JPS6346724Y2 - - Google Patents

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JPS6346724Y2
JPS6346724Y2 JP6348884U JP6348884U JPS6346724Y2 JP S6346724 Y2 JPS6346724 Y2 JP S6346724Y2 JP 6348884 U JP6348884 U JP 6348884U JP 6348884 U JP6348884 U JP 6348884U JP S6346724 Y2 JPS6346724 Y2 JP S6346724Y2
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JP
Japan
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spacer
hole
bearing
gap
grease
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JP6348884U
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JPS60175915U (ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は建設機械のアタツチメントの軸受部
のスペーサに関する。
従来から建設機械のアタツチメントの軸受部内
に挿入されているスペーサは軸受の内部にがたつ
かないように嵌挿され、かつ、正確にブツシユの
位置を決められるように両側端、および、外周部
を機械加工している。その上グリースの注入を助
けるために外周部に浅い溝を穿設し、また、該溝
に内部へ通ずる孔を設けている。また、軸受を左
右のボスの間に薄肉鋼管を溶接して構成した場合
でも、スペーサは左右のボスの孔にがたつかない
ように正確に嵌合せしめるために機械加工を施こ
していた。このようにスペーサに機械加工を施こ
すことは時間と労力を要し、コストが上昇するば
かりでなく、スペーサ自体に肉厚の薄いパイプを
使用するため、機械加工の際に切込み量の如何に
よつては変形するおそれもあり、加工が容易でな
いばかりでなく、加工時間も長くなるという欠点
があつた。
この考案は上記の点を改善し、加工が容易で、
その製作コストも低減できるスペーサを提供する
ことを目的とするものである。
この考案の構成は軸受の内部に嵌挿するスペー
サを、鋼板を円筒状でその端末に若干間隙部を持
たせた状態に形成し、かつ、嵌挿する孔より若干
大径になる如くし、その折曲げ端末の間隙部がグ
リースニツプルの孔に連通する如く軸受の孔に嵌
挿したものである。
一定長さの鋼板を嵌挿孔の径より若干大径の円
筒状に折曲げるだけでよく、加工が容易でコスト
も低減できる。
以下、この考案の実施例を図面によりて詳細に
説明する。
1は軸受本体で、内部に孔2を有し、該孔2の
左右にブツシユ3を嵌挿している。4は左右のブ
ツシユ3の間に挿入したスペーサで、所定長さ、
すなはち、左右のブツシユ3間の間隔と同じ巾の
薄い鋼板を円筒状に折曲げて製作したもので、そ
の折曲げた端末は完全に接合せず、若干の間隔だ
け間隙部lをもたせており、また、折曲げ時の外
径は孔2の径より若干大きく製作し、挿入時は若
干絞られた状態で孔2に嵌挿されている。また、
間隙部lは軸受1のグリースニツプル5の孔6に
面し、グリースニツプル5からのグリースが孔6
を通つて間隙部lへ流入できる状態に嵌挿されて
いる。
本考案はこのように構成しており、グリースニ
ツプル5からグリースを注入すれば孔6、スペー
サ4の間隙部lを通つてスペーサ4内に流入す
る。スペーサ4は前にも述べたように軸受1の孔
2より若干大径に製作され、弾力で孔2にピツタ
リ密着した状態に嵌挿されているから、内部でガ
タツクこともなく、勿論、使用中に間隙部lがグ
リースの流入孔6からズレル心配もない。また、
スペーサ4が孔2に弾力で接着しているから、単
に通常の円筒状のスペーサの場合の嵌挿時に比較
してブツシユ3に対する支持力が大きく、ブツシ
ユ3がズレルことも少ない。
第8図は本考案の他の実施例で、軸受自体を前
記の場合と異なつて左右のボス7の間に薄肉鋼管
8を溶接して構成した場合である。この場合はス
ペーサ9はブツシユ10の嵌挿した左右のボス7
の孔11の間に嵌挿されており、鋼管8とスペー
サ9との間に空間部12が存在するので、スペー
サ9の間隙部mはいずれの位置にあつてもグリー
スが流入できる状態にあり、前記の場合のように
スペーサ4の間隙部lをグリースニツプル5の流
入孔6に合わせる必要はない。なお、スペーサ9
自体は前記の場合と同じ構成である。
以上述べたようにこの考案は軸受の左右のブツ
シユの間に挿入するスペーサを、鋼板を円筒状に
折曲げて形成し、その端末部を若干分離して間隙
部を持たせたから、加工が容易で従来のように機
械加工でコストが上昇することもなく、また、軸
受の孔に弾力で密着した状態で嵌挿されているか
らスペーサが踊る心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来から行なわれているもの
であるが、第1図は縦断正面図、第2図は第1図
の要部の説明図、第3図は縦断正面図、第4図は
第3図の要部の説明図、第5図は本考案の実施例
の縦断正面図、第6図は第5図の要部の説明図、
第7図は第6図のAから見た図、第8図は本考案
の他の実施例の縦断正面図、第9図は第8図のB
−B断面図である。 1……軸受本体、2……孔、3……ブツシユ、
4……スペーサ、5……グリースニツプル、6…
…孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸受の内部に嵌挿し、ブツシユの位置を規制す
    るスペーサを端末部を若干間隙を持たせた円筒状
    で、かつ、挿入する軸受の孔より若干大形に形成
    し、スペーサの間隙部がグリースニツプルのグリ
    ース流入孔に連通できる状態で軸受に嵌挿されて
    いることよりなるアタツチメント軸受部内スペー
    サ。
JP6348884U 1984-04-27 1984-04-27 アタツチメント軸受部内スペ−サ Granted JPS60175915U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6348884U JPS60175915U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 アタツチメント軸受部内スペ−サ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6348884U JPS60175915U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 アタツチメント軸受部内スペ−サ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60175915U JPS60175915U (ja) 1985-11-21
JPS6346724Y2 true JPS6346724Y2 (ja) 1988-12-05

Family

ID=30593682

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6348884U Granted JPS60175915U (ja) 1984-04-27 1984-04-27 アタツチメント軸受部内スペ−サ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60175915U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0538140Y2 (ja) * 1986-03-27 1993-09-27
US7066653B2 (en) * 2001-10-03 2006-06-27 Dresser-Rand Company Bearing assembly and method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60175915U (ja) 1985-11-21

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