JPS6346426B2 - - Google Patents
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- JPS6346426B2 JPS6346426B2 JP55170593A JP17059380A JPS6346426B2 JP S6346426 B2 JPS6346426 B2 JP S6346426B2 JP 55170593 A JP55170593 A JP 55170593A JP 17059380 A JP17059380 A JP 17059380A JP S6346426 B2 JPS6346426 B2 JP S6346426B2
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 7
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 5
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- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は複写機において上面にトナー像が形成
された複写紙をオーブン構成の加熱定着装置に通
して、上記トナー像を加熱定着する装置にかか
り、特に定着装置の安全性を高めた定着装置に関
する。
された複写紙をオーブン構成の加熱定着装置に通
して、上記トナー像を加熱定着する装置にかか
り、特に定着装置の安全性を高めた定着装置に関
する。
従来、オーブン式の加熱定着装置を有した複写
機において、複写紙の紙詰まりを検知する手段を
設け、この検知手段の検知信号に基き、定着装置
の熱源の電源をOFFにすると共に定着装置を複
写紙の搬送路より遠のけ開放する機構を備えてい
る。これは、複写紙の紙詰まり時、定着装置の熱
源をOFFしなければ、複写紙が発煙又は発火し
大変危険である。しかも、熱源をOFFにしただ
けでは、定着装置内は、高温状態から急に低温状
態へ移行しないため、複写紙の焦げや発煙が生じ
る危険が残る。そのため上述の如く、定着装置を
開放することで定着装置内に外部の冷えた空気を
入れることで、冷却でき、しかも複写紙面より遠
のくため、複写紙の焦げ、発煙そして発火を防止
するのに大きな効果を奏する。又、定着装置の開
放により、詰まつた複写紙の除去も容易となる。
機において、複写紙の紙詰まりを検知する手段を
設け、この検知手段の検知信号に基き、定着装置
の熱源の電源をOFFにすると共に定着装置を複
写紙の搬送路より遠のけ開放する機構を備えてい
る。これは、複写紙の紙詰まり時、定着装置の熱
源をOFFしなければ、複写紙が発煙又は発火し
大変危険である。しかも、熱源をOFFにしただ
けでは、定着装置内は、高温状態から急に低温状
態へ移行しないため、複写紙の焦げや発煙が生じ
る危険が残る。そのため上述の如く、定着装置を
開放することで定着装置内に外部の冷えた空気を
入れることで、冷却でき、しかも複写紙面より遠
のくため、複写紙の焦げ、発煙そして発火を防止
するのに大きな効果を奏する。又、定着装置の開
放により、詰まつた複写紙の除去も容易となる。
しかしながら、従来の定着装置は上述の如く複
写機の動作中のトラブル、即ち紙詰まりには開放
されるものの、複写動作中に停電した場合、又は
不用意に電源をOFFにした場合、開放用の駆動
部に通電されなくなるため開放されず、定着装置
に複写紙が進入していれば、発火等を防止するこ
とができなかつた。
写機の動作中のトラブル、即ち紙詰まりには開放
されるものの、複写動作中に停電した場合、又は
不用意に電源をOFFにした場合、開放用の駆動
部に通電されなくなるため開放されず、定着装置
に複写紙が進入していれば、発火等を防止するこ
とができなかつた。
本発明は上述の問題点に鑑み成されたもので、
停電等により複写機への電源供給が停止された場
合でも、定着装置を開放することのできる定着装
置を提供するものである。
停電等により複写機への電源供給が停止された場
合でも、定着装置を開放することのできる定着装
置を提供するものである。
又、本発明は定着装置を複写紙があるかないか
を検知し開放するものである。
を検知し開放するものである。
以下図面に従つて本発明の定着装置を詳細に説
明する。
明する。
第1図及び第2図は本発明の開放機構を有した
定着装置の具体例を示す斜視図である。定着装置
