JPS634607B2 - - Google Patents
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- JPS634607B2 JPS634607B2 JP17826783A JP17826783A JPS634607B2 JP S634607 B2 JPS634607 B2 JP S634607B2 JP 17826783 A JP17826783 A JP 17826783A JP 17826783 A JP17826783 A JP 17826783A JP S634607 B2 JPS634607 B2 JP S634607B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/52—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
- C21D9/54—Furnaces for treating strips or wire
- C21D9/56—Continuous furnaces for strip or wire
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、連続焼鈍炉におけるストリツプの
板温度制御方法に関するものである。
板温度制御方法に関するものである。
ストリツプを連続焼鈍するに当り、ストリツプ
に、酸化が生ずることのない光輝焼鈍を施すため
に、連続焼鈍炉の加熱帯その他必要な炉帯に還元
性のガスを流し、かつ、その熱源として、ラジア
ントチユーブ又は電気ヒータを使用することが知
られている。このような連続焼鈍炉の加熱帯は、
ストリツプへの熱伝達係数が比較的小さい（30〜
40Kcal／m2ｈ℃）ので、生産性を高めるために
は、加熱帯の長さを長くした焼鈍炉を必要とす
る。また、加熱帯は、熱容量が大きいために、炉
温を速やかに上昇又は降下させることができず、
従つて炉温が設定値になるまでに時間を要する。
そのために、現在処理中のストリツプに続いて、
ストリツプの品種を変更し、寸法が大幅に異なる
ストリツプ又はヒートサイクルが大幅に異なるス
トリツプを、連続して処理する際に、品種変更後
のストリツプおよび変更前のストリツプの相当量
に亘つて、加熱帯の板温が適正値から外れた板温
外れが生ずる。
に、酸化が生ずることのない光輝焼鈍を施すため
に、連続焼鈍炉の加熱帯その他必要な炉帯に還元
性のガスを流し、かつ、その熱源として、ラジア
ントチユーブ又は電気ヒータを使用することが知
られている。このような連続焼鈍炉の加熱帯は、
ストリツプへの熱伝達係数が比較的小さい（30〜
40Kcal／m2ｈ℃）ので、生産性を高めるために
は、加熱帯の長さを長くした焼鈍炉を必要とす
る。また、加熱帯は、熱容量が大きいために、炉
温を速やかに上昇又は降下させることができず、
従つて炉温が設定値になるまでに時間を要する。
そのために、現在処理中のストリツプに続いて、
ストリツプの品種を変更し、寸法が大幅に異なる
ストリツプ又はヒートサイクルが大幅に異なるス
トリツプを、連続して処理する際に、品種変更後
のストリツプおよび変更前のストリツプの相当量
に亘つて、加熱帯の板温が適正値から外れた板温
外れが生ずる。
従来、板温外れを防止するためには、品種の変
更前後のストリツプの間に、複数コイルからなる
接ぎ材を接続し、接ぎ材が加熱帯を通過する間
に、加熱帯の炉温を適正値に上昇又は降下する方
法が採られている。しかしながら、この方法は、
接ぎ材が無駄になつて不経済である上、接ぎ材の
接続作業を要するという難点がある。そこで、連
続焼鈍炉の加熱帯等の温度又はストリツプのライ
ン速度を適宜変更して、ストリツプの板温を制御
し、板温外れを防止する方法が種々提案されてい
る（特開昭51―86009号、特開昭52―28409号、特
開昭52―28412号および特開昭52―29410号）が、
生産速度を抵下させることなく、且つ、板温外れ
が生ぜずに制御する点において、必ずしも十分と
は言えなかつた。
更前後のストリツプの間に、複数コイルからなる
接ぎ材を接続し、接ぎ材が加熱帯を通過する間
に、加熱帯の炉温を適正値に上昇又は降下する方
法が採られている。しかしながら、この方法は、
接ぎ材が無駄になつて不経済である上、接ぎ材の
接続作業を要するという難点がある。そこで、連
続焼鈍炉の加熱帯等の温度又はストリツプのライ
ン速度を適宜変更して、ストリツプの板温を制御
