JPS6346314A - 過給ボイラ−の構造 - Google Patents
過給ボイラ−の構造Info
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- JPS6346314A JPS6346314A JP18883786A JP18883786A JPS6346314A JP S6346314 A JPS6346314 A JP S6346314A JP 18883786 A JP18883786 A JP 18883786A JP 18883786 A JP18883786 A JP 18883786A JP S6346314 A JPS6346314 A JP S6346314A
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- Japan
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- air
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- air supply
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Landscapes
- Air Supply (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
この発明は、過給ボイラーの構造に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、排気タービンでブロワ−を駆動するようにしたタ
ーボチャージャーにて、ボイラーへの過給気を行い、高
圧の燃焼ガスを発生させて、輻射率を高め、かつ、同ガ
スの流速を高めて熱伝達率を高めることにより、ボイラ
ーの小形化、高効率化を図ったものがあり、過去に舶用
として、ベロツクスポイラ−、フォスターボイラー等の
名称で製造され、我が国においても船研式等のものが製
造されていた。
ーボチャージャーにて、ボイラーへの過給気を行い、高
圧の燃焼ガスを発生させて、輻射率を高め、かつ、同ガ
スの流速を高めて熱伝達率を高めることにより、ボイラ
ーの小形化、高効率化を図ったものがあり、過去に舶用
として、ベロツクスポイラ−、フォスターボイラー等の
名称で製造され、我が国においても船研式等のものが製
造されていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点しかしながら、
これらは、大型の始動用ブースターファンを要し、当時
のターボチャージャーは低速であったため充分に小形化
することができず、また、耐久性、保守、取扱い、構造
、価格等の面で問題があった。
これらは、大型の始動用ブースターファンを要し、当時
のターボチャージャーは低速であったため充分に小形化
することができず、また、耐久性、保守、取扱い、構造
、価格等の面で問題があった。
ところが、最近では、自動車等のエンジン用としてセラ
ミックス等の新素材及びフローティング軸受等を用いた
小型で高速のターボチャージャーが製造されるようにな
り、このターボチャージャーを用いた過給ボイラーが考
えられたが、始動の際、ブースターファンから同ボイラ
ーへの給気を、従来構造と同様にターボチャージャーの
ブロワ−を経由して行う時は、ブロワ−が小型であるた
め内部通路が狭小で抵抗が大きく圧損が大きいため、藁
圧高出力のブースターファンを必要とする欠点があった
。
ミックス等の新素材及びフローティング軸受等を用いた
小型で高速のターボチャージャーが製造されるようにな
り、このターボチャージャーを用いた過給ボイラーが考
えられたが、始動の際、ブースターファンから同ボイラ
ーへの給気を、従来構造と同様にターボチャージャーの
ブロワ−を経由して行う時は、ブロワ−が小型であるた
め内部通路が狭小で抵抗が大きく圧損が大きいため、藁
圧高出力のブースターファンを必要とする欠点があった
。
(ニ) 問題点を解決するための手段
この発明では、排気タービンにてブロワ−を駆動して過
給気を行うべく構成したターボチャージャーを装備した
過給ボイラーにおいて、始動用のブースターファンと同
