JPS63500463A - 硬い岩石の掘削機械 - Google Patents

硬い岩石の掘削機械

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JPS63500463A
JPS63500463A JP60504427A JP50442785A JPS63500463A JP S63500463 A JPS63500463 A JP S63500463A JP 60504427 A JP60504427 A JP 60504427A JP 50442785 A JP50442785 A JP 50442785A JP S63500463 A JPS63500463 A JP S63500463A
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ファデエフ,ウラジミール ヤコウレウィッチ
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クラギン、リム アスマノウィッチ
エルミロフ、ニコライ ピョートロウィッチ
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スペツィアルノエ、コンストルクトルスコエ ビューロー、ギドロインプルスノイ、チェフニキ、シビルスコボ、アッジェレーニア、アカデミー、ナウク、エスエスエスエル
インスチツート ギドロジナミキ イメーニ エム.アー.ラフレンティエワ シビルスコボ アッジェレーニア アカデミー ナウク エスエスエスエル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 硬い岩石の掘削機械 技術分野 本発明は選択的作動をするブーム器具を備えた駆動機械、特に硬い岩石の掘削機 械に関する。
本発明は鉱山業において、例えば衝撃式岩石粉砕法によって硬い岩石を掘削する ために最も有効に使用される。
更に、本発明はまた大形の岩のかたまりを破砕するため、建築物の基礎や壁をと りこわすため、道路の舗装を破かいするため、ダムやその他の給水構造物を作る ための岩石床の整備のため等に使用する衝撃式器具を持った機械によって鉱山業 及び建設業に使用される。
背景技術 ヘッディングコンバインと称する硬い岩石の掘削機械が従来から知られている( 例えば1974年2月15日公告フランス特許第2,193.138号、国際分 類E21C35106)。この機械はベースプレートと、該ベースプレートに取 付けた第1キヤリジと、前記第1キヤリジに垂直軸線を中心にして回転できるよ う固定した箱型キャリヤーと、前記ベースプレートの長手方向軸線に平行に延在 し前記箱型キャリヤーに水平軸線とそれ自身の長手方向軸線を中心にして回転す るよう取付けたブームと、前記ブーム上か又はブームの外端近くに取付けた水平 ピボットを中心にして回転自在に該ブームに取付けた台と、前記台に対し摺動で きるように取付けられる器具の装着に使用する第2キヤリジとを包含している。
前記第1キヤリジは複動式液圧ジヤツキによって前記ベースプレートに沿って長 手方向に移動できる。
前記箱型キャリヤーは複動式液圧ジヤツキによって取付けられている第1キヤリ ジに対し垂直方向軸線を中心にして回転できる。
前記箱型キャリヤーに取付けたブームは1対の複動式液圧ジヤツキの作用によっ て水平軸線を中心にして上下に回転できる。更に前記ブームは液圧駆動装置によ ってそれ自身の長手方向軸線を中心にして回転できる。
前記台はそれぞれの複動式液圧ジヤツキの作用によって前記ブームに対し回転自 在に前記ブームの前端に取付けられている。
前記台に取付けられ且つ前記器具の装着のために設計した第2キヤリジは前記台 の長手方向軸線に沿って複動式液圧ジヤツキによって移動できる。
すべてのジヤツキは油タンクと駆動ポンプとパイプラインシステムと各種の制御 弁及び安定弁とを含む液圧システムによって作動させられる。前記液圧システム は前記箱型キャリヤー上の作業員の作業位置から手動で制御する。
