JPS6346799B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6346799B2
JPS6346799B2 JP58143500A JP14350083A JPS6346799B2 JP S6346799 B2 JPS6346799 B2 JP S6346799B2 JP 58143500 A JP58143500 A JP 58143500A JP 14350083 A JP14350083 A JP 14350083A JP S6346799 B2 JPS6346799 B2 JP S6346799B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
furnace temperature
fuel flow
pattern
coke oven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58143500A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6035082A (ja
Inventor
Yoichi Naganuma
Keihachiro Tanaka
Susumu Kamio
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP14350083A priority Critical patent/JPS6035082A/ja
Publication of JPS6035082A publication Critical patent/JPS6035082A/ja
Publication of JPS6346799B2 publication Critical patent/JPS6346799B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコークス炉の燃焼制御方法に関し、と
くに装入から押出しまでの乾留期間中に予め定め
られたパターンに従つて燃焼室の炉温を設定変更
する方式のコークス炉操業における燃焼制御方法
に関する。
従来技術 従来一般に行なわれているコークス炉の操業方
法は、燃焼室の設定炉温を乾留過程の全時期を通
じて一定とした操業方法であり、この炉温一定方
式の操業では、とくに乾留過程の中期から末期に
おいて必要以上の熱量が供給され、赤熱コーク
ス、廃ガスおよび炉体放散の形で多くの熱量が失
われる。これに対して、乾留過程の各時期に応じ
て設定炉温を変えて乾留過程における総消費熱量
を低減しようとするプログラム加熱法が提案され
ている。しかし、このプログラム加熱法において
も、乾留過程の各時期毎の燃焼室の設定炉温に対
する燃料流量を最適に定める方法に関しては従来
具体的な提案なされていない。
発明の目的 本発明は上記プログラム加熱を行うにあたり、
燃焼室の設定炉温パターンに対応した燃焼流量パ
ターンを設定する方法を提供するものである。
発明の構成作用 すなわち本発明は、コークス炉の燃焼室の設定
炉温を乾留過程の各時期に応じて予め定めて操業
するコークス炉操業において、炉操業条件および
装入諸元等にもとづいて乾留過程における設定炉
温パターンを定めて設定するとともに、過去の実
績データから求めた炉温と燃料流量の関係にもと
づいて前記設定炉温パターンに対応する燃料流量
パターンを求めてこれを初期設定値として設定し
て操業を開始し、装入後の各時刻において実測炉
温と前記設定炉温との差に応じて前記初期設定燃
料流量を修正し、該修正後の燃料流量パターンを
次乾留サイクルにおける燃料流量パターンとして
設定すること、ならびに前記修正と設定を次乾留
サイクル以降繰返すことを特徴とするコークス炉
の燃焼制御方法である。
以下本発明を詳しく説明する。第1図は本発明
に従つたコークス炉燃焼制御の処理フローの1例
を示す図である。ステツプ1で、稼動率、火落時
間、置時間等の操業条件および装入炭量、水分等
の装入諸元にもとづいて設定炉温パターンを決定
し、ステツプ2で、前記設定炉温パターンに対応
した燃料流量パターンを、過去の実績データから
求めた炉温と燃料流量の関係式を用いて求め、こ
れを前記操業条件下における燃料流量パターンの
初期設定値として炉温制御系へ設定する。
この初期設定値で操業を開始するとともに、一
定時間間隔Δt(例えば5分)毎にコークス炉燃焼
室の炉温を測定し、ステツプ3で、現時刻tにお
ける前記設定炉温θref(t)と前記測定炉温θf(t)
を簡単な信号処理(例えば30分毎の移動平均)し
た実測炉温θ′f(t)との差Δθf(t)=(θref
t)−
θ′f(t))を求め、該差Δθf(t)に対応する燃料
流量の修正量ΔV(t)を求める。燃料流量の修
正量ΔV(t)は下式 ΔV(t)=K(Δθf(t)+1/TΣ(θref(t
)−θ′f(t))Δt+θ′(t)/Δt) ここで、K:ゲイン、T:時定数、θ′(t):微
分項、Δt:サンプリング時間 により求める。つぎにステツプ4で、ステツプ2
からの現時刻tにおける前記初期設定の燃料流量
Vref(t)に、前記修正量ΔV(t)を加算して修
正燃料流量Vset(t)(=Vref(t)+ΔV(t))を
求めて、燃料流量制御系に設定する。同時にステ
ツプ5として前記修正燃料流量を記憶装置に記憶
する。これら一連の動作をサンプリング間隔Δt
時間毎に繰返し、1乾留サイクル終了時点でステ
ツプ6として、前記記憶した修正燃料流量パター
ンを次の乾留サイクルの燃料流量パターンの初期
設定値として用いる。上記一連のステツプを2回
目の乾留サイクル以降も繰返す。
以上のごとき本発明方法に従つて行つた操業結
果を第2図〜第5図に示す。第2図は最初の乾留
サイクルにおける設定炉温イと実績炉温ロと示
し、第3図は最初の乾留サイクルにおける初期設
定燃料流量ハと修正燃料流量ニを示す。第3図の
修正燃料流量ニは2回目の乾留サイクルにおける
初期設定燃料量となる。第4図は2回目の乾留サ
イクルにおける設定炉温イと実績炉温ホを示し、
第5図は2回目の乾留サイクルにおける修正燃料
流量ヘを示す。第4図から明らかなように、2回
目の乾留サイクルでは設定炉温に対して実績炉温
は十分な精度で追従しており、さらに図には示し
ていないが3回目以降の乾留サイクルにおいて
は、より精度は向上している。
本発明の実施例を第6図をもとに説明する。
本発明は、コークス炉の燃焼室の設定炉温を乾
