JPS6346479B2 - - Google Patents

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JPS6346479B2
JPS6346479B2 JP54018272A JP1827279A JPS6346479B2 JP S6346479 B2 JPS6346479 B2 JP S6346479B2 JP 54018272 A JP54018272 A JP 54018272A JP 1827279 A JP1827279 A JP 1827279A JP S6346479 B2 JPS6346479 B2 JP S6346479B2
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JP
Japan
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coin
receiving coil
coil
identification device
amplitude
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JP54018272A
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English (en)
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JPS54126100A (en
Inventor
Maikeru Ruuizu Kurisutofuaa
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PII EI MANEEJIMENTO KONSARUTANTSU Ltd
Original Assignee
PII EI MANEEJIMENTO KONSARUTANTSU Ltd
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Publication date
Priority claimed from GB349/77A external-priority patent/GB1581061A/en
Application filed by PII EI MANEEJIMENTO KONSARUTANTSU Ltd filed Critical PII EI MANEEJIMENTO KONSARUTANTSU Ltd
Publication of JPS54126100A publication Critical patent/JPS54126100A/ja
Publication of JPS6346479B2 publication Critical patent/JPS6346479B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/08Testing the magnetic or electric properties

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、色々な種類のコインに応答してこ
れを特定種類のコインと偽造コインとに識別する
コイン識別装置およびその識別方法に関する。
(従来の技術およびその問題点) 数多くのコイン作動装置が色々な分野、たとえ
ば自動販売機、ゲーム・マシンあるいはキツプ販
売機に利用されている。これらの装置には、凝似
コインあるいは偽造コイン等(たとえばその国の
通貨以外の外国コイン)の誤認識をしないことが
要求される。たとえば、西ドイツの1DMコイン
は、イギリスの5pコイン、スペインの5PTAS、
オーストリアの5schその他の類似形状のコインと
混同されてはならない。
従来のコイン作動装置では、上記誤認識を除去
するための構成が複数になりがちであつたり、コ
イン識別感度も十分でないものが多かつた。たと
えば、特開昭52−152298号の硬貨選別装置では、
2種の周波数(7kHz,60kHz)おのおのにおける
コインの応答結果を検出し、これらの結果と所定
の正常コイン検出値との比率計算を行なうこと
で、コインの識別を行なつている。しかしなが
ら、1試験当り2度の応答検出と比率計算を行な
つているから、コイン識別感度(精度)は高くで
きても、構成が複雑になりやすい。一方、実公昭
44−3281号の硬貨選別装置では、コインの有無に
より共振点が変化するLC発振回路を用い、この
共振点の変化のし方がコインの種類によつて異な
ることから、コイン識別を行なつている。しかし
ながら、このようなアナログ発振回路は温度ドリ
フト等の影響を受けやすいので、コイン識別感度
をあまり高くすることはできない。また、米国特
許第3966034号では、送信コイルと受信コイルと
の間のコインの種類に応じて両コイル間の信号の
位相差が変化することを利用してコインの識別を
行なつているが、上記実公昭の場合と同様にこの
位相差は、温度ドリフトの影響を受けやすい。こ
のため、この米国特許のコイン識別装置でも、高