上述の部材を動かすことによって、器具を岩石の破かい地点に接近させその工具 を岩石に押し付ける。つぎに前記器具のハンマーピストンが工具に打撃を与え、 この工具がその打撃を岩石に伝えてこれを破砕する。岩のかたまりが破かいされ てのち、前記器具は新しい位置にセットされ、次の打撃を与える。
破砕した岩石はスクレーパーとウィンチによって取り除く。
硬い岩石を掘削する上述の機械は多数の液圧ジヤツキと枢動接手を持った非常に 凝った機械である。この機械に使用している衝撃用器具はその長手方向の軸線と それに一線上に並んだ工具の軸線とを、打撃を与える点において岩石表面に大体 直角に配置しなければならない。打撃後に大きな岩石のかたまりが落下した場合 、岩石に作用する工具の端部が岩石体の表面から直角以外の角度で滑る。この滑 りによって機械のすべての部材に大きな荷重を作用させ、これらの部材の曲がり によって制限されるが、これらの部材は故障するようになる。
前記機械の複雑な構造と器具の工具の滑り作用によって前記機械の信頼性をひど く低下させる。
前記器具をいつでも岩石体に対し直角にセットしなければならないことは、打撃 前の器具のセツティングに相当時間がとられるから岩石破砕能率が非常に低下す る。
作業床の上を移動することができ且つ機械のその他のすべての部材を支持するベ ース部材となる移動キャリヤーを包含する硬−2青石の掘削機械も公知である( 例えば1981年11月17日公告米国特許第4.300,802号、国際分類 E21.C29/28)。
2個の液圧シリンダーによってキャリヤーに対し水平面上を回転できるよう取付 けたフォーク状ブームが前記キャリヤーに装着されている。2個の別の液圧シリ ンダーの作用によって前記ブームに対し垂直面上を回転できるよう前記ブームの 脚と脚との間にフレームが取付けられている。前記フレームはその壁にガイド面 を備えた4個の孔を有し、且つサポート部材が前記ガイド面に沿って摺動できる 。前記サポート部材は一つの器具を取付けるためのピンを回転自在に収容できる 孔を持っている。前記器具は高エネルギー「弾丸」型器具、すなわちハンマーピ ストンが打撃前に岩石表面に接触ないようになった器具である。
2群の衝撃吸収装置がフレームに対し固定され、前記器具の長手方向軸線に直角 に且つピンの軸線に沿って通過する平面に対し対称に固定され、前記サポート部 材の各々の両側が前記衝撃吸収装置のタペットによって前記案内面に沿って滑ら ないように保持されるようになっている。
前記衝撃吸収装置は斜め方向の打撃の場合及び器具のハンマーピストンが休止ス トロークに在るとき前記機械の他の部材に前記器具から伝わる力を減少させ、同 時にこのような現象が発生した後に前記器具の長手方向軸線を設定方向に保つよ う計画されている。衝撃吸収装置はそれぞれ対向配置した2個の空気シリンダー を包含し、そのロッドは高圧ガスを満たしたシリンダースペースに入るピストン を有するタペットである。
前記器具の作動時に、前記ハンマーピストンによって与えられる打撃の大部分が 斜め方向の打撃、すなわち、打撃点における岩石表面に対し垂直方向でない方向 の打撃である。この斜め方向の打撃は常に横方向のはね返りを伴う。水平面上で 横方向のはね返りが生ずると前記器具は該器具の上下において前記サポート部材 に回転自在に設けた1対の各ピン上を垂直軸線を中心にして回転する。前記器具 の側部に設けたサポート部材はそれらのガイドにおいて滑り且つ衝撃吸収装置の タペットに作用する。前記器具が回転をやめる頃すなわち横方向のはね返りの終 り頃、前記衝撃吸収装置によって作用される前記器具は反対方向に回転する。垂 直面上の横方向のはね返りも同じように発生する。若し横方向のはね返りが水平 面と垂直面の間に在る平面上で発生すると二つの垂直方向と二つの水平方向の衝 撃吸収装置が組み合って作用する。