留過程の各時期に応じて予め定めて操業するコー
クス炉操業において、炉業条件、装入諸元、過去
の経験等にもとづいて、乾留過程における設定炉
温パターン1を定めて設定すると共に、過去の実
績炉温パターンから求めた炉温と燃料流量の関係
にもとづいて前記設定炉温パターンに対応する燃
料流量パターン2を求めて、これを初期設定値と
して与え、スタートする。
以下に実際の流れについて詳述する。
装入後の各時刻における実測炉温θf(t)と前
設定目標炉温パターンの記憶部よりこの時刻に相
当するθfref(t)を取り出し、θfref(t)と偏差Δ
θf
(t)を求め、炉温制御部3へ入力され、Δθf
(t)に相当する修正燃料流量ΔV(t)を出力す
る。ΔV(t)は、この時刻に対応する目標燃料
流量パターンの記憶部より取り出されたVk=t ref(t)
と加算修正されて、ガス流量調節部4、プロセス
5の設定燃料流量値Vset(t)となる。とともに
次サイクル用目標流量修正パターンの記憶部6へ
この時刻での値が記憶される。
ガス流量調節部4とプロセス5でVset(t)の
燃料流量値になるよう制御され、この燃料流量値
Vset(t)に近い流量値Vset′(t)が出力され、
炉温プロセス7へ入力される。炉温プロセスより
実測炉温値θf(t)が計測され、目標炉温パター
ンの記憶部1より取り出されたこの時刻に相当す
るθfref(t)との偏差Δθfref(t)を求める。以後
同じ動作を1サイクル分実施すると次サイクル用
の目標流量修正パターンの記憶部6には次の1サ
イクル分の流量パターンが格納されていることに
なり、目標炉温パターン1を各サイクルに於て実
施する場合、初期用より次サイクル用の目標流量
修正パターンがベターであり、さらに次より次次
の目標流量修正パターンの方がより精度が高い
が、2〜3サイクル以降はそれほど大差ない。
目標流量パターン記憶部2と次サイクル用目標
流量修正パターン記憶部6の関係を以下に示す。
第1装入時においては記憶部2が初期パターン用
で記憶部6が第1サイクル時の修正後(設定)の
燃料流量パターンを記憶するところであり、第2
装入時においては2が第2装入時に対する目標パ
ターン用であり、6が第3装入用の目標燃料流量
パターンとなる。以後考え方は同じなので省略す
る。
これらの流量パターンや炉温パターンの変化に
ついては第2図〜第5図で示した通りである。
この方法を実施することにより次のような効果
が得られた。
目標炉温パターンの遅れを出来るだけ少くす
る為の流量パターンを随時記憶せしめることに
より、応答性および精度の高い炉温制御系が実
現されることによつて目標炉温精度が±5℃以
内となり、熱量原単位低減が約30kcal/Kgが達
成された。
又、火落時間は標準偏差で約12分減少した。
発明の効果 以上述べたように本発明方法は、コークス炉の
操業実績にもとづいて燃焼室の設定炉温パターン
を実現すべき供給燃料流量パターンをフイードフ
オワード的に設定し、さらにこれをフイードバツ
ク的に修正することを乾留サイクル毎に繰返すも
のであるので、精度の高い炉温制御が得られると
いうすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に従つたコークス炉燃焼制
御の処理フローの1例を示す図である。第2図〜
第5図は本発明方法に従つて行つた操業結果の1
例を示す図表であり、第2図,第3図は最初の乾
留サイクルにおける炉温と燃料流量を示す図表、
第4図,第5図は2回目の乾留サイクルにおける
炉温と燃料流量を示す図表である。また、第6図
は本発明の実施例を示すブロツク図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コークス炉の燃焼室の設定炉温を乾留過程の
    各時期に応じて予め定めて操業するコークス炉操
    業において、 炉操業条件および装入諸元等にもとづいて乾留
    過程における設定炉温パターンを定めて設定する
    とともに、過去の実績データから求めた炉温と燃
    料流量の関係にもとずいて前記設定炉温パターン
    に対応する燃料流量パターンを求めてこれを初期
    設定値として設定して操業を開始し、装入後の各
    時刻において実測炉温と前記設定炉温との差に応
    じて前記初期設定燃料流量を修正し、該修正後の
    燃料流量パターンを次乾留サイクルにおける燃料
    流量パターンとして設定すること、ならびに前記
    修正と設定を次乾留サイクル以降繰返すことを特
    徴とするコークス炉の燃焼制御方法。
JP14350083A 1983-08-05 1983-08-05 コ−クス炉の燃焼制御方法 Granted JPS6035082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14350083A JPS6035082A (ja) 1983-08-05 1983-08-05 コ−クス炉の燃焼制御方法

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JP14350083A JPS6035082A (ja) 1983-08-05 1983-08-05 コ−クス炉の燃焼制御方法

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Publication Number Publication Date
JPS6035082A JPS6035082A (ja) 1985-02-22
JPS6346799B2 true JPS6346799B2 (ja) 1988-09-19

Family

ID=15340161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14350083A Granted JPS6035082A (ja) 1983-08-05 1983-08-05 コ−クス炉の燃焼制御方法

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Families Citing this family (5)

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JPS6035082A (ja) 1985-02-22

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