JPS634722B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS634722B2
JPS634722B2 JP56109873A JP10987381A JPS634722B2 JP S634722 B2 JPS634722 B2 JP S634722B2 JP 56109873 A JP56109873 A JP 56109873A JP 10987381 A JP10987381 A JP 10987381A JP S634722 B2 JPS634722 B2 JP S634722B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
stereo
amplifier
circuit
output
Prior art date
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Expired
Application number
JP56109873A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5812408A (ja
Inventor
Takuzo Kamimura
Junichi Hikita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP56109873A priority Critical patent/JPS5812408A/ja
Publication of JPS5812408A publication Critical patent/JPS5812408A/ja
Publication of JPS634722B2 publication Critical patent/JPS634722B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、BTL(Balanced Transfomer
Less)増幅によつてステレオ信号のモノラル化
等を行う増幅回路に関する。
携帯用の超小型のテープレコーダやラジオ等で
は、ステレオ再生用に2以上の内蔵しても、左右
のスピーカ間に十分な間隔を取つて配置すること
ができないため、良好なステレオ効果を得ること
ができない。このため、ステレオ再生は、専らス
テレオ再生用ヘツドホンを以て行い、内蔵スピー
カは単一化し、ステレオ信号はモノラル化して再
生することが行われている。このような場合、ス
ピーカに駆動出力を加える増幅回路には、BTL
回路が用いられる。
第1図は、従来のBTL回路とともにステレオ
信号の合成部分を示す。この場合、BTL回路は、
単一入力として構成されているため、ステレオ信
号の左信号L及び右信号Rは、信号合成器
(MIX)2で合成してモノラル化し、この合成信
号(L+R)を電力増幅器4に加え、位相反転器
6で得た反転信号{−(L+R)}を電力増幅器8
に加えて増幅する。この場合、信号合成器2は、
スイツチ回路10により与えられるタイミング信
号に応動して信号合成を行い、各電力増幅器4,
8の出力は、各出力端子間に挿入されたスピーカ
等の負荷12に加えられる。
このように、従来回路ではステレオ信号の左右
信号を予め合成してモノラル化するため、信号合
成器2とともにスイツチ回路10が必要であり、
回路構成が複雑化して高価になるとともに、信号
合成によるモノラル化の信頼性が低く、また、電
池の消耗を抑えるために、回路構成の簡略化が要
請されている。
そこで、この発明は、ステレオ信号をBTL増
幅によつてモノラル化を行うことにより、従来回
路の信号合成器及びスイツチ回路を省略して回路
構成の簡略化を図つたものである。
この発明の増幅回路は、ステレオ信号の左信号
又は右信号の何れか一方を第1の信号、他方を第
2の信号とし、第1の信号の位相を反転する位相
反転器と、この位相反転器で位相を反転した第1
の信号を増幅する第1の増幅器と、第2の信号を
増幅する第2の増幅器とを備え、第1及び第2の
増幅器の出力端子間に接続された負荷を通して第
1及び第2の増幅器の出力を加算し、ステレオ信
号の左信号及び右信号からなるモノラル信号を取
り出すようにしたものである。
以下、この発明を図面に示した実施例に基づき
詳細に説明する。
第2図は、この発明の増幅回路の実施例を示し
ている。
増幅回路20は、ステレオ信号のモノラル化等
の信号合成を行うものであり、位相反転器22、
第1及び第2の増幅器として電力増幅器24,2
6が設けられている。ステレオ信号の右信号又は
左信号の何れか一方を第1の信号、他方を第2の
信号とし、入力端子28Aに第1の信号、入力端
子28Bに第2の信号が加えられる。
入力端子28Aに加えられた第1の信号は、位
相反転器22に加えられて位相を反転し、位相を
反転させた第1の信号は電力増幅器24で増幅さ
れた後、出力端子30Aより取り出される。ま
た、入力端子28Bに加えられた第2の信号は電
力増幅器26で直接増幅され、その増幅出力は出
力端子30Bより取り出される。実施例では、出
力端子30A,30B間には、負荷としてスピー
カ32が接続され、スピーカ32は各増幅出力の
合成信号で駆動されるものである。端子34は、
入力信号の基準となる基準レベル(GND)端子
である。
以上の構成において、入力端子28Aにステレ
オ信号の例えば、第3図のAに示す右信号Rを第
1の信号として加え、また入力端子28Bに第3
図のBに示す信号Lを第2の信号として加え、各
信号R、Lの最大振幅をe1,e2とする。
入力端子28Aに加えられた右信号Rは、位相
反転器22で位相が反転され、第3図のCに示す
波形のようになる。一方、入力端子28Bに加え
られた左信号Lは、電力増幅器26で増幅される
ため、出力端子30Bには第3図のDに示す波形
が現れる。出力端子30Bの出力波形の振幅は、
電力増幅器26の増幅利得Kによつて振幅e2のK
倍のK・e2となる。
位相反転器22で得られた右信号Rの反転信号
は電力増幅器24で増幅されるので、出力端子3