感度(高精度)なコイン識別を行なうのはむずか
しい。
この発明の目的は、比較的簡単な構成で具現で
き、コイン識別感度の高いコイン識別装置および
その識別方法を提供することである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、第1に、磁束の急変を与える送信
コイルと、コインの通路において前記送信コイル
と対向配置される受信コイルと、前記磁束の急変
のあと所定時間経過後に短絡解除されるまで前記
受信コイルを短絡する手段と、前記短絡動作の解
除によつて前記受信コイルに発生される電気パル
スの振幅(エネルギ)に応答してコインの種別を
識別する手段とを備えたコイン識別装置を提供す
るものである。
この発明は、第2に、コインを所定方向に通過
させる通路に沿つて配設されるものであつて、異
種有効コイン識別用のいくつかのカテゴリの1つ
を表わすカテゴリ出力を提供する第1コイン試験
手段と、前記カテゴリ出力に応じて調整されるも
のであつて、前記カテゴリ出力によつて表わされ
た有効コインの種別を試験する第2コイン試験手
段とを備えたコイン識別装置およびコイン識別方
法を提供するものである。
(作用) 上記装置のうち前者では、前記電気パルスの振
幅にもとづいて、送信コイルからコイルを介して
受信コイルへ伝送されるエネルギを検出し、この
エネルギからコインの種別を識別する。このエネ
ルギは異種コイン毎に特有のもので、回路の温度
ドリフト等の影響を受けない。したがつて、比較
的簡単な構成(1回の試験について、一対のコイ
ル間に1回パルス伝送するだけ)で高感度なコイ
ン識別が可能となる。
上記2つの装置のうち後者の装置は、被試験コ
インの合計金額が受け入れられるものであるとき
に、いくつかの異種有効コインの識別に正しく応
答することが要求されるコイン作動装置を意図し
たものである。この装置には、むろん、いくつか
の異なつた有効な額面金額のコインの区別ととも
に、無効なコインあるいはその他の無効物体の識
別すなわち無効物の拒絶を行うことも要求され
る。
上記後者の装置においては、従来の多段階試験
による方法と違い、第1の試験結果(大まかでも
よい)が第2の試験の試験パラメータ(前者の装
置における受信コイル短絡解除までの所定時間)
を調整するよう用いられ、第1および第2の試験
は互いに独立している。この装置は、次の特徴を
持つ。
1 2つの試験のみで多くのコインの確認が行わ
れる。
2 各試験を独立させるための機構手順はいつさ
い不要であり、同一のコイン通路で全てのコイ
ンを処理できる。
3 2つの試験の独立性は、第1の試験結果にも
とづいて第2の試験をあらかじめそのコインに
適合させることを可能にする。
4 2つの試験は比較的簡単なものでよい。その
第1の理由は、有効なコインと類似の無効なコ
インとを個々の試験毎に弁別する必要がないか
らであり、第2の理由は、イエスかノーの判断
をするだけで偽物の識別がなされるからであ
る。
以下に開示される実施例においては、第1の試
験結果に第2の試験のパラメータを適合させるた
めに、マイクロプロセサを採用している。このマ
イクロプロセサの採用は、使用目的に応じて色々
なプログラムを組むことができるという点で、特
に有利である。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示し、第2図は
その要部波形を示す。第1図に示すように、コイ
ン識別装置は送信コイル1および受信コイル2を
備えており、これらはコインの通路3の両側で向
かい合わせに配設されている。コインは、これら
コイルの間で試験される。送信コイル1は、矩形
波電流発生器等の信号発生器(第6c図のTR
1,TR2)に接続され、急変する磁束を放出す
る。トランジスタ4は、スイツチング手段として
受信コイル2と並列に接続される。このトランジ
スタ4は、前記急変磁束が生じてから受信コイル
2を短絡するよう駆動される。この磁束急変の
後、わずかの所定時間(遅延時間)tが経過して
から、受信コイル2の短絡は解除される。
第2図aは送信コイル1に与えられる矩形波
Vtxを示し、同図bはトランジスタ4のベースに
与えられる駆動信号を示す。さらに、同図cは2
つのコイルの間にコインあるいは他の物体が配置
されていないときに受信コイル2に現われる電圧
波形Vrxを示し、同図dは2つのコイル間にコイ
ンが存在するときに受信コイル2に現われる電圧
波形Vrxを示している。
上記2つのコイル間におけるコインあるいはそ
の他の物体の存在は、波形Vrxに3通りの影響を
与える。第1に、受信コイル2が短絡されている
間において送信コイル1から受信コイル2へ伝送
されるエネルギに影響を与える。第2に、前記短
絡が解除されたときの受信コイル2の電圧発生作
用に影響を与える。そして第3に、受信コイル2
が、送信コイル1の磁束変化によつてコイン中に
誘導されるエネルギの影響を受けることである。
コインの位置変化あるいはその物理的性質は、そ
れゆえ、受信コイル2の波形Vrxに影響する。
第2図dは、短絡の解除によつて受信コイル2
