JPS6348089Y2 - - Google Patents

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JPS6348089Y2
JPS6348089Y2 JP1980174984U JP17498480U JPS6348089Y2 JP S6348089 Y2 JPS6348089 Y2 JP S6348089Y2 JP 1980174984 U JP1980174984 U JP 1980174984U JP 17498480 U JP17498480 U JP 17498480U JP S6348089 Y2 JPS6348089 Y2 JP S6348089Y2
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JP
Japan
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coil
drive pin
current
pin
drive
Prior art date
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JP1980174984U
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JPS5797913U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はドライブピンの周囲に巻いたコイル
と、ドライブピンの先端に配置した永久磁石とに
よつてドライブピンをシーソー運動させ、他のも
のを動作させる駆動装置に関する。
ドライブピンのシーソー運動によつて他のもの
を動作させるようにした従来技術は、例えば特開
昭55−143008号公報記載のものが知られている。
これは棒状のドライブピンの中央部を支点ピンに
回転自在に取り付けて、シーソー運動できるよう
にし、その表面に導電線を巻いてコイルとする一
方、ドライブピンの両先端に永久磁石を間隔を置
いて配置し、前記コイルに流れる電流の向きを換
えることによつてドライブピンの先端の極性を換
え、固定された磁極の永久磁石によつていずれか
一方の端部が下がり、他方の端部が上がる、すな
わち、シーソー運動をするように構成させてあ
る。
その場合、従来はドライブピンに1本の導電線
を巻いてコイルとしていた。したがつて、当然そ
の1本の導電線に流れる電流の向きを交互に換え
ることによつてドライブピンの両端の極性を換え
ていた。
従来技術においては、上記のように1本の導電
線からなるコイルに交互に逆方向に電流を流して
ドライブピンの両端の極性を変化させていたが、
電流を遮断して逆向きに流すとき自己感応電流の
ため、電流の流れが妨げられて立上りが遅くな
り、極性の切り換わりが遅くなり、結果として駆
動装置としての応答性が悪くなるという問題があ
つた。
本考案はこのような点を考慮してなされたもの
で、応答性の良い駆動装置を提供することを目的
とするものである。
そのため、本考案は2本の導電線を同一方向に
巻回した二重コイルを使用したもので、それぞれ
の導電線に逆向き電流を交互に流すようにしたこ
とを特徴とするものである。
このように、2本の導電線でコイルを形成さ
せ、電流の流れる向きをそれぞれ一方にのみ、互
いに方向は逆に流れるようにしておけば、他方の
コイルに流れていた電流を遮断したときに自己の
コイルに生じる相互感応電流と、自己のコイルに
電流を流したときの自己感応電流とが相互に作用
して電流を流したときの立上りが早くなる。
次に本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
実施例の駆動装置10は、例えば、油圧切換バ
ルブ8のパイロツト圧の切換弁(図示せず)を駆
動するピン9a,9bの駆動に使用される。ドラ
イブピン1は、残留磁気の小さい強磁性材で棒状
に形成させたものであり、中央部分を角状にし、
その両側を丸棒状にして、角状に形成された中央
部分を支点ピン2に回転自在に保持させている。
このドライブピン1の両丸棒状部分の表面にコ
イル3が巻かれている。コイル3は2本の導電線
を絶縁材で互いに絶縁して1本としたものを巻い
たものである。したがつて、コイル3は互いに独
立した、第1コイルA、第2コイルBの二つのコ
イルが形成された二重巻コイルとなつている。
この二重巻コイル3への通電の方法は、共通端
子5から一方(A)は端子6へ、他方(B)は端子7へと
互いに逆向きとなるようにされている。すなわ
ち、第1コイルAは端子5,7a,7c,6bを
経由して端子6へ、第2コイルBは端子5から6
a,6c,7bを経て端子7へ流すように図示し
ない切換手段を介して電源へと接続されている。
電源のプラス側は端子5に接続され端子6,7の
いずれかが切換手段によつて切り換えられて電源
のマイナス側に接続される。
コイル3をドライブピン1へ巻く方向は、双方
同一方向に巻くという以外、特に制限はないが、
本実施例では第1コイルAに電流を流したときド
ライブピン1の図面上右側の端部1aがS極とな
り、左側の端部1bがN極となる方向としてい
る。したがつて、当然、第2コイルBへ電流を流
せばドライブピン1の端部の極性は逆になる。
