JPS6348630Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6348630Y2 JPS6348630Y2 JP1982002625U JP262582U JPS6348630Y2 JP S6348630 Y2 JPS6348630 Y2 JP S6348630Y2 JP 1982002625 U JP1982002625 U JP 1982002625U JP 262582 U JP262582 U JP 262582U JP S6348630 Y2 JPS6348630 Y2 JP S6348630Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- control valve
- motor
- pilot
- remote control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はクラツチなしで動力降下及フリー降下
ができ、しかもフリー降下速度をある程度コント
ロールできる油圧ウインチに関するものである。
ができ、しかもフリー降下速度をある程度コント
ロールできる油圧ウインチに関するものである。
従来油圧ウインチを自由降下させる場合、動力
伝達回路内にクラツチを有し、これを切ることに
よつて自由降下させるものがしられている。しか
しこれはクラツチの故障、あるいは操作ミスによ
る故障が発生し易い。
伝達回路内にクラツチを有し、これを切ることに
よつて自由降下させるものがしられている。しか
しこれはクラツチの故障、あるいは操作ミスによ
る故障が発生し易い。
そこで安全上からみれば自動ブレーキ付きにす
るのが望ましいが、従来の方法では自動ブレーキ
付きの自由降下はa)踏込み解放型式では操作し
にくい。b)解放用シリンダを使う型式では構造
が複雑であり、かつ操作が重くなるという欠点が
ある。また当然のことながらブレーキペダルやク
ラツチ等を要し、構造が複雑化する。
るのが望ましいが、従来の方法では自動ブレーキ
付きの自由降下はa)踏込み解放型式では操作し
にくい。b)解放用シリンダを使う型式では構造
が複雑であり、かつ操作が重くなるという欠点が
ある。また当然のことながらブレーキペダルやク
ラツチ等を要し、構造が複雑化する。
本考案は叙上の問題点を改良し、構造が簡単
で、操作が容易であり、コントロールレバーを離
せば必ず止り、安全な油圧ウインチを提供するも
ので、以下添付図面を参照して説明する。
で、操作が容易であり、コントロールレバーを離
せば必ず止り、安全な油圧ウインチを提供するも
ので、以下添付図面を参照して説明する。
いま作動油タンクで、この中の油はポンプ2に
吸収されて加圧後コントロール弁3にて方向と流
量を制御され、モータ5に送られこれを回転させ
た後、タンク1へ戻る。6はロープ巻取ドラム、
7はブレーキ解放シリンダで、該シリンダ7はリ
モコン弁8のパイロツト管路にシヤトル弁10を
介して接続されその高圧側の圧油をシヤトル弁1
0で選択しスプリングにて作動しているブレーキ
を解放させる。一方リモコン弁8の出力圧力はコ
ントロール弁3の左・右のパイロツトポートに供
給され、該弁3は左または右(巻上又は巻下側)
に動かす。
吸収されて加圧後コントロール弁3にて方向と流
量を制御され、モータ5に送られこれを回転させ
た後、タンク1へ戻る。6はロープ巻取ドラム、
7はブレーキ解放シリンダで、該シリンダ7はリ
モコン弁8のパイロツト管路にシヤトル弁10を
介して接続されその高圧側の圧油をシヤトル弁1
0で選択しスプリングにて作動しているブレーキ
を解放させる。一方リモコン弁8の出力圧力はコ
ントロール弁3の左・右のパイロツトポートに供
給され、該弁3は左または右(巻上又は巻下側)
に動かす。
切換弁9はリモコン弁8の巻下側パイロツト管
路を前記コントロール弁3のパイロツトポートと
後述するシヤトル弁13とに選択的に切換接続す
るように配設されており、切換弁9の切換により
リモコン弁8の巻下側パイロツト圧力をコントロ
ール弁3の操作パイロツト圧力又はカウンターバ
ランス弁4のパイロツト圧力として選択供給す
る。
路を前記コントロール弁3のパイロツトポートと
後述するシヤトル弁13とに選択的に切換接続す
るように配設されており、切換弁9の切換により
リモコン弁8の巻下側パイロツト圧力をコントロ
ール弁3の操作パイロツト圧力又はカウンターバ
ランス弁4のパイロツト圧力として選択供給す
る。
シヤトル弁はその両端をモータ5の巻下側管路
と前記切換弁9とにそれぞれ接続されており、こ
れらのいずれか高い方の圧力をカウンターバラン
