JPS6347434A - 軟弱地盤粗朶沈床工法用浮体構造体 - Google Patents

軟弱地盤粗朶沈床工法用浮体構造体

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JPS6347434A
JPS6347434A JP19167586A JP19167586A JPS6347434A JP S6347434 A JPS6347434 A JP S6347434A JP 19167586 A JP19167586 A JP 19167586A JP 19167586 A JP19167586 A JP 19167586A JP S6347434 A JPS6347434 A JP S6347434A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、軟弱地盤の基礎工法に用いられる浮体に関す
るものである。
〔従来の技術〕
泥炭地、谷地、沼沢地等の軟弱地盤上に道路盛土や敷地
造成盛土を施工する場合には、盛土荷重によって基礎軟
弱地盤が破壊したり、圧密沈下を生じて盛土構造物が軟
弱地盤中に没してしまう。
この現象を防ぐために従来は、地盤圧密工法、地盤固結
工法、粗朶沈床工法等の基礎工法が採用された。この地
盤圧密工法と地盤固結工法は、周辺地域に対して、沈下
、盛上り等の物理的影響あるいは薬品の溶脱等の化学的
影響を及ぼすという重大な欠点がある。
粗朶沈床工法は、浮体としての粗朶を用いて盛土構造物
を軟弱地盤上に浮かす、古くがら知られている工法であ
る。粗朶は森林における有用木の間や下に生えている真
比重が約0.4の潅木類を長さ約2.5m、直径約30
cmの筒形に束ねることによって作られ、施工時には縦
横に組み合わせて層状に重ねて構築される。この粗朶は
繊維質であるので曲げ強さがかなり大きく、樹皮で覆わ
れているので水中で腐食しにくく、更に小技同志のから
みあいによって、隣接する粗朶が分離しにくいという利
点がある。
しかしこの粗朶は、人手かががるために製作コストが高
く、潅木の種類や製作する人によって品質にばらつきが
ある。更に、林業関係の人手不足のために入手自体が困
難である。
C発明の目的〕 本発明の目的は、製作コス1−が安価で、品質が均一で
ある、粗朶に代替し得る軟弱地盤基礎工法用浮体を提供
することである。
〔発明の構成〕
この目的は、軟弱地盤基礎工法用の浮体が、非透水性の
合成樹脂製袋と、この袋に充填密閉された見掛は比重が
1以下の軽量材料とからなることによって達成される。
〔実施例〕
第1図には、軟質の非透水性袋2とその中に充填された
軽量材料としての籾殻3とからなる筒状の浮体1が示し
である。この袋2は工場で生産される、肉厚が0.05
 〜0.5 mm 、直径が25cm 、長さが250
cmのポリエチレンチューブからなり、籾殻3を充填し
た後で端部を焼ごてで溶着または接着剤で接着すること
により密閉される。軽量材料としての前記の籾殻3は見
掛は比重が0.12〜0.15g/−と非常に小さいた
めに大きな浮力が得られるという利点と、現在稲作農家
で籾殻の処分に困っているので、これを有効利用できる
ことと、施工現場近辺での入手が容易であることと、価
格が安いという利点がある。
上記第1の実施例において、袋2は肉厚0.5〜2 m
n+の比較的に硬質のチューブでもよく、またその材料
としてはポリエチレン、塩化ビニール等を用いてもよい
。更に、施工時に隣接する浮体が互いにからみ合うよう
に、袋2の表面に凹凸を形成してもよい。更に、籾殻3
の外に、わら、麦ガラ、麦ワラ、おがくずのような他の
天然軽量材料、発泡塩化ビニール、発泡ポリウレタン、
パーライト、バーミキュライト、空カンのようなばらば
らの人工軽量材料、袋2の中で発泡成形される、発泡ス
チロールのような人工軽量材料、および天然軽量材料と
人工軽量材料の混合物を用いることができる。
第2図にはテトラポッドの形をした浮体1dが示しであ
る。この浮体の袋2aは塩化ビニールからなり、形が崩
れないように肉厚が0.5〜2 mmとなっている。袋
2aに充填した軽量材料は、袋2aの中で発泡成形され
た見掛は比重が0.02〜0.6B/cMの発泡スヂロ
ールである。
この第2の実施例の場合にも、袋2aは肉厚が0.05
 〜0.6 +1mの比較的に軟質のものでもよく、ま
たその材料はポリエチレン、塩化ビニール等を用いても
よい。更に、発泡スチロールの他に、籾殻、わら、麦ガ
ラ、麦ワラ、おがくずのような天然軽量材料、発泡塩化
ビニール、発泡ポリウレタン、パーライト、バーミキュ
ライト、空カンのようなばらばらの人工軽量材料、およ
び天然軽量材料と人工軽量材料の混合物を用いることが
できる。
上記第1と第2の実施例では、浮体1.laが筒または
