JPS63500638A - 顔料着色システムの顔料分配器と貯留器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、皮膚に侵入する往復動する針（往復針）に対する溶液に懸濁させた顔 料の分配を制御する自動顔料分配器に関し、特に顔料を皮膚に沈着するのに使用 される器具に適用される自動顔料分配器に関する。より詳細には、本発明は、移 送チューブの閉塞を防ぐために振動ワイヤーを内蔵する移送チューブを介して顔 料を分配するための貯留器に関する。さらに詳細には、本発明は、顔料沈着ユニ ットのヘッドに取付けられる使い捨てのアダプタに関し、アダプタは針への顔料 の分配を制御するために往復針の軸線に関して角度を成した関係で顔料貯留器お よび移送チューブを収容している。

目蓋およびまつ毛ラインの縁に沿った表面の皮膚に殺菌した顔料を塗布する方法 と装置は公知である。そのような方法の利点として、とりわけ、化粧品を目の領 域に付ける際のアレルギー反応のポテンシャルを減少させ、化粧品を使用する上 でのハンディキャップを補い、目のメイクアップの薄片がコンタクトレンズを装 着した目の中に入って生じる刺激および感染を減少させる。

目の領域に顔料を塗布するというこのような方法および装置は、ガイオラ、シイ ・アンブレス（ＧｉｏｒａＧ、Ａｎｇｒｅｓ）に対する米国特許法第４．５０８ ，１０６号に記載されている。そこに記載されている目蓋の縁に化粧層を塗布す る方法は、口蓋付近の領域で目蓋の部分に麻酔をかける工程と、永続的なライナ ーが塗布される目蓋の部分を安定化させる工程と、真皮に至る所定深さまでの皮 膚にアイライナーの目的場所を規定し皮膚および／または口蓋縁の深層に至るラ インおよびまつ毛のラインに沿って顔料懸濁物を浸透させる工程を使用している 。

また装置は、皮膚に顔料懸濁物を浸透させるものとして述べられ、包囲円錐構造 体と組合わされた往復軒構造を有し、包囲円錐構造体は針を保護し、適正な侵入 を確保し、顔料懸濁物を貯留する。

上述したタイプの装置が有用であり、この装置は複数の針のうち１本の針が針取 付部材の端部から突出し、器具のヘッドに接続された中空円錐要素の端部の開口 より僅かに延出している。円錐体の端部は顔料懸濁液に浸漬され、溶液を円錐体 の中空部分に侵入させ、該中空部分で懸濁液は毛細管作用により保持される。針 も、懸濁液に浸漬され、毛細管作用により糾問の空間に保持されている。円錐体 を顔料懸濁液に浸漬した後、針は皮膚を所定限界深さまで侵入させてこのところ に顔料を塗布するために、短いストロークで往復駆動される。

塗布すべき顔料を針に保持する前述の方法は厄介であり、オペレータは沈着処置 を開始する前に余剰の顔料を除去する必要がある。余剰物が針からふき取られる とき、円錐体内に蓄積されている余剰顔料の少なくともいくらかは毛細管作用で ぬぐい取られるため消耗し、顔料供給の補充を行うために処置中に繰り返し浸漬 を行う必要がある。この技法も、針を鈍くする危険性をもっている。

さらに、その作業中は取り散らかしがちで時間がかかる。

従って、本発明の総体的な目的は、このような装置において顔料懸濁液を直接に 往復針に制御状態で供給することにある。

自動的な顔料分散の特徴は、往復針を囲繞する空洞を含む適用可能なマイクロ顔 料着色システム°に備えられる。

空洞は顔料で満たされる。しかし、そのような溶液は、往復針組立体に制御され た量の顔料を供給するのが困難であるため、総じて満足すべきものでなかった。

実際に、二のような溶液の場合、塗布処置中、往復針組立体への顔料懸濁液の分 配を制御するというより、むしろ１度に顔料懸濁液を供給する結果となる。さら に、水溶液性媒体に懸濁されたかなり粘性のある顔料を保有することは、閉塞し 、易く、また顔料がそれの懸濁液から沈積し易い構造のため難しい。

