JPS6348764Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6348764Y2
JPS6348764Y2 JP1982065889U JP6588982U JPS6348764Y2 JP S6348764 Y2 JPS6348764 Y2 JP S6348764Y2 JP 1982065889 U JP1982065889 U JP 1982065889U JP 6588982 U JP6588982 U JP 6588982U JP S6348764 Y2 JPS6348764 Y2 JP S6348764Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
roof
building
ladder
guide
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982065889U
Other languages
English (en)
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JPS58168700U (ja
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Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6588982U priority Critical patent/JPS58168700U/ja
Publication of JPS58168700U publication Critical patent/JPS58168700U/ja
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Publication of JPS6348764Y2 publication Critical patent/JPS6348764Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はアーチ状等の屋根を有する建造物に
係り、特に建造物外側に梯子等の可動部材を常設
する場合において、寒冷地での積雪に対処する構
造に関するものである。
従来技術 内部に柱やその他の屋根支持部材がなく、広い
空間を得ることができ、全面採光ができるアーチ
状建造物が体育館、室内プール、温室等として数
多く建設されている。これらの建造物において
は、屋根にガラスやアクリル板などの透明なパネ
ル材を多用する関係から、屋根上面の清掃や修理
その他のために、第1図に示すように、屋根1の
外側に沿つて移動できる梯子2を常設することが
多い。第2図に示すようにこの梯子2の両端にあ
る結合部材3(一方のみを示す)には、3個のガ
イド車4をもつ係合脚5が装着され、屋根1の基
端部1aの上方に建造物の全長にわたつて設けら
れたパイプ状のガイドレール7に係合している。
そして、このガイドレール7はそのほぼ全長にわ
たり、屋根1の基端部1aの一部をなすエンドチ
ヤンネル6に固着されたガイドレール支持部材8
によつて支持されている。
ところがこの構造の場合、降雪量の多い積雪地
帯においては、屋根1に積つた雪が、その屋根1
の延長面より上方に突出するガイドレール支持部
材8によりせき止められ、梯子2の移動が不可能
となることはもとより、雪の重みで屋根1やガイ
ドレール支持部材8などが破損するという問題が
あつた。
目 的 本考案の目的はこの問題点を解消し、積雪地帯
でも安全に使用することができる建造物を提供す
ることにある。
実施例 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第3図において、アーチ状をなす屋根11は、
アーチ状をなす経線部材12と直線状の梁部材
(図示せず)とで構成される骨組に対して、パネ
ル13をその両側でゴム製のパツキン14a,1
4b,14cを介して、押え部材15により固定
してできている。その屋根11の基端部11aは
建造物の基礎部16のほぼ上方に位置する。基礎
部16の上面には、経線部材12に対応する位置
に取付座17がアンカーボルト18a及びナツト
18bにより固定され、この取付座17にスペー
サー19を介して経線部材12の端部の取付フラ
ンジ12aが固定されている。この取付フランジ
12aとスペーサー19との間には建造物の長手
方向に連続するカバーチヤンネル20が共締めさ
れ、このカバーチヤンネル20に対し、パネル1
3の端末を覆い一部が庇状に側方へ延出したエン
ドチヤンネル21が取り付けられている。
又、スペーサー19の側面にはブラケツト22
がその上端にて溶着され、その下端は基礎部16
の側面に対してボルト22aにより取り付けられ
ている。このブラケツト22に対して、建造物の
長手方向に連続するシールドチヤンネル23を間
に挟み、ガイドレール24がボルト25,25に
より固定されている。シールドチヤンネル23は
その上端においてエンドチヤンネル21の下端と
係合し、又、その下端は基礎部16の下方側面に
設けた上塗層16aとコーキング材26を介して
当接し、建造物の内部と外部とを遮断している。
ガイドレール24は取付部分を除くガイドレー
ル本体24aがI字状断面をもち、庇状に延出し
たエンドチヤンネル21の下方に位置して建造物
の全長にわたつて設けられている。
梯子27は、両端に2本の支柱27a,27a
を結合する結合部材28をもち、その結合部材2
8の下側両端の2個所にはガイドレール24と係
合する係合脚29が上端部にて溶接固定されてい
る。係合脚29の下端部には断面ほぼC字状のフ
レーム部29aが設けられ、U字状の溝をもつガ
イド車30,30が上下2個所で軸支されてい