に誘導される電圧パルス(スパイク)Vrxを示し
ている。この電圧パルスは、短絡が解除される直
前に受信コイル2を環流する誘導電流により生じ
る。この電圧パルスVrxの振幅Vは、コイル1お
よび2の間に存在する物体あるいはコインが何で
あるかに依存する。すなわち、図示するように受
信コイル2に結合された計測手段5(第6D図の
A1,A3―A5)は、所定の振幅Vを示す電圧
パルスに応答してコイン識別用出力信号(第6A
図のPASS(1))を提供するように構成されてい
る。この振幅Vは、正しいコインを示す所定振幅
の上限値と下限値とにもとづいてチエツクされ
る。
第1図の装置においては、コイン識別の試験作
動を行わせるためのコイン設定位置が検出器を設
けることによつて規定される。この検出器として
は、コイン通路(第5図のチヤネル14)の所定
位置に到達したコインに反応する光学検出器2
2,23などが利用される。さらに、第2図dの
電圧パルスVrxの発生と一致するものであつて、
受信コイル2の短絡解除が済んだあと所定時間発
生されるところのサンプリングパルスを供給する
手段(第6C図のVR7,C4,I3,G4,FF
3)もまた、備えられている。第2図eの波形に
示されるようなこのサンプリングパルスは、さら
に、計測手段5,A1に対する起動信号でもあ
る。第5図および第6図を用いて後述する装置に
おいては、前記計測手段A1は、到達コインに応
答して前記光学検出器LED3,PT3が発生する
パルスと前記サンプリングパルスとが同時に発生
したときのみ、作動するようになつている。
第5図および第6図(第6Aないし6D図)に
示されたコイン識別装置は、多数の有効コイン識
別処理、相異なる有効識別結果の区別、および全
ての無効コインあるいは無効物体の識別を可能に
した装置である。この装置は、各種コインに対し
て、2つの連続した試験を行う。第1の試験にお
いては、相異なる有効コインの識別結果の区別が
カテゴリごとに分けられ、これら多数のカテゴリ
のうちの1つを示すカテゴリ出力(ラツチA1の
マイクロプロセサ行き出力)が提供される。続い
て、有効コイン識別試験が確かに行われたという
ことを示すところのこのカテゴリ出力に応答し
て、第2の試験のパラメータがセレクタスイツチ
Sにより調整される。第2の試験は、第1図およ
び第2図に関連して述べる装置にもとづいてお
り、所定の電圧パルス振幅Vが得られるよう遅延
時間tの調整を行う。次に、第1の試験を第3図
および第4図を参照して説明する。
第3図は、第1の試験のためのコイン試験手段
を示している。この手段は、試験(識別)しよう
とするコイン通路8の両側に対向して配設された
送信コイル6および受信コイル7を備えている。
送信コイル6には正弦波発生器9が接続され、受
信コイル7には位相変位応答手段10が結合され
る。この手段10(第6図のB1,A1,A2,
G2,G3,FF1,FF2)は、送信コイル6に
与えられた信号に対する受信コイル7に誘導され
た信号の位相変位を検出するものであつて、この
位相変位は、コインあるいはその他の物体が存在
するときに生じる。第4図aおよびbは、このよ
うな状況下において送信コイル6および受信コイ
ル7に生じる信号波形例を示す。
この第1の試験は、特定コインの検出のためだ
けに用いられることはなく、また、高精度で前記
位相変位の検出を行う必要もない。相異なる識別
コインによつて前記位相変位に十分な大きさの違
いが生じさえすればよいのである。それというの
も、第2の試験において必要な識別検査が行われ
るからである。
第1のコイン試験手段10からのカテゴリ出力
(ラツチA1の出力)は、マイクロプロセサによ
る処理を簡素化するために、そのコインが多数の
概略カテゴリ中のどれに該当するかの分類に利用
される。このマイクロプロセサは、当該コインの
カテゴリ分類をするために前記位相変位の値をそ
のメモリに格納された参照テーブルと比較し、こ
の比較結果にもとづいて、所定のコイン識別のた
めの試験が明確に行われるよう第2のコイン試験
手段A1,A3,―A5を調整するデータ(マイ
クロプロセサからセレクタSへ与えられるデー
タ)を提供する。
第5図は上述した2種のコイン識別試験を行な
う二試験形コイン識別装置の機構部の斜視図を示
し、第6図はの装置の回路構成を示す。第5図に
おいて、バツクプレート15は、コイン通路用の
チヤネル14を成形する。このチヤネル14は、
コインの入口11を有効コインの場合の受入出口
12あるいは無効コインの場合の拒絶出口13の
いずれか一方へ導く通路を形成している。バツク
プレート15は、図示のように垂直方向に対して
わずかに傾いており、バツクプレート15の頂部
の入口11に挿入されたコインが、重力によつ
て、コインの片面がチヤネル14の平坦な底に対
して常に平行してチヤネル14を通過するように
なつている。
始め、コインはチヤネル14の第1傾斜部17
の下端16に当接するまで下降する。次に、コイ
ンは、この第1傾斜部17をころがりながら、下
降チヤネル部18の頂上に至る。すると、コイン
は再び降下する。拒絶されるコインは、下降チヤ
ネル部18の延長部18aを通じて、拒絶出口1