従って、技術上の懸案の課題は、前述したタイプの方法で皮膚に侵入する往復針 への顔料懸濁液の分配を制御する方法および装着を提供することにある。

本発明の他の目的は、このような方法において、沈着処理中に比較的粘性のある 顔料を絶えず攪拌しながら移送チューブの閉塞を防止する簡単且つ有効的な手段 を具備するような、往復針への顔料を収容し分配するための貯留器を提供するこ とにある。

本発明のさらに他の目的は、既存の装置および器具を現地で変換するのに容易に 適用できる方法および装置を提供することにある。

本発明の別の目的は、このような制御された分配を行うのに使用され、オペレー タが処置を停止し追加の顔料溶液を補充する必要がなく全処置を行うのに十分な 顔料を保有するような貯留器を提供することにある。

本発明のこれらの目的および他の目的は、以下の発明の詳細な説明から明白とな るであろう。

発明の要約 以下の目的を達成し、顔料溶液を皮膚に塗布するための従来技術の装置の問題点 を克服することを目指し、本発明による装置は、顔料を真皮に沈着するのに使用 される使い捨て式チップ組立体を具備するタイプの適用器具のヘッドに容易に取 付けられるアダプタ部材から成る。

そのような器具は、チップ組立体と、往復動するヘッドと、手で保持する駆動ユ ニットと、モータと、チップ組立体の往復動を制御するだめの操作卓に取付けら れた伸長性コードとを具備する。従って、アダプタ部材は第１のチャンバを含み 、該第１のチャンバは、アダプタ部材がこのようなユニットのヘッドに接続され るとき、チッブ組立体の軸線に関してほぼ軸線方向に整合して該チップ組立体に 嵌合し、その結果、処理に使用される針の先端は、真皮へのニードルの侵入を制 御するために軸線方向に整合された第１のチャンバの最下面より下方に所定距離 、例えば１１１６インチ延出する。好ましくは、軸線方向に整合される第１のチ ャンバは、ユニットのヘッドの下部に具合良く滑り嵌めされる全体的に断面円形 の上側部分と、貯留器の移送チューブから計量された顔料を受入れるように全体 に円錐形状の下側部分との２つの部分を有する。

またアダプタ部材の本体は、針の往復する軸線に対し角度を成して顔料貯留器を 収納する傾斜チャンバを具備する。貯留器は、顔料を内部に受け入れるための顔 料受容外側チャンバとキャップとから成り、下部は所定直径の移送チューブに通 じる円錐状移送セクションで終結している。ワイヤは手作業で移送チューブに固 定され、ユニットの運転でワイヤが僅かに往復動し貯留器の顔料受容チャンバの 顔料水溶液を攪拌するようになっている。

移送チューブの直径は、これに内蔵するワイヤの直径と協働して、ワイヤと移送 チューブの内径との間に十分なりリアランスを設けるように選択され、毛細管作 用による顔料水溶液の粘性の機能として該顔料水溶液の計量された分配が可能と なる。好ましくは、顔料貯留器組立体はアダプタ部材の斜めに傾斜したチャンバ 内にプレス嵌めされ、移送チューブがアダプタ部材の下側円錐部分との交差方向 に向ってかなり延出している。

このような器具を顔料着色ユニットと共に使用する方法についても述べる。この 方法は、構造上ユニットのヘッドにプレス嵌めされて使用される貯留器アダプタ 部材を設ける工程と、顔料チャンバを存する分離した顔料貯留器とこれに連通ず る移送チューブとを設ける工程と、ワイヤの一部分が移送チューブ内に伸びるよ うに所定形状のワイヤを顔料貯留器内に挿入する工程と、顔料水溶液を顔料貯留 器内に入れる工程と、顔料水溶液を内部に保管するために貯留器をキャップで封 鎖する工程と、ユニットのヘッドに取着された貯留器アダプタの斜めに傾斜した チャンバ内に顔料水溶液を入れた貯留器を挿入する工程と、顔料着色処理を被施 者に施す工程とから成る。

図面の簡単な説明 第１図は、外科処理により顔料溶液を彼施者の真皮へ供給する従来技術の装置の 構成要素の写生図、第２図は、第１図のユニットのヘッドに取着され顔料貯留器 を所定位置に宵する本発明によるアダプタ部材を示す、一部分想像線で示した写 生図、 第３図は、第２図に示したアダプタと貯留器を組合わせたものの断面図であり、 顔料貯留器の移送チューブ内に延びるワイヤも示している。