し、板温外れを防止する方法が種々提案されてい
る（特開昭51―86009号、特開昭52―28409号、特
開昭52―28412号および特開昭52―29410号）が、
生産速度を抵下させることなく、且つ、板温外れ
が生ぜずに制御する点において、必ずしも十分と
は言えなかつた。
この発明は、上述の現状に鑑み、ストリツプの
品種を変更するに際して、板温外れを生ずること
なく、高効率に焼鈍処理することのできる、連続
焼鈍炉におけるストリツプの板温制御方法を提供
するものであつて、加熱帯が、直火加熱帯とラジ
アントチユーブ加熱帯とからなる連続焼鈍炉にお
いて、前記加熱帯での加熱負荷が異なる複数種類
のストリツプを連続的に通して連続焼鈍するに当
り、前記直火加熱帯における前記ストリツプの板
温および前記ストリツプのライン速度のいずれか
一方を、その目標値に固定し、前記ラジアントチ
ユーブ加熱帯の炉温を、前記ストリツプが目標板
温に加熱される温度に設定し、そして、前記ラジ
アントチユーブ加熱帯の炉温が、その設定された
温度に変更されるまでの間は、前記直火加熱帯に
おける前記ストリツプの板温を固定した場合に
は、前記ストリツプのライン速度を、また、前記
ストリツプのライン速度を固定した場合には、前
記直火加熱帯における前記ストリツプの板温を、
それぞれ調整することによつて、前記ラジアント
チユーブ加熱帯において加熱される前記ストリツ
プの板温を、その目標値となるように制御するこ
とに特徴を有する。
品種を変更するに際して、板温外れを生ずること
なく、高効率に焼鈍処理することのできる、連続
焼鈍炉におけるストリツプの板温制御方法を提供
するものであつて、加熱帯が、直火加熱帯とラジ
アントチユーブ加熱帯とからなる連続焼鈍炉にお
いて、前記加熱帯での加熱負荷が異なる複数種類
のストリツプを連続的に通して連続焼鈍するに当
り、前記直火加熱帯における前記ストリツプの板
温および前記ストリツプのライン速度のいずれか
一方を、その目標値に固定し、前記ラジアントチ
ユーブ加熱帯の炉温を、前記ストリツプが目標板
温に加熱される温度に設定し、そして、前記ラジ
アントチユーブ加熱帯の炉温が、その設定された
温度に変更されるまでの間は、前記直火加熱帯に
おける前記ストリツプの板温を固定した場合に
は、前記ストリツプのライン速度を、また、前記
ストリツプのライン速度を固定した場合には、前
記直火加熱帯における前記ストリツプの板温を、
それぞれ調整することによつて、前記ラジアント
チユーブ加熱帯において加熱される前記ストリツ
プの板温を、その目標値となるように制御するこ
とに特徴を有する。
第１図は、この発明の板温制御方法に用いられ
る連続焼鈍炉の構成例を示したものである。第１
図において、１は予熱帯、２は直火加熱帯、３は
RT加熱帯（ラジアントチユーブ加熱帯）、４は
RT均熱帯（ラジアントチユーブ均熱帯）、５は
冷却帯、６はシエルフ帯、７は調整冷却帯であ
り、ラジアントチユーブ帯をRT加熱帯３とRT
均熱帯４とに分け、このRT加熱帯３と直火加熱
帯２とで焼鈍炉の加熱帯を構成している。直火加
熱帯２での加熱法としては、無酸化炉方式、輝炎
輻射管方式等がある。なお、第１図は縦型焼鈍炉
の構成例を示したが、横型の焼鈍炉においても、
同様な加熱帯構成とする。
る連続焼鈍炉の構成例を示したものである。第１
図において、１は予熱帯、２は直火加熱帯、３は
RT加熱帯（ラジアントチユーブ加熱帯）、４は
RT均熱帯（ラジアントチユーブ均熱帯）、５は
冷却帯、６はシエルフ帯、７は調整冷却帯であ
り、ラジアントチユーブ帯をRT加熱帯３とRT
均熱帯４とに分け、このRT加熱帯３と直火加熱
帯２とで焼鈍炉の加熱帯を構成している。直火加
熱帯２での加熱法としては、無酸化炉方式、輝炎
輻射管方式等がある。なお、第１図は縦型焼鈍炉
の構成例を示したが、横型の焼鈍炉においても、
同様な加熱帯構成とする。
第１図および第２図に示すように、連続焼鈍炉
に導かれたストリツプＬは、予熱帯１でST0の度
に予熱されたのち、直火加熱帯でST1に、そし
て、RT加熱帯３でST2の温度に加熱される。次
いでストリツプＬは、RT均熱帯４でST3の温度
に均熱され、冷却帯５でST4の温度まで冷却され
たのち、シエルフ帯６でST5の温度でシエルフ処
理が施され、調整冷却帯７でST6の温度まで調整
冷却される。
に導かれたストリツプＬは、予熱帯１でST0の度
に予熱されたのち、直火加熱帯でST1に、そし
て、RT加熱帯３でST2の温度に加熱される。次
いでストリツプＬは、RT均熱帯４でST3の温度
