JPS6347339A - 金属帯板放射冷却装置 - Google Patents
金属帯板放射冷却装置Info
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- JPS6347339A JPS6347339A JP19170786A JP19170786A JPS6347339A JP S6347339 A JPS6347339 A JP S6347339A JP 19170786 A JP19170786 A JP 19170786A JP 19170786 A JP19170786 A JP 19170786A JP S6347339 A JPS6347339 A JP S6347339A
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- Japan
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- strip
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 40
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、連続焼鈍炉、連続焼準炉等の焼鈍炉等におい
て加熱された高温の金属帯板、炉外に搬送移送する際に
、この金属帯板を冷却しながら搬送する金属帯板放射冷
却装置に関する。
て加熱された高温の金属帯板、炉外に搬送移送する際に
、この金属帯板を冷却しながら搬送する金属帯板放射冷
却装置に関する。
〈従来の技術〉
従来のこの種の金属帯板冷却装置は、第4図fatに示
すように、たとえば連続焼鈍炉中で加熱された高温の金
属帯板1を、連続焼鈍炉に付設した放射冷却装置6で、
搬送移送しておった。この放射冷却装置6は、搬送移送
する金属帯板1の上下面側にそれぞれ、一定の空間4を
おいて配置され、内部に冷却水あるいは冷却空気を流し
、その冷放射によって金属帯板を冷却する冷放射室2と
、金属帯板1の両側端側にそれぞれ設けた断熱材3で囲
んだ構造のものであり、金属帯板1は冷放射室2と断熱
材3で形成された室内を搬送移送されるうちに、冷放射
室2の冷輻射によって冷却するように構成されておった
。
すように、たとえば連続焼鈍炉中で加熱された高温の金
属帯板1を、連続焼鈍炉に付設した放射冷却装置6で、
搬送移送しておった。この放射冷却装置6は、搬送移送
する金属帯板1の上下面側にそれぞれ、一定の空間4を
おいて配置され、内部に冷却水あるいは冷却空気を流し
、その冷放射によって金属帯板を冷却する冷放射室2と
、金属帯板1の両側端側にそれぞれ設けた断熱材3で囲
んだ構造のものであり、金属帯板1は冷放射室2と断熱
材3で形成された室内を搬送移送されるうちに、冷放射
室2の冷輻射によって冷却するように構成されておった
。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところが上述した従来の金属帯板放射冷却装置は、冶金
学上所定の金属組織を得ようとする場合は、一定の冷却
速度で金属帯板を冷却しなければならないが、第4図中
)に示すように、金属帯板1の幅方向冷輻射分布は・金
属帯板の中央部で高く、両側端部は断熱材3で遮蔽され
ているため、金属帯板の輻射熱の放散を阻止する形にな
っている。したがって金属帯板の冷却効果は両側端より
も中央部が強くはたらいているから、金属帯板は幅方向
に不均一に冷却される。たとえば、約1 、000℃に
加熱された、厚さ3龍1幅1mの金属帯板を移送速度3
0m/1linで搬送し、長さ5m1幅1.5mの水冷
パネルで金属帯板を上下から冷却放射させると、冷却帯
出口位置における金属帯板は、中央部が750℃、両側
端部が800℃となり、板幅方向において約50℃の冷
却むらが生じ、製品材質のむらとなっていた。また、板
厚がQ、 5 s論以下の薄い金属帯板の場合は、材質
むらと同時にしわ、折れ等の形状不良も生じる不都合が
あった。
学上所定の金属組織を得ようとする場合は、一定の冷却
速度で金属帯板を冷却しなければならないが、第4図中
)に示すように、金属帯板1の幅方向冷輻射分布は・金
属帯板の中央部で高く、両側端部は断熱材3で遮蔽され
ているため、金属帯板の輻射熱の放散を阻止する形にな
っている。したがって金属帯板の冷却効果は両側端より
も中央部が強くはたらいているから、金属帯板は幅方向
に不均一に冷却される。たとえば、約1 、000℃に
加熱された、厚さ3龍1幅1mの金属帯板を移送速度3
0m/1linで搬送し、長さ5m1幅1.5mの水冷
パネルで金属帯板を上下から冷却放射させると、冷却帯
出口位置における金属帯板は、中央部が750℃、両側
端部が800℃となり、板幅方向において約50℃の冷
却むらが生じ、製品材質のむらとなっていた。また、板
厚がQ、 5 s論以下の薄い金属帯板の場合は、材質
むらと同時にしわ、折れ等の形状不良も生じる不都合が
あった。
この発明は、このような従来の金属帯板放射冷却装置の
不都合を解消するためになされたものであって、金属帯
板の長手方向のみならず、幅方向にも均一な冷却を施し
うる金属帯板放射冷却′jt置を提供しようとするもの