1は、熱源を有した上ユニツト1a及び熱源を有
した下ユニツト1bとを対向して設け、各ユニツ
トとの間に複写紙2を通す搬送路を形成してい
る。上ユニツト1aは複写紙2の搬送方向を軸方
向とした軸3に、一側端が軸支され回動自在に設
けられており、下ユニツト1bはその位置に固定
されている。又、上ユニツト1aは、軸3と反対
側に、上ユニツト1aを常に上方向に開放しよう
とするスプリング4が、取付けられている。又、
上ユニツト1aの一側端には上ユニツト1aを第
1図に示す位置に保持させるための突起5が固着
されている。上記突起5には対応して支軸6を中
心に回転可能な拘止材7が設けられている。拘止
材7はスプリング8にて反時計方向に付勢され、
突起5に係止し、上ユニツト1aを第1図の状態
に保持している。又、拘止材7はスプリング8に
抗してソレノイド9の動作杆10が連結されてお
り、ソレノイド9が通電されることで突起5との
係止状態が解除される。この時、上ユニツト1a
はスプリング4の引張力により軸3を中心に回動
され、開放する(第2図の状態)。
定着装置の具体例を示す斜視図である。定着装置
1は、熱源を有した上ユニツト1a及び熱源を有
した下ユニツト1bとを対向して設け、各ユニツ
トとの間に複写紙2を通す搬送路を形成してい
る。上ユニツト1aは複写紙2の搬送方向を軸方
向とした軸3に、一側端が軸支され回動自在に設
けられており、下ユニツト1bはその位置に固定
されている。又、上ユニツト1aは、軸3と反対
側に、上ユニツト1aを常に上方向に開放しよう
とするスプリング4が、取付けられている。又、
上ユニツト1aの一側端には上ユニツト1aを第
1図に示す位置に保持させるための突起5が固着
されている。上記突起5には対応して支軸6を中
心に回転可能な拘止材7が設けられている。拘止
材7はスプリング8にて反時計方向に付勢され、
突起5に係止し、上ユニツト1aを第1図の状態
に保持している。又、拘止材7はスプリング8に
抗してソレノイド9の動作杆10が連結されてお
り、ソレノイド9が通電されることで突起5との
係止状態が解除される。この時、上ユニツト1a
はスプリング4の引張力により軸3を中心に回動
され、開放する(第2図の状態)。
上述の如き構成の定着装置において、複写機が
正常に動作していれば、ソレノイド9は通電され
ることがないことから、第1図の状態が維持され
る。そこで、搬送される複写紙2が定着装置1内
で、紙詰まりを起こした場合、それを検知する手
段からの信号に基き、ソレノイド駆動回路が閉成
し、ソレノイド9が通電される。これと同時に定
着装置1の上下ユニツトの熱電への電源がOFF
となる。これにより、ソレノイド9の動作杆10
が第2図の如く矢印方向に吸引され拘止材7は時
計方向に回転されて、突起5との係止が解かれ
る。従つて、上ユニツト1aはスプリング4の引
張力により開放される。その後、ソレノイド9の
通電が解除されると拘止材7は元の状態に復帰す
る。この復帰後、複写紙2の除去が終了すれば、
上ユニツト1aを押し下げて突起5を拘止材7に
係止させれば第1図の状態に維持される。
正常に動作していれば、ソレノイド9は通電され
ることがないことから、第1図の状態が維持され
る。そこで、搬送される複写紙2が定着装置1内
で、紙詰まりを起こした場合、それを検知する手
段からの信号に基き、ソレノイド駆動回路が閉成
し、ソレノイド9が通電される。これと同時に定
着装置1の上下ユニツトの熱電への電源がOFF
となる。これにより、ソレノイド9の動作杆10
が第2図の如く矢印方向に吸引され拘止材7は時
計方向に回転されて、突起5との係止が解かれ
る。従つて、上ユニツト1aはスプリング4の引
張力により開放される。その後、ソレノイド9の
通電が解除されると拘止材7は元の状態に復帰す
る。この復帰後、複写紙2の除去が終了すれば、
上ユニツト1aを押し下げて突起5を拘止材7に
係止させれば第1図の状態に維持される。
以上の様な方法で、定着装置1内での紙詰り時
に、紙詰り検知手段よりこれを検知し、定着装置
1の熱源用の電源をOFFすると共に、定着装置
1(上ユニツト1a)を開放し、複写紙2の焼
損,発火あるいは発煙を防止している。
に、紙詰り検知手段よりこれを検知し、定着装置
1の熱源用の電源をOFFすると共に、定着装置
1(上ユニツト1a)を開放し、複写紙2の焼
損,発火あるいは発煙を防止している。
ところが、停電、又は複写機の動作中に誤まつ
て電源を切つた場合などは、上述の上ユニツト1
