JPS6346129B2 - - Google Patents
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- JPS6346129B2 JPS6346129B2 JP13951179A JP13951179A JPS6346129B2 JP S6346129 B2 JPS6346129 B2 JP S6346129B2 JP 13951179 A JP13951179 A JP 13951179A JP 13951179 A JP13951179 A JP 13951179A JP S6346129 B2 JPS6346129 B2 JP S6346129B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/663—Bell-type furnaces
- C21D9/667—Multi-station furnaces
- C21D9/67—Multi-station furnaces adapted for treating the charge in vacuum or special atmosphere
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
本発明は方向性電磁鋼板の仕上焼鈍に係わり、
詳しくは可燃ガスもしくは液体燃料を含む可燃ガ
スの燃焼による仕上焼鈍方法に関する。 方向性電磁鋼板の製造ではＣを0.085％以下、
Siを2.0〜4.0％、SolAlを0.010〜0.065％含むよう
成分調整されたホツトコイルを冷延と焼鈍を少な
くとも一回行い焼鈍分離剤を塗布後、二次再結晶
の発現、表面被膜の生成鋼中不純物の除去を目的
として高純度還元性雰囲気ガス中で高温長時間
（1100℃以上で10時間以上）の仕上焼鈍が行なわ
れる。 磁性の優れた方向性電磁鋼板を製造するために
は、高温仕上焼鈍条件は重要な要素であり、とり
わけ鋼中不純物を仕上焼鈍時に除去し、磁気特性
を高めるには雰囲気ガスの純度を厳密に保つ必要
がある。 ところで、従来の仕上焼鈍においては、焼鈍炉
のインナーカバー内に載置されたコイル状の方向
性電磁鋼板（以下被焼鈍コイルと云う）を焼鈍炉
体に設けた電気ヒーターにより加熱し、焼鈍して
いる。 それは、電気ヒーターはインナーカバー内の雰
囲気ガスを汚すことなく、被焼鈍コイルを焼鈍で
きるからである。しかしこれでは焼鈍に要するエ
ネルギーコストが高くつくと云う問題がある。 一方、低炭素鋼板等コイルの焼鈍に供されてい
るガス加熱手段では、前記電気ヒーターのエネル
ギーコストの問題は解決されるが、従来のガス加
熱においては、インナーカバーが載置板と接する
下面側方にサンドシールを設けてシールし、ガス
燃焼により焼鈍するものであるけれども、燃焼ガ
スがインナーカバー内に侵入することを避け難
く、雰囲気ガスの純度が低下する。該雰囲気ガス
の純度低下は前記低炭素鋼板等の品質、表面特性
等に問題を起さない程度であつても、一方向性電
磁鋼板の磁気特性を劣化する。ちなみに本発明者
達の研究検討によると、インナーカバー内の水素
雰囲気ガス中に燃焼ガスの一種のCO2が0.2％以
上侵入すると、磁気特性が劣化することが判明し
た。 このようなことから、エネルギーコスト的には
有利であるにもかかわらず、一方向性電磁鋼板の
仕上焼鈍にはガス加熱は全く考慮すらなされてな
く、電気ヒーターによる焼鈍であつた。 本発明は以上のような実情に鑑みてなされたも
のであり、一方向性電磁鋼板の仕上焼鈍を、雰囲
気ガスの純度を低下することなく可燃ガスあるい
は液体燃料を含む可燃ガスを燃焼してその燃焼熱
により仕上焼鈍する方法を提供するものである。 次に本発明を、図示した一実施態様例を参照し
て詳細に説明する。第１図において、１はベース
で、２は焼鈍炉体で、その側面には間隔をおい
て、可燃ガスを燃焼させるバーナー３が設けられ
ている。４はインナーカバーで、炉内の載置板５
の上に載置されている。６は前記載置板５に設け
られた内側気密溝で、該内側気密溝６に前記イン
ナーカバー４の脚下部４-1が装入される。７は外
側気密溝で、前記内側気密溝６の外側に連続的に
設けられ、該外側気密溝７内に前記インナーカバ
ー４の下部から設けた第２脚４-2が装入される。
しかして前記インナーカバー４の脚下部４-1、第
２脚４-2、内側気密溝６および外側気密溝７によ
