JP3011989U - 歯科用洗浄容器装置 - Google Patents

歯科用洗浄容器装置

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JP3011989U JP1994016062U JP1606294U JP3011989U JP 3011989 U JP3011989 U JP 3011989U JP 1994016062 U JP1994016062 U JP 1994016062U JP 1606294 U JP1606294 U JP 1606294U JP 3011989 U JP3011989 U JP 3011989U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯科の患部洗浄において収容部内の洗浄水を
略残らず洗浄使用でき、洗浄水の頻繁な補給作業を必要
とせず継続的に歯科洗浄作業を行える歯科用洗浄容器装
置を提供する。 【構成】 洗浄水の収容部12と、該収容部12に連通
接続して設けられ、端部にノズル16を備えたホース1
4と、を有し、前記ノズル先端(16b)は前記収容部
12に対して略180度反転した方向に向けて形成され
ている。顔面を仰向けにした状態で治療する患者の上下
の歯の洗浄をする場合でも収容部を傾けることなく、継
続的に、かつ円滑に歯科洗浄作業を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、医療関係の分野で特に歯科医療の患部洗浄に使用される歯科用洗浄 容器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯科医療において治療中の患部洗浄には、適度な大きさの収容部にL型 状に曲成されたホースを連通しさらに洗浄用ノズル等をホースの延長上に連通し た洗浄容器等が使用され、洗浄水収容部を押圧することにより必要な洗浄水を得 ていた。 また、特に狭く使用が制限される根管内および歯肉溝などの洗浄には、より小 型のガラス・プラスチック性のピストン型注射用シリンジ等が使用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、従来の洗浄容器等では患者の顔面を仰向け状態に近い状態で患 部治療するのが通常であるため、患部の洗浄に対してノズルを有効な任意の位置 に保持しにくく、そのために洗浄しきれないことも少なくない。 その上、患部に合わせて保持することで収容部を傾斜させると、洗浄水の減少 と共に洗浄水からホースが浮き上り洗浄水がでたりでなかったりする不便さがあ った。 さらに、狭い根管内および歯肉溝などの洗浄に用いる場合には、ピストン型注 射用シリンジ等を使用しているが、治療中に洗浄水を再補充しなければ充分な洗 浄をすることができない上、その構成から有効な任意の位置に保持しにくく、し かもかなりの押圧力が必要になり、よって微妙な調整もままならず、歯の神経や 炎症部などに繊細な注意を払うことできず刺激し、患者に対して苦痛を強いるこ とにもなっていた。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は 、歯科の患部洗浄において収容部内の洗浄水を略残らず洗浄使用でき、洗浄水の 頻繁な補給作業を必要とせず継続的に歯科洗浄作業を行える歯科用洗浄容器装置 を提供することである。 本考案の第2の目的は、任意の患部に対して的確に洗浄水の洗浄放射ができる 歯科用洗浄容器装置を提供することである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る考案は、洗浄水の収容部12と、 該収容部12に連通接続して設けられ、端部にノズル16を備えたホース14と 、を有し、前記ノズル先端(16b)は前記収容部12に対して略180度反転 した方向に向けて形成された歯科用洗浄容器装置から構成される。
【0006】 また、請求項2に係る考案では、前記収容部12は遮光性の材質であることを 特徴として成ることとしてもよい。
【0007】 また、請求項3に係る考案では、前記ホース14は、前記収容部12から上方 に立ち上がり連通され更に略直角状に曲成されており、更に、この曲成されたホ ース14の先端から上方又は下方に前記ノズル16が曲がり連設されて成ること としても良い。
【0008】 また、請求項4に係る考案では、前記ノズル16は前記ホース14に着脱自在 に設けられたことを特徴としてなることとしてもよい。