aの開放用ソレノイド9を付勢させる電源も切れ
る。そのため、上ユニツト1aを開放することが
できない。よつて、複写紙2が定着装置1内に停
止したときなど、前述の如く、焦げや発煙あるい
はときとして発火を防ぐことができなくなる。
て電源を切つた場合などは、上述の上ユニツト1
aの開放用ソレノイド9を付勢させる電源も切れ
る。そのため、上ユニツト1aを開放することが
できない。よつて、複写紙2が定着装置1内に停
止したときなど、前述の如く、焦げや発煙あるい
はときとして発火を防ぐことができなくなる。
本発明は、停電あるいは複写機の複写中に誤ま
つて電源を切つたときにおいても、上ユニツト1
aの開放用ソレノイド9等に電力を供給して、上
ユニツト1aを開放する装置を提供するものであ
る。
つて電源を切つたときにおいても、上ユニツト1
aの開放用ソレノイド9等に電力を供給して、上
ユニツト1aを開放する装置を提供するものであ
る。
次に、本発明を一実施例に従つて説明する。第
3図は本発明の一実施例の回路図で、通常複写機
で使用する直流安定化電源出力端子と、複写機内
のDC24Vで駆動される負荷との間に本発明を実
現する回路を組入れたものである。
3図は本発明の一実施例の回路図で、通常複写機
で使用する直流安定化電源出力端子と、複写機内
のDC24Vで駆動される負荷との間に本発明を実
現する回路を組入れたものである。
図において、A.C.100Vの商用電源とトランス
Tとの間に主電源スイツチ11を接続しており、
トランスTの一次コイルと並列にリレーコイル1
2が接続されている。トランスTの二次コイルに
は全波整流器13が接続され、電源安定化回路1
4を介して複写機内の制御回路、駆動部15等
へ、例えば直流24Vの電源を供給している。電源
安定化回路14からの24V出力ラインには、リレ
ーコイル12のリレー接点12Aが接続されてお
り、リレーコイル12に通電されると、リレー接
点12Aはb接点に倒れ、このb接点に+24Vラ
インが接続されている。又、リレー接点12Aは
リレーコイル12に通電されない場合、a接点に
倒れる。リレー接点12Aと電源安定化回路14
との間には先述したソレノイド9の一端部が接続
され、他端部はスイツチング用トランジスタ16
を介して0Vラインに接続されている。トランジ
スタ16は、ベースに定着装置1等に紙詰まりが
生じたのを検知して、“H”信号を出力するジヤ
ム出力端子JSが、抵抗R3を介してベースに入力
し、トランジスタ17のエミツタトランジスタ1
6のベースにを接続している。又トランジスタ1
7は、コレクタを上記トランジスタ16のコレク
タに接続している。更にトランジスタ17のベー
スは、抵抗R2を介して0Vラインに接続されると
共に、後述するメモリーリレーコイル18のリレ
ー接点18Bの接点cに抵抗R1を介して接続さ
れている。メモリーリレー接点18Bのもう一つ
の接点dは抵抗R4を介して0Vラインに接続され
ており、上記リレー接点12Aの接点aとリレー
接点18Bの動作片が接続されている。メモリー
リレー接点18Bは、メモリーリレーコイル18
に流れる電流の方向で、倒れる方向が変わり、コ
イル18に電流が流れなくとも以前の状態を維持
する。
Tとの間に主電源スイツチ11を接続しており、
トランスTの一次コイルと並列にリレーコイル1
2が接続されている。トランスTの二次コイルに
は全波整流器13が接続され、電源安定化回路1
4を介して複写機内の制御回路、駆動部15等
へ、例えば直流24Vの電源を供給している。電源
安定化回路14からの24V出力ラインには、リレ
ーコイル12のリレー接点12Aが接続されてお
り、リレーコイル12に通電されると、リレー接
点12Aはb接点に倒れ、このb接点に+24Vラ
インが接続されている。又、リレー接点12Aは
リレーコイル12に通電されない場合、a接点に
倒れる。リレー接点12Aと電源安定化回路14
との間には先述したソレノイド9の一端部が接続
され、他端部はスイツチング用トランジスタ16
を介して0Vラインに接続されている。トランジ
スタ16は、ベースに定着装置1等に紙詰まりが
生じたのを検知して、“H”信号を出力するジヤ
ム出力端子JSが、抵抗R3を介してベースに入力
し、トランジスタ17のエミツタトランジスタ1
6のベースにを接続している。又トランジスタ1
7は、コレクタを上記トランジスタ16のコレク
タに接続している。更にトランジスタ17のベー
スは、抵抗R2を介して0Vラインに接続されると