ボイラーの燃焼室との間に、ターボチャージャーのブロ
ワ−を介在させた間接給気ダクトと、ブースターファン
を直接燃焼室に連通させた直接給気ダク1−との二通り
の給気ダクトを併設し給気ダクトには逆止弁等の止弁を
設けたことを特徴とする過給ボイラーのgi造を提供せ
んとするものである。
給気を行うべく構成したターボチャージャーを装備した
過給ボイラーにおいて、始動用のブースターファンと同
ボイラーの燃焼室との間に、ターボチャージャーのブロ
ワ−を介在させた間接給気ダクトと、ブースターファン
を直接燃焼室に連通させた直接給気ダク1−との二通り
の給気ダクトを併設し給気ダクトには逆止弁等の止弁を
設けたことを特徴とする過給ボイラーのgi造を提供せ
んとするものである。
(ポ) 作用・効果
この発明によれば、始動の際、ブースターファンからの
給気を、直接空気ダクトを介して、同ボイラーの給気口
に送入することを可能とした構造であるから、ブロワ−
での圧損がなく、小型、低出力のブースターファンでも
過給ボイラーの始動を行うことができ、しかも、この始
動時の運転は、殆ど通常の非過給ボイラーと同様の運転
状態であるため、取扱いが容易であり、また、ボイラー
が正規の過給運転になるまでの立上り時間も短縮される
という効果を奏する。
給気を、直接空気ダクトを介して、同ボイラーの給気口
に送入することを可能とした構造であるから、ブロワ−
での圧損がなく、小型、低出力のブースターファンでも
過給ボイラーの始動を行うことができ、しかも、この始
動時の運転は、殆ど通常の非過給ボイラーと同様の運転
状態であるため、取扱いが容易であり、また、ボイラー
が正規の過給運転になるまでの立上り時間も短縮される
という効果を奏する。
(へ) 実施例
この発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、(A)
は過給ボイラーを示し、同ボイラー(A)は、ボイラ一
本体(B)と、ターボチャージャー(C)、燃料袋ff
(p)及び始動用のブースターファン(E)によって構
成されている。
は過給ボイラーを示し、同ボイラー(A)は、ボイラ一
本体(B)と、ターボチャージャー(C)、燃料袋ff
(p)及び始動用のブースターファン(E)によって構
成されている。
ボイラ一本体(B)は、缶体(1)の内部に燃焼室(2
)を設けて、同燃焼室(2)の一端を缶体(1)の外部
に臨ませ、同端部に主バーナ−(3)を配設して燃料袋
r!t(D)と接続し、同バーナー(3)と対向した燃
焼室(2)の内側壁に、」三方に立ち上った煙道(4)
の下端を連通させ、同上端に細管多数を水平に並設して
構成した第一次伝熱管(5)の一端を連通させ、同他端
を缶体(1)の外部に配設した補助燃焼室(6)を介し
てターボチャージャ−(C)の排気タービン(7)に連
通させている。
)を設けて、同燃焼室(2)の一端を缶体(1)の外部
に臨ませ、同端部に主バーナ−(3)を配設して燃料袋
r!t(D)と接続し、同バーナー(3)と対向した燃
焼室(2)の内側壁に、」三方に立ち上った煙道(4)
の下端を連通させ、同上端に細管多数を水平に並設して
構成した第一次伝熱管(5)の一端を連通させ、同他端
を缶体(1)の外部に配設した補助燃焼室(6)を介し
てターボチャージャ−(C)の排気タービン(7)に連
通させている。
また、排気タービン(7)は、缶体(1)の内部上方に
配設した分配管(8)と連通しており、同分配管(8)
は略U字形状に形成した細管多数よりなる第二次伝熱管
(9)の一端と連通し、他端を排気管く10)と連通さ
せている。
配設した分配管(8)と連通しており、同分配管(8)
は略U字形状に形成した細管多数よりなる第二次伝熱管
(9)の一端と連通し、他端を排気管く10)と連通さ
せている。
なお、(11)は燃焼室(2)、分配管(8)、排気管
(10)笠を取付けたフランジを示す。
(10)笠を取付けたフランジを示す。
ターボチャージャー(C)は、輻流型の排気タービン(
7)、同タービン(7)とシャフト(12)で連結した
遠心型のブロワ−(13)及び排気タービン(7)とブ
ロワ−(13)とを一体に被包した外殻(14)で構成
されており、定格で約4500mmAqの吐出圧を有し