【0009】 また、請求項5に係る考案では、前記ノズル16は前記ホース14の長手を軸 として、該長手方向回りに回動可能なように取付けられたこととしても良い。
【0010】 また、請求項6に係る考案では、前記ノズル16と前記ホース14は一体的に 形成されて成ることとしても良い。
【0011】 更に、請求項7に係る考案では、前記ホース14は前記収容部12に対して略 180度反転した方向に向けて形成され、該ホース14の端部に直状のノズル1 6が連通接続されて成ることとしても良い。
【0012】
【作用】
請求項1の歯科用洗浄容器装置においては、洗浄水の収容部と、該収容部に連 通接続して設けられ、端部にノズルを備えたホースと、を有し、前記ノズル先端 は前記収容部に対して略180度反転した方向に向けて形成されている。 例えば、患者の顔面が略仰向けの状態の場合でも収容部を立てたまま使用でき る、従って、収容部内の洗浄水を低部近くの水位まで残らず使用できる。
【0013】 請求項2の歯科用洗浄容器装置においては、前記収容部は、遮光性の材質によ り形成されている。したがって、強酸性水等の遮光を必要とする洗浄水について は、不使用時の保管時に収容部を密閉してそのまま保管場所に置いておけば良い 。
【0014】 請求項3の歯科用洗浄容器装置では、前記ホースは、前記収容部から上方に立 ち上がり連通され更に略直角状に曲成されており、更に、この曲成されたホース の先端から上方又は下方に前記ノズルが曲がり連設されている。ホースの曲成構 成が単純で、材料コスト等の点で経済的であり、また、上方、及び下方の歯科患 部に対して効果的に治療が行われる。 例えば、患者の顔面が略仰向けの状態であって上歯を洗浄する場合でも上方に ノズルを回動すれば、容易に収容部を立てた状態のまま使用できる。 また、収容部に連通し曲成されたホースからノズルが上方又は下方に曲がり連 設されていることから、患部の洗浄に際して収容部を傾斜させなくてよく、特に 、上方への曲がり連設の場合には上歯の治療に際して効果的である。さらに、治 療部位に合わせて収容部を傾斜させなくてよく、これにより洗浄水の減少につれ てのホースの浮き上りを防止し、常に必要な洗浄水を連続的に確保でき適宜適切 な洗浄を速やかに行なうことができることになる
【0015】 請求項4の歯科用洗浄容器装置では、前記ノズルは前記ホースに対して着脱自 在に設けられている。ホース長手方向回りの角度を任意に変化でき、患部への最 適な噴射角度を簡易に設定し得る。洗浄に有効な任意のノズル位置を容易に保持 し適宜適切な洗浄を速やかに行なうことができる。 また、口脛中上歯等従来の洗浄容器のノズルが届かない治療部位だったとして も、その治療部位の場所・状況によりノズルの長さ・大きさおよび通過水量を適 切なものに選択し、治療の途中であっても随時交換し適宜適切な洗浄を速やかに 行なうことができることになる。
【0016】 請求項5の歯科用洗浄容器装置では、前記ノズルは前記ホースの長手を軸とし て、該長手方向回りに回動可能なように取付けられている。ホースとノズルの連 結角度の操作を極めて簡単に行える。 さらに、ノズルはホースに回動可能なように取付けられているので、360度 全方向に対応した洗浄使用状態を得ることができ、例えば口脛中上歯等従来の洗 浄容器のノズルが届かない治療部位だったとしても、その治療部位の場所・状況 により選択したノズルを回動調節すれば、洗浄に有効な任意の位置を保持し、適 宜適切な洗浄を速やかに行なうことができることになる
【0017】 請求項6の歯科用洗浄容器装置では前記ノズルと前記ホースは一体的に形成さ れている。ノズルとホースの運搬、保管、管理が容易となり、又、量産コストも 安価に維持し得る。
【0018】 請求項7の歯科用洗浄容器装置では、前記ホースは前記収容部に対して略18 0度反転した方向に向けて形成され、該ホースの端部に直状のノズルが連通接続 されている。例えば、患者の顔面が略仰向けの状態の場合でも収容部を立てたま ま使用できる、従って、収容部内の洗浄水を低部近くの水位まで残らず使用でき る。
【0019】 さらに、ノズルはホースに回動可能なように取付けられたことを特徴とした構 成により、360度全方向に対応した洗浄使用状態を得ることができ、 例えば口脛中上歯等従来の洗浄容器のノズルが届かない治療部位だったとして も、その治療部位の場所・状況により選択したノズルを回動調節すれば、洗浄に 有効な任意の位置を保持し、適宜適切な洗浄を速やかに行なうことができること になる
【0020】
【実施例】
以下、添付図面に基づき、本考案の好適な実施例を説明する。 図1ないし図2には、本考案の実施例に係る歯科用洗浄容器装置(以下、洗浄 装置と略する)10が示されている。
