JPS6347918Y2 - - Google Patents

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JPS6347918Y2
JPS6347918Y2 JP1983142958U JP14295883U JPS6347918Y2 JP S6347918 Y2 JPS6347918 Y2 JP S6347918Y2 JP 1983142958 U JP1983142958 U JP 1983142958U JP 14295883 U JP14295883 U JP 14295883U JP S6347918 Y2 JPS6347918 Y2 JP S6347918Y2
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JP1983142958U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は電気ピアノの駒、特に内部に圧電素
子が収容された駒に関する。
〔従来技術〕
従来におけるこの種の駒は、弦を支持すると共
に圧電素子によつて弦の振動を感知していた。
しかし、この圧電素子は駒の内部に収容されて
いたため、弦の振動は駒の振動を介して感知せざ
るを得ず、よつて、弦の微妙な音を感知すること
は困難であつた。
また、駒は棒状でフレームに設置されているた
め、弦振動の際に生ずる弦の伸縮に伴つて揺動し
にくく、よつて弦の振動、ひいては弦の発生する
音は停止しにくいものであつた。かかる事態は、
音が延び過ぎるという電気ピアノにとつて、きわ
めて不都合な現象であつた。
〔考案の概要〕
この考案はかかる状態に基づいてなされたもの
であり、その目的は、圧電素子が弦の微妙な振動
をも感知できると共に弦の振動を停止しやすい電
気ピアノの駒を提供することである。
そして、この目的は、フレームの表面側にこの
フレームと略並行に所要数の弦を張設し、前記フ
レームの表面に弾性材を介して底板を固定すると
ともにこの底板の表面に駒を固定し、この駒に弦
の数に相当する貫通孔を形成するとともにこの貫
通孔に弾性筒を介して弦受け部材を嵌着し、この
弦受け部材によつて前記弦を支持するとともにこ
の弦受け部材の内部に圧電素子を収容し、且つ、
この弦受け部材の底部をブツシユを介して前記底
板に圧接させることにより達成された。
〔実施例の説明〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図において、11は電気ピアノであり、主
要構成部品として、函体13と、フレーム15
と、鍵盤17と、ハンマー19と、弦21と、駒
23と、増幅器25と、スピーカ27とを備え
る。
第2図において、29は貫通孔であり、駒23
において弦21の数だけ穿設されている。又、3
1は、透孔33を有する底板であり、駒23の底
面を覆つている。35,35はウレタンゴム製の
弾性材であり、底板31とフレーム15との間に
介在する。この弾性材35,35を介して駒23
はフレーム15に圧接されている。
次に、37は弦受け部材であり、屋根状の先端
部37aと、この先端部37aの底面に一体形成
された筒体37bとから構成される(第3図参
照)。この弦受け部材37は、先端部37aの突
端において弦21を支持すると共に筒体37bに
おいて駒23の貫通孔29に嵌挿している。39
は、ウレタンゴムで成形された弾性筒であり、貫
通孔29と筒体37bの間に挟持されている。こ
の弾性筒39は弦受け部材37の振動がその側面
から駒23に伝播するのを防ぐ。41は圧電素
子、43は電極であり、筒体30b・の内部に嵌
挿されている。又、45は固体のブツシユであ
り、電極43と底板31との間に設置されてい
る。このブツシユ45を介して圧電素子43およ
び弦受け部材37は、底板31、ひいては駒23
に固定される。47は電極43に接続された配線
コードであり、底板31の透孔33、およびフレ
ーム15の透孔49を遊嵌して、増幅器25に至
つている(第1図参照)。
〔考案の技術的効果〕
この考案に係る電気ピアノの駒は、 フレームの表面側にこのフレームと略並行に所
要数の弦を張設し、前記フレームの表面に弾性材
を介して底板を固定するとともにこの底板の表面
に駒を固定し、この駒に弦の数に相当する貫通孔
を形成するとともにこの貫通孔に弾性筒を介して
弦受け部材を嵌着し、この弦受け部材によつて前
記弦を支持するとともにこの弦受け部材の内部に
圧電素子を収容し、且つ、この弦受け部材の底部
をブツシユを介して前記底板に圧接させたため、 弦振動の際に弦受け部材は底板を基準面として
揺動しやすいものである。このため、弦の振動、
ひいては弦の発生する音を速やかに停止できるも
のである。よつて、この電気ピアノの駒を使用す
れば、電気ピアノにおける音が延びすぎるのを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は電気ピアノの断面図、第2図は第1図における
A部拡大断面図、第3図は弦受け部材の斜視図で
ある。 15……フレーム、21……弦、23……駒、
29……貫通孔、31……底板、45……ブツシ
ユ、37……弦受け部材、35……弾性材、39
……弾性筒、41……圧電素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームの表面側にこのフレームと略並行に所
    要数の弦を張設し、前記フレームの表面に弾性材
    を介して底板を固定するとともにこの底板の表面
    に駒を固定し、この駒に弦の数に相当する貫通孔
    を形成するとともにこの貫通孔に弾性筒を介して
    弦受け部材を嵌着し、この弦受け部材によつて前
    記弦を支持するとともにこの弦受け部材の内部に
    圧電素子を収容し、且つ、この弦受け部材の底部
    をブツシユを介して前記底板に圧接させたことを
    特徴とする電気ピアノの駒。
JP14295883U 1983-09-14 1983-09-14 電気ピアノの駒 Granted JPS6051598U (ja)

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JP14295883U JPS6051598U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 電気ピアノの駒

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JP14295883U JPS6051598U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 電気ピアノの駒

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Publication Number Publication Date
JPS6051598U JPS6051598U (ja) 1985-04-11
JPS6347918Y2 true JPS6347918Y2 (ja) 1988-12-09

Family

ID=30319255

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JP14295883U Granted JPS6051598U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 電気ピアノの駒

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336324B2 (ja) * 1972-12-28 1978-10-02

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336324U (ja) * 1976-09-03 1978-03-30
JPS5747835Y2 (ja) * 1977-05-17 1982-10-20
JPS5368229U (ja) * 1977-11-16 1978-06-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5336324B2 (ja) * 1972-12-28 1978-10-02

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Publication number Publication date
JPS6051598U (ja) 1985-04-11

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