3側へ降下を続ける。一方、受入コインは、チヤ
ネル14の第2傾斜部21の下端20をころが
り、受入出口12へ降下する。阻止板19は、チ
ヤネル14の底部に設けられたスロツトを介し
て、第6B図の受入ソレノイドSOLによつて、
矢印Aの方向へ駆動されるようになつている。
前記2つの試験おのおのは、第5図において、
コインが第1傾斜部17の位置およびにある
ときに行われる。光学検出器22および23は、
それぞれチヤネル14に配設されており、コイン
が試験位置およびに到達すると、コインの先
端を検出する。第3図で示した第1コイン試験手
段の2つのコイル6および7はチヤネル14の位
置の上下に配設される。また、第1図に示され
た2つのコイル1および2に対応する第2コイン
試験の2つのコイルは、チヤネル14の位置の
上下に配設される。コインは、常にチヤネル14
の底と平面接触しているため、コインは、常に各
試験位置およびにおける2つのコイル間に確
実に配置されることになる。
弾性突出部24は、コインを一方通行させるた
めの部材として設けられている。この弾性突出部
24は、コイン通過時にコインの自重によつてチ
ヤネル14の底面に押し下げられるが、コインが
一且通過した後はコインが引きもどされることを
阻止する。これは、ひもで結ばれたコインが入口
11から投入された後、このひもでコインを引き
もどすといつたような不正行為を働く者がいるか
もしれないからである。弾性突出部24を過ぎた
位置にコインが到達したことは、第3の光学検
出器25によつて検出される。
第6図(第6A図乃至第6D図)は、第5図の
装置に適用される回路の詳細な構成を示してい
る。ここに示される装置は、特に、西ドイツの
10pf,50pf,1DM,2DMおよび5DMコインの識
別用に考えられている。これら全てのコインを受
入れるコイン制御装置においては、受入れられた
コインの金額も合計される。第6図の回路構成は
次のようになつている。
6MHzの信号が、バツフア用NANDゲートG1
を介して、集積回路B1によつて構成される8ス
テージの分周回路に与えられる。この分周器の第
6ステージからの分周出力(93.75KHz)は、半
固定抵抗VR1を介して、第1試験手段用の送信
コイル6に印加される。この半固定抵抗VR1に
よつて、上記分周出力に対するコイル電流波形の
移相量を微調整することができる。この分周器集
積回路B1の最初の5つのステージは、8入力形
ラツチ回路A1に接続され、5.6゜から180゜までの
位相範囲を32ステツプで検出可能にしている。受
信コイル7は、コンパレータ回路A2の入力に接
続される。このコンパレータ回路A2は、受信コ
イル7に誘導される信号電圧のゼロクロス検出を
行い、その出力をNANDゲートG2に与える。
第1試験手段のための第1光学検出器22は、
発光ダイオードLED1およびフオトトランジス
タPT1を備えている。このフオトトランジスタ
PT1の出力は、シユミツトトリガを入力段に有
するインバータI1に接続される。このインバー
タI1の出力は、インバータI2を介して、
NANDゲートG2およびD形フリツプフロツプ
FF1のリセツト入力へ与えられる。
発光ダイオードLED1とフオトトランジスタ
PT1との間の光路をしや断する所定位置にコ
インが到達すると、インバータI2の出力がハイ
レベルとなり、D形フリツプフロツプFF1のリ
セツト入力が解除される。すなわち、コンパレー
タ回路A2により前記ゼロクロスが検出された瞬
間にD形フリツプフロツプFF1は高レベルでク
ロツクされ、このフリツプフロツプFF1の出力
Qは、D形フリツプフロツプFF2のD入力端へ
さらに与えられる。フリツプフロツプFF1の出
力Qの立上りは、フリツプフロツプFF2におい
て、NANDゲートG1の出力からの6MHz信号に
よつてタイミングシフトされる。このときD形フ
リツプフロツプFF2の出力に生じる立下りは、
NANDゲートG3の出力に高レベルを発生させ
る。このNANDゲートG3の出力は、8入力ラ
ツチ回路A1へラツチクロツク用(ロード用)と
してえられ、コンパレータ回路A2が前記ゼロク
ロスを検出した瞬間における分周回路B1のカウ
ント状態がラツチされる。
ラツチ回路A1のピン1,2,5,6,9,1
2,15,16および19は、マイクロプロセサ
(インテル社のモデル8080など)に接続される。
このマイクロプロセサは、前記ラツチ回路A1の
状態を2msごとにチエツクし、前記ゼロクロスの
瞬間における前記カウント状態を読取る。このカ
ウント状態は、送信コイル6および受信コイル7
の間の位相変位を表わしている。このマイクロプ
ロセサは、この位相変位値を自身の参照テーブル
と比較する。いま試験されているコインが5つの
有効コイン(5つのカテゴリ)のうちの1つであ
ると識別したならば、このマイクロプロセサはラ
ツチ回路A1をリセツトし、第2試験手段(VR
3―VR6,C3等)をこの識別結果に適合させ
る。
分周集積回路B1の最終ステージの出力は、2
つのD形フリツプフロツプB2からなる分周器に
与えられ、この分周器フリツプフロツプB2から