【0021】 図より明らかな様に、前記洗浄装置10は、洗浄水の収容部12と該収容部1 2に連通接続して設けられたホース14を備えている。そして、該ホース14の 先端部にはノズル16が設けられている。
【0022】 収容部12は適度な収容量を持つ瓶体として形成されている。図3において該 収容部12は補給口18を備え該補給口18は密閉栓20が着脱自在に嵌合され て、補給後は閉栓して該収容部12内部とホース14とを連通させる。収容部1 2に該密閉栓20を係止し密閉を保つと共に気密を有し洗浄水を噴射し洗浄する ことができる。 また、密閉栓20により収容部12内部の気密を保持することで洗浄水Wの噴 射圧を高くかつほぼ一定に保ち洗浄に効果的な噴射を得る事ができることになる 。
【0023】 この収容部12は軟質の合成プラスチック製からなり、弾性を備えている。し たがって親指と他の指とで挟み付けたり緩めたりするとそれに伴って容器本体1 2aは弾性的に形状を収縮、復帰させる。従って、収容部12を把持している掌 の指先で押さえるだけで洗浄水を供給し洗浄することができる。
【0024】 実施例において収容部12の洗浄水の収容量は100ミリリットル程度に設定 されており、非常に扱いやすい。しかしながら、これに限られることはない。
【0025】 また、実施例において、収容部12は遮光性の材質で形成されている。従って 、洗浄水Wは光にさらされることはなく、洗浄水として広く使用されている電解 酸化水(強酸性水)をアルカリ化させて殺菌効果を減殺することなく、効果を保 持し得る。また、治療における患部洗浄前後いちいち暗所に保管しなくてもよく 、速やかな治療を要求される歯科医療にとって時間の無駄がない。 光等による変化がないような洗浄水を使用した場合には、遮光性の材質で収容 部を形成する必要はなく、その他任意の材質の容器として良い。
【0026】 本考案の1つの特徴的なことは、前記ホース14の端部に設けられたノズル1 6の先端は前記収容部12に対して略180度反転した方向に向けて形成されて いることである。
【0027】 図において、ホース14の下端22は収容部12内の底部に近い位置に配置さ れている。 一方、実施例において、前記ホース14は、収容部12から上方に立ち上がり 連通され更に略直角状に、すなわち、L字状に曲成されている。そして、このホ ース14の先端にノズル16がさらにL字状に曲がり連接されている。これによ って、収容部12から連続してホース14を介して迂回し、ノズル口は再び収容 部12方向に向けて形成されている。
【0028】 ノズル16は基部16aを拡径させ、先端にいくにつれてしだいに小径とした プラスチック製の小パイプ材から形成されている。そして、この基部16aがホ ース14の先端に差し込み状に嵌着し係着する。深く差し込んだ状態で嵌合固定 状態となる。従って、この状態で収容部12を把持して押圧力を与えると、ノズ ル口16bから洗浄水Wを噴射させて、所要の洗浄作業を行うことこととなる。
【0029】 また、ノズル16のホース14に対する差し込み状態をホース14の長手方向 回りに変化させれば嵌合角度を簡単に変化させることができ、患部洗浄に際し、 正確な洗浄を効果的に行える。
【0030】 実施例においてはノズル16の略中央部をL字状に折曲しているが、その他の 部位でも良い。また、要はノズル先端(16b)が収容部に対して略180度反 転した方向に向けて形成されていれば良く、ホース14の先端を予め収容部と略 180度方向に反転曲成しておき、これに直状のノズル16を着脱連接するよう にしても良い。
【0031】 前記ノズル16はホース14端部に着脱自在に係止されるため、該ノズル16 は予備を用意しておくこともでき、また、その長さ・大きさおよび通過水量は種 々製作しておくことができる。これにより適切なノズル16を選択することがで きるので、治療部位の場所・状況に応じて最適な洗浄水を噴射できる。 また、前記ノズル16はその長さ・大きさおよび通過水量は種々製作しておく こともできるが、その場でノズル先端(16b)をカットし最適な任意の形状に することも可能である。
【0032】 なお、図8、9のように、ノズル16とホース14を一体形成しても良い。そ の際には、図8のように収容部12方向に向けた下向きのノズル口形状としても 良いし、図9のように、収容部12方向から離反するような上向きのノズル口形 状としてもよいものである。