上記ドライブピン1の端部には、端部が移動で
きる程度の間隔を置いて永久磁石4が配置されて
いる。この永久磁石4はドライブピン1の両端に
設けられている。図面上両端とも下側がN極で上
側がS極とされている。もちろん、上下逆にして
もよいが、双方とも下側と上側(図面上)との極
性は揃えなければならない。
今、端子6が電源(図示しない)のマイナス側
に接続されているものとする。したがつて、ドラ
イブピン1の両端は図示の極性に磁化される。そ
の磁化で永久磁石4に引かれ、また、反発されて
ドライブピン1は反時計方向に回転する。その第
1コイルAへの電流を遮断し、第2コイルBに電
流を流すとドライブピン1の両端の極性は逆にな
り、今度は永久磁石4によつてドライブピン1は
時計方向に回転する。これらのドライブピン1の
シーソー運動によつてピン9a,9bを交互に駆
動させる。
前記のように、第1コイルAに流れる電流を遮
断すると、レンツの法則により第2コイルBには
相互感応電流+diが流れ、また、図示しない切換
手段によつて電流が切り換えられて第2コイルB
に電流iが流れるときには自己感応電流−diが生
じる。この相互作用によつて第2コイルBに迅速
に電流iが立上る。したがつてドライブピン1の
磁極は迅速に切り変る。本実施例は単一巻線のも
のに比し、応答性が数十倍に改善された。
以上のように本考案はドライブピンに巻くコイ
ルを二重コイルとして、これにそれぞれ逆向きの
電流を流すようにしたので、電流遮断時に他方の
コイルに生じる相互感応電流と自己感応電流との
相互作用によつて、コイルへの電流の立上りを早
くすることができる。すなわち、応答性のよい駆
動装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図である。 1…ドライブピン、1a,1b…端部、2…支
点ピン、3…コイル、4…永久磁石、5…端子、
6,6a,6b,6c,7,7a,7b,7c…
端子、8…油圧切換バルブ、9a,9b…ピン、
10…駆動装置、A…第1コイル、B…第2コイ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支点ピンに中央部を回転自在に保持された棒状
    のドライブピンの表面に、絶縁材で互いに絶縁さ
    れた2本の導電線を同一方向に巻回した二重コイ
    ルを形成させ、さらに、前記ドライブピンの先端
    に間隔を置いてN極とS極とをドライブピンの先
    端を中心として対向させて設けた永久磁石をドラ
    イブピンの両端側にそれぞれ同一位置のものが同
    一極性となるように設け、かつ、上記二重コイル
    の一方の導電線へ流れる電流と他方の導電線へ流
    れる電流とが逆向きとなる方向に切り換えて交互
    に電流を流す切換手段を設けたことを特徴とする
    二重巻コイルを使用した駆動装置。
JP1980174984U 1980-12-08 1980-12-08 Expired JPS6348089Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980174984U JPS6348089Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08

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JP1980174984U JPS6348089Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5797913U JPS5797913U (ja) 1982-06-16
JPS6348089Y2 true JPS6348089Y2 (ja) 1988-12-12

Family

ID=29967159

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980174984U Expired JPS6348089Y2 (ja) 1980-12-08 1980-12-08

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JP (1) JPS6348089Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55143008A (en) * 1979-04-26 1980-11-08 Matsushita Electric Works Ltd Polarized electromagnet device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55143008A (en) * 1979-04-26 1980-11-08 Matsushita Electric Works Ltd Polarized electromagnet device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5797913U (ja) 1982-06-16

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