である。
不都合を解消するためになされたものであって、金属帯
板の長手方向のみならず、幅方向にも均一な冷却を施し
うる金属帯板放射冷却′jt置を提供しようとするもの
である。
〈問題点を解決するための手段〉
このような目的を達成するため、本発明者らは種々研究
を重ねた結果、金属帯板放射冷却装置を、焼鈍炉内で加
熱され炉外に搬送する金属帯板の上面および/又は下面
側にそれぞれ配設され冷壁面を前記金属帯板の上および
/又は下面に対向するように設けた冷却装置を有する金
属帯板放射冷却装置において、金属帯板と冷却装置冷壁
面との間の金属帯板の幅方向中央部近傍に、一定幅を存
しかつ金属帯板の長手方向に連続または分割した放射シ
ールド板を設ける構造にすべきことを発見し、発明を完
成することができた。
を重ねた結果、金属帯板放射冷却装置を、焼鈍炉内で加
熱され炉外に搬送する金属帯板の上面および/又は下面
側にそれぞれ配設され冷壁面を前記金属帯板の上および
/又は下面に対向するように設けた冷却装置を有する金
属帯板放射冷却装置において、金属帯板と冷却装置冷壁
面との間の金属帯板の幅方向中央部近傍に、一定幅を存
しかつ金属帯板の長手方向に連続または分割した放射シ
ールド板を設ける構造にすべきことを発見し、発明を完
成することができた。
〈作 用〉
金属帯板放射冷却装置を、以上のように構成すると、金
属帯板の冷却面に対し冷却効果の高い金属帯板の中央部
分(幅方向中央部分)に放射シールド板を配置すること
によって、ゆるやかに冷却し、金属帯板を全面にわたっ
て均一に冷却したものである。
属帯板の冷却面に対し冷却効果の高い金属帯板の中央部
分(幅方向中央部分)に放射シールド板を配置すること
によって、ゆるやかに冷却し、金属帯板を全面にわたっ
て均一に冷却したものである。
〈実 施 例〉
つぎに本発明の一実施例について説明する。
第1図ないし第2図は実施例の金属帯板放射冷却装置の
概略構成を示し、第1図は横断面図、第2図(a) f
blは第1図に示す金属帯板放射冷却装置の平面図およ
び縦方向断面図である。
概略構成を示し、第1図は横断面図、第2図(a) f
blは第1図に示す金属帯板放射冷却装置の平面図およ
び縦方向断面図である。
実施例の金属帯板放射冷却装置は、搬送する金属帯板1
の上、下面側にそれぞれ端部を断熱材3.3で熱遮断し
た冷放射室2.2を設け、上下の冷放射室2.2間の空
間4内を金属帯板1を移送させる従来形金属帯板放射冷
却装置内において、金属帯板1と、冷放射室2.2間に
それぞれ幅1.5 mの金属帯板1の長手方向に沿って
、中央部に幅10cmの連続形放射シールド板5aおよ
び分割形放射シールド板5b、5b、5b、5bを配置
したものである。冷放射室2と熱間圧延金属帯板1間の
距離が151のときの幅方向対金属帯板の総合輻射率を
示すと第3図に示す特性図を得る。
の上、下面側にそれぞれ端部を断熱材3.3で熱遮断し
た冷放射室2.2を設け、上下の冷放射室2.2間の空
間4内を金属帯板1を移送させる従来形金属帯板放射冷
却装置内において、金属帯板1と、冷放射室2.2間に
それぞれ幅1.5 mの金属帯板1の長手方向に沿って
、中央部に幅10cmの連続形放射シールド板5aおよ
び分割形放射シールド板5b、5b、5b、5bを配置
したものである。冷放射室2と熱間圧延金属帯板1間の
距離が151のときの幅方向対金属帯板の総合輻射率を
示すと第3図に示す特性図を得る。
第3図の特性図において、曲線aは実施例の金属帯板放
射冷却装置を使用したときの特性図であり、その総合輻
射率は0.75〜0.85であることが判る。
射冷却装置を使用したときの特性図であり、その総合輻
射率は0.75〜0.85であることが判る。
また、第3図の曲線すは第4図+alに示す従来の金属
帯板放射冷却装置を用いて同一寸法の熱間圧延金属帯板
に対する総合輻射率を示したもので、0.95〜0.5
5である。
帯板放射冷却装置を用いて同一寸法の熱間圧延金属帯板
に対する総合輻射率を示したもので、0.95〜0.5
5である。
したがって、本発明にかかる金属帯板放射冷却装置を使
用すれば従来形金属帯板放射冷却装置よりも均一に冷却
することができることが判る。
用すれば従来形金属帯板放射冷却装置よりも均一に冷却
することができることが判る。
本実施例において、金属帯板と冷放射室間に配置する放
射シールド板は、上部に連続形の放射シールド板5aを
、下部に分割形放射シールド仮5bを配置した構造のも
のを例示したが・上・下の放射シールド板を反対にし、
背割形放射シールド板を上部に、連続形放射シールド仮
を下部に配置した構造にしてもよく、また、上下の放射
シールド板を共に連続形又は分割形のものを用いてもよ
い。
射シールド板は、上部に連続形の放射シールド板5aを
、下部に分割形放射シールド仮5bを配置した構造のも
のを例示したが・上・下の放射シールド板を反対にし、
背割形放射シールド板を上部に、連続形放射シールド仮
を下部に配置した構造にしてもよく、また、上下の放射
シールド板を共に連続形又は分割形のものを用いてもよ
い。
さらに、均一冷却効果はやや劣るが、上又は下側にのみ
放射シールド板を配置した構成にしてもよい。
放射シールド板を配置した構成にしてもよい。
〈発明の効果〉