【0033】 また、ホースは必ずしも収容部12に対してL型状に接続している必要はなく 、種々の形状に迂回して曲がっていても良い。 また、収容部12の形状は問うものではない。
【0034】 図4図5図6および図7により洗浄装置10の使用方法を説明する。 患者の口脛中の治療部位を洗浄するには、先ず、洗浄水Wを適宜満たした洗浄 装置10のホース14にノズル16を取付ける。前記ノズル16は、患者の治療 部位および状態を確認し最適な形状のものを選択し取り付けることになる。また 、その場で患者の治療部位および状態に合わせノズル先端28をカットしてもよ い。
【0035】 また、患者の口脛組織に触れずにノズル16を口脛内に挿入し、回動された前 記ノズル16が患者の治療部位の洗浄に有効な任意の位置にあることを確認する と共に、これを保持し収容部12を押え洗浄水Wを噴射し洗浄することができる だけでなく、ノズル16を回動修正することも容易で速やかに修正できる。 このことは、最小限の口脛の開度で済み口脛組織に触れることもなく治療時間 を短縮し患者の負担を軽減することになる。
【0036】 また、図4に示す様に患者の顔面を略仰向けに近い状態で、例えば治療部位の 上歯を洗浄する場合でも、収容部12を傾けることなく立てた状態のままでノズ ル16を回動しノズル先端(16b)を治療部位に向けて洗浄水を噴射し洗浄で きることになる。したがって、収容部12内の洗浄水を残らず使用でき、頻繁で 煩雑な洗浄水の補給作業が不要であり、継続的な洗浄作業を行え、作業時間も短 縮化できる。
【0037】 また、図5に示す様に治療部位が下歯の場合には、容易にノズル16を回動し 治療部位にノズル先端(16b)を合わせることができ、速やかに洗浄を終える ことができる。
【0038】 また、図6ないし図7に示す様に、治療部位が根管内および歯肉溝等の洗浄に は、その場所の洗浄に有効なノズル先端(16b)を有するノズル16を選択し 、洗浄装置10に連通するホース14の端部に容易に取付けた該ノズル先端(1 6b)を根管内又は歯肉溝に挿入し洗浄水Wを噴射し洗浄することになる。洗浄 装置10は、取扱いが簡単で、ノズル先端(16b)を治療部位に合わせること も容易で神経や炎症部に刺激を与えることなく、収容部12を軽く指先で押える だけで洗浄水20を噴射し洗浄できる。
【0039】 また、図4図5図6および図7に示す様に、収容部12は傾けることなく立て た状態のままで洗浄できるため該収容部12内のほぼすべての洗浄水Wを1度に 使用でき、煩雑な洗浄水の補給作業等で治療を中断することなく円滑に歯科洗浄 作業を継続的に行なうとができる。
【0040】
【考案の効果】
以上説明した様に、請求項1に係る歯科用洗浄容器装置によれば、洗浄水の収 容部と、該収容部に連通接続して設けられ、端部にノズルを備えたホースと、を 有し、前記ノズル先端は前記収容部に対して略180度反転した方向に向けて形 成されているので、患者の顔面を略仰向けに近い状態で治療をする場合でも収容 部を傾けることなく立てた状態のままでノズル先端を治療部位に向けて噴射でき 、その結果、収容部内のほぼすべての洗浄水を1度に使用できるので、煩雑な洗 浄水の補給作業等で治療を中断することなく円滑に歯科洗浄作業を継続的に行な えるとともに、弾性のある合成樹脂系の容器で収容部を形成した場合には、把持 している掌の指先で押さえるだけで洗浄水を供給でき、必要な歯科の部位に安定 的に洗浄水を供給することが可能である。
【0041】 また、請求項2によれば、収容部は、遮光性の材質により形成されているので 、遮光性を持つ収容部内に収容される、洗浄液に使用される電解酸化水(強酸性 水)は、その特性の殺菌効果を保持することは勿論、治療における患部洗浄前後 の保守管理の手間も省くことができる。
【0042】 また、請求項3によれば、上記ホースにノズルが上方又は下方に曲がりに連設 されたことで患部の洗浄に際して収容部を傾斜させなくてよく、特に、上方への 曲がり連設の場合には上歯の治療に際して特に効果的である。 また、洗浄水減少につれてのホースの浮き上りを防止し洗浄水を途絶えること なく最後まで供給できる。さらに、患部が狭い所であっても適切な洗浄位置にノ ズルを容易に保持することができる。
【0043】 また、請求項4によれば、上記ノズルは着脱自在なため治療部位の場所・状況 によりその長さ・大きさおよび通過水量を適切なものに、治療中においても、随 時交換できる。
【0044】 また、請求項5によれば、上記ノズルは回動可能なため、360度全方向に対 応した洗浄使用状態を得ることができ、例えば上歯等洗浄しにくい治療部位の場 所・状態に合わせてノズルを回動し洗浄することができる。