テトラポッドの形をしているが、他の形状、例えば三角
錘体や直方体でもよい。
次に、上記第1と第2の実施例に係る浮体1゜1aの構
造体と施工について説明する。
第3図は筏状の浮体構造体4を示している。この浮体構
造体は第1図の実施例の筒状浮体1を相互に密接するよ
うに横方向に並べて連結することによって形成される。
この連結は第3a図に示すように、個々の浮体lにひも
またはテープの輪5を取りつけ、隣接する浮体の輪5を
S字状のフック6で接続することによって行うかまたは
第3b図に示すように、1本のひもまたはテープ7で固
縛することによって行う。
この筏状の浮体構造体4の場合には、隣接する浮体1が
その長手方向において寸法Aだけ互いにずらしである。
これにより、浮体構造体4を浮体1の長手方向に並べて
配置する際に、浮体構造体4が互いに係合し、良好に接
続される。この寸法Aは例えば50cmである。
第4図は、個々の浮体1を網8で巻き、この憫8をフッ
ク6あるいはひもで接続した筏状の浮体構造体4aを示
している。この場合、網8が補強材としての役目をする
ので、曲げ強度が大であり、破裂しにくい。更に、網8
によって摩擦力が大きくなるので、浮体1がずれにくい
第5図は、横方向に並べた複数の浮体1を1枚の網8a
で固、博した浮体構造体4bを示している。
この組8aは表側と裏側の適宜個所がひもで結ばれ、浮
体1の動きを拘束している。
第6図は縦横に並べた複数の浮体lを1枚の網8bで固
縛した浮体構造体4Cを示している。
第7図には、前記浮体構造体4.4a、4bを用いた道
路盛土の施工状態が示しである。この場合、軟弱地盤9
を適当な深さに掘削し、その中に、浮体が直交するよう
に浮体構造体を層状に重ねて収容し、その上に盛土10
と舗装材11が被覆される。浮体構造体の層の数は、上
部構造物の力学的規模に対応して定められる。
第8図は、第2図に示したテトラポッド状の浮体1aを
用いた道路盛土の施工状態を示している。
この浮体1aは掘削した軟弱地盤9の中に不規則に充填
され、互いにからみ合っている。
〔発明の効果〕
合成樹脂製の袋に軽量材料を充填密閉してなる、本発明
による軟弱地盤基礎工法用浮体は上述のごとく、袋を工
場で生産し、軽量材料を現場付近で人手し、施工現場あ
るいはその、付近でN単かつ迅速に製作することができ
、そして不用の軽量材料、例えば籾殻を有効使用するこ
とができる。従って、労働コスト、運搬コストおよび材
料コストが安いので、本発明の浮体はきわめて安価であ
る。更に、工場で生産される一定寸法の袋を用いるので
、浮体の品質が均一で、軟弱地盤基礎工法の施工が容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る浮体の一部を破断
して示す図、第2図は本発明の第2の実施例に係る浮体
の斜視図、第3図は第1図に示した浮体を組み合わせて
なる浮体構造体を示す図、第3a図と第3b図は、第3
図の浮体構造体の浮体接続具を示す図、第4図と第5図
と第6図は、第1図に示した浮体を組み合わせてなる他
の浮体構造体を示す図、第7図は第1図の浮体を用いた
道路盛土施工状態を示す図、第8図は第2図の浮体を用
いた道路盛土施工状態を示す図である。 1、la・・−浮体、 2.2a−−−袋、3・・・軽
量材料 代理人 弁理士 江 崎 光 好 代理人 弁理士 江 崎 光 史 第1 図 第2図 第30 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 手続補正書 昭和61年12月ン斗日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 昭和61年特許願第191675号 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称  タカ夕株式会社 4、代理人 住所 東京都港区虎ノ門二丁目8番1号(虎の門電気ビ
ル) 氏名 弁理士(4013)江 崎 光 好5、補正の対
象 明細書全文 明細書 1、発明の名称  軟弱地盤基礎工法用浮体構造体2、
特許請求の範囲 1、非透水性の合成樹脂製袋(2,2a)に、見掛は比
重が1以下の軽量材料(3)を充填密閉した浮体(1,
la)を組み合わせてなる軟弱地盤基礎工法用浮体構造
体。 2、軽量材料(3)が籾殻、わら、麦ガラ、麦ワラ、お
がくず等の天然軽量材料であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の軟弱地盤基礎工法用浮体構造体。 3、軽量材料(3)が発泡スチロール、発泡塩化ビニー
ル、発泡ポリウレタン、パーライト、バーミキュライト
、空カン等の人工軽量材料であることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記゛ 載の軟弱地盤基礎工法用浮体構