ハンマーピストンが休止ストロークを全部又は1部分行なうとき、すなわちハン マーピストンが前進中に岩石面に衝突しないか、又はハンマーピストンが岩石の 破かいのためにそのエネルギーを完全に消費する時間を持たないとき、前記器具 はハンマーピストンに沿って前進しようとして、そのピンとその上のサポート部 材を通じて衝撃吸収装置の前端群のタペットに作用する。器具の移動が終ったの ち反対のプロセスが生じ、且つ前端群の衝撃吸収装置のタペットの作用によって 、前記器具はその最初の位置に戻される。
上述の状態において、衝撃吸収装置のタペットに力が加わると、該タペットはシ リンダースペースの中を移動して、そのスペースの中の高圧ガスをピストンで更 に圧縮する。このようにして横方向のはね返りと器具の休止ストロークは衝撃吸 収装置のシリンダースペース内のガスの圧縮によって緩衝される。高圧ガスが作 用するとタペットは器具を初の位置に戻す。
しかし乍ら、衝撃吸収装置が作動されるとき、例えば横方向のはね返り時に作動 されるとき、前記高圧ガスはタペットピストンによって付加的に圧縮されて多量 のエネルギーを蓄積し且つ前記器具が初の位置に戻るとき消費する。これによっ て器具は相当の速度を得てのち初の位置に達し、その結果初の位置を通りすぎて 反対のタペットに作用し、すなわち器具の緩衝振動が発生する。この振動法は一 方では器具の初の位置への戻り時間を長くし且つ他方では衝撃吸収装置の摩耗速 度を増大する。この欠点は機械の低性能と耐久性の低下をもたらす。
発明の開示 本発明は衝撃式器具を備え、斜め方向の打撃時並びにハンマーピストンの休止ス トローク時に前記器具の緩衝的振動を可能にして、機械の効率を改善し且つ耐久 性を向上できる硬い岩石の掘削機械を提供することを目的とする。
本発明は水平面上を回転できるように取付けた揺動ブームを有する移動キャリヤ ーを包含し、フレームが垂直面上を回転できるよう前記ブームの端部に取付けら れ、前記フレームが器具を水平面並びに垂直面上を一定範囲回転できるよう且つ 一定範囲軸線方向に移動できるよう取付け、前記器具が岩石に直接作用して破砕 するハンマーピストンを備え、案内部材に取付けられたサポート部材であって且 つ前記フレームに互いに対向して取付けられた少なくとも2個の衝撃吸収装置の ピストンロッドに協働する前記サポート部材を有するピンによって前記器具が前 記フレームに取付けられ、前記衝撃吸収装置は前記器具の好ましくない移動を吸 収し補償して該器具を設定位置に戻すよう設計したシリンダーを備え、本発明に より、前記各衝撃吸収装置が高圧の圧縮性液体をみたし且つ前記ピストンロッド と協働する前記サポート部材から離れたピストンロッドの端面を収容する作動器 スペースと、非圧縮性流体を満たし且つ絞り装置を通じて互いに連通する第1と 第2のダシュポットスペースとを包含し、前記ピストンロッドがその移動中に第 1と第2のダシュポットスペースの間の絞り装置を通じて前記非圧縮性流体を流 動させるため該非圧縮性流体に作用する少なくとも1個の拡大ピストン状部分を 有する、硬い岩石の掘削機械にある。
このような構造を持った硬い岩石の掘削機械であるから、横方向のはね返り作用 とハンマーピストンの休止ストローク時に器具が振動してその設定位置から外れ ようとするのを防止できる。このようにして機械の性能と耐久性が向上する。本 発明に係る機械の拡大ピストン状部分は環状突起によって第1と第2のダシュポ ットスペースに分割されているダシュポットの中を貫いて延びているピストンロ ッドの環状突起の形状に作られている。
衝撃吸収装置がこのような構造を存するので絞り装置の長さを最小にし、ダシュ ポットに液体を確実に充満させて、機械の信頼性と耐久性を向上できる。
また、前記絞り装置はなるべく環状突起の外周面とダシュポットの内面との間に スペースを備え、該ダシュポットの内面がなるべく円錐形であり、前記円錐のベ ース(底面)が前記ピストンロッドに協働するサポート部の側にある。