好適な実施例の詳細な説明 第１５図は、従来技術で知られた方法により被施者の真皮に顔料を沈着させる従 来技術のシステムの代表的実施例を示す。システムは全体を参照符号１０で示さ れる。

システム１０は、使い捨て可能なチップ組立体１２を具備し、該チップ組立体１ ２は、清掃に際し容易に取り外すことのできる往復動へラド１４に取着された１ 本または複数本の針１３を往復動させることにより顔料を真皮に沈着するのに使 用される。アダプタ部材と本発明による制御される顔料分配器は、第２，３図に 関連して述べる通り、往復動ヘッド１４に取付けられる。往復動ヘッド１４はオ ペレータ、通常は医者が処置を行うことができるようにグリップ形状で形成され た手で支える駆動ユニットに取付けられる。駆動ユニットの形状は、最高の手動 操作の制御を確保するように設計される。駆動ユニット１６は、プラグコネクタ １９．２１を具備する伸長可能な可撓性コード２０に電気的に接続されたモータ １８に接続され、前記プラグコネクタ１９．２１はモータ１８を操作卓ユニット ２２の面に差し込む。アンブレス（Ａｎｇｒｅｓ）の特許第４．５０８，１０６ 号が参考となり、これは第１図に示されたシステム１０の構成要素の細部の使用 例と従来技術の方法の説明のための引用文献として本明細書中に加入する。操作 卓２２は適宜配線および電力接続器具を具備し、これにはチップ組立体１２の往 復動の脈動数を表示するだめの脈動数表示器２４を含む。

制御部材２６は電圧を変化させることにより最大脈動数を設定し、この最大脈動 数は、チップ組立体１２と、往復動ヘッド１４と、駆動ユニット１６と、モータ １８から成るハンドピースに伝えられる。好ましくは、操作卓２２は、ハンドピ ース先端の脈動数を直線的に制御するフットスイッチ（図示せず）に接続される 。

使用に際し、ハンドピース組立体１０は、チップ組立体１２を具備しないで操作 卓２２の前面に接続される。

使い捨て可能なチップ組立体１２は、殺菌された包装物から取り出され、往復動 ヘッド１４に堅固に螺着される。

保護カバーを取付けられた１本または複数本の針１３はチップ組立体１２内に圧 入され針の進行度を正確に観察できるように針１３から保護カバーが取り外され る。その後、顔料着色処置が行われ、その際ユニットを分解することができる。

第２，３図に示す通り、本発明によるアダプタ部材は、全体を参照符号３０で示 される。アダプタ部材３０は、内径部を使い捨てチップ組立体１４の下方延長表 面３１外周に堅固に係合されるためにすべり嵌めされるように寸法法めされて構 成される。アダプタ部材３０は、軸方向に向けられ参照符号３２で示されたチャ ンバを形成し、該チャンバ３２はアダプタ部材３０の一体物の本体２９に配置さ れている。所定位置に配置したとき、チャンバ３２の軸線は、チャンバ組立体１ ２の往復動の軸線に対し軸線方向に整合し、針１３は前記チップ組立体１２に取 着され沈着処置中該チップ刊立体と共に往復動する。

好ましくは、アダプタ部材３０の本体３３は、成形のような適当な製法によりポ リプロピＩ／ンのような適当なプラスチック材料で形成されている。チャンバ３ ２は第１即ち上側部分３３により規定され、該上側部分３３は、チップ組立体１ ２の対応する下方延長表面と密着整合するように全体的に断面円形となっている 。チャンバ３２はさらに下側即ち第２の部分３４を規定され、該第２の部分はチ ップ組立体１２の下部と第２の部分の最下端３５から延長する針１３を受入れる ように全体的に円錐形状になっており、顔料が真皮内へ導入される際の浸透深さ を制限する。従って、チャンバ３２は、構造的には第１図に示したタイプのユニ ットに再嵌合されるようになっている。あるいは、既述の特徴をもつ部材３０を 内部に一体に形成するべくデツプ組立体１２を形成してもよい。