6KHzの矩形波出力(第2図a)が発生される。
この6KHz矩形波出力は、コイル6,7を用いた
第1の試験が完了したときのみ発生される。分周
器フリツプフロツプB2のリセツト入力Rは、こ
の6KHz出力が第1の試験の操作に影響しないよ
うに、前記マイクロプロセサによつて制御され
る。この6KHz矩形波出力は、トランジスタTR1
およびTR2からなる電流増幅器を駆動する。こ
の電流増幅器からの矩形波電流出力は、第2試験
手段の送信コイル1に与えられる。
前記6KHz出力はまた、固定抵抗R22,R2
1,R20およびR19にそれぞれ直列接続され
た4つの半固定抵抗VR3,VR4,VR5および
VR6のうちの選択された1つの抵抗鎖とキヤパ
シタC3とにより形成されるRC遅延回路を通過
する。前記マイクロプロセサは、第1の試験によ
る有効コイン識別結果(コインのカテゴリ分け)
を出したならば、この結果によつてセレクタスイ
ツチSを制御する。すなわち、セレクタスイツチ
Sは、マイクロプロセサの制御にもとづいて選択
された前記直列抵抗鎖(VR3+R22等)をキ
ヤパシタC3の一端に接続させる。コンパレータ
回路A3は、前記RC遅延回路の出力を波形整形
し、送信コイル1に印加された矩形波に対してそ
の立下りが時間tだけ遅延された矩形波(第2図
b)を発生する。この時間tの値は、それゆえ、
第1の試験による有効コイン識別結果にもとづい
て、調整されることになる。西ドイツコイン10pf
および50pfに要求される前記遅延時間tはその類
似性から同じであり、第2試験手段において同様
な定振幅スパイク電圧が与えられる。したがつ
て、これら両コインには同じ抵抗鎖が選択され
る。この場合、第2の試験によつて、そのコイン
が10pfであるか50pfであるかの識別が行われる。
これら2つのコインの識別は、第1試験手段にお
いてなされた位相変位量の検出結果(コインのカ
テゴリ分け)にもとづいて、前記マイクロプロセ
サによつて行われる。
コンパレータ回路A3からの遅延矩形波は、ト
ランジスタTR4を介してトランジスタTR3を
オン/オフ駆動する。このトランジスタTR3
は、第1図において受信コイル2に関連して述べ
たトランジスタ4に対応する。上記遅延矩形波は
また、RC遅延回路VR7,C4を介して、第2
図eのサンプルパルスに変換される。このRC遅
延回路VR7,C4を通過した信号は、その入力
側にシユミツトトリガを有するインバータ13に
入力される。インバータ13は、NANDゲート
G4の入力に負方向のサンプルパルス(第2図
e)を提供する。
第2光学検出器23は、前記第1光学検出器と
同様に、発光ダイオードLED2、フオトトラン
ジスタPT2、そしてインバータ14および15
を備えている。この第2光学検出器は、コインが
所定の位置に到達したときに接続高レベルを発
生させ、この高レベルはコインの後縁が通過する
まで続く。この高レベル出力はNANDゲートG
4およびD形フリツプフロツプFF3のリセツト
端子に与えられる。こうすることによつて、イン
バータI5が高レベルを出力しているときに、前
記サンプルパルスはフリツプフロツプFF3の出
力を低レベルにさせる。するとNANDゲートG
3から高レベル出力が生じ、ラツチ回路A1は
NANDゲートG3の出力によりクロツクされ、
ピン17および18に与えられた情報がラツチ回
路A1にラツチされる。なお、第2光学検出器2
3からの前記高レベルは、第2の試験がなされた
ことを示すもので、インバータ16を介して、ラ
ツチ回路A1のピン18へ与えられる。
トランジスタTR3による短絡が解除されると
きに受信コイル2両端に発生する電圧スパイク
(第2図d)は、2つのコンパレータ回路A4お
よびA5それぞれの負および正入力に与えられ
る。この電圧スパイクの振幅Vが、仮にこれら2
つのコンパレータ回路A4,A5によつて設定さ
れる上限および下限の比較レベル間にあるとき
は、これらのコンパレータ回路からラツチ回路A
1のピン17へ高レベルの出力信号が与えられ
る。
第3光学検出器25は、前記第1および第2光
学検出器と同様に、発光ダイオードLED3、フ
オトトランジスタPT3、そしてインバータI7
およびI8を備えている。第5図の位置にコイ
ンが到達することによつて第3光学検出器25の
光路がしや断されると、インバータI8の出力側
に接続された他のインバータI9の出力には低レ
ベルが生じる。この低レベルはNANDゲートG
3に与えられ、このゲートG3から高レベル信号
が出力される。すると、上記位置の光路がコイ
ンによりしや断されていることを示すインバータ
I8の出力情報(ラツチ回路A1のピン3の高レ
ベル)がラツチ回路A1にラツチされる。
次に、前記マイクロプロセサは、前記第1およ
び第2の試験によるコイン識別結果を示すラツチ
回路A1内の情報に応答する。コインが第1およ
び第2の試験をパスしたとすると、マイクロプロ
セサはトランジスタTR6を導通させ、第5図に
示された阻止板19を上昇駆動する受入ソレノイ
ドSOLを作動させる。
西ドイツコイン10pf,50pfおよび2DMは1DM
および5DMコインと比べてかなり異なつている。