ス弁4のパイロツト圧力として選択供給する。チ
エツクバルブ14は巻下時のモータにタンク1か
ら油の不足分を供給する。なお、第4図に示すコ
ントロール弁3の制御パイロツト圧の範囲P3〜
P4と第5図に示すカウンタバランス弁4のクラ
ツキング圧から全開圧の範囲P5〜P6は略同一と
し、かつこれらの範囲(P3〜P4及びP5〜P6)を
第3図に示すリモコン弁8の出力パイロツト圧の
制御可能範囲P1〜P2内に納めている。(P1<
P3<P4<P2,P1<P5<P6<P2) 次に作動について説明する。
と前記切換弁9とにそれぞれ接続されており、こ
れらのいずれか高い方の圧力をカウンターバラン
ス弁4のパイロツト圧力として選択供給する。チ
エツクバルブ14は巻下時のモータにタンク1か
ら油の不足分を供給する。なお、第4図に示すコ
ントロール弁3の制御パイロツト圧の範囲P3〜
P4と第5図に示すカウンタバランス弁4のクラ
ツキング圧から全開圧の範囲P5〜P6は略同一と
し、かつこれらの範囲(P3〜P4及びP5〜P6)を
第3図に示すリモコン弁8の出力パイロツト圧の
制御可能範囲P1〜P2内に納めている。(P1<
P3<P4<P2,P1<P5<P6<P2) 次に作動について説明する。
1 通常のウインチとして使用する時。
カウンターバランス弁4のパイロツト圧として
巻下側管路の圧力をシヤトル弁13により選択す
れば、モータ5の回転はポンプ2の吐出油をコン
トロール弁3で方向、流量を制御することによつ
て自由に制御できる。
巻下側管路の圧力をシヤトル弁13により選択す
れば、モータ5の回転はポンプ2の吐出油をコン
トロール弁3で方向、流量を制御することによつ
て自由に制御できる。
巻下時に外力によつてモータ5が油の供給量以
上の速度で回転しようとすると、巻下側管路の圧
力が下るが、カウンターバランス弁4のパイロツ
ト圧として巻下ラインの圧力を選択しているの
で、巻下側管路の圧力低下に伴い第5図に示すカ
ウンターバランス弁の特性に従つてカウンターバ
ランス弁4が閉じてモータ5の回転数を油の供給
量に応じた速度に制御する。
上の速度で回転しようとすると、巻下側管路の圧
力が下るが、カウンターバランス弁4のパイロツ
ト圧として巻下ラインの圧力を選択しているの
で、巻下側管路の圧力低下に伴い第5図に示すカ
ウンターバランス弁の特性に従つてカウンターバ
ランス弁4が閉じてモータ5の回転数を油の供給
量に応じた速度に制御する。
2 自由降下させる時。
切換弁9を切換えカウンターバランス弁4のパ
イロツト圧としてリモコン弁8の巻下パイロツト
圧力を選択すると、リモコン弁8を巻下側に操作
したときのストロークに比例したパイロツト圧
(第3図に示すリモコン弁特性図参照)が、切換
弁9及びシヤツトル弁13を介してカウンターバ
ランス弁4に供給され第5図に示す如く制御され
る。従つてモータ5が外力によつて回転しようと
している為、カウンターバランス弁4が開くと巻
下方向に回転をはじめる。
イロツト圧としてリモコン弁8の巻下パイロツト
圧力を選択すると、リモコン弁8を巻下側に操作
したときのストロークに比例したパイロツト圧
(第3図に示すリモコン弁特性図参照)が、切換
弁9及びシヤツトル弁13を介してカウンターバ
ランス弁4に供給され第5図に示す如く制御され
る。従つてモータ5が外力によつて回転しようと
している為、カウンターバランス弁4が開くと巻
下方向に回転をはじめる。
モータ5が回転すると、モータ5より吐出され
る油はカウンターバランス弁4によつて絞られた
のち、コントロール弁3の中立位置を通り、再び
モータ5に吸入される。
る油はカウンターバランス弁4によつて絞られた
のち、コントロール弁3の中立位置を通り、再び
モータ5に吸入される。
以上により、リモコン弁8によつてカウンター
バランス弁4を制御することにより、カウンター
バランス弁4を通過する油量を制御でき、ひいて
はモータ5の回転をリモコン弁8のレバーによつ
て自由に制御できる。
バランス弁4を制御することにより、カウンター
バランス弁4を通過する油量を制御でき、ひいて
はモータ5の回転をリモコン弁8のレバーによつ
て自由に制御できる。
以上説明した如く、本考案によれば、(1)ブレー
キペダルや、第2図の切換弁11やクラツチシリ
ンダ12を要しないので構造が簡単化でき、(2)ブ
レーキの操作が不要なため、操作が容易化され、
(3)コントロールレバーを離せば、直ちに停止する
ので、安全操業上好適である。
キペダルや、第2図の切換弁11やクラツチシリ
ンダ12を要しないので構造が簡単化でき、(2)ブ
レーキの操作が不要なため、操作が容易化され、
(3)コントロールレバーを離せば、直ちに停止する
ので、安全操業上好適である。