アダプタ部材３０の本体２９は、さらに斜めに傾斜し。

たチャンバ３６を規定し、該チャンバ３６は内部チャンバ部分３８に連通ずる外 側チャンバ部分３７を有し、前記内部チャンバ部分３８の下端部は軸方向整合チ ャンバ３２のチャンバ３４の壁に至っている。外側チャンバ部分３７は円形断面 で規定され、所定長さは移行部分３９により漸次全体が管状の下側チャンバ部分 ３８に終結している。

別部材として設けられた顔料貯留器４ｏは、円形断面で規定された外側チャンバ ４３と共に顔料貯留器として機能する本体４］−と、下端を輸送チューブ４７を プレス嵌め状態で受入れるための開口４６に終端する円錐形状の内部チャンバ４ ４とを具備する。

一体のチャンバ４３．４４および移送チューブ４７は、顔料水溶液の供給物を貯 蔵収容し以Ｆに述べるように針１３を濡ら１−て顔料着色処置を行うために顔料 懸濁液をチャンバ３８．．３４に計量送りするための貯留器を規定する。

水溶液ではあるが粘性のある顔料懸濁液４８を貯留器４０からチューブ４７を介 してチャンバ３４に分配制御するために、好ましくはステンレス鋼でできた成形 おもり付きワイヤ６０が、直線部分６１をチューブ４７に内包するように挿入さ れる。半径方向に延びる部分６２は、ワイヤ６０が好ましくは第３図に示した輪 郭に従って屈曲されるように斜めに傾斜された部分６３で終っている。

顔料貯留器４０をアダ、ブタ部材３０のチャンバ３６内に挿入した状態において 、処置中に針の往復動によりワイヤ６０を僅かに振動させ、それによって顔料懸 濁液を絶えず揺り動かしながら移送チューブにおける水性顔料懸濁液の閉塞を防 止する。

移送チューブ４７の直径は、移送チューブ４７の内径とワイヤ６０直線部分６１ の外径とにより規定される環状断面が水性顔料懸濁液の粘性に関して寸法状めさ れ顔料懸濁液が針１３を濡らすべく移送チューブを介し斜め傾斜チャンバ３８に 制御された割合で計量送りされ得るように決定される。特定の実施例によれば、 普通の顔料溶液の場合、内径０．０２３のチューブ４７で０．０１０’の直径の ワイヤ６０が良好ということが証明されている。

その結果、制御された量の顔料が往復動する針１３に供給される。チャンバ３４ の寸法は、針１３を濡らすために毛細管作用により顔料溶液を保持するようなも のである。開示の完璧を期すれば、顔料はイソプロピルアルコールに懸濁させた 酸化鉄を含ませるのがよい。

本発明の器具によれば、オペレータは１本または複数の針１３を顔料溶液のボー ル内に浸漬しそれから処置開始の前に余°剰分を除去する必要性が無くなり、ま た従来技術のようにオペレータが針の先を顔料に深く入れすぎて円錐体内に多量 の余剰顔料が蓄積するということが無くなる。

顔料溶液を収容するチャンバの上側部分を封鎖するためにキャップ７０が設けら れる。

使用に際し、アダプタ部材３０が殺菌包装物から取り出されてチップ組立体１２ にすべらせ、アダプタ部材３０をチップ組立体に固定するべく表面３１が上側軸 方向整合チャンバ３１の内面にプレス嵌めの関係で堅固に整合するようになって いる。貯留器部材４０は、これに固定された移送チューブ４７とは別ユニットと して設けられており、該貯留部材は殺菌包装物から取出され、手順に従い顔料水 溶液の供給物を所定量溝たず。次いでステンレス鋼ワイヤ６０は、部分６１が移 送チューブ４７内に延びるように貯留器内に挿入され、貯留器４ｏはキャップ７ ０で封鎖される。あるいは、貯留器４ｏに顔料溶液を満たず前にワイヤ６０を挿 入してもよい。それから、揺動ワイヤ６０を計量チューブ４７に内蔵した封鎖さ れた貯留器４０は、第３図に示した構造を形成するべく、アダプタ部材３０に設 けられた斜め傾斜チャンバ３６内に挿入され、顔料水溶液は移送チューブ４７お よび移送流路３８を計量されて流下し、さらにチップ組立体１２、円錐チャンバ ３４に至り、毛細管作用により針１３を濡らす。