り形成された空間が気密室８となる。９はシール
用の耐熱性粉体として用いる白珪砂で、前記内側
気密溝６、外側気密溝７に入れてある。 １０は前記気密室８へのガス供給管で、後記す
る雰囲気ガスと同じガスを供給するものである。
１１は前記気密室内ガス圧を調整する圧力調整装
置である。 １２はベースプレート１３上に載置された被焼
鈍コイル、１４は雰囲気ガス供給管で、インナー
カバー４内に雰囲気ガス例えば高純度水素ガスを
供給するものである。１５は雰囲気ガス排気管で
あり、その下端はガス圧力調整装置１６内に臨ま
せてある。 １７はベースプレート支持リング、１８は載置
板支持リングであり、１９は前記焼鈍炉体２の頂
部に設けた燃焼排ガス排気孔であり、２０は偏熱
防止円筒板で前記バーナー３とインナーカバー４
の間に設けられている。 構成は以上のようになされており、次に仕上焼
鈍方法について述べる。仕上焼鈍される前の被焼
鈍コイル１２は連続脱炭焼鈍され焼鈍分離剤を塗
布された一方向性高磁束密度電磁鋼帯で、例えば
Ｃを0.005％以下、Siを2.0〜4.0％、Alを0.010〜
0.065％含有しており、該被焼鈍コイル１２はベ
ースプレート１３上に載置されている。インナー
カバー４外側のガス圧より高い所定の値とする。
この圧力調整は内側気密溝６、外側気密溝７を設
けその内部に白珪砂９をそれぞれ装入している点
およびインナーカバー４に第２脚４-2を設けて、
気密室８が形成されているからインナーカバー４
内の雰囲気ガス圧をインナーカバー４外のガス圧
より高くすることができる。ここでこの両者のガ
ス圧差は５mm水柱以上とされる。その理由は５mm
水柱以下では第２図（条件(1)気密溝に粉体を充填
しない、(2)気密室へのガスを供給しない）で示す
如く雰囲気ガスの純度が低下し、方向性電磁鋼板
の磁気特性を劣化するからである。インナーカバ
ー４内にバーナー３からの燃焼ガスの侵入が防止
される。また燃焼ガスがインナーカバー４内に侵
入するのをより完全にするように気密室８内に高
純度水素ガスを供給することが好ましく、この気
密室８内のガス圧力はインナーカバー４内の雰囲
気ガス圧力より幾分低くしておくとよい。 次いでバーナー３より可燃ガス例えばCOガス、
LPGガス等をインナーカバー４外側で燃焼させ、
その燃焼熱により被焼鈍コイル１２を所定の仕上
焼鈍サイクルで加熱し焼鈍する。 この可燃ガスの燃焼により焼鈍するさい、本発
明においては、前記の如く耐熱性粉体を装入して
いる内側気密溝６、外側気密溝７内に、インナー
カバー４の脚下部４-1と第２脚４-2をそれぞれ装
入しているとともに、気密室８が形成されるか
ら、燃焼ガスがインナーカバー４の中に侵入せ
ず、雰囲気ガスの純度は確保される。従つて、被
焼鈍コイル１２中の不純物例えばＣ、Ｎ、Ｓ、等
は低減され磁気特性のすぐれた方向性電磁鋼板が
製造される。 また気密室８内に雰囲気ガスと同種の高純度水
素ガスを供給しかつ、気密室８内のガス圧力をイ
ンナーカバー４内の雰囲気ガス圧より低くしてお
くと、燃焼ガスのインナーカバー４内への侵入防
止はより完全となる。 またバーナー３とインナーカバー４の間に偏熱
防止円筒板２０を設けているから、バーナー３か
らの可燃ガス燃焼炎はインナーカバー４の局所に
集中せず、インナーカバー４の焼損が防げるとと
もに、被焼鈍コイル１２を均一加熱する点でも効
果がある。この均一加熱により被焼鈍コイル(1)(2)
の被膜特性は劣化することなく電気ヒーターの場
合と同等である。 次に実施例１を示す。 Ｃは0.04％、Siを2.9％、Mnを0.08％、SolAlを
0.03％含む方向性電磁鋼の被焼鈍コイルを、CO
ガスにより以下に示すヒートサイクルで、気密条
件とガス圧力を変えて仕上焼鈍し、その試験条件
を第１表に試験結果を第２表に示す。 ヒートサイクル：常温〜700℃は５時間で昇温 700℃で10時間均熱 700℃〜1200℃は 25時間で昇温 1200℃で20時間均熱 1200℃〜600℃は 40時間で冷却し以降空中於冷
詳しくは可燃ガスもしくは液体燃料を含む可燃ガ
スの燃焼による仕上焼鈍方法に関する。 方向性電磁鋼板の製造ではＣを0.085％以下、
Siを2.0〜4.0％、SolAlを0.010〜0.065％含むよう
成分調整されたホツトコイルを冷延と焼鈍を少な
くとも一回行い焼鈍分離剤を塗布後、二次再結晶
の発現、表面被膜の生成鋼中不純物の除去を目的