【0045】 また、請求項6によれば、前記ノズルと前記ホースは一体的に形成することに より、量産コストを低減し得る。また、運搬、保管、管理が容易である。
【0046】 また、請求項7によれば、前記ホースは前記収容部に対して略180度反転し た方向に向けて形成され、該ホースの端部に直状のノズルが連通接続されている ので、この場合でも、患者の顔面を略仰向けに近い状態で治療をする場合でも収 容部を傾けることなく立てた状態のままでノズル先端を治療部位に向けて噴射で き、その結果、収容部内のほぼすべての洗浄水を1度に使用できるので、煩雑な 洗浄水の補給作業等で治療を中断することなく円滑に歯科洗浄作業を継続的に行 なえるとともに、弾性のある合成樹脂系の容器で収容部を形成した場合には、把 持している掌の指先で押さえるだけで洗浄水を供給でき、必要な歯科の部位に安 定的に洗浄水を供給することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る歯科療用洗浄容器装置の
全体斜視図である。
【図2】歯科用洗浄容器装置の全体斜視図である。
【図3】歯科用洗浄容器装置の一部を省略し、一部を切
欠いた全体斜視図である。
【図4】歯科用洗浄容器装置の使用状態を示す参考図で
ある。
【図5】歯科用洗浄容器装置の使用状態を示す参考図で
ある。
【図6】歯科用洗浄容器装置の使用状態を示す参考図で
ある。
【図7】歯科用洗浄容器装置の使用状態を示す参考図で
ある。
【図8】ホースとノズルを一体的に形成した実施例の要
部拡大説明図である。
【図9】ホースとノズルを一体的に形成した実施例の要
部拡大説明図である。
【符号の説明】
10 歯科用洗浄容器装置 12 収容部 14 ホース 16 ノズル 16b ノズル口 W 洗浄水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61C 17/036

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄水の収容部と、 該収容部に連通接続して設けられ、端部にノズルを備え
    たホースと、を有し、 前記ノズル先端は前記収容部に対して略180度反転し
    た方向に向けて形成されていることを特徴とする歯科用
    洗浄容器装置。
  2. 【請求項2】 前記収容部は、遮光性の材質により形成
    されてなる請求項1記載の歯科用洗浄容器装置。
  3. 【請求項3】 前記ホースは、前記収容部から上方に立
    ち上がり連通され更に略直角状に曲成されており、 更に、この曲成されたホースの先端から上方又は下方に
    前記ノズルが曲がり連設されて成る請求項1又は2記載
    の歯科用洗浄容器装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズルは前記ホースに対して着脱自
    在に設けられたことを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の歯科用洗浄容器装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズルは前記ホースの長手を軸とし
    て、該長手方向回りに回動可能なように取付けられたこ
    とを特徴としてなる請求項4記載の歯科用洗浄容器装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ノズルと前記ホースは一体的に形成
    されて成る請求項1ないし3のいずれかに記載の歯科用
    洗浄容器装置。
  7. 【請求項7】 前記ホースは前記収容部に対して略18
    0度反転した方向に向けて形成され、該ホースの端部に
    直状のノズルが連通接続されて成る請求項1記載の歯科
    用洗浄容器装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003250832A (ja) * 2002-02-28 2003-09-09 Koichi Soya 顕微鏡下における眼科手術用点眼装置
KR101448352B1 (ko) * 2012-09-21 2014-10-07 성열규 휴대용 워터젯
KR20210000579U (ko) * 2019-09-02 2021-03-10 주식회사 엘지생활건강 구강 관리용 용기

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