造体。 ゛土軽量材料(3)が籾殻、わら、麦ガラ、麦ワラ、お
がくず等の天然軽量材料と、発泡スチロール、発泡塩化
ビニール、発泡ポリウレタン、パーライト、バーミキュ
ライト、空カン等の人工軽量材料との混合物であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の軟弱地盤基礎
工法用浮体構造体。 5、袋(2,2a)がそれ自体では形が崩れる軟質の合
成樹脂からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の軟弱地盤基礎工法用浮体構造体。 6、袋(2,2a)が形の崩れない硬質の合成樹脂から
なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の軟弱
地盤基礎工法用浮体構造体。 7、袋(2)が筒の形をしていることを特徴とする特許
請求の範囲第1項、第5項および第6項のいずれか一つ
に記載の軟弱地盤基礎工法用浮体構造体。 8、筒状の袋(2)がその表面に凹凸を有することを特
徴とする特許請求の範囲第7項記載の軟弱地盤基礎工法
用浮体構造体。 9、袋(2a)がテトラポッドの形をしていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項、第5項および第6項の
いずれか一つに記載の軟弱地盤基礎工法用浮体構造体。 10、袋(2,2a)が三角錘体の形をしていることを
特徴とする特許請求の範囲第1項、第5項および第6項
のいずれか一つに記載の軟弱地盤基礎工法用浮体構造体
。 11、袋(2,2a)が直方体の形をしていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項、第5項および第6項の
いずれか一つに記載の軟弱地盤基礎工法用浮体構造体。 12、個々の浮体(1)がそれに取りつけられたひも、
テープ等の輪(5)とこの輪を接続する止め具(6)に
よって互いに連結されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項から第11項までのいずれか一つに記載の
軟弱地盤基礎工法用浮体構造体。 13、個々の浮体(1)がひも、テープ等で互いに固縛
連結されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
から第11項までのいずれか一つに記載の軟弱地盤基礎
工法用浮体構造体。 14、個々の浮体(1)が網(8)で被IWされ、この
網が互いに接続されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項から第11項までのいずれか一つに記載の軟
弱地盤基礎工法用浮体構造体。 15、隣接する浮体(1)がその長手方向に、所定の寸
法(A)だけ互いにずれていることを特徴とする特許請
求の範囲第12項から第14項までのいずれか一つに記
載の軟弱地盤基礎工法用浮体構造体。 16、複数の浮体(1)が一つのfI(8a、8b)で
被覆および固縛されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項から第11項までのいずれか一つに記載の軟
弱地盤基礎工法用浮体構造体。 17、!A(8a)の表側と裏側の適宜個所がひもでむ
すばれていることを特徴とする特許請求の範囲第16項
記載の軟弱地盤基礎工法用浮体構造体。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、軟弱地盤の基礎工法に用いられる浮体構造体
に関するものである。 〔従来の技術〕 泥炭地、谷地、沼沢地等の軟弱地盤上に道路盛土や敷地
造成盛土を施工する場合には、盛土荷重によって基礎軟
弱地盤が破壊したり、圧密沈下を生じて盛土構造物が軟
弱地盤中に没してしまう。 この現象を防ぐために従来は、地盤圧密工法、地盤固結
工法、粗朶沈床工法等の基礎工法が採用された。この地
盤圧密工法と地盤固結工法は、周辺地域に対して、沈下
、盛上り等の物理的影響あるいは薬品の溶脱等の化学的
影響を及ぼすという重大な欠点がある。 粗朶沈床工法は、浮体としての粗朶を用いて盛土構造物
を軟弱地盤上に浮かす、古くから知られている工法であ
る。粗朶は森林における有用木の間や下に生えている真
比重が約0.4の潅木類を長さ約2.5m、直径約30
cmの筒形に束ねることによって作られ、施工時には縦
横に組み合わせて層状に重ねて構築される。この粗朶は
繊維質であるので曲げ強さがかなり大きく、樹皮で覆わ
れているので水中で腐食しにくく、更に小技同志のから
みあいによって、隣接する粗朶が分離しにくいという利
点がある。 しかしこの粗朶は、人手がかかるためLこ製作コストが