に均熱され、冷却帯５でST4の温度まで冷却され
たのち、シエルフ帯６でST5の温度でシエルフ処
理が施され、調整冷却帯７でST6の温度まで調整
冷却される。
上述した連続焼鈍炉において、加熱帯での加熱
負荷の異なるストリツプ、すなわち、寸法又はヒ
ートサイクルの異なるストリツプを、連続的に通
して焼鈍する際におけるストリツプの板温制御
は、次のようにして行なわれる。すなわち、加熱
帯は、炉温の上昇性および降下性（以下応答性と
称す）に優れた直火加熱帯２と、炉温の応答性に
劣るRT加熱帯３とから構成されているが、加熱
負荷の増加を必要とする場合は、ストリツプに酸
化が生ずる点から、直火加熱帯での板温上昇には
限界があり、応答性の劣るRT加熱帯で、板温を
高くする必要がある。
負荷の異なるストリツプ、すなわち、寸法又はヒ
ートサイクルの異なるストリツプを、連続的に通
して焼鈍する際におけるストリツプの板温制御
は、次のようにして行なわれる。すなわち、加熱
帯は、炉温の上昇性および降下性（以下応答性と
称す）に優れた直火加熱帯２と、炉温の応答性に
劣るRT加熱帯３とから構成されているが、加熱
負荷の増加を必要とする場合は、ストリツプに酸
化が生ずる点から、直火加熱帯での板温上昇には
限界があり、応答性の劣るRT加熱帯で、板温を
高くする必要がある。
そこで、この発明では、品種の異なるストリツ
プに変更するに際し、変更後のストリツプが、加
熱帯での加熱負荷を増加し、減少し又は増減する
必要がないかに応じ、RT加熱帯で、板温の増加
を必要とするか、板温の減少を必要とするか、ま
たは、板温をほぼ変える必要がないかで区分し、
次のようにして、変更後のストリツプの板温制御
を行なう。
プに変更するに際し、変更後のストリツプが、加
熱帯での加熱負荷を増加し、減少し又は増減する
必要がないかに応じ、RT加熱帯で、板温の増加
を必要とするか、板温の減少を必要とするか、ま
たは、板温をほぼ変える必要がないかで区分し、
次のようにして、変更後のストリツプの板温制御
を行なう。
(1) RT加熱帯に更に熱を供給し、RT加熱帯で
の板温をST2からST2〓に増加させる、加熱負
荷の増加を行なうとき： (a) まず、第３図ａに示すように、ストリツプ
（品種変更後のストリツプ、以下同じ）の直
火加熱帯での板温を、その目標板温ST1〓に
固定する。
の板温をST2からST2〓に増加させる、加熱負
荷の増加を行なうとき： (a) まず、第３図ａに示すように、ストリツプ
（品種変更後のストリツプ、以下同じ）の直
火加熱帯での板温を、その目標板温ST1〓に
固定する。
(b) RT加熱帯を構成する各加熱ゾーンの炉温
を、ストリツプの目標ライン速度V〓および
RT加熱帯での目標板温ST2〓が確保される
のに必要な、目標炉温FT1〓，FT2〓…FTo
〓（FTi〓）に設定する。
を、ストリツプの目標ライン速度V〓および
RT加熱帯での目標板温ST2〓が確保される
のに必要な、目標炉温FT1〓，FT2〓…FTo
〓（FTi〓）に設定する。
(c) 次に、RT加熱帯の炉帯熱容量のために上
記目標炉温FTi〓（ｉ＝１〜ｎ）へと徐々に
昇温する、RT加熱帯各加熱ゾーンの温度
FT1，FT2…、FTo（FTi）を逐次測定し、そ
の実測値FTi（ｉ＝１〜ｎ）からRT加熱帯で
の目標板温ST2〓が確保できる、ストリツプ
のライン速度V′を算出して、ストリツプの
ライン速度を、算出されたライン速度V′に
設定する。ライン速度がV′に設定されたス
トリツプは、減速し、直火加熱帯およびRT
加熱帯での加熱時間が長くなる。
記目標炉温FTi〓（ｉ＝１〜ｎ）へと徐々に
昇温する、RT加熱帯各加熱ゾーンの温度
FT1，FT2…、FTo（FTi）を逐次測定し、そ
の実測値FTi（ｉ＝１〜ｎ）からRT加熱帯で
の目標板温ST2〓が確保できる、ストリツプ
のライン速度V′を算出して、ストリツプの
ライン速度を、算出されたライン速度V′に
設定する。ライン速度がV′に設定されたス
トリツプは、減速し、直火加熱帯およびRT
加熱帯での加熱時間が長くなる。
(d) 上記(c)のRT加熱帯各加熱ゾーンの温度
FTi（ｉ＝１〜ｎ）の測定、ライン速度V′の
算出およびライン速度の設定を、設定ライン
速度が目標ライン速度V〓に達するまで繰返
す。設定ライン速度は徐々に大きくなり、目
標ライン速度V〓に達する。
FTi（ｉ＝１〜ｎ）の測定、ライン速度V′の
算出およびライン速度の設定を、設定ライン
速度が目標ライン速度V〓に達するまで繰返