第1図は本考案の回路図、第2図は公知油圧回
路図。第3図はリモコン弁特性図。第4図はコン
トロール弁特性図。第5図はカウンターバランス
弁特性図。 図において;1……作動油タンク、2……ポン
プ、3……コントロール弁、4……カンバラ弁、
5……モータ、6……ドラム、7……ブレーキ解
放シリンダ、8……リモコン弁、9……切換弁、
10……シヤトル弁、11……切換弁、12……
クラツチシリンダ、13……シヤトル弁。
路図。第3図はリモコン弁特性図。第4図はコン
トロール弁特性図。第5図はカウンターバランス
弁特性図。 図において;1……作動油タンク、2……ポン
プ、3……コントロール弁、4……カンバラ弁、
5……モータ、6……ドラム、7……ブレーキ解
放シリンダ、8……リモコン弁、9……切換弁、
10……シヤトル弁、11……切換弁、12……
クラツチシリンダ、13……シヤトル弁。
Claims (1)
- 油圧ポンプ2によりコントロール弁3を介して
ウインチ巻上・巻下用のモータ5を駆動する回路
において、パイロツト圧力源に接続されたリモコ
ン弁8の巻上側パイロツト管路をコントロール弁
を巻上側に切換るパイロツトポートに接続すると
共に、リモコン弁8の巻下側パイロツト管路を切
換弁9を介しコントロール弁3を巻下げ側に切換
るパイロツトポートとシヤトル弁13を介してモ
ータ5の巻下側管路とに選択的に切換接続可能と
し、かつシヤトル弁13の中間をカウンターバラ
ンス弁4に接続したことを特徴とする自由降下装
置付油圧ウインチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP262582U JPS58106393U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 自由降下装置付油圧ウインチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP262582U JPS58106393U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 自由降下装置付油圧ウインチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58106393U JPS58106393U (ja) | 1983-07-20 |
JPS6348630Y2 true JPS6348630Y2 (ja) | 1988-12-14 |
Family
ID=30015594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP262582U Granted JPS58106393U (ja) | 1982-01-14 | 1982-01-14 | 自由降下装置付油圧ウインチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58106393U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50121949A (ja) * | 1974-03-04 | 1975-09-25 | ||
JPS5546358A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-01 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Waste feed rate control method for moving bed type incinerator |
-
1982
- 1982-01-14 JP JP262582U patent/JPS58106393U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50121949A (ja) * | 1974-03-04 | 1975-09-25 | ||
JPS5546358A (en) * | 1978-09-29 | 1980-04-01 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Waste feed rate control method for moving bed type incinerator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58106393U (ja) | 1983-07-20 |
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