JPS6349382Y2 - - Google Patents

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JPS6349382Y2
JPS6349382Y2 JP1983156398U JP15639883U JPS6349382Y2 JP S6349382 Y2 JPS6349382 Y2 JP S6349382Y2 JP 1983156398 U JP1983156398 U JP 1983156398U JP 15639883 U JP15639883 U JP 15639883U JP S6349382 Y2 JPS6349382 Y2 JP S6349382Y2
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JP
Japan
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generator
power
switch
driving engine
parking brake
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JP1983156398U
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JPS6064132U (ja
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は一般家庭用電気機器或いは各種電動
工具を屋外で使用できるように100Vの定格電圧
を供給可能にした発電機搭載型自動車に関するも
のである。
イ 従来技術 一般に自動車は走行に必要な小電源しか有して
おらない為、例えば行楽地や屋外で、電熱器等の
一般家庭用電気機器を用いたり或いは電動ノコギ
リや電動噴霧器等の各種工具を用いて作業を行う
場合には、これら各種機器を動作させるのに必要
な100Vの定格電圧を有する発電機が必要であつ
た。
ところが、従来のこの種発電機は、自己発電す
る為の駆動機構が一体に組み込まれており、その
為装置全体が大型となり、自動車への搬入・搬出
が面倒であると共に自動車の荷室の占有スペース
が多くなる為に他の荷物の収容スペースが狭くな
るといつた問題があつた。
そこで、外部からの動力でもつて発電する交流
発電機を搭載し、当該発電機を自動車の走行用エ
ンジンにて動作させて発電させ、この電力でもつ
て各種機器を動作させることが提案されている。
これによれば発電機を小型にでき、自動車の荷室
を有効に利用することができる。
ところで、上記構成であれば、発電機を常時動
作させて発電させる必要がなく、各種機器を使用
する場合に動作させればよいので、走行用エンジ
ンと発電機との間に、動力の伝達を任意に行い得
る動力伝達機構を組み込んだ構造が採られる。従
つて発電機の使用時のみ動力伝達手段を作用させ
て動力を伝達させるのであるが、この場合、自動
車を停車させているが、走行用エンジンを動作さ
せているので、安全性を確保する為に、自動車の
パーキングブレーキをかけた後に動力伝達機構を
作用させるようにせねばならない。しかし、パー
キングブレーキの操作と動力伝達機構の操作とは
別個に独立している為にパーキングブレーキの操
作を忘れることがあるといつた問題があつた。
ロ 考案の目的 この考案はパーキングブレーキの操作を行い、
確実に自動車を停車させた後でなければ動力伝達
機構を動作できないようにして安全性を向上させ
た発電機搭載型自動車を提供せんとするものであ
る。
ハ 考案の構成 この考案は、外部動力でもつて所定の定格電圧
を発電する発電機を搭載し、該発電機と走行用エ
ンジンとを任意に動力を伝達する動力伝達機構に
て連結した発電機搭載型自動車において、ONの
とき上記動力伝達機構が走行用エンジンの動力を
発電機に伝達し、OFFのとき上記動力伝達機構
が走行用エンジンの動力を発電機に非伝達する制
御スイツチと、パーキングブレーキを作用させた
ときONとなり、パーキングブレーキを作用させ
ないときOFFとなるパーキングスイツチとを具
備し、上記制御スイツチの電源への接続線の途中
に上記パーキングスイツチを挿入したものであ
る。
ニ 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す図面で、同図
において、1は自動車のシヤーシフレーム、2は
運転席下方のシヤーシフレーム1に設けられた走
行用エンジン、3はトランスミツシヨン、4はト
ランスミツシヨン3に組付けられた動力分配機構
で、ドライブシヤフト5,6並びにプロペラシヤ
フト7,8を介して後輪9及び前輪10を駆動で
きるように構成してある。尚、前記動力分配機構
4は運転席に設けられた切換レバー11にてワイ
ヤー12を介して切換操作され、後輪駆動或いは
全輪駆動の何れかが選択される。
13はリヤデツキの下方のシヤーシフレーム1
に設けられた発電機で、外部からの動力でもつて
動作させられて100Vの定格電圧を発電する。1
4は動力分配機構4に組付けられた動力伝達機