好ましくは、斜め傾斜チャンバ３６の傾斜角度、即ち垂直方向に整合したチップ 組立体に対する貯留器４ｏの傾斜角度は約４５度である。

処置を終了した後、貯留器を取り外し廃棄することができる。あるいは、アダプ タ部＋４’　３０と貯留部材４ｏを取り外し廃棄してもよい。

好ましくは、アダプタ部材３０、チップ４７付貯留器４０、キャップ７０、およ びワイヤ６０は、前述した顔料着色処置を行う開業医に供給される殺菌使い捨て バッりの一部品として設けられる。

本発明は、発明の精神または本質的特徴に反することなくその他の特定の態様に 実施できるものである。従って、本実施例はすべてに関して例示的なものとみな され、限定されるものでなく、発明の範囲は以上の説明によるよりむしろ請求の 範囲によって示され、従って請求の範囲の均等物の意味および範囲内に入るすべ ての変更は請求の範囲に包含されるものである。

国際調査報告

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. １．針を往復動することにより被施者の真皮に顔料を沈着するチップ部材を具備 するタイプの装置と共に使用するもので、アダプタ部材は、 軸方向に整合したチャンバと傾斜したチャンバとを形成するハウジングから成り 、該傾斜チャンバは顔料溶液を内部に受入れるための前記軸方向整合チャンバの 下側部分に連通する下側部分を有し、前記軸方向整合チャンバは針が軸方向整合 チャンバの最下部分から所定距離突出するように構造上前記チップ部材の一部分 に固定されるようになっており、前記傾斜チャンバは構造上該チャンバの第１の 部分において顔料懸濁液を内蔵する貯留部材を取替え可能に受入れ該貯留部材と 協働して前記顔料懸濁液を前記傾斜チャンバの下側部分から前記軸方向整合チャ ンバの下側部分へ移送し前記針を前記顔料懸濁液で濡らすことを特徴とする、装 置。
2. ２．前記軸方向整合チャンバに対する前記傾斜チャンバの傾斜毎度が約４５度で ある、請求の範囲第１項記載の装置。
3. ３．さらに、前記顔料懸濁液を内部に受入れるための外側チャンバを形成する貯 留部材と、所定内径を有し、前記顔料懸濁液を前記貯留部材の前記外側チャンバ から前記傾斜チャンバの内部を経て前記アダプタ部材の前記本体の下側部分に移 送するための移送チューブとを有する、請求の範囲第１項記載の装置。
4. ４．さらに、前記顔料懸濁液を前記貯留部材の内部に入れたとき該貯留部材の前 記顔料受入れ外側チャンバを固定するキャップを具備する、請求の範囲第３項記 載の装置。
5. ５．前記貯留部材が、前記顔料受入れ外側チャンバからの前記顔料懸濁液の計量 流量を制御するべく、また前記針が往復動されるとき前記顔料懸濁液を揺り動か すために、前記移送チユーブと協働する制御手段を具備する、請求の範囲第３項 記載の装置。
6. ６．前記制御手段は、前記移送チューブに挿入した第１の部分と、前記貯留部材 の前記外側チャンバに配設した第２の傾斜部分とを有するワイヤを具備する、請 求の範囲第５項記載の装置。
7. ７．前記移送チューブの内径と前記ワイヤの外径とで規定される環状空間は、沈 着処置中、前記顔料溶液を前記貯留部材の前記顔料受入れ外側チャンバから前記 針へ計量送りするように寸法決めされている、請求の範囲第６項記載の装置。
