JPS6349062Y2 - - Google Patents

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JPS6349062Y2
JPS6349062Y2 JP1981012212U JP1221281U JPS6349062Y2 JP S6349062 Y2 JPS6349062 Y2 JP S6349062Y2 JP 1981012212 U JP1981012212 U JP 1981012212U JP 1221281 U JP1221281 U JP 1221281U JP S6349062 Y2 JPS6349062 Y2 JP S6349062Y2
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JP
Japan
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fireproof
block
cable
wall
cable insertion
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JP1981012212U
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JPS57124519U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、防火壁のケーブル通過部を構成す
る耐火ブロツク構造に関する。
一般に、防火壁は、防火扉(とびら)を構成す
る部分、ここで問題とするケーブル通過部および
それら以外の耐火壁を構成する部分に大別するこ
とができる。このような防火壁において、防火上
最も検討を要するのはケーブル通過部である。
この考案は以上の点を考慮してなされたもの
で、防火壁の防火性能を向上させることができ
る、防火壁用耐火ブロツク構造を提供するもので
ある。
まず、ケーブル通過部の耐火ブロツクに要求さ
れる特性としては、耐熱性、機械的強度、耐水性
及び化学的長期安定性であるが耐火ブロツクの材
料にはさらに加工性が要求される。これらの特性
を実用上充足する材料としては石綿、岩綿セラミ
ツクフアイバー等の耐熱性繊維を主体にしたもの
或いはケイ酸カルシウム、パーライト等の耐熱性
粉体を主体にしたものさらに難燃ゴム系材料等が
ある。
そこで、この考案でも、耐火ブロツクの材料と
しては、そうした材料を用いるが、以下、添付図
面を参照しながら、この考案の実施例について詳
細に説明する。
第1図はこの考案による耐火ブロツク例であ
り、それに示すように、耐火ブロツク1は、一側
面に断面半円形状のくぼみ2a,2bのある、互
いに対称な2つの半割りブロツク片3a,3bか
らなり、それら半割りブロツク片3a,3bを板
ばね13を溝14にはめこむことにより、耐火ブ
ロツク1を構成する。第1図に示すように、合体
した状態において、前記くぼみ2a,2bによつ
てケーブル通過孔4およびそのケーブル通過孔4
の両端部により大径の目止め材充填孔5がそれぞ
れ構成されることになる。
第2図はこのような耐火ブロツク1を防火壁6
に対して、ケーブル7を通過させるように取り付
けた状態を示すものである。防火壁6の主体は両
側の耐火板8、たとえばフアイバ・ボードである
が、ケーブル7の通過部には補強のため棚板9が
枠組みされ、この棚板9の内側にケイ酸カルシウ
ム製などのこの考案による耐火ブロツク1がセツ
トされている。前記したように、この耐火ブロツ
ク1自体は2つの半割りブロツク片3a,3bか
らなるが、第3図に示す板ばね13を第1図の上
下面の溝14にはめ込むことによつて合体した状
態として、第2図に示すように、防火壁6の両面
を構成している一対の耐火板8,8の間に、必要
な数だけ密接状態に配される。
一方、前記孔4に通すべきケーブル7の外被表
面にはケーブル延焼防止材10が耐火ブロツク1
の厚さより広い範囲にわたつて被覆されており、
ケーブル7はそのケーブル延焼防止材10部分が
耐火ブロツク1部分に対応するように位置合わせ
される。このケーブル延焼防止材10としては、
酸素の供給を断ちケーブル7の延焼を防止できる
こと、および硬化してケーブル通過部のシース形
状を保つことができるものであれば、塗料、テー
プあるいはシートなど種々の形態をとることがで
きる。
ところで、ケーブル7の外径が孔4の内径より
も小さいことから、両者間にクリアランスが生じ
気密を保つことができない。そこで、ここでは、
孔4の両端部分の目止め材充填孔5に目止め材
(耐熱コーキング材)11を充填することにより、
耐火ブロツク1とケーブル7との間の気密を保持
することが行なわれる。なお、この目止め材11
によつてケーブル通過部の気密は充分に得られる
が、棚板9と耐火ブロツク1、耐火ブロツク1と
ケーブル7との各間にシール材12を充填すれ
ば、気密性をより確実にすることができる。
以上のように、この考案にあつては、防火壁の
両面を構成する一対の耐火板の間に、耐火ブロツ
クの全部の部分が密接状態に収納されて、この防
火壁の中を貫通するケーブルを支持するととも
に、熱から防護することができるとともに、耐火
ブロツクが壁内に収まつているため、壁の両側の
スペースを占有することがない。そして、防火壁
における耐火板の間の空間の部分で、耐火ブロツ
クが分割される構造であるから、ケーブル通過箇
所の各種作業を容易にすることができる。また、
耐火ブロツクの形状を長方体状としているため
に、耐火板の間に複数の耐火ブロツクを側面を接
触させるように配置すれば、一対の耐火板の間を
埋めて防火壁を構成することができる。さらに、
耐火ブロツクの側面における前記合わせ目と交差
する位置に、二つ割り状のブロツク片を合体させ
るための溝が形成されているから、この溝を利用
して締結具等により合体させることにより、耐火
ブロツクの取り扱い性を向上させることができる
とともに、締結具を前記溝内に収めた状態とする
ことによつて、耐火ブロツクを密接状態に積み重
ねることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による耐火ブロツク構造の一
実施例を示す斜視図、第2図はその耐火ブロツク
構造の適用例を示す縦断面図、第3図は結合用板
ばねを示す斜視図である。 1……耐火ブロツク、2a,2b……くぼみ、
3a,3b……半割りブロツク片、4……ケーブ
ル通過孔、5……目止め材充填、6……防火壁、
8……耐火板、13……板ばね、14……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防火壁の6の両面を構成するための一対の耐火
    壁8,8を相互に間隔を空けて設けるとともに、
    これら耐火壁の間に長方形状の耐火ブロツク1を
    密接状態に挿入してなる防火壁用耐火ブロツク構
    造において、前記耐火ブロツクは、二つ割り状の
    ブロツク片3a,3bから構成され、各ブロツク
    片の合わせ目には、耐火ブロツクとして一体化さ
    れることにより、ケーブル7が挿通されるケーブ
    ル通過孔4を形成するくぼみ2a,2bがそれぞ
    れ形成され、前記ケーブル挿通孔のケーブル挿通
    方向に沿う両端と該両端に接する防火壁とには、
    前記ケーブル挿通孔より内径が大きな目止め材料
    充填孔5が形成され、前記ブロツク片の外周で前
    記ケーブルの挿通方向に対して平行な面の一部を
    なすとともに、両ブロツク片を一体化した状態で
    同一平面状に配置される側面には、前記合わせ目
    と交差する方向に向かう溝14が前記ケーブルの
    挿通方向への位置を同じくして設けられ、該溝に
    は両ブロツク片を付勢して締結する締結手段13
    が収容されたことを特徴とする防火壁用耐火ブロ
    ツク構造。
JP1981012212U 1981-01-30 1981-01-30 Expired JPS6349062Y2 (ja)

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JPS57124519U JPS57124519U (ja) 1982-08-03
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