この3つのコインのうちの1つあるいはそれ以上
が第1の試験によつて検出されると、コンパレー
タ回路A4およびA5によつて規定される。許容
受入れ幅は、マイクロプロセサがトランジスタ
TR5を導通させることによつて拡大される。
(このトランジスタTR5は、直列抵抗鎖VR9,
R17,R16のうちの半固定抵抗VR9と並列
接続されており、2つのコンパレータA4および
A5の正および負入力それぞれに結合されてい
る。) なお、セレクタスイツチSはアナログスイツチ
として作動するものであるが、装置全体の制御は
デジタルで行われる。したがつて、セレクタスイ
ツチSとこのセレクタスイツチSにより選択され
る抵抗およびコンパレータ回路A3を、クロツク
回路を備えそのオーバーフロー出力がトランジス
タTR3のオン/オフを制御する8ステージのプ
リセツタブルカウンタによつて置換してもよい。
この場合、4つの半固定抵抗VR3乃至VR6は
不要であつて、その代りに、10pfおよび50pfコイ
ンに適合され独立した遅延時間を有する制御信号
波が用いられる。また、半固定抵抗VR7および
キヤパシタC4による遅延時間は、前記プリセツ
タブルカウンタによつて、デジタル的に制御され
てもよい。
以上述べてきた回路は、第1の試験(第5図の
位置)において、送信コイル6および受信コイ
ル7間の位相変位の絶対値を検出している。その
代りに、この位相変位の検出は、コインが存在す
るか否かの間の位相比較により相対的になされて
もよい。しかしながらこの場合は、コインがない
ときの位相シフトに関して、その温度変化あるい
は経時変化に対する補正に十分な配慮が必要であ
る。また、コインがないときの位相シフトは、コ
インが第2試験(第5図の位置)にやつてきた
その時に決定されてもよい。このときマイクロプ
ロセサに送られる無コイン位相シフト情報は、第
2の試験結果となる。この試験結果は、さらに追
加されたD形フリツプフロツプによつて、第1試
験手段における無コイン・ゼロクロスが生じるま
で保持される。このゼロクロスの瞬間に、全ての
情報がラツチ回路A1中へクロツク(ラツチ)さ
れる。
以上述べてきた回路の素子の値は、第6図に例
示されている。また、集積回路A1,B1および
Sのピンコネクシヨンも例示されている。ここで
用いられているラツチ回路A1には、テキサス・
インストルメント社のモデル74LS273を使用する
ことができる。また、2つの集積回路B1には、
同社のモデル7493が利用できる。2つの集積回路
B2としては、モトローラ社のモデルMC14013
が、また集積回路Sとしては、同社のモデル
MC14016が適用できる。4つのコンパレータ回
路にはナシヨナル・セミコンダクタ社のモデル
LM339が使用できる。NANDゲートG1にはテ
キサス・インストルメント社のモデル7400が、G
2乃至G4には同社のモデル7410が使用できる。
D形フリツプフロツプFF1乃至FF3にはテキサ
ス・インストルメント社のモデル7474が、インバ
ータI1,I3,I4およびI7には同社のモデ
ル74C14が、その他のインバータには同社のモデ
ル7404が使用できる。4つのコイル1,2,6お
よび7は全て同じものでよく、たとえば、直径15
mmのボビンにφ0.016mmのエナメル線を300回巻い
たものでよい。
[発明の効果] この発明の装置では、送信コイル1から受信コ
イル2へ伝送される電気エネルギ(パルスの振幅
V)がこれらのコイル間を通過するコインの種別
によつて変ることを利用してコインの識別を行な
つている。このエネルギ(振幅)は物理的に相異
なるコインの違いに応じて明確に変化するので、
コイン識別感度を高くできる。
また、この発明の他の装置および方法では、コ
インの試験を2つに分け、第1の試験(位置)
にパスしたコインについて、第1試験の結果にも
とづいて第2の試験(位置)を行なつている。
この場合、第2の試験は第1の試験結果(コイン
のカテゴリ分け)を利用しているので、その試験
内容を単独の試験の場合よりも簡素化しながら、
高精度でコインの識別ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るコイン識別装置を示す
回路構成図、第2図は第1図に示された装置にお
ける要部の波形を例示する波形図、第3図は第2
のコイン識別装置における第1試験手段の基本構
成を示す図、第4図は第3図の要部における波形
図、第5図は第2のコイン識別装置の主要部を示
す斜視図、第6図(第6A図乃至第6D図)は第
2のコイン識別装置の詳細な構成を示す回路図で
ある。 1,6……送信コイル、2,7……受信コイ
ル、3,8……コイン通路、4……トランジス
タ、5……計測手段(第2コイン試験手段)、9
……正弦波発生器、10……位相変位応答手段
(第1コイン試験手段)、11……入口、12……
受入出口、13……拒絶出口、14……チヤネ
ル、15……バツクプレート、16,20……下
端、17……第1傾斜部、18……下降チヤネル
部、18a……延長部、19……阻止板、21…
…第2傾斜部、22,23,25……光学検出