高(、潅木の種類や製作する人によって品質にばらつき
がある。更に、林業関係の人手不足のために入手自体が
困難である。 (発明の目的〕 本発明の目的は、製作コストが安価で、品質が均一であ
る、粗朶に代替し得る軟弱地盤基礎工法用浮体構造体を
提供することである。 〔発明の構成] この目的は、軟弱地盤基礎工法用の浮体構造体が、非透
水性の合成樹脂製袋に、見掛は比重が1以下の軽量材料
を充填密閉した浮体を組み合わせてなることによって達
成される。 [実施例] 第1図には、軟質の非透水性袋2とその中に充填された
軽量材料としての籾殻3とからなる筒状の浮体1が示し
である。この袋2は工場で生産される、肉厚が0.05
 〜0.5 mm 、直径が25cm 、長さが250
cmのポリエチレンチューブからなり、籾殻3を充填し
た後で端部を焼ごてで溶着または接着剤で接着すること
により密閉される。軽量材料としての前記の籾殻3は見
掛は比重が0.12〜0.15と非常に小さいために大
きな浮力が得られるという利点と、現在稲作農家で籾殻
の処分に困っているので、これを有効利用できることと
、施工現場近辺での入手が容易であることと、価格が安
いという利点がある。 上記浮体1において、袋2は肉厚0.5〜2 mmの比
較的に硬質のチューブでもよく、またその材料としては
ポリエチレン、塩化ビニール等を用いてもよい。更に、
施工時に隣接する浮体が互いにからみ合うように、袋2
の表面に凹凸を形成してもよい。更に、籾殻3の他に、
わら、麦ガラ、麦ワラ、おがくずのような他の天然軽量
材料、発泡塩化ビニール、発泡ポリウレタン、パーライ
ト、バーミキュライト、空カンのようなばらばらの人工
軽量材料、袋2の中で発泡成形される、発泡スチロール
のような人工軽量材料、および天然軽量材料と人工軽量
材料のt捏合物を用いることができる。 第2図にはテトラポッドの形をした浮体1aが示しであ
る。この浮体の袋2aは塩化ビニールからなり、形が崩
れないように肉厚が0,5〜2 mmとなっている。袋
2aに充填した軽量材料は、袋2aの中で発泡成形され
た見掛は比重が0.02〜0.6の発泡スチロールであ
る。 この浮体1aの場合にも、袋2aは肉厚が0.05〜0
.6 mmの比較的に軟質のものでもよく、またその材
料はポリエチレン、塩化ビニール等を用いてもよい。更
に、発泡スチロールの他に、籾殻、わら、麦ガラ、麦ワ
ラ、おがくずのような天然軽量材料、発泡塩化ビニール
、発泡ポリウレタン、パーライト、バーミキュライト、
空カンのようなばらばらの人工軽量材料、および天然軽
量材料と人工軽量材料の混合物を用いることができる。 上記の浮体1,1aは筒またはテトラポッドの形をして
いるが、他の形状、例えば三角錘体や直方体でもよい。 次に、上記浮体1,1aを組み合わせてなる浮体構造体
とその施工について説明する。 第3図は筏状の浮体構造体4を示している。この浮体構
造体は第1図の筒状浮体1を用互に密接するように横方
向に並べて連結することによって形成される。この連結
は第3a図に示すように、個々の浮体工にひもまたはテ
ープの輪5を取りつけ、隣接する浮体の輪5をS字状の
フンクロで接続することによって行うかまたは第3b図
に示すように、1本のひもまたはテープ7で固縛するこ
とによって行う。 この筏状の浮体構造体4の場合には、隣接する浮体1が
その長手方向において寸法Aだけ互いにずらしである。 これムこより、浮体構造体4を浮体1の長手方向に並べ
て配置する際に、浮体構造体4が互いに係合し、良好に
接続される。この寸法Aは例えば50cmである。 第4図は、個々の浮体1を網8で巻き、この網8をフッ
ク6あるいはひもで接続した筏状の浮体構造体4aを示
している。この場合、網8が補強材としての役目をする
ので、曲げ強度が大となり、また構造体の過度の変形が
防止できる。更に、網8によって摩擦力が大きくなるの
で、浮体lがずれにくい。 第5図は、横方向に並べた複数の浮体1を1枚の4fi
18aで固縛した浮体構造体4bを示している。 この&M8aは表側と裏側の適宜個所がひもで結ばれ、
浮体1の動きを拘束している。 第6図は緩横に並べた複数の浮体1を1枚の網8bで固
縛した浮体構造体4Cを示している。 第7図には、前記浮体構造体4.4a、4bを用いた道
路盛土の施工状態が示しである。この場合、軟弱地盤9
を適当な深さに掘削し、その中に、浮体が直交するよう
に浮体構造体を層状に重ねて収容し、その上に盛土10
と舗装材11が被覆さ。 れる。浮体j14100層の数は、上部構造物の力学的
規模に対応して定められる。 第8図は、第2図に示したテトラポッド状の浮体1aを
用いた道路盛土の施工状態を示している。 この浮体1aは掘削した軟弱地盤9の中に不規則に充填
され、互いにからみ合って浮体構造体を形成している。 〔発明の効果〕 合成樹脂製の袋に軽量材料を充填密閉した浮体を組み合