この絞り装置の実施例は構造部Catで製作が容易で、詰ることがなくまた全衝 撃吸収時間中にダシュポットの一つのスペースに殆んど一定の圧力を維持し、す なわち前記衝撃吸収装置はその部材に加えられる荷重を最小にして相当大きなエ ネルギー吸収能力を示し、前記器具の振動を効率的に緩衝することができる。
本発明に係る衝撃吸収装置において、ピストンロッドがその端部に2個の拡大ピ ストン状部分を備え且つピストンロッドが内面に環状突起を持ったダシュボット を貫いて延び、該環状突起がピストンロッドの拡大ピストン状部分の間に在り且 つダシュボットを第1と第2のダシュポットスペースに分割している。
衝撃吸収装置がこのような構造ををするので、作動器スペースの中の圧縮性流体 の圧力を一定範囲低下させることができ、これによって各密封部材の寿命をのば し且つ機械全体の耐久性を増大する。
本発明の前記実施例において、前記絞り装置はなるべく2個の拡大ピストン状部 分の間に延在するダシュポットの環状突起の内面とピストンロッドの外周面との 間のスペースの形状に作られ、ピストンロッドの外周面が円錐形であり、この円 錐の大形ベースがピストンロッドに協働するサポート部材の側の拡大ピストン状 部分の側に在る。
衝撃吸収装置の絞り装置がこのような構造を有するので円錐表面の形成が容易と なり且つ絞り装置の断面積変化の正確さを向上し且つ衝撃吸収装置全体の作動を 改善することができる。
本発明の任意の実施例において、各衝撃吸収装置のピストンロッドにスペースを 設け、このスペースが作動器のスペースに連通している。
ピストンロッドにこのようなスペースを設けることにより、衝撃吸収装置の作動 に関与する圧縮流体の容量を増加し、したがって衝撃吸収装置の作動時に作動器 スペースに生ずる圧力変動を低下させる。このことはまた密封装置の作動状態を 改善し且つ衝撃吸収装置の寿命をのばす。
なるべく、すべての衝撃吸収装置の作動器スペースは互いに連通している。
すべての衝撃吸収装置の作動器スペースの間が連通しているので圧縮性流体をみ たすことが容易となり、更に作動時における衝撃吸収装置の作動器スペース内の 圧縮性流体の圧力変動を低下させる。
絞り作業後に非圧縮性流体が流入する衝撃吸収装置の第2スペースは互いに連結 され且つ非圧縮性流体の連続的循環を維持する装置に連結されている。
衝撃吸収装置の第2スペースを相互連結し且つ連続循環維持装置に連結したこと により、非圧縮性流体の存在なく衝撃吸収装置を作動させる可能性を無くし且つ 衝撃吸収装置をしばしば作動させた結果生ずるオーバヒートを避けることが可能 となる。
図面の簡単な説明 本発明の目的と効果は添付図面に示す特定実施例に関する次の説明から明らかと なる。
第1図は本発明に係る硬い岩石の掘削機械の作動中の側面図、第2図は前記機械 の作動中の平面図、第3図は第1図の線■−■における断面図、第4図は第1図 の線IV−IVにおける断面図、第5図は2個の拡大ピストン状部分ををするピ ストンロッドを備えた衝撃吸収装置の1実施例の断面図、第6図は第4図の線V l−VIにおける断面図、第7図は第4図の線■−■における断面図である。
発明を実施するための最良の形態 本発明に係る硬い岩石の掘削機械は作業床の上を移動できる移動キャリヤー1( 第1図、第2図)を包含する。
キャリヤー1は液圧シリンダー3の作用によって水平面上を回転するよう垂直な 枢軸に取付けたブーム2を備えている。フレーム4が液圧シリンダー5(第1図 )によって垂直面上を回転するよう前記ブーム2の端部に固定されている。フレ ーム4の壁に4個の孔6(第1図、第2図)が設けられ、この孔の中をサポート 部材7が前後に移動できる。前記サポート部材7(第3図、第4図)は器具9( 第1図、第3図)を支持するピン8を回転自在に収容する孔を持っている。向い 合ったビン8(第3図)の回転軸線は一直線上に在って且つ器具9の長手方向軸 線に直角に延びている。器具9は高エネルギーの衝撃°弾丸型°工具を包含し、 その工具のハンマーピストン10は打撃を与える作業面に接触しない。