器、24……弾性突出部(一方通行部材)、G1
〜G4……NANDゲート、B1……集積回路
(分周回路)、VR1〜VR9……半固定抵抗、A
1……ラツチ回路、A2…〜A5……コンパレー
タ回路、LED1〜LED3……発光ダイオード、
PT1〜PT3……フオトトランジスタ、I1〜I
9……インバータ、FF1〜FF3,B2……D形
フリツプフロツプ、TR1〜TR6……トランジ
スタ、C3,C4……キヤパシタ、SOL……受
入ソレノイド、S……セレクタスイツチ、Vtx
…矩形波、Vrx……電圧パルス波形、V……電圧
パルス振幅。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コインの通路に配置される受信コイルと;前
    記受信コイルと対向配置され、前記受信コイルの
    前に来た前記コインを介して前記受信コイル側へ
    急変する磁束を与える送信コイルと;前記磁束の
    急変が与えられたあと所定時間が経過するまで前
    記受信コイルを短絡し、この所定時間経過後に前
    記受信コイルの短絡を解除する短絡手段と;前記
    通路の所定位置に前記コインが到達したときに起
    動信号を発生する位置検出手段と:前記短絡解除
    後前記起動信号が発生したときに、前記受信コイ
    ルの短絡解除によつて前記受信コイルに発生する
    電圧パルスの振幅から前記受信コイルに誘導され
    たエネルギを計測する計測手段とを備え、前記送
    信コイルから前記受信コイルへ伝送される磁気エ
    ネルギがこれらのコイルの間を通過するコインの
    種別に応じて変化することを利用して、前記電圧
    パルスの振幅に基づき前記コインの種別を識別す
    るよう構成したことを特徴とするコイン識別装
    置。 2 前記急変する磁束が、前記送信コイルに矩形
    波信号を与えることにより得られることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のコイン識別装
    置。 3 前記位置検出手段が、前記通路の所定位置に
    前記コインが到達したことを光学的に検出する光
    学検出器を備えていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載のコイン識別装
    置。 4 前記起動信号が、前記短絡解除のあと所定時
    間遅れて前記計測手段を作動させるサンプルパル
    スであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第3項のいずれか1項に記載のコイン識別
    装置。 5 前記計測手段が、前記電圧パルスの振幅が所
    定の上限値及び所定の下限値の間に収まるときに
    前記コインの識別用出力を発生することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれ
    か1項に記載のコイン識別装置。 6 コインを所定方向に通過させる通路と; この通路に設けられ、有効な異種コインの表示
    に応じたカテゴリを表すカテゴリ出力を得る第1
    コイン試験手段と; 前記コインを介してコイルへ急変する磁束を伝
    え、この磁束の急変が与えられたあと所定時間が
    経過するまで前記コイルを短絡し、この所定時間
    経過後に前記コイルの短絡を解除し、この短絡解
    除後に前記コイルに発生する電圧パルスの振幅か
    ら前記コイルに誘導された磁気エネルギを計測す
    る第2コイン試験手段とを備え、 前記第1コイン試験手段で得た前記カテゴリ出
    力を用いて、前記電圧パルスの振幅が前記有効な
    コインに対してほぼ一定となるように前記所定時
    間を調整して、 前記電圧パルスの振幅に基づき前記コインの種
    別を識別するよう構成したことを特徴とするコイ
    ン識別装置。 7 前記第1コイン試験手段が、前記通路の両側
    に相対して配設される第1送信コイルおよび第1
    受信コイルと、前記第1送信コイルに交流信号を
    与える交流信号発生器と、前記コインが前記第1
    送信コイルと前記第1受信コイルとの間に配置さ
    れたときに前記第1受信コイルに誘導される前記
    交流信号の位相変位の関数として前記カテゴリ出
    力を提供するカテゴリ出力提供手段とを備えたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載のコ
    イン識別装置。 8 前記第1コイン試験手段が、前記通路に沿つ
    た所定の位置へ前記コインが到達したことに応答
    して前記カテゴリ出力提供手段を作動させる信号
    を発生する検出器を備えたことを特徴とする特許
    請求の範囲第7項に記載のコイン識別装置。 9 前記検出器が、前記コインが前記所定の位置
    へ到達したことを光学的に検出する光学検出器を
    備えていることを特徴とする特許請求の範囲第8
    項に記載のコイン識別装置。 10 前記カテゴリ出力提供手段が、前記第1受