共に、後述するメモリーリレーコイル18のリレ
ー接点18Bの接点cに抵抗R1を介して接続さ
れている。メモリーリレー接点18Bのもう一つ
の接点dは抵抗R4を介して0Vラインに接続され
ており、上記リレー接点12Aの接点aとリレー
接点18Bの動作片が接続されている。メモリー
リレー接点18Bは、メモリーリレーコイル18
に流れる電流の方向で、倒れる方向が変わり、コ
イル18に電流が流れなくとも以前の状態を維持
する。
一方、リレー接点12Aと複写機内の回路15
との間には、抵抗R5,R6の一端が夫々接続され、
この抵抗R5及びR6の他端間にメモリーリレーコ
イル18を接続している。メモリーリレーコイル
18の一端は、定着装置1内に複写紙2が在るか
否かを検知する検知部からの、複写紙2の“有”
を示す出力端子MR―Sに接続され、他端は、複
写紙2の“無”を示す出力端子MR―Rに接続さ
れている。つまり、検知部が複写紙2の“有”を
検知にすれば、出力端子MR―Sが“L”レベル
に落ち、抵抗R6を介してメモリーリレーコイル
18に矢印S方向に電流が流れる。この時、メモ
リーリレー接点18Bは、接点c側に倒れ、上記
コイル18に矢印R方向に電流が流れるその状態
を維持する。
との間には、抵抗R5,R6の一端が夫々接続され、
この抵抗R5及びR6の他端間にメモリーリレーコ
イル18を接続している。メモリーリレーコイル
18の一端は、定着装置1内に複写紙2が在るか
否かを検知する検知部からの、複写紙2の“有”
を示す出力端子MR―Sに接続され、他端は、複
写紙2の“無”を示す出力端子MR―Rに接続さ
れている。つまり、検知部が複写紙2の“有”を
検知にすれば、出力端子MR―Sが“L”レベル
に落ち、抵抗R6を介してメモリーリレーコイル
18に矢印S方向に電流が流れる。この時、メモ
リーリレー接点18Bは、接点c側に倒れ、上記
コイル18に矢印R方向に電流が流れるその状態
を維持する。
又、上記検知部であるが第4図を参照に一具体
例を説明する。定着装置1の前後方部に複写紙の
進入が排紙を検知するマイクロスイツチ19,2
0を設けている。今、複写紙2がマイクロスイツ
チ19にてその先端が検知され、更に進入し、後
端が検知されるまでに後方マイクロスイツチ19
に先端が検知される配置構造であれば、上記両マ
イクロスイツチ19,20のオア出力の有無によ
り複写紙2が定着装置に有るか否かが判別でき
る。そして、マイクロスイツチ19が複写紙の先
端を検知した時点より、タイマーを作動させこの
タイマーの設定時間後に、この複写紙の先端が後
方のマイクロスイツチ20にて検知されなければ
定着装置1内での複写紙の紙詰まりとして判断さ
れ、上述のジヤム出力端子JSに“H”信号を出
力する。つまりジヤム検知が行われる。又、複写
紙2の検知の場合、複写紙2の先端がマイクロス
イツチ19をONする状態から、複写紙2の後端
がマイクロスイツチ20をOFFする状態までの
間にあるとき、タイマー回路等を用い複写紙2が
熱定着装置1内に至るものと判定してもよい。こ
れによれば複写紙サイズが異なる場合、両マイク
ロスイツチ19,20が共にOFFとなつた時に
複写紙2が定着装置1内に全て進入した場合を
も、検知できる。上記の複写紙2の有無の検知及
びジヤム検知等は一具体例を示したもので、本発
明はこの検知に限定されるものでなく、他の検知
によるものでも当然適用できる。
例を説明する。定着装置1の前後方部に複写紙の
進入が排紙を検知するマイクロスイツチ19,2
0を設けている。今、複写紙2がマイクロスイツ
チ19にてその先端が検知され、更に進入し、後
端が検知されるまでに後方マイクロスイツチ19
に先端が検知される配置構造であれば、上記両マ
イクロスイツチ19,20のオア出力の有無によ
り複写紙2が定着装置に有るか否かが判別でき
る。そして、マイクロスイツチ19が複写紙の先
端を検知した時点より、タイマーを作動させこの
タイマーの設定時間後に、この複写紙の先端が後
方のマイクロスイツチ20にて検知されなければ
定着装置1内での複写紙の紙詰まりとして判断さ
れ、上述のジヤム出力端子JSに“H”信号を出
力する。つまりジヤム検知が行われる。又、複写
紙2の検知の場合、複写紙2の先端がマイクロス
イツチ19をONする状態から、複写紙2の後端
がマイクロスイツチ20をOFFする状態までの
間にあるとき、タイマー回路等を用い複写紙2が
熱定着装置1内に至るものと判定してもよい。こ
れによれば複写紙サイズが異なる場合、両マイク
