の側面50に沿って伸びる第2のラミネート58; を備え、第2のラミネート58は、広巾ニッププレス12のフェルト14と協働 するような境界62を限定し、この第2のラミネート58は、広巾ニップ18を ブランケット44とフェルト14と成形ウェブ16とが通る際フェルト14から 流体を流出させるため前記の境界62から前記のベース46に向かって伸びる複 数の凹所64,66を形成しており、そして前記の第1と第2のラミネート52 ,58は相互に差のある硬度を有し、第1のラミネート52の硬度は広巾ニップ 18の通過中第1のラミネート52を撓ませるため80−93ショア“A”の範 囲にあり、第2のラミネート58の硬度は広巾ニップ18の通過中凹所64,6 6を潰さないようにするため少なくとも99ショァ“A”であって、流体の流れ 68が阻止されないようにした、広巾ニッププレス12のための支持ブランケッ ト44。
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