8. ８．沈着処置中に被施者の真皮に顔料を沈着するべく、針をチップ組立体に固定 し、該チップ組立体を往復動ヘッドに固定し、該往復動ヘッドを前記針を往復動 するための駆動ユニットに取付けて成る被施者の真皮に顔料を沈着するための手 段と、 前記チップ組立体の一部分に取着され、前記チップ組立体と前記針を内部に受入 れるための軸方向に向けられた第１のチャンバを内部に形成し、前記真皮におけ る沈着深さを制御するべく前記針が前記アダプタ部材の下面から所定距離突出す るようにしたアダプタ部材と、前記アダプタ部材がさらに貯留部材を内部に受入 れるための斜め傾斜チャンバを形成し、前記貯留部材は、前記針を前記水溶液で 濡らすべく前記貯留部材内の水性顔料懸濁液を前記軸方向整合の第１チャンバに 移送するための手段を有することと、 前記斜め傾斜チャンバに取着され、顔料溶液を計量手段により前記貯留部材から 前記軸方向整合チャンバに制御された割合で分配制御するための貯留部材と、前 記処置中前記貯留部材内で水性顔料懸濁液を撹拌するための手段との組合わせ。
9. ９．前記計量手段が、前記貯留部材の顔料受入れチャンバに接続され前記軸方向 整合チャンバの下側部分に向って延びる移送チューブを具備する、請求の範囲第 ７項記載の組合わせ。
10. １０．撹拌手段が前記移送チューブおよび前記貯留部材の前記顔料受入れチャン バと協働する、請求の範囲第９項記載の組合わせ。
11. １１．前記撹拌手段は重量のあるワイヤであり、該ワイヤは前記移送チューブの 一部分に軸方向に延びる直線部分と、前記貯留部材の前記顔料受入れチャンバに 配置されたもう１つの部分とを有する、請求の範囲第１０項記載の組合わせ。
12. １２．前記移送チューブの内径と前記ワイヤの外径とで形成される環状空間は、 沈着処置中前記顔料懸濁液を前記貯留部材の前記顔料受入れ外側チャンバから前 記針へ計量送りするべく寸法決めされている、請求の範囲第１１項記載の装置。
13. １３．少くとも一部分が、針を往復動することにより被施者の真皮に顔料を沈着 するための装置のチツプ部材における補足開口に堅固に受入れられ、顔料懸濁液 を内部に受入れるための外側チャンバを形成する貯留部材と、前記貯留部材の前 記顔料受入れチャンバと連通し、顔料を前記貯留部材から前記チップ部材のチャ ンバに移送するための移送チューブと、 前記貯留チャンバ内にある顔料懸濁液を撹拌するためのもので、前記チップ部材 が往復動されるとき作動され、前記移送チューブと前記顔料受入れチャンバの両 方と協働するワイヤから成る撹拌手段との組合わせ。
14. １４．前記撹拌手段が重量のあるワイヤであり、該ワイヤは前記移送チューブの 一部分において軸方向に延びる直線部分と前記貯留部材の前記顔料受入れチャン バに配置されたもう１つの部分とを有する請求の範囲第１３項記載の装置。
15. １５．前記移送チューブの内径と前記ワイヤの外径とで形成される環状空間は、 沈着処置中前記顔料溶液を前記貯留部材の前記顔料受入れ外側チャンバから前記 針へ計量送りするべく寸法決めされるている、請求の範囲第１４項記載の装置。
16. １６．針を往復動することにより被施者の真皮に顔料を沈着するための往復動チ ップ部材から成る種類の装置において顔料懸濁液を針に分配制御する方法であっ て、アダプタ部材を前記チップ部材上に配設し、前記アダプタ部材が前記真皮の 侵入を制御するべく前述のように配設した際前記針と協働し、該針の領域に顔料 受入れチャンバを形成する工程と、 内部のチャンバに顔料懸濁液供給物を有し、前記チャンバからの前記顔料を制御 して分配させるための移送チューブを有する貯留器を設ける工程、 前記貯留器をアダプタ部材の補足チャンバに固定し、該補足チャンバが前記アダ プタ部材において前記針の領域と連通する流体通路を形成し、前記移送チューブ が前記通路に挿入されるようにする工程と、前記移送チューブの閉塞を防止する べく前記針を往復動する間撹拌部材で前記懸濁液を撹拌する工程とから成る方法 。
17. １７．撹拌ステップは、成形ワイヤの一部分が前記移送チューブに配置され該ワ イヤの別の部分が前記貯留器に配置されるように該ワイヤを前記顔料受入れチャ ンバに配設することによって行われる、請求範囲第１６項記載の方法。