構、例えば電磁クラツチで、ドライブシヤフト1
5及びプロペラシヤフト16を介して発電機13
の回転子(図示せず)を駆動するように連結して
ある。この電磁クラツチ14は運転席に設けられ
たスイツチ45(第3図参照)にON・OFF制御
が行われ、ONされるとドライブシヤフト15及
びプロペラシヤフト16を介して発電機13を動
作させ、発電させる。
19は発電機13を発電させる際、走行用エン
ジン2の回転数を発電機13の周波数が所定の周
波数になるようにアクセルペダル20の踏込み具
合を調整するペダル操作量調整機構で、第2図に
示す様に、車体へ取付ける為の取付部材21とア
クセルペダル20を押圧する調整部材22とで構
成されている。前記取付部材21は軸部材を略逆
L字形に折曲げ、その垂直部21aに雄ネジ23
を刻設し、水平部21bの両端に環状溝24,2
4を形成し、当該環状溝24,24にスナツプリ
ング25,25を装着してある。また調整部材2
2は大径の中空部22aと中空部22aの先端に
一体に形成された小径のロツド22bとより成
り、前記中空部22aの内周面には雌ネジ26を
刻設してある。そして前記取付部材21の雄ネジ
23を調整部材22の雌ネジ26にネジ嵌合させ
ることにより一体的に結合され、且つ両部材2
1,22を相対的に回転させることにより全長を
伸長或いは短縮させることができる。このペダル
調整機構19はヘツドランプ27を収容した車体
静止部材28に固着された取付ブラケツト29に
取付部材21の水平部21bが回転自在に取付け
られ、且つ取付ブラケツト29の上方の車体静止
部材28に固着された保持ブラケツト30にて調
整部材22が保持されて収容される。
31は運転席に設けられたコントロール機構
で、第3図に示す様に、ハウジング32の上面に
電力を取出すコンセント33及び発電機13の発
電時の周波数を表示するメータ34を設け、内部
にブレーカ35及び電磁クラツチ14をON・
OFF制御するスイツチ45、発電機13を制御
する制御器37を内蔵している。前記メータ34
は50Hz及び60Hzと50Hz以下及び60Hz以上を表示で
きるように構成されている。また前記コントロー
ル機構31は第4図に示す様に、10本の接続端子
A1〜A10を有し、且つ各部材33,34,3
5,37,45は同図に示す如く配線接続されて
いる。尚、38はリレーコイル38aと常開のリ
レー接点38bとを有するリレーである。そして
コントロール機構31の第1端子A1と第2端子
A2は発電機13の出力コイルMCに接続され、
第3端子A3から第7端子A7は発電機13の発
電機13の制御側に接続され、第8端子A8はパ
ーキングブレーキに連動するパーキングスイツチ
39およびキースイツチ18を介してバツテリ4
0に接続される。また、第9端子A9はマグネツ
トクラツチ14に接続され第10端子A10はアー
スされている。従つてパーキングブレーキが作用
せず、パーキングスイツチ39がOFFの状態で
はリレー接点38bが開かれており、この状態で
スイツチ45を閉じてもマグネツトクラツチ14
には通電されず、従つて発電機13は駆動されな
い。またパーキングスイツチ39がONされる
と、リレー接点38bが閉じられる為、この状態
でスイツチ45を閉じればマグネツトクラツチが
作動して発電機13が発電を開始する。
上記構成において、例えば行楽地で電熱器を使
用して料理を作つたり、或いは屋外で電動工具を
使用して作業を行う場合は、使用場所で自動車を
停車させてパーキングブレーキを作用させた後動
力分配装置4をニユートラル状態に、またトラン
スミツシヨン3を適当なギアに選択して、走行用
エンジン2を動作させる。この後スイツチ45を
ONし電磁クラツチ14を作用させて走行用エン
ジン2の動力をドライブシヤフト15及びプロペ
ラシヤフト16を介して発電機13へ伝達し、そ
の回転子を回転させて発電させる。発電機13が
発電を開始すると、ペダル操作量調整機構19の
調整部材22を保持ブラケツト30から外し、取
付部材21の水平部21bを支点として下方へ回
動させ、調整部材22のロツド22bをアクセル
ペダル20の上方に配置させる。この後調整部材
22を伸長方向に回転させて下降させ、ロツド2
2bにてアクセルペダル20を踏込ませて走行用
エンジン2の回転数を上げ、発電機13の周波数
を調整する。そしてコントロール機構31のメー
タ34を目視し、発電機13の周波数が50Hz或い
は60Hzになつたことを確認すると、調整部材22
の回転を止め、その位置で停止させる。そしてこ
の後電熱器或いは電動工具のプラグをコントロー
ル機構31のコンセント33に差し込んでこれら
を使用する。作業を完了するとスイツチ45を
OFFにして電磁クラツチ14を切り、発電機1
3の発電を停止させる。続いて走行用エンジン2
を停止させるとともにペダル操作量調整機構19
の調整部材22を短縮方向に回転させ、調整部材
22を上昇させてアクセルペダル20の押圧を解
除して復帰させ、この後取付部材21の水平部2
1bを支点として上方へ回動させ、調整部材22
を保持ブラケツト30に保持させる。