ロスイツチ19,20が共にOFFとなつた時に
複写紙2が定着装置1内に全て進入した場合を
も、検知できる。上記の複写紙2の有無の検知及
びジヤム検知等は一具体例を示したもので、本発
明はこの検知に限定されるものでなく、他の検知
によるものでも当然適用できる。
更に本発明の大きな特徴である。停電時又は主
電源スイツチ11がOFFになつた場合、定着装
置1の上ユニツト1aを開放するソレノイド9へ
電源を供給するための充電部21が、全波整流器
13の出力部に並列接続されている。この充電部
21は、ソレノイド9に充分な電流を流すことの
できる充電容量を有したコンデンサで構成されて
いる。
電源スイツチ11がOFFになつた場合、定着装
置1の上ユニツト1aを開放するソレノイド9へ
電源を供給するための充電部21が、全波整流器
13の出力部に並列接続されている。この充電部
21は、ソレノイド9に充分な電流を流すことの
できる充電容量を有したコンデンサで構成されて
いる。
以上の様な回路構成において、主電源11を
ONすれば、リレーコイル12に電流が流れ、リ
レー接点12Aが接点b側に倒れることから、複
写機内の回路15に直流24Vの電源が供給され
る。これにより、プリントスイツチ等の押圧に従
つて複写動作が開始し、上面にトナー像が形成さ
れた複写紙2が定着装置1へと搬送されてくる。
複写紙2が正常に搬送されているならば、ジヤム
信号が出力されないのでトランジスタ17のベー
スは“L”(0)レベルであるため、OFFのまま
で、ソレノイド9には通電されない。しかも、定
着装置1に複写紙2が存在する場合、HR―Sが
“L”レベルとなりメモリーリレーコイル18に
S方向に電流が流れ、リレー接点18Bは接点c
側に倒れるものの、リレー接点12Aのa接点が
開放状態にあるため、トランジスタ17はOFF
のままである。ただし、出力端子JSにジヤム検
知信号“H”が出力されてくれば、トランジスタ
17がONし、トランジスタ16はベースが
“H”レベルになるためONし、ソレノイド9に
通電が行われる。従つて、第2図の如く上ユニツ
ト1aが開放され複写紙2が発火等を防止する。
ONすれば、リレーコイル12に電流が流れ、リ
レー接点12Aが接点b側に倒れることから、複
写機内の回路15に直流24Vの電源が供給され
る。これにより、プリントスイツチ等の押圧に従
つて複写動作が開始し、上面にトナー像が形成さ
れた複写紙2が定着装置1へと搬送されてくる。
複写紙2が正常に搬送されているならば、ジヤム
信号が出力されないのでトランジスタ17のベー
スは“L”(0)レベルであるため、OFFのまま
で、ソレノイド9には通電されない。しかも、定
着装置1に複写紙2が存在する場合、HR―Sが
“L”レベルとなりメモリーリレーコイル18に
S方向に電流が流れ、リレー接点18Bは接点c
側に倒れるものの、リレー接点12Aのa接点が
開放状態にあるため、トランジスタ17はOFF
のままである。ただし、出力端子JSにジヤム検
知信号“H”が出力されてくれば、トランジスタ
17がONし、トランジスタ16はベースが
“H”レベルになるためONし、ソレノイド9に
通電が行われる。従つて、第2図の如く上ユニツ
ト1aが開放され複写紙2が発火等を防止する。
次に、複写動作中に停止又は電源スイツチ11
が不用意にOFFされた場合の作用について説明
する。複写動作中に停電又は主電源スイツチ11
がOFFすれば、リレーコイル12の作用が停止
し、そのリレー接点12Aは接点a側に倒れ、複
写機内の回路15への電源供給が停止され、複写
動作が途中で停止する。この場合、複写紙2が定
着装置1に無ければ端子MR―Rが“L”とな
る。そして、メモリーリレーコイル18はR方向
に電流が流れ、電源が供給されなくなる以前にリ
レー接点18Bは接点d側に倒れ、その状態が維
持されている。そのため、充電用のコンデンサ2
1の充電電圧は、リレー12A、リレー18Bの
接点a,dを通り抵抗R4を介して放電されるだ
けで、ソレノイド9は作動せず定着装置1の上ユ
ニツト1aは開放されることはない。
が不用意にOFFされた場合の作用について説明
する。複写動作中に停電又は主電源スイツチ11
がOFFすれば、リレーコイル12の作用が停止
し、そのリレー接点12Aは接点a側に倒れ、複
写機内の回路15への電源供給が停止され、複写
動作が途中で停止する。この場合、複写紙2が定
着装置1に無ければ端子MR―Rが“L”とな
る。そして、メモリーリレーコイル18はR方向