す。設定ライン速度は徐々に大きくなり、目
標ライン速度V〓に達する。
(e) 設定ライン速度が目標ライン速度V〓に達
した時点より定常状態になり、ストリツプ
は、目標ライン速度V〓で流れ、直火加熱帯
での板温がST1〓にRT加熱帯での板温が
ST2〓にそれぞれ制御される。
した時点より定常状態になり、ストリツプ
は、目標ライン速度V〓で流れ、直火加熱帯
での板温がST1〓にRT加熱帯での板温が
ST2〓にそれぞれ制御される。
(2) RT加熱帯より熱を取り去り、RT加熱帯で
の板温をST2からST2〓〓へ減少する、加熱負
荷の減少のとき： (a) 第３図ｂに示すように、ストリツプのライ
ン速度を、その目標ライン速度V〓〓に固定
する。
の板温をST2からST2〓〓へ減少する、加熱負
荷の減少のとき： (a) 第３図ｂに示すように、ストリツプのライ
ン速度を、その目標ライン速度V〓〓に固定
する。
(b) RT加熱帯を構成する各加熱ゾーンの炉温
を、ストリツプの目標ライン速度V〓〓およ
びRT加熱帯での目標板温ST2〓〓が確保で
きる、目標炉温FT1〓〓，FT2〓〓、…FTo
〓〓（FTi〓〓）に設定する。
を、ストリツプの目標ライン速度V〓〓およ
びRT加熱帯での目標板温ST2〓〓が確保で
きる、目標炉温FT1〓〓，FT2〓〓、…FTo
〓〓（FTi〓〓）に設定する。
(c) 次に、炉帯熱容量のために上記目標炉温
FTi〓〓（ｉ＝１〜ｎ）へと徐々に降温す
る、RT加熱帯の各加熱ゾーンの温度FT1，
FT2…FTo（FTi）を逐次測定し、その実測値
FTi（ｉ＝１〜ｎ）からRT加熱帯での目標板
温ST2〓〓が確保できる、直火加熱帯での板
温ST1′を算出して、直火加熱帯でのストリ
ツプの板温を、その算出された板温ST1′に
設定する。
FTi〓〓（ｉ＝１〜ｎ）へと徐々に降温す
る、RT加熱帯の各加熱ゾーンの温度FT1，
FT2…FTo（FTi）を逐次測定し、その実測値
FTi（ｉ＝１〜ｎ）からRT加熱帯での目標板
温ST2〓〓が確保できる、直火加熱帯での板
温ST1′を算出して、直火加熱帯でのストリ
ツプの板温を、その算出された板温ST1′に
設定する。
(d) 上記(c)のRT加熱帯各加熱ゾーンの温度
FTi（ｉ＝１〜ｎ）の測定、直火加熱帯での
板温ST1′の算出および直火加熱帯でのスト
リツプの板温の設定を、設定直火加熱帯板温
が目標板温ST1〓〓に達するまで繰返す。設
定直火加熱帯板温は徐々に上昇し、目標板温
ST1〓〓に達する。
FTi（ｉ＝１〜ｎ）の測定、直火加熱帯での
板温ST1′の算出および直火加熱帯でのスト
リツプの板温の設定を、設定直火加熱帯板温
が目標板温ST1〓〓に達するまで繰返す。設
定直火加熱帯板温は徐々に上昇し、目標板温
ST1〓〓に達する。
(e) 設定直火加熱帯板温が目標板温ST1〓〓に
達した時点より定常状態となり、ストリツプ
は、ライン速度V〓〓で流れ、直火加熱帯で
の板温がST1〓〓に、RT加熱帯での板温が
ST〓〓に、それぞれ制御をされる。
達した時点より定常状態となり、ストリツプ
は、ライン速度V〓〓で流れ、直火加熱帯で
の板温がST1〓〓に、RT加熱帯での板温が
ST〓〓に、それぞれ制御をされる。
(3) RT加熱帯での板温をほぼ変えることのな
い、加熱負荷の増減を伴なわないとき： このときには、ストリツプに応じて定まる、
ライン速度V〓〓〓、直火加熱帯での板温
ST1〓〓〓、RT加熱帯での板温ST2〓〓〓の
定常状態を維持できるように、RT加熱帯炉温
を微調整するだけでよく、ストリツプの板温制
御をするのに特別な措置をする必要がない。
い、加熱負荷の増減を伴なわないとき： このときには、ストリツプに応じて定まる、
ライン速度V〓〓〓、直火加熱帯での板温
ST1〓〓〓、RT加熱帯での板温ST2〓〓〓の
定常状態を維持できるように、RT加熱帯炉温
を微調整するだけでよく、ストリツプの板温制
御をするのに特別な措置をする必要がない。
上記(a)〜(e)のような、ストリツプの板温制御に
よれば、RT加熱帯の炉温が上昇してその設定さ
れた温度に変更されるまでの間、ライン速度を調
整して、RT加熱帯でのストリツプの板温を、目
標板温にしているので、加熱負荷の増加を必要と
するストリツプに品種変更するに際し、変更後の
ストリツプに、適切な板温制御を行なうことがで
きる。また、上記(2)(a)〜(e)のような、ストリツプ
の板温制御によれば、RT加熱帯の炉温が降下し
てその設定された温度に変更されるまでの間、直
火加熱帯での板温を調整して、RT加熱帯でのス