器具9の長手方向軸線に対し直角にビン8の軸線を含む平面に対し対称的に2絹 の衝撃吸収装置11(第1図)がフレーム4に取付けられ、各サポート部材7は 互いに対向して配置した2個の衝撃吸収装置11のピストンロッド12によって 孔6の中に動かないように保持されている。
前記衝撃吸収装置11は、ハンマーピストン10の斜めの打撃又は休止ストロー クの中に前記機械の各種部材に作用する荷重並びに前記器具9によって与えられ る荷重を低下させるように設計され且つこのような望ましくない出来事のあとで 器具9の長手方向軸線を設定位置に復帰させるように設計されている。
各衝撃吸収装置はそのピストンロッド12の1端を前記支持部材7と協働させ、 且っ他端を圧縮性流体の充満した作動器スペース13に収容している。ピストン ロッド12は前記スペース13の容積を増大し且つピストンロッド12の重量を 軽くするため作動器スペース13の側を中空にしている。ピストンロッド12の 環状突起15を入れるダシュポット16が衝撃吸収装置のケーシング14に形成 されている。ダシュポット16の周囲面は円錐形であり、その円錐の大型ベース は支持部材7の側にある。ダシュボット16に非圧縮性流体をみたしている。
前記衝撃吸収装置(第5図)の別の実施例は2個の拡大ピストン状部分19.2 0を有するピストンロッド18を包含し、ダシュポット21の内面に環状突起2 2を備え、該環状突起の内面とピストン状部分19. 20の間に在るピストン ロッド18の外周面との間の環状スペースが、前記衝撃吸収装置の作動中にダシ ュボット21の一つのスペースから別のスペースへ非圧縮性流体が流れるときに その絞り装置となる。ピストンロッド18の周囲面23は円錐形であり、該円錐 の大型ベースがサポート部材7の側に在る。前述の実施例と同じように衝撃吸収 装置のピストンロッド18は中空で、その内部スペースは圧縮性材料をみたした 作動器スペース24の側に用いている。
衝撃吸収装置にダシュポットを設けることにより、前記器具が横方向にはね返っ たとき或いはハンマーピストンの休止ストローク時に前記器具の運動エネルギー を、流体の絞り作用の熱エネルギーに変換することができる。
作動器スペース25(第6図)に高圧の圧縮性流体を容易にみたすことができる ようにするため、これらのスペースは通路26によって連結されている。ダシュ ポット27(第7図)に非圧縮性流体をみたすため並びに絞り作用中の過熱を防 止するために非圧縮性流体を連続的に入れかえるために、前記ダシュポット27 は通路28によって互いに連通し且つ非圧縮性流体(図示せず)の連続循環装置 に連結されている。
本発明に係る硬い岩石の掘削機械は次のように作動する。
作業中に移動している前記機械は作業面に対し必要距離まで接近する。つぎに器 具9のハンマーピストン10(第1図)が液圧シリンダー3,5によって作業面 の必要ポイントに狙いをつけられ、前記器具9が作動させられてそのハンマーピ ストン10が岩石を必要深さに破かいするに必要な数の打撃を与える。つぎに器 具9は次のポイントに狙いをつけられ、このサイクルをくりかえす。
廃石は公知のローダ−を使用して除去する。このローダ−は本機械の一部分であ っても良く一部分でなくても良い。
したがって、本機械の作動中衝撃吸収装置は非作動状態にあるが、本機械の主要 部品の作動を妨害しない。
ハンマーピストン10の休止ストローク時及び器具9の横方向のはね返り時に衝 撃吸収装置は作動する。
斜め方向の打撃のときのハンマーピストン10の運動方向が、打撃点において作 業が行なわれる岩石表面に直角な線上にないので、器具9の軸線に直角方向の力 が岩石体側のハンマーピストン10に作用する。
器具9はこの力によって、方向を変えられて、横方向のはね返りが生ずる。器具 9は水平面上を横方向にはね返ると、該器具9の上下に在る組になった垂直ピン 8を通る垂直軸線を中心にして回転させられる。このときに器具9は組になった 水平ピン8によって、前記器具9の両側に設けであるそれぞれのサポート部材7 を反対方向(前と後)に動かし、該サポート部材がつぎに衝撃吸収装置11のピ ストンロッド12に作用してこれらを動かす。