に電流が流れ、電源が供給されなくなる以前にリ
レー接点18Bは接点d側に倒れ、その状態が維
持されている。そのため、充電用のコンデンサ2
1の充電電圧は、リレー12A、リレー18Bの
接点a,dを通り抵抗R4を介して放電されるだ
けで、ソレノイド9は作動せず定着装置1の上ユ
ニツト1aは開放されることはない。
しかしながら、定着装置1内に複写紙2を検知
すれば、出力端子MR―Sが“L”レベルとな
り、メモリーリレーコイル18は矢印S方向に電
流が流れリレー接点18Bは接点c側に倒れてお
り、その状態を維持している。そのため、リレー
接点12Aが接点a側に倒れると同時に、コンデ
ンサ21の充電電圧は、トランジスタ17のベー
スに供給されトランジスタ17をONさせると共
にトランジスタ16ををONさせ、ソレノイド9
を介して放電される。この時、ソレノイド9は、
作動杆10を吸引し拘止材7と突起5との係止を
解く。従つて、定着装置1の上ユニツト1aは、
スプリング4の作用により開放される。
すれば、出力端子MR―Sが“L”レベルとな
り、メモリーリレーコイル18は矢印S方向に電
流が流れリレー接点18Bは接点c側に倒れてお
り、その状態を維持している。そのため、リレー
接点12Aが接点a側に倒れると同時に、コンデ
ンサ21の充電電圧は、トランジスタ17のベー
スに供給されトランジスタ17をONさせると共
にトランジスタ16ををONさせ、ソレノイド9
を介して放電される。この時、ソレノイド9は、
作動杆10を吸引し拘止材7と突起5との係止を
解く。従つて、定着装置1の上ユニツト1aは、
スプリング4の作用により開放される。
尚、メモリーリレー接点18B内の接点dをな
くして、接点c側と常時接続させることにより、
電源がOFFされれば必ず定着装置1の上ユニツ
ト1aが開放する様に為しても構わない。
くして、接点c側と常時接続させることにより、
電源がOFFされれば必ず定着装置1の上ユニツ
ト1aが開放する様に為しても構わない。
以上説明した様に、従来、紙詰り時のみ、定着
装置開放用ソレノイドに通電することにより、定
着装置を開放していたものを、本発明によれば、
それに加えて、複写動作中の停電や誤つて電源を
切つたときにも、回路内の充電部(コンデンサ
ー)の充電分の電力を利用することにより、定着
装置開放用ソレノイドに通電して、定着装置を開
放するもので、複写動作中に電源が切れたが為
に、複写紙の定着装置内での焦げ、発煙ときには
発火という異常事態を防止でき、不可欠のものと
言える。
装置開放用ソレノイドに通電することにより、定
着装置を開放していたものを、本発明によれば、
それに加えて、複写動作中の停電や誤つて電源を
切つたときにも、回路内の充電部(コンデンサ
ー)の充電分の電力を利用することにより、定着
装置開放用ソレノイドに通電して、定着装置を開
放するもので、複写動作中に電源が切れたが為
に、複写紙の定着装置内での焦げ、発煙ときには
発火という異常事態を防止でき、不可欠のものと
言える。
又、複写紙の有無検知によりソレノイドに通電
を行うものであるから、定着装置を複写紙が有る
時のみ開放されるので、複写機の復帰を早めるこ
とができる。
を行うものであるから、定着装置を複写紙が有る
時のみ開放されるので、複写機の復帰を早めるこ
とができる。
第1図及び第2図は本発明にかかる定着装置の
開放機構の一具体例を示す斜視図であつて、第1
図は定常状態を、第2図は開放状態を示すもの
で、第3図は本発明における定着装置の開放制御
を行うための一例を示す回路構成図、第4図は本
発明にかかる定着装置内での複写紙の有無を検知
する一具体例を説明するために供する側面図であ
る。 1…定着装置、1a,1b…熱源を有した上下
ユニツト、2…複写紙、4…スプリング、5…突
起、7…拘止材、9…ソレノイド、10…作動
杆、11…主電源スイツチ、12…リレーコイ
ル、12A…リレー接点、16,17…スイツチ
ング用トランジスタ、18…メモリーリレーコイ
ル、18B…メモリーリレー接点、19,20…
複写紙検知用マイクロスイツチ、21…充電用コ
ンデンサ。
開放機構の一具体例を示す斜視図であつて、第1
図は定常状態を、第2図は開放状態を示すもの
で、第3図は本発明における定着装置の開放制御
を行うための一例を示す回路構成図、第4図は本
発明にかかる定着装置内での複写紙の有無を検知
する一具体例を説明するために供する側面図であ
る。 1…定着装置、1a,1b…熱源を有した上下