トリツプの板温を、目標板温にしているので、加
熱負荷の減少を必要とするストリツプに品種変更
するに際し、変更後のストリツプに、適切な板温
制御を行なうことができる。
よれば、RT加熱帯の炉温が上昇してその設定さ
れた温度に変更されるまでの間、ライン速度を調
整して、RT加熱帯でのストリツプの板温を、目
標板温にしているので、加熱負荷の増加を必要と
するストリツプに品種変更するに際し、変更後の
ストリツプに、適切な板温制御を行なうことがで
きる。また、上記(2)(a)〜(e)のような、ストリツプ
の板温制御によれば、RT加熱帯の炉温が降下し
てその設定された温度に変更されるまでの間、直
火加熱帯での板温を調整して、RT加熱帯でのス
トリツプの板温を、目標板温にしているので、加
熱負荷の減少を必要とするストリツプに品種変更
するに際し、変更後のストリツプに、適切な板温
制御を行なうことができる。
第４図は、この発明を実施するための、焼鈍炉
の直火加熱帯およびRT加熱帯に設けられた、制
御システムの構成例である。第４図において、８
は制御装置で、制御装置８には、直火加熱帯２の
出口に設けられた直火加熱帯出口板温度計９、
RT加熱帯３の各加熱ゾーンに設けられた炉温測
定熱電対１０1，１０2…、１０o、RT加熱帯３の
出口に設けられたRT加熱帯出口板温度計１１お
よびライン速度測定器１２の信号が入力され、一
方、制御装置８からは、直火加熱帯板温調節計１
３′を介して直火加熱帯燃焼装置１３へ、RT加
熱帯各加熱ゾーンの炉温調節計１４1′，１４2′…、
１４o′を介してRT加熱帯各加熱ゾーンの燃焼装
置１４1，１４2，…、１４oへ、さらにライン速
度駆動回路１５へ、必要な信号を出力する。制御
装置８は、連続して通板されるストリツプの寸
法、ヒートサイクル、材質およびライン速度を常
時管理し、上述した板温制御をする。
の直火加熱帯およびRT加熱帯に設けられた、制
御システムの構成例である。第４図において、８
は制御装置で、制御装置８には、直火加熱帯２の
出口に設けられた直火加熱帯出口板温度計９、
RT加熱帯３の各加熱ゾーンに設けられた炉温測
定熱電対１０1，１０2…、１０o、RT加熱帯３の
出口に設けられたRT加熱帯出口板温度計１１お
よびライン速度測定器１２の信号が入力され、一
方、制御装置８からは、直火加熱帯板温調節計１
３′を介して直火加熱帯燃焼装置１３へ、RT加
熱帯各加熱ゾーンの炉温調節計１４1′，１４2′…、
１４o′を介してRT加熱帯各加熱ゾーンの燃焼装
置１４1，１４2，…、１４oへ、さらにライン速
度駆動回路１５へ、必要な信号を出力する。制御
装置８は、連続して通板されるストリツプの寸
法、ヒートサイクル、材質およびライン速度を常
時管理し、上述した板温制御をする。
この発明は以上のように構成されるので、加熱
帯での加熱負荷が異なるストリツプに品種変更す
るに際し、変更後のストリツプに板温外れが生ず
ることなく、効率良く焼鈍処理することができ
る。
帯での加熱負荷が異なるストリツプに品種変更す
るに際し、変更後のストリツプに板温外れが生ず
ることなく、効率良く焼鈍処理することができ
る。
第１図は、この発明の板温制御方法に用いられ
る連続焼鈍炉の構成図、第２図は、第１図の焼鈍
炉におけるストリツプ板温の一例を示すヒートサ
イクル図、第３図ａ，ｂは、この発明の板温制御
方法を示す説明図、第４図は、この発明の方法を
実施するための制御システムのブロツク図であ
る。 図面において、２…直火加熱帯、３…RT加熱
帯、４…RT均熱帯。
る連続焼鈍炉の構成図、第２図は、第１図の焼鈍
炉におけるストリツプ板温の一例を示すヒートサ
イクル図、第３図ａ，ｂは、この発明の板温制御
方法を示す説明図、第４図は、この発明の方法を
実施するための制御システムのブロツク図であ
る。 図面において、２…直火加熱帯、３…RT加熱
帯、４…RT均熱帯。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 加熱帯が、直火加熱帯とラジアントチユーブ
加熱帯とからなる連続焼鈍炉において、前記加熱
帯での加熱負荷が異なる複数種類のストリツプを
連続的に通して連続焼鈍するに当り、 前記直火加熱帯における前記ストリツプの板温
および前記ストリツプのライン速度のいずれか一
方を、その目標値に固定し、前記ラジアントチユ
ーブ加熱帯の炉温を、前記ストリツプが目標板温
に加熱される温度に設定し、そして、前記ラジア
ントチユーブ加熱帯の炉温が、その設定された温