器具9の垂直面上の横方向のはね返りも同じように発生する。
器具9のハンマーピストン10が打撃作動中に何等の抵抗にも会わない場合(例 えば前回の打撃で大きな岩石のかたまりが落下した場合)又は打撃を加える岩石 が余りに弱くてハンマーピストン10の全エネルギーを吸収できないとき、ハン マーピストンの休止ストロークが生ずる。ハンマーピストンは器具9のケーシン グに作用してこれを前進させる。器具9は動きそのビン8とサポート部材7を通 じて衝撃吸収装置11の前方群のピストンロッド12に作用して、これらを同じ 方向に動かす。
各衝撃吸収装置11は器具9の横方向のはね返り時とハンマーピストン10の休 止ストローク時に同じように作動する。例えば第4図に示す右側の衝撃吸収装置 の作動を参照する。図面に示すようにビン8が右の方に移動するとき相手のサポ ート部材7を通じてピストンロッド12に作用してこれを同じ方向に移動させる 。ピストンロッド12が動くと作動器スペース13の中の流体を更に圧縮する。
同時に環状突起15が非圧縮性流体を、この突起15とダシュボットを作動器ス ペース13から分離している壁との間に在るダシュポット16の一つのスペース から、環状突起15と支持部材7の側に在るダシュボットの壁との間に在る同じ ダシュポット16の別のスペースへ押しすすめる。ダシュボット16の一方のス ペースから別のスペースへの非圧縮性流体の流動は、環状突起15の外周とダシ ュボット16の円錐面17との間のスペースを通じて生ずる。ピストンロッド1 2が移動し続けるとその速度は減少し且つ同時に絞りスペースの横断面積は円錐 面17の直径の縮少により縮少し、その結果絞り作業中の圧力差が実質的に不変 で、あらかじめセットした衝撃吸収長さによって最大可能のエネルギー吸収を行 なうことができる。上述のピストン12の移動は、前記器具の運動エネルギーが 一部分は作動器スペース13の中の圧縮性流体の付加的な圧縮のエネルギーに、 及び一部分は絞られる流体の熱エネルギーに転換されるまで、続く。
作動器スペース13の側のピストンロッド12に圧縮性流体の圧力が作用して器 具9が停止すると、ピストンロッド12とサポート部材7とビン8と器具9が初 の位置に戻る。衝撃吸収装置のすべてのパラメーターを適正にえらぶことにより 、この戻り運動は器具9の最初の位置まで正確に発生し、振動を起こさない。
衝撃吸収装置の作動の説明によって、器具9の望ましからざる運動エネルギーを 吸収できる根拠は非圧縮性流体を満たしたダシュポット16とその中の環状突起 15とを設けたためであることは明らかである。
第5図に示す衝撃吸収装置の実施例は上述したものと類似の作動をする。唯一の 相違点は、非圧縮性流体がダシュポット21の一つのスペースから他のスペース へ、ピストンロッド18の2個の拡大ピストン状部分19の作用によって、ピス トンロッド18の円錐状外周23と環状突起22の内面との間の第1スペース、 及び環状突起22とピストンロッド18の拡大ピストン状部分20とによって形 成されるダシュポット21の第2スペースを通じて、押しすすめられることであ る。
この実施例において、作動器スペースの中に圧縮性流体の圧力は幾分低く且つ絞 りスペースの大きさは大きくなり、衝撃吸収装置全体の特徴に変化はない。これ によって衝撃吸収装置の部材の作動状態を改善してその耐久性を向上する。
工業上の利用価値 本発明に係る機械は太きなかたまりの岩石やそれに類似の材料を破砕するため、 また硬い岩石の中の作業を爆破を少なくして進行するため、に高エネルギーの器 具を最も宵効に使用する。
したがって本発明に基づいて設計した100KJの衝撃エネルギーを持った高エ ネルギーのハンマーを有する機械は20m3/h以上の容量で1−2回の打撃で 数立方メートルの大きさの岩石を破砕することができる。