ユニツト、2…複写紙、4…スプリング、5…突
起、7…拘止材、9…ソレノイド、10…作動
杆、11…主電源スイツチ、12…リレーコイ
ル、12A…リレー接点、16,17…スイツチ
ング用トランジスタ、18…メモリーリレーコイ
ル、18B…メモリーリレー接点、19,20…
複写紙検知用マイクロスイツチ、21…充電用コ
ンデンサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複写紙上に形成されたトナー像の加熱定着を
行う定着装置を、複写紙の紙詰り検知に基き電源
をOFFにすると同時に複写紙搬送路面より遠の
け開放する機構を備えた複写機の定着装置におい
て、上記定着装置を開放する機構の駆動部へ上記
紙詰まり検知信号により通電するスイツチング手
段と、上記駆動部への電源供給部に接続され電源
OFF時に電力を供給する充電部と、複写機本体
への電源供給の停止時上記充電部の電力を上記ス
イツチング手段を介して供給し駆動部を通電する
制御部とを備え、電源のOFF時にも定着装置を
開放することを特徴とする複写機の定着装置。 2 制御部は定着装置内の複写紙有無を検知する
検知部を有し、複写紙の“有”を検知した際に駆
動部を通電することを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の複写機の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55170593A JPS5793376A (en) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | Fixing device for copying machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55170593A JPS5793376A (en) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | Fixing device for copying machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5793376A JPS5793376A (en) | 1982-06-10 |
JPS6346426B2 true JPS6346426B2 (ja) | 1988-09-14 |
Family
ID=15907706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55170593A Granted JPS5793376A (en) | 1980-12-02 | 1980-12-02 | Fixing device for copying machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5793376A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510418U (ja) * | 1991-04-30 | 1993-02-09 | 前結びきの和装学苑株式会社 | 前 板 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001056605A (ja) * | 1999-08-19 | 2001-02-27 | Katsuragawa Electric Co Ltd | 非磁性一成分現像装置 |
CA2383475C (en) | 1999-08-19 | 2006-03-21 | Katsuragawa Denki Kabushiki Kaisha | Developing device |
-
1980
- 1980-12-02 JP JP55170593A patent/JPS5793376A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0510418U (ja) * | 1991-04-30 | 1993-02-09 | 前結びきの和装学苑株式会社 | 前 板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5793376A (en) | 1982-06-10 |
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