0Aには第3図のEに示す出力が現れ、その振幅
は、電力増幅器24の増幅利得KによつてK・
(−e1)となる。
各出力端子30A、30Bに現れる出力は、ス
ピーカ32の反対方向の端子より加えられるの
で、スピーカ32には第3図のFに示す出力が与
えられることになる。出力の振幅は、第3図のD
及びEに示す出力合成でK・(e1+e2)となる。
また、このようなBTL増幅において、入力端
子28Aに左信号成分ΔLを含んだ右信号(R+
ΔL)を加え、また、入力端子28Bに右信号ΔR
を含んだ左信号(L+ΔR)を加えた場合、位相
反転器22で{−(R+ΔL)}の反転信号が得ら
れるので、各電力増幅器24,26の利得KをK
=1とすると、スピーカ32に加えられる出力
V0は、負荷としてのスピーカ32を通して位相
反転器22の反転出力{−(R+ΔL)}と左信号
(L+ΔR)とを加算して得られる合成信号とな
る。即ち、出力V0は両信号の加算{L+ΔR−
(−R−ΔL)}=(L+R+ΔL+ΔR)により、ス
テレオ信号の和信号が得られる。従つて、BTL
増幅によつてステレオ信号を合成し、そのモノラ
ル化を行うことができ、スピーカ32からステレ
オ信号をモノラル化して再生することができ、従
来回路で必要としていた信号合成器及びスイツチ
回路を省略することができる。
そして、入力端子28A,28Bの双方に共通
のモノラル信号Aを加えた場合には、第3図のA
ないしFに示した動作波形から明らかなように、
位相反転器22で得られた反転信号(−A)と入
力信号Aとの加算{A−(−A)=2A}により、
出力V0=2Aでスピーカ32が駆動される。
次に、第4図は、FMステレオ放送用受信機に
この発明の増幅回路を用いた具体的な実施例を示
す。即ち、FMフロントエンド36、中間周波増
幅及びFM検波回路38並びにマルチプレクサ4
0を経て左右に分離されたステレオ信号は、増幅
回路20の入力端子28A,28Bに個別に加え
られ、BTL増幅動作で信号合成が行われたモノ
ラル出力がスピーカ32に加えられる。従つて、
FMステレオ放送用受信機においても、従来の信
号合成器及びスイツチ回路は不要になり、回路構
成が簡略化できるとともに、信頼性の高い信号成
分の合成ができ、また、回路構成の簡略化で、電
力消費を抑制できるので、電池駆動の場合、電池
寿命を延ばすことができる。
なお、この発明は、ラジオだけでなくテープレ
コーダ等のステレオ録音のモノラル化再生等、各
種の信号の合成に利用できるものである。
以上説明したように、この発明によれば、信号
合成器等の省略で回路構成の簡略化が可能になる
とともに、BTL増幅によつてステレオ信号のモ
ノラル化を、極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のBTL回路を示すブロツク図、
第2図はこの発明の増幅回路の実施例を示すブロ
ツク図、第3図は第2図に示した増幅回路の
BTL増幅動作における各部波形を示す説明図、
第4図はこの発明の増幅回路の具体的な実施例で
あるステレオ用受信機を示すブロツク図である。 20……増幅回路、22……位相反転器、24
……電力増幅器(第1の増幅器)、26……電力
増幅器(第2の増幅器)、28A,28B……入
力端子、30A,30B……出力端子、32……
スピーカ(負荷)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ステレオ信号の右信号又は左信号の何れか一
    方を第1の信号、他方を第2の信号とし、第1の
    信号の位相を反転する位相反転器と、 この位相反転器で位相を反転した第1の信号を
    増幅する第1の増幅器と、 第2の信号を増幅する第2の増幅器とを備え、
    第1及び第2の増幅器の出力端子間に接続された
    負荷を通して第1及び第2の増幅器の出力を加算
    し、ステレオ信号の右信号及び左信号からなるモ
    ノラル信号を取り出す増幅回路。
JP56109873A 1981-07-14 1981-07-14 増幅回路 Granted JPS5812408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56109873A JPS5812408A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56109873A JPS5812408A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 増幅回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5812408A JPS5812408A (ja) 1983-01-24
JPS634722B2 true JPS634722B2 (ja) 1988-01-30

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ID=14521347

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56109873A Granted JPS5812408A (ja) 1981-07-14 1981-07-14 増幅回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5386337B2 (ja) * 2009-12-22 2014-01-15 株式会社ホンダエレシス 乗員検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926504U (ja) * 1972-06-07 1974-03-07

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JPS5812408A (ja) 1983-01-24

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