本機械は非常に高能率でありまた作動上信頼性が高い。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水平面上を回転できるように取付けた揺動ブーム(2)を有する移動キャリ ヤー(1)を包含し、フレーム(4)が垂直面上を回転できるよう前記ブームの 端部に取付けられ、前記フレームが器具(9)を水平面並びに垂直面上を一定範 囲回転できるよう且つ一定範囲軸線方向に移動できるよう取付け、前記器具(9 )が岩石に直接作用して破砕するハンマーピストンを備え、案内部材に取付けら れたサポート部材(7)であって且つ前記フレーム(4)に互いに対向して取付 けられた少なくとも2個の衝撃吸収装置(11)のピストンロッド(12)に協 働する前記サポート部材(7)を有するピン(8)によって前記器具(9)が前 記フレーム(4)に取付けられ、前記衝撃吸収装置は前記器具(9)の好ましく ない移動を吸収して該器具を設定位置に戻すためのシリンダーを備えた硬い岩石 の掘削機械において;前記各衝撃吸収装置(11)が高圧の圧縮性流体をみたし 且つ前記ピストンロッド(12)に協働する前記サポート部材(7)から離れた ピストンロッド(12)の端面を入れる作動器スペース(13)と、非圧縮性流 体を満たし且つ絞り装置を通じて互いに連通する第1と第2のダシュポットスペ ースとを包含し、前記ピストンロッド(12)がその移動中に第1と第2のダシ ュポットスペースの間の絞り装置を通じて前記非圧縮性流体を流動させるため該 非圧縮性流体に作用する少なくとも1個の拡大ピストン状部分を有すことを特徴 とする硬い岩石の掘削機械。
  2. 2.前記拡大ピストン状部分が環状突起(15)によって第1と第2のダシュポ ットスペースに分割されているダシュポット(16)の中を延びているピストン ロッド(12)の環状突起(15)を包含することを特徴とする請求の範囲第1 項記載の掘削機械。
  3. 3.前記絞り装置が前記環状突起(15)の外周面と前記ダシュポット(16) の内面(17)との間にスペースを備え、前記ダシュポット(16)の内面が円 錐形であり、該円錐の大形ベースが前記ピストンロッド(12)に協働する前記 サポート部材の側に在ることを特徴とする請求の範囲第2項記載の掘削機械。
  4. 4.ピストンロッド(18)がその端部に拡大ピストン状部分(19,20)を 備え、該ピストン状部分がその間に延在する環状突起(22)を内面に有するダ シュポット(21)を貫いて延び、且つ前記環状突起が前記ダシュポットを第1 と第2のダシュポットスペースに分割していることを特徴とする請求の範囲第1 項記載の掘削機械。
  5. 5.前記絞り装置がダシュポット(21)の環状突起(22)の内面と前記拡大 ピストン状部分(19,20)の間にある前記ピストンロッドの外周面との間に スペースを包含し、前記ピストンロッドの外周面が円錐状であり、前記円錐の大 形ベースが前記ピストンロッド(18)に協働する前記サポート部材(7)の側 の拡大ピストン状部分(19)に接近していることを特徴とする請求の範囲第4 項記載の掘削機械。
  6. 6.各衝撃吸収装置のピストンロッド(12,18)に前記作動器スペース(1 3,24)と連通するスペースが設けられていることを特徴とする請求の範囲第 1項乃至第5項の中のいずれか1項に記載の掘削機械。
  7. 7.すべての衝撃吸収装置の作動器スペース(13,24)が互いに連通してい ることを特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項の中のいずれか1項に記載の掘 削機械。
  8. 8.非圧縮性流体が絞り作用後に流入する衝撃吸収装置の第2スペースが互いに 連通し且つ該非圧縮性流体の連続的循環を維持する装置に連結されていることを 特徴とする請求の範囲第1項乃至第6項の中のいずれか1項に記載の掘削機械。
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