わせてなる、本発明による軟弱地盤基礎工法用浮体構造
体は上述のごとく、袋を工場で生産し、軽量材料を現場
付近で入手し、施工現場あるいはその付近で簡単かつ迅
速に製作することができ、そして不用の軽量材料、例え
ば籾殻を有効使用することができる。従って、労働コス
ト、運搬コストおよび材料コストが安いので、本発明の
浮体構造体はきわめて安価である。更に、工場で生産さ
れる一定寸法の袋を用いるので、浮体構造体の品質が均
一で、軟弱地盤基礎工法の施工が容易である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明による浮体の一部を破断して示す図、第
2図は他の浮体の斜視図、第3図は第1図に示した浮体
を組み合わせてなる浮体構造体を示す図、第3a図と第
3b図は、第3図の浮体構造体の浮体接続具を示す図、
第4図と第5図と第6図は、第1図に示した)7体を組
み合わせてなる他の浮体構造体を示す図、第7図は第1
図の浮体を用いた道路盛土施工状態を示す図、第8図は
第2図の浮体を用いた道路盛土施工状態を示す図である
。 1、la−浮体、 2.2a−−・袋、3・・・軽量材
料  4.4a、4b、4cm・・浮体構造体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非透水性の合成樹脂製袋(2、2a)に、見掛け比
    重が1以下の軽量材料(3)を充填密閉してなる軟弱地
    盤基礎工法用浮体。 2、軽量材料(3)が籾殻、わら、麦ガラ、麦ワラ、お
    がくず等の天然軽量材料であることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項記載の軟弱地盤基礎工法用浮体。 3、軽量材料(3)が発泡スチロール、発泡塩化ビニー
    ル、発泡ポリウレタン、パーライト、バーミキュライト
    、空カン等の人工軽量材料であることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項記載の軟弱地盤基礎工法用浮体。 4、軽量材料(3)が籾殻、わら、麦ガラ、麦ワラ、お
    がくず等の天然軽量材料と、発泡スチロール、発泡塩化
    ビニール、発泡ポリウレタン、パーライト、バーミキュ
    ライト、空カン等の人工軽量材料との混合物であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の軟弱地盤基
    礎工法用浮体。 5、袋(2、2a)がそれ自体では形が崩れる軟質の合
    成樹脂からなることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項記載の軟弱地盤基礎工法用浮体。 6、袋(2、2a)が形の崩れない硬質の合成樹脂から
    なることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の軟
    弱地盤基礎工法用浮体。 7、袋(2)が筒の形をしていることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項、第5項および第6項のいずれか一
    つに記載の軟弱地盤基礎工法用浮体。 8、筒状の袋(2)がその表面に凹凸を有することを特
    徴とする、特許請求の範囲第7項記載の軟弱地盤基礎工
    法用浮体。 9、袋(2a)がテトラポッドの形をしていることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項、第5項および第6項
    のいずれか一つに記載の軟弱地盤基礎工法用浮体。 10、袋(2、2a)が三角錘体の形をしていることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項、第5項および第6
    項のいずれか一つに記載の軟弱地盤基礎工法用浮体。 11、袋(2、2a)が直方体の形をしていることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項、第5項および第6項
    のいずれか一つに記載の軟弱地盤基礎工法用浮体。
JP19167586A 1986-08-18 1986-08-18 軟弱地盤粗朶沈床工法用浮体構造体 Granted JPS6347434A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02229316A (ja) * 1989-02-28 1990-09-12 Jsp Corp 軽量土木工法
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