    信コイルに誘導された前記交流信号がゼロレベル
    をクロスするときにその内容がサンプルされるも
    のであつて、所定のクロツクをカウントするカウ
    ンタを備えていることを特徴とする特許請求の範
    囲第7項ないし第9項のいずれかに記載のコイン
    識別装置。 11 前記カテゴリ出力提供手段が、前記位相変
    位の検出値に応じた複数の選択値のうちの1つを
    前記カテゴリ出力に基づいて選択する選択手段を
    備えていることを特徴とする特許請求の範囲第7
    項ないし第10項のいずれかに記載のコイン識別
    装置。 12 前記カテゴリ出力提供手段が、前記位相変
    位の検出値に基づいて前記カテゴリ出力を発生す
    るマイクロプロセサを備えていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第11項に記載のコイン識別装
    置。 13 前記第2コイン試験手段が、コインの通路
    に配置される第2受信コイルと;前記第2受信コ
    イルと対向配置され、前記第2受信コイルの前に
    来た前記コインを介して前記第2受信コイル側へ
    急変する磁束を与える第2送信コイルと;前記磁
    束の急変が与えられたあと所定時間が経過するま
    で前記第2受信コイルを短絡し、この所定時間経
    過後に前記第2受信コイルの短絡を解除する短絡
    手段と;前記通路の所定位置に前記コインが到達
    したときに起動信号を発生する位置検出手段と;
    前記短絡解除後前記起動信号が発生したときに、
    前記第2受信コイルの短絡解除によつて前記第2
    受信コイルに発生する電圧パルスの振幅から前記
    第2受信コイルに誘導されたエネルギを計測する
    計測手段とを備え、前記第2送信コイルから前記
    第2受信コイルへ伝送される磁気エネルギがこれ
    らのコイルの間を通過するコインの種別に応じて
    変化することを利用して、前記電圧パルスの振幅
    に基づき前記コインの種別を識別するよう構成し
    たことを特徴とする特許請求の範囲第7項ないし
    第12項のいずれかに記載のコイン識別装置。 14 前記磁束の急変が与えられたあとの前記所
    定時間がアナログ回路によつて調整されることを
    特徴とする特許請求の範囲第13項に記載のコイ
    ン識別装置。 15 前記磁束の急変が与えられたあとの前記所
    定時間がデジタル回路によつて調整されることを
    特徴とする特許請求の範囲第13項に記載のコイ
    ン識別装置。 16 前記第1コイン試験手段が、前記コインが
    存在しないときの前記位相変位と前記コインが存
    在するときの前記位相変位とを比較する手段を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第7項ないし
    第15項のいずれかに記載のコイン識別装置。 17 前記コインの通路において前記第2コイン
    試験手段の後に配設されるものであつて、前記コ
    インを一方通行させる部材と;この部材の所を前
    記コインが通過したことを検出する検出器とを備
    えたことを特徴とする特許請求の範囲第6項ない
    し第16項のいずれかに記載のコイン識別装置。 18 有効な異種コインの表示に応じたカテゴリ
    を表すカテゴリ出力を得る第1試験工程と; 前記第1試験工程を経たコインについて、この
    コインを介して受信コイルへ急変する磁束を伝
    え、この磁束の急変が与えられたあと所定時間が
    経過するまで前記受信コイルを短絡し、この所定
    時間経過後に前記受信コイルの短絡を解除し、こ
    の短絡解除後に前記受信コイルに発生する電圧パ
    ルスの振幅から前記受信コイルに誘導された磁気
    エネルギを計測する第2試験工程とを備え、 前記第1試験工程で得た前記カテゴリ出力を用
    いて、前記電圧パルスの振幅が前記有効なコイン
    に対してほぼ一定となるように前記所定時間を調
    整して、 前記電圧パルスの振幅に基づき前記コインの種
    別を識別するよう構成したことを特徴とするコイ
    ン識別方法。
JP1827279A 1978-02-18 1979-02-19 Coin discriminator Granted JPS54126100A (en)

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JP2003085612A (ja) * 2001-09-12 2003-03-20 Japan Cash Machine Co Ltd 硬貨識別装置

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DE2905828C2 (ja) 1988-11-24
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