る。このガイド車30,30の間にガイドレール
24が嵌り込んでいて、これにより梯子27はガ
イドレール24,24にガイドされ、建造物の長
手方向に移動可能に支持されている。
以上のように構成されたアーチ状建造物におい
ては、梯子27のガイドレール24が、屋根11
の基端部11aの下方に位置する基礎部16の外
側壁に設けられており、ガイドレール24は屋根
11の延長面より下方に位置している。このた
め、屋根11に積つた雪は傾斜面に沿つて自由に
滑り落ちることができる。従つて、屋根11やガ
イドレール24にこの雪が積もり、これらを破損
することが確実に防止でき、大変安全である。
又、ガイドレール24がエンドチヤンネル21の
下方に位置しているので、泥や雨水の影響を受け
にくく、耐久性にも優れる。
また、係合脚29に設けられたガイド車30で
このガイドレール24を上下から挟むように支持
させたため、たつた1本のガイドレール24にも
かかわらず、梯子27がガイドレール24から外
れることはなく、大変安全であるとともに、これ
ら全体の重量を軽くすることもできる。
さらには、前記ガイド車30を係合脚29に対
して回動可能に軸支したため、梯子27の移動を
軽い力でスムーズに行うことができる。
以上の実施例においては、屋根外側に沿つて長
手方向に移動する梯子を常設する場合を採りあげ
たが、例えば温暖地における場合のように、夏期
の室内の換気を目的として屋根の一部を長手方向
に移動可能とする構造に対しても本考案が同様に
適用できる。又、アーチ状建造物に限らず傾斜し
た平面状の屋根を持つ建造物に適用してもよい。
効 果 以上説明したように、本考案は、建造物の屋根
外側に沿つて長手方向に移動する梯子等の可動部
材を常設した建造物において、前記ガイドレール
を前記屋根の基端部の下方の基礎部側壁に沿つて
取り付け、前記係合脚にはガイドレールを上下方
向から挟むように支持するガイド部材を回動可能
に軸支したことにより、積雪地帯でも屋根に積つ
た雪が自由に滑り落ちて、屋根やガイドレールな
どが破損することがないばかりでなく、1本のガ
イドレールで可動部材を安全に支持でき、かつそ
の移動も軽い力でスムーズに行うことができると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術によるアーチ状建造物を示す
全体斜視図、第2図はその梯子と屋根の基端部の
構造を示す部分断面図、第3図は実施例を示す梯
子と屋根の基端部の構造を示す部分縦断面図であ
る。 屋根11、基端部11a、基礎部16、ガイド
レール24、梯子27、ガイド部材としてのガイ
ド車30。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 傾斜面をなす屋根の基端部に沿うガイドレー
    ルと、このガイドレールに係合する係合脚を両
    端にもち前記屋根外側を移動することができる
    梯子などの可動部材とを備えた建造物におい
    て、 前記ガイドレールを前記屋根の基端部の下方
    の基礎部側壁に沿つて取り付け、前記係合脚に
    はガイドレールを上下方向から挟むように支持
    するガイド部材を回動可能に軸支したことを特
    徴とする建造物。 2 前記ガイドレールは断面I字状であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記
    載の建造物。
JP6588982U 1982-05-06 1982-05-06 建造物 Granted JPS58168700U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6588982U JPS58168700U (ja) 1982-05-06 1982-05-06 建造物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6588982U JPS58168700U (ja) 1982-05-06 1982-05-06 建造物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58168700U JPS58168700U (ja) 1983-11-10
JPS6348764Y2 true JPS6348764Y2 (ja) 1988-12-15

Family

ID=30075812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6588982U Granted JPS58168700U (ja) 1982-05-06 1982-05-06 建造物

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JP (1) JPS58168700U (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60112981A (ja) * 1983-11-24 1985-06-19 市毛 武治 移動ばしご
JPS60112982A (ja) * 1983-11-25 1985-06-19 市毛 武治 移動ばしご
JPS6132402U (ja) * 1984-07-31 1986-02-27 住友軽金属工業株式会社 簡易建築物
JPH061034B2 (ja) * 1985-03-29 1994-01-05 清水建設株式会社 移動式保守点検階段

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58168700U (ja) 1983-11-10

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