ている。
7)、同タービン(7)とシャフト(12)で連結した
遠心型のブロワ−(13)及び排気タービン(7)とブ
ロワ−(13)とを一体に被包した外殻(14)で構成
されており、定格で約4500mmAqの吐出圧を有し
ている。
燃料装置(D)は、燃料ポンプ(15)からの燃料油を
、電磁弁(16)及び燃料調整弁(17)を介して主バ
ーナーく3)に供給するように構成されている。
、電磁弁(16)及び燃料調整弁(17)を介して主バ
ーナーく3)に供給するように構成されている。
始動用のブースターファン(E)は、約200〜400
m m A qの吐出圧を有しており、吐出口(18
)には、ターボチャージャー(C)のブロワ−(13)
と連通した間接給気ダクト(19)と、燃焼室(2)の
主バーナ−(3)の逓信の給気口(20)に直接連通し
た直接給気ダクト(21)の両方のダクト<19>(2
1)が連通しており、直接給気ダクト(21)の中途部
には、ブースターファン(E)から給気口(20)の方
向にのみ空気が流通可能の逆止弁(22)を介設してお
り、同ダクト(21)の逆止弁(22)と給気口(20
)との中間に、ブロワ−(13)の吐出口(23)から
の過給ダクト(24)が連通している。 また、始動補
助装置として補助燃焼室(6)に、補助バーナー(25
)が配設されており、同バーナー(25)には、燃料ポ
ンプ(15)からの燃料を電磁弁(26)及び燃料調整
弁(27)を介して供給すると共に、補助燃焼室(6)
には、中途部に電磁弁(28)を介設した補助ダクト(
29)及び過給ダクト(24)を介して直接給気ダクト
(21)と連通している。
m m A qの吐出圧を有しており、吐出口(18
)には、ターボチャージャー(C)のブロワ−(13)
と連通した間接給気ダクト(19)と、燃焼室(2)の
主バーナ−(3)の逓信の給気口(20)に直接連通し
た直接給気ダクト(21)の両方のダクト<19>(2
1)が連通しており、直接給気ダクト(21)の中途部
には、ブースターファン(E)から給気口(20)の方
向にのみ空気が流通可能の逆止弁(22)を介設してお
り、同ダクト(21)の逆止弁(22)と給気口(20
)との中間に、ブロワ−(13)の吐出口(23)から
の過給ダクト(24)が連通している。 また、始動補
助装置として補助燃焼室(6)に、補助バーナー(25
)が配設されており、同バーナー(25)には、燃料ポ
ンプ(15)からの燃料を電磁弁(26)及び燃料調整
弁(27)を介して供給すると共に、補助燃焼室(6)
には、中途部に電磁弁(28)を介設した補助ダクト(
29)及び過給ダクト(24)を介して直接給気ダクト
(21)と連通している。
更に、燃焼室(2)の上部と、補助燃焼室(6)とは、
中途に電動弁(30)を介設したバイパスダクト(31
)を介して連通させている。
中途に電動弁(30)を介設したバイパスダクト(31
)を介して連通させている。
この発明の実施例は上記のように構成されており、まず
過給ボイラー(A)の定格運転状態について説明すると
、燃焼室(2)の給気口(20)にはターボチャージャ
ー(C)のブロワ−(13)から約4500mmAqに
加圧された空気が送入され、主バーナ−(3)には電磁
弁(16)及び燃料調整弁(17)で制御された燃料ポ
ンプ(15)からの燃料が供給されて燃焼が行われ高温
の燃焼ガスが発生しており、同ガスからの放射により燃
焼室(2)の壁体を介して缶体(1)内のボイラー水を
加熱する。
過給ボイラー(A)の定格運転状態について説明すると
、燃焼室(2)の給気口(20)にはターボチャージャ
ー(C)のブロワ−(13)から約4500mmAqに
加圧された空気が送入され、主バーナ−(3)には電磁
弁(16)及び燃料調整弁(17)で制御された燃料ポ
ンプ(15)からの燃料が供給されて燃焼が行われ高温
の燃焼ガスが発生しており、同ガスからの放射により燃
焼室(2)の壁体を介して缶体(1)内のボイラー水を
加熱する。
そして、燃焼ガスは煙道(4)を経由して一次伝熱管(
5)でボイラー水を加熱して補助燃焼室(6)に専かれ
、同室(6)からターボチャージャー(C)の排気ター
ビン(7)を駆動して、再び缶体(1)内部の二次伝熱