度に変更されるまでの間は、前記直火加熱帯にお
ける前記ストリツプの板温を固定した場合には、
前記ストリツプのライン速度を、また、前記スト
リツプのライン速度を固定した場合には、前記直
火加熱帯における前記ストリツプの板温を、それ
ぞれ調整することによつて、前記ラジアントチユ
ーブ加熱帯において加熱される前記ストリツプの
板温を、その目標値となるように制御することを
特徴とする連続焼鈍炉におけるストリツプの板温
制御方法。 ２ 前記加熱帯での加熱負荷が異なるストリツプ
が、前記加熱負荷の増加を必要とする場合は、前
記直火加熱帯における前記ストリツプの板温をそ
の目標値に固定し、そして、前記ラジアントチユ
ーブ加熱帯の炉温が、その設定された温度に変更
されるまでの間は、前記ストリツプのライン速度
を調整することを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の連続焼鈍炉におけるストリツプの板温
制御方法。 ３ 前記加熱帯での加熱負荷が異なるストリツプ
が、前記加熱負荷の減少を必要とする場合は、前
記ストリツプのライン速度をその目標値に固定
し、そして、前記ラジアントチユーブ加熱帯の炉
温が、その設定された温度に変更されるまでの間
は、前記直火加熱帯における前記ストリツプの板
温を調整することを特徴とする特許請求の範囲第
１項に記載の連続焼鈍炉におけるストリツプの板
温制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17826783A JPS6070127A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 連続焼鈍炉におけるストリツプの板温制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17826783A JPS6070127A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 連続焼鈍炉におけるストリツプの板温制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070127A JPS6070127A (ja) | 1985-04-20 |
| JPS634607B2 true JPS634607B2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=16045492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17826783A Granted JPS6070127A (ja) | 1983-09-28 | 1983-09-28 | 連続焼鈍炉におけるストリツプの板温制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6070127A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01121306U (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-17 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002349009A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Ryoka E-Tec Kk | 壁面用パネル |
| WO2016210084A1 (en) | 2015-06-24 | 2016-12-29 | Novelis Inc. | Fast response heaters and associated control systems used in combination with metal treatment furnaces |
-
1983
- 1983-09-28 JP JP17826783A patent/JPS6070127A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01121306U (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6070127A (ja) | 1985-04-20 |
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