として高純度還元性雰囲気ガス中で高温長時間
（1100℃以上で10時間以上）の仕上焼鈍が行なわ
れる。 磁性の優れた方向性電磁鋼板を製造するために
は、高温仕上焼鈍条件は重要な要素であり、とり
わけ鋼中不純物を仕上焼鈍時に除去し、磁気特性
を高めるには雰囲気ガスの純度を厳密に保つ必要
がある。 ところで、従来の仕上焼鈍においては、焼鈍炉
のインナーカバー内に載置されたコイル状の方向
性電磁鋼板（以下被焼鈍コイルと云う）を焼鈍炉
体に設けた電気ヒーターにより加熱し、焼鈍して
いる。 それは、電気ヒーターはインナーカバー内の雰
囲気ガスを汚すことなく、被焼鈍コイルを焼鈍で
きるからである。しかしこれでは焼鈍に要するエ
ネルギーコストが高くつくと云う問題がある。 一方、低炭素鋼板等コイルの焼鈍に供されてい
るガス加熱手段では、前記電気ヒーターのエネル
ギーコストの問題は解決されるが、従来のガス加
熱においては、インナーカバーが載置板と接する
下面側方にサンドシールを設けてシールし、ガス
燃焼により焼鈍するものであるけれども、燃焼ガ
スがインナーカバー内に侵入することを避け難
く、雰囲気ガスの純度が低下する。該雰囲気ガス
の純度低下は前記低炭素鋼板等の品質、表面特性
等に問題を起さない程度であつても、一方向性電
磁鋼板の磁気特性を劣化する。ちなみに本発明者
達の研究検討によると、インナーカバー内の水素
雰囲気ガス中に燃焼ガスの一種のCO2が0.2％以
上侵入すると、磁気特性が劣化することが判明し
た。 このようなことから、エネルギーコスト的には
有利であるにもかかわらず、一方向性電磁鋼板の
仕上焼鈍にはガス加熱は全く考慮すらなされてな
く、電気ヒーターによる焼鈍であつた。 本発明は以上のような実情に鑑みてなされたも
のであり、一方向性電磁鋼板の仕上焼鈍を、雰囲
気ガスの純度を低下することなく可燃ガスあるい
は液体燃料を含む可燃ガスを燃焼してその燃焼熱
により仕上焼鈍する方法を提供するものである。 次に本発明を、図示した一実施態様例を参照し
て詳細に説明する。第１図において、１はベース
で、２は焼鈍炉体で、その側面には間隔をおい
て、可燃ガスを燃焼させるバーナー３が設けられ
ている。４はインナーカバーで、炉内の載置板５
の上に載置されている。６は前記載置板５に設け
られた内側気密溝で、該内側気密溝６に前記イン
ナーカバー４の脚下部４-1が装入される。７は外
側気密溝で、前記内側気密溝６の外側に連続的に
設けられ、該外側気密溝７内に前記インナーカバ
ー４の下部から設けた第２脚４-2が装入される。
しかして前記インナーカバー４の脚下部４-1、第
２脚４-2、内側気密溝６および外側気密溝７によ
り形成された空間が気密室８となる。９はシール
用の耐熱性粉体として用いる白珪砂で、前記内側
気密溝６、外側気密溝７に入れてある。 １０は前記気密室８へのガス供給管で、後記す
る雰囲気ガスと同じガスを供給するものである。
１１は前記気密室内ガス圧を調整する圧力調整装
置である。 １２はベースプレート１３上に載置された被焼
鈍コイル、１４は雰囲気ガス供給管で、インナー
カバー４内に雰囲気ガス例えば高純度水素ガスを
供給するものである。１５は雰囲気ガス排気管で
あり、その下端はガス圧力調整装置１６内に臨ま
せてある。 １７はベースプレート支持リング、１８は載置
板支持リングであり、１９は前記焼鈍炉体２の頂
部に設けた燃焼排ガス排気孔であり、２０は偏熱
防止円筒板で前記バーナー３とインナーカバー４
の間に設けられている。 構成は以上のようになされており、次に仕上焼
鈍方法について述べる。仕上焼鈍される前の被焼
鈍コイル１２は連続脱炭焼鈍され焼鈍分離剤を塗
布された一方向性高磁束密度電磁鋼帯で、例えば
Ｃを0.005％以下、Siを2.0〜4.0％、Alを0.010〜
0.065％含有しており、該被焼鈍コイル１２はベ
ースプレート１３上に載置されている。インナー
カバー４外側のガス圧より高い所定の値とする。
この圧力調整は内側気密溝６、外側気密溝７を設
けその内部に白珪砂９をそれぞれ装入している点
およびインナーカバー４に第２脚４-2を設けて、
気密室８が形成されているからインナーカバー４
内の雰囲気ガス圧をインナーカバー４外のガス圧
より高くすることができる。ここでこの両者のガ
ス圧差は５mm水柱以上とされる。その理由は５mm
水柱以下では第２図（条件(1)気密溝に粉体を充填
しない、(2)気密室へのガスを供給しない）で示す