管(9)を通過する間にボイラー水との熱交換を行い排
気管(10)を介して外部に排出される。
5)でボイラー水を加熱して補助燃焼室(6)に専かれ
、同室(6)からターボチャージャー(C)の排気ター
ビン(7)を駆動して、再び缶体(1)内部の二次伝熱
管(9)を通過する間にボイラー水との熱交換を行い排
気管(10)を介して外部に排出される。
上記の定格運転中の過給ボイラー(A)は、制御装置(
図示せず)によって、熱負荷に応じて燃料調整弁(17
)を自動制御して、安定した運転状態を持続するもので
ある。
図示せず)によって、熱負荷に応じて燃料調整弁(17
)を自動制御して、安定した運転状態を持続するもので
ある。
すなわち、熱負荷が増大すると、主バーナ−(3)への
燃料供給量を増加させ、燃料が増加すると排気タービン
(7)の入口温度が上昇してターボチャージャー(C)
の出力が増大してブロワ−(13)の過給圧が上がり過
給ボイラー(A>の熱出力が増大することになる。従っ
て、要求熱負荷に対応するための制御を燃料調整弁(1
7)のみの制御で行うことができ、制御装置を簡易化す
ることが可能である。
燃料供給量を増加させ、燃料が増加すると排気タービン
(7)の入口温度が上昇してターボチャージャー(C)
の出力が増大してブロワ−(13)の過給圧が上がり過
給ボイラー(A>の熱出力が増大することになる。従っ
て、要求熱負荷に対応するための制御を燃料調整弁(1
7)のみの制御で行うことができ、制御装置を簡易化す
ることが可能である。
特に、過給ボイラー(A)は、0〜約4500mmAq
の過給圧の間で稼動するものであるから、極めて広い範
囲の熱負荷のもとで、平均して高い熱効率を維持するこ
とができ、熱負荷の変動が多い使用状況に遠し、更に広
い範囲の熱負荷に一機種の過給ボイラー(A)で対応で
きるという利点を有する。
の過給圧の間で稼動するものであるから、極めて広い範
囲の熱負荷のもとで、平均して高い熱効率を維持するこ
とができ、熱負荷の変動が多い使用状況に遠し、更に広
い範囲の熱負荷に一機種の過給ボイラー(A)で対応で
きるという利点を有する。
かかる過給ボイラー(A)の始動に際し、先ずブースタ
ーファン(E)を作動させて、燃焼室(2)内に給気す
るのであるが、同ファン(E)の吐出口(18)にはタ
ーボチャージャー(C)のブロワ−(13)を経由して
給気口(20)に送られるものと、逆止弁(22)を経
由して直接給気口(20)に送られるものとがあり、逆
止弁(22)は流通抵抗が小さいので、少ない圧損で給
気口(20)に給気が行われることになる。
ーファン(E)を作動させて、燃焼室(2)内に給気す
るのであるが、同ファン(E)の吐出口(18)にはタ
ーボチャージャー(C)のブロワ−(13)を経由して
給気口(20)に送られるものと、逆止弁(22)を経
由して直接給気口(20)に送られるものとがあり、逆
止弁(22)は流通抵抗が小さいので、少ない圧損で給
気口(20)に給気が行われることになる。
次いで、燃料袋ff(D)を作動させて主バーナ−(3
)燃料を供給し、電極等を用いて点火すると、燃焼ガス
は、燃焼室(2)から煙道(4)−成仏熱管(5)、の
ヘッダー(6)を経てターボチャージャー(C)の排気
タービン(7)に専大され、同タービン(7)を回転さ
せた後、分配管(8)、二次伝熱管(9)を経由して排
気管(10)から外部に排出される。
)燃料を供給し、電極等を用いて点火すると、燃焼ガス
は、燃焼室(2)から煙道(4)−成仏熱管(5)、の
ヘッダー(6)を経てターボチャージャー(C)の排気
タービン(7)に専大され、同タービン(7)を回転さ
せた後、分配管(8)、二次伝熱管(9)を経由して排
気管(10)から外部に排出される。
そして、時間の経過と共に、排気タービン(7)に導入
される燃焼ガスの温度が次第に上昇して所定温度に達す
ると、ターボチャージャー(C)が高回転となり、過給
圧がブースターファン(E)の吐出圧を超えると、逆止
弁(22)が自動的に閉鎖して、同ファン(E)からの
給気はターボチャージャー(C)のブロワ−(13)を
経由して行われブースターファン(E)を停止しても、
同チャージャー(C)は自刃で空気を吸入し過給状態が
持続される。