前記発電機13の使用時、パーキングブレーキ
を作用させないでスイツチ45をON側へ操作し
たり、或いは発電機13を発電させている途中に
何らかの原因でパーキングブレーキが外れると、
パーキングスイツチ39がOFFとなつてリレー
接点38bが開くので電磁クラツチが不作用とな
り発電は行われない。
尚、上記実施例は、ミツシヨン3の後段から電
磁クラツチ14、プロペラシヤフト16を介して
発電機13を動作させるようにしたが、他にプー
リ及びVベルトを介して走行用エンジン2にて直
接動作させるようにしてもよい。即ち、第5図に
示す様に、発電機13を走行用エンジン2を近接
させて配置し、当該発電機13の回転子と走行用
エンジン2の出力軸とをプーリ41a,41b及
びVベルト42を介して連結し、且つ発電機13
の回転子とプーリ41bとの間に電磁クラツチ1
4を設けた構造にする。尚、44は自動車の走行
に必要な電力を発電する小型の発電機で、走行用
エンジン2が動作している間、常時発電する。
上記構造であれば、電磁クラツチ14がONさ
れると、プーリ41a,41b及びVベルト42
を介して走行用エンジン2の動力が発電機13に
伝達されて発電を開始し、電磁クラツチ14が
OFFされると、プーリ41bがフリー回転して
動力は伝達されず、発電は停止される。なお、コ
ントロール機構については、第3図および第4図
と同様なものが使用できるので説明は省略する。
ホ 考案の効果 この考案によれば、走行用エンジンでもつて自
動車に搭載した発電機を動作させて100Vの定格
電圧を発電させ、これにより一般家庭用電気機器
や各種電動工具を使用して行楽地や屋外で各種作
業を行う場合、パーキングブレーキを作用させた
状態で動力伝達機構を動作させなければ、動力伝
達機構自体の動作が行われず、換言すれば、発電
機が正常に動作しているときにはパーキングブレ
ーキが確実に作用していることになり安全性が非
常に高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図はペダル調整機構の拡大正面図、第3図はコン
トロール機構の正面図、第4図はコントロール機
構と発電機の電気回路図、第5図は他の実施例を
示す平面図である。 2……走行用エンジン、13……発電機、14
……動力伝達機構(電磁クラツチ)、15……ド
ライブシヤフト、16……プロペラシヤフト、1
9……ペダル操作量調整機構、31……コントロ
ール機構、33……コンセント、34……メー
タ、39……パーキングスイツチ、45……制御
スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外部動力でもつて所定の定格電圧を発電する発
    電機を搭載し、該発電機と走行用エンジンとを任
    意に動力を伝達する動力伝達機構にて連結した発
    電機搭載型自動車において、 ONのとき上記動力伝達機構が走行用エンジン
    の動力を発電機に伝達し、OFFのとき上記動力
    伝達機構が走行用エンジンの動力を発電機に非伝
    達する制御スイツチと、 パーキングブレーキを作用させたときONとな
    り、パーキングブレーキを作用させないとき
    OFFとなるパーキングスイツチとを具備し、 上記制御スイツチの電源への接続線の途中に上
    記パーキングスイツチを挿入したことを特徴とす
    る発電機搭載型自動車。
JP15639883U 1983-10-08 1983-10-08 発電機搭載型自動車 Granted JPS6064132U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15639883U JPS6064132U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 発電機搭載型自動車

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JP15639883U JPS6064132U (ja) 1983-10-08 1983-10-08 発電機搭載型自動車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6064132U JPS6064132U (ja) 1985-05-07
JPS6349382Y2 true JPS6349382Y2 (ja) 1988-12-19

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ID=30345115

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JPS50138529A (ja) * 1974-04-25 1975-11-05
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JPS6064132U (ja) 1985-05-07

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