如く雰囲気ガスの純度が低下し、方向性電磁鋼板
の磁気特性を劣化するからである。インナーカバ
ー４内にバーナー３からの燃焼ガスの侵入が防止
される。また燃焼ガスがインナーカバー４内に侵
入するのをより完全にするように気密室８内に高
純度水素ガスを供給することが好ましく、この気
密室８内のガス圧力はインナーカバー４内の雰囲
気ガス圧力より幾分低くしておくとよい。 次いでバーナー３より可燃ガス例えばCOガス、
LPGガス等をインナーカバー４外側で燃焼させ、
その燃焼熱により被焼鈍コイル１２を所定の仕上
焼鈍サイクルで加熱し焼鈍する。 この可燃ガスの燃焼により焼鈍するさい、本発
明においては、前記の如く耐熱性粉体を装入して
いる内側気密溝６、外側気密溝７内に、インナー
カバー４の脚下部４-1と第２脚４-2をそれぞれ装
入しているとともに、気密室８が形成されるか
ら、燃焼ガスがインナーカバー４の中に侵入せ
ず、雰囲気ガスの純度は確保される。従つて、被
焼鈍コイル１２中の不純物例えばＣ、Ｎ、Ｓ、等
は低減され磁気特性のすぐれた方向性電磁鋼板が
製造される。 また気密室８内に雰囲気ガスと同種の高純度水
素ガスを供給しかつ、気密室８内のガス圧力をイ
ンナーカバー４内の雰囲気ガス圧より低くしてお
くと、燃焼ガスのインナーカバー４内への侵入防
止はより完全となる。 またバーナー３とインナーカバー４の間に偏熱
防止円筒板２０を設けているから、バーナー３か
らの可燃ガス燃焼炎はインナーカバー４の局所に
集中せず、インナーカバー４の焼損が防げるとと
もに、被焼鈍コイル１２を均一加熱する点でも効
果がある。この均一加熱により被焼鈍コイル(1)(2)
の被膜特性は劣化することなく電気ヒーターの場
合と同等である。 次に実施例１を示す。 Ｃは0.04％、Siを2.9％、Mnを0.08％、SolAlを
0.03％含む方向性電磁鋼の被焼鈍コイルを、CO
ガスにより以下に示すヒートサイクルで、気密条
件とガス圧力を変えて仕上焼鈍し、その試験条件
を第１表に試験結果を第２表に示す。 ヒートサイクル：常温〜700℃は５時間で昇温 700℃で10時間均熱 700℃〜1200℃は 25時間で昇温 1200℃で20時間均熱 1200℃〜600℃は 40時間で冷却し以降空中於冷
【表】
なお雰囲気ガスは高純度水素ガスを使用。
【表】
第２表の試験結果から明らかなように、内側気
密溝６、外側気密溝７に耐熱性粉体９を装入した
本発明のケース２、および気密室８内にガス供給
を加えた本発明のケース３によると、比較例のケ
ース１に較べて不純物（この実施例ではＮ含有
量）が少なく磁気特性がすぐれている。 また云うまでもなくガス加熱であるから電気ヒ
ータに較べて、仕上焼鈍に要するエネルギーコス
トは約４割減少した。 本発明は以上のように、エネルギーコストで安
価となる可燃ガスの燃焼熱で方向性電磁鋼板を仕
上焼鈍するさい、雰囲気ガスは燃焼ガスで汚染す
ることなく純度を保てるから、鋼中の不純物が除
去され磁気特性のすぐれた方向性電磁鋼板が製造
される。
密溝６、外側気密溝７に耐熱性粉体９を装入した
本発明のケース２、および気密室８内にガス供給
を加えた本発明のケース３によると、比較例のケ
ース１に較べて不純物（この実施例ではＮ含有
量）が少なく磁気特性がすぐれている。 また云うまでもなくガス加熱であるから電気ヒ
ータに較べて、仕上焼鈍に要するエネルギーコス
トは約４割減少した。 本発明は以上のように、エネルギーコストで安
価となる可燃ガスの燃焼熱で方向性電磁鋼板を仕
上焼鈍するさい、雰囲気ガスは燃焼ガスで汚染す
ることなく純度を保てるから、鋼中の不純物が除
去され磁気特性のすぐれた方向性電磁鋼板が製造
される。
第１図は本発明実施態様例装置の説明図であ
り、第２図は、インナーカバー内水素ガス中の
CO2濃度とインナーカバー内圧力−インナーカバ
ー外圧力の関係を示す図である。 １：ベース、２：焼鈍炉体、３：バーナー、
４：インナーカバー、５：載置板、６：内側気密
溝、７：外側気密溝、８：気密室、９：白珪砂、
１０：ガス供給管、１１：圧力調整装置、１２：
被焼鈍コイル、１３：ベースプレート、１４：雰
囲気ガス供給管、１５：雰囲気ガス排気管、１
６：ガス圧力調整装置、１７：ベースプレート支
持リング、１８：載置板支持リング、１９：燃焼
排ガス排気孔、２０：偏熱防止円筒板。
り、第２図は、インナーカバー内水素ガス中の
CO2濃度とインナーカバー内圧力−インナーカバ