される燃焼ガスの温度が次第に上昇して所定温度に達す
ると、ターボチャージャー(C)が高回転となり、過給
圧がブースターファン(E)の吐出圧を超えると、逆止
弁(22)が自動的に閉鎖して、同ファン(E)からの
給気はターボチャージャー(C)のブロワ−(13)を
経由して行われブースターファン(E)を停止しても、
同チャージャー(C)は自刃で空気を吸入し過給状態が
持続される。
上記のように、排気タービン(7)の入口温度が所定温
度に達すると、ターボチャージャー(C)を装備した過
給ボイラー(A)は自立運転状態となり始動が完了した
ことになる。
度に達すると、ターボチャージャー(C)を装備した過
給ボイラー(A)は自立運転状態となり始動が完了した
ことになる。
ここで始動補助装置について説明すると、同装置は、遵
給ボイラー (A)の始動開始から完了までの時間の短
縮と、始動を確実に行わせるための装置で、前記した補
助燃焼室(6)と燃焼室(2)とを連通させfニバイパ
スダクト(31)及び、補助燃焼室(6)中に配設した
補助バーナー(25)と、同燃焼室(6)に連通した補
助ダクト(29)との組合わせとを、単独又は複合して
用いることで短時間で確実な始動を行わせるものである
。
給ボイラー (A)の始動開始から完了までの時間の短
縮と、始動を確実に行わせるための装置で、前記した補
助燃焼室(6)と燃焼室(2)とを連通させfニバイパ
スダクト(31)及び、補助燃焼室(6)中に配設した
補助バーナー(25)と、同燃焼室(6)に連通した補
助ダクト(29)との組合わせとを、単独又は複合して
用いることで短時間で確実な始動を行わせるものである
。
すなわち、始動の際、主バーナ−(3)燃焼開始時に、
バイパスダクト(31)の中途に設けた電動弁(30)
を開放することで、補助燃焼室(6)には、−人伝熱管
(5)で冷却された燃焼ガスではなく、主バーナ−(3
)における燃焼直後の高温の燃焼ガスが導かれ、補助燃
焼室(6)と連通した排気タービン(7)の入口の温度
な急速に昇温させてターボチャージャー(C)の自立を
早めるものである。
バイパスダクト(31)の中途に設けた電動弁(30)
を開放することで、補助燃焼室(6)には、−人伝熱管
(5)で冷却された燃焼ガスではなく、主バーナ−(3
)における燃焼直後の高温の燃焼ガスが導かれ、補助燃
焼室(6)と連通した排気タービン(7)の入口の温度
な急速に昇温させてターボチャージャー(C)の自立を
早めるものである。
補助バーナー (25)と補助ダクl−<29)とは、
始動時に、補助ダクト(29)中途の電磁弁(28)を
開放して補助燃焼室(6)にブースターファン(E)か
らの給気を行い、補助バーナー(25)に燃料を送入点
火して、この燃焼ガスで排気タービン(7)の入口温度
を上昇させてターボチャ・−ジャー(C)の自立を促進
するものである。
始動時に、補助ダクト(29)中途の電磁弁(28)を
開放して補助燃焼室(6)にブースターファン(E)か
らの給気を行い、補助バーナー(25)に燃料を送入点
火して、この燃焼ガスで排気タービン(7)の入口温度
を上昇させてターボチャ・−ジャー(C)の自立を促進
するものである。
上記のようにして過給ボイラー(A)の始動が行われる
のであるが、本発明の過給ボイラーの構造においては、
ブースターファン(E)からの給気は通路が狭小なター
ボチャージャー(C)のブロワ−(13)を経由せず、
直接燃焼室(2)に送風されるので圧損がなく、始動を
行うのに小型、低出力のブースターファン(E)で充分
であり、装置全体の小型化及び価格の引き下げかり能に
なり、同ファン(E)から直接燃焼室(2)に給気され
ることから、主バーナ−(3)の点火に際し、通常の無
過給ボイラーと同様の手順でよいなめ取扱いが簡易であ
り、始動から定格運転までの所要時間を短縮できるとい
う効果がある。
のであるが、本発明の過給ボイラーの構造においては、
ブースターファン(E)からの給気は通路が狭小なター
ボチャージャー(C)のブロワ−(13)を経由せず、
直接燃焼室(2)に送風されるので圧損がなく、始動を
行うのに小型、低出力のブースターファン(E)で充分
であり、装置全体の小型化及び価格の引き下げかり能に