以上の説明から明らかなように、本発明の金属帯板放射
冷却装置は、従来形の金属帯板放射冷却装置の金属帯板
と冷放射室との間に、金属帯板の幅方向中央部にその金
属帯板の長平方向に沿って放射シールド板を配置する間
の改良を加えるだけで、製品の品質むらのない均一な金
属帯板を作製することができる。
冷却装置は、従来形の金属帯板放射冷却装置の金属帯板
と冷放射室との間に、金属帯板の幅方向中央部にその金
属帯板の長平方向に沿って放射シールド板を配置する間
の改良を加えるだけで、製品の品質むらのない均一な金
属帯板を作製することができる。
仮放射冷却装置の幅方向対搬送金属帯板に対する総合輻
射率の関係を示す特性図、第4図(δI(blはそれぞ
れ従来形金属帯板放射冷却装置の構造およびその冷却帯
出口における幅方向の金属帯板温度分布を示す特性図で
ある。 図 面 中、 1・・・金属帯板、 2・・・冷放射室、 3・・・断熱部材、 5a、5b・・・放射シールド板。
射率の関係を示す特性図、第4図(δI(blはそれぞ
れ従来形金属帯板放射冷却装置の構造およびその冷却帯
出口における幅方向の金属帯板温度分布を示す特性図で
ある。 図 面 中、 1・・・金属帯板、 2・・・冷放射室、 3・・・断熱部材、 5a、5b・・・放射シールド板。
Claims (1)
- 焼鈍炉内で加熱され炉外に搬送する金属帯板の上面およ
び/又は下面側にそれぞれ配設され冷壁面を前記金属帯
板の上および/又は下面に対向するように設けた冷却装
置を有する金属帯板放射冷却装置において、金属帯板と
冷却装置冷壁面との間の金属帯板の幅方向中央部近傍に
、一定幅を有しかつ金属帯板の長手方向に連続または分
割した放射シールド板を設けたことを特徴とする金属帯
板放射冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19170786A JPH068465B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | 金属帯板放射冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19170786A JPH068465B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | 金属帯板放射冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6347339A true JPS6347339A (ja) | 1988-02-29 |
JPH068465B2 JPH068465B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=16279140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19170786A Expired - Lifetime JPH068465B2 (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | 金属帯板放射冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068465B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07331335A (ja) * | 1994-06-03 | 1995-12-19 | Nkk Corp | 加熱炉の炉内ロールクラウン量調整装置 |
JP2000345243A (ja) * | 1999-06-07 | 2000-12-12 | Bridgestone Corp | 複数本の金属線材を均一に加熱する方法及び加熱炉 |
JP2017095748A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | Jfeスチール株式会社 | 連続焼鈍設備における金属帯の温度制御装置および温度制御方法 |
-
1986
- 1986-08-18 JP JP19170786A patent/JPH068465B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07331335A (ja) * | 1994-06-03 | 1995-12-19 | Nkk Corp | 加熱炉の炉内ロールクラウン量調整装置 |
JP2000345243A (ja) * | 1999-06-07 | 2000-12-12 | Bridgestone Corp | 複数本の金属線材を均一に加熱する方法及び加熱炉 |
JP2017095748A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-01 | Jfeスチール株式会社 | 連続焼鈍設備における金属帯の温度制御装置および温度制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH068465B2 (ja) | 1994-02-02 |
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