ー外圧力の関係を示す図である。 １：ベース、２：焼鈍炉体、３：バーナー、
４：インナーカバー、５：載置板、６：内側気密
溝、７：外側気密溝、８：気密室、９：白珪砂、
１０：ガス供給管、１１：圧力調整装置、１２：
被焼鈍コイル、１３：ベースプレート、１４：雰
囲気ガス供給管、１５：雰囲気ガス排気管、１
６：ガス圧力調整装置、１７：ベースプレート支
持リング、１８：載置板支持リング、１９：燃焼
排ガス排気孔、２０：偏熱防止円筒板。
Claims (1)
- １ Siを2.0〜4.0％含む方向性電磁鋼を、通常の
熱延、冷延、焼鈍、焼鈍分離剤塗布後、コイル状
で仕上焼鈍するにあたり、ベースプレート上にお
いたコイル状方向性電磁鋼板にインナーカバーを
かぶせ、1100℃以上の高温にさらされるインナー
カバー裾部を白珪砂からなる耐熱性粉体でシール
し、インナーカバー内の雰囲気ガス圧をインナー
カバー外のガス圧より５mm水柱以上に保ち、イン
ナーカバーをおおう炉体に設けたバーナーからの
可燃ガス燃焼熱により、仕上焼鈍することを特徴
とする方向性電磁鋼板の仕上焼鈍方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13951179A JPS5662925A (en) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | Finish annealing method of directional electrical plate and its device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13951179A JPS5662925A (en) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | Finish annealing method of directional electrical plate and its device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5662925A JPS5662925A (en) | 1981-05-29 |
| JPS6346129B2 true JPS6346129B2 (ja) | 1988-09-13 |
Family
ID=15246997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13951179A Granted JPS5662925A (en) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | Finish annealing method of directional electrical plate and its device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5662925A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103453765A (zh) * | 2013-08-29 | 2013-12-18 | 江苏高皓工业炉有限公司 | 简式罩式锯片烧结炉 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT507671B1 (de) * | 2009-03-13 | 2010-07-15 | Ebner Ind Ofenbau | Hochtemperaturofen zur glühbehandlung von blechbunden |
-
1979
- 1979-10-29 JP JP13951179A patent/JPS5662925A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103453765A (zh) * | 2013-08-29 | 2013-12-18 | 江苏高皓工业炉有限公司 | 简式罩式锯片烧结炉 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5662925A (en) | 1981-05-29 |
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