なり、同ファン(E)から直接燃焼室(2)に給気され
ることから、主バーナ−(3)の点火に際し、通常の無
過給ボイラーと同様の手順でよいなめ取扱いが簡易であ
り、始動から定格運転までの所要時間を短縮できるとい
う効果がある。
また、実験により、低騒音、省電力が可能であることが
実証されている。更に0N−OFF制御も可能である。
実証されている。更に0N−OFF制御も可能である。
第1図は、本発明構造を有する過給ボイラーの断面側面
図。 第2図は、第1図I−I断面図。 (A) :過給ボイラー (C) :ターボチャージャー (E)ニブ−スターファン 〈2〉:燃焼室 (7):排気タービン (13)ニブロワー (19):間接給気ダクト (21):直接給気ダクト
図。 第2図は、第1図I−I断面図。 (A) :過給ボイラー (C) :ターボチャージャー (E)ニブ−スターファン 〈2〉:燃焼室 (7):排気タービン (13)ニブロワー (19):間接給気ダクト (21):直接給気ダクト
Claims (1)
- 1)排気タービン(7)にてブロワー(13)を駆動し
て過給気を行うべく構成したターボチャージャー(C)
を装備した過給ボイラー(A)において、始動用のブー
スターファン(E)と同ボイラー(A)の燃焼室(2)
との間に、ターボチャージャー(C)のブロワー(13
)を介在させた間接給気ダクト(19)と、ブースター
ファン(E)を直接燃焼室(2)に連通させた直接給気
ダクト(21)との二通りの給気ダクト(19)(21
)を併設し、給気ダクト(21)には逆止弁等の止弁(
22)を設けたことを特徴とする過給ボイラーの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18883786A JPS6346314A (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 過給ボイラ−の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18883786A JPS6346314A (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 過給ボイラ−の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6346314A true JPS6346314A (ja) | 1988-02-27 |
Family
ID=16230708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18883786A Pending JPS6346314A (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 | 過給ボイラ−の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6346314A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105424392A (zh) * | 2015-12-11 | 2016-03-23 | 浙江工业大学 | 一种增压锅炉试验台 |
JP2020148444A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 廃棄物処理設備 |
-
1986
- 1986-08-11 JP JP18883786A patent/JPS6346314A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105424392A (zh) * | 2015-12-11 | 2016-03-23 | 浙江工业大学 | 一种增压锅炉试验台 |
JP2020148444A (ja) * | 2019-03-15 | 2020-09-17